JPH0781299A - 熱反転式転写生地及びその製造法 - Google Patents
熱反転式転写生地及びその製造法Info
- Publication number
- JPH0781299A JPH0781299A JP18765693A JP18765693A JPH0781299A JP H0781299 A JPH0781299 A JP H0781299A JP 18765693 A JP18765693 A JP 18765693A JP 18765693 A JP18765693 A JP 18765693A JP H0781299 A JPH0781299 A JP H0781299A
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- JP
- Japan
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- pattern
- resin layer
- working surface
- layer
- hot
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00443—Copy medium
- G03G2215/00523—Other special types, e.g. tabbed
- G03G2215/00527—Fabrics, e.g. textiles
Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱反転で鮮明な模様を得ることができる。
【構成】 離型処理層１を施した上質紙等の基層２上
に、熱熔融性樹脂層３を設けてカラー電子複写機内を通
過できる厚みと可撓性を有する生地体４の熱熔融性樹脂
層３に、原稿板５の図柄模様６をカラー電子複写機を介
して複写し無数の平行微細間隙７，７・・・を備えると
共に複写反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した複
写反転図柄模様８を形成したことを特徴としている。
に、熱熔融性樹脂層３を設けてカラー電子複写機内を通
過できる厚みと可撓性を有する生地体４の熱熔融性樹脂
層３に、原稿板５の図柄模様６をカラー電子複写機を介
して複写し無数の平行微細間隙７，７・・・を備えると
共に複写反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した複
写反転図柄模様８を形成したことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、鮮明な模様を得るこ
とができる熱反転式転写生地及びその製造法に関するも
のである。
とができる熱反転式転写生地及びその製造法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりカラー電子複写機を使用して転
写用図柄を形成する技術は、種々の実例がある。例えば
離型剤を塗布した紙に、カラー電子複写機を用いてトナ
ーで仮接着図柄を形成した後、別に用意した離型紙上に
粘着性接着樹脂膜加工を施した剥離紙に、仮接着図柄を
重ねて反転熱融着加工をすることにより熱転写用反転図
柄を形成するもの等が知られている。
写用図柄を形成する技術は、種々の実例がある。例えば
離型剤を塗布した紙に、カラー電子複写機を用いてトナ
ーで仮接着図柄を形成した後、別に用意した離型紙上に
粘着性接着樹脂膜加工を施した剥離紙に、仮接着図柄を
重ねて反転熱融着加工をすることにより熱転写用反転図
柄を形成するもの等が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】ところが、カラー電
子複写機を使用して反転用剥離図柄を形成した後、反転
転写により転写用反転図柄を形成することにより熱転写
用図柄形成物として使用する場合、カラー電子複写機に
よる仮接着図柄形成、熱と圧力もしくは圧力のみによる
接着樹脂層への反転転写、熱転写接着加工による加工品
形成の三工程を必要とし加工操作が煩雑になると共に製
品の品質が一定しない等の欠点がある。
子複写機を使用して反転用剥離図柄を形成した後、反転
転写により転写用反転図柄を形成することにより熱転写
用図柄形成物として使用する場合、カラー電子複写機に
よる仮接着図柄形成、熱と圧力もしくは圧力のみによる
接着樹脂層への反転転写、熱転写接着加工による加工品
形成の三工程を必要とし加工操作が煩雑になると共に製
品の品質が一定しない等の欠点がある。
【０００４】即ち図柄形成層が転写加工後に表面層とな
るので、摩擦堅牢度、洗濯堅牢度、耐候堅牢度などの性
能が非常に劣ったものであったため、汎用的な用途開発
は望めなかった。
るので、摩擦堅牢度、洗濯堅牢度、耐候堅牢度などの性
能が非常に劣ったものであったため、汎用的な用途開発
は望めなかった。
【０００５】この発明は上記の問題点を解決したもの
で、鮮明な模様を被加工面に熱反転して形成することが
できる熱反転式転写生地及びその製造法を得ることを目
的としたものである。
で、鮮明な模様を被加工面に熱反転して形成することが
できる熱反転式転写生地及びその製造法を得ることを目
的としたものである。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためにこの発明の熱反転式転写生地は、上質紙等の基層
２上に、離型処理層１を設ける工程と、前記工程により
形成された離型処理層１に熱熔融性樹脂層３を施してカ
ラー電子複写機内を通過できる厚みと可撓性を有する生
地体４を形成する工程と、前記工程で形成された熱熔融
性樹脂層３上に、カラー電子複写機を介して原板５の図
柄模様６を複写して平行微細間隙７，７・・・を備える
と共に複写反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した
複写反転図柄模様８を形成する工程とにより形成したも
のである。
ためにこの発明の熱反転式転写生地は、上質紙等の基層
２上に、離型処理層１を設ける工程と、前記工程により
形成された離型処理層１に熱熔融性樹脂層３を施してカ
ラー電子複写機内を通過できる厚みと可撓性を有する生
地体４を形成する工程と、前記工程で形成された熱熔融
性樹脂層３上に、カラー電子複写機を介して原板５の図
柄模様６を複写して平行微細間隙７，７・・・を備える
と共に複写反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した
複写反転図柄模様８を形成する工程とにより形成したも
のである。
【０００７】
【実施例】この発明の実施例を説明すると、上質紙等の
基層２上に、シリコンコーティングを施して離型処理層
１を設ける工程と、前記工程により形成された離型処理
層１に融点７５℃〜１２０℃のポリウレタン樹脂層を適
宜の厚みにて形成し、透明の熱熔融性樹脂層３を施して
カラー電子複写機９内を通過できる厚みと可撓性を有す
る生地体４を形成する工程と、前記工程で形成された熱
熔融性樹脂層３の面上に、カラー電子複写機９の鏡像作
成機能を使用し、原稿板５の図柄模様６を反転複写して
平行微細間隙７，７・・・を備えると共に複写反転図柄
分断模様１４，１４・・・を有した複写反転図柄模様８
を形成する工程とにより熱反転式転写生地を形成するも
ので、これを転写に容易な寸法に裁断し転写部材片１２
とするものである。
基層２上に、シリコンコーティングを施して離型処理層
１を設ける工程と、前記工程により形成された離型処理
層１に融点７５℃〜１２０℃のポリウレタン樹脂層を適
宜の厚みにて形成し、透明の熱熔融性樹脂層３を施して
カラー電子複写機９内を通過できる厚みと可撓性を有す
る生地体４を形成する工程と、前記工程で形成された熱
熔融性樹脂層３の面上に、カラー電子複写機９の鏡像作
成機能を使用し、原稿板５の図柄模様６を反転複写して
平行微細間隙７，７・・・を備えると共に複写反転図柄
分断模様１４，１４・・・を有した複写反転図柄模様８
を形成する工程とにより熱反転式転写生地を形成するも
ので、これを転写に容易な寸法に裁断し転写部材片１２
とするものである。
【０００８】よって複写反転図柄模様８をＴシャツ等の
衣料品、カバン等の被転写部材１０である被加工面１１
に転写形成するには、転写部材片１２を図５、図１１に
示すように被加工面１１上に置いてアイロン等の加熱器
で熱熔融性樹脂層３が溶解する温度と時間を掛けて加熱
すると溶解した熱熔融性樹脂層３は被加工面１１の組織
に流入し、加熱後被加工面１１が冷却すると、流入した
熱熔融性樹脂層３は固着し強力な接着状態となる。
衣料品、カバン等の被転写部材１０である被加工面１１
に転写形成するには、転写部材片１２を図５、図１１に
示すように被加工面１１上に置いてアイロン等の加熱器
で熱熔融性樹脂層３が溶解する温度と時間を掛けて加熱
すると溶解した熱熔融性樹脂層３は被加工面１１の組織
に流入し、加熱後被加工面１１が冷却すると、流入した
熱熔融性樹脂層３は固着し強力な接着状態となる。
【０００９】次に被加工面１１が冷却した時、図１３、
図１４に示したように離型処理層１を施した基層２を剥
離すると、必要とする図柄である複写反転図柄模様８
は、熱熔融性樹脂層３が被加工面１１に流入すると共に
被加工面１１に付着することにより、強力に接着し、美
麗な転写図柄模様１３を形成することができることが可
能である。
図１４に示したように離型処理層１を施した基層２を剥
離すると、必要とする図柄である複写反転図柄模様８
は、熱熔融性樹脂層３が被加工面１１に流入すると共に
被加工面１１に付着することにより、強力に接着し、美
麗な転写図柄模様１３を形成することができることが可
能である。
【００１０】
【発明の作用効果】この発明は以上のような構成であ
り、離型処理層１を施した上質紙等の基層２上に、熱熔
融性樹脂層３を設けてカラー電子複写機内を通過できる
厚みと可撓性を有する生地体４の熱熔融性樹脂層３に、
原稿板５の図柄模様６をカラー電子複写機を介して複写
し無数の平行微細間隙７，７・・・を備えると共に複写
反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した複写図柄模
様８を形成したことにより、必要とする複写反転図柄模
様８をＴシャツ等の衣料品、カバン等の被転写部材１０
である被加工面１１に転写形成するには、転写部材片１
２を図５、図１１に示すように被加工面１１上に置いて
アイロン等の加熱器で熱熔融性樹脂層３が溶解する温度
と時間を掛けて加熱すると溶解した熱熔融性樹脂層３は
被加工面１１の組織に流入し、加熱後被加工面１１が冷
却すると、流入した熱熔融性樹脂層３は固着し強力な接
着状態となる。
り、離型処理層１を施した上質紙等の基層２上に、熱熔
融性樹脂層３を設けてカラー電子複写機内を通過できる
厚みと可撓性を有する生地体４の熱熔融性樹脂層３に、
原稿板５の図柄模様６をカラー電子複写機を介して複写
し無数の平行微細間隙７，７・・・を備えると共に複写
反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した複写図柄模
様８を形成したことにより、必要とする複写反転図柄模
様８をＴシャツ等の衣料品、カバン等の被転写部材１０
である被加工面１１に転写形成するには、転写部材片１
２を図５、図１１に示すように被加工面１１上に置いて
アイロン等の加熱器で熱熔融性樹脂層３が溶解する温度
と時間を掛けて加熱すると溶解した熱熔融性樹脂層３は
被加工面１１の組織に流入し、加熱後被加工面１１が冷
却すると、流入した熱熔融性樹脂層３は固着し強力な接
着状態となる。
【００１１】次に被加工面１１が冷却した時、図１３、
図１４に示したように離型処理層１を施した基層２を剥
離すると、必要とする図柄である複写反転図柄模様８
は、熱熔融性樹脂層３が被加工面１１に流入すると共に
被加工面１１に付着することにより、強力に接着し、美
麗な転写図柄模様１３を形成することができることが可
能である。
図１４に示したように離型処理層１を施した基層２を剥
離すると、必要とする図柄である複写反転図柄模様８
は、熱熔融性樹脂層３が被加工面１１に流入すると共に
被加工面１１に付着することにより、強力に接着し、美
麗な転写図柄模様１３を形成することができることが可
能である。
【００１２】又複写反転図柄模様８は原稿板５の図柄模
様６をカラー電子複写機９を介して形成したことにより
複写反転図柄模様８には無数の平行微細間隙７，７・・
・が形成されると共に複写反転図柄分断模様１４，１４
・・・が形成されこの平行微細間隙７，７・・・を通し
て熱熔融性樹脂層３が被加工面１１に接着し、平行微細
間隙７，７・・・を介して無数に平行分断された複写反
転図柄分断模様１４，１４・・・の夫々が熱熔融性樹脂
層３に被覆されて非常に堅牢性の高い転写図柄模様を形
成することができて風合が良く、耐洗濯性等にも堅牢で
非常に優れたものである。
様６をカラー電子複写機９を介して形成したことにより
複写反転図柄模様８には無数の平行微細間隙７，７・・
・が形成されると共に複写反転図柄分断模様１４，１４
・・・が形成されこの平行微細間隙７，７・・・を通し
て熱熔融性樹脂層３が被加工面１１に接着し、平行微細
間隙７，７・・・を介して無数に平行分断された複写反
転図柄分断模様１４，１４・・・の夫々が熱熔融性樹脂
層３に被覆されて非常に堅牢性の高い転写図柄模様を形
成することができて風合が良く、耐洗濯性等にも堅牢で
非常に優れたものである。
【００１３】又その製造法は上質紙等の基層２上に、離
型処理層１を設ける工程と、前記工程により形成された
離型処理層１に熱熔融性樹脂層３を施してカラー電子複
写機内を通過できる厚みと可撓性を有する生地体４を形
成する工程と、前記工程で形成された熱熔融性樹脂層３
上に、カラー電子複写機９を介して原板５の図柄模様６
を複写して平行微細間隙７，７・・・を備えた複写図柄
模様８を形成する工程より成ることによって簡単で不良
品の発生を除去し、製品の品質が一定しない等の支障を
防止することができるものである。
型処理層１を設ける工程と、前記工程により形成された
離型処理層１に熱熔融性樹脂層３を施してカラー電子複
写機内を通過できる厚みと可撓性を有する生地体４を形
成する工程と、前記工程で形成された熱熔融性樹脂層３
上に、カラー電子複写機９を介して原板５の図柄模様６
を複写して平行微細間隙７，７・・・を備えた複写図柄
模様８を形成する工程より成ることによって簡単で不良
品の発生を除去し、製品の品質が一定しない等の支障を
防止することができるものである。
【００１４】又更に構造が極めて簡単であり、大量生産
に適し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作でア
イロンを使用して転写することができるものである。
に適し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作でア
イロンを使用して転写することができるものである。
【図１】原稿板の平面図である。
【図２】生地体の一部切欠平面図である。
【図３】カラー電子複写機操作時の説明斜視図である。
【図４】複写図柄模様を設けた生地体の平面図である。
【図５】転写時の平面図である。
【図６】転写後の平面図である。
【図７】基層に離型処理層を施した断面図である。
【図８】生地体の断面図である。
【図９】生地体の表面に複写用図柄模様を設けた断面図
である。
である。
【図１０】図９に於ける一部拡大断面図である。
【図１１】加熱器で加熱した被転写部材に熱熔融性樹脂
層の一部を溶着した状態を示した断面図である。
層の一部を溶着した状態を示した断面図である。
【図１２】図１１に於ける一部拡大断面図である。
【図１３】剥離状態を示した断面図である。
【図１４】図１３に於ける一部拡大断面図である。
１ 離型処理層 ２ 基層 ３ 熱熔融性樹脂層 ４ 生地体 ５ 原稿板 ６ 図柄模様 ７ 平行微細間隙 ８ 複写反転図柄模様 ９ カラー電子複写機 １０ 被転写部材 １１ 被加工面 １２ 転写部材片 １３ 転写図柄模様 １４ 複写反転図柄分断模様
Claims (2)
- 【請求項１】 離型処理層１を施した上質紙等の基層２
上に、熱熔融性樹脂層３を設けてカラー電子複写機内を
通過できる厚みと可撓性を有する生地体４の熱熔融性樹
脂層３に、原稿板５の図柄模様６をカラー電子複写機を
介して複写し無数の平行微細間隙７，７・・・を備える
と共に複写反転図柄分断模様１４，１４・・・を有した
複写反転図柄模様８を形成したことを特徴とする熱反転
式転写生地。 - 【請求項２】 上質紙等の基層２上に、離型処理層１を
設ける工程と、前記工程により形成された離型処理層１
に熱熔融性樹脂層３を施してカラー電子複写機内を通過
できる厚みと可撓性を有する生地体４を形成する工程
と、前記工程で形成された熱熔融性樹脂層３上に、カラ
ー電子複写機を介して原稿板５の図柄模様６を複写して
平行微細間隙７，７・・・を備えると共に複写反転図柄
分断模様１４，１４・・・を有した複写反転図柄模様８
を形成する工程より成ることを特徴とする熱反転式転写
生地の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18765693A JPH0781299A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 熱反転式転写生地及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18765693A JPH0781299A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 熱反転式転写生地及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0781299A true JPH0781299A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16209904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18765693A Pending JPH0781299A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 熱反転式転写生地及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781299A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18765693A patent/JPH0781299A/ja active Pending
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