JPH0777965A - 多分割画面表示装置 - Google Patents

多分割画面表示装置

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JPH0777965A
JPH0777965A JP5328758A JP32875893A JPH0777965A JP H0777965 A JPH0777965 A JP H0777965A JP 5328758 A JP5328758 A JP 5328758A JP 32875893 A JP32875893 A JP 32875893A JP H0777965 A JPH0777965 A JP H0777965A
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Yoshiaki Maida
佳秋 毎田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一画面上で複数映像を分割表示させなが
ら、且つ、その中の注視したい映像を拡大或いは等倍表
示等することにより、細かく観察することを可能とする
多分割画面用事装置を提供することを目的としている。 【構成】 複数の映像を異なった領域に分けて表示する
表示画面を有するディスプレイと、表示画面の分割数と
同数備え、入力された映像を表示画面の所定の分割領域
に表示するタイミングで前記ディスプレイに出力する映
像処理ユニットと、入力される複数の映像を所定の処理
ユニットに分配する入力映像分割手段と、映像処理ユニ
ットをコントロールして、所望の分割領域において映像
をズームアップ表示する表示制御手段と、を備えること
を特徴とする多分割画面表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、注視し
たい映像を拡大して表示画面全体に表示させるという上
記方法によれば、注視したい1箇所の映像については十
分に観察できるものの、他の箇所の映像については同時
に観察することができない。このため、注視したい1箇
所の映像を観察中に、他の監視箇所において異常が発生
した場合には、その発見が遅れてしまうという問題があ
る。また、細部が見えにくいという縮小映像の有する潜
在的な欠点は解決されない。
【0002】従って本発明は複数の監視カメラの撮影画
像を一の表示画面で表示しつつ任意の監視カメラの画像
を拡大表示できる今理的な多分割画面表示装置を提供す
ることを第1の目的としている。本発明の第2の目的
は、表示画面の各分割画面毎にバラバラに拡大、等倍表
示、PAN/TILT、ステップシフト等の表示切換え
が行える実用価値高い多分割画面表示装置を提供するこ
とにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は複数の映像を異なった領域に分けて表
示する表示画面を有するディスプレイと、表示画面の分
割数と同数備え、入力された映像を表示画面の所定の分
割領域に表示するタイミングで前記ディスプレイに出力
する映像処理ユニットと、入力される複数の映像を所定
の処理ユニットに分配する入力映像分割手段と、映像処
理ユニットをコントロールして、所望の分割領域におい
て映像をズームアップ表示する表示制御手段と、を備え
ることを特徴としている。
【0004】前記処理ユニットは画像メモリと、入力映
像を画像メモリに書き込む書込み手段と、メモリに書か
れた映像を、表示画面内の割り当てられた領域で表示す
るタイミングで読み出す読み出し手段とを備え、前記表
示制御手段は、ズームアップ表示しようとする処理ユニ
ットにおける書込み手段のメモリへの書込み速度及び/
又は読み出し手段のメモリからの読み出し速度を制御す
ることを特徴とする。
【0005】前記表示制御手段は、更に表示画面内の割
り当てられた領域で表示するための映像を走査フィール
ドから切り出すための切出し枠の大きさを選択する切出
し枠選択手段を備えることを特徴とする。前記表示制御
手段は更に、切出し枠を入力映像の走査フィールド内で
水平走査方向及び/又は垂直走査方向に所定速度で移動
する切出し枠移動手段を備えることを特徴とする。
【0006】前記表示制御手段は、更に入力映像の走査
フィールドを複数に分割し、切出し枠を一つの分割フィ
ールドから別の分割フィールドへと経時的に変更する切
出し枠変更手段を備えることを特徴とする。又、上記目
的を達成するため請求項6の発明は、表示画面の分割数
に相当する処理ユニットを有し、各ユニットが異なった
入力映像を表示画面上の割り当てられた領域に表示する
よう処理する多分割画面表示装置において、前記ユニッ
トは、画像メモリと、表示画面上の割り当てられた領域
において表示する、入力映像における切出し枠の大きさ
を選択する表示倍率選択手段と、選択された切出し枠内
の映像信号に応じた画素密度で前記画像メモリに書き込
む書込み手段と、画像メモリに書かれた映像信号を、表
示画面中の割り当てられた領域に表示するタイミングで
読み出す読み出し手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0007】前記書込み手段は、映像信号の各瞬時にお
ける走査フィールド内の座標を検出する座標検出手段、
検出される座標が切出し枠の範囲にあるかどうか判定す
る判定手段と、表示倍率に応じてサンプリングクロック
の周波数を変更するクロック周波数変更手段と、サンプ
リングクロックの周期で映像信号をサンプリングするサ
ンプリング手段と、水平方向の書込みアドレスを指定す
る水平アドレス指定手段と、垂直方向アドレスを指定す
る垂直アドレス指定手段と、前記判定手段が切出し枠の
範囲内にあると判定している各瞬時において、サンプリ
ング手段でサンプリングされた映像信号を、前記水平ア
ドレス、垂直アドレス指定手段で指定されたメモリ内領
域に書込む書込み制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0008】前記サンプリング手段がAD変換器である
ことを特徴とする。また、前記多分割画面表示装置は更
に、入力されてくる映像信号を基に画素クロックを作成
する手段を備え、前記クロック周波数変更手段は、表示
倍率を少なくとも拡大表示と等倍表示の二種類に変更可
能であり、少なくとも1の分周器と切換スイッチとから
なり、拡大表示の際は切換スイッチが画素クロックをサ
ンプリングクロックとして選択し、等倍表示の際は切換
スイッチが、画素クロックを分周器で分周したクロック
をサンプリングクロックとして選択すること、を特徴と
する。
【0009】前記水平アドレス指定手段は、サンプリン
グクロックをカウントする第1カウンタであり、垂直ア
ドレス指定手段は、映像信号に含まれる水平同期信号を
カウントする第2カウンタであり、前記第1カウンタ
は、前記座標検出手段の検出座標の水平方向成分が、表
示枠の水平走査方向の右端座標と一致したときリセット
され、第2カウンタは座標検出手段の検出座標の垂直成
分が表示枠の上端座標と一致したときリセットされるる
こと、を特徴とする。
【0010】前記座標検出手段が、前記映像信号に含ま
れる水平同期信号によってリセットされるまでの間前記
画素クロックをカウントするX座標カウンタと、映像信
号に含まれる垂直同期信号によってリセットされるまで
の間前記水平同期信号をカウントするY座標カウンタと
からなること、を特徴とする。
【0011】前記表示倍率選択手段は、切出し枠の大き
さを、前記X座標カウンタとY座標カウンタのカウント
値で形成される画面内における切出し枠の左上角の座標
値と右下角の座標値で出力する出力回路を含むこと、を
特徴とする。前記判定手段は、前記X座標カウンタ、Y
座標カウンタのカウント値と前記出力回路から出力され
る座標値の大小を比較するコンパレータであること、を
特徴とする。
【0012】前記出力回路は、切出し枠の左上角部の座
標値としてX方向開始座標とY方向開始座標とを格納す
るX方向開始レジスタ、Y方向開始レジスタ、右下角部
の座標値としてX方向終了座標、Y方向終了座標とを格
納するX方向終了レジスタ、Y方向終了レジスタとを含
むこと、を特徴とする。
【0013】前記多分割画面表示装置は更に、X方向開
始レジスタとX方向終了レジスタの格納する座標値の差
は同じで、格納する座標値を書き換える切出し枠X方向
移動手段を、含むことを特徴とする。前記切出し枠X方
向移動手段は、X方向開始レジスタとX方向終了レジス
タの格納座標を一定速度で増加方向に書き換える切出し
枠正方向移動制御部と、前記2つのレジスタの格納値が
増加する方向に書き換えられている場合においてX方向
終了レジスタの格納値と入力映像の走査フィールドの右
端座標とを比較する第1比較部と、X方向終了レジスタ
の格納値が前記走査フィールドの右端座標と一致すると
X方向開始レジスタ、X方向終了レジスタの格納座標を
一定速度で減少方向に書き換える切出し枠負方向移動制
御部と、前記2つのレジスタの格納値が減少する方向に
書き換えられている場合において、X方向開始レジスタ
の格納値と入力映像の走査フィールドの左端座標とを比
較する第2比較部とを有し、X方向開始レジスタの格納
値が前記走査フィールドの左端座標と一致すると、切出
し枠正方向移動制御部を起動することを特徴とする。
【0014】また、前記多分割画面表示装置は更に、Y
方向開始レジスタとY方向終了レジスタの格納する座標
値の差は同じで、格納する座標値を書き換える切出し枠
Y方向移動手段を含むことを特徴とする。前記切出し枠
Y方向移動手段は、Y方向開始レジスタとY方向終了レ
ジスタの格納座標を一定速度で増加方向に書き換える切
出し枠正方向移動制御部と、前記2つのレジスタの格納
値が増加する方向に書き換えられている場合においてY
方向終了レジスタの格納値と入力映像の走査フィールド
の右端座標とを比較する第1比較部と、Y方向終了レジ
スタの格納値が前記走査フィールドの右端座標と一致す
るとY方向開始レジスタ、Y方向終了レジスタの格納座
標を一定速度で減少方向に書き換える切出し枠負方向移
動制御部と、前記2つのレジスタの格納値が減少する方
向に書き換えられている場合において、Y方向開始レジ
スタの格納値と入力映像の走査フィールドの左端座標と
を比較する第2比較部とを有し、Y方向開始レジスタの
格納値が前記走査フィールドの左端座標と一致すると、
切出し枠正方向移動制御部を起動すること、を特徴とす
る。
【0015】請求項14の多分割画面表示装置は更に、
入力映像の走査フィールドが複数に分割されていて、前
記出力回路は前記Y方向開始レジスタ、Y方向開始レジ
スタ、X方向終了レジスタ、Y方向終了レジスタに格納
する座標を、一定時間おきに異なった分割フィールド部
分の始点座標、終点座標に書き換える回路を含むこと、
を特徴とする。
【0016】又、上記目的を達成するため請求項20の
発明は、複数の監視カメラから入力される複数の映像
を、監視カメラと同数のユニットで処理して同一表示画
面上に分割表示する多分割画面表示装置であって、各処
理ユニットは、画像メモリと、表示画面上の割り当てら
れた領域において表示する、監視カメラの走査画面内に
おける切出し枠の大きさを選択する表示倍率選択手段
と、選択された切出し枠内の映像信号に応じた画素密度
で前記画像メモリに書き込む書込み手段と、画像メモリ
に書かれた映像信号を、表示画面中の割り当てられた領
域に表示するタイミングで読み出す読み出し手段と、を
備えることを特徴としている。
【0017】また、前記多分割画面表示装置は更に、監
視カメラと各処理ユニットの間に挿入され、監視カメラ
と処理ユニットの接続状態を切替える接続切替手段を備
えることを特徴とする。また、前記多分割画面表示装置
は、監視カメラの走査フィールド内の表示枠を切り出す
位置を変更する表示枠切出し位置変更手段を備え、接続
切替手段によって一台の監視カメラの映像を何台の処理
ユニットに供給するかによって各処理ユニットの表示枠
切出し位置を変更することを、特徴とする。
【0018】前記書込み手段は、映像信号の各瞬時にお
ける走査フィールド内の座標を検出する座標検出手段、
検出される座標が切出し枠の範囲にあるかどうか判定す
る判定手段と、表示倍率に応じてサンプリングクロック
の周波数を変更するクロック周波数変更手段と、サンプ
リングクロックの周期で映像信号をサンプリングするサ
ンプリング手段と、水平方向の書込みアドレスを指定す
る水平アドレス指定手段と、垂直方向アドレスを指定す
る垂直アドレス指定手段と、前記判定手段が切出し枠の
範囲内にあると判定している各瞬時において、サンプリ
ング手段でサンプリングされた映像信号を、前記水平ア
ドレス、垂直アドレス指定手段で指定されたメモリ内領
域に書込む書込み制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0019】
【作用】請求項1の発明によれば、表示画面が処理ユニ
ットの個数と同数に分割され、各分割領域において異な
った映像が表示される。そして、表示制御手段の働きに
よって、任意の分割領域に映されている映像がズームア
ップ表示され得る。
【0020】この場合、ズームアップされる映像はあく
まで表示画面の分割領域の枠内において表示され、従っ
て他の映像も他の分割領域において同時に表示されてい
ることになる。又、請求項6、20の発明によれば、各
処理ユニットの表示倍率選択手段によって入力映像の走
査フィールドからの切出し枠の大きさを選択できるの
で、請求項1の発明と同様任意の分割画面において入力
映像をズームアップ表示できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明にかかる多分割画面アダ
プターの回路構成例を示すブロック図である。この装置
には、4つの監視カメラ(図示せず)から送出される各
映像信号が、カメラ入力端子1〜4を通じて入力され
る。各映像信号を入力するか否かについては、マイコン
10が、各入力端子1〜4に対応して設けられたスイッ
チSW1〜4を切り替え制御するようになっている。次
に、入力された映像信号は、対応するデコーダ1〜4で
カラーの解読がなされた後、PIPユニット1〜4に入
力される。PIPユニット1〜4では、各映像信号が縮
小映像信号に変換される。そして、PIPユニット1〜
4から出力された縮小映像信号は、D/A変換器5、L
PF6(ローパスフィルタのこと)、カラーエンコーダ
7、オンスクリーン8(文字挿入器のこと)を経て、4
分割出力端子9から出力される。
【0022】マイコン10は、上記スイッチSW1〜S
W4の他に、スイッチSW5及びSW6の切り替え制御
を行い、更に、上記PIPユニット1〜4、そしてキー
マトリクス11及びディスプレイマトリクス12を制御
する。スイッチSW1〜4の入力ポジションを上から順
に、、、とすれば、の入力ポジションは、対
応する入力端子1〜4から入力されてくる各映像信号を
4分割画面の1つに縮小映像表示する場合(QUAD
OUT)に使用され、の入力ポジション(図中、HA
LFと表示している)は、垂直方向に2分割した(な
お、水平方向に2分割することも可能である)画面の左
右に、入力端子1から入力された映像信号と入力端子2
から入力された映像信号を夫々縮小映像表示する場合
(HALF OUT)に使用され、の入力ポジション
(図中、HALFと表示している)は、同じく垂直方向
に2分割した画面の左右に、入力端子3から入力された
映像信号と入力端子4から入力された映像信号を夫々縮
小映像表示する場合に使用され、の入力ポジション
は、各入力端子1〜4から入力された各映像を、スイッ
チSW5を介してフル画面(4分割画面の全体)に等倍
表示する場合(QUARTER OUT)に使用される
ようになっている。
【0023】スイッチSW5は、マイコン10の指示に
より、各入力端子1〜4から入力されてくる各映像信号
の内の1つを選択して、ATT13(減衰器のこと)を
介し、スイッチSW1〜3の入力ポジション(図中、
QUARTERと表示している)及びスイッチSW6に
対して出力するようになっている。また、スイッチSW
6は、マイコン10の指示により、スイッチSW5から
出力される1の映像信号と、オンスクリーン8から出力
される4つの縮小映像信号(QUAD OUTされるも
の)の何れかをビデオ出力端子14から出力するように
なっている。
【0024】PIPユニット1〜4は概ね図2に示すよ
うに画像メモリ21と、このメモリ21に監視カメラで
撮影した画像(以下、原画面又は原画像という。)を書
込む書込み回路部分22と、メモリ21に書かれた画像
を読出す読出し回路部分23と、マイコン10からの情
報をPIPユニットで扱う論理信号に変換する回路部分
24とからなっている。
【0025】前記変換回路部分24は、キーマトリクス
11からマイコンに入力された拡大、等倍、縮小の表示
指示やいずれの監視カメラの画像を書込むかの指定情報
を所定の論理信号に変換するデータコンバート回路24
1と、データコンバート回路241からの信号に基づ
き、原画像のどの領域をメモリ21に書込むかを指定す
るX軸始点座標XSTART、X軸終点座標XSTO
P、Y軸始点座標YSTART、Y軸終点座標YSTO
Pの各信号を出力する回路242、243と、拡大表示
の指定の場合、書込み回路側及び読出し回路側のスイッ
チSW7、SW9を拡大表示する位置に切換える回路2
44と、いずれの監視カメラの画像に同期して表示する
かによって読出し回路側のセレクタ1〜3を切換える出
力選択回路245とからなる。前記X軸始点XSTAR
T、X軸終点座標XSTOP、Y軸始点座標YSTAR
T、Y軸終点座標YSTOPは、原画面から切り出す画
像の範囲を示している。例えば原画面を図3(a)のF
0 とした場合、等倍表示のときは、図中斜線を施した領
域F1 が切り出す画像の範囲であり、従って、その場合
のXSTART,YSTARTは領域F1 の左上コーナ
部の位置の座標、XSTOP、YSTOPは領域F1
右下コーナ部の位置の座標を意味する。同様に拡大表示
の際は、図中網かけした領域F2が切り出す画像の範囲
であり、XSTART,YSTARTはその領域の左
上、XSTOP,YSTOPは右下の各コーナ部の位置
の座標である。また縮小表示の際は、原画面F0 の左上
角部の座標がXSTART、YSTARTであり、右下
角部の座標がXSTOP,YSTOPである。尚、等倍
表示とは、メモリ21への書込み速度と読出し速度とが
等しいときの表示をいい、拡大表示とは読出し速度に対
して書込み速度が速いときの表示、縮小表示とは読出し
速度に対して書込み速度が遅いときの表示をいう。
【0026】書込み回路部分22は、監視カメラから出
力される映像信号若しくはそのうちの輝度信号Y(図示
例では輝度信号のみを使用している。)をメモリ21に
書込む回路で、同期分離回路2201、水平、垂直カウ
ンタ2204、2205、コンパレータ2206、22
07、水平、垂直アドレスカウンタ2208、2209
等で構成されている。同期分離回路2201は、監視カ
メラの輝度信号Yに含まれている水平同期信号HD、垂
直同期信号VDを分離して取出す。周知のように水平同
期信号は1走査線当り1個発生し、従って、1フィール
ドにおいては200数十個発生する。一方、垂直同期信
号は1フィールド当り1個発生する。
【0027】垂直カウンタ2205は水平同期信号HD
をカウントし、垂直同期信号VDによってリセットされ
るので、最終値は1フィールド当りの水平同期信号の総
数となるし、各瞬時のカウント値は、その瞬時に走査中
の走査線番号を示す。水平同期信号HDは垂直カウンタ
2205でカウントされる一方、PLL周波数シンセサ
イザー2202で周波数逓倍された後、分周器2203
を通して、画面上の1画素を走査する時間に1クロック
を発生する周波数まで分周される。そして、この画素ク
ロックは水平カウンタ2204でカウントされる。水平
カウンタ2204は水平同期信号HDによってリセット
されるので、水平カウンタ2204はリセットされる直
前に1走査線における画素総数を示すし、各瞬時におけ
るカウント値はその瞬間における監視カメラの水平走査
線上での走査位置を示す。
【0028】水平カウンタ2204の各瞬時のカウント
値は、コンパレータ2206で、X軸(水平走査線方向
の座標軸をいう)の始点、終点出力回路242の出力す
る始点座標XSTART及び終点座標XSTOPと比較
される。図4はコンパレータ2206を詳細に示す回路
で、始点・終点出力回路242の出力するXSTAR
T,XSTOPの値を格納するレジスタR1,R2と、
水平カウンタ2204の各バイナリ出力と前記レジスタ
R1,R2の各バイナリ出力とを比較し、一致するとH
レベル出力を発するアンド素子A10〜A18,A20
〜A28と、水平カウンタ2204のカウント値とレジ
スタR1の格納する値XSTARTとが一致するとHレ
ベルの出力を発するアンド素子XSと、水平カウンタ2
204のカウント値とレジスタR2の格納する値XST
OPとが一致するHレベルの出力を発するアンド素子X
Eと、両アンド素子XS,XEの論理和をクロック端子
clに入力され、かつアンド素子XEのH出力がリセッ
ト端子に加えられることにより、図5に示すように、座
標XSTARTからXSTOPまでの間、HレベルのW
E信号を発するDフリップフロップDFとからなる。D
フリップフロップDFの出力はアンド回路2210に一
入力として加えられている。
【0029】前記アンド素子XSの出力は図2中の水平
アドレスカウンタ2208にリセット信号として加えら
れている。水平アドレスカウンタ2208は、スイッチ
SW7から出力される画素クロック又はそれの分周出力
をカウントするもので、前記リセット信号のリセットに
よって座標XSTARTと一致した時点からカウント開
始する。そして、このカウンタ2208のカウント値は
メモリの水平方向アドレスを指定する。
【0030】コンパレータ2207は図示しないが既述
したコンパレータ2206と同一回路構成である。従っ
てアンド回路AND1には走査線が座標YSTARTか
らTSTOPに至るまでの間Hレベルの出力を与える。
また、垂直アドレスカウンタ2209には走査線が座標
YSTARTと一致したときリセット信号が与えられ
る。垂直アドレスカウンタ2209は、このリセット
後、水平同期信号HDを1個ずつカウントし、その時々
のカウント値によってメモリ21内の垂直方向アドレス
を指定する。
【0031】SW7は、AD変換器2214のサンプリ
ングクロック並びに水平アドレスカウンタ2208のク
ロックを選択するスイッチで、拡大表示時は図示の端子
1とt0 が接続され、等倍表示の際は端子t2 −t0
が、縮小表示の際は端子t3−t0 が夫々接続される。
端子t1 −t0 が接続されると、出力クロックは画素ク
ロックと一致し、従って、AD変換器2214は輝度信
号Yを画素毎にディジタル化し出力するし、水平アドレ
スカウンタ2208は1画素クロック毎にアドレスを1
つ増加する。端子t2 −t0 が接続されると、画素クロ
ックを分周器2211で分周したクロックが出力クロッ
クとなる。従って、AD変換器2214は輝度信号Yを
1画素とばしにディジタル化し、出力するし、水平アド
レスカウンタ2208はAD変換器2214からディジ
タル信号が出力される度にアドレスを1つ増加する。ま
た、端子t3 −t0 が接続されると、前記分周器221
1で分周したクロックを更に分周器2212で分周する
ことにより、4画素クロック毎に1クロックを出力す
る。従って、AD変換器2214は、監視カメラの4画
素毎に1画素の割合でディジタル化する。また水平アド
レスカウンタ2208はAD変換器2214からディジ
タル信号が出力される度にアドレスを1つ増加する。
【0032】スイッチSW8は、映像を縮小表示する場
合のみ、水平同期信号HDを分周器2213で分周して
アンド回路2210に加えるよう切替えるスイッチであ
る。従って、縮小表示以外の表示ではスイッチSW7の
接続は図示の状態となっていて、2つの水平同期信号H
DとHDの間の各期間においてアンド回路2210のゲ
ートを開くが、縮小表示の際は、2期間に1回の割でゲ
ートを開くことになる。
【0033】次に、輝度信号Yをメモリ21に書込む場
合の動作を説明する。説明の便宜上、オペレータが等倍
表示を選択しているものとする。監視カメラからの輝度
信号Yが入力されると、AD変換器2214で、2画素
毎に1画素の割でディジタルへ変換されてメモリ21へ
向けて送出される。今、監視テレビの走査位置が原画面
0 の左上の始点と座標XSTART,YSTARTの
間にあったとすると、コンパレータ2206、2207
の一方又は両方がLレベルの出力のため、アンド回路2
210からWRITE ENABLE信号が発されてい
ない。このため、前記走査位置における輝度信号YはA
D変換器2214でディジタル値に変換されるが、メモ
リ21への書込みはなされない。
【0034】一方、監視カメラの走査位置が座標XST
ART,YSTARTに達すると、コンパレータ220
6、2207の両方がHレベルとなるので、アンド回路
2210からWRITE ENABLE信号がメモリ2
1に与えられる。このとき、水平アドレスカウンタ22
08と垂直アドレスカウンタ2209はともにリセット
されるので、XSTART,YSTART位置の輝度信
号Yはメモリ21の先頭番地に記憶される。以後、走査
位置が走査線上を右へ移動して行くと、水平アドレスカ
ウンタ2208が2画素毎にクロックを1つずつカウン
トアップし、AD変換器2214から出力されるディジ
タル信号を次々と隣のアドレスに格納する。また、監視
カメラの走査位置が右端に達する度に、下方の走査線上
に移動し、その度に垂直アドレスカウンタ2209のカ
ウント値がアップする。これによってそのカウンタ22
09によって指定されるアドレスにその瞬時の輝度信号
が格納される。
【0035】以後、監視カメラの走査位置が座標XST
OP,YSTOPに達するまで、領域F1 内における輝
度信号Yが2つのアドレスカウンタ2208、2209
によって指定されるアドレスに格納される。そして、走
査位置が座標XSTOP,YSTOPを越えると、アン
ド回路2210からWRITE ENABLE信号が発
されなくなって輝度信号Yのメモリ21への書込みは終
了する。かくして、メモリ21には、監視カメラの全画
面F0 中のF1 領域の映像がアドレス順に書込まれたこ
とになる。
【0036】以上はオペレータが等倍表示を選択した場
合における書込み動作であるが、拡大表示、縮小表示の
場合も基本的な動作は同じである。但し、拡大表示の場
合は、原画面F0 中のF2 領域を走査しているときの
み、アンド回路2210からWRITE ENABLE
が発するので、この領域F2 の映像のみがメモリ21に
記憶されることになる。しかも、この場合は、AD変換
器2214のサンプリングクロックが画素クロックと同
じであるし、水平アドレスカウンタ2208は1画素ク
ロック毎にアドレスをアップするので、原画面F0 上の
2 領域の全ての画素が記憶されることになる。又、縮
小表示の場合は、原画面F0 全体の映像がメモリ21に
格納されるが、その場合AD変化器2214は原画面F
1 の4画素に1画素の割でしかディジタル化しないし、
水平アドレスカウンタ2208も4画素当りに1回カウ
ントアップするだけなので、メモリ21には原画面F0
の4画素当りに1画素ずつ記憶されることになる。
【0037】次に読出し回路部分23はセレクタ230
1〜2305、水平カウンタ2309、垂直カウンタ2
310等から構成されている。セレクタ2301〜23
03は全ての監視カメラのクロックCLK01〜04、
水平同期信号H01〜04、垂直同期信号V01〜04
が入力されていて、出力選択回路245からの指示によ
って、輝度信号Yを書込み回路部分22に送出してきて
いる監視カメラのクロックCLK01、水平同期信号H
01、垂直同期信号V01を選択する。セレクタ230
4、2305は、メモリ21に記憶された映像を表示装
置の画面枠のどの位置から表示するかを示す座標が入力
され、指定入力によって、水平位置、垂直位置の選択が
できるようになっている。図3(c)のGは表示装置の
画面枠を示している。図は4分割表示する例を示し、画
面1は表示開始位置がHS1FIX,VS1FIXであ
り、画面2はHS2FIX,VS1FIX、画面3はH
S1FIX,VS2FIX、画面4はHS2FIX,V
S2FIXである。ここで、HSは水平方向、VSは垂
直方向を意味する。この実施例ではPIPユニットには
画面1が割り当てられているとして説明する。
【0038】前記セレクタ2301から出力されるクロ
ックCLK01は監視カメラの一画素の走査周期より高
周波のパルスのため、2つの分周器が直列接続された1
/4分周器2306で画素クロックの半分の周波数まで
低下させている。水平カウンタ2309はこのクロック
をカウントするカウンタで、書込み回路22側の対応す
るカウンタ2204とカウント動作及び水平同期信号H
01でリセットされることは同じである。但し、書込み
回路側のカウンタ2204と同時ということは意味せ
ず、読出し回路側23は独自のタイミングで読出し動作
を行う。読出し回路側23の残りの回路、即ち、垂直カ
ウンタ2310、コンパレータ2311、2312、水
平アドレスカウンタ2313、垂直アドレスカウンタ2
314は書込み回路側22の対応する回路と同様な動作
を行う。従ってその動作の詳細は省略する。
【0039】コンパレータ2311、2312は水平カ
ウンタ2309、垂直カウンタ2310のカウント値が
表示開始位置HS1FIX,VS1FIXの座標より大
きくなればHレベルの出力を発し、アンド回路2315
のゲートを開き、メモリ21にREAD ENABLE
信号を与える。そして、メモリ21がREAD ENA
BLE状態にあるとき、水平アドレスカウンタ231
3、垂直アドレスカウンタ2314のカウント値で与え
られるアドレスから記憶内容の読出しが行われる。読出
された信号はDA変換器2316によってアナログの輝
度信号Yに変換されて出力される。スイッチSW9はオ
ペレータによって拡大表示が選択されると、水平同期信
号H01を分周器2307で分周して垂直カウンタ23
10に与えるよう切換わる。これによって垂直カウンタ
2310が1アップする時間が2倍に長くなり、その間
に水平カウンタ2309が2回リセットされることとな
るので、メモリ21内の1走査ラインを2回繰り返して
読み、これによって表示映像の垂直方向の拡大が可能と
なる。水平アドレスカウンタ2313は、書込み回路側
の対応するカウンタ2208のように拡大表示、等倍表
示、縮小表示の各表示状態毎にカウントするクロックの
周波数が異なることはなく、常に分周器2306から出
力される画素クロックの半分の周波数のクロックをカウ
ントする。
【0040】PIPユニット1〜4が図2の構成を備え
ることにより、スイッチSW1〜4の入力ポジションを
にセットすれば、4台の監視カメラで撮像した映像を
図3(c)に示すように表示画面G上に4分割表示で
き、しかもその際に、各分割画面1〜4において、原画
面F0 内の画像を等倍、縮小、拡大の3つの態様で表示
できる。
【0041】又、SW1〜4の入力ポジションをに切
換えると、スイッチSW1とSW3を通じて監視カメラ
1の映像がPIPユニット1、3に入力され、スイッチ
SW2、SW4を通じて監視カメラ2の映像がPIPユ
ニット2、4に入力される。従って、2つのPIPユニ
ット1と3、2と4で図3(c)に示すようにXSTA
RT,YSTART,XSTOP,YSTOPをうまく
設定することにより、2台の監視カメラの映像を表示画
面G上で垂直2分割した左右半分ずつの画面部分に表示
することができる。そして、勿論この場合も拡大、等
倍、縮小の各態様に切換えることも可能である。
【0042】又、スイッチSW1〜4の入力ポジション
をに切換えると、スイッチSW1,SW3を通じて監
視カメラ3の映像がPIPユニット1、3に入力され、
スイッチSW2,SW4を通じて監視カメラ4の映像が
PIPユニット2、4に入力されるので、表示画面G上
では1、3の2分割画面上に監視カメラ3の映像が映さ
れ、残りの分割画面2、4に監視カメラ4の映像が映さ
れることになる。勿論スイッチSW1〜SW4に対する
各カメラの接続を変更することにより、図6に(d)に
示すように2台の監視カメラの映像を表示画面G上で水
平2分割した上下の各画面部分に表示することもでき
る。そして、この場合も勿論拡大、等倍、縮小の各態様
で表示できる。
【0043】又、スイッチSW1〜SW4の入力ポジシ
ョンをにすると、いずれか1台の監視カメラの映像を
各PIPユニット1〜4で分担して表示画面G上の4分
割画面部分に表示する。以上の表示形態の他に、マイコ
ン10の働きによってPAN/TILT、ステップシフ
トといった表示も可能である。以下にそれらの表示につ
いて説明する。PAN/TILTとは図3の(a)に矢
印で示しているように、原画面F0 内の切り出し枠例え
ばF1 (又はF2 )を水平方向に一定速度で移動した
り、垂直方向に移動したりできる機能をいう。
【0044】PAN/TILTを行う場合、PAN(水
平方向のスムースな画面移動)については、等倍又は拡
大時に水平方向の書込み開始点XSTARTを細かい刻
みで均等に連続して変化させてゆく。例えば、水平方向
移動範囲〔X1 〜X2 〕を256ドットとし、均等間隔
を1ドット/1フィールドとして水平方向の書込み開始
点を加算させてゆくものとした場合には、NTSC(日
本及びアメリカにおけるTV信号規格のこと)で1フィ
ールド=1/60秒となっているから、256フィール
ドを約4秒で移動するように映像をPANすることがで
きる。なお、映像を右にPANする場合には、水平方向
の書込み開始点XSTARTを増加させてゆき、逆に映
像を左にPANする場合には、水平方向の書込み開始点
XSTARTを減少させてゆくものとする。
【0045】TILT(垂直方向のスムースな画面移
動)については、例えば、垂直方向の書込み開始点YS
TARTを、垂直方向移動範囲〔Y1 〜Y2 〕の110
H(Horizontal line)を均等間隔で1
H/2フィールドずつズラしてメモリ21の書込みエリ
アに書込み、読み出すものとした場合には、220フィ
ールドを約4秒で移動するように映像を上から下迄TI
LTすることができる。なお、映像を下方にTILTす
る場合には、垂直方向の書込み開始点YSTARTを増
加させてゆき、逆に映像を上方にTILTする場合に
は、垂直方向の書込み開始点YSTARTを減少させて
ゆくものとする。
【0046】以上のPAN/TILT機能によって、分
割画面における有効表示エリア(通常、TVの場合は9
0%)を隅から隅まで見ることができるようになる。ま
た、PAN/TILT機能は、画面のX方向及びY方向
の夫々について映像を移動させるものであるが、これら
の機能を混合することにより、映像を斜めに移動させる
ことも可能となる。例えば、XSTART及びYSTA
RTを同時に増加させることにより、映像を右下方に向
かって移動させることができ、逆に、XSTART及び
YSTARTを同時に減少させることにより、映像を左
上方に向かって移動させることができるようになる。更
に、XSTART及びYSTARTを任意に設定するこ
とにより、水平方向、垂直方向、斜め方向のあらゆる動
きに対応することが可能となる。また、STEP SH
IFTを行う場合には、上述したPAN/TILTの場
合と比べてX及びYの移動量が大きいため、書込み位置
における滞在時間を長くとるようにし、書込み開始点を
所定時間間隔でもって変更してゆく。
【0047】図7はPAN/TILTを行うためのフロ
ーチャートを示している。初期設定として表示開始位置
XSTART,YSTARTを0にする(S1)。そし
て、オペレータが所望の移動時間IP ,IT を入力する
と(S2)、これらの時間I P ,IT 及び原画面F0
の水平方向ドット数Dp 、垂直方向ライン数Lv 、1秒
間のフィールド数(=60)を用いてIP ,IT を満足
するために1フィールド当り水平方向にどれだけのドッ
ト数を増加させるか(INCP)、垂直方向にどれだけ
のライン数を増加させるか(INCT)を計算する(S
3)。移動方向が水平方向(以下、PAN方向とい
う。)を含むと(S4)、S3で求めたINCP値をX
レジスタにX方向増加分XINCとして格納し、更に垂
直方向(以下TILT方向という。)を含むと(S
6)、YレジスタにINCT値をY方向増加分YINC
として格納する(S8)。S2においてPAN又はTI
LTの一方のみしか指定されていないと、S5又はS9
のステップにおいて指定された方向のレジスタにのみ増
加分XINC又はYINCが格納される。
【0048】上記各ステップにおいて所定の演算が完了
すると、1フィールド走査する時間毎にタイムアップす
るタイマを作動させ(S10)、表示開始位置XSTA
RT,YSTART、表示終了位置XSTOP,YST
OPをS11内の演算式によって求める。但し、式中、
XWIDTH,YWIDTHは1/4画面の水平方向ド
ット数、垂直方向ライン数である。
【0049】S11において求めた表示開始位置XST
ART,YSTARTは、初期設定時(S1)の値より
X,Yレジスタに格納された値(XINC,YINC)
だけ増加している。S11で求めた各座標値は、S12
〜S15によって原画面F0からはみ出していないかど
うか判断され、表示開始位置、表示終了位置のいずれも
が原画面F0 からはみ出していない場合で、かつ1フィ
ールド走査時間が経過すると(S16)、S17におい
てマイコン10からPIPユニット1〜4に出力され
る。
【0050】そして、再びS10に戻り、タイマをセッ
トして、S11にてXSTART,YSTARTの値を
XINC,YINC分インクリメントし、XSTOP,
YSTOPの値をXWIDTH,YWIDTH分インク
リメントする。これらの値が原画面からはみ出していな
ければ(S12〜S15)、1フィールド走査時間経過
後(S16)、PIPユニット1〜4に出力する(S1
7)。以下、S10〜S17の処理を1フィールド走査
する度に繰り返し、これによって、原画面F0上で切出
し枠がPAN方向又はTILT方向に一定速度で移動す
る。そして、この移動によって例えば切出し枠の右端が
原画面F0 から少しはみ出すと、S12でYESと判断
され、S18でXINCが負の値に変更される。これに
よって、以後はXSTARTの値からXINCの値が減
算されることとなり、原画面F0内で切出し枠が左方移
動することとなる。そして、左方移動によって切出し枠
の左端が原画面F0 の左端から少しでもはみ出すと、S
13でYESと判定され、再びXINCの値が正に転じ
る。このようにして、PANが選択されると、切出し枠
は原画面内を左右に繰り返し移動する。TILT方向に
ついても、S19の処理によってPAN方向と同様、切
出し枠が上下に繰り返し移動する。そしてPAN/TI
LT以外の選択がなされるまで上記動作は続行する。
【0051】次にステップシフトは、図8の(b)に示
すように、原画面F0 を4つの画面A〜Dに分割し、一
定時間間隔でもって、1分割画面ずつ切換えてPIPユ
ニットのメモリ21に書込むようにすることをいう。但
し、図8(b)は等倍表示する場合の例を示している
が、拡大表示する場合であると、図8(c)に示すよう
に原画面F0 を16分割a〜pし、その1分割部分ずつ
切換えてメモリ21に書込むことになる。このステップ
シフト機能は、座標XSTART,YSTART,XS
TOP,YSTOPをマイコン10によって一定時間毎
に図8(b)又は(c)の夫々の分割画面に対応させて
変更することによって実現される。尚、図8の(f)
(g)(h)は表示画面Gを垂直2分割し、その分割画
面において原画面のステップシフトを行う場合の状況を
示している。同様に図6(b)(c)(d)は表示画面
Gを水平2分割し、その分割画面において原画面のステ
ップシフトを行う場合の状況を示している。
【0052】尚、以上の構成において、拡大表示への切
り換えは操作者の指示に基づいて行うこともできるが、
例えば監視カメラの検出視野内に人等が突然侵入してき
た場合に自動的に拡大表示に切り換わるようにしてもよ
い。この場合、検出視野内に人等の侵入の有無は、監視
カメラからの映像フレームを現時点のものと1つ前のも
のとで比較し、一定値以上の変化があるか否かで判定す
ることができる。この技術は例えば特開昭61─756
91号公報において公知である。
【0053】また、カメラの検出視野内に人等が侵入し
た場合において拡大表示する際、拡大する領域は出来れ
ば人等が侵入したと判定される部分が望ましい。人等が
侵入した場所は、入力映像を複数に分割して、各分割領
域毎に現フレームと前フレームの変化を検出するように
すれば、概ね判定できる。
【0054】
【発明の効果】本発明による多分割表示装置によれば、
複数の監視カメラからの映像を分割画面上にて、縮小表
示したり、等倍表示したり、或いは拡大表示したりする
ことが自由に、しかも簡単に行うことが可能となる。加
えて、PAN/TILT機能を併用することにより、分
割縮小された映像だけは見にくかった細部の状況を細か
く観察することができるようになる。従って、複数の映
像を同一画面上で監視しながら、特に注目すべき画面の
映像についての細かい観察が可能となり、監視機能を飛
躍的に高めることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例としての多分割画面表示装
置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 図1中のPIPユニットの回路構成を示す図
である。
【図3】 原画面上の切出し領域と多分割表示画面の表
示位置との関連を説明する図である。
【図4】 図2中のコンパレータ2206の詳細な構成
を示す図である。
【図5】 図4のコンパレータ2206の動作を説明す
る波形図である。
【図6】 水平2分割表示時における原画面上の切出し
領域と表示画面の表示位置との関係を示し、またステッ
プシフト動作を説明する図である。
【図7】 PAN/TILT機能を実行するフローチャ
ートである。
【図8】 4分割表示時並びに垂直2分割表示時におけ
る原画面上の切出し領域と多分割表示画面上の表示位置
との関係を示し、またステップシフト動作を説明する図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/265 5/915 7/18 V

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像を異なった領域に分けて表示
    する表示画面を有するディスプレイと、 表示画面の分割数と同数備え、入力された映像を表示画
    面の所定の分割領域に表示するタイミングで前記ディス
    プレイに出力する映像処理ユニットと、 入力される複数の映像を所定の処理ユニットに分配する
    入力映像分割手段と、 映像処理ユニットをコントロールして、所望の分割領域
    において映像をズームアップ表示する表示制御手段と、 を備えることを特徴とする多分割画面表示装置。
  2. 【請求項2】 前記処理ユニットは画像メモリと、 入力映像を画像メモリに書き込む書込み手段と、 メモリに書かれた映像を、表示画面内の割り当てられた
    領域で表示するタイミングで読み出す読み出し手段とを
    備え、 前記表示制御手段は、ズームアップ表示しようとする処
    理ユニットにおける書込み手段のメモリへの書込み速度
    及び/又は読み出し手段のメモリからの読み出し速度を
    制御することを特徴とする請求項1記載の多分割画面表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、更に表示画面内の
    割り当てられた領域で表示するための映像を走査フィー
    ルドから切り出すための切出し枠の大きさを選択する切
    出し枠選択手段を備えることを特徴とする請求項2記載
    の多分割画面表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は更に、切出し枠を入
    力映像の走査フィールド内で水平走査方向及び/又は垂
    直走査方向に所定速度で移動する切出し枠移動手段を備
    えることを特徴とする請求項3記載の多分割画面表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、更に入力映像の走
    査フィールドを複数に分割し、切出し枠を一つの分割フ
    ィールドから別の分割フィールドへと経時的に変更する
    切出し枠変更手段を備えることを特徴とする請求項3記
    載の多分割画面表示装置。
  6. 【請求項6】 表示画面の分割数に相当する処理ユニッ
    トを有し、各ユニットが異なった入力映像を表示画面上
    の割り当てられた領域に表示するよう処理する多分割画
    面表示装置において、前記ユニットは、 画像メモリと、 表示画面上の割り当てられた領域において表示する、入
    力映像における切出し枠の大きさを選択する表示倍率選
    択手段と、 選択された切出し枠内の映像信号に応じた画素密度で前
    記画像メモリに書き込む書込み手段と、 画像メモリに書かれた映像信号を、表示画面中の割り当
    てられた領域に表示するタイミングで読み出す読み出し
    手段とを備えることを特徴とする多分割画面表示装置。
  7. 【請求項7】 前記書込み手段は、 映像信号の各瞬時における走査フィールド内の座標を検
    出する座標検出手段、検出される座標が切出し枠の範囲
    にあるかどうか判定する判定手段と、 表示倍率に応じてサンプリングクロックの周波数を変更
    するクロック周波数変更手段と、 サンプリングクロックの周期で映像信号をサンプリング
    するサンプリング手段と、 水平方向の書込みアドレスを指定する水平アドレス指定
    手段と、 垂直方向アドレスを指定する垂直アドレス指定手段と、 前記判定手段が切出し枠の範囲内にあると判定している
    各瞬時において、サンプリング手段でサンプリングされ
    た映像信号を、前記水平アドレス、垂直アドレス指定手
    段で指定されたメモリ内領域に書込む書込み制御手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項6記載の多分割画面表
    示装置。
  8. 【請求項8】 前記サンプリング手段がAD変換器であ
    ることを特徴とする請求項7記載の多分割画面表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の多分割画面表示装置は更
    に、入力されてくる映像信号を基に画素クロックを作成
    する手段を備え、 前記クロック周波数変更手段は、表示倍率を少なくとも
    拡大表示と等倍表示の二種類に変更可能であり、少なく
    とも1の分周器と切換スイッチとからなり、拡大表示の
    際は切換スイッチが画素クロックをサンプリングクロッ
    クとして選択し、等倍表示の際は切換スイッチが、画素
    クロックを分周器で分周したクロックをサンプリングク
    ロックとして選択すること、 を特徴とする請求項7記載の多分割画面表示装置。
  10. 【請求項10】 前記水平アドレス指定手段は、サンプ
    リングクロックをカウントする第1カウンタであり、垂
    直アドレス指定手段は、映像信号に含まれる水平同期信
    号をカウントする第2カウンタであり、 前記第1カウンタは、前記座標検出手段の検出座標の水
    平方向成分が、表示枠の水平走査方向の右端座標と一致
    したときリセットされ、 第2カウンタは座標検出手段の検出座標の垂直成分が表
    示枠の上端座標と一致したときリセットされるること、 を特徴とする請求項9記載の多分割画面表示装置。
  11. 【請求項11】 前記座標検出手段が、前記映像信号に
    含まれる水平同期信号によってリセットされるまでの間
    前記画素クロックをカウントするX座標カウンタと、 映像信号に含まれる垂直同期信号によってリセットされ
    るまでの間前記水平同期信号をカウントするY座標カウ
    ンタとからなること、 を特徴とする請求項10記載の多分割画面表示装置。
  12. 【請求項12】 前記表示倍率選択手段は、切出し枠の
    大きさを、前記X座標カウンタとY座標カウンタのカウ
    ント値で形成される画面内における切出し枠の左上角の
    座標値と右下角の座標値で出力する出力回路を含むこ
    と、 を特徴とする請求項11記載の多分割画面表示装置。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、前記X座標カウン
    タ、Y座標カウンタのカウント値と前記出力回路から出
    力される座標値の大小を比較するコンパレータであるこ
    と、 を特徴とする請求項12記載の多分割画面表示装置。
  14. 【請求項14】 前記出力回路は、切出し枠の左上角部
    の座標値としてX方向開始座標とY方向開始座標とを格
    納するX方向開始レジスタ、Y方向開始レジスタ、右下
    角部の座標値としてX方向終了座標、Y方向終了座標と
    を格納するX方向終了レジスタ、Y方向終了レジスタと
    を含むこと、 を特徴とする請求項12記載の多分割画面表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の多分割画面表示装置
    は更に、 X方向開始レジスタとX方向終了レジスタの格納する座
    標値の差は同じで、格納する座標値を書き換える切出し
    枠X方向移動手段を、 含むことを特徴とする多分割画面表示装置。
  16. 【請求項16】 前記切出し枠X方向移動手段は、 X方向開始レジスタとX方向終了レジスタの格納座標を
    一定速度で増加方向に書き換える切出し枠正方向移動制
    御部と、 前記2つのレジスタの格納値が増加する方向に書き換え
    られている場合においてX方向終了レジスタの格納値と
    入力映像の走査フィールドの右端座標とを比較する第1
    比較部と、 X方向終了レジスタの格納値が前記走査フィールドの右
    端座標と一致するとX方向開始レジスタ、X方向終了レ
    ジスタの格納座標を一定速度で減少方向に書き換える切
    出し枠負方向移動制御部と、 前記2つのレジスタの格納値が減少する方向に書き換え
    られている場合において、X方向開始レジスタの格納値
    と入力映像の走査フィールドの左端座標とを比較する第
    2比較部とを有し、 X方向開始レジスタの格納値が前記走査フィールドの左
    端座標と一致すると、切出し枠正方向移動制御部を起動
    すること、 を特徴とする請求項15記載の多分割画面表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の多分割画面表示装置
    は更に、 Y方向開始レジスタとY方向終了レジスタの格納する座
    標値の差は同じで、格納する座標値を書き換える切出し
    枠Y方向移動手段を、 含むことを特徴とする多分割画面表示装置。
  18. 【請求項18】 前記切出し枠Y方向移動手段は、 Y方向開始レジスタとY方向終了レジスタの格納座標を
    一定速度で増加方向に書き換える切出し枠正方向移動制
    御部と、 前記2つのレジスタの格納値が増加する方向に書き換え
    られている場合においてY方向終了レジスタの格納値と
    入力映像の走査フィールドの右端座標とを比較する第1
    比較部と、 Y方向終了レジスタの格納値が前記走査フィールドの右
    端座標と一致するとY方向開始レジスタ、Y方向終了レ
    ジスタの格納座標を一定速度で減少方向に書き換える切
    出し枠負方向移動制御部と、 前記2つのレジスタの格納値が減少する方向に書き換え
    られている場合において、Y方向開始レジスタの格納値
    と入力映像の走査フィールドの左端座標とを比較する第
    2比較部とを有し、 Y方向開始レジスタの格納値が前記走査フィールドの左
    端座標と一致すると、切出し枠正方向移動制御部を起動
    すること、 を特徴とする請求項15記載の多分割画面表示装置。
  19. 【請求項19】 請求項14の多分割画面表示装置は更
    に、入力映像の走査フィールドが複数に分割されてい
    て、前記出力回路は前記Y方向開始レジスタ、Y方向開
    始レジスタ、X方向終了レジスタ、Y方向終了レジスタ
    に格納する座標を、一定時間おきに異なった分割フィー
    ルド部分の始点座標、終点座標に書き換える回路を含む
    こと、 を特徴とする多分割画面表示装置。
  20. 【請求項20】 複数の監視カメラから入力される複数
    の映像を、監視カメラと同数のユニットで処理して同一
    表示画面上に分割表示する多分割画面表示装置であっ
    て、各処理ユニットは、 画像メモリと、 表示画面上の割り当てられた領域において表示する、監
    視カメラの走査画面内における切出し枠の大きさを選択
    する表示倍率選択手段と、 選択された切出し枠内の映像信号に応じた画素密度で前
    記画像メモリに書き込む書込み手段と、 画像メモリに書かれた映像信号を、表示画面中の割り当
    てられた領域に表示するタイミングで読み出す読み出し
    手段と、 を備えることを特徴とする多分割画面表示装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の多分割画面表示装置
    は更に、 監視カメラと各処理ユニットの間に挿入され、監視カメ
    ラと処理ユニットの接続状態を切替える接続切替手段
    を、 備えることを特徴とする多分割画面表示装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の多分割画面表示装置
    は、監視カメラの走査フィールド内の表示枠を切り出す
    位置を変更する表示枠切出し位置変更手段を備え、 接続切替手段によって一台の監視カメラの映像を何台の
    処理ユニットに供給するかによって各処理ユニットの表
    示枠切出し位置を変更するこを、 特徴とする多分割画面表示装置。
  23. 【請求項23】 前記書込み手段は、 映像信号の各瞬時における走査フィールド内の座標を検
    出する座標検出手段、検出される座標が切出し枠の範囲
    にあるかどうか判定する判定手段と、 表示倍率に応じてサンプリングクロックの周波数を変更
    するクロック周波数変更手段と、 サンプリングクロックの周期で映像信号をサンプリング
    するサンプリング手段と、 水平方向の書込みアドレスを指定する水平アドレス指定
    手段と、 垂直方向アドレスを指定する垂直アドレス指定手段と、 前記判定手段が切出し枠の範囲内にあると判定している
    各瞬時において、サンプリング手段でサンプリングされ
    た映像信号を、前記水平アドレス、垂直アドレス指定手
    段で指定されたメモリ内領域に書込む書込み制御手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項25記載の多分割画面
    表示装置。 【産業上の利用分野】本発明は、複数の監視用カメラか
    ら入力される複数の映像を合成して同一画面上に分割表
    示する機能を有する多分割画面表示装置に関する。 【従来の技術】一般に多分割画面アダプターは、PIP
    (Pictur in Picturの略)システム(同一画面の中に複
    数種類の映像を表示する機能を有する表示システム)を
    実行するための装置であって、複数箇所(通常は、2箇
    所或いは4箇所、場合によっては16箇所)に個別設置
    された監視用カメラからの入力映像を縮小合成して一つ
    の映像となし、この映像を同一画面上に分割表示するこ
    とにより、複数箇所の監視映像を1箇所にまとめて観察
    できるようになっている。また、1の映像を注視したい
    場合には、縮小前の元映像信号に切り替え、これを画面
    全体に表示させることもできるようになっている。
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