JPH0781332B2 - 断熱用パネルとその製造方法 - Google Patents

断熱用パネルとその製造方法

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JPH0781332B2
JPH0781332B2 JP3351291A JP35129191A JPH0781332B2 JP H0781332 B2 JPH0781332 B2 JP H0781332B2 JP 3351291 A JP3351291 A JP 3351291A JP 35129191 A JP35129191 A JP 35129191A JP H0781332 B2 JPH0781332 B2 JP H0781332B2
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康雄 三好
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北海道農材工業株式会社
康雄 三好
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断熱用パネルとその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建造物等の躯体の内,外側
に断熱構造体を構築するいわゆる内,外断熱工法は、そ
の断熱構造体によって、外気温と日射による躯体への影
響を遮断しかつまた外気を直接躯体に触れさせないの
で、風雨や寒暑等の厳しい気象条件から躯体を保護する
等の利点があり、近時次第に普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの断熱
工法を採用し当該建造物の躯体の内,外側に断熱構造体
を構築施工すること自体必ずしも容易なことではない。
従来提案されている断熱構造体の外表面を形成する外装
仕上げ材の耐用年数はコンクリート躯体の耐用年数に比
べ極端に短く、通常後者が70年程度であるのに対し前
者はせいぜい10数年に過ぎない。そのため、断熱構造
体の改修工事を繰り返し行わなければならない欠点があ
る。
【0004】この欠点を解消するために、仕上げ材とし
てセラミック陶板を採用する場合には、躯体面に直接あ
るいは間接にモルタルを塗り、それにセラミック陶板を
貼り付けるとともに所要の目地仕上げをすることになる
ものであるが、その施工は熟練者によらざるを得ないと
ころ、最近は特に熟練者が不足している。コンクリート
躯体の出来上がりを待ってその内,外側に断熱構造体を
施工することは、当該建造物の施工期間を長くし、コス
トを高くすることにもなる。
【0005】出願人は、これらの欠点を解消するととも
に立体感があって体裁の優れた断熱構造躯体壁を比較的
容易に得ることのできる断熱用パネルとその製造方法を
開発し、既に特願平2−248625号,同2−402
965号として特許出願中である。
【0006】これら特許出願中のものは、当該断熱用パ
ネルを、平面的にしかも打ち込み工法によって製造する
ものである。すなわち、平面方形の成型用函型の底板上
にセラミック陶板等の仕上げ材をその外面を下向きにし
て揃列敷設し、その上に鉄筋ネットを乗載設置し、そこ
に所要の層厚になるまでモルタルまたはコンクリートを
打設することによって、所期のパネルを製造するもので
ある。
【0007】このため、一旦鉄筋ネットを乗載した後に
おいて、あるいはまたモルタル,コンクリートの硬化前
において、既に敷設してある仕上げ材に不陸を生じある
いは隙間を生じているようなことがあってもそれを直す
ことはもはやできない。また、パネルの大きさに応じた
比較的広い作業場所を要することとなり、かつそれは得
ようとするパネルが大型になるのにともないさらに広い
作業場所を必要とする。
【0008】本発明は、当該断熱用パネルを、立面的に
しかも吹き付け工法によって、当該建造物の建築現場で
その外壁を断熱構造体として構築でき、また、その他の
狭い場所でも簡単に製造できるようにし、上記の如き欠
点を解消することを目的に提案されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明断熱用
パネルは、鉄筋ネットの一側面にセラミック陶板等の仕
上げ材の所要複数枚が破れ目地形等適宜の配置において
装架固定し、その鉄筋ネットの縦筋及び横筋を含む仕上
げ材の裏面に防水層が重合するとともに、その防水層の
外面には発泡合成樹脂断熱層が重合し、かつ、その発泡
合成樹脂断熱層の外面にコンクリート層を重合してな
る。
【0010】上記においては、上記防水層と発泡合成樹
脂断熱層との間にモルタル層が介在していてもよい。
らに、仕上げ材の縦筋嵌合部を鉄筋ネットの縦筋に嵌合
し、かつ、各仕上げ材同士またはその縦筋嵌合部と縦筋
とを接着剤で固着すると全体が強固になり、仕上げ材が
不用意に剥落するようなことがない。
【0011】本発明断熱用パネルの製造方法は、底盤上
に鉄筋ネットを起立固定し、それの一側面に、セラミッ
ク陶板等の仕上げ材の所要複数枚を破れ目地形等適宜の
配置において装架固定し、他側面側から防水剤を吹き付
けることにより防水層を形成するとともに、その防水層
の外面に発泡性合成樹脂素材を吹き付けて現場発泡さ
せ、所要の厚さの発泡合成樹脂断熱層を形成するもので
ある。
【0012】上記において、防水層と発泡合成樹脂断熱
層との間にモルタル層を形成すること、あるいはまた、
発泡合成樹脂断熱層の外面にコンクリート層を形成する
こともできる。さらに、仕上げ材の縦筋嵌合部を鉄筋ネ
ットの縦筋に嵌合させるとともに、各仕上げ材同士また
はその縦筋嵌合部と縦筋とを接着剤で固着すると、その
後に防水層等を吹き付け形成するときにおいて、仕上げ
材が不用意に移動変移することがなく、作業効率が上が
る。
【0013】
【作用】本発明断熱パネルは、鉄筋ネットに仕上げ材が
装架固定し、その鉄筋ネットの縦筋及び横筋を含む仕上
げ材の裏面に防水層が重合しているので、その仕上げ材
の接合隙間等を通じて雨水や融雪水が浸入するのを阻止
でき、耐久性のきわめて高いものである。本発明方法に
よれば、上記構成の断熱パネルを、立面的にしかも吹き
付け工法によって、当該建造物の建築現場でその外壁を
断熱構造体として構築するのに適用でき、また、その他
の狭い場所でも簡単に当該パネルを製造できる。
【0014】
【実施例】図1〜11により本発明製造方法の実施例に
ついて説明する。 この実施例により製造する断熱用パネ
ルの外面を構成する仕上げ材としては、セラミック陶
板、自然あるいは人工の石材、またはその同効資材の中
から適宜選択採用できるものあるが、本実施例において
はセラミック陶板を採用したので、先ずそのセラミック
陶板aの構成について、図1〜3により説明する。
【0015】セラミック陶板aは、例えば高さ150m
m,幅300mm,厚さ25mmの横長方形であって、
内側耐力部1と外側化粧部2とからなり、その内側耐力
部1は裏面に約150mmの間隔をおいて2本の縦筋嵌
合部3,3を一体成型している。なお、この縦筋嵌合部
3,3とともにあるいはその代わりに横筋嵌合部を成型
することとしてもよい。
【0016】内側耐力部1と外側化粧部2とは、該セラ
ミック陶板aの一つの対角線に沿って前者を上向きに後
者を下向きに偏倚させた状態において一体成型されてお
り、これによって、第1に、外側化粧部2は、上端面2
を下向きの傾斜面として内側耐力部1の上端面1
り下方に位置させるとともに、下端面2を内側耐力部
1の下端面1より下方に突出させ、第2に、外側化粧
部2の左端面2を内側耐力部1の左端面1の左外方
に突出させるとともに、内側耐力部1の右端面1を外
側化粧部2の右端面2より右外方に突出させている。
【0017】セラミック陶板aは、上下に積み重ねたと
き、すなわち下段のセラミック陶板aの内側耐力部1の
上端面1に上段のセラミック陶板aの内側耐力部1の
下端面1を重合させたとき、上段のものの外側化粧部
2の下端面2が下段のものの外側化粧部2の傾斜する
上記上端面2との間に所要の間隔を形成し横空目地s
を保持する関係に設定してなるものである(図9,1
1参照)。
【0018】また、セラミック陶板aは、左右に隣り合
ったとき、左側のセラミック陶板aの内側耐力部1の右
端面1が右側のセラミック陶板aの内側耐力部1の左
端面1との間に後記打設モルタル等が充填される所要
の間隙sをおいて隣り合い、そのとき、その左右のも
のの外側化粧部2の右端面2と左端面2との間に所
要の間隔を形成し縦空目地sを保持する関係に設定し
てなる(図7,8参照)。
【0019】bは、上記構成のセラミック陶板aを装架
固定するのに使用され、かつ、製造される断熱用パネル
の内部に位置して全体を補強することになる鉄筋ネット
で、それは、直径6mmの複数本の縦筋4と横筋5と
を、所要の大きさ例えば高さ300mm,幅150mm
の多数の区画を形成するようにして溶接等の固定手段を
使用して組み立てたものである。
【0020】本発明製造方法による断熱用パネルの製造
は次のようにして行う。cは底盤で、その底盤c上に鉄
筋ネットbを起立し、その左右両側を幅押え6,6によ
り押さえてその起立状態に固定する。そして、上記構成
のセラミック陶板aを起立している鉄筋ネットbの一側
面に、縦筋嵌合部3,3を縦筋4,4に嵌合させなが
ら、例えば図6の破れ目地あるいはいも目地等所望の積
み方を採用して装架する。
【0021】この場合、鉄筋4,4の回りに所要の接着
剤を塗布して縦筋嵌合部3,3と縦筋4,4とをしっか
りと固定し、また、下段のセラミック陶板aの内側耐力
部1の上端面1に無機質接着剤7を塗布し、それに上
段のセラミック陶板aの内側耐力部1の下端面1を合
致させて該上段のセラミック陶板aを積み重ねる。
【0022】図示のように破れ目地形の配列とすること
によって、下段のセラミック陶板aの内側耐力部1の上
端面1に上段のセラミック陶板aの内側耐力部1の下
端面1を重合させ、上段のものの外側化粧部2の下端
面2が下段のものの外側化粧部2の傾斜する上記上端
面2との間に所要の間隔を形成し横空目地sを保持
する。
【0023】また、左側のセラミック陶板aの内側耐力
部1の右端面1が右側のセラミック陶板aの内側耐力
部1の左端面1との間に形成される間隙sには、上
記と同じ無機質接着剤7を充填し、さらに、その左右の
ものの外側化粧部2の右端面2と左端面2との間に
所要の間隔を形成し縦空目地sを保持する関係にする
(図7,8,10参照)。
【0024】上記において、横筋5が位置することにな
る段のセラミック陶板aの縦筋嵌合部3については、そ
の横筋5を通過させるのに必要な程度の切込み3′をあ
らかじめ入れておくものである(図9)。
【0025】次に、鉄筋ネットbの他側面側から有機系
または無機系防水剤を吹き付け、その鉄筋ネットbに装
架している全セラミック陶板aの裏面、縦筋4及び横筋
5を含む全域に、所要の厚さの防水層dを形成する。こ
の防水層dによって、セラミック陶板aの接合隙間を通
じて表側から裏側に雨水や融雪水が浸入しよとするのが
阻止できるもので、このことは本発明の重要な事項の一
つである。
【0026】続いて、上記防水層dの外面に、所要の発
泡性合成樹脂素材を吹き付け現場発泡させて、少なくて
もその中に鉄筋ネットbを埋設する厚さの発泡合成樹脂
断熱層eを形成する。これによって、十分な強度の所期
の断熱用パネルAを得ることができる(図9〜11)。
【0027】上記のようして製造した断熱用パネルA
は、これを単体として保管,出荷輸送し、目的のコンク
リート建造物等の躯体の内,外側に断熱構造体を構築す
るのに使用することができること明らかである。
【0028】その他、例えば、当該コンクリート建造物
の外壁を断熱構造体として構築しようとするときに、そ
の現場の所定位置に、上記と同様にして、断熱用パネル
Aを製造設立し、その断熱用パネルAを型枠代わりに使
用しながら当該建造物の躯体外面fとの間にコンクリー
トgを打設することによって、所期の断熱構造の外壁を
全て現場施工できるものであり(図9参照)、この場合
には、断熱用パネルAを工場等で製造し、現場に搬送す
るような煩わしさがなく、コストを軽減できる等のメリ
ットがある。
【0029】第12図は本発明パネルの実施例である断
熱用パネルBの断面図である。 この実施例のものは、セ
ラミック陶板aを装架した鉄筋ネットbの他側面側から
有機系または無機系防水剤を吹き付け、その全セラミッ
ク陶板aの裏面、縦筋4及び横筋5を含む全域に、所要
の厚さの防水層dを形成し、さらに、その防水層dの外
面に発泡合成樹脂断熱層eを形成するところまでは、上
記第1実施例の場合と同じであるから、重複の煩わしさ
を避け、同一部分に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0030】hは、上記発泡合成樹脂断熱層eの外側に
吹き付けによって形成したコンクリート層で、このコン
クリート層hは吹き付けによる以外に、別途成型したコ
ンクリート板を重合接着してもよい。
【0031】第13図は本発明パネルの他の実施例であ
る断熱用パネルcの断面図である。 この実施例のもの
、セラミック陶板aを装架した鉄筋ネットbの他側面
側から有機系または無機系防水剤を吹き付け、その全セ
ラミック陶板aの裏面、縦筋4及び横筋5を含む全域
に、所要の厚さの防水層dを形成するところまでは、
記した実施例の場合と同じであるから、重複の煩わしさ
を避け、同一部分に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0032】iは、上記防水層dの外面に通常モルタル
またはGRCモルタルを吹き付けることにより形成した
モルタル層、jは、そのモルタル層iのさらに外面に、
所要の発泡性合成樹脂素材を吹き付け現場発泡させて形
成した発泡合成樹脂断熱層である。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したところから明らかなよう
に、本発明によれば次の効果を奏する。
【0034】 本発明断熱パネルは、鉄筋ネットに仕
上げ材が装架固定し、その鉄筋ネットの縦筋及び横筋を
含む仕上げ材の裏面に防水層が重合しているので、その
仕上げ材の接合隙間等を通じて雨水や融雪水が浸入する
のを阻止でき、耐久性のきわめて高いものである。
【0035】 本発明方法によれば、上記構成の断熱
パネルを、立面的にしかも吹き付け工法によって、当該
建造物の建築現場でその外壁を断熱構造体として構築す
るのに適用できる。 また、当該断熱用パネルを、立面的にしかも吹き付
け工法によって製造するから、平面的にしかも打ち込み
工法で製造する場合に比べて狭い場所での製造が可能で
ある。
【0036】 平面的にしかも打ち込み工法によって
製造する場合には、仕上げ材は鉄筋ネット等の下積み状
態になるから一旦揃列敷設した後においてはその不陸や
隙間を調整することができないが、立面的にしかも吹き
付け工法によると、仕上げ材は常時露呈状態であり、モ
ルタルまたはコンクリートの硬化前であれば、随時その
不陸や隙間を直すことができ、高品質の製品を能率よく
製出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明製造方法の実施例に使用するセラミッ
ク陶板の正面図である。
【図2】 同上の平面図である。
【図3】 同上の側面図である。
【図4】 底盤上に起立した状態の鉄筋ネットの正面図
である。
【図5】 同上の鉄筋ネットにセラミック陶板を装架し
始めた状態の正面図である。
【図6】 同上の鉄筋ネットに所要枚数のセラミック陶
板を装架し終えた状態の正面図である。
【図7】 同上の要部正面図である。
【図8】 同上の平面図である。
【図9】 本発明製造方法によって製造した断熱パネル
の縦断面図である。
【図10】 同上の横断面図である。
【図11】 同上の斜視図である。
【図12】 本発明パネルの実施例に係る断熱パネルの
縦断面図である。
【図13】 本発明パネルの実施例に係る断熱パネルの
他の例の縦断面図である。
【符号の説明】
A 本発明製造方法で製造した断熱用パネル B 本発明パネルの実施例に係る断熱用パネル C 本発明パネルの実施例に係る他の例の断熱用パ
ネル a セラミック陶板 b 鉄筋ネット c 底盤 d 防水層 e 発泡合成樹脂断熱層 f 躯体外面 g コンクリート h コンクリート層 i モルタル層 j 発泡合成樹脂断熱層 s 横空目地 s 間隙 s 縦空目地 1 内側耐力部 1 上端面 1 下端面 1 左端面 1 右端面 2 外側化粧部 2 上端面 2 下端面 2 左端面 2 右端面 3 縦筋嵌合部 4 縦筋 5 横筋 6 幅押え 7 接着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底盤上に鉄筋ネットを起立固定し、それの
    一側面に、セラミック陶板等の仕上げ材の所要複数枚を
    破れ目地形等適宜の配置において装架固定し、他側面側
    から防水剤を吹き付けることにより防水層を形成すると
    ともに、その防水層の外面に発泡性合成樹脂素材を吹き
    付けて現場発泡させ、所要の厚さの発泡合成樹脂断熱層
    を形成することを特徴とする断熱用パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】鉄筋ネットの一側面にセラミック陶板等の
    仕上げ材の所要複数枚が破れ目地形等適宜の配置におい
    て装架固定し、その鉄筋ネットの縦筋及び横筋を含む仕
    上げ材の裏面に防水層が重合するとともに、その防水層
    の外面には発泡合成樹脂断熱層が重合し、さらに、この
    発泡合成樹脂断熱層の外面にコンクリート層が重合して
    いることを特徴とする断熱用パネル。
  3. 【請求項3】底盤上に鉄筋ネットを起立固定し、それの
    一側面に、セラミック陶板等の仕上げ材の所要複数枚を
    破れ目地形等適宜の配置において装架固定し、他側面側
    から防水剤を吹き付けることにより防水層を形成すると
    ともに、その防水層の外面に発泡性合成樹脂素材を吹き
    付けて現場発泡させ、所要の厚さの発泡合成樹脂断熱層
    を形成し、かつ、この発泡合成樹脂断熱層にコンクリー
    ト層を重合形成することを特徴とする断熱用パネルの製
    造方法。
  4. 【請求項4】鉄筋ネットの一側面にセラミック陶板等の
    仕上げ材の所要複数枚が破れ目地形等適宜の配置におい
    て装架固定し、その鉄筋ネットの縦筋及び横筋を含む仕
    上げ材の裏面に防水層が重合するとともに、その防水層
    の外面にモルタル層が重合し、さらにそのモルタル層の
    外面には発泡合成樹脂断熱層が重合していることを特徴
    とする断熱用パネル。
  5. 【請求項5】底盤上に鉄筋ネットを起立固定し、それの
    一側面に、セラミック陶板等の仕上げ材の所要複数枚を
    破れ目地形等適宜の配置において装架固定し、他側面側
    から防水剤を吹き付けることにより防水層を形成すると
    ともに、その防水層の外面にモルタルを吹き付けること
    により所要の厚さのモルタル層を形成し、さらに、その
    モルタル層の外面に発泡性合成樹脂素材を吹き付けて現
    場発泡させ、所要の厚さの発泡合成樹脂断熱層を形成す
    ることを特徴とする断熱用パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】仕上げ材がそれに一体成型の縦筋嵌合部を
    鉄筋ネットの縦筋に嵌合し、また、各仕上げ材同士また
    はその縦筋嵌合部と縦筋とが接着剤で固着していること
    を特徴とする請求項2または4記載の断熱用パネル。
  7. 【請求項7】仕上げ材がそれに一体成型の縦筋嵌合部を
    有し、その縦筋嵌合部を鉄筋ネットの縦筋に嵌合させる
    とともに、各仕上げ材同士またはその縦筋嵌合部と縦筋
    とを接着剤で固着することを特徴とする請求項1,3ま
    たは5記載の断熱用パネルの製造方法。
JP3351291A 1991-12-13 1991-12-13 断熱用パネルとその製造方法 Expired - Lifetime JPH0781332B2 (ja)

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