JPH0778885A - C−mosレベルシフタ - Google Patents

C−mosレベルシフタ

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Publication number
JPH0778885A
JPH0778885A JP5222498A JP22249893A JPH0778885A JP H0778885 A JPH0778885 A JP H0778885A JP 5222498 A JP5222498 A JP 5222498A JP 22249893 A JP22249893 A JP 22249893A JP H0778885 A JPH0778885 A JP H0778885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
mos
back gate
well
type well
Prior art date
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Pending
Application number
JP5222498A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Iwamatsu
誠一 岩松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP5222498A priority Critical patent/JPH0778885A/ja
Publication of JPH0778885A publication Critical patent/JPH0778885A/ja
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡潔にレベルシフトができ、集積度の低下も少
なく、消費電力の大幅な増大も無いC−MOSレベルシ
フタ回路と構造を提供する。 【構成】C−MOSレベルシフタに関し、(1)C−M
OS集積回路のNウェルおよびPウェルに部分的にバッ
クゲート電圧を直流電圧またはパルス電圧で印加するこ
と、および、(2)C−MOS集積回路のNウェルおよ
びPウェルを基板と分離されて形成すること、などであ
る。Pウェルには負のバックゲート電圧VBG1をNウェ
ルには正のバックゲート電圧VBG2をクロック電圧CL
K1およびCLK2により印加するか、あるいは直流電
圧を印加することにより、このC−MOSインバータの
NチャネルMOSFETおよびPチャネルMOSFET
のしきい電圧を正または負の方向に大きくすることがで
き、C−MOS集積回路の中の一部分の動作電圧を上げ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はC−MOSレベルシフタ
回路と構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、C−MOSレベルシフタはMOS
FETや抵抗あるいはブートストラップに代表されるご
とくコンデンサを回路に付加してレベルシフトをさせる
のが通例であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によるとMOSFETや抵抗あるいはコンデンサなどを
回路に付加するために集積度が低下したり、消費電力が
増大するなどの課題があった。
【0004】本発明はかかる従来技術の課題を解決し、
簡潔にレベルシフトができる新しいC−MOSレベルシ
フタ回路と構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するために、本発明はC−MOSレベルシフ
タに関し、(1)C−MOS集積回路のNウェルおよび
Pウェルに部分的にバックゲート電圧を直流電圧または
パルス電圧で印加する手段を取ること、および、(2)
C−MOS集積回路のNウェルおよびPウェルを基板と
分離されて形成する手段を取ること、などの手段を取
る。
【0006】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す要部の回路
図である。すなわち、C−MOS集積回路の基本回路と
してのインバータ回路において、NチャネルMOSFE
TであるNch TRSとPチャネルMOSFETであ
るPch TRSとが直列に結合されて成り、電源電圧
DDと基板電圧VSS(通常接地電圧GND)との間に使
用電圧が印加され、共通ゲートに入力電圧VINが印加さ
れると、出力電圧VOU Tが出力される際に、Nチャネル
MOSFETであるNch TRSのPウェルとPチャ
ネルMOSFETであるPch TRSのNウェルと半
導体基板とが各々互いに電気的にPN接合分離あるいは
絶縁分離されて成り、Pウェルには負のバックゲート電
圧VBG1をNウェルには正のバックゲート電圧VBG2をク
ロック電圧CLK1およびCLK2により印加するか、
あるいは直流電圧を印加することにより、このC−MO
SインバータのNチャネルMOSFETであるNch
TRSおよびPチャネルMOSFETであるPch T
RSのしきい電圧を正または負の方向に大きくすること
ができ、C−MOS集積回路の中の一部分の動作電圧を
上げることができる。しきい電圧VTの上昇は、簡易式
では次式により、 VT=VT(0)±γ(VBG1/2 ここに、VT(0)はバックゲート電圧VBGが0Vの時のし
きい電圧であり、γはバックゲート電圧係数であり通常
γ=0.4〜1.2である。すなわち、しきい電圧を
0.5Vの1.5V動作C−MOS集積回路の一部のみ
この回路を用いれば、例えば周辺の入出力回路のバック
ゲート電圧VBGを±1Vとしγ=1と仮定すれば上式よ
りしきい電圧VT=1.5Vと成り3V動作が可能とな
り内部は1.5Vで動作することと成る。さらに、しき
い電圧を1Vの3V動作C−MOS集積回路の一部のみ
この回路を用いれば、例えば周辺の入出力回路のバック
ゲート電圧VBGを±1Vとしバックゲート電圧係数γ=
1と仮定すれば上式よりしきい電圧VT=2Vと成り5
V動作が可能となり内部は3Vで動作することと成る。
なお、バックゲート電圧VBGは直流電圧であっても良い
が、パルス状にNチャネルMOSFETであるNchT
RSのPウェルとPチャネルMOSFETであるPch
TRSのNウェルにクロック電圧CLK1およびCLK
2により同期して印加することにより、クロック電圧C
LK1およびCLK2を印加した時のみ高電圧駆動さ
れ、クロック電圧CLK1およびCLK2を印加しない
時には低電圧で駆動することもできる。さらに、周辺を
低電圧で駆動し、内部を高電圧で駆動するようなことも
できる。なお、バックゲート電圧VBGの印加によりMO
SFETのソースとドレイン間耐圧BVDSなどの耐圧に
は余り変化は無く、MOSFETの耐圧は使用電圧に合
わせた設計的事項で対処することができる。さらに、バ
ックゲート電圧VBGの印加によりMOSFETの動作速
度は遅くなることは無く、電子やホール(正孔)のキャ
リア移動度が大きく設定されるので、むしろ高速化され
る。また、バックゲート電圧VBGの印加をパルスで行な
うことにより、バックゲート電圧VBGの印加時のみ時分
割されてP−N接合の逆方向リーク電流が流れるので、
消費電力は低減される。さらに、バックゲート電圧VBG
の印加はウェル部へコンタクト穴を形成して該コンタク
ト穴からの引出し電極によって行なわれるので、集積度
が大幅に低減されるということもない。
【0008】図2は本発明の他の実施例を示す要部の断
面図である。すなわち、P型のSiなどの半導体基板1
にはN型の拡散層2がNウェルを兼ねて部分的に形成さ
れ、該N型の拡散層2内にPウエル3が形成され、該P
ウェル3内にはN+拡散層から成るソース・ドレイン領
域とゲート絶縁膜4およびゲート電極5から成るNチャ
ネルMOSFETが形成され、前記N型の拡散層2は半
導体基板1とP−N接合で電気的に前記Pウェル3とを
分離する作用として働くと共にNウェルとして用いら
れ、該NウェルにはP+拡散層から成るソース・ドレイ
ン領域とゲート絶縁膜4とゲート電極5から成るPチャ
ネルMOSFETが形成され、C−MOS集積回路の基
本回路であるC−MOSインバータを構成して成る。な
お、図中のP型とN型およびP+型とN+型とは全く逆転
して構成されても良いことは言うまでもない。さて、こ
のC−MOSインバータは半導体基板1が接地電圧GN
Dに接続され、電源電圧VDD、基板電圧VSS(通常また
は他部分のC−MOSFETは接地電圧GND),共通
電極からの入力電圧VINおよび出力電圧VOUTとでイン
バータとして動作させるわけであるが、ここではPウェ
ル3およびNウェルでもあるN型拡散層2にバックゲー
ト電圧VBG1およびVBG2を印加し、しきい電圧VTを変
化させて高電圧動作を部分的に可能としたものである。
ここでは、バックゲート電圧VBG1およびVBG2を直流電
圧で印加した例を示してあるが、前述のごとくクロック
あるいはパルス状に印加しても良いことは言うまでもな
い。なお、前述と同じくしきい電圧を0.5Vの1.5
V動作C−MOS集積回路の一部のみこの回路を用いれ
ば、例えば周辺の入出力回路のバックゲート電圧VBG
±1Vとしバックゲート電圧係数γ=1と仮定すれば前
式よりしきい電圧VT=1.5Vと成り3V動作が可能
となり内部は1.5Vで動作することと成る。さらに、
しきい電圧を1Vの3V動作C−MOS集積回路の一部
のみこの回路を用いれば、例えば周辺の入出力回路のバ
ックゲート電圧VBGを±1Vとしγ=1と仮定すれば上
式よりしきい電圧VT=2Vと成り5V動作が可能とな
り内部は3Vで動作することと成る。さらに、バックゲ
ート電圧VBGは直流電圧であっても良いが、パルス状に
NチャネルMOSFETであるNchTRSのPウェル
とPチャネルMOSFETであるPchTRSのNウェ
ルにクロック電圧CLK1およびCLK2により同期し
て印加することにより、クロック電圧CLK1およびC
LK2を印加した時のみ高電圧駆動され、クロック電圧
CLK1およびCLK2を印加しない時には低電圧で駆
動することもできる。さらに、周辺を低電圧で駆動し、
内部を高電圧で駆動するようなこともできる。さらに、
バックゲート電圧VBGの印加により空乏層がほんの僅か
延びるがMOSFETのソースとドレイン間耐圧BVDS
などの耐圧には余り変化は無く、MOSFETの耐圧は
使用電圧に合わせた設計的事項で対処することができ
る。さらに、バックゲート電圧VBGの印加によりMOS
FETの動作速度は遅くなることは無く、電子やホール
(正孔)のキャリア移動度が大きく設定されるので、む
しろ高速化される。また、バックゲート電圧VBGの印加
をパルスで行なうことにより、バックゲート電圧VBG
印加時のみ時分割されてP−N接合の逆方向リーク電流
が流れるので、消費電力は低減される。さらに、バック
ゲート電圧VBGの印加はウェル部へコンタクト穴を形成
して該コンタクト穴からの引出し電極によって行なわれ
るので、集積度が大幅に低減されるということもない。
なお、図2の例では他のC−MOSFETはP型または
N型基板に通常のCーMOSFETの構造であって良
く、この図は半導体基板1とC−MOSFETとを完全
に電気的にPーN接合や絶縁体で分離する必要のあるレ
ベルシフタ部のみに採用される構造である。
【0009】図3は、本発明のその他の実施例を示す要
部のブロック回路図である。すなわち、インバータなど
から成るゲートGATEへの信号の入力電圧VINは比較
器COMPへも入力し、該比較器COMPにより高電圧
入力信号と低電圧入力信号を分離して高電圧入力信号の
時のみクロック発生器CLKGに信号を入力して、該ク
ロック発生器によりゲートGATEへのバックゲート電
圧を発生してクロックCLK1およびCLK2を入力電
圧VINが高電圧の時のみゲートGATEに供給して出力
電圧VOUTを高電圧で出力し、入力電圧VINが低電圧の
時は出力電圧VO UTを低電圧で出力することができる。
なお、クロック発生器CLKGから駆動能力の大きいク
ロックを発生させて電源電圧として供給して電源電圧を
変化させることもできる。このように、ゲートGATE
への入力電圧の変化に応じてしきい値電圧や電源電圧を
変化させることによりレベルシフタの動作電流を低減す
ることができる効果がある。
【0010】図4は、本発明のその他の実施例を示す要
部の電圧Vおよび時間tによるタイムチャートである。
すなわち、入力電圧VINにたとえば3Vの低電圧信号と
5Vの高電圧信号が入力した場合に、高電圧信号が入力
した時のみPウエルに逆バイアスー1Vを印可するクロ
ックCLK1とNウエルに逆バイアス+1Vを印可する
クロックCLK2を発生させ印可してCMOSゲートの
しきい値を上げることができ、消費電力を減少すること
ができる。さらに、電源電圧を一定にしておいても良い
が、入力電圧VINにたとえば3Vの低電圧信号と5Vの
高電圧信号が入力した時に電源電圧を3Vの低電圧信号
と5Vの高電圧信号を印可するなどしても出力電圧V
OUTとして反転した低電圧信号と高電圧信号を得ること
ができる。なお、低電圧信号の電圧を1.5Vとし高電
圧信号の電圧を3Vとしても良いことは言うまでもな
い。
【0011】
【発明の効果】本発明により集積度の低下も少なく、消
費電力の大幅な増大も無いC−MOSレベルシフタを提
供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図3】本発明のその他の実施例を示す要部のブロック
回路図である。
【図4】本発明のその他の実施例を示す要部のタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・半導体基板 2・・・・・・・・・・・拡散層およびウェル 3・・・・・・・・・・・ウェル 4・・・・・・・・・・・ゲート絶縁膜 5・・・・・・・・・・・ゲート電極 VDD・・・・・・・・・・電源電圧 VSS・・・・・・・・・・基板電圧 VIN・・・・・・・・・・入力電圧 VOUT ・・・・・・・・・出力電圧 GND・・・・・・・・・接地電圧 CLK1,CLK2・・・クロック VBG1,VBG2・・・・・・バックゲート電圧 P・・・・・・・・・・・P型半導体 N・・・・・・・・・・・N型半導体 P+ ・・・・・・・・・・高濃度P型拡散層(Pチャネ
ルMOSFETのソース・ドレイン拡散層) N+ ・・・・・・・・・・高濃度N型拡散層(nチャネ
ルMOSFETのソース・ドレイン拡散層) Nch TRS・・・・・NチャネルMOS型電界効果
トランジスタ Pch TRS・・・・・NチャネルMOS型電界効果
トランジスタ CLKG・・・・・・・・クロック発生器 COMP・・・・・・・・比較器 t・・・・・・・・・・・時間 V・・・・・・・・・・・電圧 GATE・・・・・・・・ゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C−MOS集積回路のNウェルおよびPウ
    ェルに部分的にバックゲート電圧を直流電圧またはパル
    ス電圧で印加することを特徴とするC−MOSレベルシ
    フタ。
  2. 【請求項2】C−MOS集積回路のNウェルおよびPウ
    ェルが基板と分離されて成ることを特徴とするC−MO
    Sレベルシフタ。
JP5222498A 1993-09-07 1993-09-07 C−mosレベルシフタ Pending JPH0778885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5222498A JPH0778885A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 C−mosレベルシフタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5222498A JPH0778885A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 C−mosレベルシフタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0778885A true JPH0778885A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16783378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5222498A Pending JPH0778885A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 C−mosレベルシフタ

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JP (1) JPH0778885A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054762A1 (fr) * 1997-05-30 1998-12-03 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif semi-conducteur et son procede d'excitation
US8390336B2 (en) 2009-09-08 2013-03-05 Renesas Electronics Corporation Semiconductor apparatus and breakdown voltage control method of the same

Cited By (3)

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WO1998054762A1 (fr) * 1997-05-30 1998-12-03 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif semi-conducteur et son procede d'excitation
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