JPH0779852B2 - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JPH0779852B2
JPH0779852B2 JP4199961A JP19996192A JPH0779852B2 JP H0779852 B2 JPH0779852 B2 JP H0779852B2 JP 4199961 A JP4199961 A JP 4199961A JP 19996192 A JP19996192 A JP 19996192A JP H0779852 B2 JPH0779852 B2 JP H0779852B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフボールに関する
ものであり、さらに詳しくはバラタと架橋性エラストマ
ーとの混合物を含む改善されたカバーをもつゴルフボー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】最近市販されているゴルフボ
ールには、2つの一般的なカテゴリーがある。それは、
バラタカバーを含むボールと、より耐久性および切断抵
抗のあるカバーを含むボールである。バラタカバーは、
天然バラタ、合成バラタあるいは天然バラタと合成バラ
タとの混合物から製造される。天然ゴムまたは他のエラ
ストマーをさらに含むことができる。合成バラタは、ト
ランスイソプレンであり、クラレ・イソプレン社(Kura
ray Isoprene Company Ltd.)からTP−301という
名で市販されている。最も切断抵抗のあるカバーは、サ
ーリンアイオノマーを使用したものであり、これはイー
・アイ・デュポン・ド・ヌームール社(E.I. DuPontde
Nemour & Co.)から市販されている、メタクリル酸とエ
チレンとのイオンコポリマーである。
【0003】数多くのゴルファー、とくにプロや低ハン
ディキャップのゴルファーが、バラタカバーのボールを
好んでいる。なぜならば、これにはバラタが提供する速
いスピン速度、良好なコントロール、“打球感”および
“打撃音”があるからである。“打球感”は、ボールを
打つときにゴルファーが感じる総体的な感覚であり、
“打撃音”は、クラブヘッドがボールに当たったときに
生じる音のことである。しかし、バラタカバーのボール
は高価であり、サーリンカバーのボールよりも切断抵抗
が低い。
【0004】従来のバラタカバーのスリーピースゴルフ
ボールは、弾性のある低耐熱性弾性糸を、軟質ゴムまた
は液状ゴムの中心上に巻き付け(この中心をまず凍結
し、ゴム糸を巻き付け可能にしなければならない)、こ
の巻体上に従来の軟質バラタを成形させることにより製
造されている。従来、バラタは架橋剤または加硫剤とし
て硫黄を用いることにより加硫または架橋されていた。
このプロセスは、非常にコストがかかることが実証さ
れ、さらに、数多くの特別な製造ステップや、硫黄架橋
システムを完全にするための、高温室における長い硬化
時間や、特定の雰囲気条件を必要とする。この手順は架
橋の密度を制限し、良好なワーク・イン・プロセス製造
手順を与え且つ通常の在庫レベルを維持する能力を減少
させ、且つカバーおよびボールの最終物理的特性を発展
させる、カバー最終架橋のためのボール仕上げ後の時間
枠を制限する。さらに、バラタカバーのボールのための
従来の製造方法は、完全なカバーの架橋が起こる前に必
要とされる付加的な製造ステップが、カバー表面を損傷
するため、良好な外観のボールの回収が比較的少なくな
る。さらに、特別なステップが従来のバラタボールの製
造方法に求められる。この特別なステップは、バラタ表
面に適当なペイントが付着するようなカバーの表面を調
整するための塩素化およびボール洗浄等がある。ロゴの
スタンピングの前に、顔料ペイントの多段階のコーティ
ングが通常適用され、続いて、最後の透明な、2つの成
分または紫外線硬化性コーティングが、ボール表面およ
びロゴを保護するために適用される。
【0005】さらに、ボールが使用されている間、擦傷
および微細クラックのようなペイントの耐久性の問題が
ある。また、従来の製造方法を用いて製造されたバラタ
ゴルフボールは、色彩および色彩の安定性の点が悪い。
サーリンカバーのボールは、バラタボールよりも安い。
その理由としては、サーリンはバラタよりも安いだけで
はなく、さらにサーリンボールは、バラタボールよりも
容易且つ迅速に成形後に加工できることである。バラタ
ボールとサーリンボールとの加工における実質上の相違
は、表1および表2を比較することにより理解すること
ができる。これは、スリーピースのバラタおよびスリー
ピースのサーリンゴルフボールを製造するための従来の
加工ステップを記載している。“スリーピース”という
語は、中心、中心上の弾性巻体の層およびカバーを有す
るゴルフボールに通常用いられている。“ツーピース”
とう語は、固体コアおよびカバーを有するゴルフボール
に用いられる。表3は、ツーピースのサーリンゴルフボ
ールの従来の加工ステップを記載したものである。表1
〜3に記載された加工ステップは、ゴルフボール業界に
よく知られており、その詳細な記載は必要ではない。
【0006】
【表1】
【0007】
【表2】
【0008】
【表3】
【0009】バラタカバーは、表1のステップ17の7
日間の硬化ステップが終了するまで完全に硬化および架
橋されない。その結果、部分的に硬化したバラタボール
は、サーリンボールよりも、より注意深い取り扱いおよ
び付加的な加工ステップを必要とする。例えば、バラタ
ボールを型から取り除いた後、ボール上の分割ラインの
継目のバフ磨きの前にこれらを凍結しなければならな
い。さらに、バラタカバーは柔らかいので、加工ステッ
プによりもたらされる傷のために、注意深く検査が行わ
なければならない。
【0010】従来のゴルフボール硬化システムの記載 上述のように、バラタカバーは一般的に加硫剤として硫
黄を用いて加硫または硬化される。硫黄はバラタの約1
〜2重量%の量でカバー組成物に含まれる。カバーの2
つの半球状の半殻が圧縮成形用金型において糸で巻かれ
たコア上に形成される、最終成形操作のときに加硫が起
こる。しかし、成形温度および時間は、糸により制限さ
れ、高い熱であると損傷するであろう。従って、カバー
が型から取り除かれるとき、カバーは完全に硬化してお
らず、カバーの加硫を完全にするために、表1に記載し
たようなカバーの横断面領域にRR2結晶促進材料の移
行により硬化を促進するステップ15の浸漬を必要とす
る。RR2結晶は、1,1メチレンジピペリジンと二硫
化炭素との反応生成物であり、ジョージア州のカーター
スビレ(Cartersville)のリソース・イノベーションズ
社(Resource Innovations Inc.)から市販されてい
る。RR2結晶は、アルコールの約90重量%に対し
て、結晶の約10重量%の量において、イソプロピルア
ルコール溶媒に溶解される。例として、ウイルソン・ス
ポーティング・グッズ社(Willson Sporting GoodsC
o.)から市販された特定の市販バラタカバーボールは、
表4に記載されたカバー組成を有する。
【0011】
【表4】
【0012】このシステムは、表1のステップ15〜1
7が行われるまで完全に架橋しなかった。酸化亜鉛が、
充填材および重量調節剤として用いられた。白色を高め
るために青いトナーを用いた。これはサウス・プレーン
フィールド(South Plainfield)、ニュージャージー州
のウイットテイカー、クラーク・アンド・ダニエルズ社
(Whittaker, Clark & Daniels Inc.)のウルトラマリ
ン・ブルー(Ultramarine Blue)であった。
【0013】従来、ツーピースまたはソリッドゴルフボ
ールは、ポリブタジエンのような熱架橋性エラストマー
を含むコアを含む。ポリブタジエンは、コア組成物にお
いて、架橋剤および架橋開始剤を含むことにより硬化さ
れまたは架橋される。一般的な架橋剤は、亜鉛ジアクリ
レート、亜鉛アクリレートおよび亜鉛メタクリレートの
ようなモノカルボン酸の亜鉛塩である。架橋開始剤はフ
リーラジカルを提供し、一般的な架橋剤は、ジクミルパ
ーオキサイドのような有機過酸化物である。米国特許第
3,784,209号、同第4,065,537号、同第4,266,772号、同
第4,483,537号、同第4,683,257号、同第4,688,801号、
同第4,714,253号および同第4,715,607号明細書には、亜
鉛ジアクリレートおよび過酸化物または同様の成分によ
り硬化あるいは架橋するポリブタジエンのようなエラス
トマーを含むゴルフボールのための様々な固体コアが記
載されている。米国特許第4,792,141号および同第4,93
1,376号明細書には、バラタと、ポリブタジエンおよび
トランスポリオクテニレンゴムのようなエラストマーと
の混合物を含むゴルフボールカバーが記載されている。
しかし、このゴム組成物は、従来の硫黄硬化技術により
硬化されるものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、バラタカバー
のボールの望ましい特性を数多くもつゴルフボールを提
供するものであるが、従来のバラタカバーのボールより
も耐久性があり、容易に且つ低コストで製造されるもの
である。本発明のゴルフボールカバーは、ポリブタジエ
ンのような熱架橋性エラストマーを含む。バラタおよび
エラストマーは、亜鉛ジアクリレートのような架橋剤お
よび有機過酸化物のような架橋開始剤により、ボールの
成形時に架橋されるものであり、従来のバラタカバーの
ための、硫黄およびRR2結晶硬化システムを用いるの
ではない。このカバーは、ボールが金型から取り出され
るときは完全に架橋しており、続いて、サーリンカバー
のボールと同じ方法で続く加工ステップを行うことがで
きる。このカバーは、ツーピースまたはスリーピースに
用いることができる。
【0015】図1は、本発明により形成されたツーピー
スボールの断面図である。図2は、本発明により形成さ
れたスリーピースボールの断面図である。図3および4
は、様々なバラタカバーの硬化の比較を示す流動学的グ
ラフである。
【0016】本発明の特定の実施態様の記載 本発明のカバー組成物は、バラタと1つ以上の熱架橋性
弾性ポリマーとの混合物を使用する。バラタは、天然バ
ラタまたは合成バラタあるいはこれらの混合物とするこ
とができる。熱架橋性エラストマーは、ゴルフボールの
コア組成物に従来から用いられてきたものであることが
できる。上記の特許に記載されているように、好適な架
橋性エラストマーは、ブタジエン、イソプレンまたはク
ロロプレンのホモポリマー、コポリマーまたはターポリ
マーを含む。好ましくは、このエラストマーは、少なく
とも40%において、シス構造をもつ1,4ポリブタジ
エンがよい。最適には、ポリブタジエンゴムがシス−
1,4結合を少なくとも90%、さらに好ましくは少な
くとも95%含むものである。もし望むならば、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレン/ブタジエンゴムそ
の他類似物をポリブタジエンゴムと混合することができ
る。
【0017】他の好適なエラストマーは、高いトランス
含有量を有するポリオクテニレンゴムである。このよう
な製造物は、ドイツ国のヒュールス社(Huls Corp.)か
らベステナマー(Vestenamer)という名で市販されてい
るものであり、とくに好適なベステナマーのグレードは
ベステナマー8012とベステナマー6213である。
【0018】架橋剤は、不飽和脂肪酸またはモノカルボ
ン酸の1つ以上の金属塩、とくにアクリル酸やメタクリ
ル酸の亜鉛、カルシウムまたはマグネシウム塩とするこ
とができる。亜鉛ジアクリレート、亜鉛アクリレートお
よび亜鉛メタクリレートがとくに好ましい。
【0019】数多い公知の架橋開始剤をすべて用いるこ
とができる。これらの開始剤は、ラジカルを供給し、ジ
クミルパーオキサイドや、コネチカット州、ノルウオー
ク(Norwalk)のアール・ティー・バンダービルト社
(R.T. Vanderbilt Inc.)からVarox 230XLとう名で市
販されているカルシウムシリケート上のn−ブチル−
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレートのよ
うな様々な有機過酸化物を含む。好適な架橋剤および架
橋開始剤は、ポリブタジエンコアを記載している上記の
特許に記載されている。
【0020】酸化亜鉛のようなすべての好適な充填材を
加えることができる。酸化亜鉛は充填材や重量調節剤と
して作用するだけではなく、架橋反応を提供するもので
もある。また、二酸化チタンやウルトラマリンブルーの
ような他の従来の成分を含むことができる。
【0021】バラタは、カバーの全ポリマー含有量の2
5〜99%の範囲の量において存在することが好まし
い。残りのポリマー含有量、すなわち全ポリマー含有量
の75〜1%は、高いシス1,4含有量をもつポリブタ
ジエンによい提供されるのが好ましいが、もし望むなら
ば天然ゴムやベステナマー等のような他の好適なエラス
トマーをポリブタジエンと混合することができる。
【0022】一般的に、架橋剤の量は、全ポリマー含有
量の20〜50重量部であり、好ましくは約35〜45
重量部の範囲である。架橋開始剤の量は、全ポリマー含
有量の約3/4〜7/2重量部であり、好ましくは約2
〜5/2重量部の範囲である。
【0023】
【実施例】実施例 1 ツーピースボールのための新規なカバー組成物を、表5
に記載した成分(重量部)を用いて調製した。
【0024】
【表5】
【0025】新しいカバーに使用した1つの特定のコア
組成物を表6に示す(重量部)。
【0026】
【表6】
【0027】抗酸化剤は、コネチカット州、ノルウオー
クのアール・ティー・バンダービルト社から得た、Vano
x MBPCという名の2,2'−メチレンビス(4−メチルー
6ーtert−ブチルフェノール)とした。
【0028】従来のステップによりコアを製造した: 1.コアのゴム化合物を混合する。 2.スラグを粉砕し予備成形する。 3.コアを成形する。 4 コアを心なし研削し、所望のサイズにする。 コアの研削サイズは4.001±0.013cm(1.57
5±0.005インチ)の直径とした。カバーの厚さ
は、完成したボールの直径を4.267cm(1.680イ
ンチ)にするものとした。4.001cm(1.575イン
チ)のコアの場合、カバーの厚さは0.1334cm(0.
0525インチ)とした。しかし、コアおよびカバーの
サイズは特定の最終製品の所望されるカバーの厚さに依
存して変化可能であることが分かる。従来の成形時間お
よび温度を使用した。
【0029】図1は、コア11およびカバー12を含む
ツーピースゴルフボール10を示すものである。図2
は、本発明に従って形成された新しいカバー16をもつ
スリーピースゴルフボール15を示すものである。コア
は、従来の中心17および巻き付けられた弾性糸の層1
8により形成される。ツーピースコアの直径は、従来で
は約3.962cm(1.560インチ)であり、カバーの
厚さは約0.152cm(0.060インチ)である。
【0030】実施例2〜10 表7の配合に従って、ツーピースボールのためのコアを
作製した。
【0031】
【表7】
【0032】AO2246は、表6で使用した抗酸化剤
と同じである。配合EXGI−273とEXGI−29
3とは同一である。その相違点は、I−273が過酸化
物を除くすべての成分を含むマスターバッチを使用した
ことである。マスターバッチは密閉式ミキサー中で粉砕
され、過酸化物を開放型ロール機上の粉砕したマスター
バッチに加えた。I−293配合物は密閉式ミキサー中
で完全に混合された。ツーピースゴルフボールのための
カバーは、表8の配合により製造された。
【0033】
【表8】
【0034】前記のコアおよびカバーを組み合わせるこ
とにより、9つのグループのボールを製造した。このボ
ールは以下のように設計されている:
【0035】
【表9】
【0036】ボール上に用いられたディンプルパターン
は、球状のディンプルパターンを用いる米国特許第4,56
0,168号明細書の図7および図8に記載されている43
2ディンプルパターンとした。ボールは、9番アイアン
のゴルフクラブを用いて、メカニカルヒッティングマシ
ーンにより試験され、ウルトラAR432(Ultra AR43
2)(ウイルソン・スポーティング・グッズ)、ツアー
・エディション・100(Tour Edition 100)(スパル
ディング(Spalding))およびタイトリスト・ツアー・
100(Titleist Tour 100)(アクシュネット(Acush
net))から市販されているボールと比較した。ツアー
・エディション・100は、Zinthaneとして広告されて
いるが、サーリンと同様の低弾性率のアイオノマーのブ
レンドであると考えられるカバーをもつツーピースボー
ルである。タイトリスト・ツアー・100は、従来の硫
黄硬化システムにより硬化すると考えられるバラタカバ
ーをもつスリーピースボールである。この結果を表9〜
11に示す。
【0037】
【表10】
【0038】
【表11】
【0039】
【表12】
【0040】ツアー・エディション・100ボールは、
バラタボールの幾分かの打球感および特徴をもつツーピ
ースボールとして販売されている。表7〜9は、新規な
ツーピースボールは、ツアー・エディション・100ボ
ールに匹敵し好ましいことを示している。新規なボール
の性能は、ボールのディンプルパターンを最適化するこ
とにより改善されると考えられる。ボールの同様のマト
リックスを、ウルトラメタルドライバーゴルフクラブを
用い、同様のメカニカルヒッティングマシーンを用いて
試験した。その結果を表12〜14に示す。
【0041】
【表13】
【0042】
【表14】
【0043】
【表15】
【0044】また、ウルトラ(Ultra)という名でウイ
ルソン・スポーティング・グッズ社から市販されている
メタルドライバーを用いて、ヒッティングマシーンによ
り飛行距離試験を行った。インパクト時のクラブスピー
ドは、1秒につき45.72m(150フィート)であっ
た。初期速度を、米国ゴルフ協会(United States Golf
Association)の明細に従って測定し、キャリーおよび
総飛距離を測定した。その結果を表15に示す。
【0045】
【表16】
【0046】1秒につき45.72m(150フィート)
および39.62m(130フィート)の速度でのドライ
バーおよび1秒あたり35.05m(115フィート)の
速度での5番アイアンを用いて、選択されたボールに対
してさらに試験を行った。その結果を表16に示す。
【0047】
【表17】
【0048】ボールの反発係数(COR)を測定した。
その結果を表17に示す。反発係数は、メタルプレート
に対してボールを発射させ、反発する速度と、メタルプ
レートに向かう速度との比を決定することにより測定さ
れる。1秒あたり、36.58m(120フィート)およ
び44.20m(145フィート)のメタルプレートに向
かう速度を用いた。
【0049】
【表18】
【0050】表18および19にツーピースボールのコ
アおよびカバーのための別の配合を示した。表18のコ
ア組成物は、CORを増加させるものであり、表19の
カバー組成物は、初期速度を増加させると考えられる。
【0051】
【表19】
【0052】
【表20】
【0053】実施例のゴルフボールカバーは、従来の混
合および成形手順により製造される。この組成物の成分
は、スラブを形成させるために2つのロールミルのよう
な粉砕機により混合される。スラブは、一般的に半球状
の半殻を形成するための射出成形の前に、カバー化合物
をサイの目に切るダイサー中に供給される。半殻を互い
におよびコアに対して融着する圧力成形機において、半
殻がボールのコアの周囲におかれる。圧力成形操作は、
約5〜10分間、約121〜177℃(250〜350
°F)の温度で行った。成形温度は、エラストマーの架
橋をもたらし、圧力成形機からボールを取り出すときに
は、ボールは完全に架橋すると考えられる。従来の射出
成形機中で、カバー組成物を用い、固体コアの周囲の射
出成形カバーを形成することができる。
【0054】図3の流動学的グラフは、架橋剤がポリブ
タジエンの架橋だけではなく、バラタの架橋をもたら
し、この組成物は、成形操作の後完全に架橋することを
示している。流動学的グラフは、オハイオ州、アクロン
(Akron)のモンサント・インスツルメンツ・アンド・
イクイップメント(Monsanto Instruments & Equipmen
t)社から市販されている、モンサント・ムービング・
ダイ・レオメーター(Monsanto Moving Die Rheomete
r)MDR2000で試験を行うことにより作成した。
レオメーターは、ゴムの硬化特性を測定するため、およ
び硬化時間または硫化の度合の関数として、反応トルク
を測定するために用いた。硬化は、149℃(300°
F)で行った。図3は、以下のカバー配合物の比較であ
る:
【0055】EXG24−60: 表8から EXG24−71: EXG24−60と同じである
が、ポリブタジエンは用いていない EXG24−58: EXG24−60と同じである
が、ポリブタジエンおよび過酸化物は用いていない
【0056】過酸化物を用いないEXG24−58は、
非常に貧弱な硬化特性を示した。他の2つの配合物は、
類似したカーブをもち、これは、バラタおよびポリブタ
ジエンを含む組成物は、バラタをのみを含み且つポリブ
タジエンのない組成物と同じ架橋性であることを示すも
のである。図4は、3つのバラタカバー組成物を比較す
る流動学的グラフであり、その結果を表20に示す。
【0057】
【表21】
【0058】配合物EXG24−78は、硫黄と、表1
のステップ15に記載されたアルコール/RR2結晶溶
液に完成したボールを浸漬するステップとによって硬化
される従来のバラタカバーに匹敵するものである。しか
し、MDR2000レオメーターによって組成物を試験
するために、RR2結晶は、続く浸漬ステップをシミュ
レートするために組成物中に加えられた。配合物EXG
24−77は、EXG24−78と同じであるが、RR
2結晶を省いてある。配合物EXG24−76は、EX
G−24−78と同じであるが、硫黄およびRR2結晶
をともに省いてある。
【0059】図4に示したバラタ組成物と、図3に示し
た亜鉛ジアクリレートおよび過酸化物により硬化した新
規なバラタ組成物との硬化流動学の相違は、顕著なもの
であることが分かる。図4の組成物の流動学的物理学的
特性は、図3の組成物に比べ低いものであるので、図4
のスケールは、分かり易くするために、0〜100トル
ク単位から、0〜5トルク単位に変更してある。図3の
配合物EXG24−60のカバー組成物は、図4の配合
物EXG24−60よりも非常に高いトルクを有する。
また、配合物EXG24−60の硬化曲線は、ほぼフラ
ットなラインである曲線であるが、配合物EXG24−
78の流動学的硬化曲線はその逆を示している。本発明
により形成された、成形されたゴルフボールのカバー
は、成形操作の後完全に架橋するものであるので、ゴル
フボールはサーリンカバーのボールの加工とほとんど同
じ方法で加工可能である。そのため、別の加工ステップ
が非常に容易にされ、ボールの全コストを減じることが
できる。本発明により形成されたスリーピースおよびツ
ーピースボールのを加工ステップは、表21および22
に記載され、これらの加工ステップは、表1〜3に記載
されたステップに匹敵する。
【0060】
【表22】
【0061】
【表23】
【0062】表1のステップ5および10〜25は、表
21および22に記載された新しい技術を用いて除外す
ることができる。従来の手順においてバラタカバーを加
工するために用いられるステップ30は、スリーピース
ボールのステップ14およびツーピースボールのステッ
プ13に置き換えられた。新しいカバーをもつボールに
対する切断抵抗試験は行わなかった。しかしながら、新
しいカバーの切断抵抗は、従来のバラタボールの切断抵
抗よりも顕著に良好であると考えられるため、実質上カ
バーの耐久性は増加している。上記において、本発明の
特定の実施態様の詳細な記載を、説明の目的で明らかに
したが、そこの詳細な部分の多くは、本発明の精神およ
び範囲を逸脱しない限り当業者により大幅に変更可能で
あることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により形成されたツーピースボールの断
面図である。
【図2】本発明により形成されたスリーピースボールの
断面図である。
【図3】様々なバラタカバーの硬化の比較を示す流動学
的グラフである。
【図4】様々なバラタカバーの硬化の比較を示す流動学
的グラフである。
【符号の説明】 10 ツーピースゴルフボール 11 コア 12,16 カバー 15 スリーピースゴルフボール 17 中心 18 弾性糸の層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 21:00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアおよびカバーを含むゴルフボールで
    あって、該カバーが、 a) 天然または合成バラタ; b) 不飽和脂肪酸の金属塩と架橋性のあるエラストマ
    ー; c) 架橋剤として不飽和脂肪酸の金属塩;および d) ラジカル源を提供する架橋開始剤;を含有してな
    る組成物から形成されることを特徴とする、ゴルフボー
    ル。
  2. 【請求項2】 エラストマーがポリブタジエンおよびポ
    リオクテニレンからなる群から選択される、請求項1に
    記載のゴルフボール。
  3. 【請求項3】 天然または合成のバラタがポリマーの全
    重量の25〜99重量%の範囲の量において存在し、且
    つ、架橋性エラストマーがポリマーの全割合の1〜75
    重量%の範囲の量において存在する、請求項1に記載の
    ゴルフボール。
  4. 【請求項4】 架橋剤がカルシウムおよびマグネシウム
    からなる金属塩の群から選択される、請求項1に記載の
    ゴルフボール。
  5. 【請求項5】 架橋剤が、モノカルボン酸の亜鉛、カル
    シウムおよびマグネシウム塩の群から選択される、請求
    項1に記載のゴルフボール。
  6. 【請求項6】 架橋開始剤が有機過酸化物である、請求
    項1に記載のゴルフボール。
  7. 【請求項7】 コアが固体のコアである、請求項1に記
    載のゴルフボール。
  8. 【請求項8】 コアが、中心および該中心上の弾性巻体
    の層を含有してなるツーピースコアである、請求項1に
    記載のゴルフボール。
  9. 【請求項9】 架橋性エラストマーがポリブタジエンで
    ある、請求項1に記載のゴルフボール。
  10. 【請求項10】 ポリブタジエンが、少なくとも40%
    のシス含有量をもつシス1,4ポリブタジエンである、
    請求項9に記載のゴルフボール。
  11. 【請求項11】 コアおよびカバーを含有してなるゴル
    フボールであって、該カバーが、 a) 天然または合成バラタ25〜99重量部; b) 不飽和脂肪酸の金属塩と架橋性のあるエラストマ
    ー1〜75重量部; c) 架橋剤として不飽和脂肪酸の金属塩20〜50重
    量部;および d) ラジカル源を提供する架橋開始剤3/4〜7/2
    重量部;を含有してなる組成物から形成されることを特
    徴とする、ゴルフボール。
  12. 【請求項12】 架橋性エラストマーがポリブタジエン
    である、請求項11に記載のゴルフボール。
  13. 【請求項13】 ポリブタジエンが、少なくとも40%
    のシス含有量をもつシス1,4ポリブタジエンである、
    請求項12に記載のゴルフボール。
  14. 【請求項14】 天然または合成バラタと、架橋性エラ
    ストマーとの混合物からゴルフボールのカバーを製造す
    るための方法において、架橋剤として不飽和脂肪酸の金
    属塩および架橋開始剤としてラジカル源を包含すること
    を特徴とする、ゴルフボールのカバーを製造するための
    方法。
  15. 【請求項15】a) バラタ、架橋性エラストマー、架
    橋剤として不飽和脂肪酸の金属塩およびラジカル源を提
    供する架橋開始剤の混合物を形成し; b) 前記混合物を粉砕して混合された組成物を形成さ
    せ; c) ゴルフボールのコアの周囲に前記の混合された組
    成物を成形し、架橋性エラストマーを架橋させる;ステ
    ップを包含する、ゴルフボールを製造するための方法。
  16. 【請求項16】 約5〜10分間、121〜177℃
    (250〜350°F)の温度で、成形が行われる、請
    求項15に記載の方法。
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