JPH0777540B2 - 流動的な練り物の層を押出すノズル - Google Patents

流動的な練り物の層を押出すノズル

Info

Publication number
JPH0777540B2
JPH0777540B2 JP2037548A JP3754890A JPH0777540B2 JP H0777540 B2 JPH0777540 B2 JP H0777540B2 JP 2037548 A JP2037548 A JP 2037548A JP 3754890 A JP3754890 A JP 3754890A JP H0777540 B2 JPH0777540 B2 JP H0777540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
spar
layer
lateral
extruding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2037548A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02261332A (ja
Inventor
ロッセ メインラッド
Original Assignee
ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム filed Critical ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
Publication of JPH02261332A publication Critical patent/JPH02261332A/ja
Publication of JPH0777540B2 publication Critical patent/JPH0777540B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C11/00Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking
    • A21C11/16Extruding machines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C3/00Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
    • A21C3/04Dough-extruding machines ; Hoppers with moving elements, e.g. rollers or belts as wall elements for drawing the dough

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、流動的な練り物、特に発泡させた練り粉の層
を押出すノズルに関するものである。
従来技術および発明が解決しようとする課題 たとえば、特に、扁平なローフやピザ・ベースを造るた
めに単数又は複数の練り粉ストリップを押出す単数又は
複数の押出しスロットを有する種種の形式の押出しノズ
ルが公知である。
これら公知ノズルの設計上の問題は、規則正しい形の個
物にカットできるように、一様な厚さと滑らかな表面を
有するストリップが得られるか否かに係わるものであ
る。これらの問題は、とりわけ、扁平なローフ又はピザ
・ベースを造るために押出される練り粉が比較的堅い可
塑的な粘稠度をもち、かつまた、練り粉をスロットから
押出すには可なりの圧力を加えねばならない点を考慮し
て解決されてきた。
したがって、ある公知のノズルの場合、格子又は分散通
路は、圧力平均室に開いており、押出し機のスクリュー
・ヘッドと押出しスロットとの間に配置されている。
同じように、別の公知ノズルの場合は、押出しスロット
が、スロットを有するダイヤフラムの後方に配置されて
おり、このスロットは、たとえば、一定の均一な練り粉
流が得られるように側方部より中央部が狭くされてお
り、練り粉が中央部では側方部でよりも高い速度で動く
ようにされている。
しかしながら、これら公知の解決策は、流動的な練り
物、特にふくらませた練り物、たとえば“ジエノア風”
練り粉の層を押出すさいには、ほとんど適用できない。
たとえば、練り物をオーブン又は調理トンネルなどの処
理設備内で搬送するコンベアベルト上に、流動的な練り
物の層を押出すには、上述の点に似た困難がともなう。
なぜなら、この層は一様な厚さときめをもち、その全幅
にわたり規則的な表面をもたねばならないからである。
しかも、層の幅が広くなればなるほど、このことは難し
くなる。ところが、たとえば連続的な量産の場合には、
流動的な練り物の層を出来るだけ広幅に押出して、大型
の処理設備の能力を完全に発揮させることが必要であ
る。
本発明の課題は、この量産目的が最適に達成できるよう
なノズルを得ることにある。
課題を解決するための手段 この目的のために、流動的な練り物、特に、ふくらませ
た練り粉の層を押出す本発明によるノズルは、入口通路
を画定するカップリングと、傾斜した3角状本体と、こ
の本体の延長上の湾曲端部とを有しており、前記本体が
前記カップリングと一体であって、かつまた下流方向に
下方が拡大し傾斜している長方形の横断面を有してお
り、更に前記湾曲端部が、水平面に対し接線方向に終っ
ており、かつまた前記本体の頂点を中心とする円弧の形
状で出口スロットを画定していることを特徴としてい
る。
ノズルをこのように設計することにより、量産が可能に
なると同時に、完全に均一の厚さときめをもち、その全
幅にわたって完全に規則的な表面を有する流動的な練り
物層を押出しうることが分かった。このようにして、た
とえば、幅1m以上の出口スロットを有するノズルを構成
することが可能となった。このノズルは、特に、2つの
小さな隣接ノズルから出る2つの流れの連接個所に生じ
る縦みぞや両側の崩れ個所の全く見られない、ふくらま
せた練り粉の層を押出すことができる。
本発明によるノズルは、特に供給パイプに接続するため
のものである。このパイプは、流動的な練り物を用意す
る設備に接続されたポンプにより練り物を供給するパイ
プである。この形式のパイプは、横断面が円形であるの
が好ましいので、前記カップリングは、この円形横断面
と、ノズル本体先端の、長方形の、好ましくは方形の横
断面との間に円滑な移行が可能になるように設計されて
いる。したがって、本発明によるノズルの1好適実施例
によれば、入口通路は、下流方向に形状が円形から方形
に変化するほぼ一定の表面積の横断面を有している。
沈着する流動状の練り物の層を均一で、規則正しいもの
にすることが、本発明によるノズルにより達成された
が、この成功は、おそらく、1つはノズルの全体的な形
状により、他はノズルの出口スロットの特殊な形状によ
り示される2つの重要な要因を結合した効果に帰せられ
よう。
全体的な形状とは、傾斜した、好ましくはゆるやかな勾
配の3角状本体の形状であり、この本体は、幅が増すに
つれて厚さが減少し、かつまた、本体端部の曲率によ
り、水平面に対し接線方向に終っている。
本発明の説明において、“ゆるやかな勾配”とは、水平
面に対しほぼ20°から40°の角度をなす平面を意味して
いる。曲率に関しては、ノズルに十分な剛度が与えら
れ、しかも、押出される練り物の流れに影響を与えない
曲率であればよい。したがって、湾曲端部は、好ましく
は出口スロットの幅の0.2倍から1.5倍に等しい半径の凹
面曲率を有している。同じように、湾曲端部は、好まし
くは、出口スロットの上流に位置する2つの平行線の間
の幅全体にわたって一定の凹面曲率を有している。
これらの線上では、3角状本体の頂点のところでの角度
は、押出される練り物の流れが、ノズルに入るさいに取
る円筒形の形状から、ノズルを出るさいに取る平らな層
の形状へ円滑に変化できるような角度であることが好ま
しい。したがって、本発明による1好適実施例では、ノ
ズルが1.5:1から2.5:1の範囲の長さ対幅の比を有してい
る。この場合、ノズルの“幅”とは、ノズルの最大幅、
言いかえるとノズルの出口スロットの幅の意味である。
出口スロットの特殊な形状は、3角状ボディの頂点を中
心とする円弧の形状である。この形状により、また、流
れの運動を形成する流動的な練り物のあらゆる要素、ノ
ズルの入口と出口との間隔の等しいこと、流れの運動率
等により、出口スロットの全幅にわたって極めて均一の
層が形成される。
本発明によるノズルは、2つの3角状薄板、すなわち上
下の薄板を2つの側板に溶接接合することで一体に形成
され、このノズルが適当なカップリングに固定される。
これらの薄板は、たとえばステンレス鋼板をカットした
ものでよい。
本発明によるノズルを、より頑丈に形成する場合は、特
に、たとえば半径方向、縦方向、横方向のいずれかの補
強材又は支持材を用いることができる。
1好適実施例においては、ノズルが補強ケージを有して
いる。このケージは、横方向と半径方向のスパーを有し
ており、これらのスパーが3角状本体や本体の下に付加
され、横棒により本体のいずれかの側に結合されてい
る。これらのクロスロッドは、取外し、旋回、長さ調節
いずれかが可能であるから、ノズルの本体はケージから
取外し、洗浄し、再び精確に取付けることができる。
格子の横方向及び半径方向のスパーは、たとえば方形又
は長方形の横断面を有する金属管を用いて形成でき、す
べての交差個所のところで互いに、たとえば溶接により
固定することができる。
2つの格子のうちの1つは、また、横方向スパーの端部
に固定される半径方向の枠組みスパーにより形成するこ
ともできる。他方の半径方向スパーと横方向スパーは、
すべての交差個所で双方の間隔を調整する部材によって
結合することができる。
これらの間隔調整部材、すなわち、たとえば横方向スパ
ーを、3角状本体により支持された半径方向スパーから
隔てる間隔を調整する部材は、本体の種々の個所で練り
物の流れの厚みを調整することにより、その流れを精密
修正する意図のものである。
この好適実施例の場合、突出した湾曲支持体が、下方の
最終横方向スパーに固定され、前記湾曲端部の曲率に適
合する曲率を有している。この支持体は、湾曲端部の剛
度を更に増すために用いることができる。
本発明によるノズルの、更に万能型の実施例は、特に、
出口スロットの高さを調節する装置を備えるようにする
ことで可能となる。
更に別の好適実施例は、ノズルの湾曲端部の両側の横補
強材、これら横補強材と出口スロットの上部可動リップ
両側との間の密閉シール剤、可動リップ上方の横補強材
に固定された横アーム、この横アームと可動リップとの
間の間隔を調整する部材を備えていることを特徴として
いる。
本発明によるノズルは、以上のように、流動的な練り物
の層を押出すためのものである。本発明によるノズルで
押出される流動練り物の1例は発泡練り粉であり、特に
“ジェノバ風”練り粉である。卵、砂糖、小麦粉、水か
ら成る典型的なジェノバ風練り粉は、たとえばミキサー
又はビーターにより常温発泡され、0.4から0.5g/cm3
いう比較的低い密度と、たとえば、20℃で60から120Pa.
sという比較的低い粘度を有するものである。
実施例 次に本発明によるノズルの実施例の若干を添付図面につ
き説明する。
第1図と第2図に示した、本発明によるノズルの第1の
実施例は、カップリング1と、このカップリング1と一
体の傾斜3角状本体2と、ボディ2の延長上にあり、水
平面に対し接線方向に終っている湾曲端部3とを有して
いる。
カップリング1は、下流方向に円形5から方形6へと変
化するほぼ一定の横断面積の入口通路4を画定してい
る。
3角状の本体2は、水平面と30°の角度をなす平面に配
置される。本体2は、2つの薄板、すなわち上方の薄板
7と下方の薄板8から成り、これらの薄板が2つの横板
9,10に溶接されているので、下流方向で下へ行くにつれ
て幅が拡がり、傾斜する長方形の横断面を有している。
この横断面形は、3角形の頂点のところでは方形を有
し、高さが低くなり幅が増すにつれて長方形状となる。
ノズルの湾曲端部3は、本体の頂を中心とする円弧の形
状を有する出口スロット11を画定している。出口スロッ
ト11の幅は、ノズルの長さの半分にほぼ等しい。湾曲端
部3は、スロット11の幅とほぼ等しい半径の凹曲率を有
している。この凹曲率は、端部の全幅にわたって一定で
あり、出口スロット11の上流に位置する2つの平行線1
2,13の間に形成されている。これらの線のうち第1の線
12は、3角状本体2の端部と湾曲端部3の開始個所に合
致している。第2の線13は、スロット11の端部14,15の
少し上流に位置しているので、スロット11により描かれ
る円弧は水平面内に位置することになる。
本発明によるノズルの第2の実施例は、第3図、第4図
に示してある。第1図、第2図の第1実施例と異なる点
は、出口スロットの高さを調節可能な点である。この第
2実施例のカップリング1と3角状本体2は、第1の実
施例と同じである。ただ、湾曲端部3に重要な違いがあ
る。
この第2の実施例は、横補強材16(分離して第7図に示
してある)を有している。これらの横補強材16は、3角
状本体2の両側部9,10の延長上にあるノズル湾曲端部の
両側部22を形成している。この第2実施例は、また、横
補強材16と出口スロットの上方可動リップ21の間に配置
されたシール20を締付ける部材17,18,19を有している。
更に、また、この実施例は、可動リップ21の上方で横補
強材16に固定された横アーム23と、横アーム23と可動リ
ップ21との間隔を調節する部材24,28とを有している。
リップ21を可動にするため、このリップ21を形成し、か
つまたそれ自体が3角状ボディ2の上部シートの延長部
をなしている薄板は、湾曲端部の両側に、言いかえると
横補強材16に溶接されていない。このため、横補強材16
の間でリップ21が上下に可動となる。
前記締付け部材は、ねじ山付きの固定ボルト25を有して
いる。このボルト25は、ギザ付きヘッドを回すことによ
り、ねじ山付き支持部材26を介して低くできるように設
計されている。固定ボルト25は、プラスチック・シール
20(第6図に分離して示してある)の、厚さを減じた上
流延長部27を2個所で圧迫する。これら2個所では、上
下薄板7と3角状本体2の両側部との間が溶接され、か
つまた、可動上部リップ21が始まっている。
更に、これら締付け部材は、ねじに合うギザ付きナット
18を有している。これらのねじは、可動上部リップ21の
両側に固定される固定部材19(分離して第5図に示して
ある)に差込まれる。ナット18は、横補強材16と固定部
材19との間のプラスチック・シール20を押圧するための
ものである。
横アーム23と可動リップ21との間の間隔を調節する部材
は、ノズル出口スロット11の高さを正確に調節する。こ
れらの部材はナットとして作業するギザ付きヘッド24を
有するねじ山付円筒に適合するねじ山付きロッド28を備
えている。このロッド28は、下端部に差込まれる固定ピ
ンにより可動リップ21に固定される。ねじ山付き円筒は
2つのギザ付きヘッド24により横アーム23に固定されて
いる。これらのヘッド24は、横アーム23の両側のストッ
パとして役立ち、ねじ山付き円筒が横アーム内に形成さ
れた垂直の円筒形通路内を回動しうるようにする。
本発明によるノズルの第3の実施例は、第8図から第10
図までに示してある。この実施例が第1実施例と異なる
点は、長さ対幅の比がより小さく、1.8:1程度であり、
かつまた補強ケージを有している点である。この実施例
は、特に、1m以上の幅を有する大型のノズルを製造する
のに適している。このノズルは、その場合、上下の3角
状薄板7,8と側板9,10を用いて造られ、これらの薄板
は、たとえばほぼ3mm厚のステンレス鋼板をカットした
ものでよい。
前記補強ケージは、上下の格子29,30を有している。こ
れらの格子29,30は、横方向スパー31,32と半径方向スパ
ー33,34,35とにより形成されており、これらのスパー
は、3角状本体2のどちらの側にも付加され、クロスロ
ッド36,37によりどちらの側にも固定される。
下側の格子30の横方向及び半径方向のスパー32,35は、
それぞれ方形と長方形の横断面の金属管により形成さ
れ、交差個所で互いに固定、すなわち溶接されている。
上側の格子29の横方向スパー31と半径方向の枠組みスパ
ー34は、方形横断面の金属管により形成され、この格子
の他のスパーは長方形横断面を有している。
半径方向の枠組みスパー34は、横方向スパー31の端部に
固定されている。その他の半径方向スパー33と横方向ス
パー31は、それらのすべての交差個所でそれらの間の間
隔を調節する部材により結合されている。3角状本体2
により支持されている半径方向スパー33から横方向スパ
ー31を隔てる間隔を調節するこれらの部材は、本体2
の、異なる個所での流動的な練り物流の厚さを調整し
て、精密に修正できるようにするためのものである。こ
れらの部材は、各交差個所に、ナットとして作業するね
じ山付き円筒40に適合するねじ山付きロッド39を有して
いる。ロッド39の下端部は、半径方向スパー33に固定さ
れる。ねじ山付き円筒40は、2つのディスク42,43を介
して横方向スパー32に固定されている。ディスク42,43
は、スパーの両側でストッパとして作用し、かつまたス
パー内に形成された垂直の円筒形通路内を円筒40が回動
しうるようにする。スパーの上に配置されるストッパ・
ディスク42は、3本ピン・キーに適合する3穴ロックを
有している。
上下の格子29,30は、クロスロッド36,37により連結され
ている。3角状本体2の左側のクロスロッド36は、その
下端部のところで下側の横方向スパー32の左端部に、そ
れぞれ固定される。しかし、これらロッド36は、それぞ
れ、円筒形の半径方向のバー44により上方の横方向スパ
ー31に結合されている。このバー44は、スパーの左端部
とクロスロッド36の上端部45とを貫通している。上端部
45は、スパー31の左端部に垂直に形成されている適宜な
切欠きに適合せしめられているので、スパー31はバー44
を中心として旋回可能である。
3角状本体2の右側に配置されるクロスロッド37は、そ
れぞれ、バー46により下方横スパー32の右端部に結合さ
れる。バー46は、このスパー32の端部とクロスロッドの
下端部47の双方を貫通する。端部47は、スパー32の端部
に垂直に形成された適宜な切欠きに適合せしめられてい
るので、クロスロッドはバー46を中心として旋回可能で
ある。
各クロスロッド37の上端部は、各上方横スパー31の右端
部に形成された垂直の切欠きに取外し可能に適合せしめ
られている。この上端部は、ダブル・チェック・ナット
48とギザ付きナット47とによりスパーに固定されてい
る。
この実施例では、ノズルの本体2は、したがって、ギザ
付きナット49をゆるめ、クロスロッド37を上方スパー31
から分離し、バー44を中心として上方の格子29を旋回さ
せることにより、補強ケージから外すことができる。
この第3の実施例も、最後の下方横スパー51に固定され
た突出した湾曲支持体50を有している。これらの突出し
た支持体50は、それぞれ、湾曲端部3の曲率に合致する
凹曲率を有している。また、これらの支持体50は、それ
ぞれ、垂直平面内に配置された3角状突出部の形状を有
している。この突出部の上側52は、湾曲端部3の曲率に
適合する凹曲面を有している。下側53は、直線状で、出
口スロット11と同一水平面上に位置しており、小さな上
流側54は直線的で下側横スパー51に固定されている。
この実施例では、したがって、スパー51に沿ってこれら
等間隔の支持体50のいくつか並置することにより、湾曲
端部3の剛度を、かなり増すことができる。しかし、同
時に、出口スロット11と、たとえば、流動的な練り物の
層が押出されるコンベア・ベルトとの間の間隔を眼でチ
ェックする実用的な補助手段が得られる。
発明の効果 本発明は、以上説明したような構成を有するので、以下
に記載のような効果を奏する。
下流方向において下流に拡大されかつ傾斜した長方形の
横断面を有する傾斜した三角状本体、および、この本体
の延長上において、水平面に対して接線方向に終端しか
つ中心を本体の頂点にした円形の円弧の形状に出口スロ
ットを画成する湾曲端部を有するノズルにおいて、3角
状本体に適当されてその下にありかつ横部材によってい
ずれかの側に連結された横方向および半径方向スパーに
よって形成された2つの格子を含む補強ケージを包含す
るので、3角状本体の大部分において均一に内部の圧力
に抗することができ十分にノズルの剛性を維持すること
ができる。また、この補強ケージにおいては、格子の一
方がその横方向スパーの端部に固定された半径方向の枠
形成スパーによって形成され、その他方の半径方向スパ
ーが3角状本体上に支持されていて、その横方向スパー
が全てのそれらの交差部においてそれらの間の間隔を調
節する装置によって連結され、そして他方の格子の横方
向および半径方向スパーが全てのそれらの交差部におい
て固定されているので、半径方向スパーおよび横方向ス
パーの交差部である3角状本体の種々の地点で間隔を調
節する装置によってノズル内部の練り物の流れを非常に
微細に調節することができ、量産をする上で最適な状態
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はノズルの第1実施例の平面図、第2図は第1図
の第1実施例の縦断面図、第3図はノズルの第2実施例
の端部の部分縦断面図、第4図は第3図の第2実施例端
部の前面図、第5図、第6図、第7図は、それぞれ、第
2実施例の上方可動リップ固定部材、シール部材、横補
強材の側面図、第8図はノズルの第3実施例の平面図、
第9図は第8図の実施例の側面図、第10図は第8図の実
施例の下流から見た横断面図である。 1……カップリング、2……3角状本体、3……湾曲端
部、4……入口通路、5……円形、6……方形、7……
上方薄板、8……下方薄板、9,10……側板、11……出口
スロット、12,13……平行線、14,15……スロットの端
部、16……横補強材、17,18,19……シール固定部材、20
……シール、21……上方可動リップ、23……横アーム、
24,28……間隔調節部材、25……締付けボルト、26……
ねじ山付き支持体、27……上流の延長部、29,30……上
下の格子、31,32……横方向スパー、33,34,35……半径
方向スパー、36,37……クロスロッド、39……ねじ山付
きロッド、40……ねじ山付き円筒、42,43……ディス
ク、44……半径方向バー、45……クロスロッド上端部、
47……クロスロッド下端部、48……ダブル・チェック・
ナット、49……ギザ付きナット、50……突出支持体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動的な練り物の層、特に膨らまされた練
    り物を押し出すノズルであって、入口通路を画成するカ
    ップリング(1)、該カップリングに一体で下流方向に
    おいて下流に拡大されかつ傾斜した長方形の横断面を有
    する傾斜した三角状本体(2)、および、該本体(2)
    の延長上において、水平面に対して接線方向に終端しか
    つ中心を前記本体の頂点にした円形の円弧の形状に出口
    スロット(11)を画成する湾曲端部(3)、を包含する
    ノズルにおいて、該ノズルが、 前記3角状本体(2)に適用されてその下にありかつ横
    部材(36,37)によっていずれかの側に連結された横方
    向および半径方向スパー(31,32,33,34,35)によって形
    成された2つの格子(29,30)を含む補強ケージを包含
    し、 前記格子(29)の一方がその横方向スパー(31)の端部
    に固定された半径方向の枠形成スパー(34)によって形
    成され、 その他方の半径方向スパー(33)が3角状本体(2)上
    に支持されていて、 その横方向スパー(31)が全てのそれらの交差部におい
    てそれらの間の間隔を調節する装置(39,40,42,43)に
    よって連結され、そして 前記他方の格子(30)の横方向および半径方向スパー
    (32,35)が全てのそれらの交差部において固定されて
    いる、 ことを特徴とする流動的な練り物の層を押し出すノズ
    ル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のノズルにおいて、前記入
    口通路(1)が下流方向において円形状または四角形状
    から変化している定面積の横断面を有することを特徴と
    する流動的な練り物の層を押し出すノズル。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のノズルにおいて、前記傾
    斜した3角状本体(2)が前記水平面と20°乃至40°の
    角度をなす平面に配置されていることを特徴とする流動
    的な練り物の層を押し出すノズル。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のノズルにおいて、前記湾
    曲端部(3)がその半径を前記出口スロット(11)の幅
    の0.2乃至1.5倍にする凹面曲率半径を有することを特徴
    とする流動的な練り物の層を押し出すノズル。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のノズルにおいて、前記湾
    曲端部(3)がその全体幅に亙って一定でありかつ前記
    出口スロット(11)の上流に位置されている2つの平行
    線の間に含まれる凹面曲率を有することを特徴とする流
    動的な練り物の層を押し出すノズル。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のノズルにおいて、前記本
    体の長さ対幅の比が1.5:1乃至2.5:1であることを特徴と
    する流動的な練り物の層を押し出すノズル。
  7. 【請求項7】請求項1に記載のノズルにおいて、最後の
    横方向スパー(51)に固定されかつ前記湾曲端部の曲率
    に適応される曲率(52)を有する突出する湾曲支持部
    (50)を包含することを特徴とする流動的な練り物の層
    を押し出すノズル。
JP2037548A 1989-02-21 1990-02-20 流動的な練り物の層を押出すノズル Expired - Fee Related JPH0777540B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH603/89A CH677718A5 (ja) 1989-02-21 1989-02-21
CH00603/89-0 1989-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02261332A JPH02261332A (ja) 1990-10-24
JPH0777540B2 true JPH0777540B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=4190811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2037548A Expired - Fee Related JPH0777540B2 (ja) 1989-02-21 1990-02-20 流動的な練り物の層を押出すノズル

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5149258A (ja)
EP (1) EP0384159B1 (ja)
JP (1) JPH0777540B2 (ja)
AT (1) ATE99121T1 (ja)
AU (1) AU632306B2 (ja)
BR (1) BR9000792A (ja)
CA (1) CA2009181C (ja)
CH (1) CH677718A5 (ja)
DE (1) DE69005475T2 (ja)
DK (1) DK0384159T3 (ja)
ES (1) ES2048870T3 (ja)
NZ (1) NZ232586A (ja)
ZA (1) ZA90743B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2626752T3 (es) * 2012-09-14 2017-07-25 Hb-Feinmechanik Gmbh & Co.Kg Tobera de pasta así como dispositivo y procedimiento para la fabricación de un producto de pasta

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2774106A (en) 1952-12-17 1956-12-18 Us Rubber Co Method of and apparatus for forming a sheet of latex foam

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2168288A (en) * 1927-12-12 1939-08-01 Carey Philip Mfg Co Extruding sheet material
US2730760A (en) * 1954-10-06 1956-01-17 Lane Company Inc Extrusion apparatus
US2938231A (en) * 1958-10-02 1960-05-31 Blaw Knox Co Plastic extrusion die
US3225715A (en) * 1962-03-19 1965-12-28 Gen Mills Inc Apparatus for producing roll-in type doughs
US3296346A (en) * 1963-06-07 1967-01-03 Owens Corning Fiberglass Corp Slurry pouring means and method
USRE30221E (en) * 1970-08-25 1980-02-26 Edward F. Ruiz Dough sheet spreader
US3833704A (en) * 1971-02-24 1974-09-03 Welex Inc Method of extracting a plural layered sheet
US3880069A (en) * 1971-07-29 1975-04-29 Jenos Inc Apparatus for forming dough shells
US4252519A (en) * 1979-11-16 1981-02-24 Monsanto Company Extrusion die blade
US4322202A (en) * 1980-11-21 1982-03-30 Salvator Martinez Dough extruder and sheet spreader apparatus
US4364722A (en) * 1981-04-02 1982-12-21 U.C. Industries Foam extrusion die assembly
JPS59138422A (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 Sekisui Plastics Co Ltd 熱可塑性樹脂発泡板の製造方法及び装置
DE3641438A1 (de) * 1986-03-27 1987-10-01 Brown Inc John Mechanismus zum einstellen einer formlippe

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2774106A (en) 1952-12-17 1956-12-18 Us Rubber Co Method of and apparatus for forming a sheet of latex foam

Also Published As

Publication number Publication date
ES2048870T3 (es) 1994-04-01
AU632306B2 (en) 1992-12-24
CH677718A5 (ja) 1991-06-28
DE69005475D1 (de) 1994-02-10
CA2009181C (en) 1996-10-01
BR9000792A (pt) 1991-01-22
JPH02261332A (ja) 1990-10-24
DK0384159T3 (da) 1994-03-21
EP0384159A1 (fr) 1990-08-29
DE69005475T2 (de) 1994-05-11
ZA90743B (en) 1990-11-28
NZ232586A (en) 1992-02-25
EP0384159B1 (fr) 1993-12-29
ATE99121T1 (de) 1994-01-15
CA2009181A1 (en) 1990-08-21
AU4902290A (en) 1990-08-30
US5149258A (en) 1992-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0802034A1 (en) Method of manufacturing layered structure
DE2713453C3 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Pastieren eines Gittersubstrats
KR101181605B1 (ko) 소용돌이 모양의 퍼프 압출물을 절단하기 위한 방법 및장치
KR20110020433A (ko) 주름 만두 성형장치
JPS60229726A (ja) シ−ト押出用ダイ
JPH0777540B2 (ja) 流動的な練り物の層を押出すノズル
EP0189349B1 (en) Paste spreader apparatus for shredded wheat
CA1140716A (en) Extruding die apparatus for producing a plastic closure strip
DE2810853A1 (de) Extruderkopf
US3255488A (en) Wide slotted nozzle for producing film from extrudable materials
US3298062A (en) Extrusion dies
USRE30221E (en) Dough sheet spreader
CN214354070U (zh) 一种挤出机机头
CN109702985B (zh) 一种用于连续挤出物理发泡pet板材的模具
DE4034268C2 (ja)
CN110238019A (zh) 一种防粘结的秸秆颗粒制备成型装置
CN214071728U (zh) 一种食品挤压机
CN217937194U (zh) 红薯粉熟化机挤出装置
CN203985817U (zh) 多功能面条机
CN214071462U (zh) 一种8字面条切丝刀
KR101596575B1 (ko) 어묵성형 장치
JP2560156B2 (ja) 土練機の瓦荒地材料の押出量調整装置
CN202623237U (zh) 宽幅片材挤出平模头
CN210017832U (zh) 一种带单边波纹的挤压膨化设备出口定型模具
CN104621202A (zh) 多功能面条机

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees