JPH0780667B2 - ホイスト走行レ−ル旋回接続装置 - Google Patents

ホイスト走行レ−ル旋回接続装置

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JPH0780667B2
JPH0780667B2 JP9337687A JP9337687A JPH0780667B2 JP H0780667 B2 JPH0780667 B2 JP H0780667B2 JP 9337687 A JP9337687 A JP 9337687A JP 9337687 A JP9337687 A JP 9337687A JP H0780667 B2 JPH0780667 B2 JP H0780667B2
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JP
Japan
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rail
traveling
hoist
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side end
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JP9337687A
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JPS63262390A (ja
Inventor
武夫 木村
誠 保坂
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はホイストの走行方向を反転させる走行路を形成
するホイスト走行レール旋回接続装置に関する。
[従来技術と問題点] 電解製錬工場等では、多数の極板を移送するためにホイ
ストやクレーン等が用いられており、これらの走行用レ
ールが種々の方向に配列されている。一般に、これらの
レールを接続し、ホイストを一方のレールから他方のレ
ールに連続して走行させるためにトラバーサが用いられ
る。トラバーサには種々の形式が知られており、例え
ば、一方のレールから送出されたホイストを保持して他
方のレールに平行に移動し、該他方のレールに送り出す
搬送タイプのものや、一対の走行レールに同時に接続す
る架橋タイプのものが用いられている。後者のトラバー
サには外部の走行レールに接続するための接続用レール
が設けられているが、従来のトラバーサにおいては、該
接続用レールが固定されており、走行中のホイストの向
きを反転させることができない。この為、例えば、ホイ
ストに通電するための送電線や信号線が走行レールの両
側で異なる場合、第1図に示すように一方の走行レール
から送り出されたホイストがそのまま先頭から他方の走
行レールに進入すると、上記信号線等の配列に対してホ
イストの向きが逆転した状態となり、走行不能になる問
題がある。また、従来のトラバーサーによるホイスト平
行移送ではトラバーサーが往復するため復路走行時間が
よけいにかかり一工程の所要時間が延びるのでトラバー
サー移動中に他の作業工程を連動させると能率が低下す
る問題がある。
[問題解決の手段] 本発明は、走行台車に装着される上記接続用レールを導
入レール、送出レール及び中間レールによって形成し、
該中間レールを旋回自在に設けることにより、走行中に
ホイストの向きを反転させることができるようにし、ま
た、ホイストのレール間の乗り替え時間が大幅に短縮さ
れるために、他の作業工程も所要時間内に組合せること
ができるようにし、上記従来の問題を解決した。
[発明の構成] 本発明によれば、複数配列されたホイスト用走行レール
の側端に沿って移動する走行台車に、導入レールと送出
レール及びこれら両レールを接続する中間レールが設け
られ、該中間レールはその導入レール側端部が送出レー
ルに接続するように旋回自在に装着されており、これに
よりホイストが反転して進行する走行路が形成され、更
に、各レールの側端にはストッパ機構とレールの位置合
せ機構とが付設されているホイスト走行レール旋回接続
装置が提供される。
本発明の装置は、走行自在な台車を有しており、複数列
に配設されたホイスト走行レールの側端部に沿って移動
される。
上記走行台車には、該台車の外部に配設されているホイ
スト走行レールに接続するための導入レールと送出レー
ルとが配設されている。両レールは該台車に固定されて
おり、更に、該台車には上記各レールに接続するための
中間レールが旋回自在に設けられている。該中間レール
は、その両端が導入レールと送出レールとに夫々同時に
接続するように設けても良く、また中間レールの一側端
のみが該中間レールの旋回により交互に導入レールの端
部と送出レールの端部に接続するように設けても良い。
導入レールと送出レールの配列は外部の走行レールの配
列に応じて適宜定められる。走行台車の片側に上記走行
レールが多数並列に配列されている場合には、導入レー
ルと送出レールの外側端部を夫々走行台車の同一側端に
設け、一方のレールないし両レールを夫々他方のレール
に向かって湾曲した形状にすればよい。
上記各レールにはホイストの走行を停止するストッパ機
構と各レール間の芯合せをする位置合せ機構が付設され
ている。これら両機構の一例として、一方のレール側端
にシリンダーを設け、該シリンダーのロッド先端に先細
りのテーパを形成し、他方のレール側端には上記ロッド
先端を受け入れる係合部と、該ロッドにより回転される
アームとを設け、該係合部には上記ロッド先端が挿入さ
れるテーパ孔を設ける一方、該アームにはストッパを軸
着し、これにより上記位置合せ機構と上記ストッパ機構
とを一体に形成すると良い。
[実施例] 第2図に本発明の一実施例を示す。図示するように走行
台車10の両側には夫々一対の走行ローラ11a〜11dが突設
されており、走行台車10は該走行ローラ11a〜11dを介し
て建家天井に設けられたガイドレール12に懸下され、該
ガイドレール12に沿って移動する。走行台車10には導入
レール13と送出レール14及び中間レール15設けられてい
る。上記各レールは外部の走行レールと同様に例えば、
I型鋼等により単線レールとして形成されている。
本実施例では、導入レール13は台車10の一方の角部10a
から対角線上の他方の角部10bに向かって湾曲して延設
されており、該角部10bには中間レール15が位置し、送
出レール14は該中間レール15に向かって他方の角部10c
から直線上に延設されている。上記各レールは走行台車
10の下面に突設されており、導入レール13と送出レール
14とは台車10に固定される一方、中間レール15は旋回自
在に装着されている。中間レール15の旋回部分を第4図
に示す。図示するように中間レール15の上面に回転軸15
aが突設されており、該回転軸15aは台車10に設けられて
いる軸受部10eにベアリング15bを介して軸着されてお
り、該回転軸15aの上端にはその荷重を支えるフランジ
部15cが形成されている。一方、台車10の側端には旋回
用シリンダー16が装着されており、そのロッド先端16a
が中間レール15に連結されている。中間レール15は該シ
リンダー16に回転軸15aを中心に旋回され、その一端15a
が導入レール13と送出レール14とに交互に接続される。
上記各レール13〜15の側端にはストッパ機構20、位置合
せ機構30が夫々付設されている。図示するように導入レ
ール13の中間レール15に向かう先端部15aにシリンダー2
1が設けられ、該シリンダー21のロッド22の先端22aは中
間レール15の接続端15aに向かって延びており、該ロッ
ド先端22aには先細りのテーパ22cが形成されている。
一方、該中間レールの接続端15aには上記ロッド先端22a
を受け入れる係合部23と、該ロッドの先端22aに接触し
て回転されるアーム24とが設けられている。係合部23に
は上記ロッド先端22aが挿入されるテーパ孔23aが設けら
れており、該テーパ孔23aは上記ロッド先端22aと同軸に
形成されており、これによりレール相互の芯合せをする
位置合せ機構30が形成されている。導入レール13の先端
には該ロッドの側方に突設した係合突起22bに接触して
回転されるアーム24が設けられており、シリンダー21の
ロッド22の前後進により中間レール15と導入レール13に
設けられたアーム24が同時に回転されるようになってい
る。一方、該アーム24はL字型をなしその中央部が回動
自在に軸着されており、該アーム24の先端24aがロッド
の先端22a及び係合突起22bに接触して回転されるときア
ーム24の他端24bが上方に回動され、上記先端22a及び22
bが元に戻るとアームの先端24aが回転してアームの他端
24bが下方に回動される。該アーム24の他端24bにストッ
パ25が連結されている。該ストッパ25は上記レールの両
側に配設された一対の板状部材からなり、アーム24の他
端24bに回動自在に軸着され、これによりストッパ機構2
0が上記位置合せ機構30と一体に形成されている。アー
ム24が回転し、その他端24が上方に移動するとき該スト
ッパ25は該他端24と一体に上方に持ち上げられレール両
側の走行路を開放する。
同様にシリンダー26、27、28が導入レール13の他端13b
と送出レール14の両端14a,14bに夫々配設されており、
更に、本装置の外部に配設されるホイスト走行レール40
の先端に上記係合部23とストッパ25が設けられている。
第1図に示すように、ホイスト走行レール40a〜40dが複
数並列に配設されており、該複数の走行レール40a〜40d
に亘り、その先端に沿って本装置50が走行自在に配設さ
れている。ホイスト60を走行レール40aから隣接する他
の走行レール40bに連続的に乗り移らせる場合、これら
一対の走行レール40a,40bの先端に本装置50が移動さ
れ、導入レール13の先端13aと走行レール40aの先端、及
び送出レール14の先端14aと走行レール40bの先端とが相
対向する位置に停止される。次いで、シリンダー26、28
のロッドが走行レール40a,40bの先端に向かって伸び、
各ロッド先端がこれら走行レール40a,40bの係合部(図
示せず)に形成されたテーパ孔に嵌合して各レールが夫
々同軸に位置合せされる。同時に上記ロッドの先端によ
り各レールのアーム(図示せず)が回転され、ストッパ
(図示せず)を押し上げて走行路を開く。ホイスト60は
走行レール40aから導入レール13に進入し、導入レール1
3上を中間レール15に向かって移動する。このとき中間
レール15は導入レール13に接続されており、導入レール
13によって案内されるホイスト60を受け入れる。ホイス
ト60が中間レール15に達すると、シリンダー21のロッド
22が後退し、ロッド先端22aが係合部23からはずれ、同
時にストッパ25が下降して走行路を閉じる。引き続き、
旋回用シリンダー16により中間レール15が送出レール14
に向かって旋回され、中間レール15の接続端15aが導入
レール13の先端から離れて送出レール14の先端に向かう
位置に停止される。次いで、シリンダー27のロッドが伸
び、中間レール15の係合部23に係合し、同時にストッパ
25を押し上げて走行路を開き、ホイスト60が走行レール
40bに送り出さる。ホイスト60は送出レール14に沿って
移動し、該送出レール14に接続している走行レール40b
に乗り移る。
ホイスト60が送出レール側の走行レール40bから導入レ
ール側の走行レール40aに乗り移るときは上記動作と逆
の動作によりなされる。なお、上記動作を制御する制御
回路を設けることにより、一連の動作を自動化すること
ができる。
[発明の効果] 本発明の装置によれば、ホイストが走行中にその前後を
逆転されるので、第1図に示すようにホイストに通電す
るための送電線や信号線が走行レールの両側で異なる場
合でも、一方の走行レールから送り出されたホイストが
本装置により走行中に反転されて他方の走行レールに進
入し、従って上記信号線等の配列に対してホイストの向
きが逆転した状態とならず、連続した走行が可能であ
る。
本発明の装置は走行機構を有するので、任意の隣接する
一対の走行レールの間で走行路を形成できる。
本装置は導入レールと送出レールとに同時に接続するの
でホイストの乗り移りが短時間に行われ、ホイストの走
行速度を速めることができるため作業所要時間内で他の
作業工程をも組合せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はホイスト走行レールの配置図、第2図ないし第
5図は本発明に係る装置の概略を示し、第2図はその平
面図、第3図はその側面図、第4図は中間レールの回転
軸部分の断面図、第5、6図はストッパ機構と位置合せ
機構の部分図である。 図面中、10……走行台車、11a〜11d……走行ローラ、12
……ガイドレール、13……導入レール、14……送出レー
ル、15……中間レール、16……旋回用シリンダー、20…
…ストッパ機構、21……シリンダー、22……ロッド、23
……係合部、24……アーム、25……ストッパ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数配列されたホイスト用走行レールの側
    端に沿って移動する走行台車に、導入レールと送出レー
    ル及びこれら両レールを接続する中間レールが設けら
    れ、該中間レールはその導入レール側端部が送出レール
    に接続するように旋回自在に装着されており、これによ
    りホイストが反転して進行する走行路が形成され、更
    に、各レールの側端にはストッパ機構とレールの位置合
    せ機構とが付設されているホイスト走行レール旋回接続
    装置。
  2. 【請求項2】一方のレール側端にシリンダーが設けら
    れ、該シリンダーのロッド先端に先細りのテーパが形成
    されており、他方のレール側端には上記ロッド先端を受
    け入れる係合部と、該ロッドにより回転されるアームと
    が設けられており、該係合部には上記ロッド先端が挿入
    されるテーパ孔が設けられる一方、該アームにはストッ
    パが軸着されており、これにより上記位置合わせ機構と
    上記ストッパ機構とが一体に形成されている特許請求の
    範囲第1項のホイスト走行レール旋回接続装置。
  3. 【請求項3】導入レールの導入側端部と送出レールの送
    出側端部とが上記走行台車の同一側端に配設され、上記
    各側端部が走行台車の外部に並行に配列された一対のホ
    イスト走行レールの各端部と夫々接続され、これにより
    U字型の連続した走行路が形成される特許請求の範囲第
    1項のホイスト走行レール旋回接続装置。
JP9337687A 1987-04-17 1987-04-17 ホイスト走行レ−ル旋回接続装置 Expired - Lifetime JPH0780667B2 (ja)

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JPS63262390A JPS63262390A (ja) 1988-10-28
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