JPH077535B2 - 光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録装置

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JPH077535B2
JPH077535B2 JP61177685A JP17768586A JPH077535B2 JP H077535 B2 JPH077535 B2 JP H077535B2 JP 61177685 A JP61177685 A JP 61177685A JP 17768586 A JP17768586 A JP 17768586A JP H077535 B2 JPH077535 B2 JP H077535B2
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magneto
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yoke
optical recording
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ビームと連係して補助磁界を与え光磁気記録
媒体上へ情報を記録あるいは記録された情報を消去する
光磁気記録装置に関する。
(従来の技術) 光磁気ディスクに情報を記録するには、ディスク面上に
垂直磁化膜を形成し、先ず、この垂直磁化膜を磁化方向
を予め一方向に揃えておき、情報信号によってデジタル
的に変調されたレーザビームを垂直磁化膜に照射して垂
直磁化膜の温度をキューリ点以上にする。
このキューリ点温度にされた垂直磁化膜は抗磁力が0と
なり、補助磁界により磁化方向が容易に変えられる状態
となる。そこで、補助磁界として直流バイアス磁界をか
けながらレーザビームによってキューリ点温度にまで加
熱すると、この部位での磁化方向は印加した磁界の方向
に反転する。そして記録媒体の移動によりレーザビーム
の照射状態が変化すると、再び前記部位の温度が低下し
て抗磁力が増加し、磁化方向は反転したまま安定した磁
化状態を保つことができる。こうして情報に応じた記録
ピット列が形成される。
また、光磁気ディスク上に記録された情報を再生するに
は、垂直磁化膜の磁化方向の相違により、反射ビームの
方向が変わる磁気力−効果を利用して情報の読取りを行
う。
一方、光磁気ディスク上に記録された情報を消去するに
は、記録ピット列上をトラッキングしながらレーザビー
ムを記録ピット部分に照射し、記録ピットと反対方向の
磁化方向の直流バイアス磁界をかけ、再び垂直磁化膜の
磁化方向を揃えることにより行う。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来においては、補助磁界を発生する補助磁
界印加装置は磁芯をなす主ヨークとその主ヨークに巻回
されたコイルと前記主ヨークに並設されたサイドヨーク
とからなり、構成が大型であった。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点は、光ビームを照射しつつ補助磁界印加装
置により磁界を与えることにより光磁気記録媒体上へ情
報を記録し、あるいは、該記録された情報を消去する光
磁気記録装置において、前記補助磁界印加装置は、コイ
ルと、前記記録面に対向して配され、前記コイルが巻回
される主ヨークと、前記主ヨークの漏れ磁界を防止する
ために前記主ヨークに取り付けられた、それ自身磁界を
発生するシールド磁界発生手段とからなり、前記シール
ド磁界発生手段は前記主ヨークに形成される磁極と同じ
磁極面で前記主ヨークに取り付けられていることを特徴
とする光磁気記録装置により解決される。
(作用) 従来の構成では、主ヨークとサイドヨークとで閉磁路を
形成することによって主ヨークの漏れ磁界を防ぎ、磁束
密度の高い磁界を効率よく記録媒体に印加できるように
していたが、本発明の上記構成によれば、シールド磁界
発生手段により主ヨークの漏れ磁界を防止できるため
に、サイドヨークを設けなくても磁束密度の高い磁界を
効率よく記録媒体に印加することができる。その結果、
サイドヨークを設けなくてもよい分、装置の小型化を図
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第4図を参照して、具
体的に説明する。同図において、本発明の光磁気記録装
置10は、主ヨーク12と該主ヨーク12に巻回されたコイル
20とを有し、主ヨーク12のディスク24近傍位置には、シ
ールド磁石28a、28bが主ヨーク12に形成された磁極と同
一磁性面で付設されている。
これは第5図(a)に示すようなディスク24近傍におい
て主ヨーク12に発生する漏れ磁力線を防止するためのも
ので、第5図(b)に示すように主ヨーク12の端部周辺
に該漏れ磁力線を防止するようシールド磁石28a、28bを
設けることにより、主ヨーク12から光磁気ディスク24に
対して印加効率の良い磁界が形成される。
従って、前記従来のようにサイドヨークを設けなくて
も、有効な磁束密度を得ることができるため、第6図に
示すように、さらに光磁気ディスク24の下方に必要とさ
れる光磁気記録装置10のためのスペースを狭められる。
さらに本発明の他の実施例について第7図を参照して具
体的いに説明する。同図において、図示は省略したが、
前記同様に構成された光磁気ディスク24の近傍における
主ヨーク12の端部には、さらに、磁性体から成る補助ヨ
ーク30a、30bが付設されており、これら補助ヨーク30
a、30bの周囲には該補助ヨーク30a、30bが主ヨーク12に
形成された磁極と同一磁極面を有するようにコイル32
a、32bが巻回されている。
従って、該コイル32a、32bに電流を流すことにより、前
記実施例に比べて更に強力な磁束密度が得られる。
なお、第1図、第2図及び第3図を参照して、本発明に
係わる従来例および参考事例を挙げ、これらとの比較
で、本発明の特徴を明瞭にすることにする。
第1図に示す参考事例では、光磁気記録装置10は、光磁
気ディスク24の記録面の周縁外に並設されたサイドヨー
ク14、16と、これらサイドヨーク14、16のほぼ中央に並
設されると共にコイル20を巻回した主ヨーク12とを有し
ており、これらサイドヨーク14、16と主ヨーク12は、上
記記録面の下方位置にて互いに一定間隔を保ちながら、
それぞれ、該記録面に対向しつつ伸長している。そし
て、各ヨーク12、14、16の伸長した先端部においては、
光磁気ディスク24の半径方向に沿って互いに一定間隔を
有し、該ディスク24の記録面に近接している。また、該
記録面の周縁外におけるこれらヨーク12、14、16の端部
はヨーク板18で結合されていて、各ヨーク及びヨーク板
により、磁気回路が構成され、コイル20に電流を流すこ
とにより、第3図に示すような磁界が発生する。
この光磁気ディスク24は、上記磁界の及ぶ範囲にまで十
分近接した位置に装着され、その記録面は上記磁界によ
り印加される。そこで、上記記録面に垂直磁化膜を予め
形成しておけば、主ヨーク12の光磁気ディスク24の反対
側に設けられた対物レンズ22から照射されるレーザビー
ムと協動して、該レーザビームの照射位置における記録
面の磁化方向が、印加された磁界の方向に反転し、情報
の記録あるいは消去を行うことができる。
また、第1図に示すように、主ヨーク12の光磁気ディス
ク24に近接する部位においては両端12aに傾斜が設けら
れている。この部位が平坦に形成された場合は中央部に
比べて両端部の磁束密度が高くなるが、上記構成で、両
端部12aは中央部に比べて光磁気ディスク24面との間隔
が離れるため、該光磁気ディスク24に対する磁束密度を
フラットな状態にすることができる。
第2図には、従来の光磁気記録装置(第2図(a))と
この事例の装置(第2図(b))とが断面で示されてい
る。このように、従来例よりも、この事例の場合の方
が、光磁気ディスク24の下方において必要とするコイル
巻回のためのスペースが少なくて済むが、まだ、十分で
はなく、サイドヨークを備えるだけ、装置の小型化が難
しいのである。なお、図中、符号26は光磁気ディスク24
を回転するためのスピンドルモータである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の装置の構成では、サイド
ヨークを設けなくても効率よく記録媒体に磁界を印加で
きるので、その結果、サイドヨークを設けない分、装置
の小型化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる参考事例の装置の斜視図、第2
図(a)は従来装置の断面図、第2図(b)は前記事例
の装置の断面図、第3図は同じく前記事例の装置の磁力
線を示す断面図、第4図は本発明の実施例を示す装置の
斜視図、第5図(a)は従来装置における漏れ磁界を示
す部分断面図、第5図(b)は本発明の実施例の、漏れ
磁界が解消された状態を示す部分断面図、第6図は本発
明の実施例の全体断面図、第7図は本発明の他の実施例
を示す部分断面図である。 10……光磁気記録装置 12……主ヨーク 14、16……サイドヨーク 18……ヨーク板 20……コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを照射しつつ補助磁界印加装置に
    より磁界を与えることにより光磁気記録媒体上へ情報を
    記録し、あるいは、該記録された情報を消去する光磁気
    記録装置において、前記補助磁界印加装置は、コイル
    と、前記記録面に対向して配され、前記コイルが巻回さ
    れる主ヨークと、前記主ヨークの漏れ磁界を防止するた
    めに前記主ヨークに取り付けられた、それ自身磁界を発
    生するシールド磁界発生手段とからなり、前記シールド
    磁界発生手段は前記主ヨークに形成される磁極と同じ磁
    極面で前記主ヨークに取り付けられていることを特徴と
    する光磁気記録装置。
JP61177685A 1986-07-30 1986-07-30 光磁気記録装置 Expired - Fee Related JPH077535B2 (ja)

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JP61177685A JPH077535B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 光磁気記録装置

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JPS6337840A JPS6337840A (ja) 1988-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59231704A (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 Fujitsu Ltd 光磁気デイスクのバイアス磁界印加装置

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JPS6337840A (ja) 1988-02-18

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