JPH0775384A - 遊技機器のステッピングモータ制御装置 - Google Patents

遊技機器のステッピングモータ制御装置

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JPH0775384A
JPH0775384A JP24045893A JP24045893A JPH0775384A JP H0775384 A JPH0775384 A JP H0775384A JP 24045893 A JP24045893 A JP 24045893A JP 24045893 A JP24045893 A JP 24045893A JP H0775384 A JPH0775384 A JP H0775384A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機器に設けられたステッピングモータの
制御およびその制御回路の取り扱いを容易にして、作業
性を向上させるとともに遊技機器全体の制御のためのソ
フトウェアの開発コスト増大および開発期間の長期化を
抑止する。 【構成】 遊技機器に設けられたステッピングモータ1
の回転速度、回転開始・停止のタイミングおよび回転方
向の各制御データを少なくとも設定するための制御デー
タ設定回路2と、制御データ設定回路2によって設定さ
れた各制御データに基いてステッピングモータ1の駆動
制御信号を発生させる制御信号発生回路3とを集積回路
化し、マイクロプロセッサ28がステッピングモータ1の
制御用励磁パルス信号を直接発生させないように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパチンコ機など遊技機器
に設けた微細な駆動制御を要さないステッピングモータ
の制御に使用する遊技機器のステッピングモータの制御
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機器は遊技者の操作に基いて各部を
駆動するのであるが、その駆動源にステッピングモータ
を設けたものがあり、ステッピングモータは周知のよう
に励磁用のパルス信号(以下、パルス)によって制御さ
れる。
【0003】ステッピングモータは交流モータなどと比
較して微細な駆動制御が可能で、遊技機器の各部を綿密
に駆動できるので、ステッピングモータで遊技機器の各
部を駆動制御した場合には視覚を通して遊技者に遊技変
化を付与できる。
【0004】またステッピングモータは、交流モータの
ように供給電力の周波数に基いて単位時間当たりの回転
数が定められるのではなく、単位時間当たりに入力され
るパルス数によって制御される。
【0005】すなわちステッピングモータが搭載された
遊技機器を交流周波数が異なる複数地域に納入する場
合、交流モータのように、交流周波数に対応する仕様の
モータを遊技機器1機種について各部毎に複数種類在庫
したり、交流周波数に応じて異なるギア比で回転速度を
調節しなくてもよい。
【0006】しかもソフトウェアによる制御であるた
め、単一機種で異なる回転速度が得られ、同一機種のス
テッピングモータを遊技機器の異なる動作の箇所に設け
ることができるため、ステッピングモータの部品コスト
を容易に低減できる。
【0007】ところでステッピングモータはマイクロプ
ロセッサによって制御されることが一般的であり、マイ
クロプロセッサは予めROMに書き込まれたソフトウェ
アに基いてパルスを直接発生させ、このパルスをステッ
ピングモータに入力して微細な回動各単位で遊技機器の
各部を駆動制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにステッピン
グモータは綿密な駆動制御を遊技機器の各部において実
現する反面、制御が綿密であるほどソフトウェアの構成
が複雑、かつ、長大になる傾向があるうえ、デバグなど
の後処理も手間取るので、ソフトウェア開発期間を長期
化、延ては遊技機器全体の開発期間の長期化を招くこと
になる。
【0009】また遊技の内容によっては、遊技機器各部
の制御がステッピングモータの単位時間当たりの回転
数、駆動開始・終了のタイミングおよび正逆回転の種別
などが定められる程度で実用上に差し支えなく、綿密な
駆動制御が必要とされない機種もある。
【0010】この種の遊技機器ではステッピングモータ
の制御のためだけにそのソフトウェアを含むマイクロプ
ロセッサ主構成とした場合、マイクロプロセッサは機能
面において余裕があり過ぎて本来の機能を充分に生かし
切れず、いわゆるコスト/パーフォーマンスのきわめて
低い機種を商品化することになる。
【0011】このようにステッピングモータを設けた遊
技機器ではステッピングモータの制御系ハードウェアお
よびソフトウェアに要するコストと全コストとの割合が
製品化の可否の重要なポイントいいかえればネックにな
っている。
【0012】また遊技機器の全体がマイクロプロセッサ
で制御される機種もあり、この種の装置ではステッピン
グモータもソフトウェアに基いてマイクロプロセッサか
ら発生されるパルスで制御される。
【0013】ところで遊技機器の中にはパチンコ機のよ
うに制御用ソフトウェアの最大メモリ容量が予め限定さ
れているものがあり、この種の遊技機器にステッピング
モータを設けた場合、ステッピングモータの制御のため
のソフトウェアが有限なメモリ容量の比較的大きな割合
を占める傾向を有している。
【0014】このような場合、遊技機器のステッピング
モータを除く制御用ソフトウェアのメモリ容量が少なく
なり、ソフトウェア製作上制限が生じて開発期間の長期
化および開発費の増大化という問題が生じる。
【0015】そこで本発明は、比較的綿密な駆動制御が
必要とされない場合にはステッピングモータを安価に駆
動させ、マイクロプロセッサを使用した機種ではステッ
ピングモータの制御用ソフトウェアのメモリ容量を可及
的に減少させるための遊技機器のステッピングモータ制
御装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的の達成
のために遊技機器に設けられたステッピングモータの回
転速度、回転開始・停止のタイミングおよび回転方向の
各制御データを少なくとも設定するための制御データ設
定回路と、制御データ設定回路によって設定された前記
各制御データに基いてステッピングモータを駆動するた
めの制御信号を発生させる制御信号発生回路とからなる
構成を備えている。
【0017】制御データ設定回路が集積回路化されてお
りステッピングモータの単位時間当たりの回転数、ステ
ッピングモータの回転開始・停止のタイミングおよびス
テッピングモータの回転方向の各制御データを並列入力
するための並列入力部と、直列入力するための直列入力
部とを備えている。
【0018】少なくとも制御データ設定回路および制御
信号発生回路が同一集積回路内に設けられている。
【0019】集積回路が少なくとも各制御データを並列
で入力するための並列入力部と各制御データを直列で入
力するための直列入力部とのいずれかを介してマイクロ
プロセッサに対して電気的に接続される構成を備えてい
る。
【0020】ステッピングモータの回転速度を設定する
ための制御データが前記回転速度と同一数値で設定され
る構成を備えている。
【0021】
【作 用】本発明は上記のように構成したので、制御デ
ータ設定回路によって少なくとも単位時間当たりの回転
数、回転開始・停止のタイミングおよび回転方向の各制
御データを遊技機器に設けられた任意のステッピングモ
ータに対して設定し、制御信号発生回路は各制御データ
に基いて制御信号を発生させてステッピングモータに入
力する。
【0022】制御データ設定回路が集積回路化されてお
りステッピングモータの単位時間当たりの回転数、ステ
ッピングモータの回転開始・停止のタイミングおよびス
テッピングモータの回転方向の各制御データを並列入力
するための並列入力部と、直列入力するための直列入力
部とを備えた場合、制御データ設定回路の取り扱いを容
易にせしめるとともに各制御データを並列および直列の
いずれでも制御データ設定回路に入力できる。
【0023】少なくとも制御データ設定回路および制御
信号発生回路が同一集積回路内に設けられている場合、
遊技機器に設けられたステッピングモータの制御用電気
回路の取り扱いを容易にせしめる。
【0024】集積回路が少なくとも並列入力部および直
列入力部のいずれかを介してマイクロプロセッサに対し
電気的に接続される構成を備えている場合、ステッピン
グモータだけでなく、遊技機器を構成する他の手段をも
同一マイクロプロセッサで制御できる。
【0025】ステッピングモータの回転速度を設定する
ための制御データがステッピングモータの回転速度と同
一数値で設定される場合、制御データおよび回転速度は
互いに1対1に対応するので、回転速度に係る制御デー
タの設定を容易にせしめるとともに制御データの設定ミ
スの発生を抑止する。
【0026】
【実施例】つぎに本発明の一実施例を図面に基いて以下
に詳細に説明する。図1は本発明の遊技機器のステッピ
ングモータ制御装置(以下、制御装置)の概略構成を示
し、制御装置およびステッピングモータ1は遊技機器内
に設けられ、この遊技機器は5ボルトの電力が供給され
ることで動作可能になる。
【0027】制御装置はステッピングモータ1を駆動制
御するためのもので、仮想線で示す制御データ設定回路
2と制御信号発生回路3とからなり、これらは同一のD
IP(Dual Inline Package) 4からなる集積回路上に一
体形成されている。これによりステッピングモータ1の
制御用電気回路の取り扱いを容易にせしめる。
【0028】なお制御データ設定回路2と制御信号発生
回路3とは別個に集積回路化しても差し支えなく、制御
データ設定回路2および制御信号発生回路3の取り扱い
は容易になる。さらに集積回路はDIP4のみに限定さ
れず、フラットパッケージ、基板上の直接ボンディング
など、他の形態で構成してもよい。
【0029】5はインタフェイス回路で、インタフェイ
ス回路5はDIP4に電気的に接続される外付け電子回
路(後述〜ステッピングモータ1を除く)と制御データ
設定回路2との間の電気的な整合を図るものである。
【0030】インタフェイス回路5は直列および並列用
の接続端子(図示省略)を備え、インタフェイス回路5
には複数種の外付け電子回路に対応する複数の制御モー
ドを備え、インタフェイス回路5は接続されたいずれか
1種類の電子回路とDIP4との間の電気的な整合を図
る。
【0031】なおインタフェイス回路5はDIP4とは
別個に構成されているが、制御データ設定回路2および
制御信号発生回路3とインタフェイス回路5とを同一D
IP4上に集積回路化してもよい(図2参照)。
【0032】制御データ設定回路2には並列入力部6と
直列入力部7とが設けられ、並列入力部6と直列入力部
7とにはインタフェイス回路5を介してステッピングモ
ータ1の単位時間当たりの回転数、回転開始・停止のタ
イミングおよび回転方向の各制御データがいわゆるデジ
タル信号で入力される(後述)。
【0033】並列入力部6にはステッピングモータ1の
各制御データが並列入力され、この制御データは並列入
力部6から直列データとして出力されるとともに電気的
整合が図られてデコーダ回路8に入力される。
【0034】他方、直列入力部7にはステッピングモー
タ1の各制御データが直列入力され、この制御データ
は、直列入力部7によって電気的整合が図られるととも
に並列データに変換されたのちにデコーダ回路8に入力
される。
【0035】デコーダ回路8は並列入力部6または直列
入力部7から入力された各制御データを制御信号発生回
路3への入力仕様に基いて適宜デコードするためのもの
である。
【0036】また9はシリアル/パラレルセレクタで、
シリアル/パラレルセレクタ9は並列入力部6または直
列入力部7のいずれか機能をその電気的接続に応じて有
功化せしめるとともにデコーダ回路8によってデコード
された各制御データを制御信号発生回路3に入力する。
【0037】制御信号発生回路3は制御データ設定回路
2によって設定された各制御データに基いてステッピン
グモータ1を駆動するための制御信号を発生させるもの
で、カウンタ回路10、分周器11およびパルス信号発生回
路12を備えている。
【0038】カウンタ回路10にはステッピングモータ1
の各制御データがデコーダ回路8からシリアル/パラレ
ルセレクタ9を介して入力され、パルス信号発生回路12
はカウンタ回路10を介して分周回路11から入力されるマ
スタクロックの周期に基いて各制御データを読み取る。
【0039】そして制御信号発生回路3は読み取った各
制御データに基いてステッピングモータ1の制御信号を
パルス信号発生回路12によって発生させてステッピング
モータ1に入力する。
【0040】なお本実施例ではマスタクロックは、水晶
などからなる発振器13が発生するクロックパルス(以
下、クロック)を分周回路11で分周して作製されている
が、カウンタ回路10に分周機能を持たせ、発振器13から
図1および図2破線に示すようにクロックを直接分周し
てマスタクロックを作製してもよい。
【0041】つぎにDIP4に外付けされる電子回路に
ついてを図3ないし図6に基いて第1実施例ないし第4
実施例を以下に説明する。なお図3ないし図6において
DIP4は図示を簡略化して示し、また接地用ピン、電
源供給用ピンおよびテスト用ピンなどの図示を省略しい
る。
【0042】また制御データ設定回路2への入力ピン14
〜21を図中、左側に、右側にモード設定のための入力ピ
ン22および制御信号発生回路3からの出力ピン23〜26を
配置している。
【0043】入力ピン14はステッピングモータ1の回転
駆動の開始命令(「H」信号入力時)および回転駆動の
停止命令(「L」信号入力時)を制御データ設定回路2
に入力するための端子であり、制御データの直列入力の
ための端子機能も備える(後述)。
【0044】入力ピン15はステッピングモータ1の回転
駆動の方向を制御データ設定回路2に指定するための端
子であり、制御信号発生回路3は入力ピン15への「H」
信号入力時に図示を省略した回転軸を正方向に回転させ
る一方、「L」信号入力時に逆方向に回転させ、データ
イネーブル信号DEの入力端子の機能をも兼用する。
【0045】入力ピン16〜19は本実施例すなわち第1実
施例にあってはステッピングモータ1の回転速度を4ビ
ットデータとして合計16種類、制御データ設定回路2
に設定する。
【0046】入力ピン16から入力ピン19にかけてセレク
タビットを「0」ないし「3」に定め、すべてのセレク
タビットが「L」すなわち10進法で「0」(以下、
「0dm」dm〜decimal notation)の場合、1分間当たり
の回転数として「1」が制御データ設定回路2に設定さ
れる。
【0047】また第1実施例ないし第3実施例において
入力ピン16から入力ピン19にかけてセレクタビット
「0」ないし「3」を「H」,「L」,「L」,「L」
すなわち「1dm」に定めれば、1分間当たりの回転数
「2」(以下、「2/rpm」)が制御データ設定回路2に
設定される。
【0048】以下、同様にして入力ピン16〜19に「2d
m」を設定すれば「3/rpm」が、「3dm」で「4/rpm」
が、「4dm」で「5/rpm」が、「5dm」で「6/rpm」
が、「6dm」で「8/rpm」が、「7dm」で「10/rpm」
が、それぞれ制御データ設定回路2に設定される。
【0049】また入力ピン16〜19に「8dm」を設定すれ
ば「12/rpm」が、「9dm」で「15/rpm」が、「10
dm」で「20/rpm」が、「11dm」で「24/rpm」が、
「12dm」で「25/rpm」が、「13dm」で「30/rp
m」が、「14dm」で「40/rpm」が、「15dm」で
「50/rpm」が、それぞれ制御データ設定回路2に設定
される。入力ピン16はシフトクロック信号SCK の入力端
子機能も兼用している。
【0050】なお各入力ピン14〜22のいずれかに常時、
「H」信号を入力する場合には図示を省略した保護用抵
抗器を介装して5ボルト電源に各入力ピン14〜22のいず
れかを接続する(図3入力ピン14の上向き矢印参照)。
【0051】これに対して各入力ピン14〜22のいずれか
に常時、「L」信号を入力する場合には保護用抵抗器を
介装して図示を省略した接地端子に入力ピン14〜22のい
ずれかを接続する。
【0052】またステッピングモータ1の回転速度が各
入力ピン16〜19への4ビットデータからなる「H」信号
および「L」信号の組合せに基いて制御されるモードの
場合、入力ピン22をH状態に保持する(第1ないし第3
実施例参照)。
【0053】これに対してステッピングモータ1の回転
速度が入力ピン14に直列入力される制御データによって
制御されるモードの場合には入力ピン22をL状態に保持
する(第4実施例〜図6参照)。
【0054】入力ピン20,21は水晶発振子または他のク
ロック発生手段を接続する端子であり、本実施例では4
MHzの水晶発振子が接続される。入力ピン22はDIP
4の制御データ設定回路2への入力モードを設定するも
のである。
【0055】入力ピン22に「H」信号が入力された場
合、入力ピン16〜19から制御データ設定回路2への並列
入力が有功化される一方、「L」信号が入力された場合
には入力ピン16へのシフトクロック信号SCK の入力に基
いて入力ピン14,15から制御データ設定回路2への直列
入力が有功化される。
【0056】これにより1種類のDIP4へのデータ入
力形態が複数種設けられることになるので、並列および
直列のいずれでも制御データ設定回路2に入力でき、汎
用性が拡開される。
【0057】制御信号発生回路3は制御データ設定回路
2に設定された各制御データに基いてステッピングモー
タ1を駆動するための制御信号を出力ピン23〜26から発
生させ、この制御信号はトランジスタアレー27によって
適宜増幅されたのちにステッピングモータ1に入力され
る。
【0058】図3はステッピングモータ1を一定速度で
回転させる第1実施例を示し、入力ピン14,15,22はイ
ンタフェイス回路(保護用抵抗器)5を介して図示を省
略した電源に接続され、その結果入力ピン14,15,22に
はそれぞれ「H」信号が常時入力される。
【0059】また入力ピン16〜19は上記保護用抵抗器を
介して上記電源への接続または接地接続されることによ
り、上述した「1/rpm」ないし「50/rpm」間の合計1
6種類の中から任意の回転数が設定されている。これに
よりステッピングモータ1は上記電源のON状態に所定
速度で正または逆方向に継続して回転駆動される。
【0060】また図4ないし図6に示す第2実施例ない
し第4実施例にあっては外付け電子回路としてのマイク
ロプロセッサ28をDIP4にインタフェイス回路5を介
して電気的に接続する場合を示している。このマイクロ
プロセッサ28はステッピングモータ1だけでなく、上記
遊技機器を構成する他の手段をも制御する。
【0061】マイクロプロセッサ28はインタフェイス回
路5を通して制御データ設定回路2に各制御データを並
列入力部6および直列入力部7のいずれかを介して並列
入力(図4および図5参照)または直列入力(図6参
照)し、制御信号発生回路3が入力された各制御データ
に基いてパルスをステッピングモータ1に入力する。
【0062】このように第2ないし第4実施例はパルス
をステッピングモータ1に制御信号発生回路3から入力
する構成で、従来のようにマイクロプロセッサ28がパル
スをステッピングモータ1に直接入力する構成ではない
ので、マイクロプロセッサ28のソフトウェアの構成が簡
素化され、ソフトウェアの開発負担は軽減される。
【0063】ついで第2実施例についてを図4に基いて
図1ないし図3と同じ部材には同符号を付して以下に説
明する。本実施例は入力ピン16ないし入力ピン19に
「H」または「L」信号を付与することによって上記第
1実施例と同様、ステッピングモータ1の回転速度を一
定にしている。
【0064】そしてマイクロプロセッサ28は所望に応
じ、入力ピン14および入力ピン15への「H」信号または
「L」信号の入力に基いてステッピングモータ1の回転
駆動の開始命令および停止命令と、上記回転軸の駆動方
向の指定命令とを容易に実行させる。
【0065】また第3実施例にあっては図5に示すよう
に第2実施例におけるステッピングモータ1の回転速度
を上述した16種類の中から任意の回転速度を選択する
構成になっている。
【0066】本発明の遊技機器のステッピングモータ制
御装置を構成するハードウェアは、図7に示すように入
力ピン14ないし入力ピン19への各入力信号に対して互い
に非同期で動作し、入力ピン14ないし入力ピン19に対し
て設定される各パラメータいいかえれば「H」信号また
は「L」信号の入力を常時、任意に変更させることがで
きる。
【0067】これによりステッピングモータ1の動作
は、回転速度、回転開始・停止のタイミングおよび回転
方向などの各制御データに応じて瞬時、しかも互いに非
同期で切り換えられる。
【0068】第3実施例では入力ピン16ないし入力ピン
19への「H」信号または「L」信号の入力をマイクロプ
ロセッサ28によってインタフェイス回路5を介して制御
していることから、ステッピングモータ1を第2実施例
よりも綿密に回転制御することができる。
【0069】つぎに第4実施例は、入力ピン22が接地接
続されて制御データをインタフェイス回路5を介して入
力ピン14に直列入力するモードが設定され、第1実施例
ないし第3実施例でステッピングモータ1の回転速度を
設定するための入力ピン17,19も接地接続されている。
【0070】本実施例ではマイクロプロセッサ28は図8
に示すようにインタフェイス回路5を介し、データイネ
ーブル信号DEを入力ピン15に入力し、データイネーブル
信号DEのHからLへの立ち下がりから所定時間 (最短
で、0sec)経過ののち、所定周期 (最短で、1μsec)毎
にシフトクロック信号SCK を入力ピン16に入力し、か
つ、シフトクロック信号SCK の立ち下がりと同時に各制
御データの直列データ信号DAを入力ピン14に入力する。
【0071】これに対してDIP4いいかえれば制御デ
ータ設定回路2は、入力ピン15がLであるときに入力ピ
ン16に入力されるシフトクロック信号SCK の立ち下がり
毎に入力ピン14が「H」信号であるか「L」信号である
かを8クロック分、合計1バイト分の直列データ信号DA
を読み込むのである。
【0072】直列データ信号DAはデータD0ないしデータ
D7の合計1バイトデータからなり、データD0ないしデー
タD5の合計6ビットでステッピングモータ1の回転速度
を設定するためのものである。
【0073】本実施例ではデータD0をLSB.(Least Signi
ficant Bit) データD5をMSB.(MostSignificant Bit)に
定め、データD0からデータD5にかけて順次上位にビット
に定め、データD0ないしデータD5が「0dm」のときに
「回転停止(いわゆるホールド状態)」になる。
【0074】そしてデータD0からデータD5にかけて「1
dm」であるときに「1/rpm」から始まり、これらが「1
dm」増加する毎に設定される回転数は順次「1/rpm」づ
つ増加する。すなわち上述した範囲において、ステッピ
ングモータ1の回転速度とデータD0からデータD5にかけ
ての10進法における数値とは1対1に対応する。
【0075】これにより制御データのデータD0からデー
タD5と、ステッピングモータ1の回転速度とが互いに1
対1に対応するので、回転速度に係る制御データの設定
を容易にせしめるとともに制御データの設定ミスの発生
を抑止する。
【0076】またデータD6はステッピングモータ1の回
転方向を定めるもので、データD6が「H」のときに正方
向に回転する一方、「L」のときに逆方向に回転する。
またデータD7はステッピングモータ1の回転開始および
回転停止を定めるもので、データD7が「H」で回転開
始、他方、「L」のときに回転を停止させる。
【0077】
【発明の効果】本発明は上記説明のようにステッピング
モータを制御するための励磁パルス信号をマイクロプロ
セッサから直接発生させる構成ではなく、単位時間当た
りの回転数、駆動開始・終了のタイミングおよび正逆回
転の種別などを制御データ設定回路に設定する程度で、
制御信号発生回路によってステッピングモータを制御す
る構成を備えている。
【0078】このためステッピングモータの制御のため
のソフトウェアの作製およびそのデバグなどの後処理を
簡素化してソフトウェア開発期間の長期化を抑止するこ
とによって生産コストの上昇を抑止する。
【0079】さらに制御用ソフトウェアの最大メモリ容
量が予め限定されている遊技機器にあっては、ステッピ
ングモータの制御のためのソフトウェアが全体のメモリ
容量を占める割合を低減させることから、ステッピング
モータを除く制御用ソフトウェアのメモリ容量の減少を
抑止してソフトウェア製作上制限を緩和させるため、開
発期間の長期化および開発費の増大化を抑止する経済的
効果を奏する。
【0080】制御データ設定回路は集積回路化されてお
りステッピングモータの単位時間当たりの回転数、ステ
ッピングモータの回転開始・停止のタイミングおよびス
テッピングモータの回転方向の各制御データを並列入力
するための並列入力部と、直列入力するための直列入力
部とを備えた場合、制御データ設定回路の取り扱いを容
易にせしめるとともに各制御データを並列および直列の
いずれでも制御データ設定回路に入力できるので、汎用
性を拡開することができる。
【0081】少なくとも制御データ設定回路および制御
信号発生回路が同一集積回路内に設けられている場合、
遊技機器に設けられたステッピングモータの制御用電気
回路の取り扱いを容易にせしめ、操作性および作業性を
向上させる。
【0082】集積回路が少なくとも並列入力部および直
列入力部のいずれかを介してマイクロプロセッサに対し
電気的に接続される構成を備えている場合、遊技機器の
各部を制御するためのソフトウェアのほかにわずかなソ
フトウェア製作作製負担でステッピングモータを制御で
きるので、新たなマイクロプロセッサを増設することな
く同一マイクロプロセッサで単独に遊技機器の各部を制
御できるので、製造コストの上昇を抑止することができ
る。
【0083】ステッピングモータの回転速度を設定する
ための制御データがステッピングモータの回転速度と同
一数値で設定される場合、制御データおよび回転速度は
互いに1対1に対応するので、回転速度に係る制御デー
タの設定を容易にせしめるとともに制御データの設定ミ
スの発生を抑止するので、制御データの設定信頼度およ
び作業性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機器のステッピングモータ制
御装置の一実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置と異なる構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の使用例を示すブロック図である。
【図4】図3と異なる使用例を示すブロック図である。
【図5】図4の使用例を示すブロック図である。
【図6】図5と異なる使用例を示すブロック図である。
【図7】図5の装置の動作タイミングを示す図である。
【図8】図6の装置の動作タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 制御データ設定回路 3 制御信号発生回路 4 DIP 6 並列入力部 7 直列入力部 28 マイクロプロセッサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機器に設けられたステッピングモー
    タの回転速度、前記ステッピングモータの回転開始・停
    止のタイミングおよび前記ステッピングモータの回転方
    向の各制御データを少なくとも設定するための制御デー
    タ設定回路と、該制御データ設定回路によって設定され
    た前記各制御データに基いて前記ステッピングモータを
    駆動するための制御信号を発生させる制御信号発生回路
    とからなることを特徴とするに記載の遊技機器のステッ
    ピングモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 制御データ設定回路が集積回路化されて
    おりステッピングモータの単位時間当たりの回転数、前
    記ステッピングモータの回転開始・停止のタイミングお
    よび前記ステッピングモータの回転方向の各制御データ
    を並列入力するための並列入力部と、直列入力するため
    の直列入力部とを備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の遊技機器のステッピングモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも制御データ設定回路および制
    御信号発生回路が同一集積回路内に設けられていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機器
    のステッピングモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 集積回路が少なくとも各制御データを並
    列で入力するための並列入力部と各制御データを直列で
    入力するための直列入力部とのいずれかを介してマイク
    ロプロセッサに対して電気的に接続されることを特徴と
    する請求項3に記載の遊技機器のステッピングモータ制
    御装置。
  5. 【請求項5】 ステッピングモータの回転速度を設定す
    るための制御データが前記回転速度と同一数値で設定さ
    れることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載の遊技機器のステッピングモータ制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047990A (ja) * 2004-07-01 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像転写方法
JP2012115565A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Le Tekku:Kk 回胴式遊技機のリール制御回路およびそれを有する遊技機制御用チップ
CN103259470A (zh) * 2012-02-16 2013-08-21 上海安浦鸣志自动化设备有限公司 一种支持多工作模式的步进电机运动系统
JP2016007510A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 株式会社三共 スロットマシン

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