JPH0778018B2 - 服用量単位の投薬成形体を製造する方法 - Google Patents

服用量単位の投薬成形体を製造する方法

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JPH0778018B2
JPH0778018B2 JP62500777A JP50077786A JPH0778018B2 JP H0778018 B2 JPH0778018 B2 JP H0778018B2 JP 62500777 A JP62500777 A JP 62500777A JP 50077786 A JP50077786 A JP 50077786A JP H0778018 B2 JPH0778018 B2 JP H0778018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は服用量単位の投薬成形体を製造する方法に関す
るものであり、特に高温時に塑性である活性剤と普通の
添加剤とを含む処方材料を固定又は移動基板上に配置さ
せるか又はフィルムで形成したブリスターの凹部中に導
入させ、その結果処方材料を冷却することにより投薬成
形体に移行させる服用量単位の投薬成形体の製造方法に
関するものである。
[従来技術] 薬剤、栄養剤、その他の類似物を投薬するために従来広
く使用されている固形投薬成形体は本質的に錠剤、糖衣
錠、軟質及び硬質ゼラチンカプセルである。これら投薬
成形体のすべてに要求されるものは第一段階では形付
け、第2段階では製品包装であり、それらの製品の形付
け及び包装は製品の要求条件(例えば安定性)と消費者
の要請(例えば欲求)を満たさねばならない。
上述した2段階工程の製品の製造は例えば、形付け工程
を必要としないで、包装工程によって特定の形状を与え
るか、或いはその粘度の結果として基板上で特殊な形状
にした後に凝固させることにより所望の形状どおりに簡
単な投薬処理を施すことができる便利な製品が製造でき
る時には製造コストの観点から有利ではない。服用量単
位の投薬成形体の1段階工程による非常に簡単な製造方
法が可能ならば、2段階工程の製造方法は製造工程で複
雑で、製造コストが嵩る欠点を有している。
必要な型に材料を充填する方法は周知のことであり、広
く利用され、以下に示した。特許文献に記載のように薬
剤分野にも応用されている。西独特許第1017322号明細
書には型とパックとを使用し、坐薬、口内錠剤等のよう
な薬剤の末加工品をそのまま販売ならびに使用できるよ
うに成形する方法が記載されている。しかし、それには
2つ又はそれ以上の蝶番結合された互いに接続している
型部材が必要で、各型部材の肉厚は有効に成形される材
料の厚さの半分以上にしなければならない。パックに充
填された個々の服用量単位の投薬成形体を手で分離する
ことは不可能である。
成形された末加工品を取り出すため必要な折重ね部分を
開いて型部材からパックを離し、滑りカバーの全長をパ
ックから剥離する必要がある。これはゴミと微生物のた
め、パック中に残っている別の服用量単位の投薬成形体
を汚染させてしまうおそれがある。西独特許第1017322
号明細書には成形フレームによって端縁まで薬物を充填
できるようにした型部材に対する充填について記載して
いる。成形のあと突出し凝固する薬物を削り落して使用
するようになっている。この充填方法はその不正確な配
量の結果として薬事上適切ではなく、このようにしてで
きる薬剤は今日の要求に合うことがない。
同じことが西独特許第1947684号明細書による包装投薬
成形体の製法に関しても言える。この方法は前述した西
独特許第1017322号明細書に記載の先行技術をさらに発
展させたもので、形成フレームを有孔フィルムに置き換
えて、服用量単位の投薬成形体のより清潔な充填を確実
に行うようにしたものである。しかし、ここでもこれは
複雑で、継続的でしかも衛生上信頼性がなく、従って十
分に満足できるものではない。
その後に油脂含有材料の形成する方法がさらに開発され
た。たとえば、フィルムから予め形付けした分離可能な
中空型つまり中空凹部を溶融坐薬材料で充填していた。
冷却炉を通過後に、前もって開口してある型が封止され
る。毎時約25,000個の坐薬が高価な自動化機械を用いて
生産することができる。しかしこの方法では40℃以下の
溶融点を有する油脂に限定しなければならず、その溶融
油脂が低粘度のため成形および冷却工程中に固体物質が
沈澱してしまう欠点がある。更に別の欠点は溶融と再冷
却のため使用した油脂の物理的パラメーターに生じる変
化によって溶融点が変わり、成形物品が破砕し易くなっ
てしまうことである。
坐薬形成に関連して得た知識を服用量単位の経口投薬成
形体に移転することが試みられた。例えば西独特許出願
公開第2710307号公報は混合物を平板状凹部を有するベ
ルトにのせて、平板形状に製造される服用量単位の固体
薬剤を製造し且つ包装する方法を開示している。担体物
質は油脂、油脂混合物、他の類の脂質物質及びその配合
剤で形成でき、その溶融点は37℃以上好ましくは43℃以
上である。西独特許出願公開第2710307号公報には本発
明にとって重要な説明があり、それは担体物質と活性配
合剤の溶融混合物を測定装置の有無にかかわらず凹部に
注入するという点である。これは混合物が低粘度と液化
状物質の混合物であって注入可能であるが、固体物質が
沈澱する危険が本質的に内在しており、使用できる担体
物質が制限されてしまうことを意味する。
西独特許出願公開第2710307号公報の方法についての記
載は活性物質用の基材として使用することができる比較
的低溶融点の油脂とワックスを使用すること以外には触
れていない。これらの製品を破損させないで箔の凹部か
らどのように取り出すことができるのか、油脂としてど
んな味がするのか、またどんな剥離率が期待できるかに
ついては未解決のままである。少なくとも市場で成功し
た製品は未だ不明である。
前述した特許明細書及び特許公報でわかることはその成
果は満足すべきものでなかったことである。まず第1
に、担体物質の使用を油脂や臘(ワックス)のような比
較的低溶融点の材料に限定し、第2に型への材料の導入
が注入工程に限定されていることである。
[発明の開示] 本発明の目的は西独特許出願公開第2710307号公報に記
載されているものよりも有利なマトリックス材料の加工
が可能で、体温以上の温度における高い粘度を有し、簡
単且つ経済的な方法で3000mPa.s以上の粘度値を懸濁配
合剤の不利な沈澱傾向なしに高品質の個々に配量した投
薬成形体に供給できる服用量単位の投薬成形体の製法を
提供することにある。
本発明によれば、この目的は処方材料を体温以上の軟化
温度範囲を有するゾル対ゲルの比率に基づき、体温以上
に加熱させ、圧力作用下において3000mPas以上の粘度を
もって配量することにより解決する。
従って、本発明の要旨は配量さるべき処方材料が体温以
上の軟化点範囲を有しているということである。従っ
て、本発明の処方材料は熱可塑性又はプラストマーの性
質を有している。これらの材料は標準温度では本質的に
永久的な形付けを行うことはできない。従ってこれらの
材料は標準温度で硬質であるが、加熱されると逆に軟化
し、高温で究極的に粘着材料の状態にしだいになるため
に機械的に比較的容易に成形できる。本発明の要求条件
を満たすためには処方材料が体温以上の軟化温度範囲を
有することが常に要求されている。熱可塑性材料の要求
条件又は特性は以下に詳細に説明した担体材料により決
定されることは明白である。しかし、可塑化添加物その
他同種類のもののような添加物もまたそれに及ぼす影響
力がある。担体材料の最低粘度が3000mPasであることが
本発明のもう一つの要求条件である。しかし、この粘度
値は大いに上廻ってたとえば50,000mPas位まであるいは
100,000mPas以上にでも、さらに最高500,000mPasにでも
上昇させることができる。
本発明による方法は粘度が3000mPas以上の担体材料につ
いてはポンプでの簡単な排出と注入工程の使用が不可能
であるため、500,000mPasの粘度でも処理のできる配量
装置を用いて特に適好に実施させることができる。
配量装置は特に高温で作動する加熱装置によって構成で
き、その加熱装置は制御可能な弁を有し、その弁に対し
てピストンポンプ又は歯車ポンプが均一な高圧を発生さ
せる。前記弁を正確に時間に従って制限した開口部を通
して充填させる処方材料を常に一定量だけ排出する。組
込みノズル又は充填針は中空型及びブリスターの凹部の
清浄注入又は基板上に対する正確な塗布を確実にする。
配量が行われる圧力は一般に2バール以上であるが、配
量されるべき加熱処方材料の粘度に依存する。10乃至70
バール、特に35乃至55バールが都合がよい。
この種の充填機の基本的な装置はたとえばプラナトル
ヴェルク社又はゲルハルツ ドジエルテクニーク社によ
り供給されるもので、第4図に図示してある。このよう
な装置の必須の構成部材は加熱できる予備加熱及び加熱
タンク1であり、加熱タンク1から配量されるべき保温
材料をタンク1中に突出している歯車ポンプ2により調
整可能な圧力下で加熱可能な高圧ホース3に導入する。
本装置は高圧ホースに連結した出口を1個以上備えるこ
とができる。高圧ホース内の圧力を最高160バールにで
きる。これらの高圧ホース3はばね取付けボール弁とノ
ズル5を装着した加熱可能な配量ヘッド4に連結されて
いる。制御した圧縮空気を使用することによって1/1000
秒で計算された弁開閉サイクルが得られ、弁の上流の圧
力作用として同一量の材料を同じ圧力と同じ開閉時間で
常に排出する。加工されるべき材料のどんな糸曳きも種
々の大きさのノズルと配量ヘッドでの温度変化により防
ぐことができる。射出針として構成したノズルのほか
に、円錐形ノズル、複式および多重ノズルまたはサーフ
ェスノズルも使用できる。調整及び制御可能な電子装置
6は事前に決められた圧力ならびに温度値の監視と注意
を確実にする。同期回路装置を使用して歯車ポンプと型
を運ぶベルトとの速度をお互いに合致させることができ
る。
本発明の目的を完全に実現するために、前記基本装置に
たとえば走行してゆく型の上に型1個につき数発射で射
出できるような方法で射出ヘッドを配置するようにする
変形例を施すことができる。この変形例はさらに移動可
能な方法で設置でき、それによって分析目的たとえば装
入材料の均質性或いは発射注入重量を決定するため装入
見本を得ることが可能である。
複数の射出ヘッドが同時に使用されそして中央装置によ
り制御されているので1時間当り100,000個以上の型の
充填が容易に可能である。生産速度は凹部又は型の機械
的走行によってのみ制限されるが、個々のノズルは1分
当り1,000サイクル以上をこなすことができる。このよ
うにして、この種の充填システムは予め形付けした凹部
又は型の充填に従来使用されてきた装置よりもはるかに
高い生産速度を可能にする。
射出ヘッドの配量の正確性は充填ラインから分離して処
方材料を取り出し秤り皿に別個に射出することにより点
検できる。深絞り成形凹部に充填量500mgとして1時間
当り70,000個の生産速度に対し、配量の正確性はプラス
−マイナス2%以下であり、標準偏差も1%以下である
ことがわかった。正確に充填するために処方材料の量を
点検するレイタス装置を充填工程中の連続検査に使用で
きる。充填した処方材料上に密封ストリップを平衡に通
過させて配量を均一にすることも可能である。
上述した工程の結果として、担体物質を少量しか用いな
くとも高濃縮溶液または活性物質の懸濁液の加工が可能
であり、充填は極めて高い正確度で行うことができる。
高粘度溶液又は高粘度懸濁液の場合、前述の沈澱傾向は
大いに除去される。この充填装置は500,000mPas以上の
粘度を持つ材料の加工を可能にする。従って、小さくて
薄い種類の服用量単位の投薬成形体が得られ、容易に飲
み込むことができる。
上述した配量工程において、最も簡単な場合に周囲温度
で冷却するか又は周囲温度以上に加熱するかのいずれか
で、また固定型か可動型かのいずれでもよく、基板上に
型を用いないで射出成形できる服用量単位の投薬成形体
を製造することが可能である。被加工材料の粘度と温度
が所望の商品の形状を決定する。これは平板状の外観を
有する平な菱形またはキャップ形状の製品を導く。前記
基板がたとえばコンベヤーベルトのようなもので射出工
程中に移動させる場合に、小さな棒又は細片が得られ
る。偏心円盤を用いて、噴霧ヘッドを同時に異なる方向
に移動させることにより非常に変化のある製品形状のも
の、たとえば心臓や胃のような内蔵の形状をとることが
でき、この方法で製造された製品の特定表示範囲を指示
できる(第1図)。
本発明の原理に従い、ブリスターパックに充填する方法
の実施態様について説明する。非常に変化の生じる種類
の箔やフィルムからブリスター又はカプセルを形成し、
これらに処方材料を充填した後に通常アルミニウムを被
覆したものから成る被覆フィルムか又は箔で密封する。
封入された処方材料は被覆箔から押し出され、その結果
使用可能となる。本発明の方法のこの特徴はさらに多数
の形状と大きさの異なる服用量単位の投薬成形体(第2
図)の製造を可能にする。製造の押し出しを容易にする
ためにブリスターは多少円錐形状にしてある。
本発明の方法の最も適切な使用は中空型又は凹部、即ち
供給部を除きまわり全部を密閉した形状や大きさの型に
充填することにより構成される。
このような凹部を形成するには、導入さるべき中味と融
和性があるならばすべて市場で入手できる形付け可能で
密封可能なフィルムと箔を使用することができる。好ま
しくはポリエチレン加工のPVC、PPまたはPVDCフィルム
のような熱可塑性樹脂と、所望の中空型に形付けできる
条件でプラスチック加工アルミニウム箔との共用が特に
適する。さらにプラスチック加工紙の使用も可能であ
る。前記フィルムの特別の色または塗装は封入製品の光
防止、防湿や酸化防止になる。製品確認のためなにか他
の方法でフィルムに印をつけることができる。フィルム
という用語は、フィルムすなわちプラスチックフィルム
や金属箔または同様に被膜紙や板紙材料やその他同種の
ものを含み、フィルムから中空型つまり凹部の形付けと
いうこの目的のために使用できるすべての材料を包含す
ることを意味する。
凹部を形成するには種々の異なる工程を使用することが
できる。以下に説明する工程は好ましい実施例を構成す
る。型を使用して、対称又は非対称の半凹部を2つのフ
ィルムから形成することができ、その2つのフィルムを
それらの端縁で液密的に溶着させる。筒状開口部を凹部
の上方部分に備え、筒状開口部は処方材料を導入するた
めに用いられる。充填開口部を充填工程につづいて普通
の方法で封止すると全体が液密的な容器になる。形付け
と充填は個々の凹部が複数の細片の形状で取付けられ、
複数の細片から使用者が個々の服用量単位の投薬成形体
を分離できるような方法で行うことができる。凹部に配
置された製品をフィルムから引裂いて露出させる。
個々の場合において、フィルムは片方のフィルムが他方
のフィルムの上に数ミリメートルだけ突出している小さ
な未封止部を有する場合特に有利である。この重複して
いない部分がフィルム分離を容易にする。
個々の凹部は例えば順番に分割できる構造を備えること
ができ、それにより製品の区分け例えば小児の服用量あ
るいは固形品の1日3回服用量分を分割することを可能
にする(第3図)。
第1図は本発明によって得られる投薬成形体又は凹部の
多数の実施例を示す。
ブリスターパックや予備成形の中空型を用いることなく
処方材料を充填及び成形することにより処方材料の成形
体を製造する本発明の方法は西独特許出願公開第271030
7号公報に記載されている公知の処方材料と全く異なる
物質と材料から成る処方材料用いるもので、加えて、公
知の投薬成形体と比較して本発明の極めて重要な利点を
以下に説明する。
坐薬型に充填する封入材料又は西独特許出願公開第2710
307号公報に記載の装入材料は好ましくは比較的に低い
溶融の油脂であるのに対し、本発明の方法によれば基本
的な処方材料に適切な物質は例えばゲル形成剤に属する
原材料にさせることができる。熱でこれら成形体は水
や、他の溶剤や、可塑剤で溶融する。ゲル形成剤の溶解
は100℃以上の温度で行うことができる。更に、補助剤
と活性物質は冷却溶剤に練り込むことにより混合でき
る。周囲温度で粘度は50,000乃至800,000mPasである。
上述した配量装置で得られた物品は弾力性、耐破壊性が
あって、のみこんだり、なめたり、かんだりすること
に、或いは口内使用又は舌下使用に適している。これら
は体温で油脂のように溶融しないで、その代り計画され
た変動速度で液体に溶融する。水が混合目的のために使
用される場合に、水を処方材料中に存在させておくか又
は物品を例えば空調キャビネットに入れて一定の水分含
有量まで乾燥させ、それによって硬度と弾力性が制御で
きる。
補助剤と活性物質の溶融性機能として、その活性物質の
制御可能な異なる作用があるが、補助剤の性質と量に関
しては多少変化させることができる。これは著しい溶出
遅延作用を有する物品を容易に製造することを可能にす
る。
本発明によって得ることができる特定の投薬成形体は胃
液に強い製品である。胃液に溶解しない物質又は物質混
合物を基本の処方材料に混入することにより、或いはこ
のような物質または物質混合物を用いることによって、
薬局方で決められた胃液耐性試験に耐えることができる
製品を作ることが可能である。
本発明の投薬成形体はさらに最初に溶出作用する服用量
と溶出遅延作用の服用量とを1つの服用量単位にした製
品の生産を可能にする。これについの特別な例は速効性
であって、短時間だけ作用して持続性のない催眠薬であ
る催眠性クロラール含水化合物より構成されている。患
者が夜間に二回以上もこの薬剤を服用する必要をなくし
て乱れのない熟睡ができるようにするには、翌朝に少し
のあと作用も残さないよう1晩に1回の服用だけでざっ
と8時間の睡眠が約束されることが望ましい。従って、
本発明によって、異なる溶出作用特性を有する2種又は
3種のクロラール含水化合物の含有処方材料を製造し、
中空型つまり凹部に重ね合わせ方法で連続的に注入す
る。その製品はそこで第3図aのように見え、たとえば
個々の処方材料の異なる着色を介して異なる層を明確に
形成できる。この着想をさらに開発したものが根本的な
配合相反物質の配合物の加工であり、たとえばビタミン
とミネラルの混合物を形成させることができる。第1の
注入はビタミン処方材料、第2は保護膜としての中性処
方材料でありそして最後に第3の注入として第3図aの
ものと同一層の作用をなすミネラル処方材料を導入す
る。この場合基本的な処方材料は単一個形物品を備える
ために合体させる必要がある。さきにすでに指摘したよ
うに、充填システムの個々の射出ヘッドをこのような射
出順序に配置するにはなんの困難も起きない。従って、
上記の実例に関連して与えられる一般的な条件により、
本発明による重ね合わせ層の投薬成形体を製造すること
ができる。
口内又は舌下投薬に適切な製品は本発明の基本原理によ
り多くの種類の形状および組成物で製造することができ
る。従って、たとえば、表面積の小さい球体か表面積の
大きい細長いストリップを形付けし且つ成形できる。直
ぐ溶ける物質か、ほとんど溶けない物質か、あるいはそ
の混合物を口内中において所望の滞留時間の機能として
薬剤を製造するのに使用することができる。本発明の重
要な利点は口内粘膜に長時間付着し、従って使用した活
性物質と粘膜とが密着できる薄手の物質を加工できるこ
とにある。
本発明を利用するもう一つの可能性は、かんだりなめた
りする物品であって、その溶融性が急速なものからチュ
インガムのようなものに至る種々のものを製造できるこ
とにある。たとえば口内消毒剤及び咽喉消毒剤や収斂剤
あるいは呼気清涼剤として周知の物質を埋め込むことが
可能である。さらにいくらかの研磨効果がありかむと歯
の清浄に役立つ不溶性物質を基本処方材料に埋め込むこ
とも可能である。粘着性懸濁液として膜形成方法で胃の
粘膜に貼り付くところのかめる制酸剤は本発明により得
られるかめる製品の利用分野を成形する。この実施例に
おいて、本発明の投薬成形体の卓越性は特に明らかであ
る。これまで周知のかめる制酸剤はかんでいる間にこな
ごなに砕く方法で分解する錠剤によって形成されてい
た。個々の粒子は咽喉を刺戟して咳につながる。本発明
による投薬成形体の場合においては粘着性懸濁液を口内
で形成し、その粘着性懸濁液は胃の粘膜の刺戟なしに飲
み込むことができる。
本発明によれば、体液の存在において微細に処理された
小滴に分解し、従ってその中に溶解されている可能性の
ある油脂や物質の吸収を容易にするたとえば油中水滴形
乳濁液又は水中油滴形乳濁液を充填することもまた可能
である。本来これらの乳濁液は凹部からそれらを除去す
ることができるようにするためほぼ40℃以下で凝固しな
ければならない。
本発明はさらに、特別なpH又はHLB値の保証又は確保に
必要な物質を製造する服用量単位の投薬成形体に添加す
ることも可能にする。この物質はたとえば緩衝剤混合物
又は特別なHLB値をもつ乳化剤である。
酸素を充填することが問題であるゼラチンカプセルの場
合と異なり、これらを本発明により得られる製品に容易
に加工できる。その理由は酵素により破壊的化学作用を
及ぼし、そのため酵素活性を減少させるところの被覆剤
や補助剤の使用を必要としないからである。
本発明の別の利点は担体に油を付加することにより軟質
ゼラチンカプセルの製造のために通常用いられている油
性物質の加工が直ちに可能になることである。この混合
物をゲル形成剤と共に流出又は漏れない凹部に射出す
る。これは硬質や軟質カプセル充填のためには考えられ
ない水溶液を加工することも可能にする。
本発明の投薬成形体の可能な利用の範囲は上述した通り
であるが、それは実際には無作為に拡大できる。
下記の物質及び類似物質又は担体材料は本発明の方法に
有利に使用することができる。アルブミン、ゼラチン、
カゼイン、植物蛋白質、ゼイン、レシチン、寒天、アラ
ビアゴム、ペクチン、アルギン酸塩、キサンタンガム、
天然および変性澱粉、マルトデキストリン、メチルセル
ロース、エチルセルロース、セルロースエーテル多糖
類、カルボキシメチルセルローズ、エーテル化カルボキ
シメチルセルローズ、ヒドロキシプロピルセルローズ、
ヒドロキシプロピルメチルセルローズフタレート、セル
ローズアセテートフタレート、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢
酸ビニルフタレート、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリル酸、メタクリル酸及びメタ
クリル酸重合体、ポリエチレングリコール、ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレン重合体(ポロサルコ
ル)、トリグリセリド、部分グリセリド混合物、エトキ
シル化部分グリセリド、長鎖脂肪酸とその塩類、珪素、
コロイドケイ酸、ベントナイト等。
可塑剤として使用可能の物質はたとえばグリセリン、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、アセチ
ルトリブチルクエン酸、トリアセチン、酒石酸ジブチ
ル、フタル酸ジブチル、ソルビトール、ソルビタン混合
物、グルコースシロップ等である。
完壁さの理由で、たとえば乳白剤、染料、フレーバー、
甘味料、保存料とその他同種類のもののような添加剤を
本発明により得られる製品に加えることもできる。
前述の材料は凝固処方材料と中空型の凹部の内面との間
の粘着を最少限に減少させるので処方材料の製造に非常
に適していることが本発明にとって重要である。ほとん
どの場合に、一般的な熱可塑剤や担体または処方材料は
完全に分離できる。しかし、これが個々において可能で
ない場合、本発明は有利な助けを備えているので、それ
に関する例を以下に記載する。
必要ならば、本発明よればフィルム表面と処方材料との
間の膠着または粘着を防ぎ、或いはそれを最少限に減少
させるために処方材料で充填するに前に分離被膜をフィ
ルムの凹部に供給することが可能である。好ましくは、
処方材料と分離剤との組が親油性と疎油性、あるいは親
水性と疎水性との関係を有する。この目的のために好ま
しい物質はたとえば、タルク、澱粉とその他同種のもの
である。更に、凹部に油脂や珪素のような分離剤を霧化
又は噴霧することも可能である。結局このような物質は
凹部内に拡がるブラシの様な回転道具を使用して内壁に
塗布することもできる。深絞り成形パックに関しても同
様に塗布する。
中空凹部の準備に先立って該フィルムの片側に分離剤を
塗布することが有利であり、準備された面には続いて凹
部の内面を形成する。
しかし、上述した被覆工程は凹部の内壁に分離媒体とし
ての機能を行うものでない他の被膜を塗布することを可
能にする。その被覆は分離媒体に代り、潤滑材は染料、
フレーバー、甘味料、保存料等のような担体被膜として
作用するとともに、製品の塗布又は投薬に都合よく影響
する。この担体被膜は導入処方材料に接合して、固形物
品のまわりにジャケットの様に配置される。これは製品
の外被膜だけに、たとえば着色や着香を施すことがで
き、それにより完全装填において相当多量に均一に配分
しなければならない矯正剤を大いに減少させることがで
きる。
本発明は多数の利点につながることは明らかであり、従
って、これは費用節約と、上述した欠点をもたない経口
投薬成形体の環境的に有益な製造を可能にする。このよ
うにして、容易に大量生産できる費用のかかならい製品
が入手できる。種々の適応に対してほとんど無制限に多
数の異なる処方材料を使用することができる。本質的に
相反する物質を互いに反作用させないで服用量単位の投
薬成形体内に存在させることができる。さらに、たとえ
ば活性剤の溶解度に影響を及ぼす個体物質及び液体物質
のような補助剤を同じ場所で大量に加工することもでき
るので、活性物質を計画的に溶融させることができる。
本発明の方法を説明することにより、多数の投薬成形体
の形付け工程はパックが同時に型付け部材を形成するた
め不必要なものとなることが明らかである。従って、包
装機に物品を供給することに関してまた、軟質ゼラチン
カプセルの場合に従来避けることができなかったような
寸法許容差に関する包装問題はない。製品を液状でパッ
クに直接導入し、充填開口部を封止するので、生産中に
又は包装中に従来周知の工程で起きうるような異質の糖
衣やカプセルのような異物の混合する可能性は生じな
い。フィルム、型及び中味を特別に形付けするので製品
に関する混乱を排除することができる。
本発明はまた大量の物質、すなわち一方では補助剤又は
活性物質を、他方では固体や液体物質を同じ場所で加工
することを可能にする。これは活性物質の溶出を調整で
きる製品や、胃液耐性の製品を製造することができる。
更に、かんだりなめたりする物品の生産も可能である。
飲み込んだり、胃液耐性製品として構成されたものでは
ないが、一般に弾力性のある各種の製品はかんで、小片
にして飲み込むことができるので、飲込みが困難な患者
又は錠剤投与を好まない患者の場合には救いとなる。
本発明はさらに多くの経済的利点を備えており、従っ
て、別個の形付け工程が不必要になり、これそのものが
周知の方法に比較して費用の大きな削減になる。単位時
間当りの充填の高出力速度と、同時に包装される投薬成
形体の高い生産速度と、容易に設置できるオンライン制
御方法は費用節約のために合理化となる。本発明の方法
はまた、すべての周知の従来のカプセル製造方法の代り
として適切である程度にまで、費用のかかる空調プラン
トや溶剤回収設備を不必要にすることができる。カプセ
ル製造の場合とちがって、原材料が全然浪費されないの
で(軟質カプセル生産の場合ほぼ50%、軟質カプセル生
産の場合ほぼ30%の浪費)これもまた明白な費用の節約
につながっている。
本発明の方法は環境に損害を与えることなしに実施する
ことができる。
次の実施例は本発明の方法をさらに詳述する。
最も変化のある種類の担体は異なる使用目的を得るため
に最も変化のある方法で組合わせて使用することができ
る。本発明の方法の実現性の多様性は実施例によって示
すことができる。
第1実施例 ゼラチン 120g 70%ソルビトール溶液 180g 水 373g 水溶性蛋白質水解物 600g ソルビン酸 5g カラメル 12g 食肉抽出フレーバー 10g 1300g ゼラチンを70℃の温度でソルビン酸水溶液に溶解させ
る。フレーバー、カラメル、ソルビトール溶液と蛋白質
水解物を次々にこの溶液に添加する。この混合物を暖め
て排出する。35℃乃至40℃の軟化点範囲を有すると共に
7,000mPas以下の粘度を有するその処方材料を、温度56
℃圧力48バールで10℃に冷却した基板上に各場合とも13
00mgで噴霧または霧化する。20%の相対温度と周囲湿度
で個々の服用量単位が1090mgの目方になるまで乾燥が行
われる。
第2実施例 分解エステル化澱粉 120g (エムスランド スタルケ ゲゼルシャフトミット ベ
シュレンクテル ハフツング社により商標「エムガム」
で販売) 酸化小麦澱粉 180g (エムスランド スタルケ ゲゼルシャフトミット ベ
シュレンクテル ハフツング社により商標「エモック
ス」で販売) 砂糖 50g 75%グルコースシロップ 175g 水 200g クロルヘキシジン 6g カルニカ抽出物 10g くえん酸:くえん酸塩ナトリウム1対1 20g ショウガフレーバー 7g 768g 砂糖、グルコースシロップと水を透明な溶液が採れるま
で110℃に加熱する。双方の澱粉を70℃に冷却した溶液
に強く撹拌しながら導入する。その混合物を90℃になる
よう加熱する。70℃になるよう再度冷却した後、残りの
物質をそれぞれの重量の下から順に均一に混合する。37
℃乃至42℃の軟化点範囲を有すると共に10,000mPas以下
の粘度を有するその処方材料を、温度70℃、圧力90バー
ル、また配量のヘッド温度を85℃にして平板状の凹部を
有するブリスターに注入する。各服用量単位の中味は75
0mgある。密封が剥離フィルムで行われる。
第3実施例 強心配糖体 0.5g 天然飽和偶数植物性脂肪酸の一部 エトキシ化グリセリド混合物 100.0g (ダイナミット ノベル社により商標「ソフティゲン76
7」で販売) ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン重合体(以
下「ポロサルコル」と称す) 700.0g ポリエチレングリコール400(以下「ペグ」と称す) 19
9.5g 1000.0g 60℃に保持された溶融ポロサルコルを60℃に加熱したペ
グに適度に撹拌しながら導入する。45℃に加熱したソフ
ティゲン767中の強心配糖体を第1溶液に入れて均一に
撹拌する。37℃乃至40℃の軟化点範囲を有すると共に5,
000mPasの粘度を有するその処方材料を45℃に冷却させ
て、10℃まで冷却した名円形凹部に22バールの圧力で20
0mgの量で注入する。冷却した凹部を直ちに封止する。
第4実施例 ゼラチン 240g ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート 90g (シンタファーム社により商標「HP55」で販売) 水 389g 25%アンモニア 21g 85%グリセロール 260g 1000g ゼラチンとHP55の均一粉末混合物を撹拌しながら水とア
ンモニアの混合物に導入する。すべての粉粒子は均等に
湿潤されることが重要である。周囲温度で12分の膨潤時
間の後に、その脆い材料を空包の中で90℃の温度で溶融
する。40℃に加熱されたグリセロールを得られた粘性材
料に入れて撹拌する。冷却された材料は胃液耐性投薬成
形体の基本処方材料で、37℃乃至45℃の軟化点範囲を有
すると共に10,000mPasの粘度を有している。その処方材
料を製造中にたとえばエリトロシンで染色することによ
り、配量部分がブリードなしに人工胃液(0.1nHCl)に
対し2時間の耐性があることを示すことが可能であり、
緩衝液(0.2mNa2HpO4液773ml+0.1mくえん酸溶液227ml;
pH6.8)への移行後、それらは26分間内に一様にまた残
液を残すことなしに溶解する。
充填材料たとえばトウモロコシ澱粉を基本処方材料に練
り込んで胃液耐性を保持させる一方、人工腸液中での溶
解度を数時間に制御して延長することができる。
第5実施例 ゼラチン 240g 酢酸フタレートセルロース 90g 水 410g 85%グリセロール 260g 水溶性蛋白質水解物 600g 1000g この処方材料を第4実施例と同一方法で調合するとその
配量部分は第4実施例のものと一致する。
第6実施例 ポリビニルピロリドン(PVC) (BASF社により商標「コーリドン30」で販売) 50g 酢酸澱粉 250g (エムスランド スタルケ ゲゼルシャフトミット ベ
シュレンクテル ハフツング社により商標「エモックス
170」で販売) 85%グリセロール 250g 水 230g マルトデキストリン 480g ジフェンヒドラミン−HCl 10g フェンネル蜂蜜フレーバー 10g 1280g 水とグリセロールを混合する。PVPをその冷液に導入し
て完全に溶解するまで撹拌する。撹拌しながらマルトデ
キストリンを先ず95℃に加熱した溶液に溶解させその
後、また95℃で澱粉中で撹拌する。ジフェンヒドラミン
とフレーバーとを75℃に冷却した混合物中に均一に練り
込む。40℃以上の軟化点範囲を有すると共に12,000mPas
の粘度を有するその処方材料を1280mgで温度65乃至70
℃、圧力95バールでブリスター中に充填し、その材料の
凝固の直後これらを剥離フィルムで密封する。
【図面の簡単な説明】
第1図は基板上に配置させた本発明の服用量単位の投薬
成形体の各種の形状を示す説明図、第2図はブリスター
の凹部に導入させた本発明の服用量単位の投薬成形体の
各種の形状を示す説明図、第3図は筒状開口部を有する
ブリスターの凹部に導入させた本発明の服用量単位の投
薬成形体の各種の形状を示す説明図、第4図は本発明の
服用量単位の投薬成形体を製造する装置の概略図であ
る。 1……加熱タンク、2……歯車ポンプ、3……高圧ホー
ス、4……配量ヘッド、5……ノズル、6……電子装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温時に可塑性があり且つ体温以上に定め
    た軟化点範囲を有するゾル/ゲル比率に基づく従来の添
    加剤と活性物質とを含む処方材料を体温以上に加熱し、
    3000mPas以上の粘度で圧力作用下において固定又は移動
    基板上に配置させるか又はフィルムから形成したブリス
    ターの凹部に導入し、その後冷却させることによって処
    方材料を投薬成形体に変形させる服用量単位の投薬成形
    体を製造する方法において、服用量単位の保温処方材料
    を加熱タンクから送出し、調整可能な弁を備えた高圧で
    作動する加熱可能な配量装置に転送させ、該配量装置の
    調整可能な弁にピストンポンプ又は歯車ポンプにより均
    一な高圧を形成させ、正確な時間に従って制限した弁の
    開口部を通して配量される保温処方材料の一定量を基板
    上に排出させるか、又はブリスターの凹部に導入させる
    ことを特徴とする服用量単位の投薬成形体を製造する方
    法。
  2. 【請求項2】服用量単位の保温処方材料を加熱タンク中
    に突出しているポンプにより調整可能な圧力の下で加熱
    可能な高圧ホースに導入させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】加熱可能な高圧ホースをばね取付けボール
    弁とノズルとを装着した加熱可能な配量ヘッドに連結さ
    せた特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】1/1000秒で計算された制御圧縮空気の弁開
    閉サイクルにより、同じ量の処方材料を弁の上流圧力の
    作用として同じ圧力と同じ開放時間で排出させることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】保温処方材料を固定又は移動基板上に配置
    し、形付け部材の使用なしに処方材料の温度と粘度及び
    配量ヘッドの運動に基づくだけで所望の投薬成形体を得
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の
    いずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】粘着力減少分離剤をブリスターの凹部の内
    部に塗布させることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】凹部を形成するフィルムには未封止部を備
    え、該未封止部において一方のフィルムを数ミリメート
    ルだけ他方のフィルム上に突出させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】処方材料と分離材は反親和性を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  9. 【請求項9】親油性処方材料の場合において、処方材料
    を導入する前にブリスターの凹部中に水を噴霧させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  10. 【請求項10】疎水性処方材料の場合において、凹部又
    は発砲部の内面を疎水性油で被覆させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  11. 【請求項11】ブリスターの凹部を熱可塑性材料か、熱
    可塑性材料を被覆したアルミニウムか、又はプラスチッ
    ク裏打ち紙から形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第4項及び第6項乃至第10項のいずれか1
    項に記載の方法。
  12. 【請求項12】ブリスターの凹部を形成する前に分離剤
    を形付けされるフィルムの片側に塗布し、その片側がブ
    リスターの凹部の内側を形成することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第4項及び第6項乃至第11項のい
    ずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】完成処方材料の収容と取り出しに有利に
    影響を及ぼす薬剤をブリスターの凹部の内面に塗布する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項及び
    第6項乃至第12項のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】薬剤が、染料、香料、甘味料、保存料及
    びつや出し剤であることを特徴とする特許請求の範囲第
    13項に記載の方法。
  15. 【請求項15】制御可能な溶出遅延作用を有する処方材
    料、胃液抵抗性を有する処方材料又は口内或いは舌下使
    用の処方材料を基板上に塗布するか、ブリスターの凹部
    中に配置させることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第14項のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】処方材料からかむ物品又はなめる物品を
    製造することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    15項のいずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】ブリスターの凹部に異なる処方材料を連
    続的に充填させることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第4項及び第6項乃至第16項のいずれか1項に記
    載の方法。
  18. 【請求項18】一方の処方材料には最初に溶出する材料
    を含有させ、他方の処方材料には溶出遅延作用を有する
    材料を含有させたことを特徴とする特許請求の範囲第17
    項に記載の方法。
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