JPH078088U - 作業車 - Google Patents

作業車

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JPH078088U
JPH078088U JP3718093U JP3718093U JPH078088U JP H078088 U JPH078088 U JP H078088U JP 3718093 U JP3718093 U JP 3718093U JP 3718093 U JP3718093 U JP 3718093U JP H078088 U JPH078088 U JP H078088U
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JP
Japan
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vehicle body
jack
attached
deck
ground
Prior art date
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JP3718093U
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English (en)
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JP2595921Y2 (ja
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永治 藤田
浩一 岡本
徹 北條
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車体がジャッキによって地表から浮き上がった
状態になっても、デッキに容易に乗り降りすることがで
きる。 【構成】車体フレーム10の後部における各側部に設け
られたジャッキ20には、インナーポスト22の下端面
に接地板23が取り付けられており、この接地板23に
下端部が取り付けられた外側支持板25および内側支持
板によって、接地板23から上方の適当な高さ位置に第
1ステップ24が水平状態で支持されている。インナー
ポスト22が下方へと進出して車体が地表から浮き上が
った状態になると、第1ステップ24は、車体フレーム
10に設けられた第2ステップ31および第3ステップ
32に対して前後方向に階段状になり、これらのステッ
プを使用することにより、作業者はデッキ15上に容易
に乗り降りできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高所作業車、クレーン車等の作業車に関し、特に、車体フレームの 各側部に伸長可能に配置されたジャッキによって車体が地表から浮き上がった状 態で支持される作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブームが上方へと延びる高所作業車やクレーン車では、ブームが上方に延びた 場合にも車体が転倒しないように、前後の各側部に設けられたジャッキによって 、車体を地表から浮き上がらせた状態で支持するようになっている。車体には、 通常、デッキや荷台に乗り降りするためのステップが設けられているが、車体が 地表から浮き上がった状態になると、車体が地表から高くなるために、車体に設 けられたステップに足を掛けることが容易にできなくなる。このために、例えば 実開平1−161162号公報には、ジャッキの外側面に複数のステップを設け て、このステップを利用してデッキや荷台に乗り降りする作業車が開示されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような作業車では、車体に対して鉛直状態になったジャッキの外側面にス テップが設けられているために、各ステップも鉛直状態に並んだ状態になってい る。このために、各ステップを利用してデッキや荷台に乗り降りする場合には、 ジャッキの上部に配置された把手を、片手あるいは両手で掴まなければ、非常に 危険である。しかし、両手に荷物を持った状態のような場合には、把手を掴むこ とができず、安全に乗り降りできない。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するものであり、その目的は、両手に荷物を 持ったような場合にも、両手を使用することなくデッキや荷台に安全に乗り降り することができる作業車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の作業車は、車体フレームの各側部に下方への伸長可能なジャッキが鉛 直状態で取り付けられており、各ジャッキが伸長することによって車体が地表か ら浮き上がった状態で支持される作業車であって、各ジャッキの下端部に取り付 けられた支持部材によって、各ジャッキの下端から上方の適当な高さ位置に水平 状態で支持された第1ステップと、各ジャッキの伸長によって車体が浮き上がっ た状態で支持された際に、前記第1ステップとは階段状になるように、車体フレ ームに水平状態で支持された第2ステップと、を有することを特徴とするもので あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0006】
【作用】
本考案の作業車では、各ジャッキによって車体が地表から浮き上がった状態に なると、ジャッキに水平状態で取り付けられた第1ステップが地表に対して所定 の高さになり、車体に設けられた第2ステップに対して階段状になる。従って、 作業者は、第1ステップから第2ステップへと容易に順番に足を掛けることがで きる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は、本考案の作業車の一例を示す側面図、図2はその作業車の後部の平面 図である。この作業車は、車体フレーム10の後部にデッキ15が設けられてお り、このデッキ15上に支持台11が設けられている。支持台11にはブーム1 2の基端部が上下方向に回動可能に支持されており、このブーム12先端部に高 所作業用のバケット(図示せず)が取り付けられている。ブーム12は、支持台 11に取り付けられた起伏シリンダー14によって、先端部が昇降するようにな っている。
【0009】 車体フレーム10における各側面17には、後輪16よりも若干後方にて内側 に入り込んだ段差部17aが設けられており、この段差部17aよりも後方の側 面部分17bが段差部17aの前方の側面部分17cよりも内側に位置している 。そして、この内側に位置する各側面部分17bの下端部に沿って、水平状態に なった第2ステップ31が段差部17aおよび側面部分17bに取り付けられて いる。さらに、この第2ステップ31とデッキ15の上面とのほぼ中間位置には 、第3ステップ32が水平状態で段差部17aおよび側面部分17bに取り付け られている。
【0010】 下側の第2ステップ31は、上側の第3ステップ32よりも後方へと長く延出 しており、従って、第2ステップ31、第3ステップ32は、前後方向に階段状 になっている。
【0011】 段差部17aよりも前方のデッキ15上の各側縁部には、手すり13がそれぞ れ設けられている。各手すり13は、段差部17aに近接したデッキ15上面か ら上方へと延出してその上部にて前方に屈曲された丸パイプによって構成されて おり、その前側の端部が、車体フレーム10上の各側縁部に沿って配置された壁 面部19の後端面に連結されている。
【0012】 車体フレーム10の後側の側面部分17bの後端部には、ジャッキ20がそれ ぞれ取り付けられている。また、車体フレーム10の前側の各側面部分17cに もジャッキ20がそれぞれ取り付けられている。各ジャッキ20は、車体フレー ム10の各側面17に鉛直状態でそれぞれ取り付けられた断面四角形状の中空の アウターポスト21と、このアウターポスト21内に下方への進出可能に配置さ れたインナーポスト22とを有している。インナーポスト22の下端面には、水 平状態になった接地板23が取り付けられており、この接地板23はインナーポ スト22が下方に進出することによって地表に圧接される。そして、接地板23 が地表に圧接された状態で、インナーポスト22がさらに下方へと進出すること により、車体全体が地表から上方に浮き上げられて、各ジャッキ20によって支 持される。
【0013】 図3はジャッキ20の下端部における図1のA−A線で示す側面図、図4は図 3のB−B線で示す側面図である。車体フレーム10の後部に設けられた各ジャ ッキ20のインナーポスト22には第1ステップ24が設けられている。この第 1ステップ24は、外側支持板25および内側支持板26によってインナーポス ト22の前方において、接地板23の上方の適当な高さ位置に水平状態で支持さ れている。外側支持板25は、接地板23の外側面に下端部が取り付けられ、上 端面がインナーポスト22の前方に位置した平行四辺形状になっている。内側支 持板26は、上端面が第1ステップ24の下面に取り付けられており、前側の側 縁が下側になるにつれて順次接地板23に接近するように傾斜している。後側の 側縁は、インナーポスト22およびアウターポスト21に沿った鉛直状態になっ ており、下端部が接地板23の内側面に沿うように後方へと延出している。そし て、その後方へと延出した部分が接地板23の内側面に取り付けられている。
【0014】 インナーポスト22に取り付けられた第1ステップ24は、インナーポスト2 2がアウターポスト21から下方へと進出して、接地板23が地表に圧接されて 車体が浮き上がった状態になると、車体フレーム10の側面に設けられた下側の 第2ステップ31と地表との間のほぼ中間の高さになり、従って、第1ステップ 24、第2ステップ31、第3ステップ32、さらにはデッキ15上面が前後方 向に階段状に配置される。
【0015】 このような構成の高所作業車では、高所作業を実施するに際して、各ジャッキ 20のインナーポスト22がアウターポスト21から下方へと進出される。そし て、インナーポスト22下端に取り付けられた接地板23が地表に圧接され、さ らにインナーポスト22が下方へと進出することにより、車体が地表から浮き上 がった状態とされる。
【0016】 このような状態になると、インナーポスト22の下端部に取り付けられた第1 ステップ24も下降し、接地板23が地表に圧接されて車体が地表から浮き上が った状態になると、この第1ステップ24は地表から所定の高さ位置になり、車 体フレーム10に設けられた第2ステップ31と地表とのほぼ中間の高さに位置 される。その結果、第1ステップ24、第2ステップ31、第3ステップ32、 さらにはその上方のデッキ15が後方から前方にかけて順次高くなった階段状に なり、作業者は第1ステップ24、第2ステップ31、第3ステップ32、およ びデッキ15と順番に足を掛けることにより、両手を使用することなく、デッキ 15上に容易に上ることができる。反対に、デッキ15から下りる場合にも、第 3ステップ32、第2ステップ31、および第1ステップ24に順番に足を掛け ることにより、両手を使用することなく、容易に地表に降りることができる。従 って、両手に荷物を持った状態でも、デッキ15に容易に乗り降りすることがで きる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の作業車は、このように、下方へと伸長するジャッキの下端部に水平状 態で取り付けられた第1ステップが、ジャッキの伸長によって車体が浮き上がっ た状態になると、車体に設けられた第2ステップに対して階段状態になるために 、作業者は車体上に容易に乗り降りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の作業車の一例を示す側面図である。
【図2】その後部の平面図である。
【図3】図1のA−A線で示す側面図である。
【図4】図3のB−B線で示す側面図である。
【符号の説明】
10 車体フレーム 13 手すり 15 デッキ 20 ジャッキ 21 アウターポスト 22 インナーポスト 23 接地板 24 第1ステップ 25 外側支持板 26 内側支持板 31 第2ステップ 32 第3ステップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの各側部に下方への伸長可
    能なジャッキが鉛直状態で取り付けられており、各ジャ
    ッキが伸長することによって車体が地表から浮き上がっ
    た状態で支持される作業車であって、 各ジャッキの下端部に取り付けられた支持部材によっ
    て、各ジャッキの下端から上方の適当な高さ位置に水平
    状態で支持された第1ステップと、 各ジャッキの伸長によって車体が浮き上がった状態で支
    持された際に、前記第1ステップとは階段状になるよう
    に、車体フレームに水平状態で支持された第2ステップ
    と、 を有することを特徴とする作業車。
JP1993037180U 1993-07-07 1993-07-07 作業車 Expired - Lifetime JP2595921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993037180U JP2595921Y2 (ja) 1993-07-07 1993-07-07 作業車

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JP1993037180U JP2595921Y2 (ja) 1993-07-07 1993-07-07 作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH078088U true JPH078088U (ja) 1995-02-03
JP2595921Y2 JP2595921Y2 (ja) 1999-06-02

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