JPH0782882B2 - 電気的なコネクタ - Google Patents
電気的なコネクタInfo
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- JPH0782882B2 JPH0782882B2 JP5017349A JP1734993A JPH0782882B2 JP H0782882 B2 JPH0782882 B2 JP H0782882B2 JP 5017349 A JP5017349 A JP 5017349A JP 1734993 A JP1734993 A JP 1734993A JP H0782882 B2 JPH0782882 B2 JP H0782882B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
- H01R4/2425—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
- H01R4/2429—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
- H01R4/2433—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁された導線を接続
するための電気的なコネクタであって、保持体若しくは
絶縁部材の切欠き内に配置された接点部材が少なくとも
一方の端部に導線を接続するためのスリット付きの圧接
接続部を備えており、導線の端部が接点部材の長手方向
で該接点部材の圧接接続部のスリット内に差し込まれて
接続されるようになっている形式のものに関する。
するための電気的なコネクタであって、保持体若しくは
絶縁部材の切欠き内に配置された接点部材が少なくとも
一方の端部に導線を接続するためのスリット付きの圧接
接続部を備えており、導線の端部が接点部材の長手方向
で該接点部材の圧接接続部のスリット内に差し込まれて
接続されるようになっている形式のものに関する。
【０００２】前記形式のコネクタにおいては、導線がそ
の絶縁体を含めて接点部材の圧接接続部内に差し込ま
れ、絶縁体が切り込まれて、金属芯部がそれぞれ所属の
接点部材に電気的に接続されねばならない。この場合、
導線は複数のコネクタの密接な並列配置を可能にするた
めにコネクタの保持体若しくは絶縁部材内に軸線方向に
導入したい。
の絶縁体を含めて接点部材の圧接接続部内に差し込ま
れ、絶縁体が切り込まれて、金属芯部がそれぞれ所属の
接点部材に電気的に接続されねばならない。この場合、
導線は複数のコネクタの密接な並列配置を可能にするた
めにコネクタの保持体若しくは絶縁部材内に軸線方向に
導入したい。
【０００３】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第１０２１５６Ｂ１号明
細書により公知のコネクタにおいては、保持体内に、圧
接接続部を備えた接点部材が配置されており、接続すべ
き導線が接点部材の長手方向で該接点部材の圧接接続部
内に導入されている。導線を導入した後に、接点部材の
前方の端部に押圧力がかけられ、これによって接点部材
の、導線の差し込まれた後方の範囲が折り曲げられる。
このような折り曲げによって、接点部材側壁のナイフエ
ッジが導線の絶縁体に切り込み、導線の金属性の部分と
電気的に接触するようになっている。しかしながら、公
知のコネクタの場合には接点部材が費用のかかる複雑な
構造を成している。
細書により公知のコネクタにおいては、保持体内に、圧
接接続部を備えた接点部材が配置されており、接続すべ
き導線が接点部材の長手方向で該接点部材の圧接接続部
内に導入されている。導線を導入した後に、接点部材の
前方の端部に押圧力がかけられ、これによって接点部材
の、導線の差し込まれた後方の範囲が折り曲げられる。
このような折り曲げによって、接点部材側壁のナイフエ
ッジが導線の絶縁体に切り込み、導線の金属性の部分と
電気的に接触するようになっている。しかしながら、公
知のコネクタの場合には接点部材が費用のかかる複雑な
構造を成している。
【０００４】
【発明の課題】本発明の課題は、冒頭に述べた形式の電
気的なコネクタを改善して、接点部材の圧接接続部をで
きるだけ簡単に構成し、接点部材が経済的に量産品とし
て製造可能であり、接点部材の長手方向に差し込まれる
導線ができるだけ簡単に、しかも確実に圧接接続部内に
押し込み可能であり、導線と接点部材との確実な接触が
保証されるようにすることである。
気的なコネクタを改善して、接点部材の圧接接続部をで
きるだけ簡単に構成し、接点部材が経済的に量産品とし
て製造可能であり、接点部材の長手方向に差し込まれる
導線ができるだけ簡単に、しかも確実に圧接接続部内に
押し込み可能であり、導線と接点部材との確実な接触が
保証されるようにすることである。
【０００５】
【発明の構成】前記課題を解決するために本発明の構成
では、導線が、該導線の端部を圧接接続部のスリット内
に押し込むための押圧部分として構成された導線案内部
材内に受容されており、該導線案内部材が、該導線案内
部材の、保持体若しくは絶縁部材に向いた側の一方の端
面に該一方の端面から突出して保持体若しくは絶縁部材
の切欠き内に差込み可能な付加部を備えていて、かつ導
線案内部材の前記一方の端面に開口して導線の端部及び
圧接接続部を受容する切欠き、該切欠きに対してずらし
て導線案内部材内に配置されて該導線案内部材の、保持
体若しくは絶縁体と逆の側の他方の端面から出発して第
１の転向傾斜通路を介して前記切欠きに通じる案内孔、
及び前記第１の転向傾斜通路に相対して位置して前記切
欠きから出発して導線案内部材の前記一方の端面に向か
って斜めに延びる第２の転向傾斜通路を有しており、導
線案内部材の前記一方の端面がストッパとして十分な差
込みに際して保持体若しくは絶縁部材の縁部に接触して
導線案内部材の前記付加部の差込み深さを制限してお
り、導線が導線案内部材の前記他方の端面から案内孔を
通して導かれて第１の転向傾斜通路によって導線案内部
材の切欠きの方向に転向されて、該切欠きを横切って案
内され、かつ第２の転向傾斜通路によって再び接点部材
の長手方向に向けられていて、導線案内部材の切欠き内
に差し込まれた圧接接続部のスリット内に押し込まれて
該圧接接続部と電気的に結合されている。
では、導線が、該導線の端部を圧接接続部のスリット内
に押し込むための押圧部分として構成された導線案内部
材内に受容されており、該導線案内部材が、該導線案内
部材の、保持体若しくは絶縁部材に向いた側の一方の端
面に該一方の端面から突出して保持体若しくは絶縁部材
の切欠き内に差込み可能な付加部を備えていて、かつ導
線案内部材の前記一方の端面に開口して導線の端部及び
圧接接続部を受容する切欠き、該切欠きに対してずらし
て導線案内部材内に配置されて該導線案内部材の、保持
体若しくは絶縁体と逆の側の他方の端面から出発して第
１の転向傾斜通路を介して前記切欠きに通じる案内孔、
及び前記第１の転向傾斜通路に相対して位置して前記切
欠きから出発して導線案内部材の前記一方の端面に向か
って斜めに延びる第２の転向傾斜通路を有しており、導
線案内部材の前記一方の端面がストッパとして十分な差
込みに際して保持体若しくは絶縁部材の縁部に接触して
導線案内部材の前記付加部の差込み深さを制限してお
り、導線が導線案内部材の前記他方の端面から案内孔を
通して導かれて第１の転向傾斜通路によって導線案内部
材の切欠きの方向に転向されて、該切欠きを横切って案
内され、かつ第２の転向傾斜通路によって再び接点部材
の長手方向に向けられていて、導線案内部材の切欠き内
に差し込まれた圧接接続部のスリット内に押し込まれて
該圧接接続部と電気的に結合されている。
【０００６】本発明の有利な構成が請求項２から７に記
載してある。
載してある。
【０００７】
【発明の利点】本発明の前記構成に基づき、接点部材の
圧接接続部が極めて簡単に形成されており、保持体若し
くは絶縁部材と導線の端部を受容する導線案内部材との
圧着により、導線案内部材の案内孔内に差し込まれた導
線と保持体若しくは絶縁部材内の接点部材、即ち圧接接
続部との確実な接触が得られる。この場合、接続された
導線はコネクタから接点部材の長手方向に延びており、
並べて配置されるコネクタのパッケージ密度が接続され
た導線によって損なわれるようなことはなくなる。さら
に、導線案内部材内に配置された転向傾斜通路によって
導線を斜めに案内したことに基づき、導線案内部材が該
導線案内部材と保持体若しくは絶縁部材との圧着の後に
導線に作用する引張力を受け止めるようになる。さら
に、接点部材のための組み込みスペースが、接点部材の
圧接接続部を長手方向で扁平に延ばしてあるので小さく
保たれ、従って接点部材が多極性の１つのコネクタ内に
できるだけ密接に並べて配置できる。
圧接接続部が極めて簡単に形成されており、保持体若し
くは絶縁部材と導線の端部を受容する導線案内部材との
圧着により、導線案内部材の案内孔内に差し込まれた導
線と保持体若しくは絶縁部材内の接点部材、即ち圧接接
続部との確実な接触が得られる。この場合、接続された
導線はコネクタから接点部材の長手方向に延びており、
並べて配置されるコネクタのパッケージ密度が接続され
た導線によって損なわれるようなことはなくなる。さら
に、導線案内部材内に配置された転向傾斜通路によって
導線を斜めに案内したことに基づき、導線案内部材が該
導線案内部材と保持体若しくは絶縁部材との圧着の後に
導線に作用する引張力を受け止めるようになる。さら
に、接点部材のための組み込みスペースが、接点部材の
圧接接続部を長手方向で扁平に延ばしてあるので小さく
保たれ、従って接点部材が多極性の１つのコネクタ内に
できるだけ密接に並べて配置できる。
【０００８】
【実施例】図１に示す差込式のコネクタはほぼ、複数の
切欠き２を備えていて該切欠き２内に接点部材３を受容
する保持体（絶縁部材）１、及び導線１１の端部を受容
する導線案内部材４から成っている。接点部材（図面を
見やすくするために１つだけを示す）３は、保持体１の
切欠き２内で適当な係止手段５によって保持され、前方
の端部６に、対応する対向プラグとの接続のために差込
み接続部を備えている。接点部材３はさらに後方の端部
に、扁平に形成された圧接接続部７を備えており、この
圧接接続部が、導線１１の端部の押し込まれるスリット
８を有している。圧接接続部７は保持体１から突出して
いる。
切欠き２を備えていて該切欠き２内に接点部材３を受容
する保持体（絶縁部材）１、及び導線１１の端部を受容
する導線案内部材４から成っている。接点部材（図面を
見やすくするために１つだけを示す）３は、保持体１の
切欠き２内で適当な係止手段５によって保持され、前方
の端部６に、対応する対向プラグとの接続のために差込
み接続部を備えている。接点部材３はさらに後方の端部
に、扁平に形成された圧接接続部７を備えており、この
圧接接続部が、導線１１の端部の押し込まれるスリット
８を有している。圧接接続部７は保持体１から突出して
いる。
【０００９】コネクタの導線案内部材４は、保持体１に
向いた側の一方の端面に開口する切欠き１２、及び該切
欠き１２に対してずらして配置されて保持体１と逆の側
の他方の端面から出発して第１の転向傾斜通路１４を介
して切欠き１２に通じる案内孔９、及び第１の転向傾斜
通路１４に相対して位置して切欠き１２から出発して導
線案内部材４の前記一方の端面に向かって斜めに延びる
第２の転向傾斜通路１５を有している。案内孔９は前記
他方の端面に漏斗状の入口１０を備えており、この入口
１０から導線１１が案内孔９を通して案内されて、導線
１１の端部が切欠き１２内に受容されるようになってい
る。導線案内部材４はさらに、前記一方の端面に該一方
の端面から突出して保持体１の切欠き２内に差込まれる
付加部１７を備えており、この実施例では付加部１７に
案内溝１６を設けてあり、案内溝１６は第２の転向傾斜
通路１５から付加部１７の端面１３に向かって延びてい
る。
向いた側の一方の端面に開口する切欠き１２、及び該切
欠き１２に対してずらして配置されて保持体１と逆の側
の他方の端面から出発して第１の転向傾斜通路１４を介
して切欠き１２に通じる案内孔９、及び第１の転向傾斜
通路１４に相対して位置して切欠き１２から出発して導
線案内部材４の前記一方の端面に向かって斜めに延びる
第２の転向傾斜通路１５を有している。案内孔９は前記
他方の端面に漏斗状の入口１０を備えており、この入口
１０から導線１１が案内孔９を通して案内されて、導線
１１の端部が切欠き１２内に受容されるようになってい
る。導線案内部材４はさらに、前記一方の端面に該一方
の端面から突出して保持体１の切欠き２内に差込まれる
付加部１７を備えており、この実施例では付加部１７に
案内溝１６を設けてあり、案内溝１６は第２の転向傾斜
通路１５から付加部１７の端面１３に向かって延びてい
る。
【００１０】導線１１と接点部材３とを接続するため
に、導線１１がまず導線案内部材４の案内孔９内に差し
込まれて、第１の転向傾斜通路１４によって切欠き１２
に向けて転向させられ、該切欠き１２を横切って案内さ
れ、次いで第２の転向傾斜通路１５によって再び切欠き
１２の延在方向に対してほぼ平行な方向（コネクタの組
立てられた状態で接点部材３の長手方向）に向けられ
て、付加部１７の案内溝１６内を案内されて該付加部１
７の端面１３からわずかに突出せしめられる。次いで、
導線１１の突出する端部が切り揃えられて、導線の端面
が端面３と同列を成す。このようにしてあらかじめ準備
された導線案内部材４（図２、参照）が、保持体１に装
着されて、付加部１７が保持体１の切欠き２内に挿入さ
れ、この場合、接点部材３の突出する圧接接続部７が導
線案内部材４の切欠き１２内に進入し、従って、該切欠
き１２内に受容されている導線１１の端部が保持体１と
導線案内部材４との圧着に際して圧接接続部７のスリッ
ト８内に押し込まれる。これによって、導線の絶縁体が
切り込まれて、金属性の導線芯部が圧接接続部７と電気
的に結合される。
に、導線１１がまず導線案内部材４の案内孔９内に差し
込まれて、第１の転向傾斜通路１４によって切欠き１２
に向けて転向させられ、該切欠き１２を横切って案内さ
れ、次いで第２の転向傾斜通路１５によって再び切欠き
１２の延在方向に対してほぼ平行な方向（コネクタの組
立てられた状態で接点部材３の長手方向）に向けられ
て、付加部１７の案内溝１６内を案内されて該付加部１
７の端面１３からわずかに突出せしめられる。次いで、
導線１１の突出する端部が切り揃えられて、導線の端面
が端面３と同列を成す。このようにしてあらかじめ準備
された導線案内部材４（図２、参照）が、保持体１に装
着されて、付加部１７が保持体１の切欠き２内に挿入さ
れ、この場合、接点部材３の突出する圧接接続部７が導
線案内部材４の切欠き１２内に進入し、従って、該切欠
き１２内に受容されている導線１１の端部が保持体１と
導線案内部材４との圧着に際して圧接接続部７のスリッ
ト８内に押し込まれる。これによって、導線の絶縁体が
切り込まれて、金属性の導線芯部が圧接接続部７と電気
的に結合される。
【００１１】図４に示すように、導線案内部材４の端面
１８が導線案内部材と保持体との圧着に際して保持体１
の端面（ストッパ縁部）１９に当接して、導線案内部材
４の付加部１７の差込み深さを制限するようになってい
る。保持体１と導線案内部材４とは最終組立て位置で、
すなわち導線１１の結合の後に係止部材（図示せず）に
よって互いに連結保持される。導線を導線案内部材内で
転向傾斜通路によって転向案内していることに基づき、
導線案内部材が導線に長手方向で作用する引張負荷を受
け止める。
１８が導線案内部材と保持体との圧着に際して保持体１
の端面（ストッパ縁部）１９に当接して、導線案内部材
４の付加部１７の差込み深さを制限するようになってい
る。保持体１と導線案内部材４とは最終組立て位置で、
すなわち導線１１の結合の後に係止部材（図示せず）に
よって互いに連結保持される。導線を導線案内部材内で
転向傾斜通路によって転向案内していることに基づき、
導線案内部材が導線に長手方向で作用する引張負荷を受
け止める。
【００１２】図５には差込式のコネクタの変化例が示し
てある。この場合には、導線案内部材４を前組立て位置
で保持体１に仮に結合してある。導線案内部材の前組立
て位置が図５に示してある。前組立て位置では、案内孔
内に差し込まれる導線１１が導線差込み過程の終了時点
で保持体１の端面（ストッパ縁部）１９に当接する。導
線の当接によって、導線を導線案内部材４内に十分に深
く差し込んだことが問題なく確認される。接続すべきす
べての導線を差し込んだ後に、導線案内部材４を矢印Ｘ
の方向に移動さることに基づき、付加部１７が保持体１
の切欠きの開口と合致させられ、若しくは開口の前に位
置せしめられ、次いで、導線案内部材４を接点部材の長
手方向に押圧することによって保持体１の切欠き内に押
し込まれる。導線と接点部材の圧接接続部７との電気的
な結合が、すでに述べたように行われ、コネクタの最終
組立て位置は図４に示す位置に相応している。
てある。この場合には、導線案内部材４を前組立て位置
で保持体１に仮に結合してある。導線案内部材の前組立
て位置が図５に示してある。前組立て位置では、案内孔
内に差し込まれる導線１１が導線差込み過程の終了時点
で保持体１の端面（ストッパ縁部）１９に当接する。導
線の当接によって、導線を導線案内部材４内に十分に深
く差し込んだことが問題なく確認される。接続すべきす
べての導線を差し込んだ後に、導線案内部材４を矢印Ｘ
の方向に移動さることに基づき、付加部１７が保持体１
の切欠きの開口と合致させられ、若しくは開口の前に位
置せしめられ、次いで、導線案内部材４を接点部材の長
手方向に押圧することによって保持体１の切欠き内に押
し込まれる。導線と接点部材の圧接接続部７との電気的
な結合が、すでに述べたように行われ、コネクタの最終
組立て位置は図４に示す位置に相応している。
【００１３】図６には保持体１の切欠き２、変化せしめ
られた接点部材３′、及び変化せしめられた導線案内部
材４′が示してある。この場合には導線案内部材４′
が、切欠き２１を備えかつ案内孔９′によって貫通され
る付加部２０を備えている。付加部２０は保持体１の切
欠き２内に差し込まれるようになっており、付加部２０
の横断面が保持体１の切欠き２の横断面に相応してい
る。
られた接点部材３′、及び変化せしめられた導線案内部
材４′が示してある。この場合には導線案内部材４′
が、切欠き２１を備えかつ案内孔９′によって貫通され
る付加部２０を備えている。付加部２０は保持体１の切
欠き２内に差し込まれるようになっており、付加部２０
の横断面が保持体１の切欠き２の横断面に相応してい
る。
【００１４】案内孔９′は導線案内部材４′内をまず接
点部材３′の圧接接続部７′の長手方向に延び、次いで
付加部２０の端部の近くで付加部２０の切欠き２１に対
してほぼ４５°の角度を成して切欠き２１と交差して付
加部２０を貫通しており、案内孔９′内に差し込まれる
導線１１が斜めに付加部を通して案内されて、付加部の
側方からのみ導出される。導線案内部材内に導線を差し
込んだ後に、場合によっては付加部から突出する導線端
部が導線端面と付加部の側面とを同列にするように切り
揃えられる。保持体１と導線案内部材４′との圧着に際
して、接点部材３′の圧接接続部７′が付加部２０の切
欠き２１内に進入して、切欠き２１内に受容された導線
の端部が圧接接続部７′のスリット内に押し込まれ、導
線と圧接接続部との電気的な結合が行われる。この実施
例においても係止部材（図示せず）を用いて、保持体１
と導線案内部材４′との連結保持が導線の接続の後に行
われる。
点部材３′の圧接接続部７′の長手方向に延び、次いで
付加部２０の端部の近くで付加部２０の切欠き２１に対
してほぼ４５°の角度を成して切欠き２１と交差して付
加部２０を貫通しており、案内孔９′内に差し込まれる
導線１１が斜めに付加部を通して案内されて、付加部の
側方からのみ導出される。導線案内部材内に導線を差し
込んだ後に、場合によっては付加部から突出する導線端
部が導線端面と付加部の側面とを同列にするように切り
揃えられる。保持体１と導線案内部材４′との圧着に際
して、接点部材３′の圧接接続部７′が付加部２０の切
欠き２１内に進入して、切欠き２１内に受容された導線
の端部が圧接接続部７′のスリット内に押し込まれ、導
線と圧接接続部との電気的な結合が行われる。この実施
例においても係止部材（図示せず）を用いて、保持体１
と導線案内部材４′との連結保持が導線の接続の後に行
われる。
【００１５】導線案内部材４″の別の実施例が図７に示
してある。この場合には、案内孔９″がほぼ４５°の角
度を成して導線案内部材４″内に形成され、直線的に付
加部２０′を通って付加部２０′の切欠き２１と交差し
て延びている。
してある。この場合には、案内孔９″がほぼ４５°の角
度を成して導線案内部材４″内に形成され、直線的に付
加部２０′を通って付加部２０′の切欠き２１と交差し
て延びている。
【００１６】コネクタのさらに別の実施例が図８及び図
９に示してある。この場合、導線案内部材４″′の端面
に設けられた付加部２０″が端部に傾斜面２２を備えて
おり、これによって先端２３が形成されている。案内孔
９″′が付加部２０″内を長手方向に傾斜面２２に向か
って貫通しており、接点部材３″の圧接接続部７″の端
部がわずかに上方へ曲げられており、これによって先端
２３が接点部材３″の圧接接続部７″の後ろ側に係合で
きる。
９に示してある。この場合、導線案内部材４″′の端面
に設けられた付加部２０″が端部に傾斜面２２を備えて
おり、これによって先端２３が形成されている。案内孔
９″′が付加部２０″内を長手方向に傾斜面２２に向か
って貫通しており、接点部材３″の圧接接続部７″の端
部がわずかに上方へ曲げられており、これによって先端
２３が接点部材３″の圧接接続部７″の後ろ側に係合で
きる。
【００１７】コネクタの組立てに際して若しくは導線１
１の接続に際して、まず導線１１が導線案内部材の案内
孔９″′内に差し込まれて、付加部２０″の傾斜面２２
からわずかに突出せしめられる。次いで、付加部２０″
が保持体１の切欠き２内に押し込まれ、先端２３が圧接
接続部７″の後ろ側に係合し、該圧接接続部７″が付加
部２０″の引き続く押し込みに際して傾斜面に沿って上
方に向けてたわめられ、導線の端部を越えて移動させら
れる。これによって、導線端部が圧接接続部のスリット
内に押し込まれて、電気的に結合される。導線案内部材
４″′の付加部２０″の押し込みは、導線案内部材が保
持体１の端面に当接した場合に終了され、この場合にも
係止部材（図示せず）によって保持体と導線案内部材と
が連結保持される。
１の接続に際して、まず導線１１が導線案内部材の案内
孔９″′内に差し込まれて、付加部２０″の傾斜面２２
からわずかに突出せしめられる。次いで、付加部２０″
が保持体１の切欠き２内に押し込まれ、先端２３が圧接
接続部７″の後ろ側に係合し、該圧接接続部７″が付加
部２０″の引き続く押し込みに際して傾斜面に沿って上
方に向けてたわめられ、導線の端部を越えて移動させら
れる。これによって、導線端部が圧接接続部のスリット
内に押し込まれて、電気的に結合される。導線案内部材
４″′の付加部２０″の押し込みは、導線案内部材が保
持体１の端面に当接した場合に終了され、この場合にも
係止部材（図示せず）によって保持体と導線案内部材と
が連結保持される。
【図１】差込式のコネクタの分解斜視図。
【図２】図１のコネクタの部分断面図。
【図３】図１のコネクタの、図２の線３−３に沿った部
分断面図。
分断面図。
【図４】図１のコネクタの組立て状態での部分断面図。
【図５】コネクタの別の実施例の部分断面図。
【図６】コネクタの導線案内部材の別の実施例の部分断
面図。
面図。
【図７】コネクタの導線案内部材の別の実施例の部分断
面図。
面図。
【図８】コネクタの導線案内部材の別の実施例の差込み
開始位置での部分断面図。
開始位置での部分断面図。
【図９】図８の実施例の差込み終了位置での部分断面
図。
図。
１ 保持体、 ２ 切欠き、 ３ 接点部材、 ４ 導
線案内部材、 ５ 係止手段、 ６ 端部、 ７ 圧接
接続部、 ８ スリット、 ９ 案内孔、 １０ 入
口、 １１ 導線、 １２ 切欠き、 １３ 端面、
１４，１５ 転向傾斜通路、 １６ 案内溝、 １７
付加部、 １８，１９ 端面、 ２０ 付加部、 ２１
切欠き、 ２２ 傾斜面、 ２３ 先端
線案内部材、 ５ 係止手段、 ６ 端部、 ７ 圧接
接続部、 ８ スリット、 ９ 案内孔、 １０ 入
口、 １１ 導線、 １２ 切欠き、 １３ 端面、
１４，１５ 転向傾斜通路、 １６ 案内溝、 １７
付加部、 １８，１９ 端面、 ２０ 付加部、 ２１
切欠き、 ２２ 傾斜面、 ２３ 先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ ボーケンパー ドイツ連邦共和国 リュベッケ １ シュ ーベルトシュトラーセ ２ (72)発明者 アヒム ブレンナー ドイツ連邦共和国 リュベッケ １ ヴィ ッテキントシュトラーセ 30 (72)発明者 ディルク オーバーホーカンプ ドイツ連邦共和国 ヘルフォルト−シュテ ーデフロイント イム オーバーンホルツ 24
Claims (7)
- 【請求項１】 絶縁された導線（１１）を接続するため
の電気的なコネクタであって、保持体（１）若しくは絶
縁部材の切欠き内に配置された接点部材（３）が少なく
とも一方の端部に導線（１１）を接続するためのスリッ
ト付きの圧接接続部（７）を備えており、導線（１１）
の端部が接点部材（３）の長手方向で該接点部材の圧接
接続部（７）のスリット（８）内に差し込まれて接続さ
れるようになっている形式のものにおいて、導線（１
１）が、該導線（１１）の端部を圧接接続部（７）のス
リット（８）内に押し込むための押圧部分として構成さ
れた導線案内部材（４）内に受容されており、該導線案
内部材（４）が、該導線案内部材（４）の、保持体
（１）若しくは絶縁部材に向いた側の一方の端面に該一
方の端面から突出して保持体（１）若しくは絶縁部材の
切欠き（２）内に差込み可能な付加部（１７）を備えて
いて、かつ導線案内部材（４）の前記一方の端面に開口
して導線（１１）の端部及び圧接接続部（７）を受容す
る切欠き（１２）、該切欠き（１２）に対してずらして
導線案内部材（４）内に配置されて該導線案内部材
（４）の、保持体（１）若しくは絶縁体と逆の側の他方
の端面から出発して第１の転向傾斜通路（１４）を介し
て前記切欠き（１２）に通じる案内孔（９）、及び前記
第１の転向傾斜通路（１４）に相対して位置して前記切
欠き（１２）から出発して導線案内部材（４）の前記一
方の端面に向かって斜めに延びる第２の転向傾斜通路
（１５）を有しており、導線案内部材（４）の前記一方
の端面がストッパとして十分な差込みに際して保持体
（１）若しくは絶縁部材の縁部に接触して導線案内部材
（４）の前記付加部（１７）の差込み深さを制限してお
り、導線（１１）が導線案内部材（４）の前記他方の端
面から案内孔（９）を通して導かれて第１の転向傾斜通
路（１４）によって導線案内部材（４）の切欠き（１
２）の方向に転向されて、該切欠き（１２）を横切って
案内され、かつ第２の転向傾斜通路（１５）によって再
び接点部材（３）の長手方向に向けられていて、導線案
内部材（４）の切欠き（１２）内に差し込まれた圧接接
続部（７）のスリット（８）内に押し込まれて該圧接接
続部（７）と電気的に結合されていることを特徴とする
電気的なコネクタ。 - 【請求項２】 導線案内部材（４）が前組立て位置で側
方に移動可能に保持体（１）に保持されており、導線案
内部材（４）の付加部（１７）が側方へずらした後に、
保持体（１）の接点部材の配置された切欠き（２）内に
差し込まれるようになっている請求項１記載のコネク
タ。 - 【請求項３】 導線案内部材（４）の案内孔（９）内に
差し込まれる導線（１１）が、差し込まれかつ転向させ
られた後に、保持体（１）の１つの端面（１９）に形成
されたストッパ縁部に当接せしめられるようになってい
る請求項２記載のコネクタ。 - 【請求項４】 絶縁された導線（１１）を接続するため
の電気的なコネクタであって、保持体（１）若しくは絶
縁部材の切欠き（２）内に配置された接点部材（３″）
が少なくとも一方の端部に導線（１１）を接続するため
のスリット付きの圧接接続部（７″）を備えており、導
線の端部が接点部材（３″）の長手方向で該接点部材の
圧接接続部（７″）のスリット内に差し込まれて接続さ
れるようになっている形式のものにおいて、導線（１
１）が、該導線（１１）を圧接接続部（７″）のスリッ
ト内に押し込むための押圧部分として構成された導線案
内部材（４″′）内に受容されており、該導線案内部材
（４″′）が、該導線案内部材の、保持体（１）若しく
は絶縁部材に向いた側の一方の端面に該端面から突出し
て保持体（１）若しくは絶縁部材の切欠き（２）内に差
込み可能な付加部（２０″）を備えていてかつ、導線案
内部材（４″′）の、保持体（１）若しくは絶縁体と逆
の側の他方の端面から出発して前記付加部（２０″）を
貫通して延びる案内孔（９″′）を有しており、導線
（１１）が導線案内部材（４″′）の案内孔（９″′）
を通して案内されており、導線案内部材（４″′）の付
加部（２０″）が自由端部に傾斜面（２２）を備えてお
り、該傾斜面（２２）によって形成された先端（２３）
が保持体（１）若しくは絶縁部材の切欠き（２）内への
前記付加部（２０″）の差込みに際して接点部材
（３″）の圧接接続部（７″）の後ろ側に係合して、該
圧接接続部（７″）を導線案内部材（４″′）の付加部
（２０″）の引き続く差込みに際して導線（１１）に向
けて、ひいては導線（１１）を圧接接続部（７″）のス
リット内に押し込むようになっていることを特徴とする
電気的なコネクタ。 - 【請求項５】 絶縁された導線（１１）を接続するため
の電気的なコネクタであって、保持体（１）若しくは絶
縁部材の切欠き内に配置された接点部材（３′）が少な
くとも一方の端部に導線（１１）を接続するためのスリ
ット付きの圧接接続部（７′）を備えており、導線（１
１）の端部が接点部材（３′）の長手方向で該接点部材
の圧接接続部（７′）のスリット内に差し込まれて接続
されるようになっている形式のものにおいて、導線（１
１）が、該導線（１１）の端部を圧接接続部（７′）の
スリット内に押し込むための押圧部分として構成された
導線案内部材（４′）内に受容されており、該導線案内
部材（４′）が、該導線案内部材（４′）の、保持体
（１）若しくは絶縁部材に向いた側の一方の端面に該端
面から突出して保持体（１）若しくは絶縁部材の切欠き
（２）内に差込み可能な付加部（２０）を備えていてか
つ、該付加部（２０）に形成されて該付加部（２０）の
端面に開口していて導線（１１）の端部及び圧接接続部
（７′）を受容する切欠き（２１）、及び該切欠き（２
１）に対してずらして導線案内部材（４′）内に配置さ
れて該導線案内部材（４′）の、保持体（１）若しくは
絶縁体と逆の側の他方の端面から出発して導線案内部材
（４′）の切欠き（２１）に対して平行に、次いで該切
欠き（２１）に向かって該切欠き（２１）と交差して延
びる案内孔（９′）を有しており、導線（１１）が導線
案内部材（４′）の前記他方の端面から案内孔（９′）
を通して導かれて導線案内部材（４′）の切欠き（１
２）を横切って案内されていて、導線案内部材（４′）
の切欠き（２１）内に差し込まれた圧接接続部（７′）
のスリット内に押し込まれて、該圧接接続部（７′）に
電気的に結合されていることを特徴とする電気的なコネ
クタ。 - 【請求項６】 絶縁された導線（１１）を接続するため
の電気的なコネクタであって、保持体（１）若しくは絶
縁部材の切欠き内に配置された接点部材（３′）が少な
くとも一方の端部に導線（１１）を接続するためのスリ
ット付きの圧接接続部（７′）を備えており、導線（１
１）の端部が接点部材（３′）の長手方向で該接点部材
の圧接接続部（７′）のスリット内に差し込まれて接続
されるようになっている形式のものにおいて、導線（１
１）が、該導線（１１）の端部を圧接接続部（７′）の
スリット内に押し込むための押圧部分として構成された
導線案内部材（４″）内に受容されており、該導線案内
部材（４″）が、該導線案内部材（４″）の、保持体
（１）若しくは絶縁部材に向いた側の一方の端面に該端
面から突出して保持体（１）若しくは絶縁部材の切欠き
（２）内に差込み可能な付加部（２０′）を備えていて
かつ、該加部（２０′）に形成されて該付加部（２
０′）の端面に開口していて導線（１１）の端部及び圧
接接続部（７′）を受容する切欠き（２１）、及び導線
案内部材（４″）の、保持体（１）若しくは絶縁体と逆
の側の他方の端面から出発して導線案内部材（４″）の
切欠き（２１）に対してほぼ４５°の角度を成して該切
欠き（２１）と交差して延びる案内孔（９″）を有して
おり、導線（１１）が導線案内部材（４″）の前記他方
の端面から案内孔（９″）を通して導かれて該切欠き
（２１）を横切って案内されていて、導線案内部材
（４″）の切欠き（２１）内に差し込まれた圧接接続部
（７′）のスリット内に押し込まれて該圧接接続部と電
気的に結合されていることを特徴とする電気的なコネク
タ。 - 【請求項７】 導線案内部材（４′，４″，４″′）
の、保持体（１）若しくは絶縁部材に向いた側の一方の
端面がストッパとして十分な差込みに際して保持体
（１）若しくは絶縁部材の縁部に接触して導線案内部材
（４′，４″，４″′）の付加部（２０，２０′，２
０″）の差込み深さを制限している請求項４から６のい
ずれか１項記載のコネクタ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4203455.8 | 1992-02-07 | ||
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| AT (1) | ATE203631T1 (ja) |
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