JPH0776645B2 - 空気調和システム - Google Patents
空気調和システムInfo
- Publication number
- JPH0776645B2 JPH0776645B2 JP63020723A JP2072388A JPH0776645B2 JP H0776645 B2 JPH0776645 B2 JP H0776645B2 JP 63020723 A JP63020723 A JP 63020723A JP 2072388 A JP2072388 A JP 2072388A JP H0776645 B2 JPH0776645 B2 JP H0776645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioning
- water
- heat
- conditioning system
- fan coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空気調和を行なう場合の部分負荷への対応を
改善可能とした空気調和システムの改良に関するもので
ある。
改善可能とした空気調和システムの改良に関するもので
ある。
第3図は従来の一般的な冷温水による空気調和システム
の概略図であり、図において(1)は温水を製造するた
めのチリングユニツト等の熱源機、(2)は上記冷温水
を利用して空気調和を行なうフアンコイルユニツトであ
り、通常複数台設置されている(3)は循環水ポンプ、
(4)は冷温水配管である。
の概略図であり、図において(1)は温水を製造するた
めのチリングユニツト等の熱源機、(2)は上記冷温水
を利用して空気調和を行なうフアンコイルユニツトであ
り、通常複数台設置されている(3)は循環水ポンプ、
(4)は冷温水配管である。
次に動作について説明する。チリングユニツト(1)に
よつて製造された冷温水は、循環水ポンプ(3)により
水配管(4)に送水される。
よつて製造された冷温水は、循環水ポンプ(3)により
水配管(4)に送水される。
上記水配管(4)にはフアンコイルユニツト(2)が接
続されており、このフアンコイルユニツト(2)に内蔵
してある送風装置が運転することにより冷風、温風を吹
き出し空気調和を行なう。
続されており、このフアンコイルユニツト(2)に内蔵
してある送風装置が運転することにより冷風、温風を吹
き出し空気調和を行なう。
従来の一般的な冷温水による空気調和システムは以上の
ように構成されているので、近年のように、OA機器が普
及してくると、部分熱負荷が増加し、他のゾーンは暖房
であることに対し、OA機器周辺は冷房が必要となる個所
や、冬期の宴会場のように初期は暖房の要があるが時間
が経過すれば冷房が必要となるような場所では使用する
ことができない等の問題点があつた。また、冷房、暖房
等が適宜切換可能なシステムを組むことは可能である
が、上記空気調和システムを2系統持つ必要があり、設
備費のアツプ、制御の複雑化等の問題点があつた。
ように構成されているので、近年のように、OA機器が普
及してくると、部分熱負荷が増加し、他のゾーンは暖房
であることに対し、OA機器周辺は冷房が必要となる個所
や、冬期の宴会場のように初期は暖房の要があるが時間
が経過すれば冷房が必要となるような場所では使用する
ことができない等の問題点があつた。また、冷房、暖房
等が適宜切換可能なシステムを組むことは可能である
が、上記空気調和システムを2系統持つ必要があり、設
備費のアツプ、制御の複雑化等の問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので部分熱負荷増への対応、熱負荷が経時的に変化
するゾーンへの対応のできる空気調和システムを得るこ
とを目的とする。
たもので部分熱負荷増への対応、熱負荷が経時的に変化
するゾーンへの対応のできる空気調和システムを得るこ
とを目的とする。
この発明においては、フアンコイルユニツトによる暖房
運転時、または冷房運転時フアンコイルユニツトに供給
され被熱交換空気と熱交換した温水、または冷水を水熱
源非利用側熱交換器に供給して空気調和装置による冷房
運転、または暖房運転のいずれをも行い得る空気調和シ
ステムを構成することにより上記目的を達成するもので
ある。
運転時、または冷房運転時フアンコイルユニツトに供給
され被熱交換空気と熱交換した温水、または冷水を水熱
源非利用側熱交換器に供給して空気調和装置による冷房
運転、または暖房運転のいずれをも行い得る空気調和シ
ステムを構成することにより上記目的を達成するもので
ある。
この発明においては、フアンコイルによる暖房運転時、
または冷房運転時、フアンコイルユニツトに供給され被
熱交換空気と熱交換した温水、または冷水を水熱源非利
用側熱交換器に供給して、空気調和装置による冷房運
転、または暖房運転のいずれをも容易に行い得る空気調
和システムを構成して部分熱負荷の大な個所あるいは、
熱負荷状態の変化する個所に容易に対応し得る空気調和
を可能とするものである。
または冷房運転時、フアンコイルユニツトに供給され被
熱交換空気と熱交換した温水、または冷水を水熱源非利
用側熱交換器に供給して、空気調和装置による冷房運
転、または暖房運転のいずれをも容易に行い得る空気調
和システムを構成して部分熱負荷の大な個所あるいは、
熱負荷状態の変化する個所に容易に対応し得る空気調和
を可能とするものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の空気調和装置の冷媒回路図、第2図は空
気調和システム図である。第1図において(8)は圧縮
機、(19)は四方切換弁、(9)はアキユムレータ、
(10)は水熱源非利用側熱交換器、(11)は暖房用毛細
管、(12)は逆止弁、(13)はバルブ、(14)は冷媒配
管であり、これらをキヤビネツトに収納し水熱源コンデ
ンシングユニツト(5)を構成している。また(15)は
利用側熱交換器、(16)は冷房用毛細管、(17)は逆止
弁であり、上記利用側熱交換器(15)の手前には送風装
置(18)を取付け、室内ユニツト(6)を構成してい
る。上記水熱源コンデンシングユニツト(5)と室内ユ
ニツト(6)は接続配管(7)により冷媒回路を構成す
る。
図はこの発明の空気調和装置の冷媒回路図、第2図は空
気調和システム図である。第1図において(8)は圧縮
機、(19)は四方切換弁、(9)はアキユムレータ、
(10)は水熱源非利用側熱交換器、(11)は暖房用毛細
管、(12)は逆止弁、(13)はバルブ、(14)は冷媒配
管であり、これらをキヤビネツトに収納し水熱源コンデ
ンシングユニツト(5)を構成している。また(15)は
利用側熱交換器、(16)は冷房用毛細管、(17)は逆止
弁であり、上記利用側熱交換器(15)の手前には送風装
置(18)を取付け、室内ユニツト(6)を構成してい
る。上記水熱源コンデンシングユニツト(5)と室内ユ
ニツト(6)は接続配管(7)により冷媒回路を構成す
る。
上記空気調和装置は第2図に示すように、チリングユニ
ツト(1)、フアンコイルユニツト(2)、循環水ポン
プ(3)、水配管(4)による構成された空気調和シス
テムに接続されている。
ツト(1)、フアンコイルユニツト(2)、循環水ポン
プ(3)、水配管(4)による構成された空気調和シス
テムに接続されている。
次に作用について説明する。
フアンコイルユニツト(2)により暖房を行なつた後、
チリングユニツト(1)へ戻る利用済の温水は、フアン
コイルユニツト(2)入口部の水温より約5℃低くな
る。
チリングユニツト(1)へ戻る利用済の温水は、フアン
コイルユニツト(2)入口部の水温より約5℃低くな
る。
この利用済の温水を水熱源コンデンシングユニツト
(5)の水熱源非利用側熱交換器(10)に流すことによ
り、空気調和装置による冷房、暖房随意の運転を可能と
している。空気調和装置における冷房運転は圧縮機
(8)が運転し、高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁(1
9)を通過し、水熱源非利用側熱交換器(10)により凝
縮され、室内ユニツト(6)の冷房用毛細管(16)によ
り絞られ、断熱膨張し、利用側熱交換器(15)で蒸発
し、送風装置(18)により循環されている室内の被熱交
換空気を冷却し冷房する。また、暖房運転は圧縮機
(8)より吐出された冷媒ガスは四方切換弁(19)を通
過し室内ユニツト(6)の利用側熱交換器(15)で室内
の被熱交換空気を暖めることにより凝縮し、暖房用毛細
感(11)により断熱膨張し、水熱源非利用側熱交換器で
蒸発することとなる。ここで、この空気調和装置は熱源
水が10〜45℃まで冷、暖房運転のいずれをも可能として
おりフアンコイルユニツト(2)は冷房時は出口水温は
10℃以上となり、また暖房時は出口水温は45℃以下とな
るのが一般的であり、したがつてフアンコイルユニツト
(2)における冷房、暖房いずれの状態でも、空気調和
装置による冷房、暖房運転が可能となる。
(5)の水熱源非利用側熱交換器(10)に流すことによ
り、空気調和装置による冷房、暖房随意の運転を可能と
している。空気調和装置における冷房運転は圧縮機
(8)が運転し、高温高圧の冷媒ガスは四方切換弁(1
9)を通過し、水熱源非利用側熱交換器(10)により凝
縮され、室内ユニツト(6)の冷房用毛細管(16)によ
り絞られ、断熱膨張し、利用側熱交換器(15)で蒸発
し、送風装置(18)により循環されている室内の被熱交
換空気を冷却し冷房する。また、暖房運転は圧縮機
(8)より吐出された冷媒ガスは四方切換弁(19)を通
過し室内ユニツト(6)の利用側熱交換器(15)で室内
の被熱交換空気を暖めることにより凝縮し、暖房用毛細
感(11)により断熱膨張し、水熱源非利用側熱交換器で
蒸発することとなる。ここで、この空気調和装置は熱源
水が10〜45℃まで冷、暖房運転のいずれをも可能として
おりフアンコイルユニツト(2)は冷房時は出口水温は
10℃以上となり、また暖房時は出口水温は45℃以下とな
るのが一般的であり、したがつてフアンコイルユニツト
(2)における冷房、暖房いずれの状態でも、空気調和
装置による冷房、暖房運転が可能となる。
以上のようにこの発明においては、フアンコイルユニツ
トによる暖房運転時、または冷房運転時フアンコイルユ
ニツトに供給され被熱交換空気と熱交換した温水、また
は冷水を水熱源非利用側熱交換器に供給して空気調和装
置による冷房運転、または暖房運転のいずれをも行い得
る空気調和システムを構成したことにより、比較的簡単
な構成で暖房時の冷房運転や、暖房運転から冷房運転へ
の自動切換えが容易に行うことができ、OA負荷対応や、
宴会場のような暖房負荷から冷房負荷へ熱負荷の変化す
るゾーンに対応する空気調和を容易に行うことができる
という効果を有するものである。
トによる暖房運転時、または冷房運転時フアンコイルユ
ニツトに供給され被熱交換空気と熱交換した温水、また
は冷水を水熱源非利用側熱交換器に供給して空気調和装
置による冷房運転、または暖房運転のいずれをも行い得
る空気調和システムを構成したことにより、比較的簡単
な構成で暖房時の冷房運転や、暖房運転から冷房運転へ
の自動切換えが容易に行うことができ、OA負荷対応や、
宴会場のような暖房負荷から冷房負荷へ熱負荷の変化す
るゾーンに対応する空気調和を容易に行うことができる
という効果を有するものである。
第1図はこの発明の一実施例による空調装置の冷媒回路
図、第2図は、この発明の空気調和システムの概略図、
第3図は従来の空気調和システムの概略図である。これ
らの図において、(2)はフアンコイルユニツト、
(8)は圧縮機、(19)は切換弁、(10)は水熱源非利
用側熱交換器、(15)は利用側熱交換器、 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図、第2図は、この発明の空気調和システムの概略図、
第3図は従来の空気調和システムの概略図である。これ
らの図において、(2)はフアンコイルユニツト、
(8)は圧縮機、(19)は切換弁、(10)は水熱源非利
用側熱交換器、(15)は利用側熱交換器、 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】温水、または冷水と被熱交換空気とを熱交
換させることにより暖房または冷房を行なうフアンコイ
ルユニツトを有する空気調和システムにおいて、圧縮
機、切換弁、水熱源非利用側熱交換器、及び利用側熱交
換器により構成された冷媒回路を有する空気調和装置を
設け、上記フアンコイルユニツトによる暖房運転時、ま
たは冷房運転時、上記フアンコイルユニツトに供給さ
れ、被熱交換空気と熱交換した温水、または冷水を上記
水熱源非利用側熱交換器に供給して上記空気調和装置に
よる冷房運転、または暖房運転のいずれをも行いうるこ
とを特徴とする空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020723A JPH0776645B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020723A JPH0776645B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 空気調和システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01196467A JPH01196467A (ja) | 1989-08-08 |
JPH0776645B2 true JPH0776645B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=12035093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63020723A Expired - Lifetime JPH0776645B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 空気調和システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776645B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101900453A (zh) * | 2009-05-27 | 2010-12-01 | 王春刚 | 一种热泵空调地暖系统 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP63020723A patent/JPH0776645B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01196467A (ja) | 1989-08-08 |
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