JPH1097601A - 情報記憶媒体 - Google Patents

情報記憶媒体

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JPH1097601A
JPH1097601A JP8250154A JP25015496A JPH1097601A JP H1097601 A JPH1097601 A JP H1097601A JP 8250154 A JP8250154 A JP 8250154A JP 25015496 A JP25015496 A JP 25015496A JP H1097601 A JPH1097601 A JP H1097601A
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JP
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full
wave rectifier
transmission
rectifier circuit
circuit
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JP8250154A
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Masafumi Yokota
雅史 横田
Kazunori Iwata
和紀 岩田
Kiyohito Sudo
潔人 須藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/0723Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信電波から効率よく内部で使用する電源を生
成しつつ、全波整流回路の一部の整流素子を共用しつつ
効率的にデータを送信できる無線通信機能を有した無電
池式の情報記憶媒体を提供する。 【解決手段】送受信アンテナコイル101の両端にダイ
オードブリッジからなる全波整流回路102を構成し、
該全波整流回路102は上記ダイオードブリッジのうち
アノードを共通にして接地される2個のダイオードを共
用した2組のダイオードブリッジで構成し、それぞれの
全波整流回路11,14のうち、第1の全波整流回路1
1の出力を平滑安定化回路103で平滑して電源に用い
るとともに、第2の全波整流回路14の出力にトランジ
スタ15と抵抗16とからなる定電流ドライバを接続
し、送信データ18に応じて所定の電流を第2の全波整
流回路14の出力から引き抜くことにより送信を行なわ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、無電池
式の無線カードや無線タグなど、携帯可能な無線通信機
能を有した無電池式の情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯可能な無線通信機能を有した
無電池式の情報記憶媒体として、いわゆる無電池式の無
線カードが開発され、実用化されつつある。この種の無
線カードを用いた無線カードシステムでは、無線カード
リーダ・ライタを用いて、無線カードとの間で無線によ
る送受信を行なうことにより、無線カードに対して電力
の送信やデータの送信および受信など、所定の情報処理
を行なうようになっている。
【0003】ところで、このような無線カードにおい
て、無線カードリーダ・ライタから送信される電波によ
る電力を受信しながら、無線カードリーダ・ライタに対
してデータを変調して送信を行なう方式として、図7あ
るいは図8に示す回路が知られている。
【0004】図7の回路について説明すると、1は無線
カードの送受信アンテナコイルで、その両端にはコンデ
ンサ2が接続されるとともに、ダイオードD1〜D4を
ブリッジ接続してなる全波整流回路3の交流入力端が接
続される。全波整流回路3の一方の直流出力端(負側)
は接地され、他方の直流出力端(正側)はダイオード4
を図示極性で介して安定化電源部5に接続され、この安
定化電源部5で無線カード内の各部に供給する電源が生
成される。ダイオード4と安定化電源部5との接続点と
接地との間には、平滑用のコンデンサ6が接続される。
【0005】全波整流回路3とダイオード4との接続点
にはNPN形トランジスタ7のコレクタが接続され、エ
ミッタは抵抗8を介して接地される。トランジスタ7の
ベースには、送信データが入力される。
【0006】図8の回路について説明すると、1は無線
カードの送受信アンテナコイルで、その両端にはコンデ
ンサ2が接続されるとともに、ダイオードD1〜D4を
ブリッジ接続してなる全波整流回路3の交流入力端が接
続される。全波整流回路3の一方の直流出力端(負側)
は接地され、他方の直流出力端(正側)は安定化電源部
5に接続され、この安定化電源部5で無線カード内の各
部に供給する電源が生成される。ダイオード4と安定化
電源部5との接続点と接地との間には、平滑用のコンデ
ンサ6が接続される。
【0007】また、送受信アンテナコイル1の両端には
抵抗9とトランジスタ(FET)10との直列回路が接
続される。トランジスタ10のゲートには、送信データ
が入力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7の回路方式では、
全波整流回路3とダイオード4との接続部にトランジス
タ7を介して送信データを入力することにより送信が行
なわれるが、送受信アンテナコイル1で電波を受信して
整流し、コンデンサ6で平滑し、安定化電源部5から電
源電圧を得るのに、ダイオード4の電圧ドロップ(0.
7ボルト以上)のロスが問題となる。
【0009】これは、無線カード内の各部を3ボルト以
下で、2ボルト程度で動作させようとする場合、このダ
イオード4の電圧ドロップは無視できない。この電圧ド
ロップロス分は、それだけ無線カードリーダ・ライタか
らの送信電力を必要とすることになり、電波法規制上の
免許を必要としない微弱電波で電力送信を行なう場合な
どでは好ましくない。
【0010】また、図8の回路方式では、送受信アンテ
ナコイル1に対して、送信データでトランジスタ10を
オン,オフさせることにより、抵抗9を介して負荷変動
を与えることにより、送信を行なうようにしているが、
無線カードリーダ・ライタからの電源生成に必要な電波
を受信しながら送信を行なうので、トランジスタ10の
両端には、全波整流回路3による電流出力の2倍以上の
振幅の電圧がかかり、ワンチップのIC化などを行なう
上で耐圧が問題となる。
【0011】また、生成された電源の基準電位(接地電
位)に対して、スイッチング用トランジスタ10には正
負の電圧がかかるので、スイッチングを行なわせるのが
難しいという問題を有している。
【0012】そこで、本発明は、受信電波から効率よく
内部で使用する電源を生成しつつ、全波整流回路の一部
の整流素子を共用しつつ効率的にデータを送信できる無
線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記憶媒体
は、1つの送受信アンテナにより、外部から送信される
電波を受信しながら外部へのデータ送信を行なう無線通
信機能を有した無電池式の情報記憶媒体において、送受
信を行なうための1つの送受信アンテナコイルと、この
送受信アンテナコイルの両端に接続され、4つの整流素
子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回路と、前記
送受信アンテナコイルの両端に接続され、前記第1の全
波整流回路を構成する4つの整流素子のうちの2つの整
流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ接続してな
る第2の全波整流回路と、前記第1の全波整流回路の出
力に接続され、本情報記憶媒体内で用いる電源を生成す
る電源生成手段と、前記第2の全波整流回路の出力に接
続され、送信データに応じて所定の電流を前記第2の全
波整流回路の出力から引き抜くことにより送信を行なわ
せる定電流ドライバ手段とを具備している。
【0014】また、本発明の情報記憶媒体は、1つの送
受信アンテナにより、外部から送信される電波を受信し
ながら外部へのデータ送信を行なう無線通信機能を有し
た無電池式の情報記憶媒体において、送受信を行なうた
めの1つの送受信アンテナコイルと、この送受信アンテ
ナコイルの両端に接続され、4つの整流素子をブリッジ
接続してなる第1の全波整流回路と、前記送受信アンテ
ナコイルの両端に接続され、前記第1の全波整流回路を
構成する4つの整流素子のうちの2つの整流素子を共用
した4つの整流素子をブリッジ接続してなる第2の全波
整流回路と、前記第1の全波整流回路の出力に接続さ
れ、本情報記憶媒体内で用いる電源を生成する電源生成
手段と、前記第2の全波整流回路の出力に接続され、送
信データに応じてオン,オフ動作して、前記送受信アン
テナコイルに前記送信データに対応した電流変化を与え
ることにより送信を行なわせるスイッチング手段とを具
備している。
【0015】また、本発明の情報記憶媒体は、2つの送
受信アンテナにより、外部から送信される電波を受信し
ながら外部へのデータ送信を行なう無線通信機能を有し
た無電池式の情報記憶媒体において、送受信を行なうた
めの第1および第2の送受信アンテナコイルと、前記第
1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、4つの整
流素子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回路と、
前記第1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、前
記第1の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうち
の2つの整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ
接続してなる第2の全波整流回路と、前記第2の送受信
アンテナコイルの両端に接続され、4つの整流素子をブ
リッジ接続してなる第3の全波整流回路と、前記第2の
送受信アンテナコイルの両端に接続され、前記第3の全
波整流回路を構成する4つの整流素子のうちの2つの整
流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ接続してな
る第4の全波整流回路と、前記第1および第3の全波整
流回路の各出力に接続され、本情報記憶媒体内で用いる
電源を生成する電源生成手段と、前記第2および第4の
全波整流回路の各出力にそれぞれ接続され、同一の送信
データに応じて所定の電流を前記第2および第4の全波
整流回路の出力から引き抜くことにより送信を行なわせ
る第1および第2の定電流ドライバ手段とを具備してい
る。
【0016】また、本発明の情報記憶媒体は、2つの送
受信アンテナにより、外部から送信される電波を受信し
ながら外部へのデータ送信を行なう無線通信機能を有し
た無電池式の情報記憶媒体において、送受信を行なうた
めの第1および第2の送受信アンテナコイルと、前記第
1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、4つの整
流素子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回路と、
前記第1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、前
記第1の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうち
の2つの整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ
接続してなる第2の全波整流回路と、前記第2の送受信
アンテナコイルの両端に接続され、4つの整流素子をブ
リッジ接続してなる第3の全波整流回路と、前記第2の
送受信アンテナコイルの両端に接続され、前記第3の全
波整流回路を構成する4つの整流素子のうちの2つの整
流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ接続してな
る第4の全波整流回路と、前記第1および第3の全波整
流回路の各出力に接続され、本情報記憶媒体内で用いる
電源を生成する電源生成手段と、前記第2および第4の
全波整流回路の各出力にそれぞれ接続され、同一の送信
データに応じてオン,オフ動作して、前記第1および第
2の送受信アンテナコイルに前記送信データに対応した
電流変化を与えることにより送信を行なわせる第1およ
び第2のスイッチング手段とを具備している。
【0017】本発明によれば、送受信アンテナコイルの
両端に電源生成のための第1の全波整流回路を構成する
とともに、この第1の全波整流回路の一部を共用してデ
ータ送信のための第2の全波整流回路を構成することに
より、お互いに独立した機能を有し、効率的な電源生成
およびデータ送信を行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る情報
記憶媒体としての無線カードが適用される無線カードシ
ステムの構成を示すものである。この無線カードシステ
ムは、携帯可能な無線通信機能を有する無電池式の無線
カード100と、情報処理装置としての無線カードリー
ダ・ライタ200とに大別される。
【0019】無線カード100は、無線カードリーダ・
ライタ200からのコマンドの解読、データの書込み、
データの送信などを行なうもので、ループ状の送受信ア
ンテナコイル101、全波整流回路102、電源生成手
段としての平滑安定化回路103、復調回路104、変
調回路105、記憶手段としの不揮発性メモリ106、
および、これらの制御を行なうCPUなどからなる制御
回路107によって構成されている。
【0020】無線カードリーダ・ライタ200は、無線
カード100への読出し、書込みコマンドの送信、読出
しデータの処理、書込みデータの送信などを行なうもの
で、送受信アンテナコイル201、増幅回路202、復
調回路203、変調回路204、ドライバ205、イン
タフェイス回路206、および、これらの制御を行なう
CPUなどからなる制御回路207によって構成されて
いる。
【0021】このような構成において、まず、無線カー
ド100に対するデータの読出しについて説明する。無
線カードリーダ・ライタ200の制御回路207で読出
しコマンドを生成し、変調回路204へ送る。変調回路
204では、任意の変調方式でコマンドを変調し、その
変調データをドライバ205へ送る。ドライバ205で
は、変調データを放射するに充分な強度まで増幅した
後、無線カード内の電源生成用の電力信号とともに、変
調波として送受信アンテナコイル201へ送る。
【0022】送受信アンテナコイル201は、変調波を
空間へ放射し、無線カード100の送受信アンテナコイ
ル101で受信される。全波整流回路102では、受信
された変調波を整流し、その整流出力を平滑安定化回路
103に送る。平滑安定化回路103は、全波整流回路
102の出力を平滑して安定化された直流電圧を生成
し、それを動作電源としてカード内の各回路に供給す
る。
【0023】一方、復調回路104では、送受信アンテ
ナコイル101で受信された変調波から変調データを復
調して制御回路107に送る。制御回路107では、復
調データに基づきコマンド解析を行ない、その結果、コ
マンドの内容が読出しであると解読すると、データが格
納されている不揮発性メモリ106から所定のデータを
読出し、送信データとして変調回路105に送る。変調
回路105では、送信データを変調し、全波整流回路1
02を介して送受信アンテナコイル101へ供給する。
【0024】送受信アンテナコイル101は、送信デー
タを変調波として空間へ放射し、無線カードリーダ・ラ
イタ200の送受信アンテナコイル201で受信され
る。送受信アンテナコイル201での受信信号は、増幅
回路202で増幅された後、復調回路203に送られ、
ここで復調される。復調されたデータは、制御回路20
7へ送られ、ここで必要な処理(たとえば、正常に受信
できたか、エラーは無いかなど)が行なわれた後、必要
に応じてインタフェイス回路206を介して外部へ出力
される。
【0025】次に、無線カード100に対するデータの
書込みについて説明する。無線カードリーダ・ライタ2
00の制御回路207で書込みコマンドおよび書込みデ
ータを生成し、変調回路204へ送る。変調回路204
では、任意の変調方式でコマンドおよびデータを変調
し、その変調データをドライバ205へ送る。ドライバ
205では、変調データを放射するに充分な強度まで増
幅した後、無線カード内の電源生成用の電力信号ととも
に、変調波として送受信アンテナコイル201へ送る。
【0026】送受信アンテナコイル201は、変調波を
空間へ放射し、無線カード100の送受信アンテナコイ
ル101で受信される。全波整流回路102では、受信
された変調波を整流し、その整流出力を平滑安定化回路
103に送る。平滑安定化回路103は、全波整流回路
102の出力を平滑して安定化された直流電圧を生成
し、それを動作電源としてカード内の各回路に供給す
る。
【0027】一方、復調回路104では、送受信アンテ
ナコイル101で受信された変調波から変調データを復
調して制御回路107に送る。制御回路107では、復
調データに基づきコマンド解析を行ない、その結果、コ
マンドの内容が書込みであると解読すると、書込みコマ
ンドの後に送られてくる書込みデータを不揮発性メモリ
106の所定のアドレスに書込む。
【0028】次に、本発明の要部である無線カード10
0における全波整流回路102および変調回路105の
部分について詳細に説明する。まず、第1の実施の形態
について図2を参照して説明する。
【0029】図2において、送受信アンテナコイル10
1の両端には、整流素子としてのダイオードD11,D
12,D13,D14をブリッジ接続してなる第1の全
波整流回路11の交流入力端が接続される。第1の全波
整流回路11の一方の直流出力端(負側)は接地され、
他方の直流出力端(正側)は平滑安定化回路103を構
成するレギュレータ12の入力端に接続される。第1の
全波整流回路11とレギュレータ12との接続点と接地
との間には、平滑用のコンデンサ13が接続される。
【0030】また、送受信アンテナコイル101の両端
には、第1の全波整流回路11を構成する2つのダイオ
ード、すなわち、アノードを共通に接続して接地されて
いる2つのダイオードD11,D12を共用して、2つ
のダイオードD15,D16とをブリッジ接続してなる
第2の全波整流回路14の交流入力端が接続される。こ
こに、第1,第2の全波整流回路11,14は、図1に
おける全波整流回路102を構成している。
【0031】第2の全波整流回路14の他方の直流出力
端(正側)には、定電流ドライバ手段を構成するNPN
形トランジスタ15のコレクタが接続され、トランジス
タ15のエミッタは抵抗16を介して接地される。トラ
ンジスタ15のベースには、排他的論理和回路17の出
力が入力される。排他的論理和回路17の各入力には、
送信データ18、および、受信した搬送波(キャリア周
波数)を整数分の1に分周したサブキャリア19がそれ
ぞれ入力される。ここに、トランジスタ15、抵抗1
6、および、排他的論理和回路17は、図1における変
調回路105を構成している。
【0032】このような構成において、送受信アンテナ
コイル101で受信された変調波は、ダイオードD11
〜D14からなる第1の全波整流回路11で整流され、
その整流出力はレギュレータ12とコンデンサ13とか
らなる平滑安定化回路103に送られる。平滑安定化回
路103は、第1の全波整流回路102の出力を平滑し
て安定化された直流電圧を生成し、それを動作電源とし
て無線カード100内の各回路に供給する。
【0033】一方、制御回路107から供給される送信
データ18は、たとえば、送受信アンテナコイル101
で受信された搬送波(キャリア周波数)を整数分の1に
分周したサブキャリア19とともに排他的論理和回路1
7に入力されることにより、2相位相変調されてトラン
ジスタ15のベースに入力される。
【0034】トランジスタ15は、定電流ドライブ回路
を構成しているので、2相位相変調された送信データに
応じた定電流を、ダイオードD11,D12,D15,
D16からなる第2の全波整流回路14の出力から引き
抜くことにより、送受信アンテナコイル101のアンテ
ナ電流が送信データに対応して変化を与えられ、これに
より送信が行なわれる。
【0035】次に、第2の実施の形態について図3を参
照して説明する。なお、第2の実施の形態は、前述した
第1の実施の形態において変調回路105の構成のみが
異なり、他は同様であるので、同一部分には同一符号を
付して説明は省略する。
【0036】図3において、第2の全波整流回路14の
他方の直流出力端(正側)には、抵抗21を介してトラ
ンジスタ(FET)22のドレインが接続され、トラン
ジスタ22のソースは接地される。トランジスタ22の
ゲートには、符号化回路23の出力が入力される。ここ
に、抵抗21およびトランジスタ22は、スイッチング
手段を構成している。
【0037】符号化回路23は、たとえば、D形フリッ
プフロップ回路26、オア回路27、ノア回路28,2
9、および、インバータ回路30などによって構成され
る従来から周知の差動バイフェーズ符号化回路であり、
送信データ18、第1のクロックパルス24、第1のク
ロックパルス24の2倍の周波数を有する第2のクロッ
クパルス25が入力される。
【0038】このような構成において、全波整流回路1
02および平滑安定化回路103の動作は、前述した第
1の実施の形態と同様であるので、変調回路105の動
作について説明する。
【0039】制御回路107から供給される送信データ
18は、符号化回路23により符号化されてトランジス
タ22のゲートに供給される。これにより、トランジス
タ22は、この符号化送信データに応じてオン,オフ
し、スイッチング動作が行なわれる。トランジスタ22
のスイッチング動作により、送受信アンテナコイル10
1に第2の全波整流回路14を介して符号化送信データ
に対応した電流変化が与えられ、これにより送信が行な
われる。なお、符号化回路23の要部の動作波形例を図
4に示す。
【0040】次に、第3の実施の形態について図5を参
照して説明する。なお、第3の実施の形態は、前述した
第1の実施の形態において、送受信アンテナコイルを2
つにした場合の例であるので、第1の実施の形態と同一
部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0041】すなわち、最近、近接形コンタクトレスの
ICカードのISO標準化が進められているが、ICカ
ードのコンタクトレス化のために、ICカードとリーダ
・ライタとの間を電磁結合によりカードへの電力の送信
とデータの送受信を行なうため、図5に示すように2つ
の送受信アンテナコイル101a,101bを用いる方
式が提案されている。本実施の形態では、この2つの送
受信アンテナコイルを用いる方式に適用して良好な、電
源の生成およびデータの送信を行なわせることにある。
【0042】図5において、第1,第2の送受信アンテ
ナコイル101a,101bは、平面上の所定の位置関
係に配設されている。第1の送受信アンテナコイル10
1aの両端に対しては、図2の第1の実施の形態で説明
した構成と同様な構成となっている。
【0043】第2の送受信アンテナコイル101bの両
端には、第1の送受信アンテナコイル101aと同様
に、整流素子としてのダイオードD21,D22,D2
3,D24をブリッジ接続してなる第3の全波整流回路
31の交流入力端が接続される。第3の全波整流回路3
1の一方の直流出力端(負側)は接地され、他方の直流
出力端(正側)は第1の全波整流回路11とレギュレー
タ12との接続点に接続される。
【0044】また、第2の送受信アンテナコイル101
の両端には、第3の全波整流回路31を構成する2つの
ダイオード、すなわち、アノードを共通に接続して接地
されている2つのダイオードD21,D22を共用し
て、2つのダイオードD25,D26とをブリッジ接続
してなる第4の全波整流回路32の交流入力端が接続さ
れる。
【0045】第4の全波整流回路32の他方の直流出力
端(正側)には、定電流ドライバ手段を構成するNPN
形トランジスタ33のコレクタが接続され、トランジス
タ33のエミッタは抵抗34を介して接地される。トラ
ンジスタ33のベースには、排他的論理和回路17の出
力が入力される。
【0046】このような構成において、第1の全波整流
回路11の整流出力、および、第3の全波整流回路31
の整流出力は平滑安定化回路103に送られ、前述同様
に、安定化された直流電圧が生成される。
【0047】一方、送信データ18は、前述同様に、排
他的論理和回路17に入力されることにより、2相位相
変調されてトランジスタ15,33の各ベースにそれぞ
れ入力される。トランジスタ15,33は、それぞれ定
電流ドライブ回路を構成しているので、2相位相変調さ
れた送信データに応じた定電流を、ダイオードD11,
D12,D15,D16からなる第2の全波整流回路1
4、および、ダイオードD31,D32,D35,D3
6からなる第4の全波整流回路32の各出力から同時に
引き抜くことにより、第1,第2の送受信アンテナコイ
ル101a,101bの各アンテナ電流が送信データに
対応してそれぞれ変化を与えられ、これにより送信が行
なわれる。
【0048】次に、第4の実施の形態について図6を参
照して説明する。なお、第4の実施の形態は、前述した
第2の実施の形態において、第3の実施の形態と同様
に、送受信アンテナコイルを2つにした場合の例である
ので、第2,第3の実施の形態と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
【0049】図6において、第4の全波整流回路32の
他方の直流出力端(正側)には、抵抗35を介してトラ
ンジスタ(FET)36のドレインが接続され、トラン
ジスタ36のソースは接地される。トランジスタ36の
ゲートには、符号化回路23の出力が入力される。
【0050】このような構成において、送信データ18
は、符号化回路23により符号化されてトランジスタ2
2,35の各ゲートにそれぞれ供給される。これによ
り、トランジスタ22,35は、この符号化送信データ
に応じて同時にオン,オフし、スイッチング動作が行な
われる。トランジスタ22,35のスイッチング動作に
より、第1,第2の送受信アンテナコイル101a,1
01bに第2,第4の全波整流回路14,32を介して
符号化送信データに対応した電流変化がそれぞれ与えら
れ、これにより送信が行なわれる。
【0051】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、無電池式の無線カードにおいて、受信電波から効
率よく内部で使用する電源を生成しつつ、全波整流回路
の一部のダイオードを共有しつつ効率的にデータを送信
できるようなる。
【0052】また、データの送信方法は、電源生成手段
と独立しているので、平滑コンデンサの容量の大きさに
も影響されることなく、消費電流の大きさにも影響され
ることなく、送信を行なうことができる。
【0053】また、図7の従来例では、送信は効率よく
行なえても、受信電力のダイオード4による電圧ドロッ
プロスに大きな問題があるが、本実施の形態ではこれら
の欠点も除去することができる。図8の従来例では、デ
ータ送信のためのトランジスタ10の両端には整流出力
電圧の2倍以上の振幅の電圧がかかり、IC化を行なう
上で問題となるが、本実施の形態のデータ送信回路では
この欠点も除去している。
【0054】また、電源生成のための電波を受信しなが
ら、比較的低い変調度のデータを送信して、リーダ・ラ
イタで良好な受信、復調が行なわれるためには、送信デ
ータは受信電波に同期して、この搬送波周波数の少なく
とも8分周以上の分周を行なった整数分の1の周波数で
2相位相変調信号とすることにより、より良好となる。
【0055】また、図4に示したように送信データをN
RZ(ノーリターンゼロ)信号から、差動バイフェーズ
符号化を行なうことにより、低変調度の送信データであ
ってもリーダ・ライタ側で良好な受信と復調を行なうこ
とができる。
【0056】また、第1の送受信アンテナコイルと第2
の送受信アンテナコイルとに同一送信データで送信を行
なわせることにより、対向させた無線カードリーダ・ラ
イタの2つの送信アンテナコイルのどちらか一方に受信
増幅回路、復調回路を設けることにより、安定した受信
を行なわせることができる。
【0057】さらに、電源生成のための全波整流回路と
データ送信のための全波整流回路を別々に設けることな
く、一部を共有して用いることにより、回路が著しく簡
略化できる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、受
信電波から効率よく内部で使用する電源を生成しつつ、
全波整流回路の一部の整流素子を共用しつつ効率的にデ
ータを送信できる無線通信機能を有した無電池式の情報
記憶媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報記憶媒体として
の無線カードが適用される無線カードシステムの構成を
示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態に係る無線カードの全波整流
回路および変調回路の部分を示す回路図。
【図3】第2の実施の形態に係る無線カードの全波整流
回路および変調回路の部分を示す回路図。
【図4】第2の実施の形態における符号化回路の要部の
動作波形例を示す図。
【図5】第3の実施の形態に係る無線カードの全波整流
回路および変調回路の部分を示す回路図。
【図6】第4の実施の形態に係る無線カードの全波整流
回路および変調回路の部分を示す回路図。
【図7】従来の無線カードにおける全波整流回路および
変調回路の部分を示す回路図。
【図8】従来の無線カードにおける全波整流回路および
変調回路の部分を示す回路図。
【符号の説明】
100……無線カード(情報記憶媒体)、200……無
線カードリーダ・ライタ、101,101a,101b
……送受信アンテナ、102……全波整流回路、102
……平滑安定化回路(電源生成手段)、104……復調
回路、105……変調回路、D11〜D16,D21〜
D26……ダイオード(整流素子)、11……第1の全
波整流回路、12……レギュレータ、13……平滑用コ
ンデンサ、14……第2の全波整流回路、15,33…
…トランジスタ(電流ドライバ手段)、16,34……
抵抗、18……送信データ、21,35……抵抗、2
2,36……トランジスタ(スイッチング手段)、23
……符号化回路、31……第3の全波整流回路、32…
…第4の全波整流回路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの送受信アンテナにより、外部から
    送信される電波を受信しながら外部へのデータ送信を行
    なう無線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体にお
    いて、 送受信を行なうための1つの送受信アンテナコイルと、 この送受信アンテナコイルの両端に接続され、4つの整
    流素子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回路と、 前記送受信アンテナコイルの両端に接続され、前記第1
    の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうちの2つ
    の整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ接続し
    てなる第2の全波整流回路と、 前記第1の全波整流回路の出力に接続され、本情報記憶
    媒体内で用いる電源を生成する電源生成手段と、 前記第2の全波整流回路の出力に接続され、送信データ
    に応じて所定の電流を前記第2の全波整流回路の出力か
    ら引き抜くことにより送信を行なわせる定電流ドライバ
    手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能を有した無電
    池式の情報記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記送信データは、前記送受信アンテナ
    コイルで受信する受信電波に同期して、該受信電波の搬
    送周波数の少なくとも8分周以上の分周を行なった整数
    分の1の周波数で2相位相変調を行ない、前記定電流ド
    ライバ手段を介して前記送受信アンテナコイルから送信
    を行なうことを特徴とする請求項1記載の無線通信機能
    を有した無電池式の情報記憶媒体。
  3. 【請求項3】 前記送信データは、所定の符号化を行な
    った後、前記定電流ドライバ手段を介して前記送受信ア
    ンテナコイルから送信を行なうことを特徴とする請求項
    1記載の無線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒
    体。
  4. 【請求項4】 前記第2の全波整流回路が共用する前記
    第1の全波整流回路の2つの整流素子は、一方の電極を
    共通にして接地される2つの整流素子であることを特徴
    とする請求項1記載の無線通信機能を有した無電池式の
    情報記憶媒体。
  5. 【請求項5】 1つの送受信アンテナにより、外部から
    送信される電波を受信しながら外部へのデータ送信を行
    なう無線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体にお
    いて、 送受信を行なうための1つの送受信アンテナコイルと、 この送受信アンテナコイルの両端に接続され、4つの整
    流素子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回路と、 前記送受信アンテナコイルの両端に接続され、前記第1
    の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうちの2つ
    の整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ接続し
    てなる第2の全波整流回路と、 前記第1の全波整流回路の出力に接続され、本情報記憶
    媒体内で用いる電源を生成する電源生成手段と、 前記第2の全波整流回路の出力に接続され、送信データ
    に応じてオン,オフ動作して、前記送受信アンテナコイ
    ルに前記送信データに対応した電流変化を与えることに
    より送信を行なわせるスイッチング手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能を有した無電
    池式の情報記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記スイッチング手段は、前記送信デー
    タに応じてオン,オフ動作するとトランジスタと、この
    トランジスタに直列接続される抵抗素子とによって構成
    され、前記送受信アンテナコイルの送信データによる変
    調電流は、前記スイッチング手段を構成するトランジス
    タと直列に接続された抵抗素子の値によって略決定する
    ことを特徴とする請求項5記載の無線通信機能を有した
    無電池式の情報記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記第2の全波整流回路が共用する前記
    第1の全波整流回路の2つの整流素子は、一方の電極を
    共通にして接地される2つの整流素子であることを特徴
    とする請求項5記載の無線通信機能を有した無電池式の
    情報記憶媒体。
  8. 【請求項8】 2つの送受信アンテナにより、外部から
    送信される電波を受信しながら外部へのデータ送信を行
    なう無線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体にお
    いて、 送受信を行なうための第1および第2の送受信アンテナ
    コイルと、 前記第1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、4
    つの整流素子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回
    路と、 前記第1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、前
    記第1の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうち
    の2つの整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ
    接続してなる第2の全波整流回路と、 前記第2の送受信アンテナコイルの両端に接続され、4
    つの整流素子をブリッジ接続してなる第3の全波整流回
    路と、 前記第2の送受信アンテナコイルの両端に接続され、前
    記第3の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうち
    の2つの整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ
    接続してなる第4の全波整流回路と、 前記第1および第3の全波整流回路の各出力に接続さ
    れ、本情報記憶媒体内で用いる電源を生成する電源生成
    手段と、 前記第2および第4の全波整流回路の各出力にそれぞれ
    接続され、同一の送信データに応じて所定の電流を前記
    第2および第4の全波整流回路の出力から引き抜くこと
    により送信を行なわせる第1および第2の定電流ドライ
    バ手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能を有した無電
    池式の情報記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記第2および第4の全波整流回路が共
    用する前記第1および第3の全波整流回路の2つの整流
    素子は、一方の電極を共通にして接地される2つの整流
    素子であることを特徴とする請求項8記載の無線通信機
    能を有した無電池式の情報記憶媒体。
  10. 【請求項10】 2つの送受信アンテナにより、外部か
    ら送信される電波を受信しながら外部へのデータ送信を
    行なう無線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体に
    おいて、 送受信を行なうための第1および第2の送受信アンテナ
    コイルと、 前記第1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、4
    つの整流素子をブリッジ接続してなる第1の全波整流回
    路と、 前記第1の送受信アンテナコイルの両端に接続され、前
    記第1の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうち
    の2つの整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ
    接続してなる第2の全波整流回路と、 前記第2の送受信アンテナコイルの両端に接続され、4
    つの整流素子をブリッジ接続してなる第3の全波整流回
    路と、 前記第2の送受信アンテナコイルの両端に接続され、前
    記第3の全波整流回路を構成する4つの整流素子のうち
    の2つの整流素子を共用した4つの整流素子をブリッジ
    接続してなる第4の全波整流回路と、 前記第1および第3の全波整流回路の各出力に接続さ
    れ、本情報記憶媒体内で用いる電源を生成する電源生成
    手段と、 前記第2および第4の全波整流回路の各出力にそれぞれ
    接続され、同一の送信データに応じてオン,オフ動作し
    て、前記第1および第2の送受信アンテナコイルに前記
    送信データに対応した電流変化を与えることにより送信
    を行なわせる第1および第2のスイッチング手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信機能を有した無電
    池式の情報記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記第2および第4の全波整流回路が
    共用する前記第1および第3の全波整流回路の2つの整
    流素子は、一方の電極を共通にして接地される2つの整
    流素子であることを特徴とする請求項10記載の無線通
    信機能を有した無電池式の情報記憶媒体。
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