JPS58112620A - Pc鋼より線類の定着部構造 - Google Patents

Pc鋼より線類の定着部構造

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JPS58112620A
JPS58112620A JP21063581A JP21063581A JPS58112620A JP S58112620 A JPS58112620 A JP S58112620A JP 21063581 A JP21063581 A JP 21063581A JP 21063581 A JP21063581 A JP 21063581A JP S58112620 A JPS58112620 A JP S58112620A
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steel
stranded wire
steel stranded
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fixing
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Minoru Kurauchi
倉内 実
Takeshi Kobayashi
剛 小林
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Kobelco Wire Co Ltd
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Shinko Wire Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F15/00Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire
    • B21F15/10Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire wire with sheet metal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は定着具を埋殺して使用する工場生産のプレスト
レストコンクリート部材に適するPC鋼より線類の定着
部構造に関するものである。
従来、定着具を繰返し使用しないで埋殺して使用する工
場生産のプレストレストコンクリート部材、例えば遠心
力締固めプレテンションPCパイル等には、PC鋼材と
して鋼線または鋼棒が用いられ、その端部を温間(10
0〜500℃)、亜熱間(500〜800℃)または冷
間でヘッディング加工することにより、埋殺し使用可能
な定着部となる膨出部を形成していた。ところが、上記
パイル等の高強度化にともなってpc鋼材も大径化、高
強度化が要求されてきており、この場合に、pc鋼線で
は、その大径化、高強度化に限界があり、また、PC鋼
棒も高強度化には限度がある。
これに対し、PC鋼より線類は太径化、高強度化が容易
に可能であり、経済性にもすぐれるため、上記パイル等
へのPC鋼より線類の適用が要望されている。しかし、
PC鋼より線類の端部定着手段として埋殺し使用可能で
安価な構造は未だ開発されておらず、このためPC鋼よ
り線類を使用できないのが実情であった。
つまり、PC鋼より線は、通常、チャックまたはコンプ
レッション・クリップ等の定、着金具により定着される
が、いずれも、高価でかつ寸法も大きく、埋殺し使用す
るには不適当である。また、前述のヘッディング定着法
をpc鋼より線に応用する試みはなされているが、この
場合にpc鋼より線の破断強度に対して膨出頭部の強度
が不足し、このため実用化されるに至っていなかった。
本発明はこれらの事情に鑑み、PC鋼より線の破断強度
に見合う充分な定着部強度が得られ、しかも小型で埋殺
し使用に適し、経済性にもすぐれたPC鋼より線類の定
着部構造を提供するものであ乙。
すなわち、本発明者は、後述する実験的データをもとに
して、P Ci%より線に定着金具と膨出頭部とを組合
わせた定着部を設け、破断力の約2/6をト記定着部材
で、残りを膨出頭部で分担させることにより、100%
の定着効率をもたせながら定着金具を1/6〜1/2に
短縮し得るという事実を見出し、これに基づいて本発明
を完成したものでちる。以下、本発明を図画によって説
明する。
第1図は本発明の定着部構造の具付例を示し、同図にお
いて、1はpc鋼より線、2はヘッディング加工により
形成された膨出頭部、6はpc鋼より線1に圧着された
コンプレッショングリップ(定着金具)である。ここで
、コンプレッショングリップとは、スリーブをpc鋼材
に圧着させて定着部を形成するものをいう。図において
コンプレッショングリップ6は、スリーブ4と、増摩材
としての断面三角形状鋼線コイル5とを用い、この三角
線コイル5をPC鋼より線1とスリーブ4との間に介在
さ止た状態で、スリーブ4をPC鋼より線1に圧着し、
一体化している。ただし、増摩材としては上記三角線コ
イル5に限らず、カーボランダム等適宜の増摩材を使用
し、あるいは、pc鋼より線1自体に若干のネジ切り等
で増摩作用をもたせてもよい。このコンプレッショング
リップ3の長さは、コンプレッショングリップのみで定
着する場合に必要とされる長さの1/2〜1/6 とし
ている。そして、前記膨出頭部2を、このコンプレッシ
ョングリップ3の側端に密着させてPC鋼より線1の末
端に形成している。6は支圧板、7は支圧板に形成した
定着用孔である。
この定着部構造を得る方法の一例を第2図によって説明
する。同図は、コンプレッショングリップ6の圧着およ
びヘッディングを行う前の状態を示し、PC鋼より線1
は既に支圧板6の定着用孔7に挿入されている。このP
C鋼より線1の端部21にヘッディングできるだけの余
長(’pc鋼より線径の1〜2倍)を残した位置で、P
C鋼より線1の外周に、前記三角線コイル5等の増摩材
およびスリーブ4を配備し、スウエージング等によりス
リーブ4を矢印イで示すようにPC鋼より線に圧着する
。この場合、膨出頭部形成用のヘッディング機のチャッ
キングダイス(図示せず)でスリーブ4のヌウエージン
グを行い、上記ダイスがスウエージングとチャッキング
の役割を同時に果すようすることもできる。この圧着作
業と同時に、ヘッディング機のヘラディンダイス10に
てPC鋼より線1の端部をヘッディングすることにより
、膨出頭部2を形成する。こうして、膨出頭部2とコン
プレッショングリップ6とが密着、一体化した定着部か
得る。しかる後、前記支圧板6で緊張した後締正し、P
C鋼より線1の定着を行う。
膨出頭部2を形成する方法としては通常の冷間ヘッディ
ング法でもよいが、高強度のpc鋼より線の場合200
“°C〜600℃の温間又は亜熱間でのヘッディング法
の方が適している。この理由は、pc鋼より線の場合、
より線の構成素線が高強度であり、かつヘッディング方
向に対しである角度(より角度)を有しているため、変
形抵抗を出来るだけ小さくしてヘッディング加工をして
やる必要があるためである。ここで下限を200℃とし
、上限を600℃としたのはいづれも実験結果に基づく
ものであるが、200℃以下になると青熱詭化、又60
0℃以上では赤熱脆化域に近づくため変形抵抗値が大と
なるためである。
又、この方法によると、ヘッディング時に頭部内側部分
を、チャッキングダイスでなくこれより軟質のスリーブ
4で受けとめるため、PC鋼より線の素線とスリーブ4
とのなじみを生じ、頭部内側首部におけるpc鋼より線
の素線の座屈による強度低下を軽減するという副次的効
果が得られる。
こ、の定着部構造において、前記コンプレッショングリ
ップ3の長さを、コンプレッショングリップのみで定着
する場合に必要とされる長さの1/2〜1/6 として
いるのは、次のような実験データから得られる事実に基
づく。
すなわち、PC鋼より線にヘッディングによって膨出頭
部を形成した場合、膨出頭部の定着効率(pc鋼より線
の破断強度に対する定着強度の比率)は60〜50%程
度である。従って、前記コンプレッショングリップ6と
膨出頭部2とに破断力を分担I7て耐荷させるには、膨
出頭部の定着効率の上記範囲での不安定性を配慮すると
、破断力の約2/6をコンプレッショングリップ6に、
残りを膨出頭部2に分担して耐荷させることが好ましい
。一方、コンプレッショングリップ5のスリーブ長さと
破断荷重との関係は、定着効率試験結果によると第6図
のグラフに示すようになる。
このグラフ:・士、PC鋼より線に12.7.、径のも
のを用い、増摩材に前記三角線コイルを使用したコンプ
レッショングリップの、定着効率試験を行った1果を示
す。同グラフにおいて、Pは規格破断荷重(18,7D
 O栴:)を示す。同グラフから明らかなように、コノ
プレッショングリップだけで規スリーブ長が必要となる
のに対し、本発明の構造によりコンプレッショングリッ
プ3で規格破断荷重の約2/3を負担させる場合、その
スリーブ長が約20−となり、上記のコンプレッション
グリップのみによる場合と比べて1/6近くにまでスリ
ーブ長が短縮□される。
コンプレッショングリップのスリーブの材質、減面率、
増摩材等が変わった場合でも、スリーブ長と破断荷重と
の関係は、数量的には変化するものの、定性的には上記
グラフと同様の傾向を示す。
従って、本発明の構造において前記コンプレッショング
リップ6の長さヲ、コンプレッショングリップのみで定
着する場合に必要な長さの1/2〜1/6とすることに
より、破断力の約276がコンプレッショングリップ3
に負担されることとなる。
以上のように、本発明の定着部構造によると、コンプレ
ッショングリップ(定着金具)と膨出頭部とで破断力が
分担して耐荷され、100%の定着効率を持たせながら
、コンブレツショング1ノツプのみで定着する場合と比
べてコノプレッショングリップの長さが約176〜1/
2に短縮されるため、安価で小型な定着部が得られる。
そしてこの定着部構造により、定着部を埋殺し使用する
工i)生産のプレストレストコンクリート部材に、従来
のPC鋼線またはpc鋼棒に代えてpc鋼より線類が使
用できるようになり、その結果、次のような種々の効果
が得られる。すなわち、まず、PC鋼材の簡約となる。
つまり、PC鋼材の量は原則的にその強度に比例するた
め、例えば異形pc鋼棒(引張強さ= 145 Kg 
7i” )をPC鋼より線(引張強さ−19(1−が)
に代えれば、〔190/145:1.3)の強度アップ
により約6割の材料が節減される。また、高強度のpc
鋼より線の使用により、PC鋼材本数が減少し、このた
めカッとインクや配線等の作業も少なくし得、作業能率
を向上する。さらに、pc鋼線やPC鋼棒ではなし得な
い高荷重のプレストレス力の導入が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の定着部構造の実施例を示す断面図、第
2図はこの定着部構造を得る方法の一例を示す断面図、
第6図はコンプレッショングリップのスリーブ長さと破
断荷重との関係を示すグラフである0 1・・・PC鋼より線、2・・・膨出頭部、3・・・コ
ンプレッショングリップ(定着金具)。 特許出願人  神鋼鋼線工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 PC鋼より線類の末端にヘッディングによって形
    b“、された膨出頭部と、該PC鋼より線類の末端近傍
    部に圧着されて側端が上記膨出頭部に密接する定着金具
    とを有し、該定着金具を、定着金具の7トにてpc鋼よ
    り線類を定着する場合に必要な長さの1/6〜1/2の
    長さに形成したことを特徴とするpc鋼より線類の定着
    部構造。
JP21063581A 1981-12-28 1981-12-28 Pc鋼より線類の定着部構造 Granted JPS58112620A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275430A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Hokkai Koki Kk Pc鋼より線頭部成形加工方法
JPH0275431A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Hokkai Koki Kk Pc鋼より線転造ねじ加工方法
JP2014201928A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社富士ボルト製作所 定着金具の製造方法

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