JPH0773742A - 複合プローブケーブル - Google Patents

複合プローブケーブル

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JPH0773742A
JPH0773742A JP5216733A JP21673393A JPH0773742A JP H0773742 A JPH0773742 A JP H0773742A JP 5216733 A JP5216733 A JP 5216733A JP 21673393 A JP21673393 A JP 21673393A JP H0773742 A JPH0773742 A JP H0773742A
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JP
Japan
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cable
probe cable
composite probe
wires
complex probe
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Pending
Application number
JP5216733A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Yamamoto
正人 山本
Masatoshi Kato
正利 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Junkosha Co Ltd
Original Assignee
Junkosha Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径値に制限のある複合プローブケーブルに
あって、伝達ケーブルを構成する信号線を多数備え、解
像度を向上させることができる複合プローブケーブルを
提供すること。 【構成】 屈曲運動可能な内視鏡のアングル部2bと、
このアングル部2bを操作する操作つまみ3とに接続さ
れる操作ワイヤ22の外側を、複数の信号線を束ねてな
る伝達ケーブル24で被覆した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば体腔又は中空器
官の内部を見るために用いられる内視鏡に適用して好適
な複合プローブケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用機器として広く使用されて
いる内視鏡のうち、体腔内の目視診断とその周囲臓器の
超音波診断とを同時に行えるようにした超音波内視鏡
は、例えば図3に示すように、操作部本体1に可撓管体
からなる挿入部2を連設するとともに、前記挿入部2
に、図示しない振動子を組み込んだ先端部2aと、この
先端部2aを所望の方向に湾曲させるアングル部2bを
連設し、さらに操作部本体1にアングル部2b操作用の
操作つまみ3を設けてなるものである。そして、操作部
本体1には、振動子を励起させて超音波を送信させる送
信装置11と、送信後に反射した超音波を前記振動子で
受波した後、この超音波を変換した電圧信号を受信する
受信装置12とが接続されるとともに、これら送受信装
置11,12にDSC(ディジタルスキャンコンバー
タ)13及びTVモニタ14等の表示装置その他が接続
され、全体的な超音波内視鏡装置が構成される。
【0003】また、前記操作部本体1及び挿入部2に
は、これらの内部にわたって、図2にその断面を示すよ
うな複合プローブケーブル15が配設されている。複合
プローブケーブル15は、多数の銅線等信号線を束ねて
なる伝達ケーブル16(したがって、図では銅線等の集
合体の断面を示す)と、この伝達ケーブル16の外側に
位置する四本の操作ワイヤ17と、これら伝達ケーブル
16及び操作ワイヤ17とを被覆する電気的絶縁体18
とからなるものであって、前記伝達ケーブル16は、前
記送信装置11が発したパルス電圧を先端部2aに設け
た振動子に送るとともに、反射後の超音波を振動子で受
波した後、この超音波を変換した電圧信号を受信装置1
2に送るためのものであり、また操作ワイヤ17は、前
記操作つまみ3の回動軸と、前記挿入部2におけるアン
グル部2bとに固定され、操作つまみ3の回動に伴って
押引されてアングル部2bを上下,左右にアングル操作
するためのものである。
【0004】かかる超音波内視鏡は、挿入部2を人体に
おける体腔又は中空器官の内部に挿入した状態で、操作
部本体1に設けた操作つまみ3によって先端部2aを所
望の方向に向け、送信装置11からパルス電圧を発送さ
せて振動子から臓器の表壁に超音波を送った後、臓器の
表壁に当たって反射した超音波を振動子で受波し、この
超音波を変換した電圧信号を受信装置12へ送り、さら
にこの電圧信号が受信装置12からDSC13へ送られ
て標準TV方式に変換され、TVモニタ14によって患
部の観察,検査等を行うことができるようになっている
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記振動子
において受波した反射後の超音波を電圧信号に変換し、
これを受信装置12及びDSC13を介してTVモニタ
14で表示する際、このTVモニタ14における解像度
は、前記振動子における素子の数と、この素子に接続さ
れる前記伝達ケーブル16を構成する信号線の数に比例
して向上するため、これら素子及び伝達ケーブル16を
構成する信号線の数は多い程好ましい。しかしながら、
前記超音波内視鏡においては、体腔あるいは中空器官と
いった極めて小径の部位に挿入する必要上、挿入部2の
外径は小さくしなければならず、したがって前記複合プ
ローブケーブル15全体の外径も小さくしなければなら
ない。この場合、上記従来の複合プローブケーブル15
においては、図3にA線で矢視した伝達ケーブル16と
絶縁体18との間の部分は単なる空間であって、複合プ
ローブケーブル15の絶縁体18より内部にある配設空
間が有効に利用されていなかった。
【0006】本発明は、上記の欠点を解消し得るもので
あって、その目的は、外径値に制限のある複合プローブ
ケーブルにあって、伝達ケーブルを構成する信号線を多
数備え、解像度の向上を図ることができる複合プローブ
ケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の複合プローブケ
ーブルは、屈曲運動可能な作動手段と、この作動手段を
操作する操作手段とに接続される少なくとも一本の操作
ワイヤの外側を、複数の信号線を束ねてなる伝達ケーブ
ルで被覆したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の複合プローブケーブルによれば、屈曲
運動可能な作動手段と、この作動手段を操作する操作手
段とに接続される少なくとも一本の操作ワイヤの外側
を、複数の信号線を束ねてなる伝達ケーブルで被覆した
構成により、複合プローブケーブル内における余剰空間
を最小限に止め、伝達ケーブルを構成する信号線の数を
多くすることが可能となる。すなわち、操作ワイヤが一
本の場合は、伝達ケーブルと操作ワイヤとの間の空間が
なくなり、また操作ワイヤが複数本の場合にも、伝達ケ
ーブルの外側に操作ワイヤを位置させた場合に比べ、余
剰空間は極端に小さくなる。したがって、この余剰空間
が狭くなった分だけ伝達ケーブルを構成する信号線の数
を増加させることが可能となり、例えばこの複合プロー
ブケーブルを超音波画像システムを備えた各種装置に適
用した場合、TVモニタ等の表示手段における解像度を
向上させることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の複合プローブケーブル2
1の一実施例を示す断面図である。本実施例において
は、この複合プローブケーブル21を超音波内視鏡に適
用した場合について説明し、したがって超音波内視鏡装
置の構成については、上記図3に示したものと同一であ
るとしてその説明を省略する。
【0010】図1を参照すると、この例では四本の操作
ワイヤ22を、一本の操作ワイヤが他の二本の操作ワイ
ヤと稜線を共有するように束ねるとともに、これら四本
の操作ワイヤ22の外側を第一絶縁体23で被覆したも
のを伝達ケーブル24で被覆し、さらに伝達ケーブル2
4の外周を第二絶縁体25で被覆し、これらが一体化し
て複合プローブケーブル21を構成している。この複合
プローブケーブル21にあっては、操作ワイヤ22と伝
達ケーブル24、ならびに伝達ケーブル24とその外部
(この例では操作部本体1内壁及び挿入部2内壁)は、
それぞれ第一及び第二絶縁体23,25によってシール
ドされている。
【0011】複合プローブケーブル21は、図3に示す
ような超音波内視鏡の操作部本体1内及び挿入部2内に
わたって配設されており、前記操作ワイヤ22は、一端
が操作部本体1に設けた操作つまみ3の回動軸に固定さ
れ、かつ他端が挿入部2におけるアングル部2bに固定
されており、操作つまみ3の回動に伴って押引されてア
ングル部2bを上下,左右に操作する。一方、伝達ケー
ブル24は、多数の銅線等信号線を束ねてなる導体であ
って、超音波内視鏡に接続した送受信装置11,12
と、先端部2aに設けた振動子に接続され、前記送信装
置11が発したパルス電圧を振動子に送り、かつ反射し
た超音波を振動子が受信した後、この超音波を変換した
電圧信号を受信装置12に送る。
【0012】次に、上記のような複合プローブケーブル
21を具備した超音波内視鏡装置の使用例について説明
する。例えば、上記超音波内視鏡を用いて人体の体腔内
を観察する場合、操作者は操作部本体1を把持し、挿入
部2を被検者の体腔内へ挿入する。挿入部2の先端部2
aを体腔内の所定位置に設定し終えた後、操作者が送信
装置11を起動してパルス電圧を発生させると、このパ
ルス電圧は、伝達ケーブル24によって先端部2aに設
けた振動子へと送られる。このパルス電圧によって、振
動子は振動を開始し、振動つまり超音波が体腔内へと送
波される。送波後の超音波は、体腔の内壁に当たって反
射するが、この反射した超音波は、再び振動子に受波さ
れた後に電圧信号に変換され、伝達ケーブル24によっ
て受信装置12へと送られる。
【0013】前記反射後の超音波は、体腔内において伝
播した距離に比例して減衰するので、受信装置12に内
装したログアンプ等によって前記超音波を変換した電圧
信号を増幅する。増幅された電圧信号は、全波整流され
てエンベロープの信号となり、受信装置12からDSC
13へと送られる。DSC13では、この信号を標準T
V方式に変換してTVモニタ14へと送り、TVモニタ
14においてこの信号をもとに体腔内の状態を表示す
る。
【0014】このとき、上述したように、TVモニタ1
4における体腔内の解像度は、前記振動子の素子の数
と、伝達ケーブル24を構成する信号線の数とに比例し
て向上するが、内視鏡固有の条件から、挿入部2の外径
には一定の制限がある。そこで、本発明の複合プローブ
ケーブル21によれば、従来のそれと比較して余剰空間
が極端に狭く、伝達ケーブル24を構成する信号線が複
合プローブケーブル21内に多数配設されているので、
TVモニタ14においては良好な画像が表示される。
【0015】すなわち、図2に示した従来の複合プロー
ブケーブル15と、図1に示した本発明の複合プローブ
ケーブル21とにおいて、第二絶縁体25の内径(X)
を共に7mmとし、操作ワイヤ17,22の直径(Y)を
共に1.2mmとし、第一絶縁体23の外径(Z)を3.
3mmとした場合、 1)従来の複合プローブケーブル15における伝達ケーブ
ル16の占める面積: S15=(π×4.62 )÷4≒16.6(mm2 ) 2)本発明の複合プローブケーブル21における伝達ケー
ブル24の占める面積: S21=〔π×(72 −3.32 )〕÷4≒29.9(mm
2 ) であり、ここにπは勿論円周率である。そして、1),2)
より、これらS15とS21との比を求めると、 3)S15/S21=16.6÷29.9×100≒180.
1(%) となり、径を同一にすれば約1.8倍の数の信号線を配
設できるので、したがって一層解像度の良好な超音波内
視鏡装置を構成することができる。
【0016】なお、本実施例においては、複合プローブ
ケーブル21を超音波内視鏡装置に適用した場合につい
て説明したが、この例以外の医療用機器,計測用機器あ
るいはその他の装置及び機械に適用したとしても勿論可
能である。また、操作ワイヤ22は、四本以外であって
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の複合プローブケーブルによれば、屈曲運動可能な作動
手段と、この作動手段を操作する操作手段とに接続され
る少なくとも一本の操作ワイヤの外側を、複数の信号線
を束ねてなる伝達ケーブルで被覆したことで、複合プロ
ーブケーブル内における余剰空間を最小限に止め、伝達
ケーブルの数を多くすることができ、これによって超音
波画像システム等の表示手段におけるTVモニタの解像
度を向上させることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合プローブケーブルの断面図であ
る。
【図2】従来の複合プローブケーブルの断面図である。
【図3】複合プローブケーブルを適用した内視鏡装置の
構成図である。
【符号の説明】
2b アングル部(作動手段) 3 操作つまみ(操作手段) 21 複合プローブケーブル 22 操作ワイヤ 24 伝達ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲運動可能な作動手段と、この作動手
    段を操作する操作手段とに接続される少なくとも一本の
    操作ワイヤの外側を、複数の信号線を束ねてなる伝達ケ
    ーブルで被覆したことを特徴とする複合プローブケーブ
    ル。
JP5216733A 1993-08-31 1993-08-31 複合プローブケーブル Pending JPH0773742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5216733A JPH0773742A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 複合プローブケーブル

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JP5216733A JPH0773742A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 複合プローブケーブル

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JPH0773742A true JPH0773742A (ja) 1995-03-17

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ID=16693083

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JP5216733A Pending JPH0773742A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 複合プローブケーブル

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JP (1) JPH0773742A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002367444A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Hitachi Cable Ltd プローブケーブル
KR200468475Y1 (ko) * 2011-08-10 2013-08-16 스미토모 덴키 고교 가부시키가이샤 프로브 케이블

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