JPH0780658A - チップドレッサー - Google Patents
チップドレッサーInfo
- Publication number
- JPH0780658A JPH0780658A JP5224499A JP22449993A JPH0780658A JP H0780658 A JPH0780658 A JP H0780658A JP 5224499 A JP5224499 A JP 5224499A JP 22449993 A JP22449993 A JP 22449993A JP H0780658 A JPH0780658 A JP H0780658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- tip
- movable base
- electrode tip
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B5/00—Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
- B23B5/16—Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for bevelling, chamfering, or deburring the ends of bars or tubes
- B23B5/166—Devices for working electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】切削刃回転駆動用のアクチュエータを不要とし
たチップドレッサーを提供する。 【構成】溶接ガンの一方の電極チップ８をガン固定バー
２１に押し当てた状態で他方の電極チップ８を切削刃７
に押し付けると、電極チップ８の挟持力によってガイド
付シリンダ１３のエア圧に抗して可動ベース１２がガイ
ド付シリンダ１３上をスライドし、ピニオン１９がラッ
ク２０上を輪転し、可動ベース１２の直線運動が回転運
動に変換される。ピニオン１９の回転は、２つの平歯車
１８，１７及び２つの傘歯車１６，１５を介して切削刃
７に伝達されて切削刃７が回転し、電極チップ８の切削
が行われる。電極チップ８の押し付け力を開放すると、
可動ベース１２は、ガイド付シリンダ１３のエア圧によ
って、自動的に原位置に復帰する。
たチップドレッサーを提供する。 【構成】溶接ガンの一方の電極チップ８をガン固定バー
２１に押し当てた状態で他方の電極チップ８を切削刃７
に押し付けると、電極チップ８の挟持力によってガイド
付シリンダ１３のエア圧に抗して可動ベース１２がガイ
ド付シリンダ１３上をスライドし、ピニオン１９がラッ
ク２０上を輪転し、可動ベース１２の直線運動が回転運
動に変換される。ピニオン１９の回転は、２つの平歯車
１８，１７及び２つの傘歯車１６，１５を介して切削刃
７に伝達されて切削刃７が回転し、電極チップ８の切削
が行われる。電極チップ８の押し付け力を開放すると、
可動ベース１２は、ガイド付シリンダ１３のエア圧によ
って、自動的に原位置に復帰する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接用ロボットの電極
チップの整形を行うチップドレッサーに関する。
チップの整形を行うチップドレッサーに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の車体組立ライン等では、溶接用
ロボットによる自動スポット溶接が行われているが、そ
の溶接方法は、一般に溶接ガンの先端に装着した一対の
電極チップによって溶接箇所を両側より押圧、挟持して
溶接するものである。ところで、前記電極チップは、溶
接回数が多くなるにつれて、その先端表面が酸化膜に覆
われると共に接触面積が大きくなるため、溶接品質が劣
化してくる。そのため、一定回数の溶接を行ったチップ
は、その先端を切削して酸化した部分を除去すると共に
先端形状を整形する必要があり、かかるチップ先端の整
形のためチップドレッサーが用いられる（例えば特開昭
６２−１４４８８５号公報及び実開昭６０−１６０９９
１号公報等参照）。
ロボットによる自動スポット溶接が行われているが、そ
の溶接方法は、一般に溶接ガンの先端に装着した一対の
電極チップによって溶接箇所を両側より押圧、挟持して
溶接するものである。ところで、前記電極チップは、溶
接回数が多くなるにつれて、その先端表面が酸化膜に覆
われると共に接触面積が大きくなるため、溶接品質が劣
化してくる。そのため、一定回数の溶接を行ったチップ
は、その先端を切削して酸化した部分を除去すると共に
先端形状を整形する必要があり、かかるチップ先端の整
形のためチップドレッサーが用いられる（例えば特開昭
６２−１４４８８５号公報及び実開昭６０−１６０９９
１号公報等参照）。
【０００３】従来のチップドレッサーは図３に示すよう
に、ベース１に設けたエア或いは電動のモータ２の回転
軸先端にスプロケット３を設け、モータ２によりスプロ
ケット３を回転させる。このスプロケット３の回転力
は、ベース１のブラケット４に回転自由に軸支された別
のスプロケット５に、ベルト６（チェーンでもよい）を
介して伝達される。前記スプロケット５の内周部には、
チップ整形用の切削刃７が取り付けられており、スプロ
ケット５の回転により切削刃７が回転する。このように
して回転する切削刃７に、溶接ガンの電極チップ８を上
方から押し付けることにより、電極チップ８先端を切削
し整形するよう構成されている。
に、ベース１に設けたエア或いは電動のモータ２の回転
軸先端にスプロケット３を設け、モータ２によりスプロ
ケット３を回転させる。このスプロケット３の回転力
は、ベース１のブラケット４に回転自由に軸支された別
のスプロケット５に、ベルト６（チェーンでもよい）を
介して伝達される。前記スプロケット５の内周部には、
チップ整形用の切削刃７が取り付けられており、スプロ
ケット５の回転により切削刃７が回転する。このように
して回転する切削刃７に、溶接ガンの電極チップ８を上
方から押し付けることにより、電極チップ８先端を切削
し整形するよう構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チップドレッサーでは、図３に示すように、モータ等の
アクチュエータを利用して切削刃７を回転駆動する構成
であった。このため、アクチュエータを駆動制御するた
めの制御装置が必要であり、また、そのための配線工事
をしなければならなかった。そして、チップドレッサー
は、溶接ガン１台当たり１台が必要であり、１つの車体
組立ラインには数百台の溶接ガンが設けられるので、極
めてコストが高くつくという問題がある。
チップドレッサーでは、図３に示すように、モータ等の
アクチュエータを利用して切削刃７を回転駆動する構成
であった。このため、アクチュエータを駆動制御するた
めの制御装置が必要であり、また、そのための配線工事
をしなければならなかった。そして、チップドレッサー
は、溶接ガン１台当たり１台が必要であり、１つの車体
組立ラインには数百台の溶接ガンが設けられるので、極
めてコストが高くつくという問題がある。
【０００５】本発明は以上のような従来の問題点に鑑
み、溶接ガンの一対のチップの挟持力を利用して切削刃
を回転駆動させることにより、アクチュエータの不要な
低コストのチップドレッサーを提供することを目的とす
る。
み、溶接ガンの一対のチップの挟持力を利用して切削刃
を回転駆動させることにより、アクチュエータの不要な
低コストのチップドレッサーを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
チップドレッサーは、溶接ガンの互いに対向する一対の
電極チップの挟持力を受けて直線移動する移動体と、該
移動体の直線運動を回転運動に変換する変換手段と、前
記電極チップの軸心回りに回転自由に前記移動体に軸支
された切削刃と、前記変換手段で変換された回転運動を
前記切削刃に伝達する回転伝達手段と、前記電極チップ
の挟持力作用方向とは反対方向に前記移動体に対して抵
抗力を発生する抵抗力発生手段とを備えて構成した。
チップドレッサーは、溶接ガンの互いに対向する一対の
電極チップの挟持力を受けて直線移動する移動体と、該
移動体の直線運動を回転運動に変換する変換手段と、前
記電極チップの軸心回りに回転自由に前記移動体に軸支
された切削刃と、前記変換手段で変換された回転運動を
前記切削刃に伝達する回転伝達手段と、前記電極チップ
の挟持力作用方向とは反対方向に前記移動体に対して抵
抗力を発生する抵抗力発生手段とを備えて構成した。
【０００７】
【作用】かかる構成において、溶接ガンの電極チップを
切削刃に押し付ける。これにより、切削刃を軸支する移
動体がチップの押し付け方向に直線移動する。移動体が
直線移動すると、この移動体の直線運動が変換手段によ
って回転運動に変換され、回転伝達手段によって切削刃
に回転力が伝達されて切削刃が回転することで、チップ
が切削される。
切削刃に押し付ける。これにより、切削刃を軸支する移
動体がチップの押し付け方向に直線移動する。移動体が
直線移動すると、この移動体の直線運動が変換手段によ
って回転運動に変換され、回転伝達手段によって切削刃
に回転力が伝達されて切削刃が回転することで、チップ
が切削される。
【０００８】このように、電極チップの挟持力を利用し
て切削刃を回転することにより、切削刃回転駆動用のア
クチュエータが不要になる。
て切削刃を回転することにより、切削刃回転駆動用のア
クチュエータが不要になる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明に係るチップドレッサーの第１実施
例を示す簡略構成図である。図１において、ベース１１
上には、電極チップ８の挟持力を受けて移動する移動体
としての可動ベース１２をスライド可能に案内するガイ
ド付シリンダ１３が設けられている。前記可動ベース１
２上には、ブラケット１４が立設され、該ブラケット１
４には、可動ベース１２のスライド方向と平行な軸回り
に回転するよう切削刃７が設けられ、該切削刃７下部に
は、同軸に傘歯車１５が一体に設けられている。この傘
歯車１５に噛合う傘歯車１６が平歯車１７と同軸にブラ
ケット１４に軸支されている。前記平歯車１７には、当
該平歯車１７より大径の平歯車１８が噛み合っており、
この平歯車１８には、ベース１１に固定されたラック２
０に噛合うピニオン１９が同軸に設けられ、これら平歯
車１８とピニオン１９は可動ベース１２に回転自由に軸
支されている。従って、可動ベース１２の直線スライド
運動に伴ってラック２０上をピニオン１９が輪転するこ
とで、可動ベース１２の直線運動が回転運動に変換され
るもので、ピニオン１９及びラック２０によって直線運
動を回転運動に変換する変換手段が構成される。そし
て、前記ピニオン１９の回転は、２つの平歯車１７，１
８と２つの傘歯車１５，１６を介して切削刃７に伝達さ
れるので、これら平歯車１７，１８及び傘歯車１５，１
６によって回転伝達手段が構成される。
する。図１は本発明に係るチップドレッサーの第１実施
例を示す簡略構成図である。図１において、ベース１１
上には、電極チップ８の挟持力を受けて移動する移動体
としての可動ベース１２をスライド可能に案内するガイ
ド付シリンダ１３が設けられている。前記可動ベース１
２上には、ブラケット１４が立設され、該ブラケット１
４には、可動ベース１２のスライド方向と平行な軸回り
に回転するよう切削刃７が設けられ、該切削刃７下部に
は、同軸に傘歯車１５が一体に設けられている。この傘
歯車１５に噛合う傘歯車１６が平歯車１７と同軸にブラ
ケット１４に軸支されている。前記平歯車１７には、当
該平歯車１７より大径の平歯車１８が噛み合っており、
この平歯車１８には、ベース１１に固定されたラック２
０に噛合うピニオン１９が同軸に設けられ、これら平歯
車１８とピニオン１９は可動ベース１２に回転自由に軸
支されている。従って、可動ベース１２の直線スライド
運動に伴ってラック２０上をピニオン１９が輪転するこ
とで、可動ベース１２の直線運動が回転運動に変換され
るもので、ピニオン１９及びラック２０によって直線運
動を回転運動に変換する変換手段が構成される。そし
て、前記ピニオン１９の回転は、２つの平歯車１７，１
８と２つの傘歯車１５，１６を介して切削刃７に伝達さ
れるので、これら平歯車１７，１８及び傘歯車１５，１
６によって回転伝達手段が構成される。
【００１０】また、前記ガイド付シリンダ１３は、常時
エアが供給されて可動ベース１２を電極チップ８の挟持
力作用方向とは反対方向に移動させる力を発生してお
り、抵抗力発生手段として機能している。前記ベース１
１には、互いに対向する電極チップ８の切削しない側の
電極チップ８を固定して電極チップ８の挟持力を発生さ
せるためのガン固定バー２１が立設されている。
エアが供給されて可動ベース１２を電極チップ８の挟持
力作用方向とは反対方向に移動させる力を発生してお
り、抵抗力発生手段として機能している。前記ベース１
１には、互いに対向する電極チップ８の切削しない側の
電極チップ８を固定して電極チップ８の挟持力を発生さ
せるためのガン固定バー２１が立設されている。
【００１１】次に上記第１実施例の動作を説明する。溶
接ガンの一方の電極チップ８（図中下側）を、ガン固定
バー２１に当て、溶接ガンを加圧して他方の電極チップ
８（図中上側）を切削刃７に押し付けると、可動ベース
１２に対して電極チップ８の挟持力が作用し、可動ベー
ス１２がガイド付シリンダ１３へのエア供給によって発
生している抵抗力に抗してガン固定バー２１に向かって
図中下方にスライドする。すると、ピニオン１９がラッ
ク２０上を輪転するため、ピニオン１９と同軸の平歯車
１８が回転して小径の平歯車１７に回転を増速して伝達
する。更に、平歯車１７の回転は、２つの傘歯車１６，
１５を介して切削刃７に伝達され、切削刃７が回転す
る。これにより、切削刃７に押し付けられている電極チ
ップ８の先端が切削されて整形が行われる。電極チップ
８の切削が終了して溶接ガンの切削刃７に対する加圧を
開放すると、ガイド付シリンダ１３のエア圧によって可
動ベース１２は自動的に元の原位置に復帰する。
接ガンの一方の電極チップ８（図中下側）を、ガン固定
バー２１に当て、溶接ガンを加圧して他方の電極チップ
８（図中上側）を切削刃７に押し付けると、可動ベース
１２に対して電極チップ８の挟持力が作用し、可動ベー
ス１２がガイド付シリンダ１３へのエア供給によって発
生している抵抗力に抗してガン固定バー２１に向かって
図中下方にスライドする。すると、ピニオン１９がラッ
ク２０上を輪転するため、ピニオン１９と同軸の平歯車
１８が回転して小径の平歯車１７に回転を増速して伝達
する。更に、平歯車１７の回転は、２つの傘歯車１６，
１５を介して切削刃７に伝達され、切削刃７が回転す
る。これにより、切削刃７に押し付けられている電極チ
ップ８の先端が切削されて整形が行われる。電極チップ
８の切削が終了して溶接ガンの切削刃７に対する加圧を
開放すると、ガイド付シリンダ１３のエア圧によって可
動ベース１２は自動的に元の原位置に復帰する。
【００１２】このように、電極チップ８の挟持力を利用
して切削刃７を回転させてチップ８の切削を行うこと
で、従来のような切削刃を回転駆動するためのアクチュ
エータが不要となり、アクチュエータを駆動制御する制
御装置を設ける必要がないと共に、制御装置設置のため
の配線工事もする必要がなくなる。従って、チップドレ
ッサーの設置コストを大幅に低減できるようになる。
して切削刃７を回転させてチップ８の切削を行うこと
で、従来のような切削刃を回転駆動するためのアクチュ
エータが不要となり、アクチュエータを駆動制御する制
御装置を設ける必要がないと共に、制御装置設置のため
の配線工事もする必要がなくなる。従って、チップドレ
ッサーの設置コストを大幅に低減できるようになる。
【００１３】次に、図２に本発明のチップドレッサーの
第２実施例の構成を示し説明する。尚、図１の第１実施
例と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。図２
において、本実施例では、アッパーベース３１とロアー
ベース３２とを設け、両ベース３１，３２間に２本の平
行なガイドシャフト３３，３４を設ける。これらガイド
シャフト３３，３４に、前述のブラケット１４、切削刃
７、２つの傘歯車１５，１６、２つの平歯車１７，１８
及びピニオン１９を取り付けた可動ベース３５をスライ
ド可能に設ける。一方のガイドシャフト３３に、ピニオ
ン１９と噛合うラック２０を形成してある。
第２実施例の構成を示し説明する。尚、図１の第１実施
例と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。図２
において、本実施例では、アッパーベース３１とロアー
ベース３２とを設け、両ベース３１，３２間に２本の平
行なガイドシャフト３３，３４を設ける。これらガイド
シャフト３３，３４に、前述のブラケット１４、切削刃
７、２つの傘歯車１５，１６、２つの平歯車１７，１８
及びピニオン１９を取り付けた可動ベース３５をスライ
ド可能に設ける。一方のガイドシャフト３３に、ピニオ
ン１９と噛合うラック２０を形成してある。
【００１４】また、ロアーベース３２上のガイドシャフ
ト３３，３４の間に、通常のエアシリンダ３６を設置
し、そのシリンダロッド３６ａ先端に可動ベース３５を
結合させている。ガン固定バー２１はロアーベース３２
側に固定されている。かかる第２実施例の動作は、第１
実施例と同様であり、溶接ガンの一方の電極チップ８
を、ロアーベース３２のガン固定バー２１に当て、溶接
ガンを加圧して他方の電極チップ８を切削刃７に押し付
ける。これにより、可動ベース３５に対して電極チップ
８の挟持力が作用し、可動ベース１２がエアシリンダ３
６内のエア圧で発生している抵抗力に抗して２本ガイド
シャフト３３，３４に沿って図中下方にスライドする。
すると、ピニオン１９がガイドシャフト３３に設けたラ
ック２０上を輪転し、２つの平歯車１８、１７及び２つ
の傘歯車１６，１５を介して切削刃７が回転し、電極チ
ップ８の先端の切削が行われる。尚、電極チップ８の切
削終了により加圧を開放すると、エアシリンダ３６によ
って可動ベース３５は自動的に元の原位置に復帰する。
ト３３，３４の間に、通常のエアシリンダ３６を設置
し、そのシリンダロッド３６ａ先端に可動ベース３５を
結合させている。ガン固定バー２１はロアーベース３２
側に固定されている。かかる第２実施例の動作は、第１
実施例と同様であり、溶接ガンの一方の電極チップ８
を、ロアーベース３２のガン固定バー２１に当て、溶接
ガンを加圧して他方の電極チップ８を切削刃７に押し付
ける。これにより、可動ベース３５に対して電極チップ
８の挟持力が作用し、可動ベース１２がエアシリンダ３
６内のエア圧で発生している抵抗力に抗して２本ガイド
シャフト３３，３４に沿って図中下方にスライドする。
すると、ピニオン１９がガイドシャフト３３に設けたラ
ック２０上を輪転し、２つの平歯車１８、１７及び２つ
の傘歯車１６，１５を介して切削刃７が回転し、電極チ
ップ８の先端の切削が行われる。尚、電極チップ８の切
削終了により加圧を開放すると、エアシリンダ３６によ
って可動ベース３５は自動的に元の原位置に復帰する。
【００１５】かかる第２実施例の場合は、第１実施例の
ように高価なガイド付シリンダ１３の代わりに、通常の
エアシリンダ３６を使用しているので、より一層低コス
トにできる。
ように高価なガイド付シリンダ１３の代わりに、通常の
エアシリンダ３６を使用しているので、より一層低コス
トにできる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、溶
接ガンの電極チップの挟持力を利用し、この挟持力よっ
て発生させた直線運動を回転運動に変換して切削刃を回
転駆動する構成としたので、切削刃の回転動力源となる
アクチュエータ及びこのアクチュエータ制御用の制御装
置を廃止でき、これらのための配線工事もなくせる。従
って、従来よりも格段にチップドレッサーの設置コスト
を低減できる。
接ガンの電極チップの挟持力を利用し、この挟持力よっ
て発生させた直線運動を回転運動に変換して切削刃を回
転駆動する構成としたので、切削刃の回転動力源となる
アクチュエータ及びこのアクチュエータ制御用の制御装
置を廃止でき、これらのための配線工事もなくせる。従
って、従来よりも格段にチップドレッサーの設置コスト
を低減できる。
【図１】本発明に係るチップドレッサーの第１実施例を
示す簡略構成図
示す簡略構成図
【図２】本発明に係るチップドレッサーの第２実施例を
示す簡略構成図
示す簡略構成図
【図３】従来のチップドレッサーの構成図
７ 切削刃 ８ 電極チップ １２、３５ 可動ベース １３ ガイド付シリンダ １５，１６ 傘歯車 １７，１８ 平歯車 １９ ピニオン ２０ ラック ２１ ガン固定バー ３３，３４ カイドシャフト ３６ エアシリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】溶接ガンの互いに対向する一対の電極チッ
プの挟持力を受けて直線移動する移動体と、 該移動体の直線運動を回転運動に変換する変換手段と、 前記電極チップの軸心回りに回転自由に前記移動体に軸
支された切削刃と、 前記変換手段で変換された回転運動を前記切削刃に伝達
する回転伝達手段と、 前記電極チップの挟持力作用方向とは反対方向に前記移
動体に対して抵抗力を発生する抵抗力発生手段と、 を備えて構成したことを特徴とするチップドレッサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5224499A JPH0780658A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | チップドレッサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5224499A JPH0780658A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | チップドレッサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780658A true JPH0780658A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16814763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5224499A Pending JPH0780658A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | チップドレッサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780658A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100457105B1 (ko) * | 2002-06-21 | 2004-11-10 | 주식회사 이랜텍 | 전극봉 클리닝장치가 마련된 스폿용접기 |
| EP1614491A1 (de) * | 2004-07-07 | 2006-01-11 | Bräuer, Andreas | Elektrodenkappenfräser mit Höhenausgleich |
| KR100651235B1 (ko) * | 2005-05-10 | 2006-11-30 | 학교법인 한국산업기술대학 | 차체용접 로봇용 팁자동 교환장치 및 방법 |
| FR3002170A1 (fr) * | 2013-02-21 | 2014-08-22 | Exrod | Dispositif de rodage d electrodes de soudage |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224499A patent/JPH0780658A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100457105B1 (ko) * | 2002-06-21 | 2004-11-10 | 주식회사 이랜텍 | 전극봉 클리닝장치가 마련된 스폿용접기 |
| EP1614491A1 (de) * | 2004-07-07 | 2006-01-11 | Bräuer, Andreas | Elektrodenkappenfräser mit Höhenausgleich |
| KR100651235B1 (ko) * | 2005-05-10 | 2006-11-30 | 학교법인 한국산업기술대학 | 차체용접 로봇용 팁자동 교환장치 및 방법 |
| FR3002170A1 (fr) * | 2013-02-21 | 2014-08-22 | Exrod | Dispositif de rodage d electrodes de soudage |
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