JPH077508Y2 - 折 戸 - Google Patents

折 戸

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JPH077508Y2
JPH077508Y2 JP2378389U JP2378389U JPH077508Y2 JP H077508 Y2 JPH077508 Y2 JP H077508Y2 JP 2378389 U JP2378389 U JP 2378389U JP 2378389 U JP2378389 U JP 2378389U JP H077508 Y2 JPH077508 Y2 JP H077508Y2
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JP2378389U
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JPH02115885U (ja
Inventor
利昭 広野
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、複数の扉を回動可能に連結した折戸の改良
に関するものである。
[従来の技術] 従来から知られている折戸の一例として、実公昭59-231
95号公報に記載されたものがある。
この公報に記載された折戸は、縦框を対向させた一対の
扉の縦框の間に覆い板を配設し、縦框の端部はそれぞれ
連結装置の取付ブロックを取付け、覆い板の端部を連結
装置の取付板に固着すると共に、この取付板に前記取付
ブロックを回動可能に連結した構造になっている。
[考案が解決しようとする課題] 上記の折戸においては、縦框を回動させて扉を折り畳む
際、取付ブロックと取付板との間に隙間が生じて光が漏
れたり、突風が吹き込む等の問題があった。そしてこの
突風によって取付ブロックと取付板との間にごみ等が堆
積し、縦框が円滑に回動しなくなる恐れがあった。
この考案は、取付ブロックと取付板との間に隙間が生じ
ないようにして、光が漏れたり突風が吹き込んだりする
のを防ぐようにすることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案の折戸は、縦框を対向させた一対の扉の前記縦
框の間に支持枠材を配設し、前記縦框の端部にそれぞれ
連結部材を取付け、前記支持枠材の端部に取付けた接合
部材に前記連結部材を回動可能に連結した折戸におい
て、前記連結部材と接合部材との間に形成される隙間に
カバー部材を介装したことを特徴とするものである。
[作用] 連結部と接合部材との間に形成される隙間は、常にカバ
ー部材で覆われ、光が漏れたり突風が吹き込んだりする
ことがなくなる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図ないし第5図に示すように扉1は、2本の縦框2,
2と、その上端に水平に取付けた上框3と、下端に水平
に取付けた下框4とによって四角形の枠状に構成され、
枠状の中には障子5が嵌め込まれている。一対の扉1,1
の縦框2,2の間には、断面四角形で縦框2の長さにほぼ
等しい支持枠材6が配設されているが、支持枠材6の支
持構造については後に説明する。支持枠材6の縦框2に
対向している面には全長にわたりモヘヤ7が取付けてあ
って、モヘヤ7の先端が常時縦框2に当接し、縦框2と
支持枠材6との間に隙間が形成されないようにしてい
る。
第1図において8は縦框2の端部に取付けられる連結部
材であって、縦框2の断面形状とほぼ同一形状になって
いる水平部9と、コ字状の取付部10とを備えており、水
平部9の上面には円柱状の軸突部11が一体に設けられて
おり、水平部9の下面には、第2図に示すように突出部
12が形成されている。この連結部材8は、第2図に示す
ように取付部10が上框3の上縁間に差し込まれ、突出部
12が縦框2の縦仕切板13にあてがわれてビス14が螺入さ
れることにより、縦框2の端部に取付けられる。この連
結部材8には、取付部10の背面に接し、水平部の両側に
延びているカバー部材15が装着され、第2図に示すよう
にビス16で連結部材8に固定されている。カバー部材15
は、ゴム、軟質合成樹脂等の可撓性材料で作られてい
る。
第1図において17は平面形状が小判形の接合部材であっ
て、中央には雌ねじ孔18が鉛直に穿設されており、その
前後には連結部材8の軸突部11が回動自在に嵌入する軸
受孔19,19が鉛直に穿設されている。また接合部材17の
下面には、雌ねじ孔18の両側に位置する嵌合突起20,20
が突設されていて、支持枠材6の端部に嵌合させること
ができるようになっている。雌ねじ孔18に螺合するボル
ト21の上端には長い杆部22が固着してあって、長い杆部
22の上端には一対の戸車23,23を備えた戸車部材24が取
付けられている。接合部材17の上側外周には囲壁25が形
成されているが、その一部は取外し可能な覆い板26にな
っていて、戸車23の高さを調節するためにボルト21を回
す作業ができるようになっている。
この接合部材17の下面に突設されている嵌合突起20,20
は支持枠材6の端部に嵌合し、同時に縦框2の端部に取
付けた連結部材8の軸突部11を軸受孔19に嵌入する。そ
して嵌合突起20のねじ孔27に、図示しないビスを支持枠
材6の外側から螺入して、接合部材17を支持枠材6の端
部に固定する。また軸突部11の上端には第1図、第2図
に示す座金28を当ててビス29をねじ込み、軸突部11が軸
受孔19から抜け出ないようにする。
図には示さないが支持枠材6の下端にも接合部材17を上
下面を反対にして固定し、縦框2の下端に連結部材8を
下向きに取付けてその軸突部11を軸受孔19に嵌入する。
これによって縦框2,2を対向させた一対の扉1,1は、縦框
2,2の間に配設した支持枠材6の端部に取付けてある接
合部材17に回動可能に連結した連結部材8,8と接合部材1
7とによって、折畳み可能に連結されることになる。
支持枠材6の上端に取付けた接合部材17の一つおきに対
して、第2図、第3図に示すように戸車24を備えた戸車
部材24を取り付け、その下方の接合部材17の雌ねじ孔18
には、第3図に示すように長い杆部30を取付ける。上方
に取付けられた戸車部材24の長い杆部22は、建物開口部
の上縁に取付けられている上枠31のレール開口部32を貫
通し、戸車23はレール部33に嵌って回転し、扉1の重量
を支持した状態で接合部材17を上枠31のレール開口部32
に沿って移動させることになる。下方の長い杆部30は、
建物開口部の下縁に取付けられている下枠34のレール開
口部35に嵌り、下方の接合部材17を下枠34のレール開口
部35に沿って移動させることになる。
支持枠材6の上端に取付けた接合部材17のうち、戸車部
材24を取付けない他の一つおきの接合部材17の雌ねじ孔
18には、第4図に示すように短い杆部36を取付けて上枠
31のレール開口部32に嵌め、その下方の接合部材17の雌
ねじ孔18にも短い杆部37を取付けて下枠34のレール開口
部35に嵌める。これによって全ての接合部材17がレール
開口部32,35に沿って移動し、扉1を誘導することにな
る。
ところで扉1の収納部においては、第4図、第5図に示
すようにレール開口部32,35の一側に切欠部38が設けて
あって、短い杆部36,37はこの切欠部38を通してレール
開口部32,35から外すことができる。従って一つおきの
接合部材17を上下共に上枠31、下枠34から外し、第5図
に二点鎖線で示すように、扉1を折り畳んだ状態で収納
することができる。
このような操作中、縦框2及び連結部材8は、支持枠材
6及び接合部材17に対し、軸突部11(第1図参照)を中
心として回動することになる。しかし如何なる回動角度
にあっても、支持枠材6と縦框2との間の隙間は従来と
同様にモヘヤ(第5図参照)が塞ぎ、従来は隙間が生じ
ていた連結部材8と接合部材17との間は、カバー部材15
(第1図、第2図参照)がその隙間を防ぐことになる。
[考案の効果] この考案は、連結部材と接合部材(従来の取付ブロック
と取付板に相当)との間に生ずる隙間をカバー部材が常
時塞ぐことになるので、連結部材と接合部材との間から
光が漏れたり、突風が吹き込んだりすることを防止でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第2図は第
5図のII-II線より見た上半部の縦断正面図、第3図は
第5図のIII-III断面図、第4図は第5図のIV-IV断面
図、第5図は折戸全体の横断平面図である。 1……扉、2……縦框、3……上框、4……下框、5…
…障子、6……支持枠材、7……モヘヤ、8……連結部
材、9……水平部、10……取付部、11……軸突部、12…
…突出部、13……縦仕切板、14……ビス、15……カバー
部材、16……ビス、17……接合部材、18……雌ねじ孔、
19……軸受孔、20……嵌合突起、21……ボルト、22……
長い杆部、23……戸車、24……戸車部材、25……囲壁、
26……覆い板、27……ねじ孔、28……座金、29……ビ
ス、30……長い杆部、31……上枠、32……レール開口
部、33……レール部、34……下枠、35……レール開口
部、36,37……短い杆部、38……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦框を対向させた一対の扉の前記縦框の間
    に支持枠材を配設し、前記縦框の端部にそれぞれ連結部
    材を取付け、前記支持枠材の端部に取付けた接合部材に
    前記連結部材を回動可能に連結した折戸において、前記
    連結部材と接合部材との間に形成される隙間にカバー部
    材を介装したことを特徴とする折戸。
JP2378389U 1989-03-03 1989-03-03 折 戸 Expired - Lifetime JPH077508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2378389U JPH077508Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 折 戸

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JP2378389U JPH077508Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 折 戸

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Publication Number Publication Date
JPH02115885U JPH02115885U (ja) 1990-09-17
JPH077508Y2 true JPH077508Y2 (ja) 1995-02-22

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JP2378389U Expired - Lifetime JPH077508Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 折 戸

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