JPH0780541B2 - ベースコンベヤシステムにおける走行装置 - Google Patents

ベースコンベヤシステムにおける走行装置

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JPH0780541B2
JPH0780541B2 JP11685293A JP11685293A JPH0780541B2 JP H0780541 B2 JPH0780541 B2 JP H0780541B2 JP 11685293 A JP11685293 A JP 11685293A JP 11685293 A JP11685293 A JP 11685293A JP H0780541 B2 JPH0780541 B2 JP H0780541B2
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JP
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conveyor
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正雄 岡部
誠 宗和
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大和輸送機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベースコンベヤシステム
における複数の走行駆動コンベヤ間のベース走行装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベースコンベヤシステムの走行駆
動コンベヤはコンベヤが長くなるとレールに沿って複数
列設しなければならない。比較的小形で軽い物を移送す
るベースコンベヤは1個で良かった(実開昭50−95
776号、特公昭51−39420号、特公昭55−3
1047号、実開昭56−107714号)。しかしト
ラックの運転席、自動車のエンジン本体その他部品が多
く重量大な荷重のベース(パレット)コンベヤではレー
ルが長距離となり、レールに沿って複数の走行駆動コン
ベヤを必要とし、走行速度も速いためコンベヤ間の接続
部のがた、騒音、衝撃音等を避け円滑走行を必要とする
という問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はベース上の荷
重が数キロ又は数トンに及ぶ長距離ベースコンベヤ輸送
システムにおいてレールに沿って設けた複数の走行駆動
コンベヤの接続部において、がた、騒音、衝撃音等が無
く円滑な急速走行を遂行することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は機枠に設けたレール上に走行ベースが設けら
れ、レールに沿って上記ベース用の複数の走行駆動コン
ベヤ及びその接続部が設けられ、該コンベヤに係合する
摩擦被駆動輪が上記ベースに昇降自在に設けられてなる
ベースコンベヤシステムにおいて、上記被駆動輪が上記
コンベヤに沿って複数設けられ、各被駆動輪の昇降支軸
側にそれぞれ該被駆動輪の昇降案内ローラが設けられ、
機枠側に該ローラの昇降案内ガイドを上記接続部におけ
る両コンベヤの水平移行部に亘って設けてなり、該接続
部通過時少くとも1個の上記被駆動輪が上記水平移行部
に係合してなるベースコンベヤシステムにおける走行装
置 上記コンベヤがチエンコンベヤであり、上記被駆動輪が
スプロケットであり、係合が噛合である上記発明記載の
ベースコンベヤシステムにおける走行装置によって構成
される。
【0005】
【作用】本発明では走行ベース3上にトラックのキャブ
オーバ運転席等の重量物ワーク9を取付枠10、10に
よって支持し、ベース3に設けた車輪11を介してレー
ル12上を走行させる。
【0006】走行はレール12に沿って列設した複数の
走行駆動チエンコンベヤ8、8によって行われ、ベース
3の下面に発条13、13を介して設けた昇降枠14の
昇降支軸4に摩擦板15及び皿バネ16を介して被摩擦
板17に圧接する摩擦被駆動輪2(スプロケット)が上
記チエンコンベヤ8に係合又は噛合し、摩擦板15と被
駆動輪2(スプロケット)との摩擦力を介して上記チエ
ンコンベヤ8の水平移動に伴い水平方向に移動し、定位
置停止装置(図示していない)によってベース3が停止
すると上記摩擦力に打勝って被駆動輪2(スプロケッ
ト)が回転し、ベース3は定位置に停止し、ベース3上
の重量物ワーク9に自動加工が施される。
【0007】ベース3の走行中走行駆動チエンコンベヤ
8、8の終端スプロケット7’と始端スプロケット7”
との間には水平移行部8’、8’間に空間sがあるが、
被駆動輪2(スプロケット)の昇降支軸4側に設けた昇
降案内ローラ5が昇降案内ガイド6上に乗り上げ、それ
によって被駆動輪2(スプロケット)が水平移行部8’
から上昇するが他方の被駆動輪2(スプロケット)は水
平移行部8’(水平移行チエン)に係合又は噛合し、そ
れによって水平方向(矢印a)への走行駆動が連続的に
継続される。
【0008】又昇降案内ガイド6を降りて次の水平移行
部8’(水平移行チエン)上に係合又は噛合した後、後
続の昇降案内ローラ5が昇降案内ガイド6に乗り上げ、
水平方向(矢印a)に接続部を通過することができる。
【0009】
【実施例】機枠1に比較的長い平行レール12を配設
し、該レール12上に車輪11を介して走行ベース3
(パレット)を走行可能に支持することができる。
【0010】上記レール12の外側(内側でも良い)に
は機枠1に水平案内ガイド6が設けられ、無端チエンコ
ンベヤによる複数の走行駆動コンベヤ8、8及び終端ス
プロケット7’及び始端スプロケット7”とによる接続
部7が設けられる。
【0011】上記ベース3の下面にはスプロケットによ
る摩擦被駆動輪2、2の昇降枠14がレール12の方向
に複数設けられ、発条13、13によってストッパ18
まで圧下される。昇降枠14の中央部にはそれぞれ移行
方向(矢印a)と直交する水平支軸4に図3に示す被摩
擦板17が設けられ、該被摩擦板17に摩擦板15を介
して皿バネ16で押圧されるスプロケットを設け、それ
によって上記被駆動輪2、2が形成され、スプロケット
は上記チエンコンベヤ8に係合又は噛合し、それによっ
てベースコンベヤが形成される。
【0012】上記昇降枠14にはそれぞれ上記被駆動輪
2の昇降案内ローラ5が支持板5’に遊支され、機枠1
側に該ローラ5の昇降案内ガイド6を上記接続部7にレ
ール12と平行に設け、同ガイド6は中央部が両コンベ
ヤ8、8の上側水平移行部8’、8’よりも高くかつ両
水平移行部8’、8’に亘って設けられる。
【0013】そして該接続部7を矢印a方向に通過する
際少くとも1個の上記被駆動輪2(スプロケット)が何
れか一方の上記水平移行部8’又は8’に係合又は噛合
する。
【0014】上記被駆動輪2をスプロケット、コンベヤ
8、8をチエンコンベヤとして説明したがチエンコンベ
ヤ8、8に代えタイミングベルトによるコンベヤ、スプ
ロケットに代え歯車を用い或はベルトコンベヤとこれに
摩擦力で圧接係合する被駆動輪2であっても差支えな
い。
【0015】尚図中19で示すものは昇降枠14の直立
案内ガイド、20は支軸4と被摩擦板17とのキイ、2
1は支軸4に設けた皿バネ止具である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したのでベー
スコンベヤによるワークの重量が大で比較的長距離輸送
する場合に、レール12に沿って設けた複数の走行駆動
コンベヤ8(又はチエンコンベヤ)の接続部7におい
て、がた、騒音又は衝撃音を生ずるおそれがなく、上記
接続部7において円滑に重量物ワーク9の急速移行又は
急速走行を行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベースコンベヤにおける走行装置を示
す側面図である。
【図2】図1の一部拡大側面図である。
【図3】図2A−A線による正面図である。
【図4】昇降案内ローラが昇降案内ガイドに乗り上げる
前の状態の側面図である。
【図5】上記ローラの乗り上げ状態の側面図である。
【図6】上記ローラの昇降案内ガイド通過後の状態の側
面図である。
【図7】図3の他の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 摩擦被駆動輪 3 走行ベース 4 昇降支軸 5 昇降案内ローラ 6 昇降案内ガイド 7 接続部 8 走行駆動コンベヤ 8’ 水平移行部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に設けたレール上に走行ベースが設
    けられ、レールに沿って上記ベース用の複数の走行駆動
    コンベヤ及びその接続部が設けられ、該コンベヤに係合
    する摩擦被駆動輪が上記ベースに昇降自在に設けられて
    なるベースコンベヤシステムにおいて、上記被駆動輪が
    上記コンベヤに沿って複数設けられ、各被駆動輪の昇降
    支軸側にそれぞれ該被駆動輪の昇降案内ローラが設けら
    れ、機枠側に該ローラの昇降案内ガイドを上記接続部に
    おける両コンベヤの水平移行部に亘って設けてなり、該
    接続部通過時少くとも1個の上記被駆動輪が上記水平移
    行部に係合してなるベースコンベヤシステムにおける走
    行装置。
  2. 【請求項2】 上記コンベヤがチエンコンベヤであり、
    上記被駆動輪がスプロケットであり、係合が噛合である
    請求項(1) 記載のベースコンベヤシステムにおける走行
    装置。
JP11685293A 1993-05-19 1993-05-19 ベースコンベヤシステムにおける走行装置 Expired - Fee Related JPH0780541B2 (ja)

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JPH06329233A JPH06329233A (ja) 1994-11-29
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CN113860217A (zh) * 2021-08-24 2021-12-31 深圳东瑞兴联智能科技有限公司 一种水平控制系统及其带单轨设置的rgv

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