JPH0773616A - 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構 - Google Patents
磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構Info
- Publication number
- JPH0773616A JPH0773616A JP5218474A JP21847493A JPH0773616A JP H0773616 A JPH0773616 A JP H0773616A JP 5218474 A JP5218474 A JP 5218474A JP 21847493 A JP21847493 A JP 21847493A JP H0773616 A JPH0773616 A JP H0773616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm holder
- sleeve
- bearings
- magnetic head
- positioning mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気ディスク装置の外部環境温度の変化に応じ
て磁気ヘッド位置決め機構を構成する各部材に発生する
熱変形を防止するようにした磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッド位置決め機構を提供することにある。 【構成】シャフト１と、シャフト１に複数のベアリング
２を介して回転自在に保持され、複数の磁気ヘッド５を
それぞれ先端に搭載した複数のアームを取り付けたアー
ムホルダ３と、アームホルダ３を回転駆動させる力を発
生するコイル４と、複数のベアリング４とアームホルダ
３との間に設けられ、ベアリング４の外側面と接触する
ベアリング４とほぼ同じ材質から成る第１のスリーブ６
と、複数のベアリング４とアームホルダ３との間に設け
られ、アームホルダ３の内側面と固着するアームホルダ
３とほぼ同じ材質から成る第２のスリーブ７とから構成
される。
て磁気ヘッド位置決め機構を構成する各部材に発生する
熱変形を防止するようにした磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッド位置決め機構を提供することにある。 【構成】シャフト１と、シャフト１に複数のベアリング
２を介して回転自在に保持され、複数の磁気ヘッド５を
それぞれ先端に搭載した複数のアームを取り付けたアー
ムホルダ３と、アームホルダ３を回転駆動させる力を発
生するコイル４と、複数のベアリング４とアームホルダ
３との間に設けられ、ベアリング４の外側面と接触する
ベアリング４とほぼ同じ材質から成る第１のスリーブ６
と、複数のベアリング４とアームホルダ３との間に設け
られ、アームホルダ３の内側面と固着するアームホルダ
３とほぼ同じ材質から成る第２のスリーブ７とから構成
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置等で使用
される磁気ディスク装置に関し、特に外部環境温度の変
化に応じて発生する熱変形を防止するようにした磁気デ
ィスク装置の磁気ヘッド位置決め機構に関する。
される磁気ディスク装置に関し、特に外部環境温度の変
化に応じて発生する熱変形を防止するようにした磁気デ
ィスク装置の磁気ヘッド位置決め機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２を参照すると、従来の磁気ディスク
装置の磁気ヘッド位置決め機構は、シャフト１１と、こ
のシャフト１１に複数のベアリング１２を介して回転自
在に保持され、複数の磁気ヘッド１５をそれぞれ先端に
搭載した複数のアームを取り付けたアームホルダ１３
と、アームホルダ１３をシャフト１１の周りに回転させ
る駆動力を発生するコイル１４と、複数のベアリング１
２の外側面とアームホルダ１３の内側面との間に設けら
れたスリーブ１６とから構成される。
装置の磁気ヘッド位置決め機構は、シャフト１１と、こ
のシャフト１１に複数のベアリング１２を介して回転自
在に保持され、複数の磁気ヘッド１５をそれぞれ先端に
搭載した複数のアームを取り付けたアームホルダ１３
と、アームホルダ１３をシャフト１１の周りに回転させ
る駆動力を発生するコイル１４と、複数のベアリング１
２の外側面とアームホルダ１３の内側面との間に設けら
れたスリーブ１６とから構成される。
【０００３】スリーブ１６の材質は、アームホルダ１３
あるいはベアリング１２の材質とほぼ同じである。
あるいはベアリング１２の材質とほぼ同じである。
【０００４】磁気ディスク媒体（図示せず）上に記録さ
れたデータの読み書きを行う磁気ヘッド１５およびアー
ムホルダ１３を回転させる駆動力を発生するコイル１４
は、アームホルダ１３に固定されている。
れたデータの読み書きを行う磁気ヘッド１５およびアー
ムホルダ１３を回転させる駆動力を発生するコイル１４
は、アームホルダ１３に固定されている。
【０００５】アームホルダ１３は、シャフト１１に対し
て複数のベアリング１２を介して回転自在に保持され、
コイル１４が通電されるとシャフト１１を中心軸として
揺動する。
て複数のベアリング１２を介して回転自在に保持され、
コイル１４が通電されるとシャフト１１を中心軸として
揺動する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構は以下
のような問題点を有している。
来の磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構は以下
のような問題点を有している。
【０００７】一般に、この磁気ヘッド位置決め機構を構
成するシャフト、ベアリング、アームホルダおよびスリ
ーブはそれぞれ物理的性質（ヤング率、線膨張係数等）
の異なる材料からできている。
成するシャフト、ベアリング、アームホルダおよびスリ
ーブはそれぞれ物理的性質（ヤング率、線膨張係数等）
の異なる材料からできている。
【０００８】例えば、アームホルダとスリーブとが同じ
材質からできている場合、外部環境温度が大きく変化す
るとシャフトおよびスリーブは、それぞれの線膨張係数
に基づいて軸方向へ伸縮する。このとき、シャフトおよ
びスリーブの軸方向への伸縮量が異なるため、予めベア
リングに加えられていた予圧が抜けてしまったり、ある
いはベアリング自体に余分な負荷がかかってしまうとい
う問題点があった。
材質からできている場合、外部環境温度が大きく変化す
るとシャフトおよびスリーブは、それぞれの線膨張係数
に基づいて軸方向へ伸縮する。このとき、シャフトおよ
びスリーブの軸方向への伸縮量が異なるため、予めベア
リングに加えられていた予圧が抜けてしまったり、ある
いはベアリング自体に余分な負荷がかかってしまうとい
う問題点があった。
【０００９】また、ベアリングとスリーブとが同じ材質
からできている場合、外部環境温度の上昇に伴ってスリ
ーブおよびアームホルダは、それぞれの線膨張係数に基
づいて熱変形する。このとき、スリーブおよびアームホ
ルダの線膨張係数の差によりアームホルダに応力が発生
し、この応力によりアームホルダに搭載された各磁気ヘ
ッドにオフトラックが発生してしまうという問題点があ
った。
からできている場合、外部環境温度の上昇に伴ってスリ
ーブおよびアームホルダは、それぞれの線膨張係数に基
づいて熱変形する。このとき、スリーブおよびアームホ
ルダの線膨張係数の差によりアームホルダに応力が発生
し、この応力によりアームホルダに搭載された各磁気ヘ
ッドにオフトラックが発生してしまうという問題点があ
った。
【００１０】本発明の主な目的は、上記問題点を解決
し、磁気ディスク装置の外部環境温度の変化に応じて磁
気ヘッド位置決め機構を構成するシャフト、ベアリン
グ、スリーブおよび複数の磁気ヘッドを搭載したアーム
ホルダに発生する熱変形を防止するようにした磁気ディ
スク装置の磁気ヘッド位置決め機構を提供することにあ
る。
し、磁気ディスク装置の外部環境温度の変化に応じて磁
気ヘッド位置決め機構を構成するシャフト、ベアリン
グ、スリーブおよび複数の磁気ヘッドを搭載したアーム
ホルダに発生する熱変形を防止するようにした磁気ディ
スク装置の磁気ヘッド位置決め機構を提供することにあ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置の磁気ヘッド位置決め機構は、回転軸に複数のベアリ
ングを介して回転自在に保持され、それぞれ先端にデー
タ読み出し／書き込みを行う複数の磁気ヘッドを搭載し
た複数のアームを取り付けたアームホルダと、前記複数
のベアリングと前記アームホルダとの間に挿入され、該
ベアリングの外側面と接触する部分に設けられた該ベア
リングとほぼ同じ材質から成る第１のスリーブと、前記
第１のスリーブの外側面と固着され、前記アームホルダ
の内側面と接触する部分に設けられた該アームホルダと
ほぼ同じ材質から成る第２のスリーブとを備えている。
置の磁気ヘッド位置決め機構は、回転軸に複数のベアリ
ングを介して回転自在に保持され、それぞれ先端にデー
タ読み出し／書き込みを行う複数の磁気ヘッドを搭載し
た複数のアームを取り付けたアームホルダと、前記複数
のベアリングと前記アームホルダとの間に挿入され、該
ベアリングの外側面と接触する部分に設けられた該ベア
リングとほぼ同じ材質から成る第１のスリーブと、前記
第１のスリーブの外側面と固着され、前記アームホルダ
の内側面と接触する部分に設けられた該アームホルダと
ほぼ同じ材質から成る第２のスリーブとを備えている。
【００１２】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００１３】図１を参照すると、本発明の一実施例は、
中心軸となるシャフト１と、シャフト１に複数のベアリ
ング２を介して回転自在に保持され、複数の磁気ヘッド
５をそれぞれ先端に搭載した複数のアームを取り付けた
アームホルダ３と、アームホルダ３をシャフト１の周り
に回転させる駆動力を発生するコイル４と、複数のベア
リング４とアームホルダ３との間に設けられ、ベアリン
グ４の外側面と接触する部分をベアリング４とほぼ同じ
材質から成る第１のスリーブ６と、複数のベアリング４
とアームホルダ３との間に設けられ、アームホルダ３の
内側面と接触する部分をアームホルダ３とほぼ同じ材質
から成る第２のスリーブ７とから構成される。
中心軸となるシャフト１と、シャフト１に複数のベアリ
ング２を介して回転自在に保持され、複数の磁気ヘッド
５をそれぞれ先端に搭載した複数のアームを取り付けた
アームホルダ３と、アームホルダ３をシャフト１の周り
に回転させる駆動力を発生するコイル４と、複数のベア
リング４とアームホルダ３との間に設けられ、ベアリン
グ４の外側面と接触する部分をベアリング４とほぼ同じ
材質から成る第１のスリーブ６と、複数のベアリング４
とアームホルダ３との間に設けられ、アームホルダ３の
内側面と接触する部分をアームホルダ３とほぼ同じ材質
から成る第２のスリーブ７とから構成される。
【００１４】今、シャフト１および複数のベアリング２
はステンレス系の材質からできていて、またアームホル
ダ３はアルミニウム系の材質からできていると考える。
はステンレス系の材質からできていて、またアームホル
ダ３はアルミニウム系の材質からできていると考える。
【００１５】このとき、ベアリング２とアームホルダ３
とは物理的特性（ヤング率、線膨張係数等）が異なるた
め、外部環境温度の上昇に伴ってこの物理的特性の差に
よりアームホルダ３に応力が発生し、このアームホルダ
３に搭載した複数の磁気ヘッドにオフトラックが発生す
る原因となる。
とは物理的特性（ヤング率、線膨張係数等）が異なるた
め、外部環境温度の上昇に伴ってこの物理的特性の差に
よりアームホルダ３に応力が発生し、このアームホルダ
３に搭載した複数の磁気ヘッドにオフトラックが発生す
る原因となる。
【００１６】そこで、本実施例では外部環境温度の上昇
に伴って発生する応力を緩和するため、ベアリング２と
アームホルダ３との間に第１のスリーブ６および第２の
スリーブ７で構成される緩衝部材を挿入し、さらに第２
のスリーブ７とアームホルダ３の内側面との接触面積を
図１に示すように小さくしている。
に伴って発生する応力を緩和するため、ベアリング２と
アームホルダ３との間に第１のスリーブ６および第２の
スリーブ７で構成される緩衝部材を挿入し、さらに第２
のスリーブ７とアームホルダ３の内側面との接触面積を
図１に示すように小さくしている。
【００１７】すなわち、２種類の異なる材質から成る第
１のスリーブ６および第２のスリーブ７を組み合わせた
ものを緩衝部材としてベアリング２の外側面とアームホ
ルダ３の内側面との間に挿入し、ベアリング２の外側面
と接触する部分をベアリング２と同じ材質（ステンレス
系）から成る第１のスリーブ６とし、この第１のスリー
ブ６と固着し、かつアームホルダ３の内側面と固着する
部分をアームホルダ３と同じ材質（アルミニウム系）か
ら成る第２のスリーブ７としている。
１のスリーブ６および第２のスリーブ７を組み合わせた
ものを緩衝部材としてベアリング２の外側面とアームホ
ルダ３の内側面との間に挿入し、ベアリング２の外側面
と接触する部分をベアリング２と同じ材質（ステンレス
系）から成る第１のスリーブ６とし、この第１のスリー
ブ６と固着し、かつアームホルダ３の内側面と固着する
部分をアームホルダ３と同じ材質（アルミニウム系）か
ら成る第２のスリーブ７としている。
【００１８】このようにすれば、シャフト１、ベアリン
グ２、第１のスリーブ６はほぼ同じ材質（ステンレス
系）から成るため、それぞれの線膨張係数に差がほとん
ど無くなり、外部環境温度の上昇に伴ってベアリング２
の予圧が抜けてしまったり、ベアリング自体に余分な負
荷が加わってしまうということをこの第１のスリーブ６
により防ぐことができる。
グ２、第１のスリーブ６はほぼ同じ材質（ステンレス
系）から成るため、それぞれの線膨張係数に差がほとん
ど無くなり、外部環境温度の上昇に伴ってベアリング２
の予圧が抜けてしまったり、ベアリング自体に余分な負
荷が加わってしまうということをこの第１のスリーブ６
により防ぐことができる。
【００１９】同様にして、アームホルダ３および第２の
スリーブ７は、ほぼ同じ材質（アルミニウム系）から成
るため、それぞれの線膨張係数に差がほとんど無くな
り、外部環境温度の上昇に伴って発生する応力によりア
ームホルダ３が変形するのを防ぎ、その結果アームホル
ダ３に搭載した複数の磁気ヘッド５のオフトラックを低
減できる。
スリーブ７は、ほぼ同じ材質（アルミニウム系）から成
るため、それぞれの線膨張係数に差がほとんど無くな
り、外部環境温度の上昇に伴って発生する応力によりア
ームホルダ３が変形するのを防ぎ、その結果アームホル
ダ３に搭載した複数の磁気ヘッド５のオフトラックを低
減できる。
【００２０】また、アルミニウム系の第２のスリーブ７
とステンレス系の第１のスリーブ６とが固着され、１つ
のスリーブのように形成されているが、外部環境温度の
上昇に伴って線膨張係数の差により第２のスリーブに応
力が発生することになる。
とステンレス系の第１のスリーブ６とが固着され、１つ
のスリーブのように形成されているが、外部環境温度の
上昇に伴って線膨張係数の差により第２のスリーブに応
力が発生することになる。
【００２１】そこで、本実施例では図１に示すようにア
ームホルダ３の内側面と固着させる第２のスリーブ７の
面積をできるだけ小さくすることにより、第２のスリー
ブ７に発生する応力がアームホルダ３に伝わるのを最小
限に防いでいる。
ームホルダ３の内側面と固着させる第２のスリーブ７の
面積をできるだけ小さくすることにより、第２のスリー
ブ７に発生する応力がアームホルダ３に伝わるのを最小
限に防いでいる。
【００２２】したがって、外部環境温度が大きく変化し
たとしても、アームホルダ３は変形しなくなるので、ア
ームホルダ３に搭載した複数の磁気ヘッド５に影響を与
えることがない。すなわち、磁気ヘッドでオフトラック
が発生するのを防ぐことが可能となる。
たとしても、アームホルダ３は変形しなくなるので、ア
ームホルダ３に搭載した複数の磁気ヘッド５に影響を与
えることがない。すなわち、磁気ヘッドでオフトラック
が発生するのを防ぐことが可能となる。
【００２３】なお、第１のスリーブ６および第２のスリ
ーブ７は、外部環境温度が上昇したとしても壊れないよ
うに、特殊な接着剤あるいは樹脂で固着されている。
ーブ７は、外部環境温度が上昇したとしても壊れないよ
うに、特殊な接着剤あるいは樹脂で固着されている。
【００２４】あるいは、第１のスリーブ６の外径寸法お
よび第２のスリーブ７の内径寸法を調節して第１のスリ
ーブ６と第２のスリーブ７とをそれぞれ圧入して組み合
わせることもできる。
よび第２のスリーブ７の内径寸法を調節して第１のスリ
ーブ６と第２のスリーブ７とをそれぞれ圧入して組み合
わせることもできる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置の磁気ヘッド位置決め機構は、スリーブとして
２つの材質の異なるスリーブを組み合わせたものを使用
し、ベアリングの外側面に接触する部分をベアリングと
同じ材質の第１のスリーブとし、アームホルダの内側面
と固着される部分をアームホルダと同じ材質の第２のス
リーブとしているため、外部環境温度が大きく変化して
もベアリングの予圧が抜けてしまったり、ベアリング自
体に余分な負荷が加わってしまうことがなく、またアー
ムホルダに応力が発生するのを防ぐことにより磁気ヘッ
ドのオフトラックを低減でき、磁気ディスク装置の信頼
性を著しく向上させることができる。
スク装置の磁気ヘッド位置決め機構は、スリーブとして
２つの材質の異なるスリーブを組み合わせたものを使用
し、ベアリングの外側面に接触する部分をベアリングと
同じ材質の第１のスリーブとし、アームホルダの内側面
と固着される部分をアームホルダと同じ材質の第２のス
リーブとしているため、外部環境温度が大きく変化して
もベアリングの予圧が抜けてしまったり、ベアリング自
体に余分な負荷が加わってしまうことがなく、またアー
ムホルダに応力が発生するのを防ぐことにより磁気ヘッ
ドのオフトラックを低減でき、磁気ディスク装置の信頼
性を著しく向上させることができる。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】従来の磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め
機構を示す断面図である。
機構を示す断面図である。
１ シャフト ２ ベアリング ３ アームホルダ ４ コイル ５ 磁気ヘッド ６ 第１のスリーブ ７ 第２のスリーブ １１ シャフト １２ ベアリング １３ アームホルダ １４ コイル １５ 磁気ヘッド １６ スリーブ
Claims (4)
- 【請求項１】 回転軸に複数のベアリングを介して回転
自在に保持され、それぞれ先端にデータ読み出し／書き
込みを行う複数の磁気ヘッドを搭載した複数のアームを
取り付けたアームホルダと、 前記複数のベアリングと前記アームホルダとの間に挿入
され、該ベアリングの外側面と接触する部分に設けられ
た該ベアリングとほぼ同じ材質から成る第１のスリーブ
と、 前記第１のスリーブの外側面と固着され、前記アームホ
ルダの内側面と接触する部分に設けられた該アームホル
ダとほぼ同じ材質から成る第２のスリーブとを備えたこ
とを特徴とする磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め
機構。 - 【請求項２】 前記第２のスリーブは、前記アームホル
ダの内側面と予め定めた小さな接触面積で固着すること
を特徴とする請求項１記載の磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッド位置決め機構。 - 【請求項３】 前記第１のスリーブは、ステンレス系の
材質から成ることを特徴とする請求項１記載の磁気ディ
スク装置の磁気ヘッド位置決め機構。 - 【請求項４】 前記第２のスリーブは、アルミニウム系
の材質から成ることを特徴とする請求項１および請求項
２記載の磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5218474A JP2972497B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構 |
| US08/300,134 US5473489A (en) | 1993-09-02 | 1994-09-02 | Magnetic head positioner for a magnetic disk apparatus minimizing thermal offtrack |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5218474A JP2972497B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773616A true JPH0773616A (ja) | 1995-03-17 |
| JP2972497B2 JP2972497B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=16720498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5218474A Expired - Fee Related JP2972497B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5473489A (ja) |
| JP (1) | JP2972497B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5805385A (en) * | 1993-05-28 | 1998-09-08 | Nec Corporation | Magnetic disk device |
| US5627701A (en) * | 1994-07-13 | 1997-05-06 | Misso; Nigel F. | Skinned foam core E-block |
| US6018441A (en) * | 1998-06-08 | 2000-01-25 | Read-Rite Corporation | Disk drive pivot bearing and actuator arm assembly |
| JP4050391B2 (ja) * | 1998-06-19 | 2008-02-20 | 富士通株式会社 | スピンドルモータおよび記録ディスク装置 |
| US6371654B1 (en) | 1999-06-24 | 2002-04-16 | Seagate Technology Llc | Actuator bearing cartridge for disc storage system |
| US6342992B1 (en) | 1999-08-13 | 2002-01-29 | International Business Machines Corporation | Hard disk drive actuator pivot with inboard pads and enhanced pivot sleeve thickness for improved servo stability |
| WO2002037479A1 (en) * | 2000-11-06 | 2002-05-10 | Seagate Technology Llc | Cartridge bearing with frictional sleeve |
| JP2002324373A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-11-08 | Minebea Co Ltd | スイングアームアッセンブリ |
| US6618226B2 (en) | 2001-07-10 | 2003-09-09 | International Business Machines Corporation | Locally deformable sleeve on disk drive pivot assembly |
| JP2005276291A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 回転円板形記憶装置及びピボット軸受アセンブリ |
| US20060081465A1 (en) * | 2004-10-19 | 2006-04-20 | Kobelco Research Institute, Inc. | Assembly for sputtering aluminum-neodymium alloys |
| JP5468379B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-04-09 | ミネベア株式会社 | 軸受装置および磁気ディスク用スイングアーム組立体 |
| US8579514B2 (en) * | 2010-04-26 | 2013-11-12 | Seagate Technology Llc | Press fitting a cartridge bearing |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63188872A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | Fujitsu Ltd | デイスク装置のヘツド位置決め機構 |
| JPH03272062A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク装置 |
| JPH04360077A (ja) * | 1991-06-07 | 1992-12-14 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク装置用ロータリアクチュエータ |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62103878A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Seiko Epson Corp | ボイスコイルモ−タ |
| US4717977A (en) * | 1986-09-25 | 1988-01-05 | Micropolis Corporation | High capacity Winchester disk drive |
| US5050026A (en) * | 1989-12-15 | 1991-09-17 | Magnetic Peripherals Inc. | Vertical flat coil for head actuator |
| US5301078A (en) * | 1990-06-15 | 1994-04-05 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk unit and manufacturing method of carriage structure thereof |
| US5161077A (en) * | 1990-11-09 | 1992-11-03 | Seagate Technology, Inc. | Actuator arm with a steel sleeve for thermal off track compensation |
| US5251085A (en) * | 1991-07-17 | 1993-10-05 | Maxtor Corporation | Pivotable arm assembly with reduced thermal distortion |
| US5260847A (en) * | 1991-10-18 | 1993-11-09 | Maxtor Corporation | Sleeveless rotatable beryllium/aluminum actuator arm for a magnetic disc drive |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5218474A patent/JP2972497B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-02 US US08/300,134 patent/US5473489A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63188872A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | Fujitsu Ltd | デイスク装置のヘツド位置決め機構 |
| JPH03272062A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Fujitsu Ltd | 磁気ディスク装置 |
| JPH04360077A (ja) * | 1991-06-07 | 1992-12-14 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク装置用ロータリアクチュエータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2972497B2 (ja) | 1999-11-08 |
| US5473489A (en) | 1995-12-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6961212B1 (en) | Shock isolation bearings and travel limit gaps in a spindle motor and disk drive using the same | |
| US5161077A (en) | Actuator arm with a steel sleeve for thermal off track compensation | |
| JPH0773616A (ja) | 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め機構 | |
| JPH0982052A (ja) | ディスク記録再生装置のヘッドアクチュエータ機構 | |
| US6226146B1 (en) | Multi-point interference disc spacer for a disc drive | |
| US6462902B1 (en) | Independent clamping spacers in a disc drive assembly | |
| US5436775A (en) | Magnetic disk device | |
| US6065877A (en) | Thermal compensation for fluid dynamic bearing using bimetal parts | |
| JP2002133743A (ja) | 情報記録ディスク装置用ディスククランプ、及び、情報記録ディスク装置 | |
| US6414817B1 (en) | High friction disc support member to increase disc drive mechanical shock resistance | |
| US6603634B1 (en) | Compressive spring sleeve for reducing disc slippage | |
| JP2601159B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| US5801902A (en) | Setting bearing preload utilizing thermal exspansion/contraction | |
| US6549372B1 (en) | Device for limiting head movement within a hard disk drive | |
| JP5431024B2 (ja) | ディスク・ドライブ | |
| US20050146809A1 (en) | Pivot integrated actuator assembly for a hard disk drive | |
| KR960001261B1 (ko) | 자기 디스크 장치 | |
| JPH03203869A (ja) | 磁気ディスク装置の磁気ヘッドキャリッジ | |
| JPS63257956A (ja) | デイスク用スピンドルモ−タ | |
| JP2671738B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH0548298Y2 (ja) | ||
| JPH079255Y2 (ja) | 磁気ディスク装置のキャリッジ組立て構造 | |
| JP2500452B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPS6148179A (ja) | 磁気ヘツドアクチユエ−タ | |
| JP3487052B2 (ja) | 磁気ヘッド支持機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960827 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |