JPH0777952B2 - 光ファイバ巻取装置 - Google Patents

光ファイバ巻取装置

Info

Publication number
JPH0777952B2
JPH0777952B2 JP14202990A JP14202990A JPH0777952B2 JP H0777952 B2 JPH0777952 B2 JP H0777952B2 JP 14202990 A JP14202990 A JP 14202990A JP 14202990 A JP14202990 A JP 14202990A JP H0777952 B2 JPH0777952 B2 JP H0777952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
winding
optical
pulse
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14202990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0439272A (ja
Inventor
昭 森貞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP14202990A priority Critical patent/JPH0777952B2/ja
Publication of JPH0439272A publication Critical patent/JPH0439272A/ja
Publication of JPH0777952B2 publication Critical patent/JPH0777952B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H61/00Applications of devices for metering predetermined lengths of running material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/08Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to delivery of a measured length of material, completion of winding of a package, or filling of a receptacle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/32Optical fibres or optical cables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、敷設又は架設されている光ファイバを巻取っ
たり、敷設するために光ファイバ長を検出しながら繰出
していく光ファイバ巻取装置に関する。
[従来の技術] 一般に敷設又は架設済みの光ファイバを巻取ったり、新
たに光ファイバを敷設する場合には、光ファイバ巻取装
置を使用する。この場合、現在どのくらいの長さの光フ
ァイバを巻取ったか、又は、現在どのくらいの長さまで
の光ファイバの敷設が終了したかを知ることは重要であ
る。
従来、光ファイバ巻取装置の巻取ボビンに巻取った光フ
ァイバの長さを測定する手法としては、巻取るべき光フ
ァイバを既知直径を有したローラに接触させながら巻取
ボビンに巻取り、巻取った後に、前記ローラの回転数を
読取り、この回転数と前記直径とから巻取ボビンに巻取
った光ファイバの長さを算出していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述した従来の光ファイバ巻取装置におい
ては、現在までに巻取ボビンに巻取られた光ファイバの
長さを検出することが可能であるが、敷設又は架設され
た光ファイバのうちのまだ巻取っていない光ファイバの
長さを検出することはできなかった。すなわち、あとど
の程度の長さの光ファイバを巻取る必要があるかを巻取
途中においても把握することは重要なことである。
また、新たに光ファイバを敷設する場合に、巻取ボビン
から繰出した光ファイバの長さは前述したローラの回転
数を読取ることで検出できる。しかし、例えば海底にこ
の光ファイバを敷設する場合、船の航行速度が光ファイ
バの繰出し速度より速すぎると光ファイバーが伸長する
が、その伸長量を検出することができない。
さらに、敷設又は架設済の光ファイバを巻取る場合に、
巻取作業過程で光ファイバが障害物に引っ掛かって切断
した場合には、切断事故の有無および切断発生位置が簡
単に把握できない問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
光バルス試験装置と光ファイバ屈曲装置とを設けること
により、巻取過程および繰出し過程で巻取量および残量
を同時に常時監視しながら巻取および繰出し作業が実施
でき、さらに切断発生および切断箇所を即座に把握でき
る光ファイバ巻取装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明の光ファイバ巻取装置
のおいては、光ファイバを巻取るための巻取ボビンと、
この巻取ボビンを回転させる回転駆動装置と、巻取ボビ
ンに巻取られる光ファイバを一時的に規定曲率以上に屈
曲させるローラを有した光ファイバ屈曲装置と、巻取ボ
ビンに設けられ、この巻取ボビンに巻取られた光ファイ
バの巻取開始端を外部へ導く光回転コネクタと、この光
回転コネクタに接続され、巻取開始端から光パルスを前
記光ファイバ内へ送出して、この光パルスが光ファイバ
内を伝播していく過程で光ファイバ屈曲装置による屈曲
点および光ファイバの先端にて反射される光の各到達時
間に基づいて巻取開始端から屈曲点又は巻取開始点から
先端まで、若しくは屈曲点から先端までの各光ファイバ
長を検出する光パルス試験装置とを備えたものである。
[作用] 先ず、光パルス試験装置を用いて巻取開始端から屈曲点
および先端までの光ファイバ長を測定する原理を第4図
を用いて説明する。第4図(a)に示すように、光ファ
イバ1は中心のコア2の周囲をクラッド3で覆った構造
を有する。そして、このコア2内を光4が伝播する。そ
の伝播モードは種々のモードが存在するが、軸方向断面
を考えると、光4はコア2の内周面で反射されながら軸
方向に伝播していく。光4が内周面で全反射されるため
には、法線に対する傾斜角度で示した入射角度θがこの
コア1の屈折率等の物理特性で定まる臨界角度θc以上
である必要がある。この入射角度θが臨界角度θc未満
になると、光4が全反射されなくて、一部がクラッド3
へ入射する。よって、伝播損失が増大する。したがっ
て、第4図(b)に示すように、光ファイバ1を規定曲
率以上に屈曲させると、屈曲点での入射角度αが臨界角
度θc以下になり、その屈曲点で伝播損失が増大する。
光ファイバ屈曲装置でもって前述した屈曲点を強制的に
作成した光ファイバの巻取端から光パルス試験装置でも
って光パルスを印加すると、この光パルスは光ファイバ
内を伝播するが、前記屈曲点で大きく減衰する。よっ
て、この伝播していく光パルスの後方散乱光による反射
光を光パルス試験装置で観測していけば、光パルス印加
時刻からその反射光が大きく減衰する時刻までの時間差
から屈曲点までの光ファイバ長が算出できる。また、光
パルスは光ファイバの先端で反射されるので、その反射
光の入射時刻から先端までの光ファイバ長が算出でき
る。
すなわち、巻取ボビンに巻取られている光ファイバ長
(巻取量)とまだ巻取られていない光ファイバ長(残
量)とを個別に把握できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の光ファイバ巻取装置の概略構成を示す
斜視図である。図中6は第4図に示した光ファイバ1を
巻取るための巻取ボビンであり、光ファイバ1は円盤状
の両側板7a,7b間の中心軸に巻取られる。この中心軸は
回転駆動装置8内に収納されたモータにて回転駆動され
る。また、この巻取ボビン6の中心軸は支持部材9a,9b
にて枢支されている。
中心軸にはこの巻取ボビン6に巻取られている光ファイ
バ1の巻取開始端を外部に取出すための光回転コネクタ
10が取付けられており、この光回転コネクタ10にて取出
された光ファイバ1の巻取開始端は光ケーブル11を介し
て光パルス試験装置12に接続されている。
また、巻取ボビン6の光回転コネクタ10側の側板7aには
半径方向に長方形状の窓13が穿設されており、その窓13
に近接して光コネ14が取付けられている。
さらに、巻取ボビン6の近傍位置に光ファイバ屈曲装置
15が配設される。この光ファイバ屈曲装置15において、
ベース15上に垂直に形成された垂直板17の側面に3個の
ローラ18a,18b,18cが取付けられている。そして、光フ
ァイバ1の巻取過程でこの光ファイバ1が各ローラ18a
〜18cから脱落しないように、各ローラ18a〜18cの中央
部の外径が両端の外径より小さく形成されている。そし
て、この中央部の外径dは、各ローラ18a〜18cの外周面
に光ファイバ1が押当てられた状態で、光ファイバー1
の曲率が、前述した光4の入射角度θが臨界角度θc
満になる値に設定されている。したがって、光ファイバ
1はこの各ローラ18a〜18cに押当てられれている区間の
光ファイバ1内を伝播する光4の単位長さ当りの減衰量
は直線状に伸ばした状態の減衰量に比較して格段に大き
くなる。
また、ローラ18aの取付位置は固定であるが、他の2個
の各ローラ18b,18cは、垂直板17に穿設された傾斜窓19
b,19cの配設方向に沿って移動可能である。
そして、第1図においては、光ファイバ1は先頭のロー
ラ18aの下側を通り、次のローラ18bの上側を通り、最終
のローラ18cの下側を通ったのち、巻取ボビン6に巻取
られる。
なお、この光ファイバ屈曲差装置15における光ファイバ
1の各ローラ18a〜18cに対する巻取パターンは第1図に
限らず、第3図(a)(b)に示すように、光ファイバ
1の種類に応じて任意に変更できるようように構成され
ている。例えば第3図(a)においては、1本の光ファ
イバを屈曲する場合で、曲率が最大になるように設定さ
れている。逆に、第3図(b)においては、多数の光フ
ァイバを束ねた光ケーブルの場合を示し、曲率が最小に
なるように設定されている。
いずれにしても、各光ファイバ1自体の曲率は前述した
光の減衰量がこの屈曲部で大きくなるように設定されて
いる。
第2図は巻取ボビン6の内部を示す断面模式図である。
前述したように巻取ボビン6の中心軸7cに光ファイバ1
が巻取られる。そして、この中心軸7cの外径Dはこの中
心軸7cに光ファイバ1が巻取られた状態で、光ファイバ
1の曲率が前述した光4の入射角度θが臨界角度θc
上になる値に設定されている。したがって、光ファイバ
1はこの巻取ボビン6に巻取られれている状態において
は、この光ファイバ1内を伝播する光の単位長さ当りの
減衰量は直線状に伸ばした状態の減衰量と大差ない。
また、中心軸7c内には軸心に沿って貫通孔7dが形成され
ており、この貫通孔7d内の側板7a側端に光切換器20が取
付けられている。また、側板7aには光コネクタ21が取付
けられている。各光コネクタ14,21は光切換器20に接続
され、光切換器20は前述した光回転コネクタ10に接続さ
れている。
前記内側の光コネクタ21はこの巻取ボビン6に光ファイ
バ1を巻取開始する時点で、光ファイバ1の巻取開始端
を接続するものである。一方、外側の光コネクタ14は光
ファイバ1を巻取る過程で、切断事故が発生し、切断し
た光ファイバを新たにその上に重ねて巻取る場合に、そ
の切断後の光ファイバの巻取開始端を接続するためのも
のである。なお、切断事故でなくとも、別の光ファイバ
を先に巻取った光ファイバの上に重ねて巻取る場合にお
ける巻取開始端を接続するたための光コネクタでもあ
る。
したがって、同時に両方の光コネクタ14,21を使用する
必要がないので、光切換器20でいずれか一方の光コネク
タ14,21を選択する。なお、この光切換器20の切換は作
業者が外部から手動で切換操作可能である。
また、光パルス試験装置12は例えば第7図に示すように
構成されている。
すなわち、レーザ光源装置等で構成された光パルス発生
回路12aから一定周期で出力される光パルスは光パルス
送出部12bおよび送・受結合部12cを介して外部の光ファ
イバ1へ供給される。一方、光ファイバ1から前記送・
受結合部12cを介して装置内に入力された光は光パルス
受光部12dで電気信号に変換されて信号処理部12eへ入力
される。信号処理部12eは送信信号および受信信号をCRT
表示部12fに表示するとともに、各信号をデジタルデー
タに変換して演算処理部12gへ送出する。演算処理部12g
は光ファイバ長等の各種演算処理を実行するとともに演
算結果を前記CRT表示部12fに表示し、かつ記憶部12hに
記憶する。なお、タイミング回路12iは光パルスの送受
信タイミング差等を測定する。
次にこのように構成された光パルス試験装置12の動作を
第5図を用いて説明する。第5図は敷設又は架設されて
いる光ファイバ1を中途位置まで巻取った時点における
CRT表示部12fに表示される信号のタイムチャートであ
る。
操作者は操作パネルを操作して光パルス発生回路12aに
おける光パルスの発生周期を、光4が敷設されている光
ファイバ1を往復するのに要する時間より格段に長い一
定周期に調整する。すると、光パルス試験装置12から出
力された光パルス22は光回転コネクタ10を介して光ファ
イバ1の巻取開始端に印加される。例えば時刻t0にて光
パルス22が送出されると、光パルス22は巻取ボビン6に
巻取られた状態の光ファイバ1内を伝播する。そして、
光パルス22が光ファイバ1内を伝播する過程で、その光
パルス22の後方散乱光23が光パルス試験装置12に入射さ
れる。
ここで、光パルス試験装置12は光パルス22を送出すると
同時に、送・受係合部12c,光パルス受光部12dでその光
パルス22の後方散乱光23の光強度を測定し、信号処理部
12eでもって第5図に示すようにCRT表示部12fに時刻
(経過時間)tを横軸にして表示する。なお、この経過
時間tは前記タイミング回路12fから得られる。
一方、光ファイバ1内を伝播する光パルス22はたとえ前
述した入射角度θが臨界角度θc以上であっても一定量
は減衰する。よって、光パルス試験装置21で受光される
後方散乱光23の光強度は光パルス22が巻取開始端から遠
距離に移動するに伴って減衰する。
そして、光パルス22が光ファイバ1内を光屈曲装置15に
よる屈曲点へ達すると、この屈曲点を通過する過程で光
パルス22は急激に減衰する。その結果、その屈曲点を通
過した時点の光パルス22の後方散乱光23が光パルス試験
装置12に入射される時刻t1において、受光された後方散
乱光23の光強度が急激に低下する。さらに、光パルス22
がまだ巻取られていない光ファイバ1内を伝播して先端
に達すると、光パルス22の一部はその先端でフレネル反
射されて、光ファイバ1内を逆方向に伝播して光パルス
試験装置12内へ入射する。その結果、その反射された光
パルスが入力する時刻t2において、受光された後方散乱
光23の光強度にパルス波形が生じる。したがって、これ
らの波形は、第5図に示すように、前記CRT表示部12fに
表示される。
光ファイバ1内を伝播する光4の伝播速度は予め既知で
あるので、演算処理部12gにおいて、光パルス22の送信
時刻t0から光強度が急激に低下する時刻t1までの時間
(t1−t0)を1/2倍した時間に光の伝播速度を乗算する
と、光ファイバ1の巻取開始端から屈曲点までの距離が
算出される。同様に、光パルス22の送信時刻t0から光強
度にパルス波形が生じる時刻t2までの時間(t2−t0)を
1/2倍した時間に光の伝播速度を乗算すると、光ファイ
バ1の巻取開始端から先端までの距離が算出される。こ
のようにした得られた2つの距離から屈曲点から先端ま
での距離が簡単に算出される。
さらに、送出時刻t0,光強度が急激に低下する時刻t1
光強度にパルス波形が発生する時刻t2,これらの時刻を
用いて計算された巻取開始端から屈曲点までの距離およ
び巻取開始端から先端までの距離は前述演算処理部12g
における演算処理後に記憶部12hに記憶されるととも
に、CRT表示部12fに表示される。
なお、これらの諸元は少なくとも計測諸元が更新され、
更新された諸元による諸量の計算が完了するまで記憶部
12hに保持される。その後、記憶部12hの諸元は新諸元に
より更新される。
よって、巻取ボビン6に巻取済み距離(巻取量)とまだ
巻取っていない距離(残量)を個別に把握できる。した
がって、回転駆動装置8でもって巻取ボビン6を回転さ
せて光ファイバ1を巻取ながら現在までの巻取量と残量
を常時監視できるので、従来装置のように、巻取量のみ
しか把握できない場合に比較して、より一層便利は装置
を提供できる。
また、例えば敷設された光ファイバ1の巻取作業過程
で、光ファイバ1の切断事故が発生した場合には、切断
する前の先端までの距離が監視されており、その先端ま
での距離が切断事故によって急激に短縮されるので、切
断事故発生を確認でき、CRT表示部12fに切断事故発生を
表示できる。また、そのとき短縮された距離に基づいて
切断位置、および切断位置までのファバ長,切断後放置
された切断位置から先端位置までのファイバ長等が即座
に把握できる。したがって、たとえ切断事故が発生した
としても、切断されて放置される光ファイバの巻取作業
を忘れるという事態を未然に防止でき、切断事故に対し
て的確に対処できる。よって、作業の信頼性を向上でき
る。
また、実施例装置においては、切断事故が発生すると、
切断された光ファイバの切断端を屈曲装置15の各ロール
18a〜18c間を通して巻取ボビン6の外側の光コネクタ14
に接続した後、回転駆動装置8を再起動することによっ
て、新たな光ファイバに対する巻取作業を巻取量および
残量を確認しながら継続できる。
なお、上述した説明においては、敷設又は架設済みの光
ファイバ1に対する巻取作業について説明したが、新た
に光ファイバ1を敷設又は架設する場合も同様である。
この場合、最初に全部の光ファイバ1が巻取ボビン6に
巻取られた状態である。そして、光ファイバー1の先端
を光屈曲装置15を介して順次繰り出していく。したがっ
て、繰出し量と巻取ボビン6に残っている残量を監視し
ながら敷設又は架設作業を実行できる。
また、光ファイバ1の敷設作業過程で敷設しが光ファイ
バ1の伸びを検出できる。すなわち、第6図(a)に示
すように、敷設作業の開始前の巻取開始端から屈曲点
(先端)までの距離で示される初期全長l0を測定する。
そして、敷設途中における伸びΔlは、第6図(b)に
示すように、屈曲点までの残量l1と繰出し量l2および前
記初期全長l0とを用いて(1)式で算出される。
Δl=(l1+l2)−l0 …(1) そして、全部の光ファイバ1の敷設作業が終了した時点
での全伸びΔlEは、第6図(c)に示すように、屈曲点
までの残量l1Eと繰出し量l2Eおよび前記初期全長l0とを
用いて(2)式で算出される。
Δl=(l1E+l2E)−l0 …(2) このように、光ファイバ1の敷設過程で光ファイバ1の
伸び量や伸び率も簡単に測定できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の光ファイバ巻取装置におい
ては、巻取ボビンに巻取られる光ファイバを光屈曲装置
を用いて強制的に屈曲させて、反射型の光パルス試験装
置によって屈曲点までの距離と先端までの距離とを検出
している。したがって、光ファイバの巻取過程および繰
出し過程で巻取量又は残量を常時監視しながら同時に巻
取および繰出し作業が実施できる。さらに切断発生およ
び切断箇所を即座に、しかも数値的に把握できるから保
守点検において非常に便利で、かつ作業時間の短縮と作
業の信頼性の向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係わる光ファイバ巻取装置を示
すものであり、第1図は装置全体を示す斜視図、第2図
は巻取ボビンの断面模式図、第3図は屈曲装置における
光ファイバの取付状態を示す図、第4図は動作原理を説
明するための光ファイバを示す図、第5図は動作を示す
タイムチャート、第6図は光ファイバの伸びを測定する
手順を示す図、第7図は光パルス試験装置の概略構成を
示すブロック図である。 1……光ファイバ、2……コア、4……光、6……巻取
ボビン、8……回転駆動装置、10……光回転コネクタ、
12……光パルス試験装置、14,21……光コネクタ、15…
…光屈曲装置、18a,18b,18c……ローラ、20……光切換
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ(1)を巻取るための巻取ボビ
    ン(6)と、この巻取ボビンを回転させる回転駆動装置
    (8)と、前記巻取ボビンに巻取られる光ファイバを一
    時的に規定曲率以上に屈曲させるローラを有した光ファ
    イバ屈曲装置(15)と、前記巻取ボビンに設けられ、こ
    の巻取ボビンに巻取られた光ファイバの巻取開始端を外
    部へ導く光回転コネクタ(10)と、この光回転コネクタ
    に接続され、前記巻取開始端から光パルスを前記光ファ
    イバ内へ送出して、この光パルスが光ファイバ内を伝播
    していく過程で前記光ファイバ屈曲装置による屈曲点お
    よび光ファイバの先端にて反射される光の各到達時間に
    基づいて前記巻取開始端から前記屈曲点又は先端までの
    各光ファイバ長を検出する光パルス試験装置(12)とを
    備えた光ファイバ巻取装置。
JP14202990A 1990-05-31 1990-05-31 光ファイバ巻取装置 Expired - Lifetime JPH0777952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202990A JPH0777952B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 光ファイバ巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202990A JPH0777952B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 光ファイバ巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0439272A JPH0439272A (ja) 1992-02-10
JPH0777952B2 true JPH0777952B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=15305715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14202990A Expired - Lifetime JPH0777952B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 光ファイバ巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0777952B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105712128A (zh) * 2014-02-16 2016-06-29 仲昌民 电力电缆线架
CN109230872A (zh) * 2018-09-05 2019-01-18 佛山市三创针织有限公司 一种用于纺织机械的碳纤维短切丝放卷装置
JP2021067487A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日本電気株式会社 計測装置、ケーブル巻き取り装置および計測方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103787149B (zh) * 2014-02-16 2016-07-06 国网山东省电力公司章丘市供电公司 电力电缆线架
JP2016083016A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社吉田製作所 レーザー装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105712128A (zh) * 2014-02-16 2016-06-29 仲昌民 电力电缆线架
CN105712128B (zh) * 2014-02-16 2019-01-15 徐州市新大电缆有限公司 电力电缆线架
CN109230872A (zh) * 2018-09-05 2019-01-18 佛山市三创针织有限公司 一种用于纺织机械的碳纤维短切丝放卷装置
JP2021067487A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日本電気株式会社 計測装置、ケーブル巻き取り装置および計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0439272A (ja) 1992-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778717B2 (en) Apparatus and method for monitoring a structure using a counter-propagating signal method for locating events
US9097868B2 (en) Method for checking the correct installation of a bend-insensitive optical cable and optical cable suitable for the method thereof
US5160972A (en) Apparatus for controlling deployment of a cable
JPH0921661A (ja) アンカー施工部の地中状況監視装置
KR100211034B1 (ko) 광커넥터용 기계적 특성 복합시험장치
JPH0777952B2 (ja) 光ファイバ巻取装置
JP2001194109A (ja) レイリー散乱を利用した変位計測装置
US5500730A (en) Method and apparatus for determining the distance to a reflective event
KR20010023019A (ko) 편광 모드 분산의 상승된 레벨을 나타내는 광섬유 식별 방법
JPH01203938A (ja) 光ファイバの曲げ損失測定装置
JPH11287650A (ja) 光ファイバーによるトンネル内空変形測定装置
JP4105123B2 (ja) 光ファイバセンサ使用の構造物変位・変状検知システム
JP2784155B2 (ja) 光ファイバ高速繰り出し試験装置
US4555175A (en) Measuring compression of cabled optical fibers
JPH0790976B2 (ja) 巻枠巻回制御方法
JPH1138283A (ja) 光ファイバケーブル
KR20000065831A (ko) 광섬유를 이용한 건축 구조물의 내부균열 감지센서
JP2001227994A (ja) 光ファイバセンサの組立方法および光ファイバセンサ
CN212337266U (zh) 测斜仪
JP2000205999A (ja) 光ファイバ測定装置
JPH04208825A (ja) 光ファイバを用いた温度測定装置
JP2005017166A (ja) 光ファイバの断線測定方法
JPH0763645A (ja) 光ファイバーの障害点探索方法
JPS6239314Y2 (ja)
JPH06118287A (ja) パイプとこれを用いた伝送用ケーブル及びその診断方法