JPH0778726A - 複合フィルムコンデンサ - Google Patents
複合フィルムコンデンサInfo
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- JPH0778726A JPH0778726A JP5161071A JP16107193A JPH0778726A JP H0778726 A JPH0778726 A JP H0778726A JP 5161071 A JP5161071 A JP 5161071A JP 16107193 A JP16107193 A JP 16107193A JP H0778726 A JPH0778726 A JP H0778726A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/32—Wound capacitors
-
- H—ELECTRICITY
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像機器用の信頼性が高く、小型の複合フィ
ルムコンデンサを提供する。 【構成】 2枚の金属化フィルムを重ね合せ、その上に
リ−ド線12を引き出す金属箔電極9を配置し、長さ方
向にロ−ル状に巻回する。金属箔電極9をコンデンサ素
子の一周以上巻回した後、間隔Yの誘電体フィルムを巻
回し、リ−ド線12を引き出す金属箔電極10をコンデ
ンサ素子の一周以上巻回する。さらに金属箔電極10を
電極として、一方の金属化フィルムが、他方の金属化フ
ィルムに形成された互いに隣合う2つの電極と重なり合
って対向するように重ね合せて巻回し、最後にリ−ド線
12を引き出す金属箔電極11を巻回することにより、
信頼性が高く、小型の複合フィルムコンデンサが得られ
る。
ルムコンデンサを提供する。 【構成】 2枚の金属化フィルムを重ね合せ、その上に
リ−ド線12を引き出す金属箔電極9を配置し、長さ方
向にロ−ル状に巻回する。金属箔電極9をコンデンサ素
子の一周以上巻回した後、間隔Yの誘電体フィルムを巻
回し、リ−ド線12を引き出す金属箔電極10をコンデ
ンサ素子の一周以上巻回する。さらに金属箔電極10を
電極として、一方の金属化フィルムが、他方の金属化フ
ィルムに形成された互いに隣合う2つの電極と重なり合
って対向するように重ね合せて巻回し、最後にリ−ド線
12を引き出す金属箔電極11を巻回することにより、
信頼性が高く、小型の複合フィルムコンデンサが得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高圧用の複合フィルムコ
ンデンサに関するものである。
ンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ、ディスプレイの画面歪み
を補正するため、高圧出力電源であるフライバックトラ
ンスの2次側回路に、静電容量が1000pF〜600
0pFの平滑用コンデンサを用いている。さらに最近、
その平滑用コンデンサに加え、2次側回路の電圧の変動
分を検出し、フライバックトランスの1次側入力を調整
し、高圧出力を安定化させる方式が増えつつあり、平滑
コンデンサと並列に、静電容量が20pF〜100pF
の検出用コンデンサが用いられるようになってきてい
る。
を補正するため、高圧出力電源であるフライバックトラ
ンスの2次側回路に、静電容量が1000pF〜600
0pFの平滑用コンデンサを用いている。さらに最近、
その平滑用コンデンサに加え、2次側回路の電圧の変動
分を検出し、フライバックトランスの1次側入力を調整
し、高圧出力を安定化させる方式が増えつつあり、平滑
コンデンサと並列に、静電容量が20pF〜100pF
の検出用コンデンサが用いられるようになってきてい
る。
【0003】図6にフライバックトランスの回路図を示
す。1は平滑用コンデンサで、2は検出用コンデンサで
ある。
す。1は平滑用コンデンサで、2は検出用コンデンサで
ある。
【0004】従来、上記それぞれのコンデンサを2つ用
意し、1個ずつ半田付け等の方法により回路に接続して
組み立てられており、部品点数を削除して、生産性を向
上する上で問題となっていた。そのため、従来より1個
のコンデンサ素子の中に、複数個のコンデンサ素子を持
つ複合コンデンサが提案されてきた。
意し、1個ずつ半田付け等の方法により回路に接続して
組み立てられており、部品点数を削除して、生産性を向
上する上で問題となっていた。そのため、従来より1個
のコンデンサ素子の中に、複数個のコンデンサ素子を持
つ複合コンデンサが提案されてきた。
【0005】以下に従来の複合フィルムコンデンサにつ
いて説明する。図7は従来の複合コンデンサの構造を示
すものである。図7において、3は誘電体フィルムであ
る。4は誘電体フィルム3にアルミニウム等の金属を長
さ方向にそれぞれ所定の間隔Xを保持して蒸着によって
形成した蒸着金属電極である。5は金属箔電極、6は金
属箔電極5より引き出しを行うリード線である。5の金
属箔電極はアルミニウム等の金属箔を配置して構成す
る。
いて説明する。図7は従来の複合コンデンサの構造を示
すものである。図7において、3は誘電体フィルムであ
る。4は誘電体フィルム3にアルミニウム等の金属を長
さ方向にそれぞれ所定の間隔Xを保持して蒸着によって
形成した蒸着金属電極である。5は金属箔電極、6は金
属箔電極5より引き出しを行うリード線である。5の金
属箔電極はアルミニウム等の金属箔を配置して構成す
る。
【0006】そして、間隔Xを形成する絶縁体および金
属箔電極5と重なる非蒸着金属部Yは、長さ方向に連続
している蒸着金属の一部に電圧を印加し、飛散させるこ
とによって形成させる。蒸着金属電極4および金属箔電
極5は、一方の金属化フィルムの電極が、他方の金属化
フィルムに形成された互いに隣合う2つの電極と重なり
合って対向するように重ね合せ、巻回する。そして各々
の金属箔電極5よりリード線6を導出して複合フィルム
コンデンサを構成する。
属箔電極5と重なる非蒸着金属部Yは、長さ方向に連続
している蒸着金属の一部に電圧を印加し、飛散させるこ
とによって形成させる。蒸着金属電極4および金属箔電
極5は、一方の金属化フィルムの電極が、他方の金属化
フィルムに形成された互いに隣合う2つの電極と重なり
合って対向するように重ね合せ、巻回する。そして各々
の金属箔電極5よりリード線6を導出して複合フィルム
コンデンサを構成する。
【0007】図8に示す等価回路のように、それぞれの
リード線間のコンデンサは、内部が複数のコンデンサ要
素C1 ないしC4 、またはC5 ないしC8 の直列回路が
構成される。
リード線間のコンデンサは、内部が複数のコンデンサ要
素C1 ないしC4 、またはC5 ないしC8 の直列回路が
構成される。
【0008】図9はこのように形成された複合フィルム
コンデンサの外観図である。
コンデンサの外観図である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、次のような問題点があった。
来の構成では、次のような問題点があった。
【0010】検出用コンデンサには、平滑用コンデンサ
に比べ小容量のため、一方の金属化フィルムの電極が、
他方の金属化フィルムに形成された互いに隣合う2つの
蒸着金属と重なりあって対向する蒸着金属の対向面積が
小さくなる。そのため、対向面積の微小なバラツキで、
直列に配列された各々のコンデンサ要素の静電容量が不
均等になり、各々のコンデンサ要素の電圧分割が不均等
になり、信頼性に欠ける問題点があるとともに、図7に
示す静電容量に寄与しない所定の間隔Xの長さ分だけ長
くなるため、形状が大となる問題点がある。
に比べ小容量のため、一方の金属化フィルムの電極が、
他方の金属化フィルムに形成された互いに隣合う2つの
蒸着金属と重なりあって対向する蒸着金属の対向面積が
小さくなる。そのため、対向面積の微小なバラツキで、
直列に配列された各々のコンデンサ要素の静電容量が不
均等になり、各々のコンデンサ要素の電圧分割が不均等
になり、信頼性に欠ける問題点があるとともに、図7に
示す静電容量に寄与しない所定の間隔Xの長さ分だけ長
くなるため、形状が大となる問題点がある。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、信頼性の高い、小型の複合フィルムコンデンサを提
供することを目的とする。
で、信頼性の高い、小型の複合フィルムコンデンサを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の複合フィルムコンデンサは、プラスチックフ
ィルムをコンデンサ素子の巻き始めに位置させ、金属箔
(1)をコンデンサ素子の一周以上配置し、さらにプラ
スチックフィルムを一周以上配置し、再び金属箔(2)
を一周以上配置してコンデンサを構成し、金属箔(2)
を最初の電極として連続した誘電体フィルムの長さ方向
に、互いに絶縁された複数の蒸着金属が形成された金属
化フィルムを、一方の金属化フィルムの電極が他方の金
属化フィルムに形成された互いに隣合う2つの蒸着金属
と重なりあって対向するように重ね合せて巻回するとと
もに最終の電極を再び金属箔(3)とし、前記それぞれ
の金属箔からリード線を導出した構成を有している。
に本発明の複合フィルムコンデンサは、プラスチックフ
ィルムをコンデンサ素子の巻き始めに位置させ、金属箔
(1)をコンデンサ素子の一周以上配置し、さらにプラ
スチックフィルムを一周以上配置し、再び金属箔(2)
を一周以上配置してコンデンサを構成し、金属箔(2)
を最初の電極として連続した誘電体フィルムの長さ方向
に、互いに絶縁された複数の蒸着金属が形成された金属
化フィルムを、一方の金属化フィルムの電極が他方の金
属化フィルムに形成された互いに隣合う2つの蒸着金属
と重なりあって対向するように重ね合せて巻回するとと
もに最終の電極を再び金属箔(3)とし、前記それぞれ
の金属箔からリード線を導出した構成を有している。
【0013】
【作用】この構成によって検出用コンデンサ側は、金属
箔(1)、素子の1周以上配置したプラスチックフィル
ム及び金属箔(2)により、同心円筒導体を構成し、単
体のコンデンサとなるため、静電容量不均等になる問題
も解消され、静電容量に寄与しない非蒸着金属部の間隔
もなくなり小型化が可能になる。
箔(1)、素子の1周以上配置したプラスチックフィル
ム及び金属箔(2)により、同心円筒導体を構成し、単
体のコンデンサとなるため、静電容量不均等になる問題
も解消され、静電容量に寄与しない非蒸着金属部の間隔
もなくなり小型化が可能になる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0015】図1において、7は帯状の誘電体フィル
ム、8は誘電体フィルム7にアルミニウム等の金属を長
さ方向にそれぞれ所定の間隔Xを保持して蒸着によって
形成した蒸着金属電極、9、10、11はリード線引き
出しを行う金属箔電極、12は引き出しリード線であ
る。
ム、8は誘電体フィルム7にアルミニウム等の金属を長
さ方向にそれぞれ所定の間隔Xを保持して蒸着によって
形成した蒸着金属電極、9、10、11はリード線引き
出しを行う金属箔電極、12は引き出しリード線であ
る。
【0016】なお、間隔XおよびYを形成する絶縁体、
及び金属箔電極9、10、11と重なる非蒸着金属部Z
は、長さ方向に連続している蒸着金属の一部に電圧印加
し、蒸着金属の一部を飛散させること等によって形成す
ることができる。2枚の金属化フィルムを重ね合せ、そ
の上にリード線12を引き出す金属箔(1)電極9を配
置し、長さ方向にロール状に巻回する。金属箔(1)電
極9をコンデンサ素子の一周以上巻回した後蒸着金属を
飛散させた間隔Yを一周以上巻回し、リード線12を引
き出す金属箔(2)電極10を一周以上巻回し、検出用
のコンデンサを構成する。さらにその金属箔(2)電極
10を電極として、一方の金属化フィルムの電極が、他
方の金属化フィルムに形成された互いに隣合う2つの電
極と重なり合って対向するように重ね合せて巻回する。
そして金属箔(3)電極11を巻回し、リード線12を
引き出して平滑用のコンデンサを構成する。
及び金属箔電極9、10、11と重なる非蒸着金属部Z
は、長さ方向に連続している蒸着金属の一部に電圧印加
し、蒸着金属の一部を飛散させること等によって形成す
ることができる。2枚の金属化フィルムを重ね合せ、そ
の上にリード線12を引き出す金属箔(1)電極9を配
置し、長さ方向にロール状に巻回する。金属箔(1)電
極9をコンデンサ素子の一周以上巻回した後蒸着金属を
飛散させた間隔Yを一周以上巻回し、リード線12を引
き出す金属箔(2)電極10を一周以上巻回し、検出用
のコンデンサを構成する。さらにその金属箔(2)電極
10を電極として、一方の金属化フィルムの電極が、他
方の金属化フィルムに形成された互いに隣合う2つの電
極と重なり合って対向するように重ね合せて巻回する。
そして金属箔(3)電極11を巻回し、リード線12を
引き出して平滑用のコンデンサを構成する。
【0017】以上のように構成された複合フィルムコン
デンサについて、図2を用いて等価回路を説明する。ま
ず、検出用コンデンサ側は、巻き始め金属箔(1)と中
間の共通端子となるリード線を取り出す金属箔(2)と
で同心円筒導体を構成し、単体のコンデンサ要素C1 を
有する。また平滑コンデンサ側は、複数のコンデンサ要
素C2 ないしC5 の直列回路を有する。そして検出用コ
ンデンサと平滑用コンデンサは、並列に接続される。
デンサについて、図2を用いて等価回路を説明する。ま
ず、検出用コンデンサ側は、巻き始め金属箔(1)と中
間の共通端子となるリード線を取り出す金属箔(2)と
で同心円筒導体を構成し、単体のコンデンサ要素C1 を
有する。また平滑コンデンサ側は、複数のコンデンサ要
素C2 ないしC5 の直列回路を有する。そして検出用コ
ンデンサと平滑用コンデンサは、並列に接続される。
【0018】図3はロール状に巻回した本発明の複合フ
ィルムコンデンサの外観図、図4は検出用コンデンサ側
の平面図であり、長さ方向に絶縁された9,10の2枚
の金属箔(1)、(2)電極が形成されていることを示
す。図5は平滑用コンデンサ側の平面図であり、長さ方
向に絶縁された複数の蒸着金属電極8が島状に形成され
ていることを示す。
ィルムコンデンサの外観図、図4は検出用コンデンサ側
の平面図であり、長さ方向に絶縁された9,10の2枚
の金属箔(1)、(2)電極が形成されていることを示
す。図5は平滑用コンデンサ側の平面図であり、長さ方
向に絶縁された複数の蒸着金属電極8が島状に形成され
ていることを示す。
【0019】なお、本実施例では誘電体フィルム2枚に
よる構成であるが、フィルムとして複数枚重ね合せて用
い、この重ね合せられたフィルム両外面に電極を配置す
ることができる。
よる構成であるが、フィルムとして複数枚重ね合せて用
い、この重ね合せられたフィルム両外面に電極を配置す
ることができる。
【0020】また、本実施例では検出用コンデンサを巻
芯側に1個設定したが、1個に限定する必要はなく複数
個設定してもよいし、検出用コンデンサをコンデンサの
巻終り部に設けることもできる。
芯側に1個設定したが、1個に限定する必要はなく複数
個設定してもよいし、検出用コンデンサをコンデンサの
巻終り部に設けることもできる。
【0021】また、本実施例では図3に示すようにコン
デンサ素子の断面形状を円筒型としたが、必要に応じ、
断面形状を小判型にすることができる。
デンサ素子の断面形状を円筒型としたが、必要に応じ、
断面形状を小判型にすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、検出用コンデン
サ側を、巻き始め金属箔(1)と中間の共通端子となる
リード線を取り出す金属箔(2)とで同心円筒導体の、
コンデンサを構成することにより信頼性が高く、また従
来例と比較した場合、形状が体積比で約30%小型化の
複合フィルムコンデンサの実用化が可能となり、使用回
路での部品点数削減によって生産性向上を実現できるも
のである。
サ側を、巻き始め金属箔(1)と中間の共通端子となる
リード線を取り出す金属箔(2)とで同心円筒導体の、
コンデンサを構成することにより信頼性が高く、また従
来例と比較した場合、形状が体積比で約30%小型化の
複合フィルムコンデンサの実用化が可能となり、使用回
路での部品点数削減によって生産性向上を実現できるも
のである。
【図1】本発明の一実施例における複合フィルムコンデ
ンサの展開断面図
ンサの展開断面図
【図2】本発明の一実施例における複合フィルムコンデ
ンサの等価回路図
ンサの等価回路図
【図3】本発明の一実施例における複合フィルムコンデ
ンサの外観図
ンサの外観図
【図4】本発明の一実施例における複合フィルムコンデ
ンサの展開図
ンサの展開図
【図5】本発明の一実施例における複合フィルムコンデ
ンサの展開図
ンサの展開図
【図6】フライバックトランスの回路図
【図7】従来の複合フィルムコンデンサの展開断面図
【図8】従来の複合フィルムコンデンサの等価回路図
【図9】従来の複合フィルムコンデンサの外観図
7 誘電体フィルム 8 蒸着金属電極 9 金属箔(1)電極 10 金属箔(2)電極 11 金属箔(3)電極 12 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 成嘉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 清水 潤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックフィルムをコンデンサ素子の
巻き始めに位置させ、金属箔(1)をコンデンサ素子の
一周以上配置し、さらにプラスチックフィルムを一周以
上配置し、再び金属箔(2)をコンデンサ素子の一周以
上配置してコンデンサを構成し、金属箔(2)を最初の
電極として連続した誘電体フィルムの長さ方向に、互い
に絶縁された複数の蒸着金属が形成された2枚の金属化
フィルムを、一方の金属化フィルムの電極が他方の金属
化フィルムに形成された互いに隣合う2つの蒸着金属と
重なりあって対向するように重ね合せて巻回するととも
に最終の電極を再び金属箔(3)とし、前記それぞれの
金属箔からリード線を導出した構成を備えた複合フィル
ムコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5161071A JPH0778726A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 複合フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5161071A JPH0778726A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 複合フィルムコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778726A true JPH0778726A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=15728075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5161071A Pending JPH0778726A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 複合フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778726A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5161071A patent/JPH0778726A/ja active Pending
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