JPH0779296B2 - 非接触型可搬担体 - Google Patents

非接触型可搬担体

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JPH0779296B2
JPH0779296B2 JP2279864A JP27986490A JPH0779296B2 JP H0779296 B2 JPH0779296 B2 JP H0779296B2 JP 2279864 A JP2279864 A JP 2279864A JP 27986490 A JP27986490 A JP 27986490A JP H0779296 B2 JPH0779296 B2 JP H0779296B2
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coil
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁結合により他の機器からの交流電圧を受
電するようにしてある例えばICカードの如き非接触型可
搬担体に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は電磁結合状態にある従来の非接触型可搬担体及
び端末機の回路図である。非接触型可搬担体(以下可搬
担体という)9の受電用コイル10は全波整流回路11の交
流入力端子間に接続されている。全波整流回路11の直流
出力端子間には、平滑コンデンサ12が接続されるととも
に、信号の制御、処理用の集積回路(以下ICという)13
が接続されている。またIC13は信号送信用素子16を介し
て信号送受信用コイル14と接続されている。更にIC13に
接続した受信信号検出素子15には信号送受信用コイル14
の電圧が与えられる。
この可搬担体9は端末機1にセットされている。端末機
1は、セットされた可搬担体9の受電用コイル10及び信
号送受信用コイル14に夫々近接するように給電用コイル
2及び信号送受信用コイル6を備えている。給電用コイ
ル2には、交流電源3及び電圧調整器5の直列回路が接
続されており、また給電用コイル2の両端間電圧を検出
する電圧検出器4が接続されている。電圧検出器4の検
出出力を電圧調整器5に与えている。前記給電用コイル
2と直列接続された信号送受信用コイル6には、信号発
生器7が接続されており、交流電源3を接続していない
側の信号発生器7と信号送受信用コイル6との接続部に
は受信信号検出素子8が接続されている。
次にこの可搬担体9及び端末機1の動作を、そのIC13の
制御内容を示す第4図のフローチャートとともに説明す
る。端末機1に可搬担体9がセットされ、端末機1の給
電用コイル2に可搬担体9の受電用コイル10が接近する
と、それらが電磁結合されて交流電源3から給電用コイ
ル2を介して可搬担体9の受電用コイル10に交流電圧が
供給される。この交流電圧は全波整流回路11で整流され
てコンデンサ12により平滑されて直流電圧となってIC13
に供給される。それにより、可搬担体9が起動し(S
1)、可搬担体9は信号送受信用コイル14を介して起動
確認信号を送信する(S2)。端末機1は、信号送受信用
コイル6が受信した起動確認信号を受信信号検出素子8
を介して検出した後、必要に応じて信号発生器7を制御
して処理内容とデータを示す信号を送受信用コイル6か
ら可搬担体9へ送信する。可搬担体9においてIC13は信
号送受信用コイル14の受信信号によりオンした受信信号
検出素子15により端末機1からの信号を受信したか否か
を判断し(S3)、受信していないと判断した場合は受信
するまで待つ。一方、受信したと判断すると、受信信号
に応じて受信信号検出用素子15がオン,オフした信号に
より(S4)、IC13は送信されてきた信号を受信する。こ
の受信信号によりIC13は信号処理をする(S5)。そして
IC13は信号処理後のデータに応じて信号送信用素子16を
オン,オフさせて、全波整流した直流電圧を断続させて
パルス状に変換し、そのパルス電圧を信号送受信用コイ
ル14に与えて信号処理後のデータを端末機1の信号送受
信用コイル6へ送信する(S6)。
なお、ステップ(S7)により一連の信号処理が終了した
と判断されるまで、ステップ(S3)から(S6)までの動
作を繰り返す。そして信号処理が終了したと判断すると
(S7)、端末機1からの交流電圧の給電を停止し(S
8)、これにより可搬担体9の送受信動作を終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように、従来の非接触型可搬担体は、信号送信
用素子16がオン,オフ動作することにより、全波整流回
路11から信号送受信用コイル14に断続的に直流電流が流
れるため、その直流電圧がオン,オフ動作に関連して変
動する。それにより、IC13の動作が不安定になり、とき
にはIC13が誤動作して信号を正常に送受信出来なくなる
虞れがあるという問題がある。そして端末機1と非接触
型可搬担体9との距離、即ち給電用コイル2と受電用コ
イル10との距離又は信号送受信用コイル6と14との距離
が長い程、IC13の電圧変動が大きくなり、正常に送受信
出来なくなる虞れがあるという問題がある。
本発明は斯かる問題に鑑み、他の機器へ信号を送信する
送信用素子を動作させても、直流電圧が変動せず、信号
を常に安定に送信できる非接触型可搬担体を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る非接触型可搬担体は、信号を送信すべく制
御する信号処理部により、受電した交流電圧を信号送受
信用コイルに与える電圧入断手段を制御して、他の機器
から受電した受電部の交流電圧により信号を送信する構
成にする。
〔作用〕
交流電圧を電磁結合により他の機器から受電部が受電す
る。送信すべき信号に応じて信号処理部は電圧入断手段
を制御し、受電部が受電した交流電圧を送受信部に与え
て、他の機器へ信号を送信する。
これにより、受電した交流電圧を整流して得た直流電圧
が変動せず、信号処理部の動作が安定する。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面によって詳述す
る。
第1図は電磁結合状態にある本発明に係る非接触型可搬
担体及び端末機の回路図である。非接触型可搬担体(以
下可搬担体という)9は、端末機1から交流電圧を受電
する受電部たる受電用コイル10を備えており、この受電
用コイル10は全波整流回路11の交流入力端子間に接続さ
れている。全の直流出力端子間には、整流した電圧を平
滑するためのコンデンサ12が接続されるとともに、信号
を制御,処理する信号処理部たる集積回路(以下ICとい
う)13が接続されている。このIC13にはシーケンス制御
が可能なプログラムが内蔵されている。受電用コイル10
の各端部は、電圧入断手段たる信号送信用素子16及び21
を各別に介して送受信部たる信号送受信用コイル14の各
端部と接続されている。IC13には受信信号検出素子15を
接続しており、この受信信号検出素子15の一端は信号送
受信用コイル14と信号送信用素子16との接続部と接続さ
れている。信号送受信用コイル14が受信した受信信号は
受信信号検出素子15に与えられる。IC13から、前記信号
送信用素子16及び21に制御信号が与えられる。
この可搬担体9をセットしている端末機1には、セット
された可搬担体9の受電用コイル10及び信号送受信用コ
イル14に夫々接近するように給電用コイル2及び信号送
受信用コイル6を備えている。給電用コイル2には、交
流電源3及び電圧調整器5の直列回路が接続されてお
り、また給電用コイル2の両端間電圧を検出するための
電圧検出器4が接続されている。電圧検出器4の検出出
力は電圧調整器5に与えられ電圧が調整されるようにな
っている。一方、信号送受信用コイル6には信号発生器
7が接続されており、信号発生器7と信号送受信用コイ
ル6との接続部には受信信号検出素子8が接続されてい
る。
次にこのように構成した非接触型可搬担体の動作を、IC
13の制御内容を示す第2図のフローチャートとともに説
明する。端末機1に可搬担体9がセットされて、端末機
1の給電用コイル2に可搬担体9の受電用コイル10が接
近すると、両者が電磁結合して交流電源3から給電用コ
イル2を介して可搬担体9の受電用コイル10に交流電圧
が供給される。受電した交流電圧は全波整流回路11で整
流されてコンデンサ12により平滑され、その直流電圧が
IC13に与えられる。それにより可搬担体9が起動する
(S10)。そして可搬担体9は、IC13からの起動確認信
号を信号送受信用コイル14に与えて端末機1へ送信する
(S11)。端末機1は信号送受信用コイル6が受信した
起動確認信号を受信信号検出素子8を介して検出する。
起動確認信号を検出すると、必要に応じて信号発生器7
を制御して処理内容とデータを示す信号を信号送受信用
コイル6に与えて可搬担体9へ送信する。可搬担体9に
おいてIC13は、信号送受信用コイル14の受信信号により
オンした受信信号検出素子15により端末機1からの信号
を受信したか否かを判断し(S12)、受信していないと
判断した場合は受信するまで待つ。一方、受信したと判
断すると、受信信号に応じて受信信号検出素子15がオ
ン,オフした信号により(S13)、IC13は送信されてき
た信号を受信する。この受信信号により、IC13は信号処
理をする(S14)。
即ち、受信信号の内容に応じたデータ処理及び制御をす
る。その後、IC13は処理結果及びデータを示す信号に関
連して信号送信用素子16及び21をオンさせて、受電用コ
イル10の交流電圧を信号送受信用コイル14に与える。こ
の場合、受電用コイル10の交流電圧が信号送受信用コイ
ル14に同位相で与えられる。
即ち、送信すべき信号の送信時間だけ信号送信用素子16
及び21をオンすれば、信号送受信用コイル14には信号送
信用素子16,21がオンしている時間だけ交流電流が流れ
て、信号を送信する(S15)。このように交流電圧を用
いると、直流電圧を断続させて信号を送信した場合のよ
うに、直流電圧が変動せず、IC13の動作が不安定になら
ない。
このようにして端末機1と可搬担体9との間で信号を送
受信して、一連のデータ処理が終了したか否かを判断し
(S16)、終了していないと判断すると、再びステップ
(S12)に戻り、端末機1からの信号を受信して処理を
する。そのようにして一連のデータ処理が終了したと判
断すると、端末機1からの交流電圧の供給を停止して
(S17)、信号の送受信動作を終了する。
なお、信号送信用素子16,21をともにオンすると、受電
用コイル10が信号送受信用コイル14で短絡されるため、
過電流が流れて信号送受信用コイル14を焼損する虞れが
あるので、信号送信用素子16と受電用コイル10との間、
又は信号送受信用コイル14との間に電流制限用抵抗を介
装させることが望ましい。この電流制限用抵抗の抵抗値
は、信号送受信用コイル14から送信した信号が端末機1
の信号送受信用コイル6に誘起するのを妨げない範囲で
設定すればよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、非接触型可搬担体の受電
用コイルの交流電圧を信号送受信用コイルに与えて機器
に信号を送信するようにしたので、受電した交流電圧を
整流して得た直流電圧を断続して信号を送信した場合の
ように直流電圧が変動しない。そのため信号の処理、制
御をする集積回路の動作を常に安定させることができ
る。また受電した交流電圧により直接に送信すべき信号
を発生させるから、制御プログラムによる制御が簡単に
なる。更に、送信する信号波形は受電した交流電圧と同
様に波形が歪むことがなく波形整形をする必要もない等
の信頼性が高い非接触型可搬担体を提供できる優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁結合状態にある本発明に係る非接触型可搬
担体と端末機との回路図、第2図はその制御内容を示す
フローチャート、第3図は電磁結合状態にある従来の非
接触型可搬担体と端末機との回路図、第4図はその制御
内容を示すフローチャートである。 1…端末機、2…給電用コイル、3…交流電源、6…信
号送受信用コイル、9…非接触型可搬担体、10…受電用
コイル、13…集積回路、14…信号送受信用コイル、15…
受信信号検出素子、16,21…信号送信用素子 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電圧を、他の機器から電磁結合によっ
    て受電する受電部と、前記機器との間で信号を送受信す
    る送受信部と、送受信した信号を処理する信号処理部と
    を備えている非接触型可搬担体において、 前記信号処理部により制御され、前記受電部が受電した
    交流電圧を前記送受信部へ与えるべき電圧入断手段を備
    え、受電部の交流電圧を送受信部に与えて、前記機器へ
    信号を送信すべく構成してあることを特徴とする非接触
    型可搬担体。
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