JPH0779041A - 光ファイバアンプ - Google Patents
光ファイバアンプInfo
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- JPH0779041A JPH0779041A JP16133293A JP16133293A JPH0779041A JP H0779041 A JPH0779041 A JP H0779041A JP 16133293 A JP16133293 A JP 16133293A JP 16133293 A JP16133293 A JP 16133293A JP H0779041 A JPH0779041 A JP H0779041A
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Abstract
その時々の状況で最適なものに連続的に設定する。 【構成】 ドープファイバ11の前方には前方励起用光
合波分波器12が、また後方には後方励起用光合波分波
器13がそれぞれ配置されており、励起光221または
222 によって前方励起または後方励起が行われるよう
になっている。励起光源21は1つであり、その出力が
音響光学スイッチ23によって配分され励起光221 、
222 となる。これらの配分の比率は制御端子24に加
えられる制御電圧25によって調整することができる。
Description
ファイバアンプに関する。
プファイバに励起光を注入すると、光信号を増幅するこ
とができる。ドープファイバの励起方法には、光信号の
入力側から励起を行う前方励起と、光信号の出力側から
励起を行う後方励起とがある。このうち、前方励起方法
による光ファイバアンプとしては例えば特開昭59−1
01628号公報や特開平2−306226号公報に記
載がある。
を切り替えることができる従来の光ファイバアンプの構
成の一例を表わしたものである。エルビウムドープファ
イバ等のドープファイバ11から見て光信号の送出側に
は、前方励起用光合波分波器12が、また光信号の出力
側には後方励起用光合波分波器13が配置されている。
前方励起用光合波分波器12には、前方励起用励起光源
14が接続され、前方励起用の励起光が送出されるよう
になっている。後方励起用光合波分波器13には、後方
励起用励起光源15が接続され、後方励起用の励起光が
送出されるようになっている。
と、雑音指数が低い反面、低効率であるという欠点があ
る。これに対して、後方励起方式で光信号を増幅する
と、高効率となるが雑音指数が高いという欠点がある。
そこで、この図5に示した光ファイバアンプでは、使用
条件によって前方励起と後方励起を切り替えることがで
きるようになっている。そして、効率と雑音指数のうち
の所望のものを優先させて選択することができるように
なっている。
イバアンプでは、このように使用条件に応じて前方励起
と後方励起を切り替えることができる。しかしながら、
このために前方励起用と後方励起用の2つ励起光源1
4、15を用意しておく必要があった。これらの励起光
源14、15は高価である。したがって、光ファイバア
ンプの出力電力の大きさに係わらずこれら2つ励起光源
14、15を用意することはコストアップを招くといっ
た問題があった。
使用して効率と雑音指数のうちの任意のものを優先させ
て選択することができるようにした光ファイバアンプを
提供することにある。
用して効率と雑音指数をその時々の状況で最適なものに
連続的に設定することのできる光ファイバアンプを提供
することにある。
は、光信号を直接増幅するドープファイバと、このドー
プファイバの光信号の入力側から励起光を注入するため
の前方励起用光合波器と、ドープファイバの光信号の出
力側から励起光を注入するための後方励起用光合波器
と、励起光を発生させる励起光源と、この励起光源から
出力される励起光を入力して前方励起用光合波器と後方
励起用光合波器のいずれか一方に出力する光スイッチと
を光ファイバアンプに具備させる。
源から出力される励起光を光スイッチに入力し、これに
よって択一的に出力される励起光を前方励起用光合波器
あるいは後方励起用光合波器に入力することで、1つの
励起光源を用いて前方励起と後方励起を任意に切り替え
ることができるようにし、効率と雑音指数のうちの任意
のものを選択できるようにしている。
幅するドープファイバと、ドープファイバの光信号の入
力側から励起光を注入するための前方励起用光合波器
と、ドープファイバの光信号の出力側から励起光を注入
するための後方励起用光合波器と、励起光を発生させる
励起光源と、この励起光源から出力される励起光を入力
して前記前方励起用光合波器と後方励起用光合波器の双
方に任意の比で配分して出力する光スイッチとを光ファ
イバアンプに具備させる。
源から出力される励起光を光スイッチに入力し、これに
よって任意の比率で配分された励起光を前方励起用光合
波器と後方励起用光合波器に入力することで、1つの励
起光源を用いて前方励起と後方励起を任意の比率で行う
ことができるようにし、効率と雑音指数を最適なものに
設定することができるようにしている。
響光学効果あるいは電気光学効果を利用したスイッチン
グ素子で構成できることを示した。
ァイバアンプの構成を表わしたものである。この光ファ
イバアンプで図5と同一部分には同一の符号を付してお
り、これらの説明を適宜省略する。本実施例の光ファイ
バアンプは、1つの励起光源21を備えている。励起光
源21としては、レーザダイオードモジュールが使用さ
れる。この励起光源21から出力される励起光22は光
スイッチとしての音響光学スイッチ23の共通した入力
ポートに入力されるようになっている。この音響光学ス
イッチ23には、1×2形の音響光学スイッチを使用し
ており、入力ポートに入力された励起光を第1または第
2の出力ポートO1 、O2 のいずれか一方から出力する
ようになっている。これらの出力の切り替えは、音響光
学スイッチ23に設けられた制御端子24に外部から制
御電圧25を入力することで行われるようになってい
る。
光221 は、光信号27と共に前方励起用光合波分波器
12に入力され合波されるようになっている。また、第
2の出力ポートO2 から出力される励起光222 は、ド
ープファイバ11に後方から注入されるようになってい
る。後方励起用光合波分波器13からはドープファイバ
11によって増幅された後の光信号29が出力されるよ
うになっている。
チング特性を表わしたものである。この音響光学スイッ
チ23は、制御端子24に外部から加える印加電圧に応
じて入力ポートと第1および第2の出力ポートO1 、O
2 間の損失が変化するようになっている。すなわち、励
起光22を入力する共通した入力ポートと第1の出力ポ
ートO1 の間の損失は曲線31で示すようになり、制御
端子24に加える印加電圧がV1 のときにはほとんど損
失がないが印加電圧の増加と共に増加するようになって
いる。これに対して、同じくこの入力ポートと第2の出
力ポートO2 の間の損失は曲線32で示すようになり、
制御端子24に加える印加電圧がV1 よりも高い所定の
印加電圧V2 のときにはほとんど損失がないが、これよ
りも低い電圧では印加電圧の減少と共に損失が増加する
ようになっている。
は、制御端子24に外部から加える印加電圧をV1 に設
定することによって第1の出力ポートO1 がオン(低損
失)となり、このとき第2の出力ポートO2 はオフ(高
損失)となる。また、印加電圧をV2 に設定することに
よって第1の出力ポートO1 がオフ(高損失)となり、
このとき第2の出力ポートO2 はオン(低損失)とな
る。これらの中間の印加電圧では両者の損失が連続的に
変化するので、励起光22が連続的に変化する配分で励
起光221 または222 として前方励起用光合波分波器
12または後方励起用光合波分波器13に供給される。
このように音響光学スイッチ23の印加電圧が変化して
いったとき、両励起用光合波分波器12、13に供給さ
れる励起光221 、222 の和はほぼ一定となる。
プでは、1個の励起光源21を使用して前方励起用光合
波分波器12と後方励起用光合波分波器13からドープ
ファイバ11に注入される励起光を滑らかに変化させる
ことができる。したがって、効率と雑音指数のいずれか
一方を優先させて光ファイバアンプを作動させることが
できるばかりでなく、制御電圧25を微妙に変化させて
いくことにより、その時々の状況に応じて光ファイバア
ンプを最適な状況に設定することが可能になる。
ファイバアンプの構成を表わしたものである。図1と同
一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適
宜省略する。この第2の実施例の光ファイバアンプで
は、第1の実施例で音響光学スイッチ23を用いていた
箇所に、光スイッチとしての機能を有する電気光学スイ
ッチ41を使用している。この電気光学スイッチ41は
1×2形のスイッチであり、励起光源21とこの共通し
た入力ポートとの間には入射光の偏波面を一定に保つた
めの偏波面保存ファイバ(PMF)42が接続されてい
る。偏波面保存ファイバ42から電気光学スイッチ41
に入射した励起光43は、第1および第2の出力ポート
O1 、O2 からそれぞれ励起光431 、432 として出
力され、対応する前方励起用光合波分波器12と後方励
起用光合波分波器13に供給されるようになっている。
気光学スイッチのスイッチング特性を表わしたものであ
る。この電気光学スイッチ41の動作特性には、偏波依
存性があり、通常は曲線51で示したTEモードに対し
て印加電圧44(図3)に応じた良好なスイッチング特
性を示す。曲線52で示したTMモードではこれが不安
定となる。そこで、前記したように励起光源21と電気
光学スイッチ41の間には、偏波面保存ファイバ42を
使用して、スイッチング特性が不安定となるのを防止し
ている。
性しか示していないが、図2で示した音響光学スイッチ
23の場合と同様にこれと対称(反対)の特性も存在す
る。したがって、制御端子24に加える印加電圧44を
制御することによって先の第1の実施例の場合と同様に
第1の出力ポートO1 がオン(低損失)の状態で第2の
出力ポートO2 をオフ(高損失)にしたり、またこの逆
の状態にすることができる。また、第1の実施例と同様
に印加電圧44をこれらの中間的な値に設定すること
で、励起光43が連続的に変化する配分で励起光431
または432 として前方励起用光合波分波器12または
後方励起用光合波分波器13に供給することもできる。
が前方励起用光合波分波器12と後方励起用光合波分波
器13に配分する励起光の割合を任意に調整することが
できるようにしたが、光ファイバアンプによっては出力
を択一的に選択できる構成のみ可能な光スイッチを使用
することも可能である。
によれば、励起光源に接続された1つの光スイッチを用
いて前方励起と後方励起を適宜切り替えることができる
ので、装置の構成が簡単となり、安価な光ファイバアン
プを実現することができる。
源に接続された光スイッチを用いて前方励起と後方励起
の割合を適宜調整することができるので、励起方向の違
いにより生じる各種の特性を実現することができる。し
かも、1つの光スイッチを用いているので、光ファイバ
アンプ自体を安価かつ簡単に構成することが可能であ
る。
プを表わした概略構成図である。
スイッチング特性を表わした特性図である。
プを表わした概略構成図である。
スイッチング特性を表わした特性図である。
従来の光ファイバアンプの概略構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 光信号を直接増幅するドープファイバ
と、 このドープファイバの光信号の入力側から励起光を注入
するための前方励起用光合波器と、 前記ドープファイバの光信号の出力側から励起光を注入
するための後方励起用光合波器と、 前記励起光を発生させる励起光源と、 この励起光源から出力される励起光を入力して前記前方
励起用光合波器と後方励起用光合波器のいずれか一方に
出力する光スイッチとを具備することを特徴とする光フ
ァイバアンプ。 - 【請求項2】 光信号を直接増幅するドープファイバ
と、 このドープファイバの光信号の入力側から励起光を注入
するための前方励起用光合波器と、 前記ドープファイバの光信号の出力側から励起光を注入
するための後方励起用光合波器と、 前記励起光を発生させる励起光源と、 この励起光源から出力される励起光を入力して前記前方
励起用光合波器と後方励起用光合波器の双方に任意の比
で配分して出力する光スイッチとを具備することを特徴
とする光ファイバアンプ。 - 【請求項3】 光スイッチが音響光学効果あるいは電気
光学効果を利用してスイッチングを行うものであること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の光ファイバ
アンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5161332A JP2655468B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバアンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5161332A JP2655468B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバアンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0779041A true JPH0779041A (ja) | 1995-03-20 |
JP2655468B2 JP2655468B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=15733076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5161332A Expired - Lifetime JP2655468B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバアンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2655468B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111686A (en) * | 1997-01-23 | 2000-08-29 | Nec Corporation | Optical fiber amplifier |
JP2009081473A (ja) * | 2009-01-19 | 2009-04-16 | Fujitsu Ltd | 波長多重光増幅器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05127037A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光合分波器及び光フアイバ増幅器 |
JPH05251797A (ja) * | 1992-03-06 | 1993-09-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光増幅器 |
JPH06252486A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ増幅器 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5161332A patent/JP2655468B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009081473A (ja) * | 2009-01-19 | 2009-04-16 | Fujitsu Ltd | 波長多重光増幅器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2655468B2 (ja) | 1997-09-17 |
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