JP2006152776A - 引戸錠 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 錠杆30の切欠き部31に係合されるデッドハブ40の係合部44には、一端を錠ケース1に回動自在に枢支した第1クリック部材60の他端を連結してあり、閉戸時に、トリガー10が枠や柱などの受100に当接して許容位置まで後退した時に、前記錠杆30は伝達機構20を介して突出して枠や柱などの受100に設けた受孔102に係合するとともに、前記デッドハブ40と第1クリック部材60とが錠杆30の後退を阻止するようにしてある。
【選択図】 図4
Description
なお、ここで「枠や柱などの受」とは、枠や柱自体に直接に受孔を形成して受とする場合や、一般的に使用されているように、枠や柱に受部材(受座や箱受等)を設けて受とする場合などを意味し、広義に解する。
1は錠ケース本体1aとケース蓋(図示せず)とからなる錠ケースであって、この錠ケース1は引戸イの先端側にビス2などで取り付けてある。また、錠ケース1の前面にはフロント裏板1cが固定されており、このフロント裏板1cの前面にフロント板3がビス4などで固定してある。このフロント裏板1cとフロント板3には、トリガー用出入口5と錠杆用出入口6とが形成されている。
デッドボルト33の両側壁の中央部から後部に向けて長穴状のガイド穴37,37が形成され、このガイド穴37,37間に錠ケース1に水平方向に固定した案内棒38を貫挿して、デッドボルト33がガタ付くことなく移動できるようにしてある。
そして、鎌片34の基端面34aは鎌片規制部材50の下端面51を摺接するようにして、枢軸35を回動中心にして回動されるとともに、閉戸施錠時には該鎌片34の基端面34aを鎌片規制部材50の下端面51が位置決めして、鎌片34の先端側の係止部34bが受100の受孔102に係止されるようにしてある。なお、52は鎌片規制部材50のカバーである。この鎌片規制部材50は、錠ケース1の両側壁間に取付柱53で固定してある(図1〜図4、図9〜図13参照)。54は取付柱53の挿入孔である。
この伝達機構20は、一部をトリガー10に連結するとともに他部を錠ケース1に枢軸71で枢支した第1揺動体70と、第1揺動体70に連結ピン81で連結した第2揺動体80及び第2クリック部材90と、錠杆30に設けた係合ピン36と、一端を錠ケース1に枢支するとともに、他端に前記係合ピン36に係合される係合受部23を有し常時には前記係合受部23が係合ピン36に係合するのを解除する方向にストッパーバネ24により付勢されたストッパー22とを備えている。
この第1揺動体70の一端部には、第2クリック部材90の上端部に形成された連通孔91に嵌挿されるピン72が設けてあるとともに、このピン72より少し上方位置にはトリガー10に植設されたトリガーピン16を嵌挿した長穴状のガイド穴73が形成されている。このガイド穴73は、トリガーピン16を嵌挿することにより、トリガー10と第1揺動体70とを連結するだけでなく、トリガー10の移動に連動して第1揺動体70が枢軸71を回動中心として回動するのを規制する役割を担っている。枢軸71は錠ケース1の両側壁間に回転可能に枢着されており、この枢軸71より少し他端側(上端側)には貫通穴74を形成し、この貫通穴74と第2揺動体80の貫通穴82とに前記連結ピン81を嵌挿することにより、第1揺動体70と第2揺動体80とを連結している。
すなわち、ストッパー22の前部には段付けした円柱部25を形成し、該円柱部25の両端の径小部25a、25aを錠ケース1の両側壁に嵌装している。また、ストッパー22の後部には前記係合受部23が形成され、図8で左側から見て円柱部25から中程までには段付き板部26が形成されている。そして、円柱部25から段付き板部26までには前記ストッパーバネ24が設けてあり、このストッパーバネ24によりストッパー22は常時には係合受部23が係合ピン36と係合するのを解除する方向に付勢されている。また、このストッパー22は、トリガー10の突部17が円柱部25に係止されることで、トリガー10の開戸時における一定量以上の突出を阻止すると共に、該突部17のガイド面としても作用する。
開戸時、つまり図1に示すように引戸イが開放した状態時には、トリガー10はトリガーバネ11の付勢力によってフロント板3より所定寸法だけ前方へ突出するとともに、該トリガー10の移動に連動して伝達機構20の作用を介して、錠杆30は錠ケース1内に後退収納されて解錠状態なっている。
先ず、引戸イを閉めて行くと、図2に示す如く、完全に閉戸される直前にトリガー10は枠や柱ロなどの受100に当接してトリガーバネ11の付勢力に抗して後退する。このとき、トリガーピン14,14は錠ケース1の案内溝1d、1dを少し後退するとともに、トリガーピン16は第1揺動体70のガイド穴73のb地点にあって、第1揺動体70は第2クリック部材90の付勢力に抗して枢軸71を支点として施錠方向(反時計方向)へ回動するとともに、第2揺動体80は連結ピン81を支点に施錠方向(反時計方向)へ回動されて係合部83が錠杆30の係合ピン36と係合される。このとき、トリガー10の突部17が図1の位置より図2の位置まで後退して、ストッパー22の係合受部23は係合ピン36との係合が解除されているので、錠杆30が突出するのに阻害するものはない。
すなわち、図4で示す状態では、トリガーピン14、14は錠ケース1の案内溝1d、1dの最後端位置まで後退され、トリガーピン16は第1揺動体70のガイド穴73のd位置にあって、第2クリック部材90はクリックバネ93により図3の状態より時計方向に回動され、第1揺動体70は枢軸71を支点にして反時計方向へ回動されるとともに、第2揺動体80も連結ピン81を支点に反時計方向に回動される。このとき、第2揺動体80の係合部83は、第2クリック部材90及び第1揺動体70の作用を介して、係合ピン36との係合が解除される。
また、このとき、デッドハブ40の係合部44は、第1クリック部材60の作動により図3の中立位置から図4に示すように切欠き部31の前部位置に係合されて錠杆30の後退を阻止するように自動的に施錠される(図4参照)。
また、錠杆30は、デッドボルト33と鎌片34との二重構造としているが、デッドボルト33の凹部32を割愛して、その割愛相当部分を鎌片34のみで構成することもできる。その他適宜設計変更することができる。
3 フロント板
5 トリガー用出入口
6 錠杆用出入口
10 トリガー
11 トリガーバネ
14 トリガーピン
16 トリガーピン
17 突部
20 伝達機構
22 ストッパー
23 係合受部
24 ストッパーバネ
30 錠杆
31 切欠き部
32 凹部
33 デッドボルト
34 鎌片
36 係合ピン
40 デッドハブ
44 係合部
50 鎌片規制部材
60 第1クリック部材
63 連結ピン
64 クリックバネ
70 第1揺動体
71 枢軸
73 ガイド穴
80 第2揺動体
81 連結ピン
83 係合部
90 第2クリック部材
93 クリックバネ
100 受
102 受孔
Claims (3)
- 閉戸時に枠や柱などの受に当接して後退され、かつ常時は突出方向に付勢されたトリガーと、伝達機構を介して、前記トリガーの後退により突出するとともにトリガーの突出により後退する錠杆と、前記錠杆の後部に形成した切欠き部に係合してシリンダーやサムターンなどの操作部材により作動されるデッドハブとを備えた引戸錠であって、
前記錠杆の切欠き部に係合されるデッドハブには、該デッドハブを施錠状態と解錠状態とに安定保持させる第1クリック部材が設けてあり、
閉戸時に、前記トリガーが枠や柱などの受に当接して許容位置まで後退した時に、前記錠杆は伝達機構を介して突出して枠や柱などの受に設けた受孔に係合するとともに、前記デッドハブと第1クリック部材とが錠杆の後退を阻止するようにしてなることを特徴とする引戸錠。 - 前記伝達機構としては、一部をトリガーに連結するとともに他部を錠ケースに枢軸で枢支した第1揺動体と、第1揺動体に連結ピンで連結した第2揺動体及び第2クリック部材と、錠杆に設けた係合ピンと、一端を錠ケースに枢支するとともに、他端に前記係合ピンに係合される係合受部を有し常時には前記係合受部が係合ピンに係合するのを解除する方向にストッパーバネにより付勢されたストッパーとを備え、
開戸時において、前記トリガーは突出し錠杆は後退するとともに、前記ストッパーの係合受部は錠杆の係合ピンに係合するように設けてあり、トリガーの突出状態では、シリンダーやサムターンなどの操作部材によりデッドハブを施錠方向へ作動できない構成としてあり、
閉戸時において、トリガーが枠や柱などの受に当接して後退することにより、前記ストッパーの係合受部は錠杆に設けた係合ピンとの係合が解除され、前記第1揺動体は枢軸を支点に施錠方向に回動されるとともに、第2揺動体は連結ピンを支点に施錠方向に回動され該第2揺動体の係合部が錠杆に設けた係合ピンに係合しながら錠杆を施錠方向に突出させて行き、錠杆が完全に突出した状態では第2揺動体の係合部は第2クリック部材及び第1揺動体の作動により前記係合ピンとの係合が解除されるとともに、前記デッドハブの係合部は第1クリック部材の作動により錠杆の切欠き部の前部位置に係合されて錠杆の後退を阻止するように自動施錠される構成としてあり、
前記施錠状態から解錠状態とするには、シリンダーやサムターンなどの操作部材により前記デッドハブを第1クリック部材の作用により解錠方向へ回動することにより錠杆を後退しながら、デッドハブの係合部が第1クリック部材の作動により錠杆の切欠き部の後部位置に係合されて錠杆を後退して開戸可能となるとともに、トリガーがトリガーバネにより突出しながら、そのトリガーバネによるトリガーの突出に連動して第1揺動体と第2揺動体が回動するとともに、前記ストッパーの係合受部が錠杆に設けた係合ピンに係合されて開戸できるようにしてある請求項1記載の引戸錠。 - 前記錠杆は、後部にデッドハブ係合用の切欠き部を、前端部に凹部を有するデッドボルトと、このデッドボルトの凹部に回動可能に枢支した鎌片とからなる請求項1または2記載の引戸錠。
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