JPH0775021A - 固体撮像素子の駆動パルス発生回路 - Google Patents

固体撮像素子の駆動パルス発生回路

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JPH0775021A
JPH0775021A JP5240349A JP24034993A JPH0775021A JP H0775021 A JPH0775021 A JP H0775021A JP 5240349 A JP5240349 A JP 5240349A JP 24034993 A JP24034993 A JP 24034993A JP H0775021 A JPH0775021 A JP H0775021A
Authority
JP
Japan
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pulse
master clock
frequency
solid
state image
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Pending
Application number
JP5240349A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Yamamoto
節雄 山本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CCDの駆動パルスやその出力信号処理用の
各種パルスを、IC化可能な回路構成とすると共に、所
望のスキャン速度に無調整で対応する様にする。 【構成】 CCDの水平駆動パルスφH の6倍の周波数
のマスタークロックをマスタークロック発振器4にて発
生させる。このマスタークロックを1/6分周器31で
分周してφH を得る。また、マスタークロックを、φH
に同期して動作するデコーダ32でデコードして、φH
の1/3周期毎に順次アクティブとなるリセットパルス
φR ,フィールドスルークランプパルスφF ,サンプル
ホールドパルスφSHを夫々得る。 【効果】 カウンタ31とデコーダ32とのみにて構成
しているので、IC化が容易でかつマスタークロック周
波数を変えても自動的に各パルスのパルス幅,位相関係
は一定に維持され無調整となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子の駆動パル
ス発生回路に関し、特に撮像カメラの駆動やその出力信
号の処理に必要なパルスを発生する固体撮像素子の駆動
パルス発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固体撮像素子を使用したテレビカ
メラでは、マスタークロック発振器として、固体撮像素
子の電荷転送用の水平駆動クロック周波数の2倍の周波
数のクロック発振器を用いている。そして、同期信号等
のテレビジョン用の駆動信号は、このマスタークロック
の周波数を分周,デコードして発生されるようになって
いるが、マスタークロックよりも短い周期を有する固体
撮像素子のリセットパルス、直流成分除去用フィールド
スルークランプパルス、更には信号処理用サンプルホー
ルドパルス等は、CRによる時定数を用いた遅延回路に
よってパルス幅、パルス位相を決定するようにして生成
されている。
【0003】図4(A)は固体撮像素子及びその出力信
号処理回路を示し、(B)は各駆動パルスの概略タイム
チャートを示している。
【0004】この固体撮像素子40は2相クロックφH
1,φH2により駆動されるものとし、α点の電位変化は
トランジスタ41と抵抗42とによるソースフォロワを
介して読出され、コンデンサ47,45,スイッチ4
3,44による直流成分やノイズ除去及びサンプルホー
ルド処理を受けてバッファ46を介して出力されるよう
になっている。
【0005】この撮像素子40による一画素分の信号出
力は、水平クロックパルスφH1,φH2の1周期TH にて
生成されるもので、最初の1/3の周期の間リセットパ
ルスφR にて素子40のα点の電位がリセットされ、続
く1/3の周期の間フィールドスルークランプパルスφ
F にてスイッチ43がオンとなって直流成分が除去さ
れ、更に続く1/3の周期の間サンプルホールドパルス
φSHにてスイッチ44がオンとなってサンプルホールド
が行われ、このサンプルホールド出力が一画素分の信号
として導出されるのである。
【0006】これ等リセットパルスφR ,フィールドス
ルークランプパルスφF ,サンプルホールドパルスφSH
は、上述した如く、マスタークロックよりも短い周期を
有するために、CR時定数を用いた遅延回路によりパル
ス幅,パルス位相を夫々決定して発生される構成となっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の固体
撮像素子駆動用のリセットパルス,信号処理用のフィー
ルドスルークランプパルスやサンプルホールドパルス等
は、CR時定数による遅延回路を用いて生成されている
ために、CRの定数のバラツキや経時変化,温度変化等
によりタイミングずれが生じるという欠点がある。
【0008】また、高精度なCR素子はモノリシックI
C化が不可能なために、全ての回路をIC化することが
困難となっている。更に、CRによる遅延回路は、定数
が一定であれば遅延時間は一定であるので、例えば目的
に応じて複数あるいは任意のスキャン速度を得たい場合
に、マスタークロックの周波数を変更すれば、CRの再
調整が必要となるという欠点がある。
【0009】本発明の目的はCR素子を用いることな
く、高精度でかつIC化容易な固体撮像素子の駆動パル
ス発生回路を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、目的に応じて任意あ
るいは複数のスキャン速度を得たい場合にも何等回路調
整を必要としない固体撮像素子の駆動パルス発生回路を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像素
子の駆動パルス発生回路は、固体撮像素子の電荷転送用
の水平クロックパルス周波数の3n倍(nは正の整数)
の周波数のマスタークロックパルスを発生する手段と、
このマスタークロックパルスを1/3nに分周して前記
水平クロックパルスを発生する第1の分周手段と、この
第1の分周出力の一周期の略1/3期間ずつ順次イネー
ブルとなるよう、前記固体撮像素子のリセットパルス、
前記固体撮像素子からの撮像出力から直流成分を除去す
るフィールドスルークランプパルス、更にはこの直流成
分除去後の出力をサンプルホールドするサンプルホール
ドパルスの3組のパルスを、前記マスタークロックをカ
ウントしつつデコードして発生するデコード手段とを含
むことを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
詳述する。
【0013】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。固体撮像素子1の出力信号は信号処理回路2により
信号処理を受けて画像信号となって出力される。この固
体撮像素子1や信号処理回路2における各駆動パルスφ
H ,φR ,φF ,φSHは、駆動パルス発生回路3にて発
生される。
【0014】この駆動パルス発生回路3のためのマスタ
ークロックとしてマスタークロック発振器4からのクロ
ックが用いられる。
【0015】また、分周器5が設けられており、マスタ
ークロック発振器4からのマスタークロックはこの分周
器5にて分周され、テレビジョン駆動信号発生回路6に
て従来と同一の同期信号等の一般的な駆動信号が発生さ
れる。
【0016】本発明の特徴とする部分は固体撮像素子用
駆動パルス発生回路3であり、その具体例が図2に示さ
れている。
【0017】本発明では、リセットパルス,フィールド
スルークランプパルス,サンプルホールドパルス等の各
パルス幅が、図4(B)に示す如く、固体撮像素子の水
平駆動クロックパルスの周期の略1/3であることに着
目し、固体撮像素子の水平駆動クロック周波数の3倍ま
たは6倍(一般には、3n倍であり、nは正の整数とす
る)の周波数をマスタークロックとして、マスタークロ
ック発振器4にて発生させ、このマスタークロックによ
り、リセットパルスφR ,フィールドスルークランプパ
ルスφF ,サンプルホールドパルスφSHをデコーダ32
(図2参照)により生成し、また水平駆動パルスφH1,
φH2をカウンタ31にて生成するものである。
【0018】図2を参照すると、本例ではマスタークロ
ックとして水平駆動パルスφH1,φH2の6倍の周波数ク
ロックaを用いる。このマスタークロックaは分周器3
1にて1/6に分周され、インバータ44にて正逆一対
の2相水平駆動パルスφH1,φH2が生成される。
【0019】また、マスタークロックaはφR ,φF ,
φSHを生成するデコーダ32のクロック入力となってお
り、このデコーダ32は水平駆動パルスbに同期してリ
セットされる様になっている。
【0020】このデコーダ32は、基本的には、1/2
分周器33と1/2分周器34との2段縦続構成の他
に、1/2分周器33と1/2分周器35との2段縦続
構成からなっている。
【0021】分周器33のクロック入力にマスタークロ
ックaが印加され、分周器31の出力bのインバータ3
7による反転出力を微分回路(コンデンサ38,抵抗3
9)にて微分したパルスcがそのクリア入力となってい
る。
【0022】この分周器33の出力dは分周器34,3
5の各クロック入力となっており、分周器34のクリア
入力には、分周器31の出力bのインバータ40による
反転出力が印加されている。また、分周器35のクリア
入力には、分周器34の出力fのインバータ41による
反転出力を微分回路(コンデンサ42,抵抗43)にて
微分したパルスgが印加されている。
【0023】分周器34の出力fがサンプルホールドパ
ルスφSHとなり、分周器35の出力hがリセットパルス
φR となる。また、サンプルホールドパルスφSHとリセ
ットパルスφR とを2入力とするノアゲート36の出力
iがフィールドスルークランプパルスφF となってい
る。
【0024】図3は図2の回路の動作波形図であり、図
3(a)〜(i)は図2の各部信号a〜iの波形を夫々
対応して示している。
【0025】こうすることにより、1/6分周器31か
らは所望の周波数の水平駆動パルスφH が得られ、デコ
ーダ32からは、水平駆動パルスφH の一周期におい
て、リセットパルスφR ,フィールドスルークランプパ
ルスφF ,サンプルホールドパルスφSHが、夫々1/3
期間ずつ順次イネーブル(図2,3ではハイレベル)と
なるように発生されることになる。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、水平
駆動クロックパルスの3n倍の周波数を有するマスター
クロックを発生させ、このマスタークロックを分周し、
またデコードすることにより、リセットパルス、フィー
ルドスルークランプパルス,サンプルホールドパルスを
得ているので、CR素子が不要となり、IC化が容易と
なると共に、マスタークロックを変更しても自動的に他
のパルスの位相やパルス幅が決定されるので、調整が不
要となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の回路図である。
【図3】図2の回路の各部動作波形図である。
【図4】(A)は固体撮像素子とその信号処理部とを示
す回路図,(B)は(A)の回路の駆動パルスの波形を
示す図である。
【符号の説明】
1 固体撮像素子 2 信号処理回路 3 固体撮像素子用駆動パルス発生回路 4 マスタークロック発振器 5 分周器 6 テレビジョン駆動信号発生回路 31 1/6分周器 33〜35 1/2分周器 36 ノアゲート 37,40,41,44 インバータ φR リセットパルス φF フィールドスルークランプパルス φSH サンプルホールドパルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子の電荷転送用の水平クロッ
    クパルス周波数の3n倍(nは正の整数)の周波数のマ
    スタークロックパルスを発生する手段と、このマスター
    クロックパルスを1/3nに分周して前記水平クロック
    パルスを発生する第1の分周手段と、この第1の分周出
    力の一周期の略1/3期間ずつ順次イネーブルとなるよ
    う、前記固体撮像素子のリセットパルス、前記固体撮像
    素子からの撮像出力から直流成分を除去するフィールド
    スルークランプパルス、更にはこの直流成分除去後の出
    力をサンプルホールドするサンプルホールドパルスの3
    組のパルスを、前記マスタークロックをカウントしつつ
    デコードして発生するデコード手段とを含むことを特徴
    とする固体撮像素子の駆動パルス発生回路。
  2. 【請求項2】 前記デコード手段は、前記マスタークロ
    ックを1/nに分周する手段と、前記第1の分周出力の
    一周期に相当する期間において、当該1/n分周出力の
    最初の一周期、次の一周期及び更に次の一周期の間順次
    イネーブルとなる3組のパルスを発生する手段とを含
    み、この3組のパルスを前記リセットパルス、フィール
    ドスルークランプパルス及びサンプルホールドパルスと
    することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の駆
    動パルス発生回路。
JP5240349A 1993-09-01 1993-09-01 固体撮像素子の駆動パルス発生回路 Pending JPH0775021A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63200679A (ja) * 1987-02-16 1988-08-18 Hitachi Ltd Ccdイメ−ジセンサの駆動処理回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63200679A (ja) * 1987-02-16 1988-08-18 Hitachi Ltd Ccdイメ−ジセンサの駆動処理回路

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