JPH077809Y2 - ヘッドレスト - Google Patents
ヘッドレストInfo
- Publication number
- JPH077809Y2 JPH077809Y2 JP9501889U JP9501889U JPH077809Y2 JP H077809 Y2 JPH077809 Y2 JP H077809Y2 JP 9501889 U JP9501889 U JP 9501889U JP 9501889 U JP9501889 U JP 9501889U JP H077809 Y2 JPH077809 Y2 JP H077809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finish
- mounting brackets
- frame
- headrest
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シート(座席)に備えるヘッドレス
ト、詳しくは、モールド内にフレームを収容してパット
を一体発泡して前後方向に貫通状の開口を形成すると共
に、該開口の内周面に沿って表皮の端末被覆用のフィニ
ッシュを締結してなるヘッドレストの改良に関する。
ト、詳しくは、モールド内にフレームを収容してパット
を一体発泡して前後方向に貫通状の開口を形成すると共
に、該開口の内周面に沿って表皮の端末被覆用のフィニ
ッシュを締結してなるヘッドレストの改良に関する。
(従来の技術) この種のヘッドレストは、パット成形用のモールド内に
前記開口形成用の中子を配設する必要がある。
前記開口形成用の中子を配設する必要がある。
一方、フィニッシュはパットを発泡成形し、このパット
を表皮で被覆した後、フレームに横架した上下の取付ブ
ラケットにビスなどの締結部材で締結される。
を表皮で被覆した後、フレームに横架した上下の取付ブ
ラケットにビスなどの締結部材で締結される。
従って、前記モールド内に中子を収容してパットを発泡
成形する際、前記上下の取付ブラケットに中子を接合さ
せて、取付ブラケットに締結部材が締結されるように
上、下の取付ブラケットにおける対向面が開口内に露出
するようにしている。
成形する際、前記上下の取付ブラケットに中子を接合さ
せて、取付ブラケットに締結部材が締結されるように
上、下の取付ブラケットにおける対向面が開口内に露出
するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 前記上、下の取付ブラケットはその対向する面間の寸法
を正確に取付けなければ、前記中子が両ブラケットの間
に密接しない。中子が両取付ブラケットに密接しないと
フィニッシュの締結個所が外部に露出せず、フィニッシ
ュを締結することが困難になる。
を正確に取付けなければ、前記中子が両ブラケットの間
に密接しない。中子が両取付ブラケットに密接しないと
フィニッシュの締結個所が外部に露出せず、フィニッシ
ュを締結することが困難になる。
ところで、前記従来品は前記上、下の両取付ブラケット
はその対向する面の全面が中子に接合するように形成し
ている。
はその対向する面の全面が中子に接合するように形成し
ている。
従って、上、下の両取付ブラケットはその対向する全面
間の寸法が中子に密接するように形成してフレームに横
架しなければならないため、作業性が頗る悪い不具合が
あった。
間の寸法が中子に密接するように形成してフレームに横
架しなければならないため、作業性が頗る悪い不具合が
あった。
そこで、本考案は前記上、下の取付ブラケットの間の寸
法精度を高くし、中子に密接するようにすることを目的
とする。
法精度を高くし、中子に密接するようにすることを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案は、前記上下の取付
ブラケットは、そのフィニッシュ締結部のみを夫々対向
方向に突起状に形成したものである。
ブラケットは、そのフィニッシュ締結部のみを夫々対向
方向に突起状に形成したものである。
(作用) 従って、この上下の取付ブラケットに設けた上下のフィ
ニッシュ締結部間に前記中子が接合するため、この上下
のフィニッシュ締結部間の寸法が正確になるように、
上、下の取付ブラケットをフレームに横架すれば良い。
ニッシュ締結部間に前記中子が接合するため、この上下
のフィニッシュ締結部間の寸法が正確になるように、
上、下の取付ブラケットをフレームに横架すれば良い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案に係るヘッドレスト(H)を一体に有
するシートバック(SB)と、シートクッション(SC)か
ら構成されている自動車用シートを示し、図中(イ)は
ヘッドレスト(H)の中央に前後方向に貫通状に形成し
た開口、(6)は開口内に締結したフィニッシュで、こ
のフィニッシュ(6)によってヘッドレスト(H)の外
面を構成する表皮(4)の端末を第2図に示すように被
覆し、ヘッドレスト(H)の外観を向上させている。
するシートバック(SB)と、シートクッション(SC)か
ら構成されている自動車用シートを示し、図中(イ)は
ヘッドレスト(H)の中央に前後方向に貫通状に形成し
た開口、(6)は開口内に締結したフィニッシュで、こ
のフィニッシュ(6)によってヘッドレスト(H)の外
面を構成する表皮(4)の端末を第2図に示すように被
覆し、ヘッドレスト(H)の外観を向上させている。
以上のフィニッシュ(6)は合成樹脂で第3図に示すよ
うに環状に成形し、その通孔(62)…内にビスなどの締
結部材(61)…を挿込んで、開口(イ)内周面に締結し
ている。以上のヘッドレスト(H)はパイプを逆U字状
に折曲したフレーム(1)、このフレーム(1)の左右
に横架した取付ブラケット(4)(5)、モールド成形
した発泡体製パット(2)、このパット(2)を被覆す
る表皮(3)、前記開口(イ)の内周面に締結したフィ
ニッシュ(6)とから構成され、フィニッシュ(6)は
前記締結部材(61)…によって取付ブラケット(4)
(5)に締結されている。
うに環状に成形し、その通孔(62)…内にビスなどの締
結部材(61)…を挿込んで、開口(イ)内周面に締結し
ている。以上のヘッドレスト(H)はパイプを逆U字状
に折曲したフレーム(1)、このフレーム(1)の左右
に横架した取付ブラケット(4)(5)、モールド成形
した発泡体製パット(2)、このパット(2)を被覆す
る表皮(3)、前記開口(イ)の内周面に締結したフィ
ニッシュ(6)とから構成され、フィニッシュ(6)は
前記締結部材(61)…によって取付ブラケット(4)
(5)に締結されている。
この取付ブラケット(4)(5)の形状を第4図、第5
図に示す。
図に示す。
第4図に示す取付ブラケット(4)(5)は断面コ字状
で、その両端がフレーム(1)に溶接されており、その
対向面における中央に凹窪状の非接合部(42)(52)が
設けてある。また、この非接合部(42)(52)の外側に
は、向き合うように突起状のフィニッシュ締結部(41)
(41)(51)(51)が配設されている。この上下のフィ
ニッシュ締結部(41)(51)…間の寸法をLとする。
で、その両端がフレーム(1)に溶接されており、その
対向面における中央に凹窪状の非接合部(42)(52)が
設けてある。また、この非接合部(42)(52)の外側に
は、向き合うように突起状のフィニッシュ締結部(41)
(41)(51)(51)が配設されている。この上下のフィ
ニッシュ締結部(41)(51)…間の寸法をLとする。
この左右の寸法Lは同一になるように、上下の取付ブラ
ケット(4)(5)はフレーム(1)に溶接されてい
る。
ケット(4)(5)はフレーム(1)に溶接されてい
る。
この上、下の取付ブラケット(4)(5)間に装着され
る中子(M3)は前記従来品と同形状に形成され、この中
子(M3)と取付ブラケット(4)(5)とは取付ブラケ
ット(4)(5)のフィニッシュ締結部(41)(51)…
において接合する。図中(7)は、前記フレーム(1)
の両端が固定されるシートバック(SB)のバックフレー
ム、(51a)(51a)はフィニッシュ(4)締結用の螺孔
を示す。
る中子(M3)は前記従来品と同形状に形成され、この中
子(M3)と取付ブラケット(4)(5)とは取付ブラケ
ット(4)(5)のフィニッシュ締結部(41)(51)…
において接合する。図中(7)は、前記フレーム(1)
の両端が固定されるシートバック(SB)のバックフレー
ム、(51a)(51a)はフィニッシュ(4)締結用の螺孔
を示す。
第5図に示す取付ブラケット(4′)(5′)はフィニ
ッシュ締結部(41′)(41′)、(51′)(51′)のみ
を突起状に形成し、その左右に凹窪状の非接合部(4
2′)(52′)…を設けた構造である。
ッシュ締結部(41′)(41′)、(51′)(51′)のみ
を突起状に形成し、その左右に凹窪状の非接合部(4
2′)(52′)…を設けた構造である。
以上の取付ブラケット(4)(5)(4′)(5′)を
有するフレーム(1)は、第6図に示すようにモールド
(M1)(M2)内に収容し、取付ブラケット(4)(5)
…間に中子(M3)を装着した後、パット(2)を一体発
泡する。この発泡成形によって中子(M3)に接合する取
付ブラケット(4)(5)…のフィニッシュ締結部(4
1)(51)…が外部に露出し、取付ブラケット(4)
(5)の非接合部(42)(52)…はパット(2)内に埋
設される。
有するフレーム(1)は、第6図に示すようにモールド
(M1)(M2)内に収容し、取付ブラケット(4)(5)
…間に中子(M3)を装着した後、パット(2)を一体発
泡する。この発泡成形によって中子(M3)に接合する取
付ブラケット(4)(5)…のフィニッシュ締結部(4
1)(51)…が外部に露出し、取付ブラケット(4)
(5)の非接合部(42)(52)…はパット(2)内に埋
設される。
(効果) 本考案によれば、フィニッシュを締結する上下の取付ブ
ラケットに対向方向に突起状に形成したフィニッシュ締
結部を設けてなるから、このフィニッシュ締結部にヘッ
ドレストの開口形成用の中子が接合する。従って、この
中子が接合する上下の取付ブラケットに設けたフィニッ
シュ締結部間の寸法のみを正確に設定することにより、
中子がフィニッシュ締結部に密接する。そのため、前記
従来品に比べ、取付ブラケットに対する中子の係合が簡
単且つ正確に行なうことができるため、フレームに対す
る取付ブラケットの取付性等が向上する。
ラケットに対向方向に突起状に形成したフィニッシュ締
結部を設けてなるから、このフィニッシュ締結部にヘッ
ドレストの開口形成用の中子が接合する。従って、この
中子が接合する上下の取付ブラケットに設けたフィニッ
シュ締結部間の寸法のみを正確に設定することにより、
中子がフィニッシュ締結部に密接する。そのため、前記
従来品に比べ、取付ブラケットに対する中子の係合が簡
単且つ正確に行なうことができるため、フレームに対す
る取付ブラケットの取付性等が向上する。
第1図は本案に係るヘッドレストを有するシート斜視
図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図は
フィニッシュの斜視図、第4図、第5図は取付ブラケッ
トを有するフレーム構造体の斜視図、第6図はパットの
発泡成形状態を示す断面図である。 図中、(M1)(M2)(M3)はモールド、(イ)は開口、(1)
はフレーム、(2)はパット、(3)は表皮、(4)
(5)は取付ブラケット、(41)(41′)(51)(5
1′)はフィニッシュ締結部を夫々示す。
図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図は
フィニッシュの斜視図、第4図、第5図は取付ブラケッ
トを有するフレーム構造体の斜視図、第6図はパットの
発泡成形状態を示す断面図である。 図中、(M1)(M2)(M3)はモールド、(イ)は開口、(1)
はフレーム、(2)はパット、(3)は表皮、(4)
(5)は取付ブラケット、(41)(41′)(51)(5
1′)はフィニッシュ締結部を夫々示す。
Claims (1)
- 【請求項1】モールド内にフレームを収容したパットを
一体発泡して前後方向に貫通状の開口を形成すると共
に、該開口の内周面に沿って表皮の端末被覆用のフィニ
ッシュを締結してなるヘッドレストにおいて、前記フレ
ームにはフィニッシュ締結用の取付ブラケットを上、下
に横架し、該両取付ブラケットにおけるフィニッシュ締
結部は、夫々対向方向に突起状に形成してなることを特
徴とするヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9501889U JPH077809Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9501889U JPH077809Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | ヘッドレスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333544U JPH0333544U (ja) | 1991-04-02 |
JPH077809Y2 true JPH077809Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31644296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9501889U Expired - Fee Related JPH077809Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077809Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP9501889U patent/JPH077809Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333544U (ja) | 1991-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |