JPH077944U - ロール式プリンタ - Google Patents
ロール式プリンタInfo
- Publication number
- JPH077944U JPH077944U JP4342993U JP4342993U JPH077944U JP H077944 U JPH077944 U JP H077944U JP 4342993 U JP4342993 U JP 4342993U JP 4342993 U JP4342993 U JP 4342993U JP H077944 U JPH077944 U JP H077944U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing lid
- printer
- cutter
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント済の用紙部分を紙ロールからきれい
に且つ容易に切り放すことができ、またプリンタの開閉
蓋を開く際に手を痛めることがない。 【構成】 プリント済の用紙部分14Aは、ばね34に
抗してヵッター板30Aを手で押し上げて開閉蓋20の
先端縁20aよりも突出させた鋸歯28によってきれい
に切り放される。カッター板30Aから手を離すと、鋸
歯28はばね34によって開閉蓋20の先端縁20aよ
りも引っ込むので、開閉蓋20は手を痛めることなく開
くことができる。
に且つ容易に切り放すことができ、またプリンタの開閉
蓋を開く際に手を痛めることがない。 【構成】 プリント済の用紙部分14Aは、ばね34に
抗してヵッター板30Aを手で押し上げて開閉蓋20の
先端縁20aよりも突出させた鋸歯28によってきれい
に切り放される。カッター板30Aから手を離すと、鋸
歯28はばね34によって開閉蓋20の先端縁20aよ
りも引っ込むので、開閉蓋20は手を痛めることなく開
くことができる。
Description
【0001】
本考案は、各種OA機器に用いられるロール式プリンタに関し、特にミシン目 を有しないプリント用紙のプリント済用紙部分を切り放すのに用いられるカッタ ーに関するものである。
【0002】
ロール式プリンタは、紙ロールから繰り出されるプリント用紙に所定のプリン ティングを行なうプリンタ本体と、このプリンタ本体に取付けられプリンタ本体 から繰り出されるプリント済の用紙部分を導出する導出部分を覆う開閉蓋とから 成っている。プリント済の用紙部分は、プリント本体と開閉蓋との間の導出口か ら導出した後、開閉蓋の先端縁をエッジとして手で紙ロールから引きちぎって切 り放されていた。
【0003】
この従来技術では、プリント用紙にミシン目がある場合には、開閉蓋のエッジ でも容易に切り放すことができるが、プリント用紙にミシン目がない場合には、 プリント済の用紙部分を開閉蓋のエッジで引きちぎるように切り放すので、プリ ント済用紙部分をきれいに切り放すことが難しかった。
【0004】 また、この場合、開閉蓋の先端縁に鋸歯を取付けると、プリント済の用紙部分 を紙ロールからきれいに切り放すことができるが、プリント用紙が消費されて新 しい紙ロールをセットするため開閉蓋を開く際に、開閉蓋に取付けられた鋸歯が 手に触れて手を傷付ける虞がある。
【0005】 本考案の目的は、上記の欠点を回避し、プリント済の用紙部分を紙ロールから きれいに且つ容易に切り放すことができ、また開閉蓋を開く際に手を痛めること がないようにしたロール式プリンタを提供することにある。
【0006】
本考案は、上記の課題を解決するために、紙ロールから繰り出されるプリント 用紙に所定のプリンティングを行なうプリンタ本体と、このプリンタ本体から繰 り出されるプリント済の用紙部分を導出する導出部分を覆うようにプリンタ本体 に取付けられた開閉蓋とから成るロール式プリンタにおいて、プリンタ本体の導 出部分に対して進退自在にして開閉蓋の外面に取付けられ先端に鋸歯を有するカ ッター本体と、このカッター本体と開閉蓋との間に取付けられ鋸歯が開閉蓋の先 端縁より引っ込むようにカッター本体を付勢するばねとから成るカッターを備え ていることを特徴とするロール式プリンタを提供することにある。
【0007】
このように、鋸歯を有するヵッター本体を有すると、プリント済の用紙部分を 紙ロールからきれいに切り放すことができるが、このカッター本体は通常では鋸 歯が開閉蓋の先端縁から引っ込むように付勢されているので、開閉蓋を開く際に 鋸歯に手が触れることがなく、手を痛めることがない。
【0008】
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、図1及び図2は本考案に 係るOA機器用ロール式プリンタ10を示し、このプリンタ10は、紙ロール1 2から繰り出されるプリント用紙14に所定のプリンティングを行なうプリンタ 本体16と、このプリンタ本体16に枢支部18で枢支されプリンタ本体16か ら繰り出されるプリント済の用紙部分14Aを導出する導出口22をプリンタ本 体16との間に形成する開閉蓋20とから成っている。
【0009】 プリンタ本体16は、図2に示すように、印字部にプリント用紙14を導くフ ィーダ24を備え、導出口22は、このフィーダ24の出口側に形成されている 。開閉蓋20は、通常では、図1及び図2に示すように、導出口22にプリント 済の用紙部分14Aを案内する部分を閉じるように配置されている。
【0010】 本考案のロール式プリンタは、図3及び図4に示すように、カッター26を備 え、このカッター26は、開閉蓋20の外面に導出口22に対して進退自在に取 付けられ先端に鋸歯28を有するカッター本体30から成っている。このカッタ ー本体30は、鋸歯28と一体にして例えば塩化ビニルから成形されたカッター 板30Aの形態を有し、このカッター板30Aは、図3及び図4に示すように、 開閉蓋20に植立された複数のガイドピン32がそれぞれ係入する長孔30aを 有し、カッター板30Aは、鋸歯28と共に、このガイドピン32に沿って導出 口22に対して進退するように案内される。
【0011】 カッター26は、カッター本体30と開閉蓋20との間に取付けられ鋸歯28 が開閉蓋20の先端縁20aより引っ込むようにカッター本体30を後退方向に 付勢するばね34を更に有する。図示の実施例では、カッター板30Aは、その 中央に切欠き30bを有し、ばね34の一端は、この切欠き30bによって露出 された開閉蓋20の外面に取付けられ、他端はカッター板30Aの切欠き30b の縁に取付けられている。
【0012】 次に、本考案のロール式プリンタ10の使用状態をのべると、プリント時には 、プリント用紙14は、1行の印字毎に順次送給される。プリント済の用紙部分 14Aは、図2及び図3に示すように、導出口22から導出する。
【0013】 このプリント済の用紙部分14Aを切り放す場合には、図4に示すように、カ ッター板30Aを手でばね34に抗して押し上げて鋸歯28を開閉蓋20の先端 縁20aよりも突出させる。この状態で用紙部分14Aを鋸歯28に当ててきれ いに切り取ることができる。用紙部分14Aを切取った後、カッター板30Aか ら手を離すと、カッター板30Aばね34によって自動的に戻って鋸歯28が開 閉蓋20の先端縁20aから引っ込む。
【0014】 紙ロール12が消費されて新しい紙ロール12を取付ける際には、開閉蓋20 を図2の点線で示すように、枢支部18を中心に枢動して開くが、この場合、鋸 歯28は開閉蓋20の先端縁20aよりも引っ込んでいるので、鋸歯28が手に 触れることがなく、従って手を痛めることがない。
【0015】
本考案によれば、上記のように、鋸歯を有するヵッター本体を有するので、プ リント済の用紙部分を紙ロールからきれいに切り放すことができるが、このカッ ター本体は通常では鋸歯が開閉蓋の先端縁から引っ込むように付勢されているの で、開閉蓋を開く際に鋸歯に手が触れることがなく、手を痛めることがない。
【図1】本考案に係るロール式プリンタの斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案のプリンタの概略断面図である。
【図3】本考案のプリンタに用いられるカッターの通常
の状態の拡大斜視図である。
の状態の拡大斜視図である。
【図4】本考案のプリンタに用いられるカッターの用紙
切断状態の拡大斜視図である。
切断状態の拡大斜視図である。
10 ロール式プリンタ 12 紙ロール 14 プリント用紙 14A プリント済の用紙部分 16 プリンタ本体 18 枢支部 20 開閉蓋 20a 先端縁 22 導出口 24 フィーダ 26 カッター 28 鋸歯 30 カッター本体 30A カッター板 30a 長孔 30b 切欠き 32 ガイドピン 34 ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 紙ロールから繰り出されるプリント用紙
に所定のプリンティングを行なうプリンタ本体と前記プ
リンタ本体から繰り出されるプリント済の用紙部分を導
出する導出部分を覆うように前記プリンタ本体に取付け
られた開閉蓋とから成るロール式プリンタにおいて、前
記プリンタ本体の導出部分に対して進退自在にして前記
開閉蓋の外面に取付けられ先端に鋸歯を有するカッター
本体と、前記カッター本体と前記開閉蓋との間に取付け
られ前記鋸歯が前記開閉蓋の先端縁より引っ込むように
前記カッター本体を付勢するばねとから成るカッターを
備えていることを特徴とするロール式プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4342993U JPH077944U (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ロール式プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4342993U JPH077944U (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ロール式プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077944U true JPH077944U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12663460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4342993U Pending JPH077944U (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ロール式プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077944U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193347A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Casio Computer Co Ltd | 媒体カット機構及び印刷装置 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP4342993U patent/JPH077944U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193347A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Casio Computer Co Ltd | 媒体カット機構及び印刷装置 |
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