JPH0436772Y2 - - Google Patents

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JPH0436772Y2
JPH0436772Y2 JP1988139373U JP13937388U JPH0436772Y2 JP H0436772 Y2 JPH0436772 Y2 JP H0436772Y2 JP 1988139373 U JP1988139373 U JP 1988139373U JP 13937388 U JP13937388 U JP 13937388U JP H0436772 Y2 JPH0436772 Y2 JP H0436772Y2
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rice
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input port
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、米びつの上方に収納空間を有する米
びつ付き収納庫に関する。
〔従来の技術〕
近年、この種の米びつ付き収納庫として、例え
ば特開昭63−99817号公報に示されるように、米
びつの上面に米投入口を設けるようにして、米の
投入を行いやすくしたものがある。
すなわち、この米びつ付き収納庫は、第6図に
概略的に示すように、本体41の下方に米びつ4
2と物品収納部43,43を備えるとともに、上
方に側壁44,44で囲まれた物品収納部45を
備え、前記米びつ42の上方には前方へ引き出し
自在にスライド棚46が設けられ、さらに、米び
つ42の天板47に前記スライド棚46を引き出
したとき外面に露出する米投入口48が設けられ
ている。なお、第7図において、49は米投入口
カバー、50は残量確認窓、51は計量キー52
などを備えた操作パネル、53は米受け部であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成の米びつ付き収納庫に
おいては、物品収納部45の幅がかなり広いの
で、米投入の際、側壁44,44と米投入口48
との間の天板47あるいは床上に米をこぼしてし
まうことがある。また、この種米びつ付き収納庫
においては、物品収納部43,43をできるだけ
広くし、米びつ42は幅狭で奥行きが大きく形成
されるのが一般的であるが、図に示すように、ス
ライド棚46は引き出された状態においては、天
板47上にかなり残つた状態で停止し、本体41
に支持されているので、米びつ付き収納庫の前面
から米投入口48までの距離が大きくなり、米の
投入が困難であるとともに、たとえ、スライド棚
46上に米袋を載置した状態で米を投入すること
ができるとしても、米袋が左右にずれ動いてしま
い、その結果、米が天板47などの上にこぼれて
しまうといつた不都合がある。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもの
で、その目的とするところは、米の投入中に米袋
がずれ動いたりせず、米をこぼしたりすることな
く確実に投入することができる使い勝手の良い米
びつ付き収納庫を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係る米び
つ付き収納庫は、米びつの上面に蓋で開閉される
米投入口を形成するとともに、この米投入口の左
右両側に近接して側壁を立設し、さらに、前記蓋
をあけて米投入口を開放したとき、該蓋を、その
一辺を投入口の後方縁に接続した状態で投入口後
方の収納部に立掛け可能となし、該蓋がガイド壁
となつて投入口の左右を囲む側壁とともに前方を
除く投入口の三方を囲むようになした点に特徴が
ある。
〔作用〕
上記構成によれば、米びつの上面に形成された
米投入口の左右両側に近接して側壁が立設される
とともに、米投入のため蓋を開いた状態において
は、その蓋の一辺が投入口の後方縁に接続した状
態で投入口後方の収納部に立掛けられ、その蓋が
ガイド壁となつて投入口の左右を囲む側壁ととも
に前方を除く投入口の三方が囲まれるため、米投
入時に米袋が左右および後方にずれ動くことがな
くなり、安定した状態を保持することができ、従
つて、米をこぼすことなく確実に投入するこがで
きる。
また、第2図において実線で示すように、米投
入口を蓋で閉止した状態においては、蓋の上面を
物品収納部として利用することができ、使い勝手
が良い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図〜第4図は本考案の一実施例に係る米び
つ付き収納庫を示し、第1図,第3図および第4
図において、1は収納庫本体で、例えば薄い鋼板
を適宜折曲して、前面を除く三方を囲むようにし
て後壁2,左右側壁3,4が形成してある。そし
て、この収納庫本体1の内部には、上下方向に立
設された仕切り壁5を介して例えば向かつて右側
に物品を載置あるいは収納するための物品収納部
としての収納棚6,7および前面に把手部8を有
する引き出し9が設けられるとともに、左側には
上部に収納空間10を有する米びつ11が設けて
ある。また、収納庫本体1の最上部には例えば電
子レンジなどを載置することができる載置台12
が形成してある。
前記米びつ11の構成を、さらに、第2図をも
参照しながら詳細に説明すると、この米びつ11
は左側壁3と仕切り壁5と後壁2によつて形成さ
れた三側壁と、前面壁13とに囲まれるように形
成された米貯蔵部14と、この米貯蔵部14の上
面に設けられる天板15に切り欠き形成された米
投入口16を開閉自在に覆う蓋17と、操作パネ
ル18と、米受け部19などからなる。
前記米投入口16は平面視矩形で、その前側の
開口縁部が米びつ11の前面に近接し、後側の開
口縁部が米貯蔵部14の奥行き方向のほぼ半分弱
程度に奥まつたところに位置し、左右両側の開口
縁部がそれぞれ左側壁3,仕切り壁5に近接する
ように形成されている。そして、この米投入口1
6の後部を除く三方の開口縁部の内面には米が落
下しやすいように傾斜ガイド面20……が形成し
てあり、後部の開口縁部の内面のガイド部21は
ほぼ垂下している。また、米投入口16の前側の
開口縁部より前方に形成されている前枠22の上
面には蓋17の把手27を収容するための凹部2
3が形成してある。
前記蓋17は米投入口16の後側の開口縁部側
を支点として上下方向に回動するようにピン2
4,24によつて天板15に枢支してあり、その
下面には補強リブ25,26が垂設してある。特
に、周設された補強リブ25は、蓋17が米投入
口16を閉止したとき米投入口16の開口縁部に
ほぼ当接するようにしてある。そして、蓋17の
前面側には把手27が設けてある。
前記操作パネル18には計量キー28……やロ
ツク・アンロツク用つまみ29が設けてある。ま
た、前記米受け部19は挿抜自在の米受けボウル
よりなり、その前面には把手部30が形成してあ
る。なお、31は米びつ11の前面壁13に形成
される残量確認窓である。これら操作パネル18
および米受け部19の構成は従来のものと変わる
ところはない。
32は米びつ11の上部に形成された収納空間
10に設けられた収納棚で、後壁2側から前方に
向けて両側壁3,5間に水平に取り付けられてい
る。その設置高さおよびその前方への突出長さ
は、第1図に示すように、米投入口16を開放す
るため蓋17を上方に回動し、これをやや後倒し
状態にして保持できる程度に設定してある。
33は収納空間10の前面を開閉するように回
動自在に枢支された扉である。
而して、上記構成の米びつ付き収納庫におい
て、第1図および第2図において仮想線で示すよ
うに、米投入のため蓋17を上方に回動してこれ
を投入口16後方の収納部に設けた収納棚32に
もたれさせるようにすると、この蓋17が米投入
口16の後方に近接して投入ガイド壁となること
により、米投入口16の三方が左側壁3,仕切り
壁5および蓋17によつて囲まれるため、米投入
時に米袋が左右および後方にずれ動くことがなく
なるとともに、米袋を米投入口16前方の前枠2
2に支持させて米を投入することができるので、
安定した状態を保持することができ、従つて、米
をこぼすことなく確実に投入することができる。
そして、米投入口16の開口部分は左右および奥
行き方向に大きいから、米袋の口部を絞らなくて
もよく、従つて、米を短時間に投入することがで
きる。
また、第2図において実線で示すように、米投
入口16を蓋17で閉止した状態においては、収
納棚32に加えて、米投入口16を閉止する蓋1
7の上面および天板15の上面を、物品を載置す
る物品収納部として広く利用することができ、使
い勝手が良い。
上述の実施例においては、米投入口16を開閉
する蓋17をピン枢支していたが、第5図に示す
ように、着脱自在に構成してあつてもよい。この
場合、米投入口16の後側の開口縁部の後方に、
溝34を設け、取り外した蓋17をこの溝34内
に嵌め込むようにして接続状態としておけば好都
合である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、米びつ
の上面に米投入口が設けてあり、しかも、米投入
時、米投入口の三方が両側壁および蓋によつて囲
まれるため、米投入時に米袋が左右および後方に
ずれ動くことがなくなり、安定した状態を保持す
ることができ、従つて、米をこぼすことなく確実
に投入するこができる。そして、米投入口を蓋で
閉止した状態においては、米投入口を閉止する蓋
の上面および天板の上面を、物品を載置する物品
収納部として広く利用することができ、使い勝手
が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は米びつの要部を示す断面斜視図、第2図は
米びつの要部を示す断面図、第3図は米びつ付き
収納庫の正面図、第4図は蓋を開いた状態におけ
る米びつの平面図である。第5図はそれぞれ本考
案の他の実施例を示す要部分解斜視図である。第
6図は従来技術を説明するための斜視図である。 3……側壁(左側壁)、5……側壁(仕切り
壁)、10……収納空間、11……米びつ、16,
35……米投入口、17,37……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 米びつの上方に収納空間を有する米びつ付き収
    納庫において、前記米びつの上面に蓋で開閉され
    る米投入口を形成するとともに、この米投入口の
    左右両側に近接して側壁を立設し、さらに、前記
    蓋をあけて米投入口を開放したとき、該蓋を、そ
    の一辺を投入口の後方縁に接続した状態で投入口
    後方の収納部に立掛け可能となし、該蓋がガイド
    壁となつて投入口の左右を囲む側壁とともに前方
    を除く投入口の三方を囲むようになしたことを特
    徴とする米びつ付き収納庫。
JP1988139373U 1988-10-26 1988-10-26 Expired JPH0436772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988139373U JPH0436772Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26

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JP1988139373U JPH0436772Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26

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Publication Number Publication Date
JPH0259748U JPH0259748U (ja) 1990-05-01
JPH0436772Y2 true JPH0436772Y2 (ja) 1992-08-31

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ID=31402572

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JP1988139373U Expired JPH0436772Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26

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JPH0259748U (ja) 1990-05-01

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