JPH077377U - 蔓性植物育成用柵 - Google Patents

蔓性植物育成用柵

Info

Publication number
JPH077377U
JPH077377U JP4525093U JP4525093U JPH077377U JP H077377 U JPH077377 U JP H077377U JP 4525093 U JP4525093 U JP 4525093U JP 4525093 U JP4525093 U JP 4525093U JP H077377 U JPH077377 U JP H077377U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
fence
self
supporting
growing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4525093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2514131Y2 (ja
Inventor
京子 大塚
Original Assignee
京子 大塚
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 京子 大塚 filed Critical 京子 大塚
Priority to JP1993045250U priority Critical patent/JP2514131Y2/ja
Publication of JPH077377U publication Critical patent/JPH077377U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2514131Y2 publication Critical patent/JP2514131Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蔓性植物を、簡易に、植物自身を損傷させる
ことなく、任意の形状に育成することができる蔓性植物
育成用柵に関し、構造が安定しており、蔓性植物を任意
の形状、大きさに育成することができ、しかも地盤面の
有無にかかわらず簡易に使用でき、移動も容易で、美観
上も優れた柵にすることを目的とする。 【構成】 鉢又はプランター等の植物育成用具に近接さ
せて立設する枠材(11)と、該枠材(11)に上端を
回動自在に取り付けて該枠材(11)を所定角度で自立
させる支持材(13a,13b)と、前記枠材(11)
の下端に設けて前記支持材(13a,13b)の下端を
係合させる台座部材(12)とからなるように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、蔓性植物を、簡易に、植物自身を損傷させることなく、任意の形状 に育成することができる蔓性植物育成用柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の蔓性植物育成器具としては、地盤面の土、又は植木鉢もしくはプランタ ーの土部分に、棒状体、又は棒状体と環状体とを適宜組み合わせたものを、蔓性 植物が植えられている位置の間近に直接差し込み、延びた蔓を絡ませて育成する ものが知られていた。
【0003】 例えば、図6に示すように、植木鉢1に朝顔のような蔓性植物を育成する場合 には、複数本の竹またはプラスチック製の棒2の下端部を蔓性植物の回りへ略等 間隔に差し込み、各捧2は環状に成形した棒材3の周上等間隔に配置させる箇所 で紐またはワイヤで縛る等の方法で固定し、立設した棒2が倒れないように支持 する。棒材3は上下方向に複数配設して棒2と組み合わせた育成器具の形状を安 定させる。蔓性植物は棒2に絡まり付きながら上方へ延びて成長していく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の蔓性植物育成器具においては、その都度、成育する植物の間 近な位置に棒2を差し込んで立設させ、所定形状に組立てるのに手間がかかり、 形状が不安定で、高さが高すぎると、植物の成長に伴って曲がりや倒壊等の恐れ が生じ、竹や生木等でつくったものでは、時間の経過、風雨にさらされる等によ り腐食したり、崩壊する場合がある。
【0005】 また、育成器具の背の高いものや幅の広いものを形成する場合には、多数の棒 状体、湾曲させた棒材、又は環状体を組合わせることが必要となり、製作に手間 が掛かり、安定した構造の柵を得ることが難しい。 さらにまた、蔓性植物をまとめて、集合的に大きく育成すること、任意の形状 に育成させることも困難であった。 さらにその上、育成器具を部分的とはいえ下端部を土に差し込むため、その美 観上も優れたものとは言えず、その移動も簡単ではなかった等、多くの問題点が あった。
【0006】 本考案は、前記従来技術の問題点に鑑みて成されたもので、構造が安定してお り、蔓性植物を任意の形状、大きさに育成することができ、しかも地盤面の有無 にかかわらず簡易に使用でき、移動も容易で、美観上も優れた、蔓性植物育成用 柵を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本考案による蔓性植物育成用柵としては、鉢又はプ ランター等の植物育成用具に近接させて立設する枠材(11)と、該枠材(11 )に上端を回動自在に取り付けて該枠材(11)を所定角度で自立させる支持材 (13a,13b)と、前記枠材(11)の下端に設けて前記支持材(13a, 13b)の下端を係合させる台座部材(12)とからなることを特徴とする。
【0008】 そして、前記蔓性植物育成用柵は、前記枠材(11)と前記台座部材(12) との接続端を回動自在に組付け、前記枠材(11)と前記台座部材(12)の自 由端とを近接離間可能に形成するとともに、前記台座部材(12)の支持部材係 合部(19b,20b)を複数箇所に設け、前記枠材(11)の設置角度を可変 にしたことを特徴とする。
【0009】 そしてまた、前記蔓性植物育成用柵は、前記台座部材(12)を前記枠材(1 1)の下端縁に沿って延設させた板状に形成し、鉢又はプランター等の植物育成 用具を載置可能にしたことを特徴とする。
【0010】 また、蔓性植物育成用柵は、枠材を格子状に組付けて固定した正面枠(31) と、その正面枠(31)と同じ高さになる長い枠材を縦向きにし、前記正面枠( 31)の一格子分の幅になる短い枠材を横向きにして、上下方向に長い長方形に なるように組付けた左右複数枚の側面枠(32a,32b,32c,32d)と 、前記正面枠(31)および前記各側面枠(32a,32b,32c,32d) の自立時の下端形状に合わせて形成させた外枠を有する座枠(33)とからなる 、枠材を格子状に形成して両側部を自立可能な程度に折り曲げる多面型自立柵を 形成したことを特徴とする。
【0011】 また、蔓性植物育成用柵としては、複数の長い棒材(41)と、この棒材(4 1)の上端を回動自在に結合する結合部材(42)と、棒材(41)の下端を固 定するフランジ状結合部材(43a)を周設した座枠(43)とからなる、棒材 を一点から円状底面部に向けて曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく 鳥籠状自立棚を形成したことを特徴とする。
【0012】 また、蔓性植物育成用柵としては、水平方向へ向けた頂部支持部材(51)と 、この頂部支持部材(51)に中央部を固定するとともに両端側を曲線を描いて 下降させてアーチ形を形成するアーチ形枠材(52)と、頂部支持部材(51) にアーチ形枠材(52)の中央部を結合し固定する結合部材(53)と、アーチ 形枠材(52)の下端を固定するとともに箱形に形成したボックス部材(54) とからなる、アーチ形枠材を並設したアーチ型自立柵を形成したことを特徴とす る。
【0013】 また、蔓性植物育成用柵としては、鉢又はプランター等の植物育成用具に近接 させて立設する枠材(61)と、該枠材(61)の下端に固定し横方向へ延設さ れた溝付き水平部材(62,63)と、該水平部材(62,63)の溝に摺動自 在に嵌合した摺動部材(64a,65a)を取り付けて前記枠材の横方向に移動 可能にするとともに前記枠材(61)を自立可能に支持する台座部材(64,6 5)とからなることを特徴とする。
【0014】
【作用】
このように構成したことによって、本考案の蔓性植物育成用柵は、台座部材( 12)に下端を係合させた支持材(13a,13b)により枠材(11)を所定 角度で自立させ、その枠材(11)を鉢又はプランター等の植物育成用具に近接 させて立設することにより、植物育成用具により育成された植物が成長するにつ れて近接している枠材(11)に蔓を絡まり付かせ、枠材(11)の形状に沿っ て蔓を延ばしていく。
【0015】 そして、この蔓性植物育成用柵は、設置時には枠材(11)と台座部材(12 )とを接続端で回動させて、支持材(13a,13b)の下端を台座部材(12 )の支持部材係合部(19b,20b)の一箇所に係合させることにより、簡単 にほぼ希望する角度で枠材(11)を自立させ、植物育成用具に近接させた位置 に設置される。また、運搬時または収納時には支持材(13a,13b)と台座 部材(12)との係合を外して、支持材(13a,13b)の係合端側および台 座部材(12)の自由端側をそれぞれ枠材側に密着させる方向に回動させて折り 畳むようにすると、柵が平面的に折り畳まれた状態になり、運搬時には持ちやす くなり、また、収納時には場所を取らずにすむ。
【0016】 そしてまた、この蔓性植物育成用柵は、台座部材(12)を枠材(11)の下 端縁に沿って延設させた板状に形成し、その板状の台座部材(12)に鉢又はプ ランター等の植物育成用具を載置させると、植物を植えつけた植物育成用具の重 みにより、自立している枠材(11)が倒れにくくなる。
【0017】 また、多面型の蔓性植物育成用柵は、正面枠(31)の両側部に位置する側面 枠(32a,32b,32c,32d)を座枠(33)の外枠に沿わせて折り曲 げ、座枠(33)に側面枠(32a,32b,32c,32d)を固定すること によって自立させ、多面型自立柵を形成させると、成長する蔓が正面枠(31) および側面枠(32a,32b,32c,32d)に多面的に展開する。
【0018】 また、鳥籠状の蔓性植物育成用柵は、座枠(43)に周設したフランジ状結合 部材(43a)に各棒材(41)の下端を接続し固定して、棒材を一点から円状 底面部に向けて緩やかな曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく鳥籠状 自立柵を形成させると、成長する蔓が各棒材(41)に沿って冠状に立体的に展 開する。
【0019】 また、アーチ型の蔓性植物育成用柵は、水平方向へ向けた頂部支持部材(51 )から中央部を固定させて曲線を描いて両端側を下降させたアーチ形枠材(52 )を、そのアーチ形枠材(52)の下端をボックス部材(54)に固定して、ア ーチ形の柵を並設したアーチ型自立柵を形成させると、成長する蔓がアーチ形枠 材(52)に沿ってアーチ門形に展開する。
【0020】 また、蔓性植物育成用柵は、鉢又はプランター等の植物育成用具の設置位置と 台座部材(64,65)とが干渉しないように、台座部材(64,65)は溝付 き水平部材(62,63)の溝に嵌合した摺動部材(64a,65a)を摺動さ せて横方向に移動させ、枠材(61)を植物育成用具に近接させても台座部材( 64,65)の配置に困らないようにすることで、柵設置時の自立させる枠材( 61)の配置および位置決めを容易にする。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を図示実施例により詳細に説明する。 第1実施例の構成は、図1に示すように、蔓を平面的に延ばすための枠材を格 子状に組み合わせて衝立状に形成した自立柵10で、縦横各6本の棒状または管 状の枠材を格子状に組付けて四角い板状に固定した立枠11と、立枠11の下端 に枠材を格子状に組付けて横長の板状に形成して配置した座枠12と、自立柵1 0および座枠12の間に懸け渡して自立柵10の自立を支持する支持材13a, 13bとからなる。 立枠11には、両側端に配置された枠材14,15の上部に固着するとともに 支持材13a,13bの上端を回動自在に取り付けたブラケット14a,15a が設けられている。 座枠12には、立枠側の端縁に配置された枠材18と、両側端に配置された枠 材19,20と、この両枠材19,20の支持材係合側の端部に設けるとともに 支持材係合孔19b,20bを複数穿設したブラケット19a,20aが設けら れている。 支持材13a,13bの自由端は略直角に折り曲げ、折曲した先端部には螺子 を形成させて、ナットが螺合できるようにする。 立枠11と座枠12とを回動自在に結合させる連結には、立枠11の下端に配 置された枠材16と座枠12の立枠側端縁に配置された枠材18とに、複数個の リング状結合部材25を外嵌することによって行う。
【0022】 このように構成したことによって、第1実施例の自立柵10を使用する場合、 座枠12のブラケット19a,20a設置側の端縁を立枠11から離間させるよ うに回動するとともに支持材13a,13bの自由端を座枠12のブラケット1 9a,20a側へ回動し、立枠11と座枠12とが希望の角度αになる位置で支 持材13a,13bの自由端をブラケット19a,20aのそれぞれに穿設され ている支持材係合孔19b,20bに挿入し、支持材13a,13bの先端部に ナットを螺合して外れないように固定し、支持材係合孔19b,20bに支持材 13a,13bを係合して設定される角度で立枠11を自立させる。 自立させた自立柵10の座枠12の上に、植木鉢またはプランターを立枠11 に近接させて置き、蔓性植物を栽培する。 植物が成長して蔓が延びると、傍に立設されている立枠11に絡まり付き、立 枠11の枠材に沿って延びていく。
【0023】 このような第1実施例の自立柵10では、蔓性植物を立枠11に沿って平面的 に蔓が延びるように成長させることができ、緑を面状に広げて、緑化度を広げる とともに開花した時には豪華さを与えることができる。 自立柵10の立設角度を調節できるようにしたことによって、傾斜面等のよう に設置場所の状態が悪い場合にも自立させることができ、また、平地であっても 倒れ難くするあるいは実がなる植物の場合に果実を下方に垂らして茎を切り易く する等の目的でも必要な傾斜をつけることができる。 自立柵10は折り畳み可能に形成したことによって、1年生の蔓性植物が枯れ て次の種蒔きの時期がくるまでの間使用しない場合、または植え変え等の不使用 時の収納には、折り畳んで場所をとらないようにすることができる。 座枠12は格子状に組み合わせた枠材によって形成したことによって、土に植 えられた植物に対しては、格子の間から茎を突出させるようにして、傍に設置し 、直線部が20cm以上ある逆U字形アンカー(図示せず)を用いて、直線部で 座枠12の枠材19,20を挟み込むようにして複数箇所(例えば4箇所)打ち 込み、湾曲部で枠材19,20を土側に押え付けるように固定し、座枠12を安 定させると、庭等に植えられた多年生の植物に対しても利用できる。
【0024】 第2実施例の構成は、図2に示すように、枠材を格子状に形成して両側部を自 立可能な程度に多段階に折り曲げた多面型自立柵30で、縦横各5本の棒状また は管状の枠材を格子状に組付けて固定した正面枠31と、縦2本の正面枠31と 同じ高さになる長い枠材および横5本の正面枠31の一格子分の幅になる短い枠 材を上下方向に長い長方形になるように組付けた左右各2面ずつ全部で4面分の 側面枠32a,32b,32c,32dと、正面枠31および各側面枠32a, 32b,32c,32dの自立時の下端形状に合わせて形成させた外枠を有する とともにその外枠の中を直線状枠材で格子状に組み上げて形成した座枠33とか らなる。
【0025】 正面枠31の下端枠材と座枠33の正面端枠材との両枠材に、複数個のリング 状結合部材34を外嵌し、正面枠31と座枠33とを回動自在に結合する。 正面枠31の両側端枠材と側面枠32b,32cの正面端枠材との両枠材に、 複数個のリング状結合部材35を外嵌し、正面枠31とおのおのの側面枠32b ,32c とを回動自在に結合する。 側面枠32b,32cの裏面端枠材と側面枠32a,32dの正面端枠材との 両枠材に、複数個のリング状結合部材36を外嵌し、側面枠32a,32dと側 面枠32b,32cとを回動自在に結合する。
【0026】 座枠33には、両側の側端枠材の最後端に、側面枠32a,32dの下端枠材 の最後端と結合させるためのブラケット37a,37bを固着し、ブラケット3 7a,37bにはボルト孔(図示せず)を穿設し、側面枠32a,32dの下端 にもボルト孔(図示せず)を穿設したブラケット38a,38bを固着し、座枠 33に側面枠32a,32dをボルト(図示せず)で固定できるようにする。
【0027】 このように構成した第2実施例の多面型自立柵30を使用する場合、正面枠3 1に対して折り畳んだ側面枠32a,32b、および側面枠32c,32dを離 間させる方向へ回動して、座枠33と側面枠32a,32dとをボルト止めする ことによって、自立可能に組み上げる。
【0028】 このような第2実施例の多面型自立柵30では、蔓性植物を正面枠31、側面 枠32a,32b、および側面枠32c,32dに沿って多面的に蔓を延ばすこ とができ、緑を多面的に広げることができて緑化に奥行きを与えるとともに開花 した時の豪華さをさらに一層高めることができる。 座枠33の上に植木鉢またはプランターを載置することによって、多面型自立 柵30を安定良く自立させることができる。
【0029】 第3実施例の構成は、図3に示すように、枠材が一点から円状底面部に向けて 緩やかな2次曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく鳥籠状自立柵40 で、複数の長い棒材41と、この棒材41の上端を回動自在に結合する結合部材 42と、棒材41の下端を固定するフランジ状結合部材43aを周設し格子状底 面を形成した座枠43とからなる。 結合部材42は丸形平板の周縁部に棒材41と同数の孔42aを穿設して形成 する。この結合部材42の孔42aに棒材41の上端を挿入し、結合部材42に 当接しないように環状に曲げ、棒材41が結合部材42に対して回動自在に動く ようにする。 座枠43は、棒材を格子状に組合せ外周を円形に形成するとともに、その周縁 にベルト状の板材を一側縁が周縁に沿って接するように巻き付け、その接してい る箇所を溶接してフランジ状結合部材43aを外周に立設したお盆のような形状 に形成する。 フランジ状結合部材43aには、棒材41の下端が挿入可能な筒状取付部材4 3bを必要個数固着し、その筒状取付部材43bの外側側面部に螺子孔を開けて ボルトや螺子を螺合できるようにし、棒材41の下端が挿入された時にボルト4 4で捧材41を固定できるようにする。
【0030】 このように構成した第3実施例を使用する場合、棒材41を結合部材42を中 心にして回動し、その下端を座枠43のフランジ状結合部材43aに設けられて いる筒状取付部材43bに挿入し、ボルト44を螺子孔に螺合して棒材41を座 枠43に固定することにより所定の形状に形成させる。このように形成した後、 座枠43の格子面に植木鉢を載置するか、または組立時に予め座枠43の格子面 に植木鉢を載置してから棒材41を座枠43に固定することによって蔓性植物が 育成される自立柵40が利用できるようになる。
【0031】 このような第3実施例の鳥籠状自立柵40では、蔓性植物の蔓を棒材41にそ って立体的に育成させることができる。また、結合部材42をフック等で引っ掛 けて吊り上げると、吊り飾りとしても利用できる。
【0032】 第4実施例の構成は、図4に示すように、アーチ状に蔓を形作るためのアーチ 形に柵を並設したアーチ型自立柵50で、頂部に水平方向へ向けた頂部支持部材 51と、この頂部支持部材51に中央部を固定させてアーチ形を形成するアーチ 形枠材52と、頂部支持部材51にアーチ形枠材52の中央部(頂部)を結合し 固定する結合部材53と、アーチ形枠材52の下端を固定するとともに植木鉢や プランタを入れる箱形に形成したボックス部材54とからなる。 結合部材53は、図4(ロ)に示すように、支持部材側孔53aと枠材側孔5 3bとを形成させるように、2枚のベルト状板材の中央部をピン53cでピン軸 周りに回動自在に接続し、各板材の端部に穿設した孔にボルト56a,57aを 挿通させ、そのボルト56a,57aにナット56b,57bを螺合して各端部 を近接させ、孔径を縮小させて頂部支持部材51およびアーチ形枠材52を締め 付けることができるようにしている。 この結合部材53の支持部材側孔53aを頂部支持部材51に外嵌させた時、 結合部材53を締め付ける前には頂部支持部材51の軸方向へ自由に移動させる ことができ、必要な位置に結合部材53を移動させ、アーチ形枠材52の支持位 置を任意に決められるようにしている。 ボックス部材54はプランタを収容できるように棒状枠材を組合せて箱形に形 成し、アーチ状枠材52の下端は箱形を形成する縦枠材に固定部材55を用いて 上下2箇所を固定させるか、または箱形を形成する縦枠材にパイプ(図示せず) を溶接して、そのパイプにアーチ状枠材52の下端を挿入させることにより固定 する。固定部材55を使用する場合には、アーチ状枠材52の下端をボックス部 材54の枠材に固定し挟み付けるための湾曲部を形成するとともに、その湾曲部 の外方にボルト孔(図示せず)を穿設して、ボックス部材54の枠材にボルト止 めする。
【0033】 このように構成した第4実施例を使用する場合、頂部支持部材51に外嵌させ た各結合部材53を長手方向へ移動させて、アーチ状枠材52がボックス部材5 4に固定できる位置であるとともに各アーチ状枠材52が等間隔になるように位 置決めし、螺合したボルト56a,57aとナット56b,57bとを締めて位 置固定するとともにアーチ状枠材52の下端をボックス部材54の枠材にボルト 止めしてアーチ型自立柵50を形成し自立させる。この自立させたアーチ型自立 柵50のボックス部材54にプランターを入れて蔓性植物を育成すると、蔓が延 びてアーチ状枠材52に沿って成長し、開花した時には蔓と葉と花で覆われたア ーチ状の通路が形成される。
【0034】 このような第4実施例のアーチ型自立柵50では、アーチ状枠材52をプラン ター等を入れたボックス部材54によって安定良く自立させることができるとと もに、アーチ状枠材52に沿って成長する植物によってアーチ状の通路を形成す ることができる。
【0035】 第5実施例の構成は、図5に示すように、摺動型支持部材を有する自立柵60 で、格子状に枠材を組付けた自立柵61と、この自立柵61の下端部に上下2本 を並行にして水平方向へ向けて取り付けた摺動支持枠62,63と、この摺動支 持枠62,63に嵌合して左右方向へ摺動自在に設けた摺動部材64,65とか らなる。 摺動支持枠62,63は、断面形状が角張ったC字形の引き抜き型材、または ダブテール溝を長手方向に形成させた角材等の金属材料を用い、長手方向に複数 箇所のボルト孔(図示せず)を穿設する。摺動部材64,65の摺動支持枠側の 端部には、摺動支持枠62,63に設けられた溝の形状に嵌合できる形状に形成 させた先端部64a,65aを有し、この先端部64a,65aの端面にネジ孔 を設けてネジまたはボルトが螺合できるようにする。そして先端部64a,65 aをそれぞれ摺動支持枠62,63に設けられた溝に嵌合して、溝に沿って移動 できるようにするとともに、位置決めした箇所で摺動支持枠62,63のボルト 孔側から挿入したボルト66を螺合して位置固定できるようにする。
【0036】 このように構成した第5実施例を使用する場合、自立柵61の下端部に設けた 摺動支持枠62,63に摺動部材64,65の先端部64a,65aを嵌め込み 、それぞれを適当間隔あけて位置決めし、摺動支持枠62,63のボルト孔側か ら挿入したボルト66を先端部64a,65aのネジ孔に螺合して位置固定して 自立柵60を自立させる。
【0037】 このような第5実施例では、自立柵60を自立させた場合に、摺動部材64, 65が植木鉢やプランターの設置と干渉しないように位置決めでき、自立柵60 の設置を容易にすることができる。また、必要に応じて摺動部材64,65に板 材を掛け渡し、その上に植木鉢やプランターを載置して、植物の数を増加させて 柵状の蔓の数を増加させ、密に繁らせることができるとともに、支持材としての 摺動部材64,65の重量を増加させて安定を良くすることができる。
【0038】 上記各実施例は、一形態を示したものであって、細部については、これらの例 に限定することはなく、他の態様を採ることも可能である。 例えば、各枠材の形状をハート形、菱形、丸形、三角形、スペード形、または 樹木輪郭形等の外枠を有する枠材に形成したものであっても良く、各枠材の接続 態様については、可動部に市販のヒンジ等を利用しても良く、固定部には溶接等 を用いて強固に固定しても良く、また、その接続部材をブラケットとして形成さ せなくとも着脱自在な固定具あるいは市販の接続具を利用しても良い。 使用材料もステンレス製、アルミニウム製、プラスチック製等、その使用態様 に合わせて適宜選択すれば良い。また、大きさも1つの鉢植えやプランターに対 する柵から複数のプランターを座枠に載置できるように形成させる柵まで、種々 の利用態様に合わせて一体型に形成させ、あるいは小型の柵を複数組み合わせて 大型の柵を形成させても良い。
【0039】
【考案の効果】
以上のように本考案の蔓性植物育成用柵によれば、台座部材(12)に下端を 係合させた支持材(13a,13b)により枠材(11)を所定角度で自立させ 、その枠材(11)を鉢又はプランター等の植物育成用具に近接させて立設する ことにより、植物育成用具により育成された植物が成長するにつれて近接してい る枠材(11)に蔓を絡まり付かせ、枠材(11)の形状に沿って蔓を延ばして いくことができるようにしたことによって、自立柵(10)を安定良く立設でき るとともに形成させた柵の形状に従って緑の壁を形作ることができる。
【0040】 そして、この蔓性植物育成用柵は、設置時には枠材(11)と台座部材(12 )とを接続端で回動させることかでき、支持材(13a,13b)の下端を台座 部材(12)の支持部材係合部(19b,20b)の一箇所に係合させることに より、簡単に希望する角度で枠材(11)を自立させることができ、植物育成用 具に近接させた位置に設置させることができる。また、運搬時または収納時には 支持材(13a,13b)と台座部材(12)との係合を外して、支持材(13 a,13b)の係合端側および台座部材(12)の自由端側をそれぞれ枠材側に 密着させる方向に回動させて折り畳むようにすることによって、柵が平面的に折 り畳まれた状態になり、運搬時には持ちやすくなり、また、収納時には場所を取 らないで済むようにすることかできる。
【0041】 そしてまた、この蔓性植物育成用柵は、台座部材(12)を枠材(11)の下 端縁に沿って延設させた板状に形成し、その板状の台座部材(12)に鉢又はプ ランター等の植物育成用具を載置させることができるようにしたことによって、 植物を植えつけた植物育成用具の重みにより、自立している枠材(11)が倒れ にくくすることができる。
【0042】 また、多面型の蔓性植物育成用柵は、正面枠(31)の両側部に位置する側面 枠(32a,32b,32c,32d)を座枠(33)の外枠に沿わせて折り曲 げ、座枠(33)に側面枠(32a,32b,32c,32d)を固定すること によって自立させることができ、多面型自立柵を形成させると、成長する蔓を正 面枠(31)および側面枠(32a,32b,32c,32d)に多面的に展開 させることができる。
【0043】 また、鳥籠状の蔓性植物育成用柵は、座枠(43)に周設したフランジ状結合 部材(43a)に各棒材(41)の下端を接続して固定し、棒材を一点から円状 底面部に向けて曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく鳥籠状自立柵を 形成させることができ、成長する蔓を各棒材(41)に沿って立体的に展開させ ることができる。
【0044】 また、アーチ型の蔓性植物育成用柵は、水平方向へ向けた頂部支持部材(51 )にアーチ形枠材(52)の中央部を固定させ、アーチ形枠材(52)の両端側 を曲線を描いて下降させ、そのアーチ形枠材(52)の下端をボックス部材(5 4)に固定して、アーチ形の柵を並設したアーチ型自立柵を形成させることがで き、成長する蔓がアーチ形枠材(52)に沿ってアーチ門形に展開させることが できる。
【0045】 また、蔓性植物育成用柵は、鉢又はプランター等の植物育成用具の設置位置と 台座部材(64,65)とが干渉しないように、台座部材(64,65)を溝付 き水平部材(62,63)に嵌合した摺動部材(64a,65a)を摺動させて 横方向に移動させることができ、枠材(61)を植物育成用具に近接させても台 座部材(64,65)の配置に困らないようにすることができるようにしたこと によって、柵設置時の自立させる枠材の配置および位置決めを容易にする。
【提出日】平成6年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、蔓性植物を、簡易に、植物自身を損傷させることなく、任意の形状 に育成することができる蔓性植物育成用柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の蔓性植物育成器具としては、地盤面の土、又は植木鉢もしくはプランタ ーの土部分に、棒状体、又は棒状体と環状体とを適宜組み合わせたものを、蔓性 植物が植えられている位置の間近に直接差し込み、延びた蔓を絡ませて育成する ものが知られていた。
【0003】 例えば、図6に示すように、植木鉢1に朝顔のような蔓性植物を育成する場合 には、複数本の竹またはプラスチック製の棒2の下端部を蔓性植物の回りへ略等 間隔に差し込み、各棒2は環状に成形した棒材3の周上等間隔に配置させる箇所 で紐またはワイヤで縛る等の方法で固定し、立設した棒2が倒れないように支持 する。棒材3は上下方向に複数配設して棒2と組み合わせた育成器具の形状を安 定させる。蔓性植物は棒2に絡まり付きながら上方へ延びて成長していく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の蔓性植物育成器具においては、その都度、成育する植物の間 近な位置に棒2を差し込んで立設させ、所定形状に組立てるのに手間がかかり、 形状が不安定で、高さが高すぎると、植物の成長に伴って曲がりや倒壊等の恐れ が生じ、竹や生木等でつくったものでは、時間の経過、風雨にさらされる等によ り腐食したり、崩壊する場合がある。
【0005】 また、育成器具の背の高いものや幅の広いものを形成する場合には、多数の棒 状体、湾曲させた棒材、又は環状体を組合わせることが必要となり、製作に手間 が掛かり、安定した構造の柵を得ることが難しい。 さらにまた、蔓性植物をまとめて、集合的に大きく育成すること、任意の形状 に育成させることも困難であった。 さらにその上、育成器具を部分的とはいえ下端部を土に差し込むため、その美 観上も優れたものとは言えず、その移動も簡単ではなかった等、多くの問題点が あった。
【0006】 本考案は、前記従来技術の問題点に鑑みて成されたもので、構造が安定してお り、蔓性植物を任意の形状、大きさに育成することができ、しかも地盤面の有無 にかかわらず簡易に使用でき、移動も容易で、美観上も優れた、蔓性植物育成用 柵を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本考案による請求項1に係る蔓性植物育成用柵、 鉢又はプランター等の植物育成用具に近接させて立設する枠材(11)と、該枠 材(11)に上端を回動自在に取り付けて該枠材(11)を所定角度で自立させ る支持材(13a,13b)と、前記枠材(11)の下端に設けて前記支持材( 13a,13b)の下端を係合させる台座部材(12)とからなることを特徴と する。
【0008】 そして、請求項2に係る蔓性植物育成用柵は、前記枠材(11)と前記台座部 材(12)との接続端を回動自在に組付け、前記枠材(11)と前記台座部材( 12)の自由端とを近接離間可能に形成するとともに、前記台座部材(12)の複数箇所に 支持部材係合部(19b,20b)を設け、前記枠材(11)の設置 角度を可変にすることを特徴とする。
【0009】 また、請求項3に係る蔓性植物育成用柵としては、枠材を格子状に組付けて固 定した正面枠(31)と、その正面枠(31)と同じ高さになる長い枠材を縦向 きにし、前記正面枠(31)の一格子分の幅になる短い枠材を横向きにして、上 下方向に長い長方形になるように組付けた左右複数枚の側面枠(32a,32b ,32c,32d)と、前記正面枠(31)および前記各側面枠(32a,32 b,32c,32d)の自立時の下端形状に合わせて形成させた外枠を有する座 枠(33)とからなる、枠材を格子状に形成して両側部を自立可能な程度に折り 曲げる多面型自立柵を形成したことを特徴とする。
【0010】 また、請求項4に係る蔓性植物育成用柵としては、鉢又はプランター等の植物 育成用具に近接させて立設する枠材(41,52,61,71,または81)と 、前記枠材(41,52,61,71,または81)の下端部に設けて枠材自立 用の支持部材と台座とを兼ねる台座部材(43,54,64,65,76,77 ,または83)と、前記枠材(41,52,61,71,または81)と前記台 座部材(43,54,64,65,76,77,または83)とを結合させる結 合部材(43b,55,66,74,75,または84,85)とからなることを特徴とする。
【0011】 また、請求項5に係る蔓性植物育成用柵としては、複数の長い棒材(41)と 、この棒材(41)の上端を回動自在に結合する結合部材(42)と、棒材(4 1)の下端を固定するフランジ状結合部材(43a)を周設した座枠(43)と からなる、棒材を一点から円状底面部に向けて曲線を描いて放射状に広がりなが ら下降していく鳥籠状自立柵を形成したことを特徴とする。
【0012】 また、請求項6に係る蔓性植物育成用柵としては、水平方向へ向けた頂部支持 部材(51)と、この頂部支持部材(51)に中央部を固定するとともに両端側 を曲線を描いて下降させてアーチ形を形成するアーチ形枠材(52)と、頂部支 持部材(51)にアーチ形枠材(52)の中央部を結合し固定する結合部材(5 3)と、アーチ形枠材(52)の下端を固定するとともに箱形に形成したボック ス部材(54)とからなる、アーチ形枠材を並設したアーチ型自立柵を形成した ことを特徴とする。
【0013】 また、請求項7に係る蔓性植物育成用柵としては、鉢又はプランター等の植物 育成用具に近接させて立設する枠材(61)と、該枠材(61)の下端に固定し 横方向へ延設された溝付き水平部材(62,63)と、該水平部材(62,63 )の溝に摺動自在に嵌合した摺動部材(64a,65a)を取り付けて前記枠材 の横方向に移動可能にするとともに前記枠材(61)を自立可能に支持する台座 部材(64,65)とからなることを特徴とする。
【0014】
【作用】
このように構成したことによって、本考案による請求項1に係る蔓性植物育成 用柵は、台座部材(12)に下端を係合させた支持材(13a,13b)により 枠材(11)を所定角度で自立させ、その枠材(11)を鉢又はプランター等の 植物育成用具に近接させて立設することにより、植物育成用具により育成された 植物が成長するにつれて近接している枠材(11)に蔓を絡まり付かせ、枠材( 11)の形状に沿って蔓を延ばしていく。
【0015】 そして、請求項2に係る蔓性植物育成用柵は、設置時には枠材(11)と台座 部材(12)とを接続端で回動させて、支持材(13a,13b)の下端を台座 部材(12)の支持部材係合部(19b,20b)の一箇所に係合させることに より、簡単にほぼ希望する角度で枠材(11)を自立させ、植物育成用具に近接 させた位置に設置される。また、運搬時または収納時には支持材(13a,13 b)と台座部材(12)との係合を外して、支持材(13a,13b)の係合端 側および台座部材(12)の自由端側をそれぞれ枠材側に密着させる方向に回動 させて折り畳むようにすると、柵が平面的に折り畳まれた状態になり、運搬時に は持ちやすくなり、また、収納時には場所を取らずにすむ。そして、台座部材( 12)に鉢又はプランター等の植物育成用具を載置させるようにすると、植物を 植えつけた植物育成用具の重みにより、自立している枠材(11)が倒れにくく なる。
【0016】 た、請求項3に係る蔓性植物育成用柵は、多面型の蔓性植物育成用柵は、正 面枠(31)の両側部に位置する側面枠(32a,32b,32c,32d)を 座枠(33)の外枠に沿わせて折り曲げ、座枠(33)に側面枠(32a,32 b,32c,32d)を固定することによって自立させ、多面型自立柵を形成さ せると、成長する蔓が正面枠(31)および側面枠(32a,32b,32c, 32d)に多面的に展開する。
【0017】 また、請求項4に係る蔓性植物育成用柵は、枠材(41,52,61,71, または81)と台座部材(43,54,64,65,76,77,または83) とを結合部材(43b,55,66,74,75,または84,85)によって 結合させて、台座部材(43,54,64,65,76,77,または83)の 上部に前記枠材(41,52,61,71,または81)を自立させ、自立させ た枠材(41,52,61,71,または81)に近接させて鉢又はプランター 等の植物育成用具を立設させると、植物育成用具により育成された植物が成長するにつれて近接している枠材(41,52,61,71,または81)に蔓を絡 まり付かせ、枠材(41,52,61,71,または83)の形状に従って蔓を 延ばしていく。
【0018】 また、請求項5に係る鳥籠状の蔓性植物育成用柵は、座枠(43)に周設した フランジ状結合部材(43a)に各棒材(41)の下端を接続し固定して、棒材 を一点から円状底面部に向けて緩やかな曲線を描いて放射状に広がりながら下降 していく鳥籠状自立柵を形成させると、成長する蔓が各棒材(41)に沿って冠 状に立体的に展開する。
【0019】 また、請求項6に係るアーチ型の蔓性植物育成用柵は、水平方向へ向けた頂部 支持部材(51)から中央部を固定させて曲線を描いて両端側を下降させたアー チ形枠材(52)を、そのアーチ形枠材(52)の下端をボックス部材(54) に固定して、アーチ形の柵を並設したアーチ型自立柵を形成させると、成長する 蔓がアーチ形枠材(52)に沿ってアーチ門形に展開する。
【0020】 また、請求項7に係る蔓性植物育成用柵は、鉢又はプランター等の植物育成用 具の設置位置と台座部材(64,65)とが干渉しないように、台座部材(64 ,65)は溝付き水平部材(62,63)の溝に嵌合した摺動部材(64a,6 5a)を摺動させて横方向に移動させ、枠材(61)を植物育成用具に近接させ ても台座部材(64,65)の配置に困らないようにすることで、柵設置時の自 立させる枠材(61)の配置および位置決めを容易にする。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を図示実施例により詳細に説明する。 第1実施例の構成は、図1に示すように、蔓を平面的に延ばすための枠材を格 子状に組み合わせて衝立状に形成した自立柵10で、縦横各6本の棒状または管 状の枠材を格子状に組付けて四角い板状に固定した立枠11と、立枠11の下端 に枠材を格子状に組付けて横長の板状に形成して配置した座枠12と、自立柵1 0および座枠12の間に懸け渡して自立柵10の自立を支持する支持材13a, 13bとからなる。 立枠11には、両側端に配置された枠材14,15の上部に固着するとともに 支持材13a,13bの上端を回動自在に取り付けたブラケット14a,15a が設けられている。 座枠12には、立枠側の端縁に配置された枠材18と、両側端に配置された枠 材19,20と、この両枠材19,20の支持材係合側の端部に設けるとともに 支持材係合孔19b,20bを複数穿設したブラケット19a,20aが設けら れている。 支持材13a,13bの自由端は略直角に折り曲げ、折曲した先端部には螺子 を形成させて、ナットが螺合できるようにする。 立枠11と座枠12とを回動自在に結合させる連結には、立枠11の下端に配 置された枠材16と座枠12の立枠側端縁に配置された枠材18とに、複数個の リング状結合部材25を外嵌することによって行う。
【0022】 このように構成したことによって、第1実施例の自立柵10を使用する場合、リング状結合部材25により結合された枠材18を中心にして、 座枠12のブラ ケット設置側の端縁を立枠11から離間させる方向に回動するとともに支持材1 3a,13bの自由端を座枠12のブラケット19a,20a側へ回動し、立枠 11と座枠12とが希望の角度αになる位置で支持材13a,13bの自由端を ブラケット19a,20aのそれぞれに穿設されている支持材係合孔19b,2 0bに挿入し、支持材13a,13bの先端部にナットを螺合して外れないよう に固定し、支持材係合孔19b,20bに支持材13a,13bを係合して設定 される角度で立枠11を自立させる。 自立させた自立柵10の座枠12の上に、植木鉢またはプランターを立枠11 に近接させて置き、蔓性植物を栽培する。 植物が成長して蔓が延びると、傍に立設されている立枠11に絡まり付き、立 枠11の枠材に沿って延びていく。
【0023】 このような第1実施例の自立柵10では、蔓性植物を立枠11に沿って平面的 に蔓が延びるように成長させることができ、緑を面状に広げて、緑化度を広げる とともに開花した時には豪華さを与えることができる。 自立柵10の立設角度を調節できるようにしたことによって、傾斜面等のよう に設置場所の状態が悪い場合にも自立させることができ、また、平地であっても 倒れ難くするあるいは実がなる植物の場合に果実を下方に垂らして茎を切り易く する等の目的でも必要な傾斜をつけることができる。 自立柵10は折り畳み可能に形成したことによって、1年生の蔓性植物が枯れ て次の種蒔きの時期がくるまでの間使用しない場合、または植え変え等の不使用 時の収納には、折り畳んで場所をとらないようにすることができる。 座枠12は格子状に組み合わせた枠材によって形成したことによって、土に植 えられた植物に対しては、格子の間から茎を突出させるようにして、傍に設置し 、直線部が20cm以上ある逆U字形アンカー(図示せず)を用いて、直線部で 座枠12の枠材19,20を挟み込むようにして複数箇所(例えば4箇所)打ち 込み、湾曲部で枠材19,20を土側に押え付けるように固定し、座枠12を安 定させると、庭等に植えられた多年生の植物に対しても利用できる。
【0024】 第2実施例の構成は、図2に示すように、枠材を格子状に形成して両側部を自 立可能な程度に多段階に折り曲げた多面型自立柵30で、縦横各5本の棒状また は管状の枠材を格子状に組付けて固定した正面枠31と、縦2本の正面枠31と 同じ高さになる長い枠材および横5本の正面枠31の一格子分の幅になる短い枠 材を上下方向に長い長方形になるように組付けた左右各2面ずつ全部で4面分の 側面枠32a,32b,32c,32dと、正面枠31および各側面枠32a, 32b,32c,32dの自立時の下端形状に合わせて形成させた外枠を有する とともにその外枠の中を直線状枠材で格子状に組み上げて形成した座枠33とか らなる。
【0025】 正面枠31の下端枠材と座枠33の正面端枠材との両枠材に、複数個のリング 状結合部材34を外嵌し、正面枠31と座枠33とを回動自在に結合する。 正面枠31の両側端枠材と側面枠32b,32cの正面端枠材との両枠材に、 複数個のリング状結合部材35を外嵌し、正面枠31とおのおのの側面枠32b ,32c とを回動自在に結合する。 側面枠32b,32cの裏面端枠材と側面枠32a,32dの正面端枠材との 両枠材に、複数個のリング状結合部材36を外嵌し、側面枠32a,32dと側 面枠32b,32cとを回動自在に結合する。
【0026】 座枠33には、両側の側端枠材の最後端に、側面枠32a,32dの下端枠材 の最後端と結合させるためのブラケット37a,37bを固着し、ブラケット3 7a,37bにはボルト孔(図示せず)を穿設し、側面枠32a,32dの下端 にもボルト孔(図示せず)を穿設したブラケット38a,38bを固着し、座枠 33に側面枠32a,32dをボルト(図示せず)で固定できるようにする。
【0027】 このように構成した第2実施例の多面型自立柵30を使用する場合、正面枠3 1に対して折り畳んだ側面枠32a,32b、および側面枠32c,32dを離 間させる方向へ回動して、座枠33と側面枠32a,32dとを、ブラケット3 7a,37bとブラケット38a,38bとを ボルト止めして固定することによ って、自立可能に組み上げる。
【0028】 このような第2実施例の多面型自立柵30では、蔓性植物を正面枠31、側面 枠32a,32b、および側面枠32c,32dに沿って多面的に蔓を延ばすこ とができ、緑を多面的に広げることができて緑化に奥行きを与えるとともに開花 した時の豪華さをさらに一層高めることができる。 座枠33の上に植木鉢またはプランターを載置することによって、多面型自立 柵30を安定良く自立させることができる。
【0029】 第3実施例の構成は、図3に示すように、枠材が一点から円状底面部に向けて 緩やかな2次曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく鳥籠状自立柵40 で、複数の長い棒材41と、この棒材41の上端を回動自在に結合する結合部材 42と、棒材41の下端を固定するフランジ状結合部材43aを周設し格子状底 面を形成した座枠43とからなる。 結合部材42は丸形平板の周縁部に棒材41と同数の孔42aを穿設して形成 する。この結合部材42の孔42aに棒材41の上端を挿入し、結合部材42に 当接しないように環状に曲げ、棒材41が結合部材42に対して回動自在に動く ようにする。 座枠43は、棒材を格子状に組合せ外周を円形に形成するとともに、その周縁 にベルト状の板材を一側縁が周縁に沿って接するように巻き付け、その接してい る箇所を溶接してフランジ状結合部材43aを外周に立設したお盆のような形状 に形成する。 フランジ状結合部材43aには、棒材41の下端が挿入可能な筒状取付部材4 3bを必要個数固着し、その筒状取付部材43bの外側側面部に螺子孔を開けて ボルトや螺子を螺合できるようにし、棒材41の下端が挿入された時にボルト4 4で棒材41を固定できるようにする。
【0030】 このように構成した第3実施例を使用する場合、棒材41を結合部材42を中 心にして回動し、その下端を座枠43のフランジ状結合部材43aに設けられて いる筒状取付部材43bに挿入し、ボルト44を螺子孔に螺合して棒材41を座 枠43に固定することにより所定の形状に形成させる。このように形成した後、 座枠43の格子面に植木鉢を載置するか、または組立時に予め座枠43の格子面 に植木鉢を載置してから棒材41を座枠43に固定することによって蔓性植物が 育成される自立柵40が利用できるようになる。
【0031】 このような第3実施例の鳥籠状自立柵40では、蔓性植物の蔓を棒材41にそ って立体的に育成させることができる。また、結合部材42をフック等で引っ掛 けて吊り上げると、吊り飾りとしても利用できる。
【0032】 第4実施例の構成は、図4に示すように、アーチ状に蔓を形作るためのアーチ 形に柵を並設したアーチ型自立柵50で、頂部に水平方向へ向けた頂部支持部材 51と、この頂部支持部材51に中央部を固定させてアーチ形を形成するアーチ 形枠材52と、頂部支持部材51にアーチ形枠材52の中央部(頂部)を結合し 固定する結合部材53と、アーチ形枠材52の下端を固定するとともに植木鉢や プランタを入れる箱形に形成したボックス部材54とからなる。 結合部材53は、図4(ロ)に示すように、支持部材側孔53aと枠材側孔5 3bとを形成させるように、2枚のベルト状板材の中央部をピン53cでピン軸 周りに回動自在に接続し、各板材の端部に穿設した孔にボルト56a,57aを 挿通させ、そのボルト56a,57aにナット56b,57bを螺合して各端部 を近接させ、孔径を縮小させて頂部支持部材51およびアーチ形枠材52を締め 付けることができるようにしている。 この結合部材53の支持部材側孔53aを頂部支持部材51に外嵌させた時、 結合部材53を締め付ける前には頂部支持部材51の軸方向へ自由に移動させる ことができ、必要な位置に結合部材53を移動させ、アーチ形枠材52の支持位 置を任意に決められるようにしている。 ボックス部材54はプランタを収容できるように棒状枠材を組合せて箱形に形 成し、アーチ状枠材52の下端は箱形を形成する縦枠材に固定部材55を用いて 上下2箇所を固定させるか、または箱形を形成する縦枠材にパイプ(図示せず) を溶接して、そのパイプにアーチ状枠材52の下端を挿入させることにより固定 する。固定部材55を使用する場合には、アーチ状枠材52の下端をボックス部 材54の枠材に固定し挟み付けるための湾曲部を形成するとともに、その湾曲部 の外方にボルト孔(図示せず)を穿設して、ボックス部材54の枠材にボルト止 めする。
【0033】 このように構成した第4実施例を使用する場合、頂部支持部材51に外嵌させ た各結合部材53を長手方向へ移動させて、アーチ状枠材52がボックス部材5 4に固定できる位置であるとともに各アーチ状枠材52が等間隔になるように位 置決めし、螺合したボルト56a,57aとナット56b,57bとを締めて位 置固定するとともにアーチ状枠材52の下端をボックス部材54の枠材にボルト 止めしてアーチ型自立柵50を形成し自立させる。この自立させたアーチ型自立 柵50のボックス部材54にプランターを入れて蔓性植物を育成すると、蔓が延 びてアーチ状枠材52に沿って成長し、開花した時には蔓と葉と花で覆われたア ーチ状の通路が形成される。
【0034】 このような第4実施例のアーチ型自立柵50では、アーチ状枠材52をプラン ター等を入れたボックス部材54によって安定良く自立させることができるとと もに、アーチ状枠材52に沿って成長する植物によってアーチ状の通路を形成す ることができる。
【0035】 第5実施例の構成は、図5に示すように、摺動型支持部材を有する自立柵60 で、格子状に枠材を組付けた自立柵61と、この自立柵61の下端部に上下2本 を並行にして水平方向へ向けて取り付けた摺動支持枠62,63と、この摺動支 持枠62,63に嵌合して左右方向へ摺動自在に設けた摺動部材64,65とか らなる。 摺動支持枠62,63は、断面形状が角張ったC字形の引き抜き型材、または ダブテール溝を長手方向に形成させた角材等の金属材料を用い、長手方向に複数 箇所のボルト孔(図示せず)を穿設する。摺動部材64,65の摺動支持枠側の 端部には、摺動支持枠62,63に設けられた溝の形状に嵌合できる形状に形成 させた先端部64a,65aを有し、この先端部64a,65aの端面にネジ孔 を設けてネジまたはボルトが螺合できるようにする。そして先端部64a,65 aをそれぞれ摺動支持枠62,63に設けられた溝に嵌合して、溝に沿って移動 できるようにするとともに、位置決めした箇所で摺動支持枠62,63のボルト 孔側から挿入したボルト66を螺合して位置固定できるようにする。
【0036】 このように構成した第5実施例を使用する場合、自立柵61の下端部に設けた 摺動支持枠62,63に摺動部材64,65の先端部64a,65aを嵌め込み 、それぞれを適当間隔あけて位置決めし、摺動支持枠62,63のボルト孔側か ら挿入したボルト66を先端部64a,65aのネジ孔に螺合して位置固定して 自立柵60を自立させる。
【0037】 このような第5実施例では、自立柵60を自立させた場合に、摺動部材64, 65が植木鉢やプランターの設置と干渉しないように位置決めでき、自立柵60 の設置を容易にすることができる。また、必要に応じて摺動部材64,65に板 材を掛け渡し、その上に植木鉢やプランターを載置して、植物の数を増加させて 柵状の蔓の数を増加させ、密に繁らせることができるとともに、支持材としての 摺動部材64,65の重量を増加させて安定を良くすることができる。
【0038】 第6実施例の構成は、図6に示すように、回動型折畳式支持部材を有する自立 柵70で、格子状に枠材を組付けた自立柵71と、この自立柵71の下端部に上 下2本を並行にして水平方向へ向けて取り付けた支持枠72,73と、この支持 枠72,73に結合部材としてのボルト74および蝶ナット75で回動自在に取 り付ける自立用支持部材と台座とを兼ねる回動部材76,77とからなる。 支持枠72,73は、平板またはアングル材で形成し、自立柵71の幅よりも 短くして両端部には長孔73a,73aを穿設する。支持枠72,73は自立柵 71の所定箇所に図示しないブラケットに溶接等によって固着する。回動部材7 6,77は、平板またはアングル材でコ字形に形成し、角部には三角形状の補強 部材77aを付けて補強し、両端部にはボルト孔77bを穿設する。回動部材7 6,77は支持枠72,73の長孔73aと回動部材76,77のボルト孔77 との位置を合わせ、座金78を外嵌したボルト74を挿通して、バネ座金79を 外嵌し、蝶ナット75を螺合して締め付けることによって取り付ける。 使用しないときには、蝶ナット75の締め付けを緩めて回動部材76,77を それぞれ自立柵71側に回動して場所をとらないようにして収納場所にしまいこ むことができるようにする。使用する時には蝶ナット75の締め付けを緩めた状 態で回動部材76,77を自立柵71に対して垂直に位置させ、蝶ナット75を 締め込んで固定させることにより、自立可能な状態に形成させる。
【003】 このように構成した第6実施例を使用する場合、回動部材76,77を自立柵 71に対して垂直方向に位置させて蝶ナット75を締め込み、位置固定させるこ とにより、簡単に自立可能な使用状態にさせられる。 また、収納時には、蝶ナット75を緩め、回動部材76,77を自立柵71に 対して平行な方向に折り畳むことにより、自立柵70が板状になり厚みが薄くな って、収納スペースを少なくする。
【0040】 このような第6実施例では、蝶ナット75の緩めまたは締め込みによって、自 立柵70を自立させたい場合には回動部材76,77を自立柵71に対して垂直 方向に位置させることで自立でき、使用しないで収納する場合には回動部材76 ,77を自立柵71に対して平行な方向に折り畳むことで収納容易にでき、自立 と収納が簡単にできるようになるとともに、収納スペースを少なくすることがで きる。
【0041】 第7実施例の構成は、図7に示すように、円弧板型自立枠を有する自立柵80 で、平面形状を半円状にした格子状枠材を形成した自立柵81と、この自立柵8 1の下端部に帯状板材の平面形状を半円状に湾曲させて固着させた下端枠材82 と、この下端枠材82の外側に密着する円弧を形成した帯状板材83aを周設さ せた外周を円形状に形成させるとともに円内を格子状に棒材を組み合わせて形成 させた台座部材83とからなる。 自立柵81は、棒材またはパイプ材を使用し、横に組む材料(横格子部材)8 1aを半円形に湾曲させ、縦に組む材料(縦格子部材)81bを直線状に形成し て、格子状に組合せ、湾曲板状に形成する。 下端枠材82は、円弧の内側に縦格子部材81bの下端を嵌合させる筒状の嵌 合片82aを、縦格子部材の位置と数に合わせて配設し、各嵌合片82aの配設 位置の間には複数のボルト孔82bを等間隔に穿設する。 台座部材83に周設した帯状板材83aには、下端枠材82のボルト孔82b に合わせた位置にボルト孔83bを穿設する。 自立柵81と台座部材83とを結合するには、それぞれのボルト孔82bとボ ルト孔83bの位置を合わせて結合部材としてのボルト84を挿通し、そのボル ト84に座金(図示せず)を嵌合してナット85を螺合し、ナット85を強く締 め付けて、台座部材83の上部に自立柵81を立設できるように結合する。
【0042】 このように構成した第7実施例を使用する場合、自立柵81と台座部材83と をボルト結合することにより、互いに固定され、簡単に自立可能な使用状態にさ せられる。 また、収納時には、ナット85を緩め、ボルト84を抜き取り、自立柵71と 台座部材83とを分離することにより、自立柵81が板状に、台座部材83が円 板状になって、厚みを半分以下に薄くし、持ち運びや収納を容易にする。
【0043】 このような第7実施例では、ボルト84とナット85とを締め込むことによっ て、自立柵81と台座部材83とを組立てて、自立できるようにし、また、収納 する場合にはボルト84を抜き取って、自立柵81と台座部材83とを分離して 運搬および収納を容易にすることができ、ボルト結合を利用することによって自 立と収納が簡単にできるようになるとともに、運搬を容易にし、収納スペースを 少なくすることができる。
【0044】 上記各実施例は、一形態を示したものであって、細部については、これらの例 に限定することはなく、他の態様を採ることも可能である。 例えば、各枠材の形状をハート形、菱形、丸形、三角形、スペード形、または 樹木輪郭形等の外枠を有する枠材に形成したものであっても良く、各枠材の接続 態様については、可動部に市販のヒンジ等を利用しても良く、固定部には溶接等 を用いて強固に固定しても良く、また、その接続部材をブラケットとして形成さ せなくとも着脱自在な固定具あるいは市販の接続具を利用しても良い。 使用材料もステンレス製、アルミニウム製、プラスチック製等、その使用態様 に合わせて適宜選択すれば良い。また、大きさも1つの鉢植えやプランターに対 する柵から複数のプランターを座枠に載置できるように形成させる柵まで、種々 の利用態様に合わせて一体型に形成させ、あるいは小型の柵を複数組み合わせて 大型の柵を形成させても良い。
【0045
【考案の効果】 以上のように本考案による請求項1に係る蔓性植物育成用柵によれば、台座部 材(12)に下端を係合させた支持材(13a,13b)により枠材(11)を 所定角度で自立させ、その枠材(11)を鉢又はプランター等の植物育成用具に 近接させて立設することにより、植物育成用具により育成された植物が成長する につれて近接している枠材(11)に蔓を絡まり付かせ、枠材(11)の形状に 沿って蔓を延ばしていくことができるようにしたことによって、自立柵(10) を安定良く立設できるとともに形成させた柵の形状に従って緑の壁を形作ること ができる。
【0046】 そして、請求項2に係る蔓性植物育成用柵は、設置時には枠材(11)と台座 部材(12)とを接続端で回動させることができ、支持材(13a,13b)の 下端を台座部材(12)の支持部材係合部(19b,20b)の一箇所に係合さ せることにより、簡単に希望する角度で枠材(11)を自立させることができ、 植物育成用具に近接させた位置に設置させることができる。また、運搬時または 収納時には支持材(13a,13b)と台座部材(12)との係合を外して、支 持材(13a,13b)の係合端側および台座部材(12)の自由端側をそれぞ れ枠材側に密着させる方向に回動させて折り畳むようにすることによって、柵が 平面的に折り畳まれた状態になり、運搬時には持ちやすくなり、また、収納時に は場所を取らないで済むようにすることができる。また、台座部材(12)に植 物育成用具の重量が加えられるように植物育成用具を設置することによって、自 立させた枠材(11)の安定性を増し、倒れにくくすることができる。
【0047た、請求項3に係る蔓性植物育成用柵は、多面型の蔓性植物育成用柵は、正 面枠(31)の両側部に位置する側面枠(32a,32b,32c,32d)を 座枠(33)の外枠に沿わせて折り曲げ、座枠(33)に側面枠(32a,32 b,32c,32d)を固定することによって自立させることができ、多面型自 立柵を形成させると、成長する蔓を正面枠(31)および側面枠(32a,32 b,32c,32d)に多面的に展開させることができる。
【0048】 また、請求項4に係る蔓性植物育成用柵は、枠材(41,52,61,71, または81)と台座部材(43,54,64,65,76,77,または83) とを結合部材(43b,55,66,74,75,または84,85)により結 合させて、台座部材(43,54,64,65,76,77,または83)の上 部に前記枠材(41,52,61,71,または81)を自立させ、自立させた 枠材(41,52,61,71,または81)に近接させて鉢又はプランター等 の植物育成用具を立設させることによって、植物育成用具により育成された植物 が枠材(41,52,61,71,または81)に蔓を絡まり付かせ、枠材(4 1,52,61,71,または81)の形状に従って蔓を延ばしていくことがで きるようにしたため、枠材形状を多種多様に形成させることができ、植物の蔓を 多様な形状に成長 させることができる。
【0049】 また、請求項5に係る鳥籠状の蔓性植物育成用柵は、座枠(43)に周設した フランジ状結合部材(43a)に各棒材(41)の下端を接続して固定し、棒材 を一点から円状底面部に向けて曲線を描いて放射状に広がりながら下降していく 鳥籠状自立柵を形成させることができ、成長する蔓を各棒材(41)に沿って立 体的に展開させることができる。
【0050】 また、請求項6に係るアーチ型の蔓性植物育成用柵は、水平方向へ向けた頂部 支持部材(51)にアーチ形枠材(52)の中央部を固定させ、アーチ形枠材( 52)の両端側を曲線を描いて下降させ、そのアーチ形枠材(52)の下端をボ ックス部材(54)に固定して、アーチ形の柵を並設したアーチ型自立柵を形成 させることができ、成長する蔓がアーチ形枠材(52)に沿ってアーチ門形に展 開させることができる。
【0051】 また、請求項7に係る蔓性植物育成用柵は、鉢又はプランター等の植物育成用 具の設置位置と台座部材(64,65)とが干渉しないように、台座部材(64 ,65)を溝付き水平部材(62,63)に嵌合した摺動部材(64a,65a )を摺動させて横方向に移動させることができ、枠材(61)を植物育成用具に 近接させても台座部材(64,65)の配置に困らないようにすることができる ようにしたことによって、柵設置時の自立させる枠材の配置および位置決めを容 易にする。
【提出日】平成6年9月27日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本考案による請求項1に係る蔓性植物育成用柵は、 鉢又はプランター等の植物育成用具に近接させて立設する枠材(11)と、該枠 材(11)に上端を回動自在に取り付けて該枠材(11)を所定角度で自立させ る支持材(13a,13b)と、前記枠材(11)の下端に該下端の端縁回りに 回動自在に設けるとともに 前記支持材(13a,13b)の下端を位置調節可能 係合させる台座部材(12)とからなることを特徴とする蔓性植物育成用柵。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【作用】
このように構成したことによって、本考案による請求項1に係る蔓性植物育成 用柵は、蔓性植物を育成する場合には、枠材(11)から支持材(13a,13 b)を所定角度に回動させて支持材(13a,13b)の下端を台座部材(12 )に係合させ、 台座部材(12)に下端を係合させた支持材(13a,13b) により枠材(11)を所定角度で自立させる。その枠材(11)を鉢又はプラン ター等の植物育成用具に近接させて立設するかまたは台座部材(12)に鉢又は プランター等の植物育成用具を載せる ことにより、植物育成用具により育成され た植物が成長するにつれて近接している枠材(11)に蔓を絡まり付かせ、枠材 (11)の形状に沿って蔓を延ばしていく。自立させる場所が傾斜しているよう な所では支持材(13a,13b)の下端を係合させる台座部材(12)の位置 を調節して設置場所に見合った角度に調節する。 季節的に不向きなため等の理由で蔓性植物を育成しない場合には、支持材(1 3a,13b)の下端と台座部材(12)との係合を解除し、台座部材(12) を枠材(11)の下端の端縁回りに回動させて、台座部材(12)を枠材(11 )側に密着させて一枚の板状になるように折り畳むことにより、収納場所を大き く占拠せずに、仕舞い込むことができるようになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【考案の効果】
以上のように本考案による請求項1に係る蔓性植物育成用柵によれば、枠材( 11)の下端に該下端の端縁回りに回動自在に設けた 台座部材(12)に下端を位置調節可能に 係合させた支持材(13a,13b)により、設置場所の傾斜を 補正した目的に合った角度に調節して、 枠材(11)を自立させ、その枠材(1 1)を鉢又はプランター等の植物育成用具に近接させて立設するかまたは台座部 材(12)に鉢又はプランター等の植物育成用具を載せる ことにより、植物育成 用具育成された植物が成長するにつれて近接している枠材(11)に蔓を絡ま り付かせ、枠材(11)の形状に沿って蔓を延ばしていくことができるようにし たことによって、蔓性植物を育成する場合には、植物育成用具の大きさに拘束さ れず、 自立柵(10)を設置場所に埋め込むことなく、安定良く立設できるとと もに形成させた柵の形状に従って緑の壁を形作ることができる。 また、季節的に不向きなため等の理由で蔓性植物を育成しない場合には、支持 材(13a,13b)の下端と台座部材(12)との係合を解除し、台座部材( 12)を枠材(11)の下端の端縁回りに回動させて、台座部材(12)を枠材 (11)側に密着させて一枚の板状になるように折り畳むことができ、収納場所 を大きく占拠せずに、仕舞い込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による蔓性植物育成用柵の第1実施例を
示す斜視図である。
【図2】本考案による蔓性植物育成用柵の第2実施例を
示す斜視図である。
【図3】本考案による蔓性植物育成用柵の第3実施例を
示す図で、(イ)は全体を示す斜視図、(ロ)は棒材の
結合部材を示す斜視図である。
【図4】本考案による蔓性植物育成用柵の第4実施例を
示す図である。(イ)は全体を示す斜視図、(ロ)はア
ーチ形枠材の結合部材を示す斜視図である。
【図5】本考案による蔓性植物育成用柵の第5実施例を
示す図である。(イ)は全体を示す斜視図、(ロ)は摺
動部材と水平部材との嵌合状態を示す斜視図である。
【図6】従来の蔓性植物育成用柵を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 自立柵 11 立枠(枠材) 12 座枠(台座部材) 13a,13b 支持材 14a,15a ブラケット 16 枠材 18 枠材 19 枠材 19a,20a ブラケット 19b,20b 支持材係合孔(支持材係合部) 20 枠材 25 リング状結合部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 蔓性植物育成用柵
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による蔓性植物育成用柵の第1実施例を
示す斜視図である。
【図2】本考案による蔓性植物育成用柵の第2実施例を
示す斜視図である。
【図3】本考案による蔓性植物育成用柵の第3実施例を
示す図で、(イ)は全体を示す斜視図、(ロ)は棒材の
結合部材を示す斜視図である。
【図4】本考案による蔓性植物育成用柵の第4実施例を
示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、(ロ)はアーチ形枠材の結
合部材を示す斜視図である。
【図5】本考案による蔓性植物育成用柵の第5実施例を
示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、(ロ)は摺動部材と水平部
材との嵌合状態を示す斜視図である。
【図6】本考案による蔓性植物育成用柵の第6実施例を
示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、(ロ)は回動部材の取り付
け状態を示す分解斜視図である。
【図7】本考案による蔓性植物育成用柵の第7実施例を
示す図である。 (イ)は全体を示す斜視図、(ロ)は自立柵と台座部材
との結合状態を示す分解斜視図である。
【図8】従来の蔓性植物育成用柵を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 自立柵 11 立枠(枠材) 12 座枠(台座部材) 13a,13b 支持材 14a,15a ブラケット 16 枠材 18 枠材 19 枠材 19a,20a ブラケット 19b,20b 支持材係合孔(支持材係合部) 20 枠材 25 リング状結合部材 31 正面枠 32a,32b,32c,32d 側面枠 33 座枠 41,52,61,71 枠材 43,54,64,65,76,77,83 台座部材 43b,55,66,74,75,84,85 結合部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉢又はプランター等の植物育成用具に近
    接させて立設する枠材(11)と、該枠材(11)に上
    端を回動自在に取り付けて該枠材(11)を所定角度で
    自立させる支持材(13a,13b)と、前記枠材(1
    1)の下端に設けて前記支持材(13a,13b)の下
    端を係合させる台座部材(12)とからなることを特徴
    とする蔓性植物育成用柵。
  2. 【請求項2】 前記枠材(11)と前記台座部材(1
    2)との接続端を回動自在に組付け、前記枠材(11)
    と前記台座部材(12)の自由端とを近接離間可能に形
    成するとともに、前記台座部材(12)の支持部材係合
    部(19b,20b)を複数箇所に設け、前記枠材(1
    1)の設置角度を可変にしたことを特徴とする蔓性植物
    育成用柵。
  3. 【請求項3】 前記台座部材(12)を前記枠材(1
    1)の下端縁に沿って延設させた板状に形成し、鉢又は
    プランター等の植物育成用具を載置可能にしたことを特
    徴とする蔓性植物育成用柵。
  4. 【請求項4】 枠材を格子状に組付けて固定した正面枠
    (31)と、その正面枠(31)と同じ高さになる長い
    枠材を縦向きにし、前記正面枠(31)の一格子分の幅
    になる短い枠材を横向きにして、上下方向に長い長方形
    になるように組付けた左右複数枚の側面枠(32a,3
    2b,32c,32d)と、前記正面枠(31)および
    前記各側面枠(32a,32b,32c,32d)の自
    立時の下端形状に合わせて形成させた外枠を有する座枠
    (33)とからなる、枠材を格子状に形成して両側部を
    自立可能な程度に折り曲げる多面型自立柵を形成したこ
    とを特徴とする蔓性植物育成用柵。
  5. 【請求項5】 複数の長い棒材(41)と、この棒材
    (41)の上端を回動自在に結合する結合部材(42)
    と、棒材(41)の下端を固定するフランジ状結合部材
    (43a)を周設した座枠(43)とからなる、棒材を
    一点から円状底面部に向けて曲線を描いて放射状に広が
    りながら下降していく鳥籠状自立柵を形成したことを特
    徴とする蔓性植物育成用柵。
  6. 【請求項6】 水平方向へ向けた頂部支持部材(51)
    と、この頂部支持部材(51)に中央部を固定するとと
    もに両端側を曲線を描いて下降させてアーチ形を形成す
    るアーチ形枠材(52)と、頂部支持部材(51)にア
    ーチ形枠材(52)の中央部を結合し固定する結合部材
    (53)と、アーチ形枠材(52)の下端を固定すると
    ともに箱形に形成したボックス部材(54)とからな
    る、アーチ形枠材を並設したアーチ型自立柵を形成した
    ことを特徴とする蔓性植物育成用柵。
  7. 【請求項7】 鉢又はプランター等の植物育成用具に近
    接させて立設する枠材(61)と、該枠材(61)の下
    端に固定し横方向へ延設された溝付き水平部材(62,
    63)と、該水平部材(62,63)の溝に摺動自在に
    嵌合した摺動部材(64a,65a)を取り付けて前記
    枠材の横方向に移動可能にするとともに前記枠材(6
    1)を自立可能に支持する台座部材(64,65)とか
    らなることを特徴とする蔓性植物育成用柵。
JP1993045250U 1993-06-29 1993-06-29 蔓性植物育成用柵 Expired - Lifetime JP2514131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993045250U JP2514131Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 蔓性植物育成用柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993045250U JP2514131Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 蔓性植物育成用柵

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH077377U true JPH077377U (ja) 1995-02-03
JP2514131Y2 JP2514131Y2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=12714030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993045250U Expired - Lifetime JP2514131Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 蔓性植物育成用柵

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2514131Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337642U (ja) * 1976-09-06 1978-04-03
JPS5490445U (ja) * 1977-12-09 1979-06-26
JPH0398515A (ja) * 1989-09-11 1991-04-24 Nihonkai Zouen:Kk ツル植物支持体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5362304A (en) * 1976-11-15 1978-06-03 Fujinaga Masayuki Breast wall for preventing landslide

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337642U (ja) * 1976-09-06 1978-04-03
JPS5490445U (ja) * 1977-12-09 1979-06-26
JPH0398515A (ja) * 1989-09-11 1991-04-24 Nihonkai Zouen:Kk ツル植物支持体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2514131Y2 (ja) 1996-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6311428B1 (en) Garden trellis wall system
US20130219785A1 (en) Apparatuses, kits, systems, and methods for protecting and/or supporting a plant during a growth cycle of the plant
US7219467B1 (en) Plant support system
JP3795804B2 (ja) 高設栽培装置用架台
US6453606B1 (en) Collapsible plant support structure
US20140109474A1 (en) Adjustable Plant Support Assembly
US20070062109A1 (en) Permanent underground staking system and apparatus for vines and weakly rooted trees
CN110381731A (zh) 模块式格架和栅栏系统
US6442895B1 (en) Plant container assembly
US20050144839A1 (en) Plant support
US7377073B2 (en) Methods and apparatus for supporting plant stems
KR102062495B1 (ko) 식물 재배장치
JPH077377U (ja) 蔓性植物育成用柵
JP3164668U (ja) 蔓性植物育成装置
CN216362783U (zh) 一种多维植物攀援网格
JP2579265Y2 (ja) 蔓性植物育成用柵
JP7083223B2 (ja) 水溜め容部付鉢増し用部材
JP3102550U (ja) 植木鉢用植物支柱
JPH0520549U (ja) プランタ用植物棚
KR102471354B1 (ko) 화분용 넝쿨식물 지지대 또는 넝쿨식물 지지용 화분
JP3023838U (ja) 園芸植物用支持フレームの根柢安定構造
JP2943863B1 (ja) 植木鉢用スライド支柱
JPH08116805A (ja) 果樹棚装置
JP2004135526A (ja) 花茎支え具
JP2001086852A (ja) 緑化装置及び緑化物施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term