JPH03173002A - インバータ点灯ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、蛍光ランプ等の放電ランプを用いた照明器具
に係り、特に、その放電ランプを点灯させるインバータ
点灯装置を備えたインバータ点灯ユニットに関する。

（従来の技術） 従来の例えば直管型放電ランプを用いた照明器具では、
器具本体の両端下面にランプソケットを固定するととも
に、器具本体の中央下面にコイルと鉄心とからなるトラ
ンス型の安定器を固定し、さらに、その安定器を覆って
器具本体の下面に反射板を固定し、そして、この反射板
から下方に突出するランプソケットに放電ランプを接続
するようにしている。

また、器具本体にランプソケットおよび安定器を固定す
る際には、器具本体の両端の各ランプソケットと安定器
とを電線でそれぞれ接続するようにしている。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように、従来の照明器具は、器具本体の下面にラ
ンプソケットおよび安定器を固定し、さらに、その器具
本体の下面に反射板を固定する必要があり、このような
構造では、必然的に器具の高さが高くなり、器具の薄型
化に対応できなかった。

また、器具本体にランプソケットおよび安定器を固定す
る際には、そのランプソケットと安定器とを電線で接続
する必要があり、配線処理に手間がかかっていた。

本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、器具
の薄型化を図ることができ、ランプソケットの電線によ
る配線処理を不要にし、電源線の配線などの器具の取付
施工性がよい照明器具用のインバータ点灯ユニットを提
供すること目的とするものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、放電ランプを点灯させるインバータ点灯装置
を備えたユニット本体の端部に、ランプソケットを電気
的および機械固定する直結接続にて連結可能とするコネ
クタ体を設け、かつ、このユニット本体の裏面に配線凹
部を設けたものである。

（作用） 本発明では、インバータ点灯装置をユニット本体に直接
収納してインバータ点灯ユニットを構成することにより
、独立した器具本体や反射板を不要とし、器具の薄型化
を図り、また、インバータ点灯ユニットの端部のコネク
タ体にランプソケットを電気接続および機械固定する直
結接続にて連結可能とすることにより、ランプソケット
の電線による配線処理を不要とし、そして、ユニット本
体の裏面の配線凹部により、取付面から出ている電源線
を収容してインバータ点灯装置に配線できるようにして
いる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例の構成を第１図ないし第５図を
参照して説明する。

図には直管型放電ランプを用いた２灯式の照明器具を示
し、１は薄型のインバータ点灯ユニットで、このインバ
ータ点灯ユニット１は、ユニット本体２と、このユニッ
ト本体２の両端に固定されるコネクタ体３と、ユニット
本体２の内部に配設されるインバータ点灯装置４とで構
成されている。

前記ユニット本体２は、反射板部１１およびこの反射板
部１１の両側から折曲された側板部１２からなる断面略
コ字状に形成された表面シャーシ１３と、裏板部１４お
よびこの裏板部１４の両側から折曲された脚部１５とか
らなる断面略コ字状の裏面シャーシ１６とを有し、表面
シャーシ１３の上端内側に裏面シャーシ１６が嵌合され
て、その表面シャーシ１３の側板部１２と裏面シャーシ
１６の脚部１５とがかしめ結合部１７で連結固定されて
細長筒状に形成されており、上面（裏面）には裏面シャ
ーシ１６の脚部１５の高さ分の配線四部１８が形成され
ている。

前記ユニット本体２の両端部に固定されるコネクタ体３
は、後述するランプソケット５１のコネクタ部５５が嵌
入される嵌合凹部２１を有する保持枠２２が設けられ、
この保持枠２２の両側にはランプソケット５１を係止す
るための係止孔２３が設けられているとともに、保持枠
２２の嵌合凹部２１内にはランプソケット５１と電気接
続される複数のコネクタ端子２４が突設されている。ま
た、保持枠２２の上部には配線凹部１８の側部を覆う側
板部２５および配線凹部１８の端面を葎う端板部２６が
形成されている。

前記ユニット本体２の内部に配設されるインバータ点灯
装置４は、第４図に示すように、プリント基板３１にイ
ンバータ点灯回路を構成する各種の電気部品３２が実装
されており、ユニット本体２の一端に固定されるコネク
タ体３とユニット本体２の中央部付近に配設される電源
端子台３３とによって架設され、そして、ユニット本体
２の一端に固定されるコネクタ体３とはプリント基板３
１が直結して電気的に接続され、ユニット本体２の他端
に固定されるコネクタ体３とは電線等を介した図示しな
いプリント基板が直結して電気接続され、かつ、電源端
子台３３ともプリント基板３１が直結して電気接続され
ている。

また、前記電源端子台３３は、裏面シャーシ１６に設け
られた開口部３４を通じて配線凹部１８に臨む上面に電
源線３５を挿入接続する接続孔３６が設けられており、
この接続孔３６の内側には電源線３５を接続状態で抜は
止め保持する図示しない自己鎖錠端子が配置され、イン
バータ点灯装置４のプリント基板３１と電気接続されて
いる。

なお、前記ユニット本体２の表面シャーシ１３の両端部
に取付凹部４１が設けられ、この取付凹部４１内の取付
孔４２および裏面シャーシ１６の通孔４３を通じてねじ
４４により天井等の取付面４５に取付けられる。また、
取付四部４１には、一端の引掛片４６をコネクタ体３に
引掛けるとともに他端の引掛爪４７を取付凹部４１に引
掛けて蓋体４８が装着され、取付凹部４１を閉塞してね
じ４４の頭部を隠蔽する。

前記ランプソケット５１は、直管型放電ランプ５２の接
続ピンが挿入される接続孔５３を有する一対のランプ接
続部５・１が下部両側に配設され、上部にインバータ点
灯ユニット１のコネクタ体３に電気接続および機械固定
する直結接続にて連結されるコネクタ部５５が設けられ
ている。このコネクタ部５５は、コネクタ体３の嵌合凹
部２１内に挿入する嵌合凸部５６が突設されているとと
もに、この嵌合凸部５６の両側に嵌合凹部２１の内側か
ら係止孔２３に係着して抜は止め保持する係止爪５７が
突設されており、嵌合凸部５６にはコネクタ体３の各コ
ネクタ端子２４が挿入される複数の接続孔５８が設けら
れている。なお、この各接続孔５８の内側にはコネクタ
端子２４と電気接続されるコネクタ端子を備え、このコ
ネクタ端子は各ランプ接続部５４の内蔵端子とそれぞれ
電気接続されている。

このように構成された照明器具は、インバータ点灯ユニ
ット１の両端部のコネクタ体３にランプソケット５１の
コネクタ部５５を装着することにより、インバータ点灯
ユニット１に対してランプソケット５１を簡単に機械固
定および電気接続することができる。すなわち、ランプ
ソケット５１の嵌合凸部５６をコネクタ体３の保持枠２
２の嵌合凹部２１内に挿入し、係止爪５７を保持枠２２
の係止孔２３にｋ　Ｗさせることにより、機械固定でき
、かつ、ランプソケット５１の嵌合凸部５６の一接続孔
５８にコネクタ体３のコネクタ端子２４が圧入され、接
続孔５８の内部端子と対応するコネクタ端子２４とが圧
接し、７ｕ気接続できる。

そして、インバータ点灯ユニット１を天井等の取付面４
５に取付けるには、取付面４５から導出された電源線３
５をインバータ点灯ユニット１の一１面の電源端子台３
３に接続し、その電源線３５をインバータ点灯ユニット
１の配線凹部１８内に収納して取付面４５に当てがい、
取付凹部４Ｉを通じてねじ４４を取付面４５に螺着し、
インバータ点灯ユニット１を固定する。また、取付凹部
４１には蓋体４８を取付けて閉塞する。

さらに、取付面４５に取付けられたインバータ点灯ユニ
ット１の両端のランプソケット５１の対向するランプ接
続部５．１間に直管型放電ランプ５２を接続する。

そして、直管型放電ランプ５２を点灯させれば、インバ
ータ点灯ユニット１の下面が反射板として機能する。

以上のように、インバータ点灯装置４を用いて薄型のイ
ンバータ点灯ユニット１を構成することにより、独立し
た器具本体や反射板を不要とし、また、インバータ点灯
ユニット１の両端部のコネクタ体３にランプソケット５
１を電気接続および機械固定する直結接続にて連結し、
電線による配線処理を不要とすることができる。さらに
、インバータ点灯ユニット１の裏面に配線凹部１８が設
けられているため、取付面４５から電源線３５が出てい
ても、電源線３５を配線凹部１３内に収容して電源端子
台３３に配線することができる。

また、複数の照明器具を直列に連結配置する場合には、
第６図および第７図に示すコネクタ体３を取付けたイン
バータ点灯ユニット１．を用いる。

このコネクタ体３は、ランプソケット５１の上面と嵌合
する台部２７を突出形成し、この台部２７の端板２６に
送り配線用の切欠部２８を形成している。なお、この切
欠部２８は、予め形成されていても、ノックアウト構造
として施工時に切り欠き形成されるようにしてもよい。

そして、第７図のように、各インバータ点灯ユニット１
のコネクタ体３の台部２７およびコネクタ体３に取付け
られた各ランプソケット５１を突合わせて取付面４５に
固定し、このとき、切欠部２８を通じて送り配線用の電
線等で両インバータ点灯ユニット１を接続する。

なお、前記実施例では直管型放電ランプ５２を用いたイ
ンバータ点灯ユニット１について説明したが、片口金型
放電ランプを用いるインバータ点灯ユニットでは、ユニ
ット本体の一端側のみに片口金型放電ランプを接続する
ランプソケットが直結接続して連結されるコネクタ体が
設けられる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、インバータ点灯装置ユニット本体に直
接収納してインバータ点灯ユニットを構成することによ
り、独立した器具本体や反射板を不要とし、器具の薄型
化に対応することができ、また、インバータ点灯ユニッ
トの端部のコネクタ体にランプソケットを直結接続して
連結可能とすることにより、ランプソケットを電線によ
って接続する配線処理を不要とし、かつ、ユニット本体
の裏面に配線凹部を設けて取付面から電源線が出ていて
もその電源線を配線凹部内に収容してインバータ点灯装
置に配線することができ、器具の連結時の送り配線が容
易に施工できるなどの効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のインバータ点灯ユニットを用いた照明
器具の一実施例を示す分解状態の斜視図、第２図はその
組立状態の斜視図、第３図はインバータ点灯ユニットの
裏面を示す斜視図、第４図および第５図は使用状態を示
す断面図、第６図は本発明のインバータ点灯ユニットの
他の実施例を示す一部の斜視図、第７図はその使用状態
を示す側面図である。 １・・インバータ点灯ユニット、２・・ユニット本体、
３・・コネクタ体、４・・インバータ点灯装置、１８・
・配線凹部、５１・・ランプソケット、５２・・放電ラ
ンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）放電ランプを点灯させるインバータ点灯装置を備
   えたユニット本体の端部に、ランプソケットを電気接続
   および機械固定する直結接続にて連結可能とするコネク
   タ体を設け、かつ、このユニット本体の裏面に配線凹部
   を設けたことを特徴とするインバータ点灯ユニット。