JPH077831A - 電気配線用ジョイントボックス - Google Patents

電気配線用ジョイントボックス

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JPH077831A
JPH077831A JP5130149A JP13014993A JPH077831A JP H077831 A JPH077831 A JP H077831A JP 5130149 A JP5130149 A JP 5130149A JP 13014993 A JP13014993 A JP 13014993A JP H077831 A JPH077831 A JP H077831A
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box
stopper
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bundle
opening
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Takeo Kawaguchi
竹夫 川口
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KAWAGUCHI KK
Kawaguchi KK
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KAWAGUCHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定台を無用となし、結線束に被せたボック
スに止め具を取り付けるだけの簡単な操作で結線束から
抜けないようにして使用し易くし、結線束の位置は不特
定でよく、幾度でも再使用できる安価なボツクスを提供
する。 【構成】 ボックスの口開部又はその奥部の任意の位置
に差込穴又はネジ穴又は凹みを設け、それに着脱自在の
止め具を差し込み又はねじ込んで止めつけるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定台を用いず、ボック
スに取付けた止め具が結線束の下部空間又は結線束に出
来た段差又は凹みに阻止されて抜けないようにしたボッ
クスに関する。
【0002】
【従来の技術】止付物体に固定台を取り付け、その両端
にボックスの口開部の凸部をはめこんで一体的に固定す
るものが殆どであった。
【0003】その固定台を取付物体に固定する作業に手
間取り、特に狭く低く暗い場所等においては、ドライバ
ー又はハンマーの使用が困難であるばかりか、取り付け
不可能な場合もあり、結線束がむき出しのまま放置され
ていることが多くあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気配線の安全を保つ
上で、確実且つ正確に結線束を絶縁被覆することが不可
欠であるが、今日では人手不足、技術未熟、スピード作
業を要求されるなどの厳しい時代環境にあり、特に電気
配線工事完了後の検査が全く実施されないまま送電され
るように改定されて以来、天井裏など作業環境が悪く、
人目に付かない場所などではボックス使用を省き結線束
がむき出しのまま放置されている実態が多く指摘され、
そのような欠陥を解決するために、悪条件のもとでも使
い易いボックスの開発が要望されていた。
【0005】本願発明は、上述の従来技術の問題点を解
決するため、ボックスに止め具を取付けるだけの簡単な
操作で結線束からボックスが抜けないようにし、狭く低
く暗い場所など作業条件の悪い場所でも使い易く、着脱
自在であるため再使用ができ、しかも構造が簡単である
ため製造コストが安く、安価な製品を提供できるなど作
業者がなんら抵抗感なく使用するようにして電気配線の
安全性を高めることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のボックスは、その口開部又はその奥部中央部
又は側部に止め具を取り付け得るようにし、結線束の下
部の空間又は段差又は凹みに止め具を位置させ、それに
阻止されてボックスを抜けなくし、しかも止め具を着脱
自在にしたことにより再使用をも可能にしたものであ
る。
【0007】
【作用】結線束にボックスを被せ、止め具をボックスに
差し込み又はねじ込んで取り付けると結線束に止め具が
阻止されボックスは抜けなくなり、止め具を抜き取れば
ボックスは開放される。
【0008】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
ると、矢印Aは結線束であり、複数の電線4とスリーブ
5又はコネクタ6を分岐結線して束としたものである。
1は止付物体であり、複数の被覆電線2を止めつける物
体。2は被覆電線であり、二重被覆のままで、図4・9
に示すように上部に向けて折り曲げてある。3はステッ
プルであり、被覆電線2を止付物体1に打ち止める。4
は電線であり、被覆電線2の外被積を剥ぎ取った一重の
被覆電線で、先端をスリーブ5又はコネクタ6(以下ス
リーブ5等と言う)により接続後折り曲げ又は渦巻にし
て結線束Aを成す。5はスリーブ。6はコネクタ.7は
ボックスであり、本願の渡し具を着脱自在に取付ける。
8は口開部であり、ボックス7の入口。9は差込穴であ
り、ボックス7の口開部8又はその奥部中央部又は側部
外側に任意数を設け、止め具12を取付ける穴。10は
ネジ穴であり、ボックス7の口開部8又はその奥部中央
部又は側部外側に任意数を設け、止め具12を取付ける
ため、先端ネジ15又は頭部11の首下ネジ13をねじ
込み取付けるネジ穴。11は頭部であり、止め具12の
抜け止め又はねじ回す握り部。12は止め具であり、各
々の図に示すように、その一端又は両端に様々の抜け止
め装置を成す形状にし、ボックス7の各々の差込穴9又
はネジ穴10などから結線束Aの下部の空間20又は電
線4又はスリーブ5等が織り成す段差に阻止されてボッ
クス7を抜け止める。13は首下ネジであり、頭部11
の首下に設け、ボックス7のネジ穴10に止め具12を
ねじ込む。12−Bは短縮止め具であり、首下ネジ13
を設けた止め具12の先方を短縮して一方のネジ穴10
にねじ込む。12−Cは短縮止め具であり、一端に凹部
17を設け、止め具12の先方を短縮して一方の差込穴
9に差し込みその差込穴9の下部にこの凹部17をはめ
こみ止め付ける。14は案内端であり、止め具12を差
込穴9又はネジ穴10に挿入し易くする。15は先端ネ
ジであり、止め具12の先端に設け、ネジ穴10にねじ
込み固定する。16は鍵部であり、止め具12の両端下
部に向けてL形に形成し、ボックス両端の差込穴9の一
方から差し込んで放すとボックス7の両外側にはまり込
んで止まる。17は凹部であり、止め具12の一端又は
両端の下部に向けて形成し、一方又は両方の差込穴9の
下部にはまり込んで止まる。18はナットであり、先端
ネジ15を少し長くし、ボックス7の外側位置でねじ止
める。19は凹みであり、差込穴9又はネジ穴10の対
称側に設け、止め具12の先端を支える。20は空間で
あり、結線束Aの下部にできたもので、止め具12を位
置させる。21は固定台であり、従来のボックスを止付
物体1に固定する。22は止め穴であり、木ねじなどで
固定台21を止付物体1に固定する。23は固定穴であ
り、従来ボックスの口開部8の両側の突起をはめて固定
する穴である。
【0009】図1においては、首下ネジ13を設けた止
め具12の案内端14からネジ穴10に通し対称の差込
穴9に差し込み頭部11を回してねじ止める。
【0010】図4においては、結線束Aに被せたボック
ス7に設けた差込穴9から空間20に止め具12を止め
付けた状態を示すものであり、口開部8の中央部と、そ
の奥部中央及びその側部とに渡し具12を止める差込穴
9を設けたものであり、その内の中央奥部の対称穴9に
渡し具12を止めてあり、このように複数の差込穴9又
はネジ穴10を設けておけば結線束Aの大小又は形状に
合う穴を選んで止め具12を止めつけることが出来るの
で便利である。
【0011】図9においては、ボックス7を固定台21
に固定しないので結線束Aの位置は不特定でよく、被覆
電線2を長くすることにより外被覆を剥離した電線4を
その分短くしてもスリーブ等との接続作業が容易であ
り、電線4が短い分の損傷だけ少なくすることが出来る
と共に、結線束Aが小束になるので小形のボックス7に
納まり、更に、ボックス7に納める場合、結線束Aを小
束にしようとして過酷な扱いをすることがなくなり配線
の安全性を高めることができる。
【0012】図11・12に示すように、ボックス7の
一方から短縮止め具12−C及び12−Cの短い止め具
で抜け止めることも可能であり、ボックス7の両端から
短縮止め具12−B・12−Bを各二本づつ差し込んで
止めることもできる。
【0013】さらに、長くした被覆電線2においては、
図9に示すように上に向けて直立状態でなくてもよく、
この分をボックス7の下部で幾重にも折り曲げ又は渦巻
等に結束すれば結線束Aの位置が低くなり、空間が低い
場所等でも設置でき、この場合、被覆電線2は当然のこ
と二重被覆のままであるので損傷する心配はない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本願にあっては、ボックス
7は従来ボックスのような固定台21を無用とし、従っ
てドライバーやハンマーを用いて止付物体1に固定する
作業を省くことができるため、狭く低く暗い場所などで
も手探りで結線束Aに被せて止め具12を差し込むこと
ができると共に、結線束Aの位置は不特定でよく、更に
ボックス7及び止め具12の構造が簡単であるため、製
造コストが安く、安価な製品を提供できるなど作業者が
何ら抵抗感なく何処でも容易に使用でき、確実に絶縁被
覆が成され電気配線の安全性を高める効果大である。
【0015】なお、従来の渦巻に結束した結線束Aにも
ボックス7を使用することができる。
【0016】当然ながら、使用しているボックス7を取
り去る場合は、止め具12を抜き取ればボックス7は開
放され幾度でも再使用できるる
【0017】以上のように本願にあってはボックス7を
結線束Aに被せ、止め具12を取付けるだけの簡単な操
作で完了するので、なんら躊躇することなく使用でき結
線束Aがむき出しのまま放置されることが解消し、配線
の安全保護のための目的を全うすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方にネジ穴10を設け、他方に差込穴9を設
けたボックス7に、首下ネジ13を設けた渡し具12を
差し込んだ状態の縦断面図。
【図2】止め具12の先端に、先端ネジ15を設けた正
面図。
【図3】止め具12の先端に設けた穴に、止めピン16
を差し止めた正面図。
【図4】結線束Aにボックス7を被せ、それに差込穴9
とネジ穴10を口開部8の奥の中央部及び左右側部に設
け、その内の中央部のネジ穴10に止め具12をねじ込
み、空間20に止め付けた状態を示す縦断面図。
【図5】ボックス7の両端に差込穴9を設け、両端に鍵
部17を設けた止め具12を止め付けた状態を示す縦断
面図。
【図6】止め具12の両端に凹部17を設けた正面図。
【図7】止め具12の一端に、凹部17を設けた正面
図。
【図8】止め具12の先端ネジに、ナットでねじ止めた
正面図。
【図9】被覆電線2を長くした結線束Aに、ボックス7
を被せ、止め具12を取付けて抜け止めた状態を示す縦
断面図。
【図10】ボックス7に、凹み19を設けた従断面図。
【図11】ボックス7の一端に差込穴9を設け、それに
短縮止め具12−Bを止めつけた状態を示す縦断面図。
【図12】ボックス7の一端にネジ穴10を設け、それ
に短縮止め具12−Cを止めつけた状態を示す縦断面
図。
【図13】従来ボックスの固定台21の斜視図。
【符号の説明】
矢印A 結線束 7 ボックス 9 差込穴 10 ネジ穴 12 止め具 19 凹み 20 空間 21 固定台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線先端を分岐接続した結線束を
    絶縁被覆する電気配線用ジョイントボックス(以下ボッ
    クスと言う)の口開部又はその奥部の任意の位置に止め
    具を取り付け得るようにし、結線束にボックスを被せた
    後、結線束の下部の空間又は結線束に出来た段差の下部
    又は凹みに止め具を位置させ阻止されて抜けないように
    したことを特徴とするボックス。
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