JPS63189910A - 送り制御装置 - Google Patents

送り制御装置

Info

Publication number
JPS63189910A
JPS63189910A JP2336587A JP2336587A JPS63189910A JP S63189910 A JPS63189910 A JP S63189910A JP 2336587 A JP2336587 A JP 2336587A JP 2336587 A JP2336587 A JP 2336587A JP S63189910 A JPS63189910 A JP S63189910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
feed
pulses
control device
feed amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2336587A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Komi
小海 尚昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKUSAI DENGIYOU KK
Original Assignee
KOKUSAI DENGIYOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOKUSAI DENGIYOU KK filed Critical KOKUSAI DENGIYOU KK
Priority to JP2336587A priority Critical patent/JPS63189910A/ja
Publication of JPS63189910A publication Critical patent/JPS63189910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送り制御装置に関し、詳しくは送り機構に連結
されたモータを駆動して送りを制御する装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の送り制御装置は、送り機構としてボール
ネジ等を用い、これをステッピングモータやDCモータ
によって回転させ、送り制御を行なう構成をとる。この
場合、ステッピングモータに出力される1パルス当りの
送り量もしくはエンコーダから入力される1パルス当り
の送り量は、送り機構の構成(例えばギヤ比、ボールネ
ジのリード等)により、またモータの1回転に対応した
パルス数(ステッピングモータ等への出力パルス数やエ
ンコーダからの入力パルス数)により異なる。従って、
専用機は別として、汎用性の高い送り制御装置では、送
り量を直接取扱うことは困難であり、単にパルス数を指
定し、このパルス数だけモータを駆動するものが一般的
であった。この場合、所望の送り量を得るには、これに
対応したそこで、近年、送り量を直接ミリ単位等で指定
できるようにするために、例えば、接続されるモータや
送り機構の構成に基づいて定まる換算値(例えば200
 [パルス/ミリコ)をキーボード等から予め入力して
その後の制御に用いるものが用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、換算値を入力するものでは、例えばモー
タの1回転当りのパルス数と送り機構における1回転当
りの送り量とから換算値を求める手間を要し、更に計算
ミスやキーボードからの入力ミス等を払拭することがで
きないという問題があった。また、入力された換算値は
、バックアップメモリやFROM等に保、存しておかね
ばならないので装置・構成が複雑になる上、バックアッ
プ用電池の放電等によりデータが消失もしくは変化(ビ
ット落ち等)してしまうことも考えられ、実使用におい
ては種々の問題を惹起する。かといって、接続するモー
タと送り機構の構成とを予め固定してしまえば、送り制
御装置としての汎用性が失われるため現実的な解決とは
ならない。
本発明の送り制御装置はこうした問題を解決し、送り量
の指定による制御を、汎用性を失うことなく実現するこ
とを目的としてなされた。
及皿五璽感 かかる目的を達成する本発明の構成について以上説明す
る。
[問題点を解決するための手段] 第1図に例示するように、 送り機構M1に連結されたモータM2に接続され、該モ
ータM2を駆動して送り制御を行なう本発明の送り制御
装置は、 前記接続されるモータM2の1回転に対応したパルス数
を設定するパルス数設定手段M3と、前記送り機構M1
の構成によって定まる前記モータM2の1回転当りの送
り量を設定する送りa設定手段M4と、 該設定されたパルス数および送り量に基づいて、パルス
数と送り量との換算値を予め設定する換算値設定手段M
5と、 指定された送り量を該設定された換算値によりパルス数
に変換し、該パルスに基づいて前記モータM2を駆動す
るモータ駆動手段M6とを備えたことを特徴とする。
ここで、パルス数設定手段M3とは、モータM2がステ
ッピングモータやパルス駆動型のDCモータ等の場合に
はモータを1回転させるに要する出力パルス数を、一方
、モータがDCもしくはACサーボモータでありエンコ
ーダによりその回転を検出する構成をとる場合にはモー
タの1回転当りに得られるパルス数を各々設定するもの
である。
こうした設定手段としては、多桁のディジタルスイッチ
(サムロータリスイッチ)等を考えることができるが、
接続されるモータ(エンコーダ)の種類がさほど多くな
い場合には、予め用意された設定値の中からスイッチの
設定によりひとつを選択するような構成としてもよい。
送り量設定手段M4とは、モータ1回転当りの送り量を
設定するものであり、例えば送り制御装置M1がボール
ネジによる場合にはそのリードの値を設定するものであ
る。尚、モータM2の回転がギア、タイミングベルト等
によって変速されてポールネジ等に伝達されている場合
には、これを加味して設定することは言うまでもない。
その構成は、パルス数設定手段M3と同様、多桁のディ
ジタルスイッチやディップスイッチ等によって実現する
ことができる。
換算値設定手段M5は、パルス数設定手段M3に設定さ
れたパルス数/モータ1回転(例えば1000[パルス
]/[rev])と、送り量設定手段M4に設定された
送り量/モータ1回転(例えば10[ミリ]/[rev
])とに基づいて、パルス数と送り量の換算値、例えば
(1000[パルス]/[rev])÷(10[ミリ]
/[rev] )=100 [パルス]/[ミリ]を設
定するものである。こうした換算値は演算により求めて
もよいし、パルス数並びに送り量が数種類に過ぎない時
は、その組合わせた値すべてを予めROM等の記憶手段
に記憶しておき、これを選択して換算値としてもよい。
モータ駆動手段M6は、指定された送り量を上述した換
算値によりパルス数に変換し、このパルス数によってモ
ータM2を駆動するものであり、モータドライバを組み
込んだものでもよいし、単にモータドライバに制御信号
を出力するものでもよい。尚、モータM2がステッピン
グモータやパルス駆動型のDCモータ等の場合にはオー
プン制御により駆動するものとしてもよく、その他のモ
ータを用いる場合にはモータM2の回転をエンコーダに
よって検出し、このエンコーダからのパルス信号を、換
算値により送り量変換されたパルス数に一致させるよう
フィードバック制御により駆動してもよい。
尚、送り機構M1とモータM2との構成は1軸のもので
もよいが、X−Y2軸のもの、あるいは3軸以上のもの
であってもよい。こうした多軸の場合には、同一の換算
値が使える軸以外では各軸毎に各設定手段M3.M4を
設ければよい。
[作用コ 上記の構成を有する本発明の送り制御装置は、接続され
る送り機構M1とモータM2に関する2つの情報、即ち (1)パルス数設定手段M3に設定されたモータ1回転
に対応したパルス数、 (2)送り」設定手段M4に設定されたモータ1回転当
りの送り量、 から、換算値設定手段M5により、パルス数と送り量と
の換算値を設定する。モータ駆動手段M6は、送り制御
装置のこの換算値を用いて指定された送り量をパルス数
に変換し、パルス数に基づいてモータM2を駆動する。
従って、本発明の送り制御装置は、従来のパルス数によ
る指定に替えて、送り量自体による指定に基づいて、送
りを制御する。
[実施例] 本発明の構成および作用を一層明らかにするために、次
に本発明の送り制御装置の好適な実施例について説明す
る。第2図はこの送り制御装置を送り機構と共に示す斜
視図、第3図は送り制御装置の背面図、第4図は同じく
その電気的な構成を示すブロック図である。
第2図に示すように、本実施例の送り制御装置1は、工
作用のテーブル3に対しワーク5をX軸およびY軸方向
の各々に送り制御する5相のステッピングモータ7.8
の各ドライバ9,10に接続されている。これらのステ
ッピングモータ7゜8の各駆動軸にはリードが各々10
[aml、20[m]のボールネジ17.18が直結さ
れており、テーブル3は、ボールネジ17の1回転でX
軸方向に10[m]、ボールネジ18の1回転でY軸方
向に20[#Jl+!]移動するよう構成されている。
送り制御装置1の前面には、操作パネル20、使用者に
対するメツセージや確認すべきデータ等を表示する大型
の液晶パネル21、データを記録する図示しないCMT
へのコネクタ22等が設けられている。操作パネル20
には、送り制御装置1の動作モードの指定やデータ等の
入力を行なうキーと、一部のキーに付属し次に入力され
る可能性のあるキーを指示する発光ダイオードとが設け
られている。一方、送り制御装置1の背面には、第3図
に示すように、パルス数設定手段、送り量設定手段とし
てのディップスイッチDPSW1゜DPSW2、各軸の
ステッピングモータ7.8のドライバ9,10への配線
を行なうためのコネクタ31、外部のシーケンサ等との
データの入出力を行なう操作入力用コネクタ33.操作
出力用コネクタ34、外部のホストコンピュータ等との
通信を行なう通信用コネクタ36、プログラムバックア
ップ用のFROMを装着するFROMソケット37等が
設けられている。尚、送り制御装置1への電源供給は、
端子台38により行なわれる。
次に、送り制御装置1内部の電気的な構成について説明
する。送り制御装置1の内部は、第4図のブロック図に
示すように、周知のCPU41゜ROM43.RAM4
4を中心に算術論理演算回路として構成されている。こ
れらとバス45を介して相互に接続される周辺回路とし
ては、以下のものがある。
操作パネルインタフェース46: 操作パネル20に接続され、そのキーのスキャンおよび
発光ダイオードの点灯を制御する回路である。尚、発光
ダイオードは、使用者が次に選択すべきキーをインジケ
ートするようCPtJ41により点灯されるので、使用
者がキー操作にとまどうことがない。
LCD表示ドライバ47: 液晶パネル21に接続されており、操作パネル20から
入力されたデータやその他のデータを表示する回路であ
る。
入出力ポート48: ディジタルデータの入出力を司るボートであり、CMT
コネクタ22、操作入力用コネクタ33、出力用コネク
タ34、ディップスイッチDPSWI、2、PROMソ
ケット37が接続されている。操作入力用コネクタ33
.出力用コネクタ34を介して入出力ポート48の一部
の入出力は、シーケンサ等の制御機器に接続され、後述
する外部モードにおいて、シーケンサ等とのデータの授
受を行なう。また、ディップスイッチDPSW1゜2は
、使用者によって設定される各8ビツトのスイッチであ
り、このうち各7ビツトが使用されている。第5図は、
このディップスイッチDPSW1.2と入出力ポート4
8との接続を詳細に示す回路図であるが、図示するよう
に、各ディップスイッチDPSWI、2は、各8個のス
イッチの一方が逆流防止用ダイオードDDA1ないしD
DA8、DDBlないしDDB8を介して各々共通に接
続されて入出力ポート48の出力端子PC1゜PO2に
接続されている。一方、スイッチの他端は、ディップス
イッチDPSWI、2の対応するビット同士が接続され
、各ビットは入出力ポート48の入力端子PBIないし
PBBに接続されている。更に、この入力端子PBIな
いしPB8の各々は、抵抗アレイ50中の抵抗器により
プルアップされている。従って、入出力ポート48の出
力端子PC1,2の一方を排他的にローレベルにすると
同時に、入力端子PBIないしPBBの状態を読み込め
ば、CPU41は入出力ポート48を介して、いつでも
ディップスイッチDPSW1もしくはDPSW2の状態
を読み込むことができる。
モータ駆動パルス出力回路52: 補間制御回路531発撮発振器、パルスカウンタ57お
よびセレクタ58からなり、CPLJ41からの指令に
応じて変化する発振器55の出力周波数を用いてステッ
ピングモータ7.8のドライバ9,10へのパルス出力
を制御する回路である。補間制御回路53は、ワーク5
を移動させる際、X軸方向への移動量とY軸方向への移
動量との相違によるワーク走行路の屈曲が生じないよう
に両輪のステッピングモータ7.8への出力パルスを補
正するためのものである。補間を必要とする場合には、
セレクタ58により補間制御回路53の出力を選択し、
補間を必要としない場合には単なるパルスカウンタ57
の出力を選択し、コネクタ31を介して両ステッピング
モータ7.8のドライバ9.10へ制御パルスを出力す
る。尚、セレクタ58の選択動作は、入出力ポート48
の出力のひとつより決定される。
以上説明した各回路の他、送り制御装置1内には、CP
U41に直結され、通信用コネクタ36を介したシリア
ル通信によりホストコンピュータ等とデータのやりとり
を司るシリアルインタフエ   ゛−ス60、送り制御
装置1内の各回路に安定化された直流電圧を与える電源
部62等も備えられている。
次に上述した構成の送り制御装@1におい工性なわれる
制御について説明し、特に換算値設定手段、モータ駆動
手段としての構成について詳細に説明する。第6図は、
ステッピングモータ制御ルーチンを示すフローチャート
であり、送り制御装置1は、電源が投入されると、ステ
ップ100より処理を開始する。
ステップ100では、ハード的なパワーオンリセットの
解除俊、更に一定期間(約100[m5eC] )リセ
ット信号を出力する処理を行なう。
これにより周辺素子の立ち上がりを揃えるのである。続
いて周辺素子の初期化、例えば入出力ボート48の各端
子を入力・出力にそれぞれ定義するといった処理を行な
う(ステップ110)。次に、CPU41内部のタイマ
に初期値をセットしたり、ステッピングモータ7.8へ
の出力パルス形成用の発掘器55の基本発振周波数の設
定等を行なう(ステップ120>、更に、RAM44の
チェックと初期化を行なった後(ステップ125)、’
入出力ポート48の出力端子PCIをアクティブロウに
して、パルス数設定手段として働くディップスイッチD
PSW1を選択しくステップ130)、ディップスイッ
チDPSW1の状態をデータDAとして読み込む(ステ
ップ140)。このデータDAの各ビットDA1ないし
DA8は、各々以下の通り意味付けされている。
データDA= ここで、ノーマルモードとは、ディップスイッチDPS
W1.2のビットの指定により定まるパルス数と送り量
との換算値を用い内部のROM43に記憶された手順に
よりステッピングモータ7゜8の制御を行なうモードで
あり、パラメータモードとはROM43もしくはPRO
Mソケット37に装着されるPROM内に用意されたパ
ラメータを換算値等として用いて運転するモードである
後者は、例えばボールネジのリードが特殊なものである
場合等に用いられる。更に、FROM運転モードとは、
内部のROM43に替えてPROMソケット37に実装
されたPROMに記憶された手順に従って運転するモー
ドである。このモードは、外部のシーケンサ等からプロ
グラムを転送しこれをFROMに書き込んだ後、PRO
M内のプログラムに従って運転する場合等に用いられる
本実施例では、X軸ボールネジ17のリードが10[s
i]、Y軸ボールネジ18のリードが20Lll11]
であり、原点リミットを用いない(任意原点)ノーマル
モードで運転することから、ディツブスイッチDPSW
Iの設定は、 となっている。
上述したステップ130,140でのディップスイッチ
DPSW1の選択とその状態の読み込みに続いて、入出
力ポート48の出力端子PC2をアクティブロウ(出力
端子PCIはインアクティブハイ)としてディップスイ
ッチDPSW2を選択しくステップ150) 、各スイ
ッチの状態をデータDBとして読み込む(ステップ16
0)。データDBの各ビットDBIないしDB8は、各
々以下の通り意味付けされている。
データDB: 本実施例では、X軸およびY軸用のステッピングモータ
7.8が共に5相、1ooocパルス/rev]である
こと、およびミリ単位での指定・表示を行なうことから
、ディツブスイッチDPSW2の設定は、 となっている。
以上の処理(ステップ150,160>に続いて、ディ
ツブスイッチDPSW1.2の設定に従って、ミリ換算
用のデータをROM43から読み出し、準備する処理を
行なう(ステップ170)。
即ち、ディップスイッチDPSW1のビットDA1.8
の設定が、ノーマルモードであれば、ディツブスイッチ
DPSW1.2のビットDA3.4.5.6およびビッ
トDB1ないし3.4ないし6の設定に従って対応する
数値をROM43より読み出し、パルス数と送り量とか
ら換算値を算出してRAM44の所定のエリアに格納す
るのである。
本実施例では、X軸についての換算値SXは、=100
[パルス/lll1lt] となり、Y軸についての換算値SYは、=50[パルス
/a++] となる。
続くステップ180では、送り制御装@1の運転状態を
、外部モードもしくは通信モードに初期化する。ここま
でのステップ100ないし180が、送り制御装置1の
運転に先立つ所謂初期化処理に相当する。
これに対し、ステップ200以降は、所謂メインルーチ
ンに相当し、CPU41は、以下の処理(ステップ20
0ないし300)を、短時間のうちに繰返し実行して、
適宜データの入出力、ステッピングモータ7.8の制御
等を行なう。まず、ステップ200では、液晶パネル2
1の表示を制御する。即ち、CPU41は設定された運
転モードに基づき、使用者へのメツセージや操作パネル
20から入力されたデータ等を液晶パネル21に表示す
る。続いてステッピングモータ7.8の状態のチェック
を行なう(ステップ210)。チェックには、ワーク5
の可動範囲として機械的に検出されるリミットを越えて
いないかのチェック、および各軸ステッピングモータ7
.8のドライバ9.10へのパルス出力が完了したか否
かの半ばソフトによるチェックとがある。
その後、CPU41は内部のタイマで10[m5ec]
が経過したか否かを判断しくステップ220)、10 
[m5eC]経過スル毎ニジステムチエツク(ステップ
230)とキー人力のチェック(ステップ240)とを
行なう。システムチェックは、特にプログラムの不慮の
暴走等を検出・防止するためのものであり、図示しない
ウォッチドッグタイマを10[m5ec]毎にリセット
するといった処理により行なわれる。キー人力チェック
(ステップ240)は、操作パネル20のキ−操作の有
無をチェックする処理である。
こうした処理の後、運転モードを判別しくステップ25
0> 、指定された運転モードによって、外部モード処
理(ステップ260)、プログラムモード処理(ステッ
プ270>、テストモード処理(ステップ280>、オ
ートモード処理(ステップ290)、通信モード処理(
ステップ300)のいずれかの処理を実行する。運転モ
ードは、操作パネル20のキー操作もしくはシリアルイ
ンタフェース60を介して入力される外部機器(ホスト
コンピュータ等)からの入力により指定される。
外部モード処理(ステップ260)とは、入出力ポート
48を介して外部のシーケンサ等から指定されるデータ
に従ってステッピングモータ7゜8を制御し、ワーク5
の送りを制御する処理である。
プログラムモード処理(ステップ270)とは、操作パ
ネル20のキーを操作することにより、ワーク5の送り
制御をプログラムするための処理である。この場合、ワ
ーク5の送り位置を、X軸。
Ylllllの位置として操作パネル20から数値デー
タにより入力してプログラムしてもよいし、操作パネル
上の移動指示キー20a、b、c、dを操作して所望の
位置にワーク5を移動しその点のX軸。
Y軸の位置を読み込んでプログラムするものとしてもよ
い。いずれにせよ、本実施例の送り制御装置1では、送
り量をミリ単位で指定でき、しかもミリ単位で表示する
。即ち、送り量に対応したパルス数を換算値sx、sy
により求め、これをモータ駆動パルス出力回路52を介
して出力することにより、ワーク5は指定された位置に
送られ、この位置もまたミリ単位で表示される。尚、移
動指示キー2Qa、b、c、dを、それらの中心に配設
された早送指示キー20eと共に操作すると、ワーク5
を高速に移動することができる。また、こうした手動に
よる送りの間も、ワーク5の位置は常に液晶パネル21
上に表示される。
テストモード処理(ステップ280)は、プログラムモ
ード処理により組まれたプログラムによるステッピング
モータ7.8の実際の制御をテストするものであり、プ
ログラムを1ステツプずつ順次実行・停止を繰返して実
行するものである。
プログラムのミス等によりワークが不慮の移動をするこ
とがないかを検証するために用いられる。
オートモード処理(ステップ290)は、現実にワーク
5を送り制御する処理である。ワーク5は、これにより
、予め組まれたプログラムに従ってテーブル3上を移動
し、図示しない加工装置(穴明機、リュータ等)により
加工される。
通信モード処理(ステップ300)は、シリアルインタ
フェース60を介して外部のホストコンピュータ等とデ
ータをやりとりする処理である。
送り制御装置1は、ステップ260ないし300のいず
れかの処理の後、ステップ200へ戻り、上述したステ
ップ200ないし300の処理を繰返す。
以上詳細に説明したように、本実施例の送り制御装置1
は、ドライバ9.10を介してこれに接続されるステッ
ピングモータ7.8の1回転に要するパルス数と、この
ステッピングモータ7.8に直結されたボールネジ17
.18のリードとをディップスイッチDPSWI、2の
設定により容易に選択・指定することができ、この指定
に応じてパルス数と送り量(ミリ単位)との換算値を内
部に設定する。従って、送り制御装置1に対する使用者
からの指示を直接ミリ単位で行なうことができ、使い勝
手が極めて良好となる。この結果、使用者がワーク5の
送り量の指定値を把握することが容易となり、誤ったデ
ータを与えこれを看過して事故を生じるといった問題は
十分に解消された。また、換算値を使用者がいちいち計
算する手間がなく、その設定時に操作パネルの誤操作等
により誤ったデータを与えてしまったり、データの消失
事故を生じるといった問題も悉く解消された。
また、本実施例では、ディップスイッチDPSW1,2
の設定により、モータや送り機構の取り換え等に迅速か
つ柔軟に対応することができ、送り制御装置としての汎
用性を損なうこともない。
更に、必要があればパルス数による送り量の指定・表示
に切換えることもできる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明はこ
うした実施例に何等限定されるものではなく、例えばス
テップ数や送り量を直接ディジタル量で設定する構成等
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様
で実施しえることは勿論である。
R皿mAI 以上詳述したように、本発明の送り制御装置によれば、
接続されるモータ1回転に対応したパルス数とこれに連
結された送りvs4IIによる送り量とを設定すること
により、送り制御装置としての汎用性を損なうことなく
、送り制御をミリ単位といった現実の送り量に即した量
で指定することができるという極めて優れた効果を奏す
る。加えて、パルス数と送り量の設定も容易であり、そ
の使い勝手は著しく向上する。
こうした効果に伴い、制御量や換算値を入力する際に従
来生じがちであった誤まりをなくすことができ、送り制
御の作業効率や安全性の向上にも資することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図は本発明一実施例としての送り制御装置を送り機構
等と共に示す斜視図、第3図は同じく送り制御装置1の
背面図、第4図は同じく送り制御装置内部の電気的な構
成を中心に示すブロック図、第5図はディップスイッチ
DPSW1゜2と入出力ボート48との接続を示す回路
図、第6図は送り制御装置1において実行されるステッ
ピングモータ制御ルーチンを示すフローチャート、であ
る。 1・・・送り制御装置 3・・・テーブル 5・・・ワーク 7.8・・・ステッピングモータ 9.10・・・ドライバ 17、’1B・・・ボールネジ 20・・・操作パネル 21・・・液晶パネル 41・・・CPU 48・・・入出力ボート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送り機構に連結されたモータに接続され、該モータ
    を駆動して送り制御を行なう送り制御装置であって、 前記接続されるモータの1回転に対応したパルス数を設
    定するパルス数設定手段と、 前記送り機構の構成によって定まる前記モータ1回転当
    りの送り量を設定する送り量設定手段と、該設定された
    パルス数および送り量に基づいて、パルス数と送り量と
    の換算値を予め設定する換算値設定手段と、 指定された送り量を該設定された換算値によりパルス数
    に変換し、該パルスに基づいて前記モータを駆動するモ
    ータ駆動手段と を備えたことを特徴とする送り制御装置。 2 送り機構はボールネジを備え、送り量設定手段は該
    ボールネジのリードを設定する特許請求の範囲第1項記
    載の送り制御装置。
JP2336587A 1987-02-02 1987-02-02 送り制御装置 Pending JPS63189910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2336587A JPS63189910A (ja) 1987-02-02 1987-02-02 送り制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2336587A JPS63189910A (ja) 1987-02-02 1987-02-02 送り制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63189910A true JPS63189910A (ja) 1988-08-05

Family

ID=12108532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2336587A Pending JPS63189910A (ja) 1987-02-02 1987-02-02 送り制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63189910A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100931447B1 (ko) * 2008-05-30 2009-12-11 현대자동차주식회사 도어용 커튼장치
JP2016212463A (ja) * 2015-04-28 2016-12-15 オムロン株式会社 制御装置、制御システム、制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100931447B1 (ko) * 2008-05-30 2009-12-11 현대자동차주식회사 도어용 커튼장치
JP2016212463A (ja) * 2015-04-28 2016-12-15 オムロン株式会社 制御装置、制御システム、制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR850001055B1 (ko) 공업용 로봇제어 시스템
JPH0969004A (ja) 数値制御装置
US7552002B2 (en) Numerical controller
WO2015194043A1 (ja) 工作機械の制御装置
JPS63189910A (ja) 送り制御装置
CN109154835B (zh) 测试装置
US6604868B2 (en) Microprocessor-controlled servo device for carrying and moving camera
CN213715755U (zh) 一种双轴伺服驱动器及双轴伺服驱动系统
JPH0760669A (ja) 産業用機械の操作システム
JP2007326157A (ja) 割出し装置及び工作機械のタレット装置
CN214704358U (zh) 调焦镜头旋转装置控制系统
JPH02148302A (ja) 設定表示操作盤
CN220820497U (zh) 轴控板及加工控制系统
WO2023203724A1 (ja) 表示装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH0775384A (ja) 遊技機器のステッピングモータ制御装置
KR900008537B1 (ko) 고급언어에 의한 프로그램과 오프라인 프로그램에 의한 콘트롤러와 그 제어방법
JPS619704A (ja) 産業用ロボツトの原点校正方法
JP2932536B2 (ja) 電子式カムスイツチ
JPH01118905A (ja) 工作機械のnc装置とそのnc装置への入力方法
US20150114936A1 (en) Electric discharge machine
JP2559044B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム
JPH09183076A (ja) ボルト締結機
JPS60156104A (ja) ロボツトにおける原点復帰制御方式
CN111880478A (zh) 一种电子车床控制系统及其控制方法
JP2687639B2 (ja) モータの制御装置