JPH0777382A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JPH0777382A
JPH0777382A JP22094093A JP22094093A JPH0777382A JP H0777382 A JPH0777382 A JP H0777382A JP 22094093 A JP22094093 A JP 22094093A JP 22094093 A JP22094093 A JP 22094093A JP H0777382 A JPH0777382 A JP H0777382A
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JP
Japan
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inner lid
cover
closed
refrigerator
plate
Prior art date
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JP22094093A
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English (en)
Inventor
Takanobu Uchiya
孝信 打矢
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外扉の内蓋を閉じたときの平行度を保持す
る。 【構成】 外扉4の内板21の下側周壁22cに傾斜面
32を有する突起体30を設ける。内蓋24が開状態で
垂れ下がっているときに内蓋24を閉じると、突起体3
0の傾斜面32に内蓋24の案内片29が当接する。内
蓋24は傾斜面32に沿って上方へ持ち上げられてい
く。内蓋24の案内片29が傾斜面32の終端dに到達
して、磁石11,12の吸着力によって内蓋24が閉じ
られる。内蓋24の平行度が保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯蔵室の外扉の内板に
開閉自在な内蓋を備えた冷凍冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍冷蔵庫は、図11,12の如
く、冷凍冷蔵庫本体1に冷凍室2および冷蔵室3が設け
られ、各貯蔵室2,3を開閉する冷凍室外扉4および冷
蔵室外扉5が取付けられている。冷凍室外扉4は、その
内板6に食品収納棚7が係合され、該食品収納棚7を覆
う内蓋8が設けられている。
【0003】該内蓋8は、前記内板6の左右両側面に装
着されたヒンジ9に回動自在に支持された2枚の片持式
内蓋8とされ、前記ヒンジ9を介して左右両側に観音開
き式に開閉自在に取付けられている。
【0004】そして、前記内蓋8を開閉するときは、各
内蓋8に形成された取手10を持って行い、閉蓋時に
は、図13の如く、前記内板6の下側に内装された磁石
11と、前記内蓋8に前記磁石11と対向して設けられ
た磁石12とが吸着して閉じられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内蓋8は、その支持端8aだけがヒンジ9で支持されて
いるため、支持されていない内蓋8の開閉端8bは、ヒ
ンジ9のガタツキや内蓋8の自重によって垂れ下がり、
閉蓋時に左右の内蓋8の平行度(建付け)がうまくとれ
ず、図14のように、内蓋8の開閉端8aが下がった状
態で磁石11,12の吸着力により閉じられる。したが
って、この状態で外扉4を閉じると、内蓋8の下側が冷
凍室1の下縁13に当接して外扉4が閉まらなくなると
いった問題があった。
【0006】また、内蓋のヒンジの構造を工夫すること
により、内蓋の平行度を保つようにした冷凍冷蔵庫が、
特開平3−110374号あるいは特開平3−1646
82号公報に開示されている。しかし、この方法では、
ヒンジの構造が複雑になるので、部品コストが高くな
る。また、内蓋の開閉端に必要以上の外力が加わると、
ヒンジにガタが発生したり、破損してしまうといった問
題が有り、完全なものではなかった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、外扉の内蓋の平行
度を容易に保持する冷凍冷蔵庫の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1,4の如く、前面開口した貯蔵室2
を開閉する外扉4の内板21に食品収納棚7が設けら
れ、前記内板21の側面に前記食品収納棚7を覆う片持
式内蓋24が開閉自在に取付けられ、前記内板21ある
いは前記内蓋24のどちらか一方に、前記内板21ある
いは前記内蓋24のどちらか他方に形成された案内片2
9,41が当接する突起体30,42が設けられ、該突
起体30,42に前記内蓋24の閉じる方向に対して上
方に傾斜した傾斜面32,43が形成されたものであ
る。
【0009】請求項2による課題解決手段は、図5の如
く、内板21あるいは内蓋24のどちらか一方に山形の
突起体51が設けられ、前記内板21あるいは前記内蓋
24のどちらか他方に前記突起体51に嵌合する嵌合孔
52が形成されている。
【0010】請求項3による課題解決手段は、図6の如
く、内蓋24の内板21と対向する面に、食品収納棚7
に形成された案内片61が当接する突起体62が設けら
れ、該突起体62に前記内蓋24の閉じる方向に対して
上方に傾斜した傾斜面63が形成されている。
【0011】請求項4による課題解決手段は、図8の如
く、突起体71に食品収納棚7に係合する係合爪72が
形成されている。
【0012】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、内
蓋24が開状態で垂れ下がっていても、内蓋24を閉じ
ると、突起体30,42の傾斜面32,43に内蓋24
の案内片29あるいは内板21の案内片41が当接し
て、内蓋24が上方へ持ち上げられていく。
【0013】そして、内蓋24が完全に閉まったとき、
内蓋24は内板21に対する平行度が保たれ、外扉4の
開閉を阻害しない。
【0014】請求項2による課題解決手段において、内
蓋24が開状態で下がっている場合、内蓋24を閉じる
と、突起体51の下側傾斜面54aが嵌合孔52の下端
に当接して、内蓋24が突起体51の下側傾斜面54a
に沿って上方へ持ち上げられ、突起体51が嵌合孔52
に嵌まり込んで、内蓋24の平行度を保った状態で閉じ
られる。
【0015】また、内蓋24が開状態で上がっている場
合に内蓋24を閉じるときも同様に、突起体51と嵌合
孔52との嵌合により内蓋24の平行度が保たれる。
【0016】請求項3による課題解決手段において、内
蓋24が開状態で下がっていても内蓋24を閉じると、
突起体62の傾斜面63に食品収納棚7の案内片61が
当接して、内蓋24が上方へ持ち上げられて平行度が保
たれる。
【0017】請求項4による課題解決手段において、内
蓋24が開状態で下がっていても内蓋24を閉じると、
突起体71に食品収納棚7の案内片61が当接して、内
蓋24が上方へ持ち上げられる。そして、係合爪72が
食品収納棚7に嵌まり込んで係止され、振動による内蓋
24の開き防止が図れる。
【0018】
【実施例】
(第一実施例)本実施例の冷凍冷蔵庫は、図3の如く、
冷凍冷蔵庫本体1に、前面開口した冷凍室2および冷蔵
室3の各貯蔵室を開閉する冷凍室外扉4および冷蔵室外
扉5が回動可能に取付けられている。なお、冷凍冷蔵庫
の構造については公知であるので、詳細な説明は省略
し、本発明の要部を中心に説明する。また、従来と同じ
構成部品には同一符号を付している。
【0019】前記冷凍室外扉4は、図1の如く、該外扉
4の裏面を形成する内板21と、該内板21に係合され
た食品収納棚7とを備えている。前記内板21は、その
全周に矩形の枠状の周壁22が突設され、該周壁22に
囲まれた凹み23には、容器や食品等を載置する前記食
品収納棚7が任意の位置に一定の間隔をおいて上下2段
に取付けられている。
【0020】そして、前記内板21の側面に前記食品収
納棚7を覆う内蓋24がヒンジ9を介して開閉自在に取
付けられている。前記内板21の左右の側周壁22a,
22bには、前記内蓋24を回動可能に支持するヒンジ
9a,9bが取付けられている。また、下側周壁22c
には、前記内蓋24を閉じたときに固定させる磁石11
が内装されている。
【0021】前記内蓋24は左右一対とされ、三方を囲
む周縁25を有する箱形に形成され、側面寄りの支持部
26が前記各ヒンジ9a,9bにそれぞれ片持支持さ
れ、中央寄りの取手部27に取手としての切欠10が形
成されている。これによって、左右の内蓋24a,24
bは、内板21の中央付近から左右両側へ向かって観音
開きに開閉される。また、前記周縁25の下側25aに
は、下方へ突出した鍔部28が形成されており、該鍔部
28には前記磁石11と互いに吸着する磁石12が内装
されている。
【0022】そして、前記内板21の下側周壁22cに
は、前記内蓋24に形成された案内片29が当接する突
起体30が設けられ、該突起体30は、図2の如く、前
記内板21の下側周壁22cに、その外周面31より前
方へ突出して形成されている。そして、突起体30の上
側面が、前記外周面31に向かって上方に傾斜して形成
されており、この面が傾斜面32とされ、前記内蓋24
a,24bの鍔部28の角が当接可能になっており、こ
こが前記案内片29の役割を果たしている。前記傾斜面
32は、その傾斜寸法Eが内蓋24の下がり量fに対し
て、E>fに設定されている。
【0023】前記内蓋24a,24bは、前記案内片2
9と傾斜面32の終端dとが一致した位置で磁石11に
より固定され、この位置が内板21の下側周壁22cに
対して、内蓋24の下側周縁25aが平行になって食品
収納棚7を覆う閉蓋位置とされる。
【0024】上記構成において、冷凍室2の外扉4に設
けられた2枚の内蓋24a,24bを左右両側へ開ける
と、自重により各内蓋24a,24bの支持されていな
い取手部27は、閉蓋位置より下がり量fだけ下がった
位置になる。
【0025】次に、各内蓋24a,24bを閉じると、
各内蓋24a,24bの案内片29が内板21の傾斜面
32に当接する。さらに内蓋24a,24bを閉じてい
くと、案内片29が傾斜面32に沿って移動し、内蓋2
4a,24bが上方へ持ち上げられていく。
【0026】そして、内蓋24a,24bの案内片29
が傾斜面32の終端dに到達すると、磁石11と磁石1
2とが互いに吸着し、内蓋24a,24bが内板21の
下側周壁22cの外周面31に当接して閉蓋位置で閉じ
られる。
【0027】このように、内蓋24a,24bを閉じる
とき、内蓋24a,24bの案内片29が突起体30の
傾斜面32に当接しながら、傾斜面32に沿って上方へ
持ち上げられるので、閉じたときに内蓋24a,24b
の垂れ下がりが規制され、内板21に対する平行度を保
持することが可能となる。したがって、外扉4の開閉時
に、内蓋24a,24bが冷凍室2の下縁13に当たら
ないので、外扉4の開閉を容易に行うことができる。
【0028】また、突起体30を設けるだけの簡単な方
法で安価に実現できるので、製品コストが高くなること
はない。
【0029】(第二実施例)本実施例の冷凍冷蔵庫は、
図4の如く、外扉4の内蓋24に、内板21に形成され
た案内片41が当接する突起体42が設けられ、該突起
体42に前記内蓋24の閉じる方向に対して上方に傾斜
した傾斜面43が形成されたものである。前記突起体4
2は、内蓋24の鍔部28の上端が前記内板21側へ突
出して形成されたもので、突起体42の下側面が先端に
向かって上方に傾斜しており、この面が前記傾斜面43
とされる。そして、該傾斜面43に前記内板21の下側
周壁22cの角が当接可能となっており、ここが前記案
内片41の役割を果たしている。なお、その他の構成は
第一実施例と同様である。
【0030】そして、内蓋24を閉じると、内板21の
案内片41が傾斜面43に当接する。傾斜面43が案内
片41に沿って移動して、内蓋24が上方へ持ち上げら
れ、案内片41が傾斜面43の終端hに達して、内蓋2
4が閉蓋位置で閉じられる。したがって、第一実施例と
同様の効果が得られる。
【0031】(第三実施例)上記第一,第二実施例で
は、開状態のとき、自重によって垂れ下がった内蓋24
を閉じるときに上方向へ持ち上げるようにしている。し
かし、内蓋24の製品バラツキやヒンジ9のバラツキ等
によっては、内蓋24が持ち上がった状態で開く場合が
考えられる。
【0032】そこで、本実施例の冷凍冷蔵庫では、図5
の如く、外扉4の内蓋24に、山形の突起体51が設け
られ、内板21に前記突起体51に嵌合する嵌合孔52
が形成されている。前記突起体51は、前記内蓋24の
鍔部28の内板21との当接面53に突設され、上下面
が先端側へ向かって狭くなるよう傾斜した山形状に形成
されている。そして、下面は、内蓋24が下がったとき
に上方へ持ち上げる下側傾斜面54a、上面は、内蓋2
2が上がったときに下方へ下げる上側傾斜面54bにそ
れぞれなる。
【0033】前記嵌合孔52は、前記内板21の下側周
壁22cの外周面31に、前記突起体51の対向位置に
形成され、嵌合孔52の大きさは、突起体51の麓の大
きさより僅かに大きく設定されている。なお、図5にお
いて、内蓋24を内板21に固定させる各磁石は図示し
ないが、内蓋24の突起体51が形成されない場所と、
その場所の対向位置にそれぞれ磁石が配されている。ま
た、その他の構成は第一実施例と同様である。
【0034】上記構成において、内蓋24が開状態で下
がっているとき、内蓋24を閉じると、突起体51の下
側傾斜面54aが嵌合孔52の下端に当接する。そし
て、下側傾斜面54aが嵌合孔52の下端に当接しなが
ら移動して内蓋24が上方へ持ち上げられ、突起体51
が嵌合孔52に嵌まり込み、内蓋24が閉蓋位置で閉じ
られる。
【0035】また、内蓋24が開状態で上がっていると
き、内蓋24を閉じると、突起体51の上側傾斜面54
bが嵌合孔52の上端に当接し、上側傾斜面54bが嵌
合孔52の上端に当接しながら内蓋24が下方へ下げら
れて、嵌合孔52に嵌まり込んで閉じられる。
【0036】このように、内蓋24が下がっているとき
には上方へ、上がっているときには下方へとそれぞれ規
制できるので、製品あるいは組立にバラツキがあって
も、内蓋24の平行度を常に保持することが可能とな
る。しかも、部品を増やすことなく安価に実現できるの
で、製品コストが高くならない。
【0037】(第四実施例)本実施例の冷凍冷蔵庫で
は、図6,7の如く、外扉4の内蓋24に、食品収納棚
7に形成された案内片61が当接する突起体62が設け
られ、該突起体62に前記内蓋24の閉じる方向に対し
て上方に傾斜した傾斜面63が形成されている。前記突
起体62は、内蓋24の裏面である内板21と対向する
面24aに前記食品収納棚7側へ突出して形成され、突
起体62の下側面が先端に向かって上方に傾斜してお
り、この面が前記傾斜面63とされる。そして、該傾斜
面63に前記食品収納棚7の前面上端が当接可能となっ
ており、ここが前記案内片61の役割を果たしている。
【0038】そして、前記傾斜面63の傾斜寸法Eは、
内蓋24の下がり量fに対して、E>fに設定されてい
る。また、前記突起体62は、内蓋24の下側周縁25
aの内面からLだけ離れた位置に設けられ、食品収納棚
7は内板21の凹み23の最下端に配置されており、前
記突起体62の位置寸法Lと食品収納棚7の深さ寸法M
とがほぼ同一に設定されている。なお、内蓋24が上が
っているときにスムーズに閉じられるように、内蓋24
の下側周縁25aがその鍔部28側へ向かって下方へ少
し傾斜している。また、その他の構成は上記第一実施例
と同様である。
【0039】このように、内蓋24が開状態で下がって
いても、内蓋24を閉じるとき、突起体62の傾斜面6
3に食品収納棚7の案内片61が当接し、内蓋24が上
方へ持ち上げられて、閉蓋位置で閉じられる。
【0040】また、内蓋24が開状態で上がっていて
も、内蓋24を閉じるとき、その下側周縁25aの内面
が食品収納棚7の下面に当接して内蓋24を下側へ下げ
て閉蓋位置で閉じられるので、内蓋24が上がっていて
も下がっていても、常に平行度が保たれる。
【0041】(第五実施例)上記実施例では、内蓋24
の固定方法を磁石11,12を用いて行っているが、こ
の場合、外扉4の開閉時の振動によって、食品収納棚7
の食品等が動いて内蓋24に当たり、内蓋24が開いて
食品が収納棚7から落下する恐れがある。
【0042】そこで、本実施例の冷凍冷蔵庫では、図
8,9の如く、外扉4の内蓋24に突起体71が設けら
れ、該突起体71は、内蓋24の裏面24aに前記食品
収納棚7側へ突設された支柱71aと、該支柱71aの
先端に鍵形に形成された係合爪72とを備えている。そ
して、該係合爪72には、食品収納棚7の案内片61に
係合して内蓋24を係止させる係止部73と、内蓋24
を閉じるときに内蓋24を上方へ持ち上げる傾斜面74
とが形成されている。なお、内板21および内蓋24に
は、それぞれを固定させる磁石は配置されておらず、そ
の他の構成は第一実施例と同様である。
【0043】このように、内蓋24が開状態で下がって
いるとき、内蓋24を閉じると、係合爪72の傾斜面7
4に食品収納棚7の案内片61が当接して、内蓋24が
傾斜面74に沿って上方へ持ち上げられる。このとき、
突起体71が食品収納棚7に押されて若干上側に弾性変
形するので、突起体71自体も上方に持ち上げられる。
【0044】そして、係合爪72の傾斜面74が食品収
納棚7の案内片61を乗り越えると、係止部73が食品
収納棚7に嵌まり込んで内蓋24が係止される。また、
内蓋24を開けるときも、突起体71が上側に向かって
弾性変形して食品収納棚7の案内片61を乗り越えて開
放される。
【0045】したがって、内蓋24を係合爪73によっ
て係止させるので、磁石等の固定部材が不要になり、製
品のコストダウンが可能となる。しかも、係合爪73は
振動が発生しても食品収納棚7から外れないので、内蓋
24が開くことがなく、食品等が食品収納棚7から落下
したりしない。
【0046】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、上
記第三実施例では、内板21に突起体51と嵌合する嵌
合孔52を設けていたが、図10に示すように凹み81
でもよい。また、突起体を内板21に設け、嵌合孔を内
蓋24に設けてもよい。
【0047】そして、上記第一〜第三実施例では、突起
体30,42,51を内板21あるいは内蓋24の下側
に設けていたが、内板21あるいは内蓋24の上側に設
けてもよい。また、第四実施例では、突起体62を内蓋
24の裏面24aに設けていたが、食品収納棚7に突起
体を設け、内蓋24に突起体に係合する係合片や係合孔
を設けてもよい。
【0048】さらに、上記実施例では、案内片29,4
1,61として各部材の角を利用していたが、スムーズ
に動くように球状に形成したり、あるいは突起を設けて
もよい。
【0049】さらにまた、上記実施例では、冷凍室2の
外扉4について述べたが、冷蔵室3の外扉5でもよい。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1,3によると、内蓋を閉じるとき、突起体の傾斜
面に内蓋の案内片、内板の案内片あるいは食品収納棚の
案内片が当接して、内蓋を上方へ持ち上げるので、内蓋
の垂れ下がりを規制して、内板に対して平行とされる閉
蓋位置で閉じられ、内蓋の平行度を常に保つことが可能
となる。
【0051】したがって、外扉の開閉を阻害しないの
で、外扉の開閉が容易に行うことができる。また、突起
体を設けるだけの簡単な方法で安価に実現できるので、
製品コストが高くなることはない。
【0052】請求項2によると、内蓋が開状態で下がっ
ている場合は上方へ、上がっている場合は下方へとそれ
ぞれ規制して閉蓋位置で閉じられるので、内蓋等の製品
にバラツキが発生しても、内蓋の平行度を常に保つこと
が可能となる。
【0053】請求項4によると、係合爪が食品収納棚に
係合して内蓋を固定するので、磁石等の固定部材が不要
になり、部品数削減による製品のコストダウンが可能と
なる。しかも、外扉等を閉じるときに振動が発生して
も、係合爪が食品収納棚から外れないので、内蓋が開く
ことがなく、食品収納棚からの食品等の落下防止が実現
できるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例における冷凍冷蔵庫の外扉
の内蓋の要部断面図
【図2】第一実施例の内蓋の開閉状態を示す図
【図3】冷凍冷蔵庫の斜視図
【図4】第二実施例における冷凍冷蔵庫の内蓋の要部断
面図
【図5】第三実施例における冷凍冷蔵庫の内蓋の要部断
面図
【図6】第四実施例における冷凍冷蔵庫の内蓋の要部断
面図
【図7】同じく内蓋の開閉状態を示す図
【図8】第五実施例における冷凍冷蔵庫の内蓋の要部断
面図
【図9】同じく内蓋の係止状態を示す斜視図
【図10】他の実施例の内蓋の要部断面図
【図11】従来の冷凍冷蔵庫の縦断面図
【図12】同じく冷凍庫の外扉の裏面側斜視図
【図13】同じく内蓋の要部断面図
【図14】同じく内蓋の垂れ下がり状態を示す図
【符号の説明】
2 冷凍室 4 外扉 7 食品収納棚 21 内板 24 内蓋 29 案内片 30 突起体 32 傾斜面 41 案内片 42 突起体 43 傾斜面 51 突起体 52 嵌合孔 61 案内片 62 突起体 63 傾斜面 71 突起体 72 係合爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口した貯蔵室を開閉する外扉の内
    板に食品収納棚が設けられ、前記内板の側面に前記食品
    収納棚を覆う片持式内蓋が開閉自在に取付けられた冷凍
    冷蔵庫において、前記内板あるいは前記内蓋のどちらか
    一方に、前記内板あるいは前記内蓋のどちらか他方に形
    成された案内片が当接する突起体が設けられ、該突起体
    に前記内蓋の閉じる方向に対して上方に傾斜した傾斜面
    が形成されたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前面開口した貯蔵室を開閉する外扉の内
    板に食品収納棚が設けられ、前記内板の側面に前記食品
    収納棚を覆う片持式内蓋が開閉自在に取付けられた冷凍
    冷蔵庫において、前記内板あるいは前記内蓋のどちらか
    一方に山形の突起体が設けられ、前記内板あるいは前記
    内蓋のどちらか他方に前記突起体に嵌合する嵌合孔が形
    成されたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 内蓋の内板と対向する面に、食品収納棚
    に形成された案内片が当接する突起体が設けられ、該突
    起体に前記内蓋の閉じる方向に対して上方に傾斜した傾
    斜面が形成されたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 突起体に食品収納棚に係合する係合爪が
    形成されたことを特徴とする請求項3記載の冷凍冷蔵
    庫。
JP22094093A 1993-09-06 1993-09-06 冷凍冷蔵庫 Pending JPH0777382A (ja)

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JP22094093A JPH0777382A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 冷凍冷蔵庫

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CN111623586A (zh) * 2019-02-27 2020-09-04 惠而浦有限公司 具有磁盒系统的冰箱
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