JPH0775241A - 耐張クランプ - Google Patents
耐張クランプInfo
- Publication number
- JPH0775241A JPH0775241A JP5238724A JP23872493A JPH0775241A JP H0775241 A JPH0775241 A JP H0775241A JP 5238724 A JP5238724 A JP 5238724A JP 23872493 A JP23872493 A JP 23872493A JP H0775241 A JPH0775241 A JP H0775241A
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- JP
- Japan
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- wire
- clamp
- groove
- diameter
- nominal
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
する。 【構成】 耐張クランプ本体に設けられた線溝に線条を
挿入するとともに、その挿入された線条を線溝を有する
押え金具で押えて、その線条を耐張クランプ本体に掌握
する耐張クランプであって、前記両線溝を互いに合わせ
たときに形成される円の直径は、前記線条の日本工業規
格によって決められる公称断面積に対応した公称線溝径
よりも小さくする。
Description
に、線条を掌握したときの線条の変形の度合、いわゆる
ニッキング率、つまり、掌握される前の初期素線径d
(mm)で掌握後の素線径がd′(mm)であるときの
初期素線径Dに対する百分率((d−d′)/100×
100)(%)を小さくすることのできるものに関す
る。
ランプという)は、クランプ本体に設けられている線溝
に線条(電線)を挿入し、その上から同様の線溝を有す
る押え金具を当てて、その線条をクランプ本体に掌握す
るようにしている。
図1のA−A線断面である図2を用いて、さらに従来の
クランプについて説明する。
部一端側(図1の左側)は、図示しない送電線鉄塔へ間
接的に取付けられるように構成されている。そして、線
条(図示せず)が載置される面は円弧状に形成されてい
て、その面上にこのクランプで支持する線条に適合した
断面半円状の線溝3が設けられている。
隔を保って複数個(図示の例では4個)設けられてい
て、下面に上記線溝3と同様な線溝5を有するととも
に、両線溝3,5の方向が一致するように対向させて、
4本のボルト・ナット6,6…でクランプ本体2に取付
けられている。
きに形成される円の径(以下、この径を線溝径という)
Dは、クランプ1が支持する線条の断面積によって日本
工業規格(以下、JISという)によって決められてい
る。
下、ACSRという)で、各公称断面積に対する各公称
線溝径の一部を示したものである。
来のクランプにおいて、線溝径Dは、JISによって決
められているが、ニッキング率が大きいという不都合が
あった。
めには、押え金具4で線条を押圧して所定の掌握力を得
る必要があり、多少のニッキングは避けられないが、ニ
ッキングが必要以上に大きくなると、つまり、線条が大
きく変形してしまうと、線条の機械的特性に悪い影響を
与えることが懸念される。
れ、かつニッキング率の少ないクランプを提供すること
を目的としている。
は、上記目的を達成するために、クランプ本体に設けら
れた線溝に線条を挿入するとともに、その挿入された線
条を線溝を有する押え金具で押えて、その線条をクラン
プ本体に掌握するクランプにおいて、前記両線溝を互い
に合わせたときに形成される円の直径は、前記線条の日
本工業規格によって決められる公称断面積に対応した公
称線溝径よりも小さくしたことを特徴としている。
と押え金具の線溝の中で押圧されると、線条を形成する
各素線間の間隙が埋まるようにしてクランプに掌握さ
れ、各素線はほぼ元の形状を維持する。したがって、ニ
ッキング率の小さいクランプとなる。
いて説明する。本実施例に係るクランプは、上記図1及
び図2と同一構成を呈していて、従来と異なる点は、線
溝径DがJISで規定されているよりも小さく構成され
ていることである。
来よりも3〜5%程度小さく、具体的には、公称断面積
120mm2 のACSRでは16mmが15mmに形成
されている。
プで掌握したときと、本実施例に係るクランプで掌握し
たときの状態の概略を示す説明図である。
態を示し、線条Lは、鋼心Sの周囲に所定間隙を有して
配置された複数の素線L′,L′…からなり、つまり鋼
心Sの周囲に各素線L′,L′…が緩くよられている状
態にある。
た状態を示し、線溝径が十分に大きいので、各素線
L′,L′…は比較的(後述の図3(c)に比べて)自
由に動くことができ、一部の間隙は埋まるが、均一でな
く、各素線L′,L′…に楕円上に変形したものが存在
する。
掌握された状態を示し、線溝径が上述の図3(b)に比
べて小さいので、各素線L′,L′…の自由移動は阻止
され、各素線L′,L′…間の間隙が均等に埋まるよう
に互いに接合し、各素線L′,L′…の元の形状をほぼ
保ったままクランプされる。
グ特性を示すグラフで、実線は、従来のD=16mmの
クランプのニッキング率(%)を示し、鎖線は本実施例
に係るD=15mmのクランプのニッキング率(%)を
示している。
係るクランプの方がニッキング率が小さいことが分か
る。なお、この図において横軸の単位長圧縮力(締付け
力/押え長さ)は、ボルト・ナット6,6…により押え
金具4をセットしたときの締付け力に対応する。
ランプでACSR120mm2 を締付け力90kgf/
mm(締付けトルク200kgf・cm)で掌握したと
きの線条の掌握力は4500kgf以上で、そのときの
ニッキング率は10.0%であった。
さ60mmの従来のクランプで同じ線条を締付け力90
kgf/mm(締付けトルク2000kgf・cm)で
掌握したときの掌握力は、4500kgf以上である
が、ニッキング率は、12.4%であった。
明に係るクランプは、所定以上の掌握力が得られ、しか
もニッキング率が小さくて済むということが分かる。
に合わせたときに形成される円の直径は、線条の日本工
業規格によって決められる公称断面積に対応した公称線
溝径よりも小さくしたので、ニッキング率を小さくで
き、したがって、線条の機械的特性を良好に保つことが
できる。
る。
る。
キング特性を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 耐張クランプ本体に設けられた線溝に線
条を挿入するとともに、その挿入された線条を線溝を有
する押え金具で押えて、その線条を耐張クランプ本体に
掌握する耐張クランプにおいて、 前記両線溝を互いに合わせたときに形成される円の直径
は、前記線条の日本工業規格によって決められる公称断
面積に対応した公称線溝径よりも小さくしたことを特徴
とする耐張クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23872493A JP3657626B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 耐張クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23872493A JP3657626B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 耐張クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775241A true JPH0775241A (ja) | 1995-03-17 |
JP3657626B2 JP3657626B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=17034322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23872493A Expired - Lifetime JP3657626B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 耐張クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3657626B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP23872493A patent/JP3657626B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3657626B2 (ja) | 2005-06-08 |
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Legal Events
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