JPH07804U - 袋開口装置 - Google Patents

袋開口装置

Info

Publication number
JPH07804U
JPH07804U JP3645593U JP3645593U JPH07804U JP H07804 U JPH07804 U JP H07804U JP 3645593 U JP3645593 U JP 3645593U JP 3645593 U JP3645593 U JP 3645593U JP H07804 U JPH07804 U JP H07804U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
holding member
opening
adhesive
predetermined position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3645593U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2580868Y2 (ja
Inventor
末徳 小山
恒治 原
Original Assignee
末徳 小山
恒治 原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 末徳 小山, 恒治 原 filed Critical 末徳 小山
Priority to JP1993036455U priority Critical patent/JP2580868Y2/ja
Publication of JPH07804U publication Critical patent/JPH07804U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580868Y2 publication Critical patent/JP2580868Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙袋やビニール袋等の袋を収容した収容箱か
ら粘着剤を用いて、袋を一枚づつ迅速に取り出すととも
に開口し、袋詰め作業の効率を向上させる袋開口装置を
提供する。 【構成】 紙袋やビニール袋等の袋26を収容する上方
を開口した収容箱23を設け、同収容箱23の上方に先
端面に粘着剤2を有する袋保持部材1と先端面に粘着剤
6を有する袋開口部材5とを所定間隔あけて先端の粘着
剤2,6が対向するように対置し、袋保持部材1を収容
箱23の中の袋に接触するまで移動させ、その後袋保持
部材1が所定位置まで戻る駆動手段にモーター21で駆
動するカム板18を用い、この駆動手段を袋保持部材1
に設け、所定位置まで戻った袋保持部材1に袋開口部材
5が接触するまで移動し、その後袋開口部材5が所定位
置まで戻る駆動手段にモーター21で駆動するカム板1
9を用い、この駆動手段を袋開口部材5に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、野菜類や菓子類等の食品類及びその他の粉粒体等の物品(以下物品 という)を紙袋やビニール袋(以下袋という)等の袋に投入し易いように袋を開 口する袋開口装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の袋詰め作業では、作業者が手で袋を開放し、その後袋内へ物品を投入す るという手作業であった。 このように手作業で袋を開口していくと、未開口の新しい袋等は特に開口しづ らく、袋の開口だけで手間がかかっていた。 このため、大量の物品を袋詰めする場合には袋詰め作業の効率は悪くなり、作 業者にとって重労働となるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、袋詰め作 業の効率を向上させる袋開口装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、紙袋やビニール袋等の袋を収容する上 方を開口した収容箱を設け、同収容箱の上方に先端面に粘着剤を有する袋保持部 材と先端面に粘着剤を有する袋開口部材とを所定間隔あけて先端の粘着剤が対向 するように対置し、袋保持部材を収容箱の中の袋に接触するまで移動させ、その 後袋保持部材が所定位置まで戻る駆動手段を袋保持部材に設け、所定位置まで戻 った袋保持部材に袋開口部材が接触するまで移動し、その後袋開口部材が所定位 置まで戻る駆動手段を袋開口部材に設けることを特徴とする袋開口装置にある。
【0005】
【作用】 本考案では、袋保持部材を収容箱の中の袋に接触するまで移動させ、その後袋 保持部材が所定位置まで戻る駆動手段を袋保持部材に設けているので、袋保持部 材に有する粘着剤が袋収容箱に多数収容している袋の開口可能な上部に粘着し、 袋を所定位置まで取り出して保持する。その後、袋開口部材に設けた所定位置ま で戻った袋保持部材に袋開口部材が接触するまで移動し、その後袋開口部材が所 定位置まで戻る駆動手段により、袋保持部材で保持されている袋の面との逆の外 側面に袋開口部材の粘着剤が接近して粘着し、そのまま所定位置まで戻る。袋保 持部材は所定位置で待機しているので袋開口部材が所定位置まで戻ると共に袋を 開口することが出来る。 これにより、袋の開口作業は完了し、後はその開口した袋の中へ物品を投入し て手で開口口を塞ぎ込むように握れば袋保持部材と袋開口部材とから袋を簡単に 取り外すことが出来、又開口した袋を他の袋吊持機械へ引き渡す場合でも袋は簡 単に取り外すことが出来るので、他の袋吊持機構へ簡単に袋を引き渡すことが出 来る。 袋を取り外した後は再び前記を繰り返して連続的に袋を開口していく。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例はモーターを駆動源とする二つのカム板で袋保持部材とリンク棒を用 いている袋開口部材とを所定のタイミングで駆動し、ビニール袋の袋を開口して いく例である。
【0007】 図1は本実施例の正面図、図2は本実施例の左側面図、図3は本実施例の平面 図、図4は本実施例のA−A断面図、図5は本実施例の動作説明図、図6は本実 施例の動作説明図、図7は本実施例の動作説明図、図8は本実施例の動作説明図 、図9は本実施例の動作説明図、図10は本実施例の動作説明図、図11は本実 施例の保持アームを駆動するカム板の説明図、図12は本実施例の開口アームを 駆動するカム板の説明図である。
【0008】 本実施例は、保持アーム9の先方に粘着剤2を収容する粘着剤収容筒3を設け 、保持アーム9の下方を回転軸20の中程に固定し、回転軸20の基端には保持 アーム9と直角となるようにして、先方にコロ12を設けたレバー11を固定す ることで袋保持部材1とする。下端にコロ14を設け、そのコロ14よりやや上 の位置を回転軸15に回動自在に設けた開口アーム10の先端と、先方に粘着剤 6を収容する粘着剤収容筒7を設け、フレーム27間に渡したガイド17にスラ イド自在に設けたL字形プレート16とをリンク棒13で連結することで袋開口 部材5とする。 袋保持部材1を収容箱23の中の袋に接触するまで移動させ、その後袋保持部 材1が所定位置まで戻る駆動手段はカム板18を回転軸20に取付け、その回転 軸20をモーター21で駆動してカム板18を回転し、このカム板18が保持ア ーム9に取付けたレバー11のコロ12を押し上げ、保持アーム9を収容箱23 の中に倒し込んで袋26に袋保持部材1を接触させ、その後保持アーム9を所定 位置まで起き上がるように構成している。
【0009】 所定位置まで戻った袋保持部材1に袋開口部材5が接触するまで移動し、その 後袋開口部材5が所定位置まで戻る駆動手段は保持アーム9が起き上がった後に 、開口アーム10に設けたコロ14を往復運動させるような位置にカム板19を 前記と同様回転軸20に取付けモーター21で駆動し、カム板19を回転させ開 口アーム10を起こし上げると共にリンク棒13で連結された袋開口部材5をガ イド17に沿って袋保持部材1で保持した袋26に接触するまで移動し、もとの 位置に戻るように構成している。
【0010】 カム板18のX点32(図11参照)にレバー11のコロ12が到達した場合 に、保持アーム9に取付けたコロ14がカム板19のZ点34(図12参照)に 到達するように、カム板18とカム板19とをチェーン22を介してモーター2 1で駆動する回転軸20に取付け、保持アーム9と開口アーム10とを駆動する 。 袋26を多数収容した収容箱23は回転軸24に回動自在に軸着し、収容箱2 3の外側底面と下方のフレーム27間にスプリング25を介在させている。
【0011】 本実施例を使用する場合は、図5に示すようなカム板18,19の位置でモー ター21を駆動してカム板18,19を回転させる。 図6に示すように、カム板18がレバー11に取付けたコロ12を押し上げ、 コロ12がカム板18のV点30(図11参照)に到達した時に、レバー11と 連結した保持アーム9が袋26を多数収容した収容箱23中に最大に倒れ込み、 袋保持部材1に有する粘着剤2が袋26に着脱自在に粘着する。
【0012】 図7に示すように、カム板18,19は回転してコロ12の押し上げをやめ、 収容箱23へ倒れ込んだ保持アーム9は、バネ28の復元力で所定位置に袋26 を粘着したまま起き上がり、保持アーム9と開口アーム10との間に袋26を運 び込む。
【0013】 図8に示すように、カム板18,19は回転し、今度はカム板19が開口アー ム10の下方に取付けたコロ14を収容箱23方向に押し込むようにして回転し ていくため、コロ14がカム板19のW点31(図12参照)に到達した時にコ ロ14が最大に押し込まれ、開口アーム10は回転軸20を中心に垂直に起き上 がる。これにより、リンク棒13で開口アーム10に連結した粘着剤6を設けた L字形プレート16は、ガイド17に沿って保持アーム9方向にスライドして接 近し、粘着剤2に粘着している袋26の逆の外側面に開口アーム10に設けた粘 着剤6が接触すると共に着脱自在に粘着する。
【0014】 図9に示すように、カム板18,19は回転しカム板19がコロ14の押し込 みをやめて、コロ14がカム板19のY点33(図12参照)に到達した場合、 開口アーム10は所定位置に戻り、連動して袋開口部材5も袋26に粘着したま ま所定位置へスライドして戻ると共に袋26を開口していく。
【0015】 図10に示すように、開口した袋26を袋吊持具29に保持した後、カム板1 8,19は回転し、カム板18のX点32(図11参照),カム板19のZ点3 4(図12参照)にそれぞれコロ12,14が到達する。これにより、保持アー ム9と開口アーム10は互いに反発するような形で逆方向にやや広がり、連動し て袋保持部材1と袋開口部材5とが外へ広がることで袋26を切り外し、完全に 袋26を袋吊持具29に引き渡す。 連続的にカ板18,19を回転することで、図5〜図10に示す動作を連続的 に繰り返して袋26を開口していく。
【0016】 袋26を多数収容した収容箱23は、回転軸24に回動自在に軸着し、収容箱 23の外側底面と下方のフレーム27間にスプリング25を介在させているので 、一番下になっている袋26も袋保持部材1が確実に取り出すことが出来る。粘 着剤2を収容している粘着剤収容筒3と粘着剤6を収容している粘着剤収容筒7 とは同一構成であり、粘着剤2,6の粘着が悪くなれば粘着の悪くなった新しい 部分を取り除き、粘着剤収容筒3,7の粘着剤2,6と反対側を押圧すれば粘着 剤収容筒3,7の中から新しい粘着剤2,6を簡単に排出出来るので、常に良粘 着状態を保つことが出来る。 本実施例はモーター21を駆動源とし、一つの回転軸20で二つのカム板18 ,19を回転させるという駆動手段を用いているので、袋保持部材1と袋開口部 材5のタイミングを正確に行うことが出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案では、粘着剤を用いて収容箱に収容した袋に粘着して袋を取り出したり 、袋を開口するので、袋自体を傷つけたり、破いたりすることが全く無く、迅速 且つ確実に袋を開口することが出来る。又、機械的に袋を連続的に開口すること ができるので、袋の開口という重労働から袋詰め作業の作業者を解放し、袋詰め 作業の効率を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の左側面図である。
【図3】本実施例の平面図である。
【図4】本実施例のA−A断面図である。
【図5】本実施例の動作説明図である。
【図6】本実施例の動作説明図である。
【図7】本実施例の動作説明図である。
【図8】本実施例の動作説明図である。
【図9】本実施例の動作説明図である。
【図10】本実施例の動作説明図である。
【図11】本実施例の保持アームを駆動するカム板の説
明図である。
【図12】本実施例の開口アームを駆動するカム板の説
明図である。
【符号の説明】
1 袋保持部材 2 粘着剤 3 粘着剤収容筒 4 欠番 5 袋開口部材 6 粘着剤 7 粘着剤収容筒 8 欠番 9 保持アーム 10 開口アーム 11 レバー 12 コロ 13 リンク棒 14 コロ 15 回転軸 16 L字形プレート 17 ガイド 18 カム板 19 カム板 20 回転軸 21 モーター 22 チェーン 23 収容箱 24 回転軸 25 スプリング 26 袋 27 フレーム 28 バネ 29 袋吊持具 30 V点 31 W点 32 X点 33 Y点 34 Z点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙袋やビニール袋等の袋を収容する上方
    を開口した収容箱を設け、同収容箱の上方に先端面に粘
    着剤を有する袋保持部材と先端面に粘着剤を有する袋開
    口部材とを所定間隔あけて先端の粘着剤が対向するよう
    に対置し、袋保持部材を収容箱の中の袋に接触するまで
    移動させ、その後袋保持部材が所定位置まで戻る駆動手
    段を袋保持部材に設け、所定位置まで戻った袋保持部材
    に袋開口部材が接触するまで移動し、その後袋開口部材
    が所定位置まで戻る駆動手段を袋開口部材に設けること
    を特徴とする袋開口装置。
JP1993036455U 1993-06-08 1993-06-08 袋開口装置 Expired - Fee Related JP2580868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036455U JP2580868Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 袋開口装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036455U JP2580868Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 袋開口装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07804U true JPH07804U (ja) 1995-01-06
JP2580868Y2 JP2580868Y2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=12470300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993036455U Expired - Fee Related JP2580868Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 袋開口装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2580868Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000728A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 ホンダ太陽株式会社 袋開口装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107977U (ja) * 1976-02-07 1977-08-17
JPH0431222A (ja) * 1990-05-21 1992-02-03 Sumiichi Takimoto 傘収納袋の自動開口装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107977U (ja) * 1976-02-07 1977-08-17
JPH0431222A (ja) * 1990-05-21 1992-02-03 Sumiichi Takimoto 傘収納袋の自動開口装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000728A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 ホンダ太陽株式会社 袋開口装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2580868Y2 (ja) 1998-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2678630B2 (ja) 包装材料で被包した方形伏包装物の切断・開封方法及びその装置
JPH08175503A (ja) 圧縮可能なパックをコンテナーに導入する装置
FR2591927A1 (fr) Tete de prehension et son application a un robot et a une installation de conditionnement
US5056300A (en) Bagging apparatus, and bag opening device for article-bagging
JPH07804U (ja) 袋開口装置
CN217125372U (zh) 工业手套全自动包装机
CN211711202U (zh) 一种包装机
CN109292156B (zh) 一种装箱产线
WO2007105970A9 (en) Improvements in or relating to article packing machines
JPH07329931A (ja) 袋詰め方法及び装置
JPS587530B2 (ja) 箱体の封緘機
JP3965596B2 (ja) 野菜類の袋詰め機
JPH0794248B2 (ja) 自動包装装置の給袋装置
JPH084403Y2 (ja) 袋体の封口装置
JPH0741895B2 (ja) 物品の袋詰め装置
JPH0144525Y2 (ja)
CN210884210U (zh) 一种便于抓料倒料的机械手
JP3569773B2 (ja) 開袋装置
JPS6131923Y2 (ja)
JPH08151012A (ja) 葉菜類の袋詰装置
JPH09278018A (ja) 包装袋を開袋状態で保持する装置
KR0172670B1 (ko) 과일자동포장장치
JPS6229294B2 (ja)
JP3904103B2 (ja) 連続筒状袋体を使用した袋詰め装置
US3991892A (en) Method for extracting contents of a package

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees