JPH0783493A - 消音チャンバー - Google Patents
消音チャンバーInfo
- Publication number
- JPH0783493A JPH0783493A JP5250097A JP25009793A JPH0783493A JP H0783493 A JPH0783493 A JP H0783493A JP 5250097 A JP5250097 A JP 5250097A JP 25009793 A JP25009793 A JP 25009793A JP H0783493 A JPH0783493 A JP H0783493A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- wall
- blower
- air
- chamber
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- Pending
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機に連接する消音チャンバーにおい
て、送風時に発生する騒音に対し高い消音機能を有する
とともに、損失抵抗を小さくする。 【構成】 背面壁9の吸音材12の内面に送風機吹出口
の反ノーズ側壁体15を略一致させる。また底面壁5部
と送風機吹出口3のノーズ側壁体14に、前面壁7部を
吹出口8の下端部にそれぞれ19,20で略一致させ
て、小孔を有するパンチグメタル21を折曲形成して固
定する。 【効果】 送風機吹出口で消音チャンバーの底面壁近傍
に生ずる渦流を消滅させて損失抵抗を減少するととも
に、送風機吹出口の高速度領域が背面壁近傍に沿った空
気通路が形成できるため、空気通路が長くなり高い消音
効果を得ることができる。
て、送風時に発生する騒音に対し高い消音機能を有する
とともに、損失抵抗を小さくする。 【構成】 背面壁9の吸音材12の内面に送風機吹出口
の反ノーズ側壁体15を略一致させる。また底面壁5部
と送風機吹出口3のノーズ側壁体14に、前面壁7部を
吹出口8の下端部にそれぞれ19,20で略一致させ
て、小孔を有するパンチグメタル21を折曲形成して固
定する。 【効果】 送風機吹出口で消音チャンバーの底面壁近傍
に生ずる渦流を消滅させて損失抵抗を減少するととも
に、送風機吹出口の高速度領域が背面壁近傍に沿った空
気通路が形成できるため、空気通路が長くなり高い消音
効果を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和用の空気を供
給する空気調和機に連設して、空気供給時に該空気調和
機より発生する騒音を確実に消去でき、かつ損失抵抗の
小さい消音チャンバーに関するものである。
給する空気調和機に連設して、空気供給時に該空気調和
機より発生する騒音を確実に消去でき、かつ損失抵抗の
小さい消音チャンバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機に連接する消音チャン
バーは、公知例として実開昭63−101628号公報
に記載の如く、消音チャンバーの送風通路内に、種々の
遮音板や吸音材で屈曲した送風通路を形成し、これによ
り所要の消音を行うようにしている。また、従来一般に
汎用されている具体例として図7に示すように、空気調
和機1に内蔵する送風機2の吹出口3を該底面壁5の開
口部6に連接し、前面壁7に吹出口8を有するよう消音
チャンバー4が構成される。そしてその構造の詳細を図
8に示す。この従来一般の消音チャンバーは、前述の底
面壁5,前面壁7の他、前面壁7の対面にある背面壁
9,側面壁10,天井壁11で構成され、各壁の内面に
は25〜50mm厚さ程度の吸音材12を被装する等の
適当な防音機構が付設された吸音壁で形成された筐体で
ある。送風機2からの吹出空気流Aは、送風機2のノー
ズ13側壁体14近傍の低速領域Bから反ノーズ側壁体
15近傍の高速領域Cに漸増する速度分布をなしてい
る。
バーは、公知例として実開昭63−101628号公報
に記載の如く、消音チャンバーの送風通路内に、種々の
遮音板や吸音材で屈曲した送風通路を形成し、これによ
り所要の消音を行うようにしている。また、従来一般に
汎用されている具体例として図7に示すように、空気調
和機1に内蔵する送風機2の吹出口3を該底面壁5の開
口部6に連接し、前面壁7に吹出口8を有するよう消音
チャンバー4が構成される。そしてその構造の詳細を図
8に示す。この従来一般の消音チャンバーは、前述の底
面壁5,前面壁7の他、前面壁7の対面にある背面壁
9,側面壁10,天井壁11で構成され、各壁の内面に
は25〜50mm厚さ程度の吸音材12を被装する等の
適当な防音機構が付設された吸音壁で形成された筐体で
ある。送風機2からの吹出空気流Aは、送風機2のノー
ズ13側壁体14近傍の低速領域Bから反ノーズ側壁体
15近傍の高速領域Cに漸増する速度分布をなしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって送風機吹出
口3から消音チャンバーの前・背面壁7と9の吸音壁内
面空間に空気を吹き出す場合、急拡大による渦流れ16
と17を生じ、とくに高速領域B側には強い渦流れ16
が発生することになる。このため損失抵抗が増加すると
共に、空気流Aは渦流れ16と17の強さの差により、
空気流速度は平均化され、吹出口8への流出通路Dは短
くなり、よって対流時間は短く、このため消音効果が減
少する問題があった。また送風機2の突部18が前面壁
7より出る場合には、空気調和機2の奥行寸法が必要と
なり、製品寸法の大型化を招くことになる。然るに、上
記構造の消音機構は、屈曲した送風通路を構成すること
により、消音機能はその目的を達成するが、一方では上
述の如く送風通路内の渦の発生等により、損失抵抗が増
加するため、送風機の能力をこの損失抵抗に見合ったも
のとして設定しているので、必用以上の強力なものを採
用することが必要となっている。
口3から消音チャンバーの前・背面壁7と9の吸音壁内
面空間に空気を吹き出す場合、急拡大による渦流れ16
と17を生じ、とくに高速領域B側には強い渦流れ16
が発生することになる。このため損失抵抗が増加すると
共に、空気流Aは渦流れ16と17の強さの差により、
空気流速度は平均化され、吹出口8への流出通路Dは短
くなり、よって対流時間は短く、このため消音効果が減
少する問題があった。また送風機2の突部18が前面壁
7より出る場合には、空気調和機2の奥行寸法が必要と
なり、製品寸法の大型化を招くことになる。然るに、上
記構造の消音機構は、屈曲した送風通路を構成すること
により、消音機能はその目的を達成するが、一方では上
述の如く送風通路内の渦の発生等により、損失抵抗が増
加するため、送風機の能力をこの損失抵抗に見合ったも
のとして設定しているので、必用以上の強力なものを採
用することが必要となっている。
【0004】本発明は、上記技術の問題点を解決するた
め、高い消音機能を有すると共に、損失抵抗の小さい消
音チャンバーを提供することを目的とする。
め、高い消音機能を有すると共に、損失抵抗の小さい消
音チャンバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、底面壁に空気調和機用の送風
機との接続口を、前方側面に吹出口を有し、該背面壁を
被装した吸音材の内面に、前記送風機吹出口の反ノーズ
側壁体を略一致して配設すると共に、ノーズ側か対面側
の少なくとも一方をパンチングメタル等の吸音壁で構成
することを要旨とする。
するためになしたもので、底面壁に空気調和機用の送風
機との接続口を、前方側面に吹出口を有し、該背面壁を
被装した吸音材の内面に、前記送風機吹出口の反ノーズ
側壁体を略一致して配設すると共に、ノーズ側か対面側
の少なくとも一方をパンチングメタル等の吸音壁で構成
することを要旨とする。
【0006】
【作用】本発明は底面壁に空気調和機用の送風機との接
続口を、前方側面に吹出口を有し、該背面壁を被装した
吸音材の内面に、前記送風機吹出口の反ノーズ側壁体を
略一致して配設すると共に、ノーズ側か対面側の少なく
とも一方をパンチングメタル等の吸音壁で構成する。そ
してこの消音チャンバーを空気調和機本体の送風機吹出
口に連接して使用することにより、送風機吹出部の消音
チャンバー内の送風通路を、送風機の吹出風速分布に合
わせた吸音壁で形成してあるので、送風機の吹出音を抑
制消音すると共に、空気流は消音チャンバーの背面壁に
付設する吸音材内面に沿うため、吸音が促進され、かつ
吹出口での渦発生による損失抵抗の増加も抑制される。
このため送風機の吐出音を確実に消音した静かな空気流
れを小さな動力で各室に送給することができるものであ
る。
続口を、前方側面に吹出口を有し、該背面壁を被装した
吸音材の内面に、前記送風機吹出口の反ノーズ側壁体を
略一致して配設すると共に、ノーズ側か対面側の少なく
とも一方をパンチングメタル等の吸音壁で構成する。そ
してこの消音チャンバーを空気調和機本体の送風機吹出
口に連接して使用することにより、送風機吹出部の消音
チャンバー内の送風通路を、送風機の吹出風速分布に合
わせた吸音壁で形成してあるので、送風機の吹出音を抑
制消音すると共に、空気流は消音チャンバーの背面壁に
付設する吸音材内面に沿うため、吸音が促進され、かつ
吹出口での渦発生による損失抵抗の増加も抑制される。
このため送風機の吐出音を確実に消音した静かな空気流
れを小さな動力で各室に送給することができるものであ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明消音チャンバーを図示の実施例に
基づいて説明する。図において1は空気調和機で、この
空気調和機1内には所要の送風機2を内蔵すると共にそ
の吹出口3を、空気調和機1に連接される消音チャンバ
ー4の底面壁5の開口部6に連接し、そしてこの消音チ
ャンバー4の前面壁7に吹出口8を形成する。
基づいて説明する。図において1は空気調和機で、この
空気調和機1内には所要の送風機2を内蔵すると共にそ
の吹出口3を、空気調和機1に連接される消音チャンバ
ー4の底面壁5の開口部6に連接し、そしてこの消音チ
ャンバー4の前面壁7に吹出口8を形成する。
【0008】更にこの消音チャンバー4の具体的構造を
図1に基づき詳述すると、消音チャンバーの内面には吸
音材が配設されており、消音チャンバーの背面壁9の吸
音材12の内面と、送風機2の反ノーズ側壁体15とを
略一致させて構成する。このため、従来背面壁内に沿っ
た反ノーズ側壁体15との空間で発生していた強い渦流
れ16が消滅し、損失抵抗を減じさせることができると
共に、反ノーズ側壁体15の吹出口3を出た直後の高速
領域Cの空気速度が保持されるため、吹出口3の延長線
上にある流出通路Dは吸音材12内面に沿った対流時間
の長い通路となって消音効果が増加するものとなる。
図1に基づき詳述すると、消音チャンバーの内面には吸
音材が配設されており、消音チャンバーの背面壁9の吸
音材12の内面と、送風機2の反ノーズ側壁体15とを
略一致させて構成する。このため、従来背面壁内に沿っ
た反ノーズ側壁体15との空間で発生していた強い渦流
れ16が消滅し、損失抵抗を減じさせることができると
共に、反ノーズ側壁体15の吹出口3を出た直後の高速
領域Cの空気速度が保持されるため、吹出口3の延長線
上にある流出通路Dは吸音材12内面に沿った対流時間
の長い通路となって消音効果が増加するものとなる。
【0009】また送風機2の突部18が、図8に示す公
知例の如く消音チャンバー4の前面壁7より突出するこ
となく、前面壁より内側になるよう抑えられ、これによ
り空気調和機を同じ能力をものであってもより小形化で
きることになる。
知例の如く消音チャンバー4の前面壁7より突出するこ
となく、前面壁より内側になるよう抑えられ、これによ
り空気調和機を同じ能力をものであってもより小形化で
きることになる。
【0010】図2は本発明の第2実施例を示し、低速領
域Bの近傍で、底面壁5部をノーズ側壁体14に、前面
壁7部を吹出口8の下端部のそれぞれ送風機2のノーズ
側壁体14の延長線上の吹出口端縁部19と吹出口8の
口縁部20の点で略一致させて固定し、多数の小孔を穿
孔してなる多孔板、例えばパンチングメタル21を直角
形状等に折曲形成し、該パンチングメタル21の背面内
部に吸音材22を被装したものてある。このため、パン
チングメタル21の外側には空気層23が形成され、こ
のパンチングメタルは空気層付きの吸音壁となり、更に
吸音率が向上するので、一層消音できるものとなる。
域Bの近傍で、底面壁5部をノーズ側壁体14に、前面
壁7部を吹出口8の下端部のそれぞれ送風機2のノーズ
側壁体14の延長線上の吹出口端縁部19と吹出口8の
口縁部20の点で略一致させて固定し、多数の小孔を穿
孔してなる多孔板、例えばパンチングメタル21を直角
形状等に折曲形成し、該パンチングメタル21の背面内
部に吸音材22を被装したものてある。このため、パン
チングメタル21の外側には空気層23が形成され、こ
のパンチングメタルは空気層付きの吸音壁となり、更に
吸音率が向上するので、一層消音できるものとなる。
【0011】さらに図3に示す実施例は、上記パンチン
グメタルを図3に示す如く、空気流Aの空気流速分布に
略一致させ、送風機2のノーズ側壁体14の延長線上の
吹出口端縁部19を起点に背面壁9に向け、傾斜して形
成したパンチングメタル24とする。このようにするこ
とで、損失抵抗の増加を抑制しながら、消音効果を助長
することができる。
グメタルを図3に示す如く、空気流Aの空気流速分布に
略一致させ、送風機2のノーズ側壁体14の延長線上の
吹出口端縁部19を起点に背面壁9に向け、傾斜して形
成したパンチングメタル24とする。このようにするこ
とで、損失抵抗の増加を抑制しながら、消音効果を助長
することができる。
【0012】図4,図5は図2,図3の他の応用例で、
送風機の騒音がパンチングメタル21,24の小孔を透
過するのを防止するため、空気層23内に遮音板25,
26を内蔵すると共に、その先端部を流出通路Dの案内
部27,28に兼用したものであって、簡単な構成で、
遮音による消音効果を一層助長することができる。
送風機の騒音がパンチングメタル21,24の小孔を透
過するのを防止するため、空気層23内に遮音板25,
26を内蔵すると共に、その先端部を流出通路Dの案内
部27,28に兼用したものであって、簡単な構成で、
遮音による消音効果を一層助長することができる。
【0013】また図6に示す実施例においては吹出口8
の上端部29の高さと略一致して背面に吸音材31を付
設したパンチングメタル30を天井壁11に平行して配
設したもので、吸音効果を低下することなく、吹出口8
での空気流Dの縮流損失が軽減でき、損失抵抗の小さい
消音チャンバーを提供することができるものである。
の上端部29の高さと略一致して背面に吸音材31を付
設したパンチングメタル30を天井壁11に平行して配
設したもので、吸音効果を低下することなく、吹出口8
での空気流Dの縮流損失が軽減でき、損失抵抗の小さい
消音チャンバーを提供することができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明消音チャンバーは筐体の各内面
に、吸音材を被装する等の適当な防音機構を付設して吸
音壁を形成し、該筐体の底面壁の開口部に空気調和機に
内蔵する送風機の吹出口を連接し、前方壁に吹出口を有
し、かつ背面壁の吸音材の内面に、送風機吹出口の反ノ
ーズ側壁体を略一致させたため、また送風機の吹出口の
ノーズ側及び反ノーズ側壁体を、それぞれ消音チャンバ
ーの背面壁の吸音材内面及び裏面に吸音材を付設した直
角形状等のパンチングメタル面に略一致させたので、送
風機吹出口で消音チャンバー底面壁近傍に生ずる渦流れ
を消滅させ、損失抵抗を減少すると共に、送風機吹出口
の高速度領域が背面壁に沿った空気通路が形成され、こ
れが従来の空気通路に比べて長くなり、低速領域側のパ
ンチングメタル等の吸音壁による消音機能と併せて、よ
り有効な消音効果を有するものとなる。しかもパンチン
グメタルを送風機吹出口の空気流速分布に略一致するよ
う傾斜して形成することにより、損失抵抗の増加を抑制
しながら、一層空気通路が長くでき、消音効果が助長で
きるものである。またパンチングメタル内面に空気通路
の案内部兼用の遮音板を内蔵することで、より有効な遮
音効果を付与することができる。さらに吹出口の上端部
高さに略一致して、天井壁に平行にパンチングメタルを
配設することで、消音効果を減ずることなく、損失抵抗
が小さくできる。すなわち本発明は損失抵抗の増加を抑
制しながら、有効な消音効果を発揮する等の利点を有す
るものである。
に、吸音材を被装する等の適当な防音機構を付設して吸
音壁を形成し、該筐体の底面壁の開口部に空気調和機に
内蔵する送風機の吹出口を連接し、前方壁に吹出口を有
し、かつ背面壁の吸音材の内面に、送風機吹出口の反ノ
ーズ側壁体を略一致させたため、また送風機の吹出口の
ノーズ側及び反ノーズ側壁体を、それぞれ消音チャンバ
ーの背面壁の吸音材内面及び裏面に吸音材を付設した直
角形状等のパンチングメタル面に略一致させたので、送
風機吹出口で消音チャンバー底面壁近傍に生ずる渦流れ
を消滅させ、損失抵抗を減少すると共に、送風機吹出口
の高速度領域が背面壁に沿った空気通路が形成され、こ
れが従来の空気通路に比べて長くなり、低速領域側のパ
ンチングメタル等の吸音壁による消音機能と併せて、よ
り有効な消音効果を有するものとなる。しかもパンチン
グメタルを送風機吹出口の空気流速分布に略一致するよ
う傾斜して形成することにより、損失抵抗の増加を抑制
しながら、一層空気通路が長くでき、消音効果が助長で
きるものである。またパンチングメタル内面に空気通路
の案内部兼用の遮音板を内蔵することで、より有効な遮
音効果を付与することができる。さらに吹出口の上端部
高さに略一致して、天井壁に平行にパンチングメタルを
配設することで、消音効果を減ずることなく、損失抵抗
が小さくできる。すなわち本発明は損失抵抗の増加を抑
制しながら、有効な消音効果を発揮する等の利点を有す
るものである。
【図1】本発明消音チャンバーの一実施例の態様を例示
した断面詳細図である。
した断面詳細図である。
【図2】本発明の第2実施例による断面詳細図である。
【図3】本発明の第3実施例による断面詳細図である。
【図4】本発明の第4実施例による断面詳細図である。
【図5】本発明の第5実施例による断面詳細図である。
【図6】本発明の第6実施例による断面詳細図である。
【図7】従来一般に汎用されている消音チャンバーの正
面図である。
面図である。
【図8】図7の断面詳細図である。
1 空気調和機 2 送風機 3 送風機吹出口 4 消音チャンバー 5 底面壁 8 消音チャンバー吹出口 9 背面壁 12 吸音材 14 ノーズ側壁体 15 反ノーズ側壁体 16,17 渦流れ 21,24 パンチングメタル 25,26 遮音板 A 吹出空気流 B 低速領域 C 高速領域 D 流出通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 晴彦 大阪府茨木市東太田4丁目5番11号 日立 冷熱株式会社茨木工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 筐体の各内面に、吸音材を被装する等の
適当な防音機構を付設して吸音壁を形成し、該筐体の底
面壁の開口部に空気調和機に内蔵する送風機の吹出口を
連接し、前方壁に吹出口を有する消音チャンバーにおい
て、背面壁の吸音材の内面に、送風機吹出口の反ノーズ
側壁体を略一致させたことを特徴とする消音チャンバ
ー。 - 【請求項2】 多数の小孔を穿孔してなる多孔板、パン
チングメタルを直角形等の形状に折曲形成し、該パンチ
ングメタルの背面内部に吸音材を付設して、吸音壁を構
成してなる請求項1記載の消音チャンバー。 - 【請求項3】 吸音壁を形成するパンチングメタルにお
いて、送風機の吹出口での空気流れの空気流速分布に略
一致させ、背面壁側に傾斜して形成したことを特徴とす
る請求項2記載の消音チャンバー。 - 【請求項4】 吸音壁を形成するパンチングメタルの背
面内部に、小孔による透過音を遮音すると共に、該先端
部を消音チャンバー内の空気流出通路の案内板に兼用し
た遮音板を内蔵したことを特徴とする請求項2または3
記載の消音チャンバー。 - 【請求項5】 吹出口の上端部高さと略一致して、背面
壁に平行して背面に吸音材を付設したパンチングメタル
等で吸音壁を配設した請求項2記載の消音チャンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5250097A JPH0783493A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 消音チャンバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5250097A JPH0783493A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 消音チャンバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0783493A true JPH0783493A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17202774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5250097A Pending JPH0783493A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 消音チャンバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1019354A (ja) * | 1996-07-04 | 1998-01-23 | Shimizu Corp | 吹出口とダクトとの接続構造および保持具ならびに吹出口 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5250097A patent/JPH0783493A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1019354A (ja) * | 1996-07-04 | 1998-01-23 | Shimizu Corp | 吹出口とダクトとの接続構造および保持具ならびに吹出口 |
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