JP3734841B2 - 車両用インストルメントパネル構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、車両のメータが取り付けられるインストルメントパネルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種のものとしては、例えば図3及び図4(実開昭60−62352号,実開昭60−179919号公報参照)に示すようなものがある。
【0003】
図3中符号1は車室内前方位置に配設されるインストルメントパネルで、このインストルメントパネル1には、メータ2等が配設されている。
【0004】
詳しくは、このインストルメントパネル1は、図4に示すように、インストルメントパネル本体3がポリプロピレン複合材等の合成樹脂製の芯材4,発泡ポリウレタンフォーム等のパッド5及びポリ塩化ビニールシート等の表皮6の3層から構成されている。このインストルメントパネル本体3の所定位置には、メータ2が配設される開口部7が形成されると共に、開口部7に芯材4の一部が延長されて、この延長した部分がメータ2を取り付けるメータ取付け部4aとなっている。
【0005】
かかるインストルメントパネル本体3は、予め成形された芯材4と表皮6との間でポリウレタンフォームを発泡させることによりパッド5を成形するようにしている。
【0006】
この芯材4は、予め前記合成樹脂を射出成形するようにしているが、射出成形時には、射出成形型を図4に示す型割り線Pで分割し、矢印N方向に型開きすることにより成形するようにしている。
【0007】
なお、符号9は発泡時のポリウレタンフォームの漏れを防止するシール材である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、芯材4の型抜き角はメータフード部8の形状により主に支配されているため、複雑な形状を呈するメータ取付部4aの設計の自由度が大幅に制限される、という問題があった。
【0009】
そこで、この発明は、メータ等の装置を取り付ける部分の形状の設計の自由度を向上させることができる車両用インストルメントパネル構造を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、かかる課題に着目してなされたもので、射出成形によって形成された芯材を有するインストルメントパネル本体に、メータが挿入されて配設される開口部が形成され、前記メータは射出成形によって形成された取付け部材に取り付けられ、前記取付け部材は、下端部を前記開口部の周縁部の下縁部に車両前方側から後方側に向かってビス止めされると共に、上端部をメータフード部の芯材の裏面側に形成された突部に車両前方側から後方側に向かってビス止めされることにより、前記インストルメントパネル本体の芯材に取り付けられたことを特徴としている。
【0011】
かかる手段によれば、メータが取り付けられる取付け部材は、インストルメントパネル本体の芯材とは別体で成形するようにしているため、インストルメントパネル本体の芯材の成形時の型抜き角に捕らわれることなく、取付け部材の設計の自由度を大幅に広げることができる。そして、取付け部材を開口部に跨らせてメータフード部に取り付けることにより、メータフード部の強度を向上させることができる。
【0012】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、この発明の第1実施例を示すものである。
【0014】
まず構成を説明すると、図中符号11はインストルメントパネルで、このインストルメントパネル11は、インストルメントパネル本体12と、この本体12に取り付けられた取付け部材13とから構成されている。
【0015】
このインストルメントパネル本体12は、ポリプロピレン複合材等の合成樹脂製の芯材14,発泡ポリウレタンフォーム等のパッド15及びポリ塩化ビニールシート等の表皮16の3層から構成されている。このインストルメントパネル本体12の所定位置には、「装置」としてのメータ2が挿入されて配設される開口部17が形成されている。
【0016】
また、取付け部材13は、この開口部17の周縁部の下縁部18側に、ビス19止めされている。この取付け部材13は、メータ2の形状等に応じて適当な形状に設定され、インストルメントパネル本体12とは別の製造工程で成形されている。
【0017】
そして、その開口部17から挿入されたメータ2が、その取付け部材13に取り付けられている。
【0018】
かかるインストルメントパネル本体12の成形は、予め、芯材14と表皮16とを形成し、この芯材14と表皮16との間にウレタンを発泡させてパッド15を介在させることにより成形するようにしている。
【0019】
また、取付け部材13は、樹脂の射出成形により任意の形状に形成されている。
【0020】
このようにメータ2が取り付けられる取付け部材13は、従来と異なり、インストルメントパネル本体12の芯材14とは別体であるため、インストルメントパネル本体12の芯材14の成形時の型抜き角に捕らわれることなく、取付け部材13の設計の自由度を大幅に広げることができる。
【0021】
図2には、この発明の第2実施例を示す。
【0022】
この実施例の取付け部材23は、第1実施例のものより上方に延長され、下端部23aが、開口部17の周縁部の下縁部18にビス19止めされると共に、上端部23bが、メータフード部20の芯材14の裏面側に形成された突部14aにビス24止めされている。
【0023】
このように取付け部材23を、開口部17に跨らせてメータフード部20に取り付けることにより、メータフード部20の強度を向上させることができる。
【0024】
他の構成及び作用は第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0025】
なお、上記実施例では、装置としてメータ2を適用したが、これに限らず、インストルメントパネル本体12の開口部17に取付け部材13,23を介して取り付けられるようなものであれば、他のものでも良いことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、メータが取り付けられる取付け部材は、インストルメントパネル本体の芯材とは別体に成形されているため、インストルメントパネル本体の芯材の成形時の型抜き角に捕らわれることなく、取付け部の設計の自由度を大幅に広げることができると共に、取付け部材を開口部に跨らせてメータフード部に取り付けることにより、メータフード部の強度を向上させることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両用インストルメントパネル構造の第1実施例を示す要部断面図である。
【図2】この発明の第2実施例を示す図1に相当する断面図である。
【図3】車両用インストルメントパネルを示す斜視図である。
【図4】従来例を示す図3のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 インストルメントパネル
12 インストルメントパネル本体
13,23 取付け部材
14 芯材
17 開口部

Claims (1)

  1. 射出成形によって形成された芯材を有するインストルメントパネル本体に、メータが挿入されて配設される開口部が形成され、
    前記メータは射出成形によって形成された取付け部材に取り付けられ、
    前記取付け部材は、下端部を前記開口部の周縁部の下縁部に車両前方側から後方側に向かってビス止めされると共に、上端部をメータフード部の芯材の裏面側に形成された突部に車両前方側から後方側に向かってビス止めされることにより、前記インストルメントパネル本体の芯材に取り付けられたことを特徴とする車両用インストルメントパネル構造。
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