JPH0783161A - 可変容量型アキシャルピストン機械 - Google Patents

可変容量型アキシャルピストン機械

Info

Publication number
JPH0783161A
JPH0783161A JP5232009A JP23200993A JPH0783161A JP H0783161 A JPH0783161 A JP H0783161A JP 5232009 A JP5232009 A JP 5232009A JP 23200993 A JP23200993 A JP 23200993A JP H0783161 A JPH0783161 A JP H0783161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swash plate
movable swash
variable displacement
rolling bearing
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5232009A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yano
和彦 矢野
Shigenori Sakigawa
薫徳 咲川
Ryota Ohashi
良太 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5232009A priority Critical patent/JPH0783161A/ja
Priority to US08/261,995 priority patent/US5495712A/en
Publication of JPH0783161A publication Critical patent/JPH0783161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B3/00Reciprocating-piston machines or engines with cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F01B3/0032Reciprocating-piston machines or engines with cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/10Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of fluid gearing
    • B60K17/105Units comprising at least a part of the gearing and a torque-transmitting axle, e.g. transaxles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 可変容量型アキシャルピストン機械におい
て、可動斜板の摺動抵抗を軽減し、可動斜板の中立姿勢
への復帰性能を向上させながら可動斜板自体を低コスト
でかつ、組立を簡単にして実現する。 【構成】 ピストン13を往復動自在に嵌装したシリン
ダブロック16をハウジング内に回転自在に収容し、前
記シリンダブロック16の回転軸芯に対して傾動自在
で、かつ、前記ピストン13の頭部をその接触面部に摺
動接触させた可動斜板8も、前記ハウジング内に収容さ
れて成る可変容量型アキシャルピストン機械において、
前記シリンダブロック16の回転軸芯と直交する方向に
沿う可動斜板8の傾動中心上に設けたトラニオン軸を、
その外輪がハウジング側に保持されたころがり軸受6の
内輪に嵌合すると共に、前記トラニオン軸の形状を、前
記ピストン13の推力が作用する側を残して、前記ころ
がり軸受6の内輪の内周長よりも短い円弧部を有する非
円筒形とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変容量型アキシャル
ピストン機械において、可動斜板の摺動部の支持構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、可変容量型アキシャルピスト
ン機械の可動斜板の摺動部支持構造に関する技術は公知
とされているのである。例えば実公昭61−28062
号公報に記載の技術の如くである。該従来技術において
は、可変容量型アキシャルピストン機械において、可動
斜板の背面には凸状円弧面が形成され、該可動斜板に対
向配置したサポート部材に凹状円弧面が形成され、該円
弧面に略同形状のスラストメタルを固定し、スラストメ
タルの円弧状案内面に沿って、可動斜板の背面が摺動す
る構造とされている。
【0003】しかし、可動斜板にはピストンからの推力
が作用しているため、可動斜板の背面とスラストメタル
の案内面との間の摩擦抵抗が大きくなり、可動斜板の摺
動抵抗が大きく、可動斜板の操作には大きな力を要す
る。また特に可動斜板の操作を止めた時に、自動的にバ
ネの付勢を受けて中立位置に戻るように構成されたもの
では、バネ付勢力よりも摺動抵抗が勝ると、可動斜板が
中立位置に戻らないという不具合を発生するのである。
またスラストメタルに接する可動斜板の背面を、単に研
磨加工しただけでは、摺動抵抗の軽減は充分に行われな
いのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、可変容量型
アキシャルピストン機械において、可動斜板の摺動抵抗
を軽減し、可動斜板の中立姿勢への復帰性能を向上させ
ながら可動斜板自体を低コストでかつ、組立を簡単にし
て実現するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、ピストン13を往復動自在に
嵌装したシリンダブロック16をハウジング内に回転自
在に収容し、前記シリンダブロック16の回転軸芯に対
して傾動自在で、かつ、前記ピストンの頭部をその接触
面部に摺動接触させた可動斜板8も、前記ハウジング内
に収容されて成る可変容量型アキシャルピストン機械に
おいて、前記シリンダブロック16の回転軸芯と直交す
る方向に沿う可動斜板8の傾動中心P−P上に設けたト
ラニオン軸8aを、その外輪6aがハウジング側に保持
されたころがり軸受6の内輪6bに嵌合したものであ
る。
【0006】また、請求項2によれば、前記非円筒形の
トラニオン軸を、前記シリンダブロック16の回転軸芯
と直交する方向に沿って、前記可動斜板8の左右側面か
ら延伸した一対のトラニオン軸8a,8aとし、該トラ
ニオン軸8a,8aのそれぞれに前記ころがり軸受6,
6の内輪6b,6bを嵌合したものである。
【0007】また、請求項3によれば、前記非円筒形の
トラニオン軸8aと前記ころがり軸受6の内輪6bとの
間には回り止め係止部を構成しないものである。
【0008】また、請求項4によれば、前記シリンダブ
ロック16を回転自在として前記ハウジング内に配置す
るためのセンタセクション5を前記ハウジング内に設
け、互いに向かい合う前記ハウジング側の壁面と、前記
センタセクション5の壁面との間に前記ころがり軸受6
を挟み込んで位置決め固定したものである。
【0009】また、請求項5によれば、前記トラニオン
軸8aの軸端に形成した係合部8bと、コントロール軸
35と一体回動する係合部30とを、前記ころがり軸受
6の内輪6bの内側で結合したものである。
【0010】また、請求項6によれば、前記トラニオン
軸8aの形状を、前記ピストンの推力Fが作用する側を
残して、前記ころがり軸受6の内輪6bの内周長よりも
短い円弧部を有する非円筒形としたものである。
【0011】また、請求項7によれば、前記トラニオン
軸8aの形状を、円筒型として、ころがり軸受6の内輪
6bの内周に嵌装したものである。
【0012】また、請求項8によれば、前記可動斜板8
の左右側面を、前記ころがり軸受6,6の内輪6b,6
bの側面に接当させたものである。
【0013】
【作用】次に作用を説明する。即ち、請求項1によれ
ば、可動斜板8の必要最低限の形状としてコンパクト・
軽量化を図ることができると共に、可動斜板8の傾動す
る時の抵抗を極めて軽減することができる。よって可変
容量型アキシャルピストン機械の容量を変更する時の操
作力を軽くすることができる。また、可動斜板8の中立
姿勢への復帰も迅速になる。また、請求項2によれば、
可動斜板8を安定姿勢で、かつ、低摩擦状態でハウジン
グに傾動自在に保持できる。また、請求項3によれば、
前記トラニオン軸8aの円弧部と前記ころがり軸受6の
内輪6bとの間での相対回転を許容するので、可動斜板
8が傾動する時の摩擦抵抗を更に軽減させることができ
る。また、トラニオン軸8aも含めて可動斜板8の加工
形成を簡素化できて低コストに仕上げることができる。
また、請求項4によれば、可動斜板8は、ころがり軸受
6と共にハウジング内へ非常に簡単に組み込み得る。ま
た、請求項5によれば、可動斜板8の操作機構を簡単に
でき、また、コントロール軸35を可動斜板8に対して
接近配置できるようになって、可変容量型アキシャルピ
ストン機械をコンパクトに構成することができる。ま
た、請求項6によれば、可動斜板8の内輪6bへの嵌入
支持部を最小限度とすることが出来るので、トラニオン
軸8a,8aを必要最低限の形状として、可動斜板8を
コンパクト・軽量化することが出来た。また、請求項7
によれば、可動斜板8に構成した変速テコ30の嵌入部
である係合部8bの部分を上下に長く構成することが出
来るので、変速テコ30の位置の自由度を大きくするこ
とが出来たのである。またトラニオン軸8a,8aを円
筒型とすることにより、内輪6bとの嵌装内周が増加す
るので、可動斜板8の支持をより確実にすることが出来
た。また請求項8によれば、可動斜板8の傾動中心P−
P方向への移動止めをころがり軸受6を利用して簡単に
行うことができると共に、ころがり軸受6の内輪6bは
可動斜板8と一体で回動するので何ら可動斜板8の摩擦
抵抗にはならないのである。
【0014】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の可変
容量型アキシャルピストン機械を備えた車軸駆動装置の
上半割ハウジング1の部分を取り外した平面図と一部断
面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1のB
−B矢視断面図、図4は図1のC−C矢視断面図、図5
は可動斜板8とハウジング蓋9とセンターセクション5
ところがり軸受6の部分の分解状態の斜視図、図6は可
動斜板8の傾動状態を示す要部拡大断面図、図7は可動
斜板8のトラニオン軸8a,8aの部分の他の実施例の
構成を示す図面である。
【0015】図1・図2・図3・図4において、車軸駆
動装置の全体的な構成について説明する。車軸駆動装置
のハウジングは上半割ハウジング1と下半割ハウジング
2を上下の接合面で接合することにより構成している。
該ハウジングに油溜まりが形成されている。該上半割ハ
ウジング1と下半割ハウジング2との接合面において、
油圧モーター軸4とカウンター軸26の軸受部分を構成
している。また車軸7,7は、該上半割ハウジング1と
下半割ハウジング2との接合面よりも上方の上半割ハウ
ジング1に支持されている。
【0016】そして上半割ハウジング1において、内部
にデフギア装置23が配置された部分に上方への突出部
を構成し、該部分を油槽部1aとしている。該油槽部1
a部分の頂上部分にブリーザー59と検油栓50が螺装
されている。また上半割ハウジング1より上方へ、本発
明の可変容量型アキシャルピストン機械を構成する油圧
ポンプの油圧ポンプ軸3が垂直方向に沿って突出してい
る。
【0017】上半割ハウジング1と下半割ハウジング2
の接合面であって、上半割ハウジング1の側に、側面断
面視でL字型のセンターセクション5が取り付けられて
いる。該センターセクション5の上部水平面が前記接合
面と面一、あるいは平行でポンプ付設面100に構成さ
れて、該ポンプ付設面100に、HST変速装置の油圧
ポンプを構成するシリンダブロック16が回転自在に接
当されている。また該シリンダブロック16の複数のシ
リンダ孔内に、付勢バネを介してピストン13が往復動
自在に嵌合されている。該ピストン13の頭部に、可動
斜板8の接触面部(スラストベアリング)下面が接当し
ている。可動斜板8をシリンダブロック16の回転軸芯
に対して傾動操作することで油圧ポンプからの油の吐出
量及び吐出方向が変更される。
【0018】またセンターセクション5の側部垂直面が
油圧モータ付設面101に構成されており、該油圧モー
タ取付面に、シリンダブロック17が回転自在に支持さ
れている。該シリンダブロック17の複数のシリンダ孔
内に複数のピストン12が往復動自在に嵌装されてい
る。また該ピストン12の頭部は固定斜板37の接触面
部(スラストベアリング)と接当している。固定斜板3
7は上半割ハウジング1と下半割ハウジング2との間に
挟み込まれて固定されている。シリンダブロック17に
油圧モーター軸4が係合嵌装されて油圧モータを構成し
ている。前記センターセクション5の内部には、油圧ポ
ンプと油圧モータにおけるそれぞれの吸入部と吐出部と
を接続して、作動油を循環させる為の閉回路が設けられ
ている。油圧ポンプのシリンダブロックから吐出される
圧油を受けて油圧モータのシリンダブロック17が回転
して油圧モーター軸4に無段階に出力回転が得られる。
【0019】センターセクション5の下面にポンプケー
ス10が付設されており、該ポンプケース10内に、ト
ロコイド式のチャージポンプ11が配置されている。該
チャージポンプ11は、センターセクション5下面より
突出した油圧ポンプ軸3の下端部分により駆動される。
チャージポンプ11の吸引側油路62には、ハウジング
内の作動油が油フィルター40を介して導入される。前
記センターセクション5の閉回路内には、一対のチェッ
クバルブ(図示せず)が配置され、前記チャージポンプ
11が吐出された圧油がこの一対のチェックバルブのう
ち低圧側の方を開いて閉回路内に常時補充されるように
なっている。なお、センターセクション5の内部には、
チャージポンプ11の吐出圧油を適当圧力に調整するた
めのリリーフ弁(図示せず)が内蔵されている。前記油
フィルター40は筒状のメッシュ部材により構成され、
図3に示す如く、ポンプケース10の側壁と、下半割ハ
ウジング2の内側壁との間に介装されている。該油フィ
ルター40を点検・清掃・交換する場合には、盲蓋76
を開口して、下半割ハウジング2の嵌装孔2bより油フ
ィルター40を抜き出すことができる。また下半割ハウ
ジング2には、その底内面から油フィルター40を案内
支持するための支持台座2aが突出形成されている。
【0020】またセンターセクション5の下面に注油パ
イプ45が嵌装されており、該注油パイプ45の先端
は、下半割ハウジング2の下面から外部に突出して閉止
されている。該注油パイプ45は、ハウジング内に油圧
ポンプと油圧モータを組立てた後に、前記閉回路内に作
動油を充填するためのものである。
【0021】また、該センターセクション5の内部に第
1のチェックバルブ47の吸引油路66が開口されてお
り、別の油フィルター46を介して該チェックバルブ4
7から吸引されたハウジング内の作動油は、油路67か
らセンターセクション5内の閉回路の負圧側に吸引され
る。
【0022】図1と図2に示す如く、前述の一対のチェ
ックバルブ(図示せず)をハウジング外部から開放可能
とする開放押杆51,52がセンターセクション5から
突出されている。該開放押杆51を同時に押して両チェ
ックバルブを開いて、HST変速装置の閉回路を開放
し、油圧モータの自由回転を得るC形形状のバイパス操
作体36が開放押杆51,52の外端に接当されてい
る。外部からバイパス操作レバー軸15の回転操作する
ことにより、カムピン77がバイパス操作体36の背部
を押圧し、その先端が開放押杆51,52を同時に押し
込んで、一対のチェックバルブを開き、油圧モータの自
由回転を得るのである。
【0023】該バイパス操作レバー軸15の下部にアー
ム98が固設されており、該アーム98と、後述するブ
レーキ操作軸14の側のアーム48との間に、連動リン
ク49が介装されている。該ブレーキ操作軸14により
ブレーキアクチュエータ20を回動操作して油圧モータ
ー軸4に制動を与えた場合には、同時に、バイパス操作
体36を操作して、前記一対のチェックバルブ53,5
4が開放状態にある時に自動的に閉鎖するようにしてい
るのである。
【0024】油圧モーター軸4には、刻設ギヤ25が設
けられており、該刻設ギヤ25がカウンター軸26上の
大径ギヤ24と噛合している。また該カウンター軸26
の上の小径ギヤ21がデフギア装置23のリングギヤ2
2と噛合している。該リングギヤ22によりデフギア装
置23を駆動し、デフギア装置23を介して左右の車軸
7,7に動力伝達している。上記構成において、カウン
ター軸26の一端は固定斜板37の側壁部分に軸受支持
されている。前記ブレーキ操作軸14のアーム48の一
端は前記ブレーキアクチュエータ20の突起部にカムを
介して係合しており、環状の板であるブレーキアクチュ
エータ20が油圧モーター軸4の軸芯回りで回動操作さ
れると、固定斜板37に保持されたカムボール19がブ
レーキアクチュエータ20を、油圧モーター軸に固着さ
れた制動摩擦板18の方向へ前進させて、制動摩擦板1
8をブレーキアクチュエータ20とハウジングとの間に
挟み込んで、油圧モーター軸4に制動を掛けるようにブ
レーキ装置が構成されている。
【0025】次に図1と図2と図3により、可動斜板8
を回動する操作機構について説明する。外部操作可能な
コントロール軸35に変速アーム39が固定される。該
変速アーム39の一端に係合部としての球節部30が固
定されており、該球節部30がジョイントブロック78
a,78bを介して可動斜板8に係合している。該球節
部30の水平方向の回動により可動斜板8を傾動中心P
−Pまわりで左右方向に傾動させて油圧ポンプの出力変
更操作を行うのである。また該コントロール軸35を操
作しない場合には、可動斜板8が中立位置に戻るように
つる巻き状の中立戻しバネ31がコントロール軸35の
周囲に嵌装されている。中立戻しバネ31の両端は途中
で交差して、ハウジング側に固定された固定ピン33
と、前記変速アーム39と一体で変位する可動ピン32
とを挟み込んでいる。
【0026】そして該可動斜板8の中立位置を調整する
為の中立位置調整ネジ34が上半割ハウジング1の内面
に構成されている。該中立位置調整ネジ34の下端に固
定ピン33が設けられており、中立位置調整ネジ34を
適当に回転することにより、固定ピン33が変位して変
速アーム39の中立位置を変更可能としている。また変
速アーム39が一方向及び他方向に回動すると、中立戻
しバネ31の一端が前記可動ピン32によって開けられ
て変速アーム39に中立方向への戻し力が作用する。ま
た変速アーム39には、可動斜板8の回動量を制限する
為の係合突起部79,80が構成され、前記固定ピン3
3と接当可能としている。
【0027】また該変速アーム39には、ブレーキ操作
軸14を回動して油圧モーター軸4を制動した場合に、
可動斜板8を中立位置に戻す為のカム孔82が穿設され
ている。該カム孔82に連動カムピン81が嵌入されて
おり、該連動カムピン81は、中継軸83を中心に回動
するアームに固着され、制動が掛けられた場合には、ブ
レーキ操作軸14との間の連動リンクにより中継軸83
を中心にアームが回動して、連動カムピン81がカム孔
82の内部で回動する。この回動により、変速アーム3
9は強制的に中立位置に戻されるのである。非制動状態
では、連動カムピン81はカム孔82の広い位置に配置
されており、変速アーム39は自由に回動することが出
来る。
【0028】次に図4と図5と図6において、本発明の
要部を説明する。即ち、油圧ポンプはピストン13を往
復動自在に嵌装したシリンダブロック16をハウジング
内の、センターセクション5のポンプ付設面100の部
分において摺動回転自在とし、前記シリンダブロック1
6の回転軸芯に対して直交する方向の傾動中心P−Pま
わりに可動斜板8を傾動自在として成る。可動斜板8
は、該ピストン13の頭部をその接触面部に摺動接触さ
せている。
【0029】前記傾動中心P−P上には、該可動斜板8
の両側面から一体的に突出した一対のトラニオン軸8
a,8aが配置され、該トラニオン軸8a,8aは、外
輪6aがハウジング側に保持されたころがり軸受6の内
輪6bに嵌合されている。該ころがり軸受6はラジアル
軸受であり、外輪6aと内輪6bとを有し円環状に形成
している。実施例では単列球軸受を用いている。しか
し、場合によって、円筒ころ軸受,円錐ころ軸受,針状
ころ軸受などを用いることもできる。前記トラニオン軸
8aの形状は非円筒形に形成されて、具体的には、ころ
がり軸受6の内輪6bの半円の内周長より円周長が僅か
に短い半円筒形としている。即ち、前記ピストンの推力
Fが作用する側を残して、この半円筒形の円弧部を前記
ころがり軸受6の内輪6bに接当させるのである。
【0030】前記シリンダブロック16に内蔵された前
記付勢バネにより、ピストン13には可動斜板8を上方
へ押そうとする推力Fが作用する。該推力Fにより可動
斜板8が上方へ押されるので、可動斜板8のトラニオン
軸8a,8aの円弧面と、ころがり軸受6の内輪6bの
内周面とはガタつきなく密着接合状態となり高摺動性が
得られるのである。故に、可動斜板8は内輪6bの半円
の内周長よりも短い程度の内周長を残した半円筒形とす
ることが出来るのである。
【0031】また、内輪6bとトラニオン軸8a,8a
との間に回り止め係止部を構成する必要はなく、互いの
両者を積極的に摺動可能としている。
【0032】また、前記シリンダブロック16を回転自
在として前記ハウジング内に配置するためのセンタセク
ション5を前記ハウジング内に設け、互いに向かい合う
前記上半割ハウジング1に固定されたハウジング蓋9の
内壁面と、前記センタセクション5の上部水平面とにそ
れぞれ円弧状の溝9a,5aを設け、両溝9a,5a
に、前記ころがり軸受6の外輪6aを挟み込んで上下方
向及び左右方向でのころがり軸受6の位置決め固定をし
ている。前記ハウジング蓋9は、また、上半割ハウジン
グ1に一体成形したものであってもよい。そして、ここ
でいうセンターセクション5は、前述したように上半割
ハウジング1側に取り付ける他、下半割ハウジング2側
に取り付けたり、下半割ハウジング2の内壁に一体成形
したものであってもよい。上半割ハウジング1側にセン
ターセクション5を取り付ける場合において油圧ポンプ
は、該センターセクション5の上にシリンダブロック1
6、可動斜板8を並べ、前記溝5aにころがり軸受6の
外輪6aの一部を嵌合させることで一時的に可動斜板8
を仮り支持させることができ、これらの集合体を上半割
ハウジング1内に組み込み、前記溝9aに前記外輪6a
の他側を嵌合させ、前記センターセクション5を上半割
ハウジング1に取り付けて、その組立を簡単に終えるこ
とができる。
【0033】前記トラニオン軸8a,8aの軸長は、前
記転がり軸受け6,6の外輪6a,6aの幅内に収まる
ように設定されていて、その一方のトラニオン軸8aの
軸端に形成した凹状の係合部8bに、コントロール軸3
5と一体回動する係合部即ち球節部30を、前記ころが
り軸受6の内輪6bの内側で、ジョイントブロック78
a,78bを介して結合している。これにより、コント
ロール軸35を回動した時の球節部30の水平方向の動
きを、何の障害もなく、円滑に、可動斜板8の左右方向
の動きに変換できるのである。図3に示されているよう
に、前記傾動中心P−Pを中心とする前記可動斜板8の
背面円弧部の半径長さに比べて前記トラニオン軸8a,
8aの円弧部の半径長さは若干短く、段違い状に構成し
ており、可動斜板8の側面とトラニオン軸8a,8aと
の円弧部との段部に、前記ころがり軸受6,6の内輪6
b,6bの側面を接当させている。これにより、トラニ
オン軸8a,8aの強度を高めることができる。また可
動斜板8の下面で、ピストン13の先端が接当する傾斜
面部と、トラニオン軸8aの平坦面部とは、図面におい
てはわずかに段違いに構成しているが、同一面で連続し
て形成しても良いものである。車軸駆動装置のハウジン
グ内は油で満たされている為、前記ころがり軸受6,6
は、常に潤滑されており、可動斜板8の円滑な傾動は保
証されている。
【0034】また、図7においては、可動斜板8の左右
に設けたトラニオン軸8a,8aの部分を、円筒型とし
て、ころがり軸受6の内輪6bの内部に略全周にわたり
嵌装すべく構成している。前述の如く、推力Fが上向き
に、トラニオン軸8a,8aを内輪6bの内径に押す方
向に作用するので、非円筒型とすることも出来るのであ
るが、より確実な支持を得る為に、図7の如く、トラニ
オン軸8a,8aを円筒型とすることも出来るのであ
る。この場合には、係合部8bの部分の長さも上下に長
く構成することが出来るのである。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
ピストン13を往復動自在に嵌装したシリンダブロック
16をハウジング内に回転自在に収容し、前記シリンダ
ブロック16の回転軸芯に対して傾動自在で、かつ、前
記ピストンの頭部をその接触面部に摺動接触させた可動
斜板8も、前記ハウジング内に収容されて成る可変容量
型アキシャルピストン機械において、前記シリンダブロ
ック16の回転軸芯と直交する方向に沿う可動傾斜板8
の傾動中心P−P上に設けたトラニオン軸8aを、その
外輪6aがハウジング側に保持されたころがり軸受6の
内輪6bに嵌合するので、可動斜板8の傾動する時の抵
抗を極めて軽減することができる。よって可変容量型ア
キシャルピストン機械の容量を変更する時の操作力を軽
くすることができる。また、可動斜板8の中立姿勢への
復帰も迅速にできるのである。
【0036】また、請求項2の如く、非円筒形のトラニ
オン軸を、前記シリンダブロック16の回転軸芯と直交
する方向に沿って、前記可動斜板8の左右側面から延伸
した一対のトラニオン軸8a,8aとし、該トラニオン
軸8a,8aのそれぞれに前記ころがり軸受6,6の内
輪6b,6bを嵌合したので、可動斜板8を安定姿勢と
して、かつ、低摩擦状態としてハウジングに傾動自在に
保持できるのである。
【0037】また、請求項3の如く、非円筒形のトラニ
オン軸8aと前記ころがり軸受6の内輪6bとの間には
回り止め係止部を構成しないので、前記トラニオン軸8
aの円弧部と前記ころがり軸受6の内輪6bとの間での
相対回転を許容するので可動斜板8が傾動する時の摩擦
抵抗更に軽減させることができる。また、トラニオン軸
8aも含めて可動斜板8の加工形成を簡素化できて低コ
ストに仕上げることができる。
【0038】また、請求項4の如く、前記シリンダブロ
ック16を回転自在として前記ハウジング内に配置する
ためのセンタセクション5を前記ハウジング内に設け、
互いに向かい合う前記ハウジング側の壁面と、前記セン
タセクション5の壁面との間に前記ころがり軸受6を挟
み込んで位置決め固定したので、可動斜板8はころがり
軸受6と共にハウジング内へ、非常に簡単に組み込み得
るのである。
【0039】また、請求項5の如く、前記トラニオン軸
8aの軸端に形成した係合部8bと、コントロール軸3
5と一体回動する係合部とを、前記ころがり軸受6の内
輪6bの内側で結合したので、可動斜板8の操作機構を
簡単にでき、また、コントロール軸35を可動斜板8に
対して接近配置できるようになって、可変容量型アキシ
ャルピストン機械をコンパクトに構成することができる
のである。
【0040】また、請求項6の如く、トラニオン軸8a
の形状を、前記ピストンの推力Fが作用する側を残し
て、前記ころがり軸受6の内輪6bの内周長よりも短い
円弧部を有する非円筒形としたので、可動斜板8の内輪
6bへの嵌入支持部を最小限度とすることが出来るの
で、トラニオン軸8a,8aを必要最低限の形状とし
て、可動斜板8をコンパクト・軽量化することが出来た
のである。
【0041】また、請求項7の如く、トラニオン軸8a
の形状を、円筒型として、ころがり軸受6の内輪6bの
内周に嵌装したので、可動斜板8に構成した変速テコ3
0の嵌入部である係合部8bの部分を上下に長く構成す
ることが出来るので、変速テコ30の位置の自由度を大
きくすることが出来たのである。またトラニオン軸8
a,8aを円筒型とすることにより、内輪6bとの嵌装
内周が増加するので、可動斜板8の支持をより確実にす
ることが出来たのである。
【0042】また、請求項8の如く、可動斜板8の左右
側面を、前記ころがり軸受6,6の内輪6b,6bの側
面に接当させたので、可動斜板8の傾動中心P−P方向
への移動止めをころがり軸受6を利用して簡単に行うこ
とができると共に、ころがり軸受6の内輪6bは可動斜
板8と一体で回動するので何ら可動斜板8の摩擦抵抗に
はならないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変容量型アキシャルピストン機械を
備えた車軸駆動装置の上半割ハウジング1の部分を取り
外した平面図と一部断面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】図1のB−B矢視断面図。
【図4】図1のC−C矢視断面図。
【図5】可動斜板8とハウジング蓋9とセンターセクシ
ョン5ところがり軸受6の部分の分解状態の斜視図。
【図6】可動斜板8の傾動状態を示す要部拡大断面図。
【図7】可動斜板8のトラニオン軸8a,8aの部分の
他の実施例の構成を示す図面。
【符号の説明】
1 上半割ハウジング 2 下半割ハウジング 3 油圧ポンプ軸 4 油圧モーター軸 5 センターセクション 5a 溝 6 ころがり軸受 6a ころがり軸受の外輪 6b ころがり軸受の内輪 7 車軸 8 可動斜板 8a トラニオン軸 8b 係合部 9 ハウジング蓋 9a 溝 P−P 傾動中心
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 また、請求項2によれば、前記トラニオ
ン軸を、前記シリンダブロック16の回転軸芯と直交す
る方向に沿って、前記可動斜板8の左右側面から延伸し
た一対のトラニオン軸8a,8aとし、該トラニン軸8
a,8aのそれぞれに前記ころがり軸受6,6の内輪6
b,6bを嵌合したものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 また、請求項3によれば、前記トラニオ
ン軸8aと前記ころがり軸受6の内輪6bとの間には回
り止め係止部を構成しないものである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン13を往復動自在に嵌装したシ
    リンダブロック16をハウジング内に回転自在に収容
    し、前記シリンダブロック16の回転軸芯に対して傾動
    自在で、かつ、前記ピストンの頭部をその接触面部に摺
    動接触させた可動斜板8も、前記ハウジング内に収容さ
    れて成る可変容量型アキシャルピストン機械において、
    前記シリンダブロック16の回転軸芯と直交する方向に
    沿う可動斜板8の傾動中心P−P上に設けたトラニオン
    軸8aを、その外輪6aがハウジング側に保持されたこ
    ろがり軸受6の内輪6bに嵌合することを特徴とする可
    変容量型アキシャルピストン機械。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記非円筒形のトラ
    ニオン軸を、前記シリンダブロック16の回転軸芯と直
    交する方向に沿って、前記可動斜板8の左右側面から延
    伸した一対のトラニオン軸8a,8aとし、該トラニオ
    ン軸8a,8aのそれぞれに前記ころがり軸受6,6の
    内輪6b,6bを嵌合したことを特徴とする可変容量型
    アキシャルピストン機械。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記非円筒形のトラ
    ニオン軸8aと前記ころがり軸受6の内輪6bとの間に
    は回り止め係止部を構成しないことを特徴とする可変容
    量型アキシャルピストン機械。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記シリンダブロッ
    ク16を回転自在として前記ハウジング内に配置するた
    めのセンタセクション5を前記ハウジング内に設け、互
    いに向かい合う前記ハウジング側の壁面と、前記センタ
    セクションの壁面との間に前記ころがり軸受6を挟み込
    んで位置決め固定したことを特徴とする可変容量型アキ
    シャルピストン機械。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記トラニオン軸8
    aの軸端に形成した係合部8bと、コントロール軸35
    と一体回動する係合部30とを、前記ころがり軸受6の
    内輪6bの内側で結合したことを特徴とする可変容量型
    アキシャルピストン機械。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記トラニオン軸8
    aの形状を、前記ピストンの推力Fが作用する側を残し
    て、前記ころがり軸受6の内輪6bの内周長よりも短い
    円弧部を有する非円筒形としたことを特徴とする可変容
    量型アキシャルピストン機械。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記トラニオン軸8
    aの形状を、円筒型として、ころがり軸受6の内輪6b
    の内周に嵌装したことを特徴とする可変容量型アキシャ
    ルピストン機械。
  8. 【請求項8】 請求項2において、前記可動斜板8の左
    右側面を、前記ころがり軸受6,6の内輪6b,6bの
    側面に接当させたことを特徴とする可変容量型アキシャ
    ルピストン機械。
JP5232009A 1993-09-17 1993-09-17 可変容量型アキシャルピストン機械 Pending JPH0783161A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5232009A JPH0783161A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 可変容量型アキシャルピストン機械
US08/261,995 US5495712A (en) 1993-09-17 1994-06-17 Variable displacement type hydraulic system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5232009A JPH0783161A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 可変容量型アキシャルピストン機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0783161A true JPH0783161A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16932524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5232009A Pending JPH0783161A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 可変容量型アキシャルピストン機械

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5495712A (ja)
JP (1) JPH0783161A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6938718B1 (en) 1988-02-03 2005-09-06 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Axle driving apparatus
US4932209A (en) * 1988-02-03 1990-06-12 Kanzaki Kokyukoki Mf. Co. Ltd. Axle driving apparatus
US20050217919A1 (en) * 1988-02-03 2005-10-06 Hiedeaki Okada Axle driving apparatus
US6314730B1 (en) * 1997-01-09 2001-11-13 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Axle driving apparatus
EP0966363B1 (en) 1997-03-12 2004-01-21 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Axle driving system
US7331176B1 (en) * 2005-04-19 2008-02-19 Kanzaki Koyukoki Mfg. Co., Ltd. Transaxle
EP1780410B1 (en) 2005-10-26 2013-04-03 Poclain Hydraulics Variable displacement hydraulic machine having a swash plate
PL2152537T3 (pl) * 2007-05-01 2013-08-30 White Drive Products Inc Mechanizm powrotu do biegu jałowego dla pompy hydraulicznej
US8250862B1 (en) 2007-09-21 2012-08-28 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Vehicle
US9664270B1 (en) 2012-08-06 2017-05-30 Hydro-Gear Limited Partnership Hydrostatic transmission

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2272771A (en) * 1938-03-07 1942-02-10 Jr John B Hawley Hydraulic pump
US3422767A (en) * 1966-12-05 1969-01-21 Webster Electric Co Inc Variable displacement swashplate pumps
US3535984A (en) * 1968-03-28 1970-10-27 Trans Wheel Inc Axial piston pump-motor system
US3631763A (en) * 1970-01-02 1972-01-04 Sperry Rand Corp Power transmission
DE2251628A1 (de) * 1972-10-20 1974-04-25 Linde Ag Steuervorrichtung fuer eine axialkolbenmaschine
US3967541A (en) * 1974-08-02 1976-07-06 Abex Corporation Control system for axial piston fluid energy translating device
US3933083A (en) * 1974-10-21 1976-01-20 General Signal Corporation Variable displacement cylindrical pump
US4494911A (en) * 1983-04-29 1985-01-22 General Signal Corporation Piston pump servo control
JPH0639742B2 (ja) * 1984-07-13 1994-05-25 旭化成工業株式会社 成型性を有する剛性シ−トの製造方法
US4945817A (en) * 1989-10-24 1990-08-07 General Motors Corporation Axial piston device
US5203169A (en) * 1990-12-25 1993-04-20 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Axle drive apparatus
JPH06270705A (ja) * 1991-12-18 1994-09-27 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 車軸駆動装置
JP2592860Y2 (ja) * 1992-09-30 1999-03-31 株式会社 神崎高級工機製作所 車軸駆動装置
JPH07119623A (ja) * 1993-10-28 1995-05-09 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 車軸駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5495712A (en) 1996-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8001777B2 (en) Axle driving apparatus
US5456068A (en) Axle driving apparatus
CA2298112C (en) Hydrostatic transaxle having axial piston motor and method for manufacturing transaxles
US6701825B1 (en) Return to neutral device for a hydraulic apparatus
FR2596829A1 (fr) Joint universel homocinetique
JPH0783161A (ja) 可変容量型アキシャルピストン機械
US6539713B2 (en) Neutral start switch and adjustment assembly for a hydrostatic transmission
US9328611B1 (en) Return to neutral device for a hydraulic apparatus
US5799486A (en) Axle driving apparatus
JPH0763157A (ja) 可変容量型アキシャルピストン機械
EP1348588A2 (en) Axle driving apparatus
US4167895A (en) Axial pump with displacement control device
US6964164B1 (en) Return to neutral device for a hydraulic apparatus
US4554841A (en) Speed control device of a toric type infinitely variable transmission
JPS622062A (ja) 摩擦式無段変速機
US20230304541A1 (en) Actuator device for a friction clutch
CA2383680A1 (en) Hydrostatic transmission having hydraulic dampening and neutral bleed mechanism
JP2631354B2 (ja) 可変容量型油圧装置
JP4521085B2 (ja) 油圧式無段変速装置
JPH0745870B2 (ja) 斜板式油圧装置
JP2004011509A (ja) アキシャルピストンポンプ・モータ
JPH04127433U (ja) 車軸駆動装置におけるブレーキ装置
JP2001132619A (ja) 可変容量型アキシャルピストンポンプ及び可変容量型アキシャルピストンモータ
EP1442912A2 (en) Hydrostatic transaxle having axial piston motor and method for manufacturing transaxles
JP2003148575A (ja) トロイダル型無段変速機