JPH0778694A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0778694A
JPH0778694A JP22342793A JP22342793A JPH0778694A JP H0778694 A JPH0778694 A JP H0778694A JP 22342793 A JP22342793 A JP 22342793A JP 22342793 A JP22342793 A JP 22342793A JP H0778694 A JPH0778694 A JP H0778694A
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JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
discharge lamp
lighting device
substrate
lamp lighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22342793A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Oketani
哲也 桶谷
Shosaku Shinoda
省作 篠田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発振回路を備えた安定器にて放電灯を点灯さ
せる放電灯点灯装置の組立作業性を向上させ、コストを
低減する。 【構成】 一端を開口したグロースタータケース2内に
電子安定器の発振回路を構成するコンデンサ6を収納す
る。グロースタータケース2の開口を塞ぐ基板8を設け
る。コンデンサ6の両端子6a、6aにリード線5、5
の一端を接続し、基板8より引き出す。リード線5、5
の他端にコンデンサ側カプラ3を設ける。安定器にコン
デンサ側カプラ3が接続される安定器側カプラを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振回路を備えた所謂
電子安定器により蛍光灯等の放電灯を点灯させる放電灯
点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりショーケース等の展示装置にお
いては、例えば出願人が先に出願した特願平4−246
613号に示すように、複数段の棚下面にグロースター
タによって点灯される蛍光灯を取り付けて展示商品を照
明している。ところで、近年ではショーケースの庫内の
照明効果を向上させる目的から、蛍光灯の照度を高めた
り、調光する必要が生じており、そのためにグロースタ
ータを用いた点灯装置に代わり、所謂電子安定器より蛍
光灯に調整可能な所定の発振周波数の出力を印加して点
灯するようになって来ている。
【0003】この電子安定器はショーケースの電装箱等
に配設され、コンデンサとコイルから構成される発信回
路によって、所定の発信周波数の出力を発生させ、蛍光
灯に印加して点灯させるものであるが、コンデンサは電
気回路的には従来のグロースタータの位置に接続される
等の関係から、コンデンサを収納するケースとしては従
来のグロースタータのケースが用いられていた。
【0004】以下、図4乃至図6に係る従来の放電灯点
灯装置50を示す。図4は従来の放電灯点灯装置50の
電子安定器51の発振回路を構成するコンデンサ(図示
せず)を収納したグロースタータケース2を示してい
る。グロースタータケース2は一端(下端)を開口した
円柱状を呈しており、この開口を基板52により塞いで
いる。基板52には、図5に示すように所定の位置に所
定の大きさの透孔54、54が穿設されており、この各
透孔54、54に従来のグロースタータと同様の一対の
電極ベース(ピン状)53、53をかしめると共に、前
記コンデンサをグロースタータケース2内に収納し、前
記一対の電極ベース53、53にコンデンサの両端子を
配線接続していた。
【0005】そして、電子安定器51には従来のグロー
スタータ方式と同様のグローソケット55が複数個設け
られており、各グローソケット55・・・に電極ベース
53、53を着脱自在に接続して発振回路を構成し、そ
こで生成された所定周波数の発振出力を図示しない蛍光
灯に印加して点灯させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の放電
灯点灯装置50は、グロースタータ方式で使用していた
グローソケット55・・・及び基板52をそのまま流用
していたため、基板52のそれぞれの透孔54、54に
一対の電極ベース53、53をかしめ、その上で図示し
ないコンデンサを電極ベース53、53に配線接続しな
ければならず、組立作業性の悪いものであった。また、
電子安定器51に設けられるグローソケット55・・・
は高価であり、コスト低減の妨げとなっていた。
【0007】一方で、電子安定器51の発振回路を構成
するコンデンサは、従来のグロースタータのように放電
することがなく、それによる損傷、或いは劣化が生じな
いため、グロースタータの如く頻繁に交換する必要はな
い。本発明は係る従来の状況を踏まえ、発振回路を備え
た安定器にて放電灯を点灯させる放電灯点灯装置の組立
作業性を向上させ、コストを低減することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
放電灯点灯装置1は、発振回路を備えた安定器4より放
電灯に所定の発振出力を印加して点灯させるものであっ
て、一端を開口したグロースタータケース2と、このグ
ロースタータケース2内に設けられて前記発振回路を構
成するコンデンサ6と、グロースタータケース2の開口
を塞ぐ基板8と、コンデンサ6の両端子6a、6aに一
端を接続され、基板8より引き出されたリード線5、5
と、これらリード線5、5の他端に設けられたコンデン
サ側カプラ3と、安定器4に設けられ、コンデンサ側カ
プラ3が接続される安定器側カプラ7とを具備している
ものである。
【0009】また、請求項2の発明の放電灯点灯装置1
は上記において、基板8にリード線5、5が通過する透
孔8a、8aを形成すると共に、少なくともリード線
5、5を挿入可能な切欠8b、8bを、基板8外周端よ
り透孔8a、8aまで形成したものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明の放電灯点灯装置1によれば、
従来の電子安定器に設けられていたグローソケットを一
般的なカプラから成る安定器側カプラ7に代えると共
に、グロースタータケース2内に設けられたコンデンサ
6の両端子6a、6aにリード線5、5の一端を配線接
続し、各リード線5、5の他端にこれも一般的なカプラ
から成るコンデンサ側カプラ3を設けたので、極めて安
価なカプラ3、7同志の接続によって容易にコンデンサ
6を電子安定器4に配線接続することができる。また、
従来の電極ベースに変えてリード線5、5を直接コンデ
ンサ6の端子6a、6aに接続しているので、組立作業
性も向上し、コストも低減される。
【0011】また、請求項2の発明の放電灯点灯装置1
によれば、上記に加えて基板8にリード線5、5が通過
する透孔8a、8aを穿設すると共に、基板8の外周端
よりこの透孔8a、8aまで、少なくともリード線5、
5を挿入できる切欠8b、8bを設けたので、リード線
5、5は透孔8a、8aに通さなくても切欠8b、8b
より透孔8a、8aに挿入できる。従って、基板8にリ
ード線5、5を容易に挿通させることができるようにな
り、組立作業性が一段と向上する。
【0012】
【実施例】次に図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の放電灯点灯装置1のコンデンサ6を
収納したグロースタータケース2の斜視図、図2は本発
明の放電灯点灯装置1の他の実施例の基板8の平面図、
図3は本発明の放電灯点灯装置1の電子安定器4の斜視
図である。尚、図中において図4乃至図6と同一符号の
ものは同一とする。
【0013】即ち、図1において2は一端(下端)を開
口した円筒状のグロースタータケースであり、このグロ
ースタータケース2内には図3の電子安定器4の発振回
路を構成するコンデンサ6が収納され、グロースタータ
ケース2の開口は基板8にて閉塞されている。コンデン
サ6は横長矩形状を呈しており、所定の間隔を存した長
手方向の一側両端から金属製端子6a、6aが側方にそ
れぞれ引き出されている。そして各端子6a、6aはそ
れらの引出し部分にリード線5、5の一端がそれぞれ配
線接続されている。
【0014】これらリード線5、5は金属線の周囲を樹
脂にて被覆した周知の構造であり、コンデンサ6から下
方に引き下げられ、基板8に穿設された透孔8a、8a
より外方に引き出されて、その他端には一般的な挿入カ
プラから成るコンデンサ側カプラ3が取り付けられてい
る。一方、電子安定器4には図3の如く、これも一般的
な受け側カプラから成る安定器側カプラ7が複数個設け
られている。そして、コンデンサ側カプラ3を安定器側
カプラ7に挿入接続することにより、コンデンサ6を図
示しないコイルを含む電子安定器4の電気回路に接続し
て発振回路を構成する。発振回路より生成された所定周
波数の発振出力は、図示しない例えばショーケースの蛍
光灯に印加されて蛍光灯は点灯される。このとき、カプ
ラ3を耳付きのものとし、電子安定器4の壁に加工を施
して置けば、コンデンサ側カプラ3の固定にネジ等を用
いる必要が無くなる。
【0015】次に、図2は本発明の放電灯点灯装置1の
グロースタータケース2の開口を塞ぐ基板8の他の実施
例を示しており、この場合基板8にはコンデンサ6に配
線接続されたリード線5、5を透孔8a、8aの所まで
挿入するため切欠8b、8bが、基板8の外周端から透
孔8a、8aまで形成されている。この切欠8b、8b
は少なくともリード線5を挿入可能な幅を有しており、
これによって、コンデンサ6に配線接続されたリード線
5、5は、透孔8a、8aに通すこと無く、基板8の切
欠8b、8b内を外側より内側に移動させて透孔8a、
8aまで容易に挿入できるようになる。
【0016】このように、本発明によれば安価なカプラ
3と7との接続にて電子安定器4にコンデンサ6を容易
に接続することができるので、従来のグロースタータ方
式同様の電極ベースやグローソケットを用いていた場合
に比して著しいコストの低減と組立作業性の向上が図れ
る。特に、安定器側カプラ7は従来のグローソケットに
比して小さくなるので、電子安定器4壁面のスペースが
広くなり他の部品の取付に利用できるようになる。
【0017】また、グロースタータケース2の開口を塞
ぐ基板8の透孔8a、8aに少なくともリード線5、5
を挿入できる切欠8b、8bを設けたので、コンデンサ
6の両端子6a、6aに配線されたリード線5、5を基
板8の透孔8a、8aに通す煩わしさが解消でき、生産
効率を更に向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、グロ
ースタータケース内に設けたコンデンサの両端子にリー
ド線の一端を配線接続し、基板より引き出されたリード
線の他端にコンデンサ側カプラを設けると共に、安定器
には安定器側カプラを設けて前記コンデンサ側カプラを
この安定器側カプラに接続するようにしたので、従来グ
ローソケットや電極ベースを用いていたものに比して著
しい組立作業性の向上とコストの低減を図ることができ
るものである。
【0019】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて基板に形成され、リード線が通過する透孔に基板の
外周端より切欠を形成したので、リード線を通す作業が
容易となり組立作業性を更に向上させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電灯点灯装置のコンデンサを収納し
たグロースタータケースの斜視図である。
【図2】本発明の放電灯点灯装置の他の実施例の基板の
平面図である。
【図3】本発明の電子安定器の斜視図である。
【図4】従来の放電灯点灯装置のグロースタータケース
の斜視図である。
【図5】従来の放電灯点灯装置の基板の平面図である。
【図6】従来の放電灯点灯装置の電子安定器の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 放電灯点灯装置 2 グロースタータケース 3 コンデンサ側カプラ 4 電子安定器 5 リード線 6 コンデンサ 7 安定器側カプラ 8 基板 8a 透孔 8b 切欠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路を備えた安定器より放電灯に所
    定の発振出力を印加して点灯させる放電灯点灯装置にお
    いて、一端を開口したグロースタータケースと、該グロ
    ースタータケース内に設けられ、前記発振回路を構成す
    るコンデンサと、前記グロースタータケースの開口を塞
    ぐ基板と、前記コンデンサの両端子に一端を接続され、
    前記基板より引き出されたリード線と、該リード線の他
    端に設けられたコンデンサ側カプラと、前記安定器に設
    けられ、前記コンデンサ側カプラが接続される安定器側
    カプラとを具備して成る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 基板にはリード線が通過する透孔を形成
    すると共に、少なくとも前記リード線を挿入可能な切欠
    を、前記基板外周端より前記透孔まで形成したことを特
    徴とする請求項1の放電灯点灯装置。
JP22342793A 1993-09-08 1993-09-08 放電灯点灯装置 Pending JPH0778694A (ja)

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