JPH077375A - 伝送線路の減衰補償方式 - Google Patents

伝送線路の減衰補償方式

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Publication number
JPH077375A
JPH077375A JP17270293A JP17270293A JPH077375A JP H077375 A JPH077375 A JP H077375A JP 17270293 A JP17270293 A JP 17270293A JP 17270293 A JP17270293 A JP 17270293A JP H077375 A JPH077375 A JP H077375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
filter
constant
circuit
attenuation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17270293A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Omine
治樹 大嶺
Masayuki Kawabata
雅之 川端
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
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Publication of JPH077375A publication Critical patent/JPH077375A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 減衰特性の異なる複数の伝送線路に対して、
また、減衰特性が経時的に変化する伝送線路に対し、フ
ィルタ回路の定数を測定・演算・記憶し、各伝送線路に
対しそれぞれのフィルタ定数を設定することで、伝送線
路の減衰特性を補償することである。 【構成】 パルス波形発生器より発生した波形を伝送線
路を通し、減衰波形を波形測定器で観測し、フィルタ回
路の定数を演算制御ユニットで演算し、フィルタ定数コ
ントロール回路に記憶することで、伝送線路それぞれに
適したフィルタ定数をフィルタ回路に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の異なった減衰
特性を持つ伝送線路、減衰特性が経時変化した伝送線路
に対し減衰補償を可能とする、伝送線路の減衰補償方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝送線路においては、一般に高周波信号
成分ほど減衰が大きく、パルス波形を伝送すると図2の
ように、立ち上がり・立ち下がりで波形のなまりを生じ
る。このため、高品質なパルス波形を伝送する場合、減
衰の少ない伝送線路を用いるか、減衰量を補償するフィ
ルタ回路を用いる方法を従来からとっていた。図3にフ
ィルタ回路の例を示す。このフィルタ回路は、高周波成
分を増幅したり、低周波成分を減衰することにより、伝
送線路を含めた周波数特性が平坦になるようにする回路
である。
【0003】一方、一つの入力信号を複数の異なった減
衰特性を持つ伝送線路に対し切り換えて伝送する場合、
一つのフィルタ回路で対応し、ある程度の波形の歪を容
認しても大きな問題ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】伝送線路に送る信号の
周波数が上がるに従い、従来容認されていた波形の歪が
問題になる。しかし、フィルタ回路の素子定数を決定す
るためには、伝送回路の減衰特性が定まっていなければ
ならず、図4(a)のように、特性の異なる複数の伝送
線路に対して、出力を切り換えて信号を送る場合や、図
4(b)のように、減衰特性が経時的に変化してしまう
伝送線路に信号を送る場合には、各減衰特性に対して、
それぞれフィルタを用意したり、フィルタ回路の定数変
更をともなう再調整が必要である。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、それぞ
れの伝送線路の減衰特性を測定し、その伝送線路に合っ
たフィルタ定数を演算・記憶し、フィルタ回路にその定
数を使用する事で伝送線路の減衰特性を補償することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】パルス波形発生器4より
発生する波形を使い初期設定されたフィルター定数での
減衰波形を波形測定器5で観測し、その減衰量からフィ
ルタ回路の定数を演算制御ユニット3により求める。そ
して、得られたフィルタ回路の定数を使用して再度波形
測定し、目的とする波形が得られるまで、この操作を繰
り返す。目的とする波形が得られると、その定数を測定
した伝送線路のフィルタ回路の定数としてフィルタ定数
コントロール回路2に記憶する。つづいて別の伝送線路
について、同様の操作によりフィルタ回路の定数を確定
し、フィルタ定数コントロール回路2に記憶する。伝送
線路を使用する場合は、その伝送線路のフィルタ定数を
フィルタ定数コントロール回路2より読み出し、フィル
タ回路1にセットしてから使用する。
【0007】
【作用】本発明は、各伝送線路に最適なフィルタ回路定
数を記憶する事ができるため、複数の伝送線路の場合に
おいても、一つのフィルタ回路で対応できる。また、経
年変化などにより、定数変更したい場合においても本回
路により適当な定数を決定し記憶できる。
【0008】
【実施例】(実施例1)実施例について、図1により説
明する。フィルタ回路1は、伝送線路の減衰特性を補償
するための回路で、その素子定数は、フィルタ定数コン
トロール回路2によって制御する。例えば、バリキャッ
プ・ダイオードによってフィルタ回路のコンデンサ素子
を構成し、フィルタ定数コントロール回路内のD/Aコ
ンバータの出力電圧で、その容量値を制御する。
【0009】フィルタ定数コントロール回路に与えるデ
ータは、スイッチSW1をパルス波形発生器4側に接続
し、SW2を伝送線路11側に接続し、SW3を波形測
定器側に接続して、パルス波形発生器から与えられた信
号を波形測定器で受け、その波形の減衰の様子から、演
算制御ユニット3により求める。
【0010】つづいて、SW2を伝送線路12側に接続
し、SW4を波形測定器側に接続し、フィルタ定数コン
トロール回路に与えるデータを演算制御ユニット3によ
り求める。
【0011】つまり、補償データの設定は、伝送線路ご
とに測定・記憶されているため、入力信号を出力1に伝
送する場合、SW1を入力側に接続し、SW2を伝送線
路11側に接続し、SW3を出力1側に接続し、フィル
タ回路1にフィルタ定数コントロール回路に記憶されて
いる伝送線路11のフィルタ定数を設定する。
【0012】(実施例2)実施例1では、一つの波形測
定器を複数の伝送線路について共用する構成になってい
るが、波形測定器を各出力ごとに設ける事も可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】複数の特性の異なる伝送線路、経時的に
変化した伝送線路に対し、そのフィルタ定数を測定・演
算し設定するため、一つのフィルタ回路で目的とするフ
ィルタ定数を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタの定数を測定により設定する本発明の
ブロック図である。
【図2】フィルタ回路のない伝送線路の波形を示す図で
ある。
【図3】従来のフィルタ回路の例を示す図である。
【図4】従来の伝送線路に対するフィルタ接続の例を示
す図である。
【符号の説明】 1 フィルタ回路 2 フィルタ定数コントロール回路 3 演算・制御ユニット 4 パルス波形発生器 5 波形測定器 11 伝送線路 12 伝送線路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項】 同軸ケーブルの伝送線路における減衰特性
    の補償において、補償のためのフィルタ回路(1)、フ
    ィルタ回路の定数を設定するフィルタ定数コントロール
    回路(2)、フィルタ回路の定数をパルス波形発生器お
    よび波形測定器の結果から決定する演算制御ユニット
    (3)で構成される伝送線路の減衰補償方式。
JP17270293A 1993-06-18 1993-06-18 伝送線路の減衰補償方式 Withdrawn JPH077375A (ja)

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JP17270293A JPH077375A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 伝送線路の減衰補償方式

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JPH077375A true JPH077375A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15946767

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1732279A2 (en) 2005-06-09 2006-12-13 Agilent Technologies Inc A signal shaping circuit
JP2008301064A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Mitsubishi Electric Corp 回り込みキャンセラ回路
JP2009267935A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp 光送信器および光受信器
WO2010070835A1 (ja) * 2008-12-19 2010-06-24 株式会社アドバンテスト 伝送システムおよび試験装置
JP2011199822A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Lsi Corp 容量性バックプレーンを駆動するためのディエンファシス自動設定
JP2015019163A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 富士通株式会社 制御装置、および制御方法
JP2020095332A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社神戸製鋼所 フィルタ設計装置、振動抑制装置、フィルタ設計方法及びプログラム

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Effective date: 20000905