JPH0775762B2 - 連続鋳造装置の分配溝路のストッパーの調節装置 - Google Patents

連続鋳造装置の分配溝路のストッパーの調節装置

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JPH0775762B2
JPH0775762B2 JP2915791A JP2915791A JPH0775762B2 JP H0775762 B2 JPH0775762 B2 JP H0775762B2 JP 2915791 A JP2915791 A JP 2915791A JP 2915791 A JP2915791 A JP 2915791A JP H0775762 B2 JPH0775762 B2 JP H0775762B2
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rod
adjusting device
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Zimmermann and Jansen GmbH
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ストッパーが溶湯金
属容器の注出口上に設けられたクロスタイまたはストッ
パーロッドに連結されていて、これらクロスタイまたは
ストッパーロッド自体が垂直案内装置内を上下に動くこ
とが出来る支持棒に連結されている、ビレットやインゴ
ットまたはスラブ等のための連続鋳造装置の溶融金属容
器の注出口のストッパーの作動を制御、調節するための
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】この種の
調節装置やストッパー上昇装置は幅広い公差と対応する
大きな機械的遊びとによって特徴付けられており、その
ためにストッパーの動きに全く正確さが無く、従って、
もし或る与えられた鋳造量が達成されるならば、ストッ
パー位置の一定の再調節が必要とされる。もし、鋳造さ
れる寸法が160mm2以下であれば、特に精度が問題と
成る。この様な鋳造寸法においては、ストッパー機構の
公差は大いに不都合である。
【0003】この発明の目的は、上述の問題が最早起こ
ることのない様に、特に公差の無いストッパー機構を提
供することにある。同時に、この様なストッパー機構の
製造費用と管理費用が相当に低減されて、また、少なく
ともこれに関連して含まれる経費を増大するようなこと
は無い。
【0004】
【課題を解決するための手段】この様なこの発明の目的
は、この発明に従って、この発明の特徴部分によって達
成される。支持棒と案内ハウジングとの間にしっかり締
着される支持ローラまたはボールの構造は、特に摩擦や
隙間の無いストッパーロッドのための一種の支持棒の垂
直案内を達成する。これは、この発明に従って精度が相
当に高いストッパー機構と、正確な溶融金属の注入の調
節とを提供する。
【0005】この発明に従った調節装置の好適な構造の
詳細と一層の改善が、恒久的に安全な作動を確実にする
よう行われる。
【0006】好適には、案内棒は、組立、分解、管理の
ために開くことが出来る対応する方形の案内ハウジング
によって取り囲まれた方形断面の部材から成っている。
支持棒と案内ハウジングとの間の支持ローラの隙間の無
い締着を確実にするよう調節装置が構成される。
【0007】また、この発明に従った垂直案内装置と関
連したストッパー駆動装置の簡単な取付けと取外しとに
就いて目的を達成するために調節装置が構成される。更
に、駆動装置は、動力伝達が遊びなく行われるよう構成
されている。
【0008】この発明が添付図面を参照して実施例によ
り以下に詳細に説明されよう。
【0009】
【実施例】
図1、2に示される様に、上下方向に移動可能で且つス
トッパーロッド22(図1、2に特に図示されていな
い)を支持する方形断面の支持棒1と関連した垂直案内
装置は、互いに直角にしっかりと溶接された2つのU字
形部材2、3から成っている。別のU字形部材7は、先
のU字形部材2、3の一緒に溶接されていない方の自由
な長手方向の縁、すなわち脚に二重ヒンジ6によって枢
着されており、これによってこれらU字形部材7は、互
いにしっかりと溶接されたU字形部材2、3と一緒に方
形断面の支持棒1に対して適合する通路を形成する位置
に揺動できる。2つのU字形部材2、3の係合する長手
方向縁の部分において問題の2つのU字形部材2、3を
一緒に溶接するようL字形部材4が用いられている。U
字形部材7で述べたヒンジ連結は、組立分解のための大
きな浪費なく支持棒の垂直案内装置を開くことが出来る
よう造られている。
【0010】更に、上述の垂直案内装置は、方形断面の
支持棒1と、上述のU字形部材2、3、7により形成さ
れる案内ハウジングとの間に締着された支持ローラ10
によって特徴付けられている。図2、3に示される様
に、支持ローラ10は可撓性の支持ローラバンド11に
よって夫々保持されている。各支持ローラバンド11は
一方において方形断面の支持棒1に固着され、他方にお
いて案内ハウジングのU字形部材2、3、7の関連した
支持面に固着されると同時に、支持ローラポケット(図
2、3a参照)を形成している。支持ローラバンド11
は方形断面の支持棒1と案内ハウジングのU字形部材
2、3、7との間に同様に緩く配置された支持ローラ1
0を安全に保持している。
【0011】図1、2図から見られる様に、方形断面の
支持棒1は案内ハウジングのU字形部材2、3、7に関
して四方から支持ローラ10によって支持されている。
2つの軸方向に間隔を置いた支持ローラ10は、案内ハ
ウジングのU字形部材2、3、7の直径方向の端部にお
いて両側に配置されている。支持ローラバンド11が案
内ハウジングの枢支されたU字形部材7に固着される時
に、支持ローラバンド11がこの部分において取外され
なければ、案内ハウジングのU字形部材7は部分的にだ
けが開放できる。案内ハウジングの完全な開放は、枢支
される案内ハウジングのU字形部材7から支持ローラバ
ンド11を離したり或は取外すよう必要である。仮令
に、費用が掛からなくとも、図5、6図に示される構成
によって避けることが出来る。
【0012】図3A、3Bにおいて、支持ローラバンド
11は、支持ローラ10と、これら支持ローラ10に関
連する支持ローラバンド11との間の相対的な動きを防
止する様に適合した形状を成している支持ローラ10の
周面と好適に協同する一種の穿孔を示している。
【0013】図3Cに示される変形例における様に、支
持ローラ10の周面に支持ローラ10の長手軸心方向に
延びる歯を設けて、一方においてこれらの歯を、方形断
面の支持棒1の表面に形成された対応する歯と噛み合わ
せることが出来ると共に、他方においては案内ハウジン
グのU字形部材2、3、7の内側面に形成された対応す
る歯と夫々噛み合わせることが出来る。
【0014】図2に依れば、方形断面の支持棒1には4
つの溝孔が設けられている。これら溝孔は図2において
は交叉し且つ軸方向に間隔を置いて設けられた長孔1
2、14として示されている。言い換えれば、これら長
孔12、14は互いに直角に交叉すると共に且つ互いに
貫通している。端部にカラー14が夫々設けられた全部
で4つの連結ロッド8は長孔12、13を貫通してい
る。更に、これら連結ロッド8は、案内ハウジングを形
成しているU字形部材2、7および3、7の対向する側
部、すなわちウェブを貫通して延びている。カラー14
と反対側の連結ロッド8の端部にはねじが切られていて
ナット42をねじ着することができる。案内ハウジング
のU字形部材2、3、7は支持ローラ10の対応する締
着と共に連結ロッド8によって互いに保持されている。
【0015】各連結ロッド8のカラー14と案内ハウジ
ングのU字形部材2、3、7の対応する側部との間に設
けられたばね部材9、特にドイツ特許第2,406,0
06号に従った熱力学ばね、の作用に対して適宜な変位
が得られる。上述のばね部材9は枢支されたU字形部材
7に対して効果的であり、これは組立の理由のためだけ
である。支持ローラ10の必要な締着は連結ロッド8と
上述のばね部材9とによって調節できる。同時に、これ
は支持棒1とストッパーロッド22に設けられたストッ
パーとに隙間の無い垂直な案内を設ける。
【0016】支持ローラ10は方形断面の支持棒1の多
用的支持を設けている。方形断面の支持棒1の垂直移動
の際に、支持ローラ10は回転運動だけを行う。従っ
て、上述の垂直案内は摩擦なく実用的である。従って、
殆ど摩耗がなく、維持管理費用も安価である。
【0017】上述した支持ローラバンド11は0.3〜
0.5mmの厚さを有した薄い金属板から好適に造られ
る。問題の支持ローラバンド11のための好適な材料は
鋼合金であり、X6CrNiTi1810=1.454
1、或はX6CrNiMoTi17 122=1.457
1が有る。上述した様に、支持ローラバンド11は支持
ローラ10を方形部材1と案内ハウジングのU字形部材
2、3、7との間に位置決めするように作用する。これ
は特に組立てに関して実際に好適である。
【0018】支持ローラバンド11の上述した穿孔は約
10mmの直径を有した孔によって特徴付けられている。
この構成は、起こることが予期される塵埃に関して好適
である。支持ローラ10の周面を互いに適合する形状に
設ける必要はないが、滑りの防止に就いては上述した様
にまだ好適である。
【0019】方形断面の支持棒1の5番目の溝孔15
は、前後および上下に支持棒1を移動可能にするブロッ
クピストンシリンダ装置16の横方向の挿入を予定して
いる。説明されるブロックピストンシリンダ装置16は
一方において案内ハウジングのU字形部材2、3、7に
よって支持できると共に、他方においては方形断面の支
持棒1によって支持できる。ブロックピストンシリンダ
装置16は、同軸に且つシリンダケーシング外に直径方
向に延びるよう出来る2つのピストンロッド19、20
と、シリンダケーシング外に延びるよう出来る第3のピ
ストンロッド21とを有している。最初の2つのピスト
ンロッド19、20は一緒に動くよう横方向の溝孔15
内で方形断面の支持棒1と係合しており、他方、横方向
のピストンロッド21は固定の案内ハウジングのU字形
部材2、3、7、または配分通路に固着された案内ハウ
ジングにおいてブロックピストンシリンダ装置16の固
定を達成する。
【0020】この横方向のピストンロッド21は最初に
述べた2つのピストンロッド19、20から横方向に効
果的に隔たっている。また、このピストンロッド21は
他のピストンロッド19、20(図2のシリンダまたは
ピストンロッドの中心軸17、18)と平行に延びてい
る。方形断面の支持棒1に形成された横方向の溝孔15
に対応する通路43は溝孔15と関連している。上述し
たブロックピストンシリンダ装置16はこの通路43を
通って、方形断面の支持棒1の横方向の溝孔15、すな
わち2つのピストンロッド19、20が延びている溝孔
15、内に延びることが出来る。
【0021】上述した様な具合のブロックピストンシリ
ンダ装置16の挿入において、全ての3つのピストン、
従って、ピストンロッド19、20、21が伸長され
る。直径方向に有効なピストンロッド19、20は方形
部材1の横方向の溝孔15の上側および下側に係合し、
他方ピストンロッド21は、案内ハウジングのU字形部
材2、3、7におけるブロックピストンシリンダ装置1
6の対応する固着と一緒に、案内ハウジングの外側、す
なわち案内ハウジングに連結された支持ブロック44に
係合している。
【0022】行程指令の場合に、方形断面の支持棒1と
係合するピストンロッド19、20と関連した流体は、
ストッパー56による対応する注出口の閉鎖を伴う“伸
長”方向、すなわち図1において上方向、の恒久的な
“過剰力”の下で両方向にピストンロッド19、20を
動かす。図4に従った流体回路は方形断面の支持棒1に
作用する流体の作動状態を示している。この場合に、案
内ハウジングのU字形部材7におけるブロックピストン
シリンダ装置16の力支持は明示のために図示されてい
ない。
【0023】原則的に、径方向に有効なピストンロッド
19、20、すなわち関連したピストンは作動中に加圧
されて、上下ピストンのいずれかが、支持棒1、従って
ストッパー56の所要の方向の動きに基いて径方向に有
効なピストンと較べて過剰な圧力の下に有る。図4に従
って、径方向に有効なピストンと関連し且つ夫々ピスト
ンロッドの無い方のシリンダ室24、25は連結通路2
6によって互いに流体連結されている。この連結通路2
6は、圧力を築成して2つのピストンを離すよう動かす
ために作用する。実際に、この圧力は約180〜250
バールである。この高い圧力のために、2つの径方向に
作用するピストンはしっかりと連結される。
【0024】説明した連結通路26は、連結通路26に
向かってのみ開くことが出来る逆止弁27と、流体ホン
プPまたは流体タンクTのいずれかへの3/4方弁28
と、連結を達成する導管40とを介して接続できる。導
管29は逆止弁27と上述の連結通路26との間で分岐
されて、流体タンクTへと接続される。調節可能な別の
圧力安全弁30が導管29に設けられている。径方向に
有効なピストンロッド19、20が通るシリンダ室3
1、32は3/4方弁33を介して流体ポンプPや或は
流体タンクTと接続できる。各導管36、37は対応す
る接続導管34、35からパイロット弁38に向かって
分岐され、導管39を介して3/4方弁28に接続導管
34、35を接続でき、ピストンロッドの無い2つのシ
リンダ室24、25間の連結通路26を同様に接続でき
る。
【0025】導管40に設けられた逆止弁27は、パイ
ロット弁38を3/4方弁28に接続する導管39から
分岐される圧力管路41を介して圧力流体を放出するよ
う出来る。これは、ピストンロッドの無い2つのシリン
ダ室24、25間の連結通路26内のピストン拡散圧力
の対応する減少と、図4の右手の逃がし位置に同時に3
/4方弁28を位置することゝによって行われる。
【0026】この位置において、導管40は流体タンク
Tに接続される。導管39と圧力管路41はこの位置の
3/4方弁28によって流体ポンプPと連通されるの
で、逆止弁27は圧力流体を放出し、従って、逆止弁2
7によって流体タンクTに導管40を介して連結通路2
6内の圧力を分散する。連結通路26内の圧力築成は逆
の順序、すなわち図4の左手位置の3/4方弁28によ
って行われる。
【0027】この位置で、ポンプPは逆止弁27と導管
40を介して連結通路26に接続される。タンクTは、
連結通路26内の圧力低下および圧力築成の際に所謂
“h”位置、すなわち図4の右手位置に位置されたパイ
ロット弁38を有する導管39を介して連通される。こ
の位置で、導管39は接続導管34、35、36、37
と夫々連通される。連結通路26内の所要の高圧力の築
成によって、パイロット弁38と3/4方弁28は図4
に示される位置に動かされる。導管39はこれらの位置
では加圧されない。逆止弁27は、連結通路26内の圧
力築成が維持されるよう作用する。この圧力は圧力安全
弁30によって調節される。接続導管36、35は3/
4方弁28と連通されないので、接続導管34、35と
直接関連した3/4方弁33だけが有効である。ピスト
ンロッド19、20の上下動はこの3/4方弁33によ
って行われる。これら総ての弁はソレノイドによって制
御される。
【0028】連結通路26内に達成される圧力によっ
て、2つの径方向のピストンは、2つの径方向に延びる
ピストンロッドを有した単一ピストンとして作用する。
【0029】ブロックピストンシリンダ装置16の組立
分解において、連結通路26内の圧力は上述した様な具
合に減少される。作動において、この連結通路26内の
圧力築成は説明した様な具合に有効である。すなわち、
ブロックピストンシリンダ装置16が説明した様な具合
に“引張”られる。“引張”の後、3/4方弁28とパ
イロット弁38は既に説明した様な具合に、すなわち図
4に示される様に作動位置に動かされるので、従って、
3/4方弁33がピストンロッド19、20の同期した
上下動を生じるように作用する。
【0030】要約すると、説明した装置が滑りなく実際
に作動して、結果として摩耗が僅かで、従って、安価な
維持費用であると言うことが出来る。更に、隙間の除去
が保証される。また、二重ヒンジ6のために管理が特に
容易である。垂直案内装置全体の取付取外しにも管理が
容易である。全ての部品に標準の鋼が使用できる。垂直
案内装置に隙間が無いので多軸に出来る。また、垂直案
内装置の別個の潤滑を実施出来る。
【0031】図1において、符号5が分配通路の一部を
示していることが注意されよう。更に、図1において、
U字形部材7の開く方向が矢印45で示されている。
【0032】図5と図6には、支持ローラバンド11を
固定する別の手段が概略的に示されており、支持ローラ
バンド11が案内ハウジングのU字形部材2、3、7の
端部において矩形フレーム46に固着されている。この
矩形フレーム46は案内ハウジングの固定部材、すなわ
ちU字形部材2、3の適宜な水平の溝48にしっかりと
固着され、これによって矩形フレーム46に固着された
支持ローラバンド11は案内ハウジングのU字形部材
2、3と向かい合う部分によって案内ハウジングのU字
形部材2、3の内壁面に対して当接している。
【0033】同様な具合に、支持棒1の案内ハウジング
の枢支された部分、すなわち枢支されたU字形部材7
は、案内ハウジングの閉じた状態(特に図6参照)で上
述の矩形フレーム46を受けるよう内側に水平な溝47
を有している。矩形フレーム46は自由な断面、すなわ
ち図示の場合には方形に組まれる案内ハウジング、すな
わちU字形部材2、3、7、7に適合される。
【0034】図5と図6に従った実施例の場合には、支
持棒1のための案内ハウジングのU字形部材2、3、7
は枢支された案内ハウジングのU字形部材7と関連した
支持ローラバンド11を取外すことなく開くことが出来
る。
【0035】この実施例において、支持ローラバンド1
1は上述したと同様な具合に方形断面の支持棒1に取り
付けられる。
【0036】また、方形断面の支持棒1の代わりに、実
際に三角形や六角形断面の支持棒が考えられることが注
意される。この様な場合に、案内ハウジングは対応する
形にすべきである。これに関連して、この発明は方形断
面の支持棒に限定されるものではない。
【0037】図7と図8は支持棒1のための支持ローラ
形の垂直案内装置の別の実施例を概略的に示している。
この実施例は、案内ハウジングのU字形部材2、3、7
の内側に設けられて内方に突出する突出部11’の形の
停止体が各支持ローラ10と関連していることが特徴で
ある。支持ローラ10は、方形断面の支持棒1またはそ
の作動方向と夫々整列する下方位置に支持棒1がある時
に向かい合う端部50によって突出部11’上に載置す
ることが出来る。
【0038】方形断面の支持棒1が図8に示される矢印
の方向に上方に動く時に、支持ローラ10は案内ハウジ
ングのU字形部材2、3、7と支持棒1の間を上方に沿
って転動し、隙間無く転動することが出来る。すなわ
ち、U字形部材2、3、7と支持棒1の間の弾性的な締
着に基いて滑るよう転動する。方形断面の支持棒1が最
下方位置に動く時に、端部50は突出部11’と係合さ
れる様に成る。これによって、支持ローラ10は常に方
形断面の支持棒1の移動方向と横方向に整列している。
【0039】各支持ローラ10の面は、深さが約2〜1
0mm、特に4〜8mmで、幅が少なくとも1.5〜2mmの
少なくとも1つの特に軸方向に間隔を置いた周溝58を
好適に有している。支持棒1とU字形部材2、3、7の
間の間隙に溜まる埃はこれら周溝58を通って落ち、簡
単に除去できる。周溝58は従って埃を除去する通路を
成している。図7と図8において、説明した周溝は符号
58で示されている。
【0040】確実な作動と構造上の精度とに関しては、
図9と図10に従った実施例は特に重要である。この場
合に、転動する本体案内は方形断面の支持棒1の横方
向、すなわち作動方向に延びる市販の有用な線形ボール
装置10’により実施される。これら2つの線形ボール
装置10’が方形断面の支持棒1と案内ハウジングのU
字形部材2、3、7の間の各側部(四側)の相互支持部
分において締着される。これら線形ボール装置10’
は、互いに(支持棒の方向または支持棒の移動方向)且
つ上述したばね部材9によって作用される弾性力の下で
軸方向に隔てられている。
【0041】支持棒1を取り囲む案内ハウジングのU字
形部材2、3、7の内側に設けられたL字形の突出部1
1’の形の停止体は、各線形ボール装置10’と連動し
ている。各線形ボール装置10’、特にウエブ状ケージ
52は、支持棒1が下方位置にある時に支持棒1の上に
載置され、線形ボール装置10’が支持棒1の横方向ま
たは支持棒1の移動方向に対して整列される。突出部1
1’の作用は図7の停止体、すなわち支持ローラバンド
11に対応している。
【0042】図10に特に見られる様に、支持棒1の四
側の1つにおける間隙の無い線形ボール装置10’の締
着と押圧は、垂直軸心周りに枢動するために支持されて
且つ案内ハウジングの対応する側に取り外し可能に取付
けられた板によって区画される軸受面53を介して行わ
れる。垂直に取付けられた線形ボール装置10”は軸受
面53や軸受支持面のピボット支持部を形成する。この
構成部材は市販の有効な製品である。特に、垂直に取付
けられた線形ボール装置10”は軸受面53と案内ハウ
ジングの関連したU字形部材3の間に設けられ、案内ハ
ウジングの側部と軸受面53の間の連結はベベルばね5
5の様な弾性部材によって行われる。
【0043】他の総ての軸受面53は一方では支持棒1
にしっかり取付けられ、他方では案内ハウジングのU字
形部材の内側に取付けられる。
【0044】案内ハウジングの側部の上述した振子支持
型構成の1つの支持面、すなわち軸受面53は、特に補
われる案内ハウジングの隣接する側の方形状の整列にお
いて案内ハウジングのU字形部材2、3、7の製造に基
く公差を許している。
【0045】この構成の別の例として、一方では方形断
面の支持棒1の外側と、他方では案内ハウジングのU字
形部材2、3、7の内側とに夫々形成された各々関連し
たV字形溝内を、ボールが転動できる径方向に締着され
た線形ボール装置10’によって引き継がれた案内ハウ
ジングのU字形部材2、3、7の内側の支持棒1の支持
と垂直案内とを有するよう考えられる。この構成は、支
持棒1と案内ハウジングのU字形部材2、3、7の間に
互いに径方向に対向して配置された2つの転動本体案内
装置だけが有ることによって従って特徴付けられてい
る。支持棒1は、支持ボールが保持される上述したV字
形溝によって案内ハウジング内に横方向に支持されてい
る。もし、大きな製造公差が生じても、この実施例では
振子状態に支持される軸受面や転動板が何等必要とされ
ない。
【0046】上述した線形ボール装置10’、10”は
市場において有効である。転動本体装置、すなわちボー
ルは、特別な取付けのために、且つ負荷に従って必要と
される様に企てられる。これらのボールは、プラスチッ
クやアルミニウムまたは黄銅で造られたケージや保持器
内に取付けられる。この場合に、アルミニウムまたは黄
銅の保持器が適している。ウエブ状ケージ52は、隙間
が一方においてこれらケージ52の間に出来ると共に、
他方においてボールと軸受面との間に隙間が出来るため
に、支持棒1と案内ハウジングのU字形部材との間の隙
間に埃や塵や類似物等が落ちるよう出来るので、非常に
好適である。
【0047】更に、停止体、すなわち突出部11’は、
線形ボール装置の横移動を防止するために垂直に直立す
る突部59を有している。従って、各線形ボール装置は
突出部11’の上方に垂直に延びる突部59の間と、支
持棒1と案内ハウジングのU字形部材との対向する軸受
面の間とに保持されている。
【0048】図9および図13は注入容器57(分配溝
路)とストッパー56とを示している。従って、図9お
よび図13はこの発明に従った装置の推奨実施例の良好
な全体図を形成している。
【0049】図11は、案内ハウジング102、107
内の支持棒1の支持および垂直案内の別の実施例の概要
断面図である。この実施例は、支持棒1と平行に移動す
る2つの径方向に締着された線形ボール装置110によ
って特徴付けられており、ボールは、一方では支持棒1
に、他方では案内ハウジング102、107の内側に夫
々設けられた関連したV字形案内または案内スレート1
11、112内を転動することが出来る。図示実施例で
は、案内ハウジング102は2つのU字形部材により特
徴付けられていて、1つのU字形部材102は金属容器
に固着、すなわち溶接(溶接シーム114)され、他方
の案内ハウジング107は支持棒1に平行に延びるヒン
ジ継手113によって先の案内ハウジング102に連結
されているので、案内ハウジング107を開くことが出
来る。
【0050】線形ボール装置110の締着は、ベベルば
ね116によって押圧されて支持棒1に対してヒンジ継
手113に径方向に対向して配置されたねじ回し115
によって行われる。好適には、ねじ回し115は、支持
棒1と平行に延びる枢動軸心117周りに枢動すべく固
定の案内ハウジング102に支持されている。案内ハウ
ジング102、107を閉じるよう必要とされる全ての
部材は、図12に示される位置に枢動軸心117周りに
矢印118方向にねじ回し115を枢動して、上述した
ベベルばね116の押圧力に対向してナット119によ
ってこの位置にねじ回し115を固定する。
【0051】上述したV字溝形の案内スレート11、1
12は一方でボルト120によって案内ハウジング10
2、107に、他方では詳しく図示されていないボルト
121によって支持棒1にて夫々固着されている。案内
スレート112を設置するよう支持棒1の処に窪み12
2が設けられているので、案内スレート112は取付け
られる時に支持棒1の外周を越えて突出することが無
く、また少しも突出することがない。
【0052】図11に示される実施例は最も簡単で且つ
有効な設計によって特徴付けられている。実際に、図
9、図10および図13の実施例と比較して、線形ボー
ル装置110のボール123は、最小数の線形ボール装
置のために幾分強く、且つ大きくされねばならない。こ
の様な欠点は同様な一層簡単な構成によって更に補われ
る。
【0053】図12は有効な範囲内のブロックピストン
シリンダ装置16の支持棒の変形例を示している。従っ
て、支持棒1は、一側と内側とが開いている箱103を
有しており、垂直方向の支持棒1の動きのためにブロッ
クピストンシリンダ装置16が配置できる。箱103は
図12に明示される様に溶接構造である。一方で、上支
持棒部材104の下端部106と、他方で下支持棒部材
105の上端部108は箱103の向かい合った端部に
連結され、箱103の向かい合った端部の孔123、1
24に下端部106と上端部108が装着されている。
【0054】止ボルト109は別の錠止を行う。これら
止ボルト109は箱103の向かい合った端部にて下端
部106と上端部108と端板125、126とを貫通
して延び、周知の様な具合に所要位置に錠止されてい
る。上下支持棒部材104、105の装着によって固着
された下端部106と上端部108は上下支持棒部材1
04、105よりも幾分小さな直径を有しているので、
箱103に対する上下支持棒部材104、105の正確
な軸方向の位置決めが保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストッパーロッドの支持棒のためのこの発明に
従った垂直案内装置の横断面図である。
【図2】図1に示される垂直案内装置の縦断面図であ
る。
【図3】A、B、Cはこの発明に従った垂直案内装置の
一部分の拡大斜視図である。
【図4】図2に基いたこの発明に従った垂直案内装置と
関連した推奨ストッパー駆動装置の流体回路図である。
【図5】支持棒の垂直案内装置内の支持ローラバンドを
固着する別の手段を示す斜視図である。
【図6】図5に示される支持ローラバンドの固着の詳細
を示す縦部分断面図である。
【図7】支持ローラ型垂直案内装置の別の実施例の斜視
図である。
【図8】支持ローラ型垂直案内装置の別の実施例の側面
図である。
【図9】垂直案内装置の更に変更されたこの発明に従っ
た装置の別の実施例の斜視図である。
【図10】図9に示される装置のXーX線に沿った断面図
である。
【図11】支持ローラ型案内装置の更に変更された実施
例の概略断面図である。
【図12】垂直駆動装置の作動範囲内の支持棒の変形実
施例の概略縦断面図である。
【図13】図9の一部を拡大して示す拡大部分図であ
る。
【符号の説明】
1 支持棒 2、3、7 U字形部材 4 L字形部材 6 二重ヒンジ 7 外案内ハウジング 8 連結ロッド 10 支持ローラ 11 支持ローラバンド 12、13 長孔 15 溝孔 16 ブロックピストンシリンダ装置 19、20、21 ピストンロッド 24、25、31、32 シリンダ室 26 連結通路 27 逆止弁 28、33 3/4方弁 29、39、40 導管 30 圧力安全弁 34、35、36、37 接続導管 38 パイロット弁 41 圧力管路 44 支持ブロック 46 矩形フレーム 47 溝 52 ケージ 55 ベベルばね 56 ストッパー 58 周溝 59 突部 102、107 案内ハウジング 103 箱 110 線形ボール装置 111、112 案内スレート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23Q 1/26 D (72)発明者 フリートヘルム・パウルス ドイツ連邦共和国、5165 ヒュルトゲンヴ ァルト・ガイ、ベルクシュトラーセ 1ア ー (72)発明者 ヴォルフガング・シェーンブレンナー ドイツ連邦共和国、5166 クロイツァウ、 ラーテル・ヴェーク 23

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパー(56)が、金属容器(57)上に配
    置されたストッパーロッド(22)により支持され、上下動
    できる方形断面の垂直方向に延びる支持棒(1)を案内し
    且つ支持する垂直案内装置を備えた、連続鋳造装置の金
    属容器(57)の注入口を開閉するストッパー(56)の調節装
    置において、 垂直案内装置は、支持棒(1)と、該支持棒の周りに配置
    された案内ハウジング(2、3、7、102、107)との間に隙間な
    く締着された支持ローラまたは支持ボール(10、110)から
    成る転動本体を具備したことを特徴とする調節装置。
  2. 【請求項2】 支持ローラ(10)は弾性支持ローラバンド
    (11)によって保持され、各支持ローラバンドは支持棒に
    固着されると共に、案内ハウジングに固着されており、
    各支持ローラバンド(11)がU字形の上方に開口した支持
    ローラのためのポケットを形成していることを特徴とす
    る請求項1記載の調節装置。
  3. 【請求項3】 支持ローラ(10)の周面は支持ローラバン
    ド(11)の形状に対応する形状に夫々形成されていること
    を特徴とする請求項1または2いずれか記載の調節装
    置。
  4. 【請求項4】 支持ローラ(10)の周面には支持ローラの
    長手軸心方向に歯が夫々設けられており、支持棒(1)に
    は該支持ローラの歯に対応する歯が設けられると共に、
    案内ハウジング(2、3、7)の関連した内側面にも対応する
    歯が設けられていることを特徴とする請求項1記載の調
    節装置。
  5. 【請求項5】 支持棒(1)を取り囲む案内ハウジング(2、
    3、7)の内側に設けられた突出部(11')によって、支持ロ
    ーラ(10)が回転可能に支持されていることを特徴とする
    請求項1記載の調節装置。
  6. 【請求項6】 各支持ローラの面は、約2〜10mm、特
    に4〜8mmの深さと少なくとも1.5〜2mmの幅の互い
    に軸方向に間隔を置いて形成された複数個の周溝の少な
    くも1つを有していることを特徴とする請求項5記載の
    調節装置。
  7. 【請求項7】 転動本体型の案内装置は、支持棒の横方
    向すなわち移動方向に線形に配置された複数個のボール
    (10')から成り、少なくとも2つの軸方向に間隔を置い
    た線形の列のボール(10')が支持棒(1)と案内ハウジング
    (2、3、7)との間の共通の支持部分によって締着されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の調節装置。
  8. 【請求項8】 複数個のボール(10')を線形の列に保持
    するウエブ形ケージ(52)が、支持棒(1)を取り囲む案内
    ハウジング(2、3、7)の内側に設けられた突出部(11')によ
    って支持されていることを特徴とする請求項7記載の調
    節装置。
  9. 【請求項9】 案内ハウジング(2、3、7)内の支持棒(1)の
    支持および垂直案内が径方向に締着された線形ボール装
    置(10')によって行われ、ボールが支持棒(1)の外側と案
    内ハウジング(2、3、7)の内側との各々関連したV字形溝
    内を転動することが出来ることを特徴とする請求項7ま
    たは8いずれか記載の調節装置。
  10. 【請求項10】 支持棒(1)の少なくとも3つの側面、
    特に4つの側面での支持において、隙間の無い支持ロー
    ラまたは支持ボールの締着と押圧が、垂直軸心(54)周り
    に枢動可能に支持された支持面(53)によって少なくとも
    一側において行われることを特徴とする請求項1乃至8
    いずれか1つ記載の調節装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも一組の支持ローラ(10)また
    は線形ボール装置(10')の支持面(53)の枢動可能な支持
    が垂直に取付けられた線形ボール装置(10")や垂直に延
    びる支持ローラ等によって行われることを特徴とする請
    求項10記載の調節装置。
  12. 【請求項12】 垂直に取付けられた線形ボール装置(1
    0")または支持ローラは案内ハウジングの一側(3)と関連
    した支持面(53)または案内ハウジングと向かい合う支持
    面との間に設けられ、案内ハウジングの側部(3)および
    関連した支持面(53)の間の連結がベベルばねの様な弾性
    部材(55)によって行われることを特徴とする請求項11
    記載の調節装置。
  13. 【請求項13】 支持棒(1)は、対応する案内ハウジン
    グ(2、3、7)によって取り囲まれた方形断面の部材から成
    ることを特徴とする請求項1乃12いずれか1つ記載の
    調節装置。
  14. 【請求項14】 方形の案内ハウジング(2、3、7)は、ヒ
    ンジ状にリンク連結された2つの隅部部材から成ること
    を特徴とする請求項13記載の調節装置。
  15. 【請求項15】 支持棒(1)の長手方向軸心の横方向に
    延びる連結ロッド(8)または引張棒は、支持棒(1)および
    支持棒を取り囲む案内ハウジング(2、3、7)を貫通し、連
    結ロッド(8)は互いに横方向に且つ軸方向に間隔を置い
    て配置されると共に一緒に保持され且つ支持棒(1)と案
    内ハウジング(2、3、7)との間の支持ローラ(10)または支
    持ボール(10')の対応する締着によって該案内ハウジン
    グの夫々対向する側壁を補強することを特徴とする請求
    項1乃至14いずれか1つ記載の調節装置。
  16. 【請求項16】 案内ハウジングの対向する側壁の補強
    は対応する弾性部材(9)の作用に対向して行われること
    を特徴とする請求項15記載の調節装置。
  17. 【請求項17】 支持棒(1)において、連結ロッド(8)は
    支持棒の長手方向に延びる長孔(12、13)を通り、該長孔
    (12、13)の軸方向の寸法が支持棒、従って、ストッパー
    (56)の最大移動量を決めることを特徴とする請求項15
    または16いずれか記載の調節装置。
  18. 【請求項18】 支持棒と案内ハウジング(2、3、7)の間
    の間隙は、特に弾性ストリッパー(23)によって少なくと
    も上縁部分で封止されることを特徴とする請求項1乃至
    17いずれか1つ記載の調節装置。
  19. 【請求項19】 支持棒(1)は、流体、流体と空気また
    は空気等の圧力で作動できるブロックピストンシリンダ
    装置(16)によって前後または上下に動くことが出来るこ
    とを特徴とする請求項1乃至18いずれか1つ記載の調
    節装置。
  20. 【請求項20】 ブロックピストンシリンダ装置(16)は
    案内ハウジング(2、3、7)と支持棒(1)とで支持出来ること
    を特徴とする請求項19記載の調節装置。
  21. 【請求項21】 ブロックピストンシリンダ装置(16)は
    シリンダケーシングから径方向に延びるよう出来る2つ
    のピストンロッド(19、20)と、該シリンダケーシングか
    ら延びるよう出来る第3のピストンロッド(21)とを有
    し、第1の2つのピストンロッド(19、20)は支持棒と係
    合して、第3のピストンロッド(21)は固定の案内ハウジ
    ングにおいてブロックピストンシリンダ装置(16)の固着
    を達成することを特徴とする請求項20記載の調節装
    置。
  22. 【請求項22】 径方向に作用するピストンロッド(19、
    20)は支持棒(1)の横開口(15)内に係合し、第3のピスト
    ンロッド(21)は第1の2つのピストンロッド(19、20)と
    間隔を置いて大体平行に延びていることを特徴とする請
    求項21記載の調節装置。
  23. 【請求項23】 径方向に作用するピストンロッド(19、
    20)とそのピストンは夫々作動中に加圧され、上下いず
    れかのピストンが支持棒(1)、従ってストッパー(56)の
    所要の移動方向に基いて径方向に作用するピストンと比
    較して過圧力下にあることを特徴とする請求項19乃至
    22いずれか1つ記載の調節装置。
  24. 【請求項24】 径方向に作用するピストンと関連して
    夫々ピストンロッドと自由になったシリンダ室(24、25)
    は互いに連結通路(26)によって流体連通し、該連結通路
    (26)は2つのピストンを分離する圧力を築成するよう作
    用し、且つ該連結通路(26)は該連結通路に向かう方向に
    だけ開いた逆止弁(27)と3/4方弁(28)とを介してポン
    プ(P)かタンク(T)のいずれかと連通するよう出来、タン
    ク(T)に向かう導管(29)は逆止弁(27)と該連結通路(26)
    との間を分岐し、調節可能な圧力安全弁(30)が該連結通
    路(26)に設けられていることを特徴とする請求項23記
    載の調節装置。
  25. 【請求項25】 径方向に作用するピストンロッド(19、
    20)が通るシリンダ室(31、32)は、ポンプ(P)かタンク(T)
    に3/4方弁(33)を介して交互に連結するよう出来、各
    導管(36、37)は対応する2つの接続導管(34、35)からパイ
    ロット弁(38)に向かって分岐され、該接続導管(34、35)
    は別の導管(39)を介して3/4方弁(28)に両方を接続す
    るよう出来るか全く接続できず、ピストンロッドから自
    由な2つのシリンダ室(24、25)間を流体接続する連結通
    路(26)は、導管(40)内に設けられた逆止弁(27)がパイロ
    ット弁(38)を3/4方弁(28)にリンク連結する導管(39)
    から分岐する圧力管路(41)を介して釈放できると同様に
    接続されていることを特徴とする請求項23または24
    いずれか記載の調節装置。
  26. 【請求項26】 全パイロット弁(28、33、38)がソレノイ
    ド制御されることを特徴とする請求項25記載の調節装
    置。
  27. 【請求項27】 案内ハウジング(102、107)内の支持棒
    (1)の支持と垂直案内が、支持棒(1)と平行に延びる2つ
    の径方向に締着された線形ボール装置(110)によって行
    われ、ボールが、支持棒(1)および案内ハウジング(102、
    107)の内側において夫々関連したV字溝形の案内スレー
    ト(111、112)内を転動することが出来ることを特徴とす
    る請求項1または11乃至26いずれか1つ記載の調節
    装置。
  28. 【請求項28】 支持棒(1)は、一側が開いていてピス
    トンシリンダ装置または支持棒(1)の垂直移動のための
    ブロックピストンシリンダ装置(16)が配置できる箱(10
    3)を有することを特徴とする請求項1乃至27いずれか
    1つ記載の調節装置。
  29. 【請求項29】 上支持棒部材(104)の下端部(106)と下
    支持棒部材(105)の上端部(108)は装着によって連結され
    て、必要ならばブロックピストンシリンダ装置(16)のた
    めに溶接構造を成した箱(103)の向かい合う端部に止ボ
    ルト(109)によって錠止されていることを特徴とする請
    求項28記載の調節装置。
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