JPH0776366A - 乳用バッグインボックス用袋体の連結体 - Google Patents

乳用バッグインボックス用袋体の連結体

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JPH0776366A
JPH0776366A JP22349293A JP22349293A JPH0776366A JP H0776366 A JPH0776366 A JP H0776366A JP 22349293 A JP22349293 A JP 22349293A JP 22349293 A JP22349293 A JP 22349293A JP H0776366 A JPH0776366 A JP H0776366A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生乳、牛乳等の容器に要求される安全性、強
度等の諸特性を充分に満たした乳用バッグインボックス
用袋体が個別分離可能に複数連結した乳用バッグインボ
ックス用袋体の連結体を提供する。 【構成】 高密度ポリエチレン(HDPE)と低密度ポ
リエチレン(LDPE)との共押出フィルムを含む2枚
以上のポリエチレンフィルム11,12…を四方シール
により重ね合わせて袋本体3を形成し、この袋本体3に
ポリエチレン製の注入注出具4を取り付けて乳用バッグ
インボックス用袋体1とし、この乳用バッグインボック
ス用袋体1をポリエチレン(PE)テープからなる接続
片2の熱融着により個別分離可能に複数連結して乳用バ
ッグインボックス用袋体1の連結体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッグインボックス(Bag
in Box )用袋体の連結体に係り、特に生乳、牛乳、加
工乳等、乳等省令上、「乳」に分類される液体の輸送・
保管に好適に利用される乳用バッグインボックス用袋体
が個別分離可能に複数連結された乳用バッグインボック
ス用袋体の連結体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばミネラルウォーター等の飲料や工
業用薬品などの種々の液体の輸送・保管には使い捨ての
いわゆるワンウェイ容器であるバッグインボックスが広
く用いられるに至っている。
【0003】このバッグインボックスは、プラスチック
製で折り畳み可能な袋または容器を内装に用い、これに
段ボール箱を外装したものであり、内容液体に対する耐
水性、耐薬品性、ガスバリヤー性等を内装のプラスチッ
クに受け持たせる一方、輸送・保管上必要な剛性は外装
に受け持たせるように構成されている。このように構成
されるバッグインボックスは、従来のガラス壜、ブリキ
缶等に比べ、回収が不要であるため省力化・経費節減に
役立つとともに折り畳み可能であることから空容器の輸
送・保管が容易で流通コストの低減が図れる等の利点を
有している。
【0004】一方、生乳、牛乳、加工乳等、乳等省令
上、「乳」に分類される液体の容器としては、いわゆる
ミルクカートンと呼ばれるポリエチレン加工紙製容器が
広く用いられるに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ミルクカートンは、主に家庭用の小型容器としては優れ
た性質を有するものではあるが、例えば業務用あるいは
工場間輸送等の用途には、その容量、強度等の点で必ず
しも適当ではないという欠点がある。
【0006】そこで、例えば業務用あるいは工場間輸送
等の用途に適した大型容器としてバッグインボックスの
利用が考えられるのであるが、従来のバッグインボック
スには、生乳、牛乳等の容器に要求される安全性、強度
等の諸特性を充分に満足するものは未だ開発されていな
い。このため、本件出願人は生乳、牛乳等の容器に要求
される安全性、強度等の諸特性を充分に満足する乳用バ
ッグインボックス袋体を開発し、さきにこれを提案した
が(特願平5−120802号)、このものは単体であ
るため、例えば袋体のみを大量に輸送する場合に必ずし
も便利ではなかった。
【0007】本発明は、かかる事情に基づいてなされた
ものであり、本発明の目的は生乳、牛乳等の容器に要求
される安全性、強度等の諸特性を充分に満たし、特に、
乳等省令上、「乳」に分類されるものの輸送・保存に好
適に利用可能であるという利点を有する乳用バッグイン
ボックス袋体が個別分離可能に複数連結されたものであ
って袋体の大量輸送や保管に適した乳用バッグインボッ
クス袋体の連結体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成は、ポリエチレン(PE)フィルムから
なる袋本体と、この袋本体に取付けられた注入注出口と
を備えるバッグインボックス用袋体が個別分離可能に複
数連結されたバッグインボックス用袋体の連結体であっ
て、前記袋本体は高密度ポリエチレン(HDPE)と低
密度ポリエチレン(LDPE)との共押出フィルムを少
なくとも1枚含む2枚以上のポリエチレン(PE)フィ
ルムが四方シールにより重ね合わされて形成されている
とともに最外層が前記共押出フィルムの高密度ポリエチ
レン(HDPE)層により形成され、さらに前記注入注
出口が前記袋本体の内面に熱融着される低密度ポリエチ
レン(LDPE)製のスパウトと該スパウトに取付けら
れる高密度ポリエチレン(HDPE)製のキャップとか
らなる乳用バッグインボックス用袋体であり、複数の該
乳用バッグインボックス用袋体が互いにポリエチレン
(PE)テープからなる接続片の熱融着により個別分離
可能に連結されていることを特徴とする乳用バッグイン
ボックス用袋体の連結体であり、前記接続片にミシン目
が形成されている請求項1記載の乳用バッグインボック
ス用袋体の連結体である。
【0009】
【作用】本発明の乳用バッグインボックス用袋体の連結
体は、複数の乳用バッグインボックス用袋体が、ポリエ
チレン(PE)テープからなる接続片の熱融着により個
別分離可能に連結されたものである。この連結体を構成
する乳用バッグインボックス用袋体は、ポリエチレン
(PE)フィルムからなる袋本体と、この袋本体に取付
けられた注入注出口とを備えるものである。ここで、袋
本体は高密度ポリエチレン(HDPE)と低密度ポリエ
チレン(LDPE)との共押出フィルムを少なくとも1
枚含む2枚以上のポリエチレン(PE)フィルムが四方
シールにより重ね合わされて形成されているとともに最
外層が前記共押出フィルムの高密度ポリエチレン(HD
PE)層により形成されている。また、注入注出口は袋
本体の内面に熱融着される低密度ポリエチレン(LDP
E)製のスパウトと該スパウトに取付けられる高密度ポ
リエチレン(HDPE)製のキャップとにより構成され
ている。すなわち、内容物である「乳」と直接に接触す
る袋本体および注入注出口がいずれもポリエチレン(P
E)により形成されているため、乳等省令上の規格を満
足する充分な安全性および強度が確保されているととも
にリサイクルが容易である。また、袋本体が少なくとも
2枚のポリエチレン(PE)フィルムが四方シールによ
り重ね合わされて形成されているとともに袋本体の少な
くとも最外層を形成するポリエチレン(PE)フィルム
が、高密度ポリエチレン(HDPE)と低密度ポリエチ
レン(LDPE)との共押出フィルムを構成する高密度
ポリエチレン(HDPE)層により形成されている。し
たがって、袋本体の最外層は耐熱性に優れているととも
に強度に優れ、しかも伸び難い高密度ポリエチレン(H
DPE)層からなり、その内側の層は伸び易い低密度ポ
リエチレン(LDPE)層からなるため、袋本体を構成
する2枚以上のポリエチレン(PE)間の滑りが良好で
あって緩衝特性に優れ、しかも袋本体に穴が開きにくい
という流通上好ましい性質を有している。しかも、注入
注出口を構成するキャップおよびスパウトのうち、袋本
体の内面に熱融着されるスパウトが低密度ポリエチレン
(LDPE)により形成されているので、ヒートシール
性が良好である。そして、このような利点を有する乳用
バッグインボックス袋体は個別分離可能に複数がポリエ
チレン(PE)テープからなる接続片の熱融着により互
いに連結されている。したがって、袋体の大量輸送に好
適であるとともに、接続片がポリエチレン(PE)フィ
ルムにより形成されているため、各袋体を個別に分離し
た後においても乳等省令上の規格を満足する充分な安全
性および強度が維持される。さらに、この接続片がミシ
ン目を有する構成とすれば、このミシン目に沿って接続
片を切り離すことにより各袋体の個別分離が容易にな
る。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を示し、本発明について
さらに具体的に説明する。図1は本発明の乳用バッグイ
ンボックス用袋体の連結体の一例を示す説明図であり、
図2はその連結体を構成する乳用バッグインボックス用
袋体を示す説明図である。また、図3はその乳用バッグ
インボックス用袋体の袋本体の構成を示す説明図であ
る。
【0011】図1に示すように、この乳用バッグインボ
ックス用袋体の連結体は、ポリエチレンフィルム(P
E)からなる複数の乳用バッグインボックス用袋体1
が、ポリエチレン(PE)テープからなる接続片2によ
り個別分離可能に連結されて形成されている。
【0012】この実施例における乳用バッグインボック
ス用袋体1は、図2に示すように、ポリエチレン(P
E)フィルムからなる袋本体3と、この袋本体3に取付
けられた注入注出口4とを備えるものであり、袋本体3
は、図3に示すように、いずれも高密度ポリエチレン
(HDPE)と低密度ポリエチレン(LDPE)とを共
押出してなる3枚の共押出フィルム11,12,13が
外側から共押出フィルム11/共押出フィルム12/共
押出フィルム13の順に四方シールにより重ね合わされ
て形成されている。
【0013】ここで、本発明において、高密度ポリエチ
レン(HDPE)とは、密度が0.94以上のポリエチ
レンをいい、低密度ポリエチレン(LDPE)とは密度
が0.94未満のポリエチレンをいう。また、これらの
高密度ポリエチレン(HDPE)および低密度ポリエチ
レン(LDPE)は、いずれも重金属、蒸発残留物およ
び過マンガン酸カリウム消費量についての溶出試験、破
裂強度ならびにピンホールについて以下の基準を満足す
ることが必要である。
【0014】すなわち、溶出試験(60℃、30分間)
中、重金属(浸出溶液4%酢酸)については1ppm以
下、蒸発残留物(浸出溶液4%酢酸)については15p
pm以下、過マンガン酸カリウム消費量(浸出溶液水)
については5ppmである。破裂強度については、これ
らのポリエチレンを用いて形成される袋本体1の内容物
である「乳」が、低温流通品である場合には5kgf/
cm2 以上、常温流通品である場合には8kgf/cm
2 以上である。また、ピンホールについては、ピンホー
ルがないことが求められる。
【0015】最外層を構成する共押出フィルム11は高
密度ポリエチレン(HDPE)層11aと低密度ポリエ
チレン(LDPE)層11bとの2層構成からなり、高
密度ポリエチレン(HDPE)層11aの厚さは、通
常、30μm〜50μmである。また、低密度ポリエチ
レン(LDPE)層11bの厚さは、通常、100μm
〜120μmである。この実施例では、高密度ポリエチ
レン(HDPE)層11aの厚さが30μmであり、低
密度ポリエチレン層11bの厚さが100μmである。
【0016】この最外層を構成する共押出フィルム11
には、これに隣接して共押出フィルム12が重ね合わせ
られている。中層を構成する共押出フィルム12は低密
度ポリエチレン(LDPE)層12aと高密度ポリエチ
レン(HDPE)層12bと低密度ポリエチレン(LD
PE)層12cとの3層構成からなるものである。
【0017】ここで、低密度ポリエチレン(LDPE)
層12a,12cおよび高密度ポリエチレン層(HDP
E)層12bの厚さは、いずれも、通常、20〜40μ
mである。この実施例では各層の厚さをいずれも20μ
mとしてある。
【0018】この中層を構成する共押出フィルム13に
は、これに隣接して共押出フィルム13が重ね合わせら
れている。最内層を構成する共押出フィルム13の層構
成および各層の厚さは、いずれも共押出フィルム12と
同様である。
【0019】以上より、この袋本体3の層構成は、外側
から内側に向けて[高密度ポリエチレン(HDPE)層
11a/低密度ポリエチレン(LDPE)層11b]/
[低密度ポリエチレン(LDPE)層12a/高密度ポ
リエチレン(HDPE)層12b/低密度ポリエチレン
(LDPE)層12c]/[低密度ポリエチレン(LD
PE)層13a/高密度ポリエチレン(HDPE)層1
3b/低密度ポリエチレン(LDPE)層13c]とな
り、最外層は高密度ポリエチレン(HDPE)により形
成され、最内層は低密度ポリエチレン(LDPE)によ
り形成されることになる。
【0020】ここで、最外層を高密度ポリエチレン(H
DPE)により形成するのは、高密度ポリエチレン(H
DPE)は低密度ポリエチレン(LDPE)に比較して
耐熱性および機械的強度に優れ、ヒートシール時の熱の
影響を受けないとともに伸びにくくて穴が開きにくいか
らであり、最内層を低密度ポリエチレン(LDPE)に
より形成するのはヒートシール性を確保するためであ
る。
【0021】また、各共押出フィルム11,12,13
は四方シールされて重ね合わされたものであり、各共押
出フィルム同士は全面が貼り合わせられたものではな
い。なお、図1、図2および図4において、5は四方シ
ール部であるが、この四方シール部5は、たとえば内側
四方シール部および外側四方シール部のように2重に設
けてもよい。たとえば四方シール部を2重もしくはそれ
以上設けた場合には、緩衝効果がさらに優れたものとな
る。
【0022】上記のように各共押出フィルム重ね合わせ
ると、各共押出フィルム間ではいずれも対向する層(対
面層)の間で滑りが生じることになるが、各共押出フィ
ルム間で対向する層はいずれも低密度ポリエチレン(L
DPE)層であるため、滑りが良好であり、流通上、好
ましい緩衝効果が奏されることになる。
【0023】このような構成の袋本体3には、図2に示
すように、低密度ポリエチレン(LDPE)製のスパウ
ト41と高密度ポリエチレン(HDPE)製のキャップ
42とからなる注入注出口4が取り付けられる。
【0024】具体的には、袋本体3の最内層を構成する
低密度ポリエチレン(LDPE)層13cと低密度ポリ
エチレン(LDPE)製のスパウト21とが熱融着さ
れ、このスパウト41にねじキャップ42が取り付けら
れる。なお、スパウト41は袋本体3に設けられた図示
しないスパウト穴に取り付けられる。
【0025】このように形成される袋体の封かん強度に
ついては、破損、空気漏れがないことが必要である。な
お、袋本体3の構成については、図示したものに限られ
るものではなく、例えば、外側から順に[高密度ポリエ
チレン(HDPE)層(厚さ30〜50μm)/低密度
ポリエチレン(LDPE)層(厚さ100〜120μ
m)]+低密度ポリエチレン(LDPE)フィルム(厚
さ40〜80μm)+低密度ポリエチレン(LDPE)
フィルム(厚さ40〜80μm)からなる3重袋、[高
密度ポリエチレン(HDPE)層(厚さ30〜50μ
m)/低密度ポリエチレン(LDPE)層(厚さ100
〜120μm)]+[低密度ポリエチレン(LDPE)
層(厚さ20〜40μm)/高密度ポリエチレン(HD
PE)層(厚さ20〜40μm)/低密度ポリエチレン
(LDPE)層(厚さ20〜40μm)]からなる2重
袋、あるいは[高密度ポリエチレン(HDPE)層(厚
さ30〜50μm)/低密度ポリエチレン(LDPE)
層(厚さ100〜120μm)]+[低密度ポリエチレ
ン(LDPE)層(厚さ20〜40μm)/高密度ポリ
エチレン(HDPE)層(厚さ20〜40μm)/低密
度ポリエチレン(LDPE)層(厚さ20〜40μ
m)]+[低密度ポリエチレン(LDPE)層(厚さ2
0〜40μm)/高密度ポリエチレン(HDPE)層
(厚さ20〜40μm)/低密度ポリエチレン(LDP
E)層(厚さ20〜40μm)]+[低密度ポリエチレ
ン(LDPE)層(厚さ20〜40μm)/高密度ポリ
エチレン(HDPE)層(厚さ20〜40μm)/低密
度ポリエチレン(LDPE)層(厚さ20〜40μ
m)]からなる4重袋などであってもよい。
【0026】以上のようにして構成される乳用バッグイ
ンボック用袋体1は、個別分離可能に複数連結され、連
結体とされる。具体的には、互いに隣接する乳用バッグ
インボック用袋体1の最外層を構成する高密度ポリエチ
レン(HDPE)にポリエチレン(PE)テープからな
る接続片2が熱融着されて各乳用バッグインボック用袋
体1が個別分離可能に連結されている。
【0027】ここで、接続片2を形成するポリエチレン
(PE)テープの厚さは、通常、80μm〜150μm
程度であり、その形成材料としては各種ポリエチレン
(PE)のなかでも袋本体2の最外層の形成材料と同様
の特性を有するもの、すなわち高密度ポリエチレン(H
DPE)が好適に用いられる。接続片2の形成材料が袋
本体3の最外層の形成材料と同様の高密度ポリエチレン
(HDPE)であると、連結体から個別に分離した各乳
用バッグインボックス用袋体1の所期の特性が接続片2
の残存部においてもそのまま維持されるからである。
【0028】なお、連結体から各乳用バッグインボック
ス用袋体1を個別に分離するには、各乳用バッグインボ
ックス用袋体1を接続片2の部分で切り離せばよい。こ
こで、図4に示すように、各接続片2にミシン目20を
形成しておけば、各乳用バッグインボックス用袋体1の
分離がさらに容易になる。
【0029】このようにして構成される乳用バッグイン
ボックス用袋体の連結体は、たとえばロール状に巻かれ
て牛乳工場等に輸送され、個別に分離された状態で生
乳、牛乳、加工乳等の乳等省令上、「乳」に分類される
製品の容器として好適に利用可能である。そして、牛乳
等が充填される各乳用バッグインボックス用袋体は、外
装段ボール箱に収納された状態で使用される。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように構成した
ので、生乳、牛乳、加工乳等の容器として充分な安全
性、強度を有するとともに、緩衝効果等の流通上好まし
い性質を有する乳用バッグインボックス用袋体が個別分
離可能に複数連結されたものであって大量輸送・保管等
に好適な乳用バッグインボックス用袋体の連結体が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乳用バッグインボックス用袋体の連結
体の一例を示す説明図である。
【図2】本発明における乳用バッグインボックス用袋体
の一例を示す説明図である。
【図3】本発明における乳用バッグインボックス用袋体
を構成する袋本体の層構成を示す説明図である。
【図4】本発明の乳用バッグインボックス用袋体の連結
体の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…乳用バッグインボックス用袋体 2…接続片 3…袋本体 4…注入注出具 5…四方シール部 11…共押出フィルム 11a…高密度ポリエチレン(HDPE)層 11b…低密度ポリエチレン(LDPE)層 12…共押出フィルム 13…共押出フィルム 41…スパウト 42…キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン(PE)フィルムからなる
    袋本体と、この袋本体に取付けられた注入注出口とを備
    えるバッグインボックス用袋体が個別分離可能に複数連
    結されたバッグインボックス用袋体の連結体であって、
    前記袋本体は高密度ポリエチレン(HDPE)と低密度
    ポリエチレン(LDPE)との共押出フィルムを少なく
    とも1枚含む2枚以上のポリエチレン(PE)フィルム
    が四方シールにより重ね合わされて形成されているとと
    もに最外層が前記共押出フィルムの高密度ポリエチレン
    (HDPE)層により形成され、さらに前記注入注出口
    が前記袋本体の内面に熱融着される低密度ポリエチレン
    (LDPE)製のスパウトと該スパウトに取付けられる
    高密度ポリエチレン(HDPE)製のキャップとからな
    る乳用バッグインボックス用袋体であり、複数の該乳用
    バッグインボックス用袋体が互いにポリエチレン(P
    E)テープからなる接続片の熱融着により個別分離可能
    に連結されていることを特徴とする乳用バッグインボッ
    クス用袋体の連結体。
  2. 【請求項2】 前記接続片にミシン目が形成されている
    請求項1記載の乳用バッグインボックス用袋体の連結
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106275779A (zh) * 2015-06-26 2017-01-04 弗英(天津)物流系统科技有限公司 一种柔软高阻隔无菌包装袋
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JP2020157517A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 大日本印刷株式会社 スパウト付き包装袋用積層体および包装袋
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