JPH0772746A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0772746A
JPH0772746A JP5242074A JP24207493A JPH0772746A JP H0772746 A JPH0772746 A JP H0772746A JP 5242074 A JP5242074 A JP 5242074A JP 24207493 A JP24207493 A JP 24207493A JP H0772746 A JPH0772746 A JP H0772746A
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charging
color
image forming
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JP5242074A
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English (en)
Inventor
Masahiro Inoue
雅博 井上
Nobuhiko Takekoshi
信彦 竹腰
Takashi Hasegawa
隆史 長谷川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写シートのような記録材担持部材の転写時
のチャージアップを防止し、且つ担持部材の表面電位に
よる転写効率への影響を最小限として、1色目から最終
色目までの転写を良好に行なわせ、安定して高品質の画
像を得ることである。 【構成】 転写に先立ち転写シート81上に記録材を吸
着する吸着帯電ブラシ10aによる吸着帯電で、転写シ
ート81を転写とは逆極性に帯電することにより、3色
目乃至4色目の転写時のシート81のチャージアップを
なくし、又その際に、電位計20でシート81の表面電
位を測定し、電位がプラス側、マイナス側ともほぼ同じ
値となるようなブラシ10aへの直流バイアスをCPU
40で決定することにより、吸着帯電後のシート81の
表面電位による転写効率への影響を最小限として、1色
目の転写の不安定をなくした。 【効果】 1色目から最終色目までの転写を良好に行な
わせ、安定して高品質の画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電子写真方式或
いは静電記録方式の画像形成装置に関し、特に転写シー
ト或いは転写ベルトの如き記録材担持部材上に記録材を
担持し、この記録材に電界を付与することにより、像担
持体上に形成された各色のトナー像を記録材上に順々に
重ね合わせて転写してカラー画像を得る、多色電子写真
複写機やカラープリンタのようなカラー画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】像担持体上に形成された各色のトナー像
を記録材担持部材上に担持した記録材に電界を付与する
ことにより、重ね合わせて転写してカラー画像を得る画
像形成装置が知られている。
【0003】図15に、フルカラー画像を形成するため
の従来の画像形成装置の一例を示す。本例の画像形成装
置はデジタルフルカラー複写機を示している。本画像形
成装置において、像担持体である感光ドラム1が矢印方
向に回転し、一次帯電器2によって均等に帯電される。
次いで図示しない原稿の画像信号により変調されたレー
ザ光Eにより画像露光が行なわれ、感光ドラム1上に静
電潜像が形成される。この潜像は、回転現像装置3を回
転することによって感光ドラム1と対向した現像位置に
予め位置された所定の現像器によって現像され、感光ド
ラム1上に1色目のトナー像が形成される。このトナー
像は、転写ドラム8上に担持された記録材6上に転写さ
れる。転写ドラム8の外周には、記録材担持部材として
高抵抗の誘電体シートからなる転写シート81が巻装さ
れており、記録材6は、図示しない記録材カセットから
転写ドラム8に供給されて、この転写シート81上に担
持される。このような画像形成プロセスを複数回繰り返
して、記録材上に複数色のトナー像を重ね合わせて転写
したカラー画像が得られる。
【0004】本例のカラー画像形成装置における転写ド
ラム回りの吸着帯電手段等の動作について説明する。
【0005】上記の画像形成動作に先立ち、先ず、コロ
ナ帯電器からなる外側、内側の除電帯電器14及び15
が、それぞれ高圧電源HV5及びHV6によりACの高
電圧を印加されて動作し、転写ドラム8の転写シート8
1をほぼ0Vに除電する。
【0006】次いで記録材6の転写ドラム8への給紙が
開始されると、コロナ帯電器からなる吸着帯電器10a
が高圧電源HV1からの高電圧の印加により動作し、転
写シート81の吸着帯電を行なう。本例では、電源HV
1は転写帯電器44の帯電極性と同極性とされる。吸着
帯電器10aの動作と同時に、転写シート81を挟んで
対向した導電ローラ10bが記録材6の表面に接触し、
これにより記録材6が転写シート81上に静電的に吸
着、担持される。この場合、吸着帯電器10aに印加す
る電圧を、転写とは逆極性にする方式もある。
【0007】転写シート81上に吸着、担持された記録
材6は、転写ドラム8の回転に伴い感光ドラム1と対向
した転写位置に搬送され、その時点で転写帯電器44が
高圧電源HV2によりコロナ放電による転写帯電を開始
し、感光ドラム1上に形成された1色目のトナー像が記
録材6上に転写される。以下、転写ドラム8の回転によ
り転写位置に繰り返し搬送される記録材6上に、同様に
して、感光ドラム1上に形成された2色目〜4色目のト
ナー像が順次重ね合わせて転写される。記録材6上への
4色のトナー像の転写が終了すると、外側、内側の除電
帯電器14、15が動作して転写シート81を除電した
後、分離爪18により記録材6が転写ドラム8から分離
される。
【0008】以上が、転写ドラム8を用いた場合の記録
材6の吸着から転写、分離までの帯電、除電の従来の技
術である。他の技術として、回動する無端の転写ベルト
上に感光ドラムを中心にした画像形成手段を転写ベルト
の移動方向に4基設置した、4ドラム方式のフルカラー
複写機を対象にしたものがある。
【0009】本出願人が特開昭63−118780号で
提案したフルカラー複写機は、図17に示すように、感
光ドラム1a、1b、1c及び1dをそれぞれ有する画
像形成部Pa、Pb、Pc及びPdを備えており、その
画像形成部Pa〜Pdの下側には、ローラ11a、11
b及び12に巻回した転写ベルト83が設置されてい
る。感光ドラム1a、1b、1c、1dの周囲には、現
像器3a、3b、3c、3d、クリーナ5a、5b、5
c、5dが設置され、更に転写ベルト83を挟んで転写
帯電器44a、44b、44c、44dが設置されてい
る。
【0010】この画像形成装置では、図18に示すよう
に、転写ベルト83の移動方向上流側の記録材吸着位置
に、転写ベルト83を挟んでコロナ帯電器22、23を
設け、一方の帯電器22に交流バイアス電源HV7を接
続して動作させ、他方の帯電器23に交流バイアス電源
HV8とこれに直列の直流バイアス電源HV9を接続し
て動作させて、転写ベルト83の除電とその上の記録材
6の吸着を同時に行なっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
15の従来の画像形成装置では、転写シート81が高抵
抗であるのと、多重転写を行なう場合、吸着帯電器10
aにより1回、転写帯電器4により4回の計5回の同極
性のバイアスを印加することになるので、転写シート8
1がチャージアップしてしまい、特に4色目の転写を良
好に行なえなくなるといった問題が生じていた。転写シ
ートの抵抗を低くすると、チャージアップによる転写不
良は防止できるが、転写の際にトナー像が飛び散ったり
して、得られる画像の品質が劣化するという問題があ
る。
【0012】又吸着帯電器10aに対し、転写帯電と逆
極性のバイアスを印加するようにした方法では、転写シ
ート81のチャージアップの問題を解消できるが、次の
ように、1色目の転写が不安定になる問題が生じる。図
16を参照して説明する。
【0013】一般に、コロナ帯電器100の放電ワイヤ
ー102に高圧電源HVにより高電圧を印加したとき、
放電ワイヤー102から放電する総電流i1 (電源HV
から放電ワイヤー102に流れる電流)は、放電ワイヤ
ー102からシールド板104に流れ込む電流i2 と、
被帯電体106に注入される電流i3 とに分配される。
即ち、 i1 =i2 +i3 である。又、 ρ=i3 /i1 として、帯電効率ρを定義する。このρの値は環境や被
帯電体106の表面電位VS に大きく左右される。例え
ば高圧電源HVがプラス電圧を出力し、コロナ帯電器1
00がプラスの放電をして被帯電体106を帯電させる
場合、表面電位V S が帯電前プラスであったときの帯電
効率ρをρ+ 、表面電位VS が帯電前マイナスであった
ときのρをρ- とすると、 ρ+ <ρ- という関係になる。つまり、被帯電体106がこれらか
ら帯電しようとするときの極性と逆極性に帯電していた
方が、帯電効率は大きくなる。
【0014】これを転写シート81にあてはめれば、吸
着帯電で転写シート81を転写とは逆極性に帯電した次
に1色目の転写帯電を行なうとき、その転写帯電の帯電
効率は大きく、転写シートへの注入電荷量が多いので、
環境変動があった場合に大きな影響を受け、1色目の転
写が不安定になる。
【0015】又図17に示す転写ベルト83を用いたフ
ルカラー複写機の例では、除電と吸着帯電を同時に行な
う構成を採ることによりコストを低減できるが、重畳す
るDCバイアスの極性にもよるが、チャージアップの問
題及び1色目の転写の不安定という問題は解決されては
いない。
【0016】本発明の目的は、転写時の記録材担持部材
のチャージアップを防止し、つまり、3〜4色目の転写
時のチャージアップをなくし、3〜4色目の転写不可を
なくす共に、担持部材の表面電位による転写効率への影
響を最小限として、1色目の転写不安定をなくし、1色
目から最終色目までの転写を安定して良好に行なわせ、
常に高品質の画像を得ることを可能とした、構成が簡単
で低コストの画像形成装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、像
担持体と、記録材を担持して回転することにより前記像
担持体と対向した転写部へ記録材を搬送する記録材担持
部材と、前記記録材担持部材の記録材を担持する面とは
反対側の面を転写とは逆極性に帯電することにより、前
記記録材を記録材担持部材上に吸着して担持させる吸着
帯電手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を、
前記転写部に搬送された記録材上に帯電により転写する
転写帯電手段とを備えた画像形成装置において、前記記
録材担持部材の近傍にその表面の電位を検出する検出手
段を設置して、前記検出された記録材担持部材表面の電
位に基づき、前記吸着帯電手段の出力値を決定すること
を特徴とする画像形成装置である。
【0018】好ましくは、前記吸着帯電手段の出力値の
決定は、画像形成時の画像形成動作を除いた予備動作期
に行なわれる。又前記転写帯電手段は、導電性接触子又
は帰還制御型のコロナ帯電器からなる。
【0019】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。本実施例は、デジタルフルカラー電子写真複写
機に適用したものである。
【0020】図1を参照してこの複写機の動作概要を説
明すると、像担持体である感光ドラム1は、図示矢印方
向に回転し、一次帯電器2によって均等に帯電される。
次いで原稿(図示せず)の画像信号により変調された露
光装置17からのレーザ光Eにより画像露光が行なわ
れ、感光ドラム1上に静電潜像が形成される。この潜像
は、回転現像装置3を回転することによって感光ドラム
1と対向した現像位置に予め位置された所定の現像器、
本例ではマゼンタ現像器3aによって現像され、感光ド
ラム1上に1色目のマゼンタトナー像が形成される。回
転現像装置3には、マゼンタ現像器3a、シアン現像器
3b、イエロー現像器3c及びブラック現像器3dが搭
載されている。
【0021】一方、記録材カセット60から給紙ローラ
13a、給紙ガイド13b、13cを経由して記録材6
が転写ドラム8に送給され、転写ドラム8に沿う方向に
押出される。このとき導電ローラからなる吸着ローラ1
0bが駆動源(図示せず)により転写ドラム8に押付け
られ、これと同時に吸着帯電ブラシ10aに転写とは逆
極性のバイアス、本例ではマイナスのバイアスが印加さ
れ、ブラシ10aが動作して吸着帯電が行なわれる。こ
れにより記録材6が、転写ドラム8の転写シート81上
に静電的に吸着、担持される。
【0022】転写ドラム8は、感光ドラム1と同期して
図示矢印方向に回転しており、マゼンタ現像器3aでの
現像で得られたマゼンタトナー像は、感光ドラム1と対
向した転写位置において、転写帯電ブラシ4によって転
写ドラム8上の記録材6上に転写される。転写ドラム8
はそのまま回転を続け、感光ドラム1上に形成される次
の色のトナー像、本例ではシアントナー像の転写に備え
る。
【0023】マゼンタトナー像の転写が終了した感光ド
ラム1は、クリーナ5によってクリーニングされた後、
再び帯電器2によって帯電され、次のシアン画像信号に
より前記したのと同様に露光を受ける。この間に現像装
置3が回転して、現像位置に定置されたシアン現像器3
bが、現像位置に至った感光ドラム1上の潜像を現像し
てシアントナー像を形成する。得られたシアントナー像
は、転写位置において転写ドラム8上の記録材6上に、
マゼンタトナー像上から重ね合わせて転写される。
【0024】続いて、同様な工程をイエロー及びブラッ
クに対しても行ない、記録材6上にマゼンタ、シアン、
イエロー及びブラックの4色のトナー像を重ね合わせた
カラー画像が得られる。4色のトナー像の転写が終了し
た記録材6は、分離爪18によって転写ドラム8から分
離された後、転写ベルトで定着器7に送られ、そこで定
着してトナー像の混色及び記録材上への固定が行なわ
れ、フルカラーのプリント画像とされた後、複写機の機
外に排出される。
【0025】次に、本発明の特徴部分について詳細に説
明する。図2は、図1の転写ドラム回りの吸着帯電手段
等を示した模式図である。
【0026】図2において、休止していた画像形成装置
本体に電源が投入されると、一定時間後、自動的に感光
ドラム1及び転写ドラム8が図1に示した矢印方向に回
転を始める。次いで記録材6が転写ドラム8に沿うよう
に送給されると、吸着帯電ブラシ10aに高圧電源HV
1からDCバイアスが印加される。高圧電源HV1は定
電圧トランスからなっており、出力値は−3kVとなる
ように制御されている。
【0027】本発明によれば、吸着帯電ブラシ10aの
転写ドラム8の回転方向下流側位置の内側に表面電位計
20が、転写シート81を挟んで外側に接地された対向
電極21が設けられている。上記のDCバイアスの印加
後、表面電位計20により転写シート81裏面の表面電
位を電極21を対極として検出し、CPU85で表面電
位値を演算し、得られた表面電位値をVL0としてメモリ
87に格納する。
【0028】吸着帯電ブラシ10aにより帯電された転
写シート81上の電荷の様子を、図3(a)に電荷モデ
ルとして示す。転写シート81上の表面はプラスに帯電
され、裏面はマイナスに帯電される。
【0029】記録材6を担持して搬送する記録材担持部
材、即ち転写ドラム8の周囲に巻装されている転写シー
ト81は、体積抵抗率が約1014Ωcm以上とされる誘
電体シートであり、本実施例では、ポリカーボネート
(PC)にカーボンを分散させた、厚さが約150μ
m、体積抵抗率が約3×1016Ωcmのフィルムを用い
た。感光ドラム1は従来と同様、マイナス帯電性の有機
感光体(OPC)で、カラー画像形成のプロセススピー
ドは160mm/秒とした。又現像剤はマイナス帯電性
トナーとフェライトなどを含有するキャリアの混合物か
らなる二成分現像剤を使用し、反転現像方式により現像
を行なった。
【0030】次いで転写シート81上に担持された記録
材6上に、予め用意した画像データを基に露光、現像及
び転写を経てテストパターンを形成する。その後、転写
部において記録材6上に順次、マゼンタ、シアン、イエ
ロー、ブラックの各色のトナー像の転写が行なわれる。
転写時には、転写帯電器ブラシ4に高圧電源HV2から
DCバイアスが印加される。高圧電源HV2は定電流ト
ランスからなっている。本実施例では、その出力値は約
15μAに設定されている。
【0031】先ず、記録材6上に1色目のマゼンタトナ
ー像が転写される。その転写後の転写シート81及び記
録材6上の電荷の様子を、電荷モデルとして図3(b)
に示す。記録材6の表面にはマゼンタトナー(M)(マ
イナス帯電)が転写されており、又記録材6は転写部通
過直後に大気中からマイナス電荷の注入を受けるので、
記録材6の表面と転写シート81の裏面は、各々互に逆
極性の電荷をほぼ同量保持した安定状態となる。
【0032】次に、記録材6上に2色目のシアントナー
像が転写される。同様に、転写時に、転写帯電器ブラシ
4に高圧電源HV2から約15μAのDCバイアスが印
加される。2色目の転写後の電荷モデルを図3(c)に
示す。図3(c)においてシアントナーを符号Cで示
す。
【0033】以下、同様に、3色目のイエロートナー
像、4色目のブラックトナー像が順次転写される。この
ときの電荷モデルを図3(d)、(e)に示す。イエロ
ートナー及びブラックトナーを、図3(d)及び(e)
にそれぞれ符号Y、Kで示す。
【0034】本発明では、4色のトナー像の転写が終了
した後、ここで、記録材6を上述の分離爪18により転
写ドラム8から分離することを行なわず、その前に、転
写ドラム8に担持したまま更に1回転させ、前記の表面
電位計20により再び転写シート81の表面電位(裏
面)を検出させる。その後、分離爪18により記録材6
を転写ドラム8から分離する。検出された表面電位はC
PU40で演算処理して、表面電位値VL4としてメモリ
42内に格納する。
【0035】引き続いて、今度は、吸着帯電ブラシ10
aへの高圧電源HV1からの出力値を−5kVに変更し
て、上記と同様な一連の画像形成動作を行ない、同様
に、そのときの吸着帯電後及び4色のトナー像の転写後
の転写シート81の表面電位を検出し演算処理して、そ
れぞれ表面電位値VH0及びVH4としてメモリ42に格納
した。
【0036】図4は、以上のようにして求められた4つ
の表面電位値を、吸着帯電ブラシ10aに印加した電圧
(高圧電源HV1の出力電圧)に対してプロットしたグ
ラフである。図4を見ると明らかなように、吸着帯電ブ
ラシ10aへの印加電圧の値を変えると、それに伴って
転写シート81の吸着帯電後の表面電位VL0、VH0、4
色目の転写後の表面電位VL4、VH4も変化することが分
る。
【0037】ところで、転写シート81は帯電によって
徐々に劣化する。この劣化の度合は帯電電位の絶対値が
大きいほど、激しくなることが知られている。そこで、
転写シート81の帯電による劣化等を考慮すると、転写
シートの表面電位の値は、プラス側、マイナス側のいず
れでもよいが、絶対値の大きい方の値をできるだけ小さ
くすることが好ましい。本実施例の如く、転写前の吸着
帯電で転写シートの表面電位を一旦、マイナス側にした
後、多重転写工程で徐々にプラス側にしていく場合、吸
着帯電直後の表面電位と4回目の転写帯電後の表面電位
の平均が0になることが、上に述べた転写シートにとっ
て好ましい条件を満たすときになる。
【0038】そこで、本実施例においては、上記の好ま
しい条件を実現するのに最適な、吸着帯電ブラシ10a
への印加直流バイアス値を演算によって求め、実際の画
像形成時にその最適値の直流バイアスを印加して、吸着
帯電ブラシ10aに吸着帯電させ、記録材6を転写シー
ト81上に吸着させるようにした。
【0039】先ず、吸着帯電後の転写シート81の表面
電位VL0、VH0も、4色目の転写帯電後の転写シート8
1の表面電位VL4、VH4も、吸着帯電ブラシへの印加直
流電圧値に対し一次関数的に変化するので、両者共、そ
の平均値を取る。
【0040】 VL =(VL0+VL4)/2 ・・・(1) VH =(VH0+VH4)/2 ・・・(2) とすると、VL 、VH も、吸着帯電ブラシ10aに印加
する直流バイアス値に対し一次関数的に変化する。従っ
て転写シートの表面電位の平均値Vm と、直流バイアス
値Bとの間には、 Vm =aB+b (a、bは定数) ・・・(3) の関係が成り立つ。
【0041】最終的には、Vm =0となるようなB0
見つけることになるのであるが、今、異なる2つのバイ
アス値BL 、BH に対する表面電位の平均値BLm、BHm
が分っているとすると、 VLm=aBL +b ・・・(4) VHm=aBH +b ・・・(5) 4いう2元連立一次方程式が与えられ、これらを解くと
a、bの値が次のように求まる。
【0042】 a=(VLm−VHm)/(BL −BH ) ・・・(6) b=(BLHm−BHLm)/(BL −BH ) ・・・(7) ところで、Vm =0となるB0 は次のように表せる。
【0043】 B0 =−b/a ・・・(8) そこで、(8)式に(6)式、(7)式で求まっている
a、bを代入すると、 B0 =(BHLm−BLHm)/(BL −BH )・・・(9) となる。
【0044】本実施例では、吸着帯電ブラシ10aに印
加した直流バイアスは、それぞれ BL =−3kV、 BH =−5kV ・・・(10) で、又表面電位の平均値は、 VL =(VL0+VL4)/2=+2kV ・・・(11) VH =(VH0+VH4)/2=−2kV ・・・(12) であるから、これら(10)、(11)、(12)式を
(9)式に代入すると、 B0 =−4kV というように、B0 が求まる。
【0045】本実施例において、装置本体内で上述した
ような方法により直流バイアス値を予め演算処理し、そ
の求められた直流バイアス値を用いて吸着帯電を行な
い、続いてトナー像の転写を行なって、画像形成を行な
った。
【0046】図5にフルカラーの画像形成を行なったと
きの転写シート81の裏面の表面電位を示す。図5の縦
軸は転写シートの表面電位(裏面)を、横軸は時間を示
す。転写シート81の表面電位は、吸着帯電の直後で約
−4kVであったのが、転写を行なうにつれて順次上昇
し、4色目の転写が終了した時点で電位は+4kVとな
っている。
【0047】この結果からも分るように、本実施例で
は、転写工程に先立つ吸着帯電工程で、転写時とは逆極
性の帯電を行なったので、高抵抗の転写シート81を用
いても、3色目乃至4色目の転写時にチャージアップを
生じることがなく、転写シート81を安定して画像形成
に使用することができる。更にその際に、転写シート8
1の表面電位をプラス側、マイナス側ともほぼ同じ値と
なるように制御したので、転写シート81の表面電位に
よる転写効率への影響を最小限できる。従って1色目か
ら最終色目までの転写を安定して行なって、高品質の画
像を得ることができる。又転写シート81に不必要に大
きい帯電を与えて転写シートの寿命を短くするというこ
とがなくなり、転写シートの長寿命化を図ることも可能
となった。
【0048】本実施例においては、図2に示したよう
に、転写シート81の内側の高圧電源HV1に接続した
帯電ブラシ10aと、外側の接地された吸着ローラ(導
電ローラ)10bとから、記録材吸着帯電手段を構成し
た(本実施例の記録材吸着帯電手段を図6に拡大して再
度示す)。
【0049】しかしながら、本発明では、記録材吸着帯
電手段はこれに限られず、図7に示すように、転写シー
ト81の内側の接地された帯電ブラシ10aと、外側の
同様な高圧電源HV1′に接続した帯電ブラシ10a′
とから、或いは図8に示すように、転写シート81の内
側の高圧電源HV1に接続した帯電ブラシ10aと、外
側の高圧電源HV1′に接続した帯電ブラシ10a′と
から、図9に示すように、転写シート81の内側の高圧
電源HV1に接続した帯電ブラシ10aと、外側の同様
な高圧電源HV1″に接続した導電ローラ10bとか
ら、更には図10に示すように、転写シート81の内側
の高圧電源HV1に接続した帯電ブラシ10aと、外側
の接地した帯電ブラシ10a′とから、記録材吸着手段
を構成してもよい。
【0050】又吸着帯電ブラシ10aに印加する直流バ
イアス値を決定する演算を、装置本体に電源が投入され
た直後としたが、電源投入直後の他に一定時間毎或いは
一定枚数毎に、直流バイアス値を演算し直せば、更に好
ましい結果が得られる。
【0051】本実施例では、以上のように、転写に先立
って、転写シート81を感光ドラム1の一次帯電と同極
性に帯電したので、転写シート81のチャージアップを
防止し、感光ドラムの逆極性帯電の影響を低減して多重
転写することができ、帯電ムラのない均一な画像を得る
ことが可能となった。又転写に帯電ブラシ10aのよう
な接触子を用いているので、従来のコロナ転写では困難
であった安定した転写を行なうことも可能になった。
【0052】実施例2 実施例1では、記録材へのトナー像の転写に、転写シー
ト81に接触する導電性ブラシからなる帯電ブラシ4を
用いたが、本実施例では、トナー像の転写帯電手段とし
て、転写シート81方向に向かう電流量を制御できる帰
還型コロナ帯電器を用いたことが特徴である。図11
に、本実施例での転写ドラム8回りの吸着帯電手段等の
模式図を示す。
【0053】上記の帰還型コロナ帯電器50には、DC
バイアスを印加する高圧電源HV2が接続され、HV2
は転写タイミングに同期して出力する。帰還型帯電器5
0は、図12に示すように、シールド板50aとアース
との間に抵抗R1 を接続して、これと並列に介挿した電
圧計52により抵抗R1 の両端の端子電圧を測定できる
ようになっている。その端子電圧をCPU40が読み取
って、R1 の値を用いてシールド板に流れる込電流i2
を演算する。
【0054】これは、CPU40によりシールド板50
aに流れる電流i2 をモニターして、高圧電源HV2か
ら帯電器50に流れる総電流i1 を制御することによ
り、転写シート81方向に流れ込む電流i3 を、 i3 =i1 −i2 という関係式を利用して制御するためである。
【0055】上記のDCバイアスの高圧電源HV2に
は、定電流制御によるトランスを用いた。又帰還型コロ
ナ帯電器50の帯電ワイヤー50bと転写シート81間
の距離は8mmで、シールド板50aの開口幅は約20
mmである。高圧電源HV2の出力範囲は、0〜9k
V、0〜500μAである。表1に、適正画像の得られ
る吸着帯電及び転写帯電の出力の一例を示す。
【0056】
【表1】
【0057】表1に示されるように、多重転写において
は、転写シート方向電流i3 が転写効率を決定する重要
な因子となっており、特にコロナ帯電器を用いた場合に
は、一定した転写シート方向電流i3 を維持するため
に、総電流i1 を順次上昇させていく必要があることが
分る。
【0058】転写帯電手段としてこのような帰還型コロ
ナ帯電器を用いた場合にも、実施例1のときと事情は同
じで、転写に伴い転写シート81がチャージアップす
る。従って実施例1のときと同様、転写シート81の表
面電位の検出結果に基づいて吸着帯電ブラシ10aの出
力値を決定して、吸着遺伝ブラシ10aにより転写とは
逆極性の帯電を行なえば、1色目から最終色目まで安定
して転写でき、高品質の画像を得ることができる。
【0059】実施例3 図13は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。本実施例の画像形成装置は、図17に
示したフルカラー画像形成装置と同様、感光ドラム1
a、1b、1c及び1dをそれぞれ有する画像形成部P
a、Pb、Pc及びPdを備えている。
【0060】上記の画像形成部Pa〜Pdの下側には、
ローラ11、11及び12に巻回した転写ベルト83が
設置されている。感光ドラム1a、1b、1c、1dの
周囲には、現像器3a、3b、3c、3d、転写ベルト
83を挟んで転写帯電ブラシ4a、4b、4c、4dが
設置され、更にクリーナ5a、5b、5c、5dが設置
されている。
【0061】感光ドラム1a〜1dは、帯電器2a〜2
dにより一様に帯電され、レーザ露光装置17で画像信
号を走査することにより、感光ドラム1a〜1d上に潜
像が形成される。この潜像は、それぞれ色の異なる現像
剤を有した現像器3a〜3dにより現像されて、感光ド
ラム1a〜1dに各色のトナー像が形成される。
【0062】一方、記録材カセット60からレジストロ
ーラ13を経て記録材6が転写ベルト83上に送給され
る。転写ベルト83は、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリフッ化ビニリデン、又はポリウレタン
樹脂などの誘電体樹脂のフィルムからなっており、その
両端部を互に重ね合わせて接合し、エンドレス形状にし
たものか、或いは継目を有しない(シームレス)ベルト
が用いられる。
【0063】継目を有しないベルトの場合、物性の均一
性や周長の安定性を有するベルトを製造することが難し
いばかりか、製造時間やコスト面などで大量生産等に不
向きでもある。継目のあるベルトの場合には、継目部分
の凹凸及び抵抗値変化等の物性変化が避けられないた
め、継目位置で画像形成を行なうと画像を乱すので、高
画質を得るためには、図示しない継目位置検知手段を設
けて、継目部分で画像形成を行なわないようにすること
が一般に要求されている。
【0064】記録材6がレジストローラ13から転写ベ
ルト83上へ送給されると、吸着帯電ブラシ10aが作
動し、転写ベルト83上に記録材6が静電的に吸着、担
持される。転写ベルト83上に担持された記録材6は、
転写ベルト83の移動により、先ず、第1色目の画像形
成部Paの感光ドラム1aと対向した転写部に搬送さ
れ、その転写帯電ブラシ4aに高圧電源HVa(図14
参照)から高電圧を印加して作動させることにより、感
光ドラム1a上のトナー像が記録材6上に転写される。
同様に、記録材6は、第2色目、第3色目及び第4色目
の画像形成部Pb、Pc及びPdに順次搬送されて、そ
れらの転写帯電ブラシ4b、4c及び4dを高圧電源H
Vb、HVc及びHVdaから高電圧を印加して作動さ
せることにより、感光ドラム1b、1c及び1d上のト
ナー像が重ね合わせて転写され、記録材6上に4色のト
ナー像を重ねたカラー画像が得られる。
【0065】4色のトナー像の転写が終了した記録材6
は、転写ベルト83から分離して定着器7に送られ、そ
こで定着してトナー像の混色及び記録材への固定を行な
い、フルカラーの永久像とされる。転写が終了した感光
ドラム1a、1b、1c及び1dは、クリーナ5a、5
b、5c及び5dにより残留した現像剤を除去されて、
引き続き行なわれる次の潜像形成以下の画像形成に備え
る。又記録材6を分離した転写ベルト83は、回転する
ファーブラシ16により残留した現像剤を掻き落とされ
る。
【0066】図14に、本実施例における吸着帯電手段
等を示す模式図である。本実施例においても、実施例1
と同様、転写ベルト83の表面電位が測定可能なよう
に、転写ベルト回動方向の吸着帯電ブラシ10aよりも
下流側で転写帯電ブラシ4aよりも上流側の領域、及び
転写帯電ブラシ4dよりも下流側でローラ12よりも上
流側の領域において、転写ベルト83の裏面側に表面電
位検出手段として表面電位計20、20を、転写ベルト
83の表面側にその対向電極21、21を設けた。
【0067】実施例1に準じて、上記の上流側の表面電
位計20により、吸着帯電ブラシ10aによる吸着帯電
直後の転写ベルト83の表面電位VL0(吸着帯電DCバ
イアス=−3kVの場合)、VH0(吸着帯電DCバイア
ス=−5kVの場合)を測定する。又下流側の表面電位
計20により4色目の転写終了直後の転写ベルト83の
表面電位VL4(吸着帯電DCバイアス=−3kV)、V
H4(吸着帯電DCバイアス=−5kV)を測定する。そ
してこの表面電位の測定値VL0、VH0、VL4、VH4を用
いて、実施例1のときと同様な演算を行ない、最適な吸
着帯電DCバイアス値を決定した。
【0068】本実施例においても、転写工程に先立ち、
転写ベルト83の記録材6が担持されるのとは反対側の
面を、吸着帯電ブラシ10aにより転写とは逆極性の
(本実施例においてはマイナス)に帯電することによ
り、高抵抗の転写ベルト83を用いた転写ベルト方式の
画像形成装置においても、転写ベルト83をチャージア
ップさせることがなく良好に多重転写することができ
た。又転写帯電に導電性ブラシの転写帯電ブラシ4a、
4b、4c及び4dを用いることにより、転写ベルト8
3の電位に関係なく良好な転写が行なうことができた。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、誘電体からなる高抵抗の転写シートや転写ベ
ルトのような記録材担持部材上に、記録材吸着帯電手段
による吸着帯電で記録材を吸着、担持させる際に、記録
材担持部材の記録材を担持する面とは反対側の面を転写
とは逆極性の帯電を行なったので、高抵抗の記録材担持
部材を用いても、3色目乃至4色目の転写時にチャージ
アップを生じることがなく、安定して画像形成に使用す
ることができる。そしてその際に、記録材担持部材の表
面電位をプラス側、マイナス側ともほぼ同じ値となるよ
うに制御したので、記録材担持部材の表面電位による転
写効率への影響を最小限できる。従って1色目から最終
色目までの転写を安定して行なって、高品質の画像を得
ることができる。又記録材担持部材に不必要に大きい帯
電を与えて記録材担持部材の寿命を短くするということ
がなくなり、記録材担持部材の長寿命化を図ることも可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】図1の画像形成装置の転写ドラム回りの吸着帯
電手段等を示す模式図である。
【図3】図2転写ドラムの転写シートとその上に担持さ
れた記録材での帯電の様子を、記録材吸着、4色のトナ
ー像の転写のプロセスに従って説明する電荷モデル図で
ある。
【図4】転写シート裏面の転写前、4色転写後の表面電
位の吸着帯電ブラシへの印加電圧を変えたときの変化を
示すグラフである。
【図5】転写シート裏面の表面電位の変化を吸着帯電か
ら4色目転写に亙って時系列的に示すグラフである。
【図6】図2に示した吸着帯電手段を拡大して示す構成
図である。
【図7】本発明における吸着帯電手段の構成の他の例を
示す構成図である。
【図8】本発明における吸着帯電手段の構成の他の例を
示す構成図である。
【図9】本発明における吸着帯電手段の構成の他の例を
示す構成図である。
【図10】本発明における吸着帯電手段の構成の他の例
を示す構成図である。
【図11】本発明の画像形成装置の更に他の実施例にお
ける吸着帯電手段等を示す模式図である。
【図12】図11の画像形成装置で転写帯電手段として
用いた帰還型コロナ帯電器の作用を示す説明図である。
【図13】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。
【図14】図13の画像形成装置における吸着帯電手段
等を示す模式図である。
【図15】従来の画像形成装置を示す概略構成図であ
る。
【図16】図15の画像形成装置で転写帯電手段として
用いたコロナ帯電器の作用を示す説明図である。
【図17】従来の画像形成装置の他の例を示す構成図で
ある。
【図18】図17の画像形成装置における吸着帯電手段
を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 回転現像装置 4 転写帯電ブラシ 5 クリーニング装置 8 転写ドラム 10a 吸着帯電ブラシ 10b 吸着ローラ 20 表面電位計 21 対向電極 81 転写シート 83 転写ベルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、記録材を担持して回転する
    ことにより前記像担持体と対向した転写部へ記録材を搬
    送する記録材担持部材と、前記記録材担持部材の記録材
    を担持する面とは反対側の面を転写とは逆極性に帯電す
    ることにより、前記記録材を記録材担持部材上に吸着し
    て担持させる吸着帯電手段と、前記像担持体上に形成さ
    れたトナー像を、前記転写部に搬送された記録材上に帯
    電により転写する転写帯電手段とを備えた画像形成装置
    において、前記記録材担持部材の近傍にその表面の電位
    を検出する検出手段を設置して、前記検出された記録材
    担持部材表面の電位に基づき、前記吸着帯電手段の出力
    値を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着帯電手段の出力値の決定を、画
    像形成時の画像形成動作を除いた予備動作期に行なう請
    求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写帯電手段が導電性接触子からな
    る請求項1、2又は3の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写帯電手段が帰還制御型のコロナ
    帯電器からなる請求項1、2又は3の画像形成装置。
JP5242074A 1993-09-02 1993-09-02 画像形成装置 Pending JPH0772746A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169385A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Toshiba Tec Corp 画像形成方法及びその装置、並びに転写材吸着方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002169385A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Toshiba Tec Corp 画像形成方法及びその装置、並びに転写材吸着方法

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