JPH0782937A - ロッカー錠 - Google Patents

ロッカー錠

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JPH0782937A
JPH0782937A JP25475593A JP25475593A JPH0782937A JP H0782937 A JPH0782937 A JP H0782937A JP 25475593 A JP25475593 A JP 25475593A JP 25475593 A JP25475593 A JP 25475593A JP H0782937 A JPH0782937 A JP H0782937A
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Hiroyuki Daito
弘幸 大東
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配送者が鍵を持たなくてもロッカーに荷を入
れた後開閉蓋の閉鎖により自動的に施錠できるようにし
た。 【構成】 荷受用のロッカーの枠体10に固定される錠
箱1に、シリンダ錠2、ラッチ3、作動板4、ストッパ
部材5、トリガー6、トリガーラック7、従動部材8及
び解除片9等を特定の関連を持たせて装着し、配送者が
ロッカー内に荷を入れて開閉蓋20を閉鎖した段階で、
ラッチ3により開閉蓋20を自動施錠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配送物を受け取るた
めの荷受用ロッカーの錠に関する。
【0002】
【従来の技術】宅配便等による配送物(荷)は受取人又
は代理の人に直接手渡すのが普通であり、受取人等が不
在の際には配送者は荷を持ち帰らなければならない。不
在勝ちの人は錠付きの宅配用ロッカー(郵便受け)によ
って荷を受け取る方法も考えられるが、その方法によれ
ば、予め何社かの配送業者に鍵を預けておかなければな
らず、鍵の管理が面倒であること、防犯上問題があるこ
となどの理由により、実際的ではないと見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明のロッカー錠
は、前記の問題を解決するために提案されたもので、配
送者が鍵をもたなくてもロッカーに荷を入れた後開閉蓋
の閉鎖により自動的に施錠できるようにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のロッカー錠は、ロッカーの枠体内に錠箱
を固定すること;錠箱にシリンダ錠を備えること;錠箱
の側面に対し先端が突出入でき、基端側が錠箱内の取付
枠に縦ピンと長孔とを組み合わせた結合手段で装着され
たラッチを有すること;ラッチの先端前方部には開閉蓋
が当接して該ラッチを錠箱の幅方向に没入させる傾斜部
を備えると共に、その先端後方部には開閉蓋に設けた係
入孔に該ラッチが係入した時開閉蓋を錠止するか該ラッ
チを前方に向け回動させることができる係止部を備えて
いること;ラッチを突出させる方向にばねで付勢させる
こと;シリンダ錠の回動するテイルピースに連係させ錠
箱内で縦方向に移動する作動板を設けること;作動板に
対し解錠方向への移動が許容され施錠方向にばねで付勢
されるようにしてストッパ部材を係合させること;スト
ッパ部材をラッチの基端部に対し接近させ又は離間させ
ることによりラッチを施錠状態又は解錠状態に置くよう
にすること;錠箱の側面に対し先端が突出入でき、基端
側が錠箱内に設けた保持枠に縦軸で枢着されたトリガー
を設けること;トリガーの基端部に設けたピニオンに噛
み合い保持枠内で錠箱の前後方向に摺動するトリガーラ
ックを設けること;トリガーを突出させる方向にばねで
付勢させること;トリガーラックに側方に向け突出させ
た作用ピンを設けること;保持枠の外側面に横軸で枢支
され、作用ピンにより作動される従動部材を設けるこ
と;従動部材は、作用ピンが後退位置から前進する時作
用ピンに摺接して該従動部材を揺動させるために設けら
れ、傾斜部として形成された第1従動部と、第1従動部
の先端で連続し、第1従動部材の内側に沿って設けた作
用ピンの後退時の復帰用の第2従動部と、第2従動部の
後端で連続させた、作用ピンの前後動を逃がすための直
線状の第3従動部とを備えていること;従動部材は保持
枠の外側面に対し前記横軸を支点として傾動可能にして
あること;従動部材は保持枠の外側面に対し非傾動状態
となる方向にばねで付勢してあること;作用ピンが従動
部材の第3従動部内に位置し後退が拘束されている時、
その拘束を解くため、任意の固定部材に枢着した解除片
を設けること;解除片は作動板と従動部材との間を連係
させるものであって、シリンダ錠に差し込んだ鍵によっ
て作動板を解錠方向に変位させかつ開閉蓋を開放させた
時、該解錠片を介して従動部材を傾動させ、従動部材の
第3従動部内で拘束されようとする作用ピンを後退位置
に復帰させること;及び、作用ピンが第1従動部に摺接
して従動部材を揺動させる時、従動部材はストッパ部材
に係合してそれを変位させ、該ストッパ部材をラッチの
基端側から離間させることを条件として成る。
【0005】
【作用】図1〜3は、シリンダ錠に鍵を差し込みラッチ
を解錠して開閉蓋を開放し、荷を取り出した状態(第1
段階)を示す。この第1段階では、ラッチ及びトリガー
は共に錠箱の側面から突出した状態にあり、ストッパ部
材はラッチの基端部材に対し接近した位置にあってラッ
チを施錠状態(ラッチの前方側への回動を不能とした状
態)とする。また、トリガーラック上の作用ピンは後退
位置にある。
【0006】ここで、図4〜図6の矢印Aで示すよう
に、開閉蓋を閉じると、ラッチは蓋の縁部に押されて錠
箱の幅方向に直線的に一旦没入した後、蓋の係入孔に至
ってばねの付勢力により再び突入してその係入孔に嵌ま
り込む。一方、トリガーは蓋の縁部で押されて回動し、
没入状態を保つ。
【0007】この際、トリガー基端部のピニオンに噛み
合うトリガーラックは前方位置に摺動し、トリガーラッ
ク上の作用ピンも同様に変位する。前進する作用ピン
が、第1従動部に摺接する従動部材は、揺動してストッ
パ部材に係合して、該ストッパ部材をラッチの基端部か
ら離間させた位置に変位させる(図4参照)。
【0008】この第2段階では、ロッカーの開閉蓋は閉
ざされているが、ラッチは解錠状態にあって、配送者に
より運ばれる荷を受け入れることが可能な荷の待機状態
となる。
【0009】次に、図7〜図9に示すように、配送者が
来て蓋を開くと、第2段階で解錠状態にあるラッチは、
その先端後方の係止部が開閉蓋の係入孔の縁部で前方に
押されることにより、回動しつつ錠箱内に一旦没入し、
ばねの付勢力により再び突出する。同時に、蓋の縁部に
より錠箱内に押し込まれていたトリガーが回動しつつ突
出状態に戻る。
【0010】この際、前方位置にあった作用ピンが、ト
リガーラックと共に後方に戻る時、揺動位置にあった従
動部材の第2従動部に摺接しつつ移動するので、従動部
材を原位置に復帰させる。
【0011】但し、作用ピンは第3従動部の後端で拘束
されるところとなって、後退位置のやゝ前方部で停止さ
れることになる。この第3段階で配送者はロッカー内に
荷を入れる。
【0012】図10〜図12には、配送者が矢印Bで示
すように開閉蓋を閉じた状態を示す。ラッチは蓋の縁部
に押されて錠箱の幅方向に直線的に一旦没入した後、蓋
の係入孔に至ってばねの付勢力により再び突出してその
係入孔に嵌まり込む。一方、トリガーは蓋の縁部で押さ
れて回動し、没入状態を保つ。
【0013】この第4段階では、ストッパ部材がラッチ
の基端部に近接し、ラッチの解錠方向への回動を阻止す
る位置にあり、トリガーラックの作用ピンは、従動部材
の第3従動部内にあって従動部材を解錠させる方向に揺
動させることができないので、ラッチは開閉蓋の係入孔
内で不動の状態に保たれ、該開閉蓋を確実に錠止する。
【0014】第4段階の施錠状態で受取人がロッカーか
ら荷を取り出すには、シリンダ錠に対し矢印C方向に鍵
を差し込み、所定の方向に回動させて解錠すればよい。
【0015】すなわち、鍵によりテイルピースを回動さ
せ、それに連係させた作動板を変位させる。作動板の変
位に伴って解錠方向に移動するストッパ部材がラッチの
基端部から離間すると、ラッチは解錠方向(前方)への
回動が許容されることになり、蓋は手で開放できること
になる。ここで、受取人は荷を取り出すことができる。
【0016】この際、図13に示すように解除片が 作
動板の変位に伴って揺動し、解除片をもって従動部材が
傾動されるので、第3従動部材内に位置していた作用ピ
ンを、トリガーラックと共に後退位置に復帰させ、図1
に示すように、従動部材の第1従動部と摺接できるよう
にする。
【0017】この発明のロッカー錠は、上述の第1段階
〜第4段階の作動が順次繰り返されることによって使用
される。
【0018】
【実施例】以下図面に示す実施例に基いてこの発明のロ
ッカー錠を説明する。この発明のロッカー錠は、ロッカ
ーの開閉蓋が片開きの形のもの、両開き形のもの又は引
き戸形のもののいずれであっても採用できる。図示例の
ロッカーの開閉蓋は最も一般的な片開き形のものを示し
た。
【0019】図1〜図6において、10はロッカーの前
面部の枠体、20はロッカーの開閉蓋、1は枠体10内
に固定されるほぼ箱形の錠箱である。
【0020】錠箱1の上方部分にはシリンダ錠2が前後
方向に向け固定してあり、錠箱1内の下方部分には適当
な取付枠11を介してラッチ3が設けてある。
【0021】ラッチ3の先端は錠箱1の側面の開口及び
枠体10の開口を通じて突出入できるようにしてあり、
その基端側は取付枠11に縦ピン31と長孔32とを組
み合せた結合手段で可動に装着されている。
【0022】また、そのラッチ3の先端前方部には開閉
蓋20が閉鎖時に当接して該ラッチ3を錠箱1の幅方向
に直線的に没入させる傾斜部33を備えると共に、その
先端後方部には開閉蓋20に設けた係入孔20aに該ラ
ッチ3が係入したとき開閉蓋20を錠止するか該ラッチ
3を前方に向け(解錠方向に向け)回動させることがで
きる係止部34を備えている。
【0023】ラッチ3は突出する方向に圧縮ばね35等
で付勢させてあり、その圧縮ばね35は例えばラッチ3
の先端部と取付枠11との間に装着してある。
【0024】符号4は一端をシリンダ錠2の回動するテ
イルピース21に連係させた作動板で、錠箱1内で縦方
向に移動できるようにしてある。
【0025】テイルピース21と作動板4との連係手段
としては、例えばテイルピース21に固定したピニオン
22と作動板4の一端部に設けたラック歯列41とを噛
み合わせたものを挙げることができる。符号44は作動
板4に施された戻しばねである。
【0026】図13に明示するように、前記の作動板4
の中央部には折曲片42が形成され、その折曲片42に
対し縦断面がコ字状に形成されたストッパ部材5の一端
(上端)が重ね合わされるようにして係合されてある。
【0027】ストッパ部材5は後述の保持枠12に止着
されたねじりばね51等で作動板4との係合状態が保持
される。換言すれば、ストッパ部材5は作動板4に対し
解錠方向(一端側)への独立した移動が許容され、施錠
方向(他端側)にばね51で付勢されるようにして係合
させてある。
【0028】ストッパ部材5の他端側に延出させた一体
の突片52は、上記のラッチ3の基端部に対し接近させ
又は離間させることにより、ラッチ3を施錠状態又は解
錠状態に置くことができる。
【0029】ラッチ3の施錠状態とは、ラッチ3を錠箱
1の幅方向には直線的に没入させることはできるが、縦
ピン31の回りには回動できない状態であり、ラッチ3
の解錠状態とは、ラッチ3を直線的な方向及び回転方向
のいずれの方向であっても錠箱1に対し没入させること
ができる状態である。
【0030】また、錠箱1内の縦方向の中央部分には箱
形の保持枠12が固設してあり、その保持枠12の中空
部には適当な取付片14を介して縦軸61でトリガー6
の基端側を枢着する。
【0031】トリガー6の先端は錠箱1の側面の開口及
び枠体10の開口を通じて突出入できるようにしてあ
り、トリガー6の基端部に設けたピニオン62は、保持
枠12内で錠箱1の前後方向に摺動案内される横断面コ
字状のトリガーラック7に噛み合わせてある。
【0032】トリガー6は縦軸61に巻装したねじりば
ね63によって突出する方向に付勢してあり、開閉蓋2
0が閉鎖されたときトリガー6に前方から当接してそれ
を回動させるようにしてある。
【0033】従って、トリガー6のピニオン62に噛み
合うトリガーラック7は、開閉蓋20の開放時は保持枠
12における後退位置を占め、また、開閉蓋20の閉鎖
時は前進位置を占める。
【0034】符号71はトリガーラック7の側面に突設
した作用ピンで、トリガーラック7の前後動に伴って保
持枠12の側板部に設けた長孔13内を前後動する。
【0035】作用ピン71で作動される従動部材8は、
前記の保持枠12の外側面に横軸84で枢支されてお
り、作用ピン71が後退位置から前進するとき作用ピン
71に摺接して該従動部材8を揺動させるために設けら
れ、傾斜部として形成された第1従動部81と、第1従
動部81の先端で連続し、第1従動部81の内側に沿っ
て設けた作用ピン71の後退時の復帰用の第2従動部8
2と、第2従動部82の後端で連続させた作用ピン71
の前後動を逃がすための直線状の第3従動部83とを備
えている。
【0036】実施例の従動部材8は、2枚の板材を部分
的に重合させ一体的に結合させて形成してあるが、1枚
の板状体として形成してもよい。
【0037】更に、この従動部材8は、保持枠12の外
側面に対し前記横軸84を支点として傾動可能にするこ
とを要する。実施例にあっては、保持枠12に固設した
横軸84に対し緩めの孔をもって従動部材8の基端部を
嵌め合わせ、もって、従動部材8の外周部85が保持枠
12の外側面から持ち上がって、従動部材8の全体が傾
動できるようにしてある。
【0038】また、前記の従動部材8は、保持枠12の
外側面に対し非傾動状態となる方向(近接する方向)に
ねじりばねを兼ねる圧縮ばね86等で付勢してある。
【0039】コイル部分を横軸84に巻装した前記のば
ね86は、圧縮ばねとしての作用においては従動部材8
を横軸84の軸線に沿って保持枠12の外側面に押圧
し、ねじりばねとしての作用においては従動部材8の揺
動の復帰用として働くものである。
【0040】図中、符号87は保持枠12に一体に設け
たストッパで、従動部材8の揺動の規準位置を規制す
る。
【0041】次に、作用ピン71が従動部材8の第3従
動部83内に位置しその後退が拘束されているとき、解
錠状態で開閉蓋20を閉鎖できるようにするため、その
拘束を解除する機構が必要である。
【0042】保持枠12その他任意の固定部材に枢着し
た解除片9は、図13に明示するように、作動板4と従
動部材8との間を連係させるものである。
【0043】シリンダ錠2に差し込んだ鍵によって作動
板4を解錠方向に変位させかつ開閉蓋20を解放させた
時、解除片9の回動により従動部材8を傾動させ、従動
部材8の第3従動部83内で拘束されようとする作用ピ
ン71を後退位置に復帰させる。
【0044】そして、作用ピン71が最終の後退位置に
ある時は、開閉蓋20を開放させると、作用ピン71は
第1従動部81に摺接して従動部材8を揺動させること
ができる。従って、従動部材8はストッパ部材5に係合
してそれを変位させ、該ストッパ部材5をラッチ3の基
端部から離間させる。
【0045】なお、実施例の解除片9と作動板4との連
係手段としては、解除片9の基端部に設けたピニオン9
1と作動板4の他端部に設けたラック歯列43とを噛み
合わせた手段が用いられているが、カム手段等を採用し
てもよいことは言う迄もない。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したこの発明のロッカー錠に
よれば、配送者が鍵をもたなくても荷受用のロッカーに
荷を入れた後単に開閉蓋を閉鎖するだけで自動的に施錠
できるので、受取人が不在であってもロッカーを介して
荷を届けることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロッカー錠の実施例において、受取
人が鍵により解錠して開閉蓋を開放し、荷を取り出した
第1段階を示す縦断側面図。
【図2】第1段階のトリガー部分における横断平面図。
【図3】第1段階のラッチ部分における横断平面図。
【図4】解錠状態で開閉蓋が閉鎖された荷の待機状態の
第2段階を示す縦断側面図。(但し、この図においてシ
リンダ錠は取り除いて示してある。)
【図5】第2段階のトリガー部分における横断平面図。
【図6】第2段階のラッチ部分における横断平面図。
【図7】配送者が開閉蓋を開放させた第3段階を示す縦
断側面図。
【図8】第3段階のトリガー部分における横断平面図。
【図9】第3段階のラッチ部分における横断平面図。
【図10】配送者が荷をロッカー内に入れた後、開閉蓋
を閉じて自動施錠した第4段階を示す縦断側面図。
【図11】第4段階のトリガー部分における横断平面
図。
【図12】第4段階のラッチ部分における横断平面図。
【図13】第4段階の縦断背面図。
【符号の説明】
10 ロッカーの枠体 20 開閉蓋 20a 係入孔 1 錠箱 11 取付枠 12 保持枠 2 シリンダ錠 21 テイルピース 3 ラッチ 31 縦ピン 32 長孔 33 傾斜部 34 係止部 4 作動板 5 ストッパ部材 51 ばね 6 トリガー 61 縦軸 62 ピニオン 63 ばね 7 トリガーラック 71 作用ピン 8 従動部材 81 第1従動部 82 第2従動部 83 第3従動部 84 横軸 86 ばね 9 解除片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカーの枠体内に錠箱を固定するこ
    と;錠箱にシリンダ錠を備えること;錠箱の側面に対し
    先端が突出入でき、基端側が錠箱内の取付枠に縦ピンと
    長孔とを組み合わせた結合手段で装着されたラッチを有
    すること;ラッチの先端前方部には開閉蓋が当接して該
    ラッチを錠箱の幅方向に没入させる傾斜部を備えると共
    に、その先端後方部には開閉蓋に設けた係入孔に該ラッ
    チが係入した時開閉蓋を錠止するか該ラッチを前方に向
    け回動させることができる係止部を備えていること;ラ
    ッチを突出させる方向にばねで付勢させること;シリン
    ダ錠の回動するテイルピースに連係させ錠箱内で縦方向
    に移動する作動板を設けること;作動板に対し解錠方向
    への移動が許容され施錠方向にばねで付勢されるように
    してストッパ部材を係合させること;ストッパ部材をラ
    ッチの基端部に対し接近させ又は離間させることにより
    ラッチを施錠状態又は解錠状態に置くようにすること;
    錠箱の側面に対し先端が突出入でき、基端側が錠箱内に
    設けた保持枠に縦軸で枢着されたトリガーを設けるこ
    と;トリガーの基端部に設けたピニオンに噛み合い保持
    枠内で錠箱の前後方向に摺動するトリガーラックを設け
    ること;トリガーを突出させる方向にばねで付勢させる
    こと;トリガーラックに側方に向け突出させた作用ピン
    を設けること;保持枠の外側面に横軸で枢支され、作用
    ピンにより作動される従動部材を設けること;従動部材
    は、作用ピンが後退位置から前進する時作用ピンに摺接
    して該従動部材を揺動させるために設けられ、傾斜部と
    して形成された第1従動部と、第1従動部の先端で連続
    し、第1従動部材の内側に沿って設けた作用ピンの後退
    時の復帰用の第2従動部と、第2従動部の後端で連続さ
    せた、作用ピンの前後動を逃がすための直線状の第3従
    動部とを備えていること;従動部材は保持枠の外側面に
    対し前記横軸を支点として傾動可能にしてあること;従
    動部材は保持枠の外側面に対し非傾動状態となる方向に
    ばねで付勢してあること;作用ピンが従動部材の第3従
    動部内に位置し後退が拘束されている時、その拘束を解
    くため、任意の固定部材に枢着した解除片を設けるこ
    と;解除片は作動板と従動部材との間を連係させるもの
    であって、シリンダ錠に差し込んだ鍵によって作動板を
    解錠方向に変位させかつ開閉蓋を開放させた時、該解錠
    片を介して従動部材を傾動させ、従動部材の第3従動部
    内で拘束されようとする作用ピンを後退位置に復帰させ
    ること;及び、作用ピンが第1従動部に摺接して従動部
    材を揺動させる時、従動部材はストッパ部材に係合して
    それを変位させ、該ストッパ部材をラッチの基端側から
    離間させることを条件として成るロッカー錠。
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