JPH0779408A - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

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JPH0779408A
JPH0779408A JP5221605A JP22160593A JPH0779408A JP H0779408 A JPH0779408 A JP H0779408A JP 5221605 A JP5221605 A JP 5221605A JP 22160593 A JP22160593 A JP 22160593A JP H0779408 A JPH0779408 A JP H0779408A
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JP
Japan
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recording
digital
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Pending
Application number
JP5221605A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Aoki
邦夫 青木
Hiroshi Asahina
宏 朝比奈
Toyomitsu Kanebako
豊充 金箱
Toshikuni Nakatani
叔訓 中谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は再生レートと同じ表示レートで
表示できかつ適宜任意の画像を高解像度にて表示できる
画像記録再生装置を提供することである。 【構成】本発明は一連のディジタル画像の各ディジタル
画像を複数のフィールドに分割すると共に、異なるフレ
ームかつ同じフィールドのフィールド画像を連続的に出
力する分割手段と、前記分割手段から出力されたフィー
ルド画像をディジタルビデオテープに順次記録すると共
に記録順にしたがってフィールド画像を順次再生するデ
ィジタルVTR8と、ディジタルVTR8で再生された
フィールド画像を順次表示に供する手段と、前記記録再
生手段で再生されたフィールド画像を前記分割手段によ
る分割過程と逆の手順にしたがって再配置することによ
り元のディジタル画像を再構成しこれを表示に供する手
段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一連のディジタル画像
を記録再生する画像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】過去においては、アンギオ等の動画像は
シネフィルムに記録されていたが、近年、ディジタル撮
影が行われるようになり、シネフィルム撮影にとって代
わりつつある。ディジタル撮影した画像は、画像処理が
容易であり、保管において画像の劣化が無いといった利
点がある。医用分野におけるディジタル化の波はディジ
タルフルオログラフィ装置として具現化された。ディジ
タルフルオログラフィ装置は半導体メモリや磁気ディス
ク等の記録媒体を内蔵したものであるが、その限定され
た記憶容量は長期保存を要するディジタル画像の保管を
外部のビデオテープに依存している。
【0003】ところで医用画像は1024×1024マトリクス
の高精細を要求する。しかし、デジタルVTRはNTS
C標準に沿ってビデオテープの1フレーム領域(1トラ
ック)には 512×512 マトリクスの画像しか記録するこ
とができない。そこで、1024×1024マトリクスの画像を
行列各方向に2分割した4つのフィールドに分割し、こ
れらフィールド画像をビデオテープの連続するフレーム
領域に順次記録することが行われている。
【0004】このような記録方式によると、1枚のディ
ジタル画像を表示するためには、当該ディジタル画像を
構成する4つのフィールド画像が再生されるのを待って
再配置する必要があるため、デジタルVTRの再生レー
ト(毎秒30フレーム)に対してモニタの表示レートは
1/4、つまり毎秒7.5フレームと遅くなってしま
う。また、画像検索に便利な早送り再生は、数フレーム
領域から少しずつ読み取ったデータを繋ぎ合わせて1フ
レームを構成するため、上記記録方式では元のディジタ
ル画像が再構成できなくなってしまう、つまり早送り再
生が実行できないという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に対処すべくなされたもので、その目的は再生レートと
同じ表示レートで表示でき、かつ適宜任意の画像につい
て高解像度にて表示できる画像記録再生装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一連のディジ
タル画像の各ディジタル画像を複数のフィールドに分割
すると共に、異なるフレームかつ同じフィールドのフィ
ールド画像を連続的に出力する分割手段と、前記分割手
段から出力されたフィールド画像を記憶媒体に順次記録
すると共に記録順にしたがってフィールド画像を順次再
生する記録再生手段と、前記記録再生手段で再生された
フィールド画像を順次表示に供する手段と、前記記録再
生手段で再生されたフィールド画像を前記分割手段によ
る分割過程と逆の手順にしたがって再配置することによ
り元のディジタル画像を再構成しこれを表示に供する手
段とを具備する。
【0007】
【作用】本発明によれば、異なるフレームかつ同じフィ
ールドのフィールド画像を連続的に表示するので、低解
像度ながら記録再生手段の再生レートと同じ表示レート
で表示することができる。また高解像度が必要な場合に
は、同一フレームを構成する複数のフィールド画像を再
配置することにより元のディジタル画像を再構成しこれ
を表示に供することができる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は第1実施例による画像記録再生装置の構成
を示すブロック図である。X線管装置1とイメージイン
テンシファイア2は、天板3に載置された被検体Pを介
して対向して配置されている。X線管装置1にはX線発
生制御器4が接続される。X線発生制御器4からX線管
装置1には高電圧が印加される。これによりX線管装置
1からX線が曝射される。被検体Pを透過したX線はイ
メージインテンシファイア2で光に変換される。この光
はTVカメラ5で撮像される。TVカメラ5から出力さ
れるアナログ画像は、図示しないアナログディジタル変
換器を介してディジタル画像として記録用メモリ6に供
給される。
【0009】記録用メモリ6には1カット(例えばn枚
のフレーム)を構成する一連のディジタル画像が順次記
録される。一連のディジタル画像が全て記録用メモリ6
に記録されると、その各ディジタル画像はメモリアドレ
ス発生器7のアドレス信号にしたがってディジタルVT
R8に読み出される。このアドレス制御により、各ディ
ジタル画像は離散的な画素からなる複数のフィールドに
分割され、そして異なるフレーム且つ同じフィールドの
フィールド画像が記録用メモリ6から連続的に読み出さ
れる。
【0010】ディジタルVTR8は記録用メモリ6から
読み出されたフィールド画像をディジタルVTR制御器
9の制御にしたがってディジタルビデオテープの連続す
るフレーム領域に順番に記録する。また、ディジタルV
TR8はディジタルVTR制御器9の制御にしたがって
ディジタルビデオテープに記録されたフィールド画像を
順次再生し、これを画素補間器10と再生用メモリ11
に出力する。
【0011】画素補間器10は、フィールド画像の画素
間を補間することにより、フィールド画像のマトリクス
サイズを後述のモニタ15のマトリクスサイズに一致さ
せる。この画素補間器10で補間されたディジタル画像
は、表示用メモリ13とディジタルアナログ変換器(D
/A)14を順に介してモニタ15に表示される。
【0012】再生用メモリ11には一連のディジタル画
像の全てのフィールド画像が記録される。メモリアドレ
ス発生器12には図示しないが入力装置が接続されてい
る。この入力装置は高解像度で表示することをオペレー
タが所望する場合に、その表示すべき画像を例えばフレ
ーム番号で特定するためのものである。この特定された
画像を構成するフィールド画像は、メモリアドレス発生
器12のアドレス信号にしたがって再生用メモリ11か
ら表示用メモリ13に読み出される。このアドレス制御
により、各フィールド画像は、分割手順とは逆または同
じ手順で読み出され表示用メモリ13に順次記録され
る。これにより表示用メモリ13には、各フィールド画
像がその分割位置に応じて再配置される。したがって、
元のディジタル画像が再構成される。再構成された元の
ディジタル画像は、表示用メモリ13とディジタルアナ
ログ変換器(D/A)14を順に介してモニタ15に表
示される。
【0013】次に本実施例の動作を説明する。なお記録
用メモリ6から出力されるディジタル画像およびモニタ
15のマトリクスサイズは1024×1024マトリクスサイズ
で共通とし、またディジタルビデオテープの1フレーム
領域には 512×512 マトリクスサイズの画像が記録でき
るものとする。また、1カットはnフレームの画像から
構成されるものとする。また各画像には、その撮影順序
にしたがって1〜nまでのフレーム番号が順番に付され
るものとする。さらに、ディジタルVTR8の再生レー
トは、30フレーム/秒(fps )とする。
【0014】まず記録動作を説明する。X線発生制御器
4からX線管装置1には高電圧が繰り返し印加される。
これによりX線管装置1からX線が間欠的に繰り返し曝
射される。被検体Pを透過したX線は、イメージインテ
ンシファイア2で光に変換され、TVカメラ5で撮像さ
れる。TVカメラ5から出力されるアナログ画像は、ア
ナログディジタル変換器を介してディジタル画像として
記録用メモリ6に順次供給される。これにより記録用メ
モリ6には1カットを構成する一連のディジタル画像が
記録される。
【0015】一連のディジタル画像が全て記録用メモリ
6に記録されると、その各ディジタル画像はメモリアド
レス発生器7のアドレス信号にしたがってディジタルV
TR8に読み出される。このアドレス制御により、各デ
ィジタル画像は離散的な画素からなる複数のフィール
ド、具体的には奇数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数
行×奇数列、偶数行×奇数列の4つのフィールドに分割
される。そして同じフィールドのフィールド画像が、連
続するフレームから順番に記録用メモリ6から読み出さ
れる。図2は分割の様子を示した模式図である。ここで
は元の1枚のディジタル画像は、a〜dの4つのフィー
ルドに分割される。したがって、各フィールドのマトリ
クスサイズは、ディジタルビデオテープの1フレーム領
域に記録できる 512×512 マトリクスサイズに一致す
る。なお、各フィールドの分割画像をそれぞれaフィー
ルド画像、bフィールド画像、cフィールド画像、dフ
ィールド画像というものとする。異なるフレーム且つ同
じフィールドのフィールド画像は、記録用メモリ6から
ディジタルVTR8に連続的に読み出される。具体的に
は、図3に示すように、1〜nフレームそれぞれのaフ
ィールド画像が、フレーム順序にしたがって記録用メモ
リ6からディジタルVTR8に連続的に読み出され、こ
の順番でディジタルビデオテープの連続するフレーム領
域に順次記録される。全フレームのaフィールド画像が
読出し完了すると、次に1〜nフレームそれぞれのbフ
ィールド画像が、フレーム順序にしたがって記録用メモ
リ6からディジタルVTR8に連続的に読み出され、こ
の順番でディジタルビデオテープの連続するフレーム領
域に順次記録される。cフィールド画像やdフィールド
画像についても同様に記録される。
【0016】次に再生動作について説明する。図4はデ
ィジタルVTR8の画像再生と表示用メモリ13の画像
記録とのタイミング図である。ディジタルVTR8の再
生動作により記録順序に沿ってフィールド画像が順次再
生され、画素補間器10と再生用メモリ11に供給され
る。画素補間器10では、ディジタルVTR8から供給
されたフィールド画像が画素間でリアルタイムで補間さ
れる。これによりフィールド画像は元のディジタル画像
およびモニタ15のマトリクスサイズに一致するマトリ
クスサイズに拡大される。この拡大されたフィールド画
像は、表示用メモリ13とディジタルアナログ変換器1
4を順に介してモニタ15に順次表示される。したがっ
て、モニタ15にはディジタルVTR8の再生レートと
同じ表示レートでフレームの異なる一連のフィールド画
像が表示される。また各フィールド画像は解像度は低い
けれども1枚の画像を完成しているので、早送り再生は
実行可能である。ただし、フィールド画像は分割画像で
あるので、その解像度は低く、診断には適さない。しか
し、ここでの再生は画像検索が主たる目的であるので、
この低解像度は問題にはならない。
【0017】再生用メモリ11にはディジタルVTR8
で再生されたフィールド画像が順次記録される。全フレ
ームのフィールド画像の再生が終了すると、再生用メモ
リ11には全フレームの全てのフィールド画像が記録さ
れた状態になる。先に行った低解像度再生により、オペ
レータにより高解像度で表示すべき、つまり診断に供す
べき画像が特定され、例えばそのフレーム番号が入力装
置の操作により入力される。このフレーム番号のディジ
タル画像を構成する4つのフィールド画像は、メモリア
ドレス発生器12のアドレス信号により、再生用メモリ
11から表示用メモリ13に向けて読み出される。この
アドレス制御により、図5に示すように、各フィールド
画像は、分割手順とは逆または同じ手順で読み出され表
示用メモリ13に順次記録される。これにより表示用メ
モリ13には、各フィールド画像がその分割位置に応じ
て再配置される。したがって当該フレーム番号の元のデ
ィジタル画像が表示用メモリ13に再構成され復元され
る。再構成された元のディジタル画像は、表示用メモリ
13とディジタルアナログ変換器(D/A)14を順に
介してモニタ15に表示される。したがって、モニタ1
5には、診断に耐え得る元のマトリクスサイズの高解像
度の画像が表示される。
【0018】次に第2実施例について説明する。本実施
例による画像記録再生装置の構成は第1実施例の図1と
ほぼ同じである。ディジタル画像は、図2の第1実施例
の場合と同じく奇数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数
行×奇数列、偶数行×奇数列の4つのフィールドに分割
される。相違する点は、メモリアドレス発生器7のアド
レス制御による離散的な画素からなる複数のフィールド
の読出し順序である。第1実施例では図3に示したよう
にフレームの異なる同じフィールドのフィールド画像が
記録用メモリ6から連続的に読み出され、その順番で記
録されていた。これに対し本実施例では、図6に示すよ
うに、同じディジタル画像を構成する、つまり同フレー
ムの4つのフィールド画像が連続的に読出され、その順
番でディジタルビデオテープに記録される。
【0019】ディジタルVTR8の1倍速再生により、
記録順序に沿ってフィールド画像が順次再生される。順
次再生されたフィールド画像は、再生用メモリ11を介
して表示用メモリ13に元のディジタル画像に再配置さ
れる。このディジタル画像は、ディジタルアナログ変換
器14を介してモニタ15に表示される。この場合、同
じフレームの4つのフィールド画像が再生される時間が
必要になるので、表示レートは再生レートの1/4、つ
まり7.5フレーム/秒になるが、高解像度が実現され
る。つまり従来と同じ性能が実現される。
【0020】しかし、本実施例では従来実現できなかっ
た高速再生が実現できる。例えば4倍速再生の場合、図
7に示すように、ディジタルビデオテープの連続する4
つのトラックから1/4ずつ読み取ったデータが繋ぎ合
わされて1フレームが構成される。本実施例では、連続
する4つのトラックには同じフレームの奇数行×奇数
列、奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数行×奇数列
のフィールド画像が順番に記録されている。つまり各フ
ィールド画像は低解像度ではあるが1画像分のデータを
充足している。したがって、4倍速再生により、ディジ
タルビデオテープの連続する4つのトラックから1/4
ずつデータが読み取られても、それらを繋ぎ合わせれ
ば、1フレームの画像が構成されるので、高速再生が実
現できる。
【0021】次に第3実施例について説明する。図8は
図1に対応して第3実施例による画像記録再生装置の構
成を示すブロック図である。なお図1と同じ部分には同
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0022】TVカメラ5から出力されるアナログ画像
は、図示しないアナログディジタル変換器を介してディ
ジタル画像として記録用メモリ6に供給される。記録用
メモリ6には1カット(例えばn枚のフレーム)を構成
する一連のディジタル画像が順次記録される。一連のデ
ィジタル画像が全て記録用メモリ6に記録されると、そ
の各ディジタル画像はメモリアドレス発生器7のアドレ
ス信号にしたがって平均縮小器16を介してディジタル
VTR8に読み出される。またはディジタルVTR8に
直接読み出される。平均縮小器16には各ディジタル画
像が全画素が順番に供給される。平均縮小器16は、隣
接する複数の画素間で平均処理、つまり局所平均処理を
実行し、ディジタル画像を平均縮小画像に変換する。こ
こでは、図9に示すように、局所平均処理のマスクを4
×4画素とする。したがってディジタル画像は行列各方
向に1/2のマトリクスサイズに縮小されることにな
る。ディジタル画像のマトリクスサイズが1024×1024、
またディジタルビデオテープの1フレーム領域には 512
×512 マトリクスサイズの画像が記録できるものとする
と、平均縮小画像はディジタルビデオテープの1フレー
ム領域に記録できる。全ディジタル画像についてこの平
均縮小処理が繰り返され、各平均縮小画像は図10に示
すようにディジタルビデオテープの連続するフレーム領
域に順番に記録される。
【0023】この平均縮小処理が終了すると、メモリア
ドレス発生器7のアドレス制御により、各ディジタル画
像は再度記録用メモリ6からディジタルVTR8に読み
出される。このときのアドレス制御は、第1実施例と同
じである。つまり各ディジタル画像は奇数行×奇数列、
奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数行×奇数列の4
つのフィールドに分割され、そして同じフィールドのフ
ィールド画像が連続するフレームから順番に記録用メモ
リ6から読み出され、平均縮小画像に続くディジタルビ
デオテープのフレーム領域に順次記録される。
【0024】再生時には、平均縮小画像は、ディジタル
VTR8の再生動作により記録順序に沿って順次再生さ
れ、画素補間器10、表示用メモリ13、ディジタルア
ナログ変換器14を順に介してモニタ15に順次供給さ
れる。したがって、モニタ15にはディジタルVTR8
の再生レートと同じ表示レートでフレームの異なる平均
縮小画像が表示される。また各平均縮小画像は解像度は
低いけれども1枚の画像を完成しているので、早送り再
生は実行可能である。ただし、平均縮小画像は解像度が
低いため診断には適さない。しかし、ここでの再生は画
像検索が主たる目的であるので、この低解像度は問題に
はならない。
【0025】再生用メモリ11には平均縮小画像の再生
に続いてディジタルVTR8で再生されたフィールド画
像が順次記録される。全フレームのフィールド画像の再
生が終了すると、再生用メモリ11には全フレームの全
てのフィールド画像が記録された状態になる。先に行っ
た平均縮小画像の再生により、オペレータにより高解像
度で表示すべき、つまり診断に供すべき画像が特定さ
れ、例えばそのフレーム番号が入力装置の操作により入
力される。このフレーム番号のディジタル画像を構成す
る4つのフィールド画像は、メモリアドレス発生器12
のアドレス信号により、再生用メモリ11から表示用メ
モリ13に向けて読み出される。このアドレス制御によ
り、図5で示したと同様に、各フィールド画像は、分割
手順とは逆または同じ手順で読み出され表示用メモリ1
3に順次記録される。これにより表示用メモリ13に
は、各フィールド画像がその分割位置に応じて再配置さ
れる。したがって当該フレーム番号の元のディジタル画
像が表示用メモリ13に再構成され復元される。再構成
された元のディジタル画像は、表示用メモリ13とディ
ジタルアナログ変換器(D/A)14を順に介してモニ
タ15に表示される。したがって、モニタ15には、診
断に耐え得る元のマトリクスサイズの高解像度の画像が
表示される。
【0026】なお、本実施例は第2実施例と同様に、奇
数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数
行×奇数列の4つのフィールド画像を、図11に示すよ
うに、同じディジタル画像を構成する、つまり同フレー
ムの4つのフィールド画像を連続的に読出し、その順番
でディジタルビデオテープに記録するようにしてもよ
い。また、分割画像は画像検索には利用しない、つまり
極論すれば表示レートが遅くなっても構わないので、従
来と同様に、図12に示すように行列各方向に2分割し
た4つのフィールドに分割し、これらフィールド画像を
図13に示すようにディジタルビデオテープの平均縮小
画像に連続するフレーム領域に順次記録するようにして
もよい。本発明は上述した実施例に限定されず、種々変
形して実施可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一連のデ
ィジタル画像の各ディジタル画像を複数のフィールドに
分割すると共に、異なるフレームかつ同じフィールドの
フィールド画像を連続的に出力する分割手段と、前記分
割手段から出力されたフィールド画像を記憶媒体に順次
記録すると共に記録順にしたがってフィールド画像を順
次再生する記録再生手段と、前記記録再生手段で再生さ
れたフィールド画像を順次表示に供する手段と、前記記
録再生手段で再生されたフィールド画像を前記分割手段
による分割過程と逆の手順にしたがって再配置すること
により元のディジタル画像を再構成しこれを表示に供す
る手段とを具備したので、異なるフレームかつ同じフィ
ールドのフィールド画像を連続的に表示することで低解
像度ながら記録再生手段の再生レートと同じ表示レート
で表示することができると共に、高解像度が必要な場合
には、同一フレームを構成する複数のフィールド画像を
再配置することにより元のディジタル画像を再構成しこ
れを表示に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による画像記録再生装置の構成を示
す図。
【図2】図1の記録用メモリから読み出されるフィール
ド画像を示す図。
【図3】ディジタルビデオテープに記録される順序を示
す図。
【図4】図1のディジタルVTRの画像再生と表示用メ
モリの画像記録とのタイミング図。
【図5】フィールド画像から元のディジタル画像を復元
する際のディジタルVTRの画像再生と表示用メモリの
画像記録とのタイミング図。
【図6】第2実施例によるディジタルビデオテープに記
録される順序を示す図。
【図7】第2実施例による高速再生の際のディジタルV
TRの画像再生と表示用メモリの画像記録とのタイミン
グ図。
【図8】第3実施例による画像記録再生装置の構成を示
す図。
【図9】図1の平均縮小器による平均縮小処理を説明す
る図。
【図10】第3実施例によるディジタルビデオテープに
記録される順序を示す図。
【図11】第3実施例によるディジタルビデオテープに
記録される他の順序を示す図。
【図12】第3実施例による他の分割方法を説明する
図。
【図13】図12の分割方法に応じたディジタルビデオ
テープに記録される他の順序を示す図。
【符号の説明】
1…X線管装置、2…イメージインテンシファイア、3
…天板、4…X線発生制御器、5…TVカメラ、6…記
録用メモリ、7…メモリアドレス発生器、8…ディジタ
ルVTR、9…ディジタルVTR制御器、10…画素補
間器、11…再生用メモリ、12…メモリアドレス発生
器、13…表示用メモリ、14…ディジタルアナログ変
換器、15…モニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 叔訓 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連のディジタル画像の各ディジタル画
    像を複数のフィールドに分割すると共に、異なるフレー
    ムかつ同じフィールドのフィールド画像を連続的に出力
    する分割手段と、 前記分割手段から出力されたフィールド画像を記憶媒体
    に順次記録すると共に記録順にしたがってフィールド画
    像を順次再生する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生されたフィールド画像を順次表
    示に供する手段と、 前記記録再生手段で再生されたフィールド画像を再配置
    することにより元のディジタル画像を再構成しこれを表
    示に供する手段とを具備することを特徴とする画像記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記分割手段は前記ディジタル画像を奇
    数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数
    行×奇数列の4つのフィールドに分割することを特徴と
    する請求項1記載の画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 一連のディジタル画像の各ディジタル画
    像を複数のフィールドに分割すると共に同じフレームの
    フィールド画像を連続的に出力する分割手段と、 前記分割手段から出力されたフィールド画像を記憶媒体
    に順次記録すると共に記録順にしたがってフィールド画
    像を順次再生する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生されたフィールド画像を順次表
    示に供する手段と、 前記記録再生手段で再生されたフィールド画像を再配置
    することにより元のディジタル画像を再構成しこれを表
    示に供する手段とを具備することを特徴とする画像記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記分割手段は前記ディジタル画像を奇
    数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数
    行×奇数列の4つのフィールドに分割することを特徴と
    する請求項3記載の画像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 一連のディジタル画像の各ディジタル画
    像を局所処理により平均画像に変換する変換手段と、 前記一連のディジタル画像の各ディジタル画像を複数の
    フィールドに分割すると共に、異なるフレームかつ同じ
    フィールドのフィールド画像を連続的に出力する分割手
    段と、 前記変換手段から出力される一連の平均画像を記憶媒体
    に順次記録し、前記分割手段から出力されたフィールド
    画像を前記記憶媒体に順次記録すると共に記録順にした
    がって平均画像とフィールド画像を順次再生する記録再
    生手段と、 前記記録再生手段で再生された平均画像を順次表示に供
    する手段と、 前記記録再生手段で再生されたフィールド画像を再配置
    することにより元のディジタル画像を再構成しこれを表
    示に供する手段とを具備することを特徴とする画像記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 前記分割手段は前記ディジタル画像を奇
    数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数
    行×奇数列の4つのフィールドに分割することを特徴と
    する請求項5記載の画像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記分割手段は前記ディジタル画像を行
    列各方向にそれぞれ2分割した4つのフィールドに分割
    することを特徴とする請求項5記載の画像記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】 一連のディジタル画像の各ディジタル画
    像を局所処理により平均画像に変換する変換手段と、 前記一連のディジタル画像の各ディジタル画像を複数の
    フィールドに分割すると共に同じフレームのフィールド
    画像を連続的に出力する分割手段と、 前記変換手段から出力される一連の平均画像を記憶媒体
    に順次記録し、前記分割手段から出力されたフィールド
    画像を前記記憶媒体に順次記録すると共に記録順にした
    がって平均画像とフィールド画像を順次再生する記録再
    生手段と、 前記記録再生手段で再生された平均画像を順次表示に供
    する手段と、 前記記録再生手段で再生されたフィールド画像を再配置
    することにより元のディジタル画像を再構成しこれを表
    示に供する手段とを具備することを特徴とする画像記録
    再生装置。
  9. 【請求項9】 前記分割手段は前記ディジタル画像を奇
    数行×奇数列、奇数行×偶数列、偶数行×奇数列、偶数
    行×奇数列の4つのフィールドに分割することを特徴と
    する請求項8記載の画像記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記分割手段は前記ディジタル画像を
    行列各方向にそれぞれ2分割した4つのフィールドに分
    割することを特徴とする請求項8記載の画像記録再生装
    置。
JP5221605A 1993-08-13 1993-09-07 画像記録再生装置 Pending JPH0779408A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340328A (ja) * 2000-05-30 2001-12-11 Mukai Yoshibumi X線撮像システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001340328A (ja) * 2000-05-30 2001-12-11 Mukai Yoshibumi X線撮像システム

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