JPH0774704B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH0774704B2
JPH0774704B2 JP61005344A JP534486A JPH0774704B2 JP H0774704 B2 JPH0774704 B2 JP H0774704B2 JP 61005344 A JP61005344 A JP 61005344A JP 534486 A JP534486 A JP 534486A JP H0774704 B2 JPH0774704 B2 JP H0774704B2
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JP
Japan
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air conditioner
control device
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JP61005344A
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達彦 杉本
達尚 林田
純次 玉利
隆 渡辺
浩 粟田
康夫 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,商用電源により動作する空気調和機の制御
装置に係り,特に制御情報の保存に関するものである。
〔従来の技術〕
商用の電力供給線により,電源を供給される空気調和機
の制御装置においては,停電などにより電力の供給が絶
たれると,制御装置は電源の復帰と共に初期状態に戻っ
てしまう。この様な不都合を避けるために電池等を搭載
して電源の供給が絶たれても重要なデータは保存してい
るという方法がしばしば採られている。
第1図は,上述のような電池や大容量のコンデンサを補
助電源として搭載した制御装置の一例のブロック図であ
る。
次に,このような制御装置の動作を第1図に従って説明
する。
この制御装置では,端子板(2)に接続された商用電源
線により電源を得て,変圧器(3)により降圧し,電源
回路(4)により整流平滑して,マイクロコンピュータ
(1)駆動用の直流電源を得る。マイクロコンピュータ
(1)はこの直流電源によりあらかじめ定められたプロ
グラムにより入力回路(6)を介して必要な情報を入力
し,演算処理し出力回路(7)を介して制御を行う。
ここで端子板(2)に接続されている商用電源線からの
電源供給が停電あるいは電源開閉器(図示せず)の操作
等により遮断されたときに,補助電源回路(5)により
情報の保持するだけの電源をマイクロコンピュータ
(1)に供給する様な構成となっている。そして補助電
源回路(5)は通常電池や大容量のコンデンサ等により
構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の制御装置は以上のように構成されているが,補助
電源回路が電池で構成されている場合は交換のメンテナ
ンスが発生し,又,大容量のコンデンサにより構成され
ている場合は長時間の情報の保持が難かしい等の問題点
があった。
この発明は,上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので,補助電源回路を構成せずに変化し得る運転
情報を電源が遮断されても記憶保持できる空気調和機の
制御装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る空気調和機の制御装置は、電源の供給が
遮断されたときに、再び電源が供給されるまで、運転上
必要な情報を記憶保持する書き換え可能な不揮発性の記
憶素子と、情報に変化があるかを判定する判定手段と、
情報に変化が生じたときにその情報を記憶素子に書き込
む書き込み手段を備えたものである。
また、電源の供給が遮断されたときに、再び電源が供給
されるまで、運転上必要な情報を記憶保持する書き換え
可能な不揮発性の記憶素子と、情報に変化があるかを判
定する手段と、情報に変化があり、かつ前回の書き込み
処理より所定時間経過したときにその情報を記憶素子に
書き込む書き込み手段を備えたものである。
〔作用〕
この発明の空気調和機の制御装置においては、不揮発性
の記憶素子に必要な情報を書き込むことにより、電源の
供給が遮断されている間もこの情報を記憶保持し、再び
電源が供給されたときにはこの情報を制御に使う。ま
た、情報に変化が生じたときに書き込みを行なうため、
無駄な書き込みが少なくなり、製品の寿命内に不揮発性
の記憶素子の書き込み回数の制限を越えないように書き
込みを行なう。
また、情報に変化があり、かつ前回の書き込み処理より
所定時間経過した時に書き込みを行なうため、無駄な書
き込みがさらに少なくなり、製品の寿命内に不揮発性の
記憶素子の書き込み回数の制限を越えないように書き込
みを行なう。
〔発明の実施例〕
以下,この発明の一実施例を図について説明する。
第2図はこの発明による空気調和機の制御装置の構成を
簡単に表わすブロック図である。
マイクロコンピュータ(8)は駆動用の直流電源の発生
および入力回路(6),出力回路(7)に関しては第1
図に示す従来例と同様である。第1図に示す従来例に電
気的に書き換え可能な不揮発性の記憶素子(9)を付加
し,これをマイクロコンピュータ(8)に接続し,情報
の書き込み,読み出しを行う構成にする。
次に,上記の様な構成によるマイクロコンピュータ
(1)の動作を簡単に表わすフローチャートを第3図に
示す。
まず,電源が投入され制御装置の起動と共にステップ
(301)にて記憶素子に保存されている情報を読み出
す。この情報は前回運転時にこの記憶素子に書き込まれ
た情報である。
次に,ステップ(302)にてこの情報により制御に必要
な初期設定を行なう。次にステップ(303)にて記憶素
子に書き込む周期を決めるTIMER(タイマー)をリセッ
トする。
次にステップ(304)にて定められた入力処理を行い,
これらの情報等によりステップ(305)で演算処理を実
行し,この結果にもとづき,ステップ(306)で出力処
理を行う。次にステップ(307)でTIMER(タイマー)処
理を実行し,ステップ(308)にてこのTIMER(タイマ
ー)が定められた時間カウントを終了しているか判定
し,カンウント終了していたら(309)にて必要事項を
記憶素子に書き込み,ステップ(310)にてTIMER(タイ
マー)をリセットし,ステップ(304)に戻る。ステッ
プ(308)にてTIMER(タイマー)のカンウトが終了して
いないときは書き込み処理を行わずステップ(304)に
戻る。
以上のような動作により制御装置が運転処理を行ってい
る間に,あらかじめの定められた一定時間ごとに記憶素
子に書き込むことにより運転再開時に備えるようにし
た。
また,上記実施例では運転制御中に一定時間ごとに記憶
素子に書き込む処理を示したが,第4図では記憶素子に
書き込む情報のうちに変化が生じた場合に書き込む例を
示し,第5図には記憶素子に書き込む情報に変化があ
り,かつ,前回の書き込み処理より所定時間以上経過し
ているときに書き込む例を示した。
第4図に示す実施例では,電源が投入され,制御装置の
起動と共に,ステップ(401)にて記憶素子に保存され
ている情報を読み出し,この情報等にもとづきステップ
(402)にて制御に必要な初期設定を行う。
次にステップ(403)にて定められた入力処理を行い,
これらの情報等によりステップ(404)で演算処理を実
行し,この結果にもとづきステップ(405)で出力処理
を行う。次にステップ(406)にて記憶素子に書き込む
情報に変化があるか判定し,変化があったときにはステ
ップ(407)にて記憶素子への書き込み処理を実行して
ステップ(403)へ戻る。ステップ(406)にて変化のな
いときは,書き込み処理は行わずステップ(403)へ戻
る。
又,第5図に示す実施例では,電源が投入され制御装置
の起動と共にステップ(501)にて記憶素子に保存され
ている情報を読み出し,この情報等にもとづきステップ
(502)にて制御に必要な初期設定を行う。さらにステ
ップ(503)にて記憶素子に書き込む情報の変化を示す
フラグ“F"をリセットし,ステップ(504)にて書き込
みの最低周期を定めるTIMER(タイマー)をリセットす
る。
次にステップ(505)にて定められた入力処理を行い,
これらの情報等によりステップ(506)で演算処理を実
行し,この結果にもとづきステップ(507)で出力処理
を行う。次にステップ(508)にて記憶素子に書き込む
情報に変化があるか判定し,変化があればステップ(50
9)にてフラグ“F"をセットし,さらに,ステップ(51
0)にてTIMEA(タイマー)処理を実行し,ステップ(51
1)にて,このTIMER(タイマー)が定められた時間をカ
ウント終了しているかを判定し,カウント終了していた
ら,ステップ(512)にてフラグ“F"を判定し,“F"=
1のときはステップ(513)にて記憶素子に書き込み処
理を実行し,ステップ(514)にて“TIMER"(タイマ
ー)及びフラグ“F"をリセットしステップ(505)に戻
る。ステップ(511)にてTIMER(タイマー)がカウント
アップしていないとき,又,ステップ(512)にて“F"
=0の時は,書き込み処理は行われずステップ(505)
に戻る。
以上のように第4図あるいは第5図に示すような実施例
にても同様の目的及び効果を奏する。
〔発明の効果〕
この発明の空気調和機の制御装置によれば、不揮発性の
記憶素子に必要な情報を書き込むことにより、電源の供
給が遮断されている間もこの情報を記憶保持し、再び電
源が供給されたときにはこの情報を制御に使うことがで
きる。例えば停電が発生した場合でも復電時に停電前の
状態を復元することができ、空気調和機の使用者が停電
の度に使用状態に合わせた操作をする手間が省け、使い
勝手が良くなる。また、異常発生にもそのコードを記憶
させておくことができるため、一度電源が遮断された後
でもそのコードを確認することができ、メンテナンスの
サービスの効率も向上する。さらに、情報に変化が生じ
たときに書き込みを行なうため、無駄な書き込みが少な
くなり、空気調和機の製品寿命内に不揮発性の記憶素子
の書き込み回数の制限を越えることなく書き込みを行な
うことができる。
また、情報に変化があり、かつ前回の書き込み処理より
所定時間経過した時に書き込みを行なうため、無駄な書
き込みがさらに少なくなり、空気調和機の製品寿命内に
不揮発性の記憶素子の書き込み回数の制限を越えること
なく書き込みを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和機の制御装置の構成の一例を示
すブロック図,第2図はこの発明の一実施例による制御
装置を示すブロック図,第3図はこの発明の一実施例に
よる制御装置の動作の簡単なフローチャート,第4図及
び第5図はこの発明の他の実施例による制御装置の動作
の簡単なフローチャートである。 なお,図中同一符号は同一又は相当部分を示す。 (8)はマイクロコンピュータ,(6)は入力回路,
(7)は出力回路,(9)は記憶素子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 隆 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 粟田 浩 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 佐藤 康夫 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−91314(JP,A) 特開 昭58−46428(JP,A) 実開 昭57−78498(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用の電力供給線により電源を供給され各
    種制御を遂行する空気調和機の制御装置において、電源
    の供給が遮断されたときに、再び電源が供給されるま
    で、運転上必要な情報を記憶保持する書き換え可能な不
    揮発性の記憶素子と、上記情報に変化があるかを判定す
    る判定手段と、上記情報に変化が生じたときに上記記憶
    素子にに上記情報を書き込む書き込み手段とを備えたこ
    とを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】商用の電力供給線により電源を供給され各
    種制御を遂行する空気調和機の制御装置において、電源
    の供給が遮断されたときに、再び電源が供給されるま
    で、運転上必要な情報を記憶保持する書き換え可能な不
    揮発性の記憶素子と、上記情報に変化があるかを判定す
    る手段と、上記情報に変化があり、かつ前回の書き込み
    処理より所定時間経過したときに上記記憶素子に上記情
    報を書き込む書き込み手段とを備えたことを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
JP61005344A 1986-01-14 1986-01-14 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0774704B2 (ja)

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JPS62163105A JPS62163105A (ja) 1987-07-18
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