JPH0772763B2 - 自動焦点調節方法 - Google Patents

自動焦点調節方法

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JPH0772763B2
JPH0772763B2 JP61231413A JP23141386A JPH0772763B2 JP H0772763 B2 JPH0772763 B2 JP H0772763B2 JP 61231413 A JP61231413 A JP 61231413A JP 23141386 A JP23141386 A JP 23141386A JP H0772763 B2 JPH0772763 B2 JP H0772763B2
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ムービーカメラ等に用いられ、赤外発光ダイ
オード等の光源を有する所謂アクティブタイプの自動焦
点調節方法に関するものである。
[従来の技術] 従来における一般的な焦点調節方法を第4図〜第7図を
用いて説明する。第4図に示すように、赤外発光ダイオ
ード等の光源1から出射された光スポットは、投光レン
ズ2を通って被写体Oに投光される。被写体O上に投射
された光スポットは、受光レンズ3によってSPD等から
成る受光素子4上に結像される。受光素子4は素子4a、
4bから構成されており、第5図に示すようにスポットS
は例えば素子4b上に結像する。
信号処理回路5は2つの素子4a及び4bからの信号A及び
Bによって合焦状態を表す例えば信号(A−B)/(A
+B)を作り、この信号が零となるようにモータ6を駆
動する。この信号は素子4a、4bの出力の和(A+B)に
より出力差(A−B)を除算することによって、光量の
影響を除去するようにしている。モータ6は受光素子
4、撮影レンズ7を連動して第4図の矢印方向に移動さ
せる。
第5図は上述の動作を受光素子4上のスポットSと受光
素子4の関係を捉えたものであり、停止しているスポッ
トSに対して受光素子4が矢印方向に移動しモータ6を
等速度で駆動すれば、受光素子4のスポットSに対する
移動も等速度となる。そして、信号(A−B)/(A+
B)が零となる合焦状態に至るとモータ6は停止する。
その際に、被写体Oの像は撮影レンズ7を通してフィル
ム又はCCD等の撮像手段8上で合焦状態となっている。
第6図は信号(A−B)/(A+B)の時間に対する変
化を示し、時刻t=0のとき信号(A−B)/(A+
B)=0で合焦状態にある。また、第5図に示すように
スポットSが素子4b内にある状態では、信号(A−B)
/(A+B)=−1で非合焦状態にあり、逆にスポット
Sが素子4a内にあれば信号(A−B)/(A+B)=+
1で同様に非合焦状態である。第6図において、矢印の
範囲の合焦近傍ではこの特性はほぼ直線と見做せるの
で、(A−B)/(A+B)=yとおくと、kを係数と
して式y=k・tで表すことができる。
第7図は第5図の状態から合焦してモータ6が停止する
ときの信号yの変化とモータ6のオン・オフ状態を示し
ている。実際の信号yには、第7図(a)で示すように
ノイズが含まれており、このノイズにより合焦点でモー
タ6がハンチングすることを防止するため、合焦範囲で
は図示のようにノイズよりも幅の広い不感帯DB(Dead B
and)を設けている。従って、従来装置ではモータ6は
真の合焦位置で停止せず、若干非合焦な位置で停止する
ことが多い。また、ノイズにより信号yの値が不感帯DB
を出入りする度に、第7図(b)に示すようにモータ6
がオン・オフを繰り返すため、撮影レンズ7が寸動して
撮影画面が見苦しくなり、更にノイズが甚しく大きい場
合はモータ6がハンチングを起し、停止しないという問
題を有している。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の従来例の欠点を除去し、合焦点
までの予測時間を算出することにより、例えばその間の
測距動作を中止して、撮影レンズの動作においても寸動
やハンチングが生ずることのなく、しかも省電力化を図
ったり、合焦点近傍でモータの速度を変化させたりする
ことのできる自動焦点調節方法を提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、撮影レン
ズの動作に応じて変化する離散的な時系列信号から得ら
れる測距信号によって合焦・非合焦を判断し、前記撮影
レンズを非合焦状態から合焦状態へ向けて連続的に移動
する焦点調節方法において、信号の変化関数の定数を求
め、該定数に基づいて前記撮影レンズの合焦位置までの
時間を予測し、該予測時間に基づいて前記撮影レンズの
駆動制御を行うことを特徴とする自動焦点調節方法であ
る。
[発明の実施例] 本発明を第1図〜第2図及び第4図に図示の実施例に基
づいて詳細に説明する。なお、第4図の構成及びその基
本的な動作についての説明は前述の通りであるので省略
する。
第1図は信号処理回路5内で行われる積分処理であり、
受光素子4の各素子4a、4bの出力A、Bを積分し、例え
ば(A+B)/2が一定レベルLに達した時間τで積分を
打ち切る。このとき、信号AとBの差A−Bを作り、こ
れを信号処理回路Sに内蔵するA/D変換器でデジタル量
に変換し、y=(A−B)/(A+B)つまり(A−
B)/(2L)という演算を行うことにより、信号yを求
める。
第2図は信号処理回路5における信号処理の説明図であ
り、横軸に時間t、縦軸にy=(A−B)/(A+B)
の大きさをとっている。信号yの値は積分時間τ毎に検
出され、離散的時系列データy(i−n)、y(i−n
+1)、…、y(i−2)、y(i−1)、y(i)、
y(i+1)が順次に得られる。アクティブオートフォ
ーカス方式では、非合焦時にモータ6は駆動し続け、合
焦点つまりy=0の点に向かうため、この時系列データ
は本来、単調に減少する筈であるが、実際には第2図に
示すようにノイズがない理想状態での関係式y=k・t
の上下にノイズのためにばらつくことになる。そこで、
時系列データの中のノイズ成分を減らして全体的な傾向
を求めるために、Y(i)={y(i−1)+y(i)
+y(i+1)}/3という演算により信号を平滑化し移
動平均を求める。得られた平均値Y(i)の合焦状態を
表す信号として取り扱い、平均値Y(i)が零となった
時を合焦状態とすることにより、S/N比が向上し不感帯D
Bを小さくすることができる。
次に、第2図における式y=k・tの係数kを求める方
法について説明する。先ず、Eを定数とする|Y(i−
1)−{Y(i−2)+Y(i)}/2|<Eの関係を満
たせば、信号Y(1−2)、Y(i−1)、y(i)の
時系列データは直線であると判断できる。続いて、k
(i)={Y(i)−Y(i−1)}/τの式によりt
=iの時点での傾きk(i)を求めることができ、更に
T(i)=Y(i)/k(i)=Y(i)・t/{Y(i)
−Y(i−1)}の式により第2図に示すようなt=i
の時点での合焦に至るまでの時間t(i)を求めること
ができる。この時間t(i)はデフォーカス量に比例す
るために、時間t(i)の大きさから合焦・非合焦の区
別を付けたり、合焦点近傍でのモータ6の減速を行うこ
とができる。
第3図は本発明による信号処理のフローチャート図であ
り、先ずステップ101により平均値Y(i)を先に示し
た式Y(i)={y(i−1)+y(i)+y(i+
1)}/3により求める。先の式では、信号y(i−
1)、y(i)、y(i+1)の3項の移動平均を求め
たが、その前後に更にデータをとり、5項、7項、…の
移動平均を用いてもよい。次に、ステップ102により信
号Y(i)の時系列データの直線性判断を先に示した式
|Y(i−1)−{Y(i−2)+Y(i)}/2|<Eを
用いて行う。直線でない場合には、再び平均値Y(i)
算出のステップ101に戻り、以下このループを廻る。直
線の場合には合焦調節動作に入ったと判断でき、ステッ
プ103において係数k(i)を先に示した式k(i)=
{Y(i)−Y(i−1)}/τを用いて算出する。次
いで、ステップ104で係数k(i)と先に示した式t
(i)=Y(i)/kを用いて予測時間t(i)を算出す
る。このようにして得られた出力を用いて、合焦点に達
するまでの間の測距動作を中止したり、モータ6の減速
を伴う合焦制御を行うことができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る自動焦点調節方法によ
れば、離散的に得られる時系列データを使用して各種の
平滑化を行い、更に合焦に至るまでの時間を予測できる
ので、安定な操作が実施でき例えば省電力化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自動焦点調節方法の実施例を示すも
のであり、第1図は積分処理の説明図、第2図は信号処
理の説明図、第3図はフローチャート図、第4図は焦点
調節装置の構成図、第5図は受光素子と光スポットの関
係図、第6図は時間と合焦状態を表す信号の関係図、第
7図(a)は合焦してモータが停止するときの合焦状態
の説明図、(b)はモータのオン・オフ状態の説明図で
ある。 符号1は光源、2は投光レンズ、3は受光レンズ、4は
受光素子、5は信号処理回路、6はモータ、7は撮影レ
ンズ、8は撮像手段である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズの動作に応じて変化する離散的
    な時系列信号から得られる測距信号によって合焦・非合
    焦を判断し、前記撮影レンズを非合焦状態から合焦状態
    へ向けて連続的に移動する焦点調節方法において、信号
    の変化関数の定数を求め、該定数に基づいて前記撮影レ
    ンズの合焦位置までに時間を予測し、該予測時間に基づ
    いて前記撮影レンズの駆動制御を行うことを特徴とする
    自動焦点調節方法。
  2. 【請求項2】前記予測時間の間においては、合焦・非合
    焦の判断を中止するようにした特許請求の範囲第1項に
    記載の自動焦点調節方法。
  3. 【請求項3】前記予測時間の間においては、前記撮影レ
    ンズの駆動速度を減速させるようにした特許請求の範囲
    第1項に記載の自動焦点調節方法。
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