JP3373655B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3373655B2
JP3373655B2 JP15206194A JP15206194A JP3373655B2 JP 3373655 B2 JP3373655 B2 JP 3373655B2 JP 15206194 A JP15206194 A JP 15206194A JP 15206194 A JP15206194 A JP 15206194A JP 3373655 B2 JP3373655 B2 JP 3373655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
image
forming apparatus
image forming
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15206194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07302002A (ja
Inventor
均 石橋
眞澄 佐藤
恵 大年
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP15206194A priority Critical patent/JP3373655B2/ja
Priority to US08/398,790 priority patent/US5659843A/en
Publication of JPH07302002A publication Critical patent/JPH07302002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3373655B2 publication Critical patent/JP3373655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,ファクシミリ,
プリンタ等の静電記録方式画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機,ファクシミリ,プリンタ
等の静電記録方式画像形成装置は、感光体ドラム等の像
担持体を駆動手段により回転させて像担持体を帯電装置
により均一に帯電した後に露光手段で像担持体に画像露
光を行うことにより静電潜像を形成し、この静電潜像を
現像装置で現像してトナー像としている。そして、像担
持体上のトナー像を給紙装置から給送されて来た転写紙
へ転写装置により転写して定着装置で転写紙上のトナー
像を定着し、また、像担持体をトナー像転写後にクリー
ニング装置でクリーニングしている。
【0003】転写装置としては、2本の導電性ローラに
張架された転写搬送ベルトを回転させて像担持体に当接
させ、転写搬送ベルトに対して転写搬送ベルトと像担持
体とのニップ部(以下転写ニップ部という)より転写搬
送ベルト回転方向上流側の導電性ローラにバイアスロー
ラを兼ねさせて電源からバイアスローラを介して転写搬
送ベルトへ転写バイアスをかけて他方の導電性ローラを
接地し、転写搬送ベルトにより転写紙を搬送するととも
に転写ニップ部で像担持体上のトナー像を転写紙へ転写
させる転写搬送ベルト方式が提案されている(実公平5
−18770号公報参照)。
【0004】また、他の転写装置としては、転写ローラ
を像担持体に当接させて転写ローラに転写バイアスを印
加し、像担持体上のトナー像を給紙装置から転写ローラ
と像担持体との間に送り込まれた転写紙へ転写ローラに
より転写させる転写ローラ方式がある。この転写ローラ
方式は電源から転写ローラへ供給される転写バイアス電
流が定電流制御部によりPWM(Pulse Width Modul
ation)制御で一定の電流に制御される。このPWM制
御では、転写バイアス電流をPWMパルスにより制御
し、転写バイアス電流を検出してこれに応じてPWMパ
ルスのデューティ比を所定の周波数で更新することによ
って転写バイアス電流を一定の値に制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記転写搬送ベルト方
式では、転写搬送ベルトに対して転写ニップ部より転写
搬送ベルト回転方向上流側のバイアスローラにより転写
搬送ベルトへ転写バイアスをかけて他方の導電性ローラ
を接地するので、転写紙が転写ニップ部に搬送される前
に、像担持体上のトナー像の一部が転写紙に転写されて
しまって(これをプレ転写という)転写チリが発生す
る。また、転写紙にプレ転写されたトナーが転写ニップ
部にてバイアスローラから再度電荷が供給されて版画と
なり、つまり、転写紙に一旦転写されたトナーが転写バ
イアス印加により転写バイアスと同極性に転換して像担
当持体に再度転写されてしまうという現象が生じ、転写
紙上の画像が著しく劣化するという課題を有している。
【0006】また、上記転写ローラ方式では、転写バイ
アス電流を定電流制御部によりPWM制御で一定の電流
に制御する場合には、転写ローラが転写搬送ベルトを介
さずに像担持体に直接的に接触することにより転写バイ
アス電圧を低くできる反面、高抵抗の転写紙(例えばO
HPシート)へ像担持体上のトナー像を転写する時のよ
うに転写バイアス電圧が高くなる場合には転写バイアス
のリークが発生する危険性がある。また、PWMパルス
のデューティ比更新周波数及びゲインの設定の仕方によ
っては画像上にその更新周波数と一致したバンディング
(周期的な縞模様)が発生し、画像を著しく劣化させて
しまう可能性がある。
【0007】本発明は、上記欠点を改善し、プレ転写,
版画及び転写バイアスのリークを防止できて常に良好な
画像転写を行うことができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、移動させられる像担持体
と、この像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成
手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー像
とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材
に転写させる転写手段とを具備し、この転写手段が、前
記像担持体上のトナー像を転写材に転写させ且つ転写材
を搬送する転写搬送ベルトと、この転写搬送ベルトにト
ナーの帯電極性と反対極性の電荷を与えるバイアス部材
と、前記転写搬送ベルトを駆動する駆動手段とを有する
画像形成装置において、前記転写搬送ベルトからフィー
ドバック電流が流れる第1のフィードバック電極と、前
記バイアス部材から前記転写搬送ベルトへ流れる電流
と,前記転写搬送ベルトから前記第1のフィードバック
電極へ流れるフィードバック電流との差分が一定となる
ように定電流制御を行う定電流制御手段とを備え、前記
定電流制御手段がPWM制御により定電流制御を行い、
PWM制御のPWMデューティ比更新周波数もしくはゲ
イン更新周波数をバンディングの許容限界レベル以上で
ある空間周波数0.5サイクル/mm以下もしくは1.
5サイクル/mm以上としたものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記バイアス部材を前記転写搬送
ベルトの回転方向に対して前記像担持体と前記転写搬送
ベルトとのニップ部の下流側に配したバイアスローラで
構成し、且つ、前記第1のフィードバック電極を前記ニ
ップ部に対して前記バイアス部材とは反対側に配したも
のである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置において、前記第1のフィードバッ
ク電極が金属ローラよりなるものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の画像形成装置において、前記第1のフィード
バック電極が前記転写搬送ベルトを張架するローラを兼
ねたものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項2,3また
は4記載の画像形成装置において、前記転写搬送ベルト
の回転方向に対して前記ニップ部より下流側に設けられ
前記転写搬送ベルトからフィードバック電流が流れる第
2のフィードバック電極を備えたものである。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像形成装置において、前記第2のフィードバック電極が
前記転写搬送ベルトを張架するローラを兼ねたものであ
る。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の画像形成装置において、前記第1のフィードバッ
ク電極から前記バイアス部材までの距離をL1、前記第
2のフィードバック電極から前記バイアス部材までの距
離をL2とした場合にL1<L2であるものである。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6または7記載の画像形成装置において、
前記転写搬送ベルトの抵抗範囲を1×106〜1×10
12Ω/□としたものである。
【0016】
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、転写搬送ベルトから
第1のフィードバック電極へフィードバック電流が流
れ、定電流制御手段がバイアス部材から転写搬送ベルト
へ流れる電流と,転写搬送ベルトから第1のフィードバ
ック電極へ流れるフィードバック電流との差分が一定と
なるように定電流制御を行う。定電流制御手段はPWM
制御により定電流制御を行い、このPWM制御のPWM
デューティ比更新周波数もしくはゲイン更新周波数がバ
ンディングの許容限界レベル以上である空間周波数0.
5サイクル/mm以下もしくは1.5サイクル/mm以
上である。
【0018】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、バイアスローラが転写搬送ベル
トの回転方向に対して像担持体と転写搬送ベルトとのニ
ップ部の下流側で転写搬送ベルトにトナーの帯電極性と
反対極性の電荷を与え、第1のフィードバック電極には
バイアスローラより転写搬送ベルトを通してフィードバ
ック電流が流れる。
【0019】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の画像形成装置において、バイアスローラから転
写搬送ベルトを通して金属ローラよりなる第1のフィー
ドバック電極ヘフィードバック電流が流れる。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1,2ま
たは3記載の画像形成装置において、第1のフィードバ
ック電極が転写搬送ベルトを張架するローラを兼ねる。
【0021】請求項5記載の発明では、請求項2,3ま
たは4記載の画像形成装置において、転写搬送ベルトの
回転方向に対して前記ニップ部より下流側に設けられた
第2のフィードバック電極へバイアスローラから転写搬
送ベルトを通してフィードバック電流が流れる。
【0022】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
画像形成装置において、第2のフィードバック電極が転
写搬送ベルトを張架するローラを兼ねる。
【0023】請求項7記載の発明では、請求項5または
6記載の画像形成装置において、第1のフィードバック
電極からバイアス部材までの距離をL1、第2のフィー
ドバック電極からバイアス部材までの距離をL2とした
場合にL1<L2である。
【0024】請求項8記載の発明では、請求項1,2,
3,4,5,6または7記載の画像形成装置において、
転写搬送ベルトの抵抗範囲が1×106〜1×1012Ω
/□である。
【0025】
【0026】
【実施例】図2は本発明の一実施例の概略を示す。この
実施例は、請求項1〜9記載の発明の実施例であり、2
色同時複写機からなる静電記録方式2色同時画像形成装
置の例であって帯電チャージャからなる帯電手段,書き
込みユニットからなる露光手段,現像装置を各々2つず
つ備えている。
【0027】画像形成時(複写時)には、感光体ドラム
からなる像担持体11は、メインモータにより回転駆動
され、まず、除電ランプ及び除電チャージャからなる除
電手段12により光が照射されて除電されることにより
表面電位が0V〜−100Vの基準電位になる。次に、
感光体ドラム11は、帯電チャージャからなる第1帯電
手段13により電荷が付与されて均一に帯電され、表面
電位が−850V前後になる。
【0028】また、図示しない装置より送られてきた原
稿のデジタル記録画像情報(黒画像情報)は、第1書き
込みユニットからなる露光手段14のラインドライバ回
路で受信されてレーザドライバ回路で増幅される。上記
デジタル記録画像情報は1画素当り8ビットの多値化信
号であり、レーザドライバ回路がラインドライバ回路か
らのデジタル記録画像情報に対応してレーザダイオード
を発光付勢する。
【0029】このレーザダイオードから照射されるレー
ザ光は、ポリゴンミラーからなる光偏向器により偏向さ
れてf−θレンズを通過し、第1ミラー,第2ミラー及
び第3ミラー141で反射されて感光体ドラム11に結
像照射されることにより黒の原稿画像成分の露光がなさ
れる。ここで、感光体ドラム11は、第3ミラー141
からのレーザ光142が照射された部分(画像部)の表
面電位が0〜−100Vになり、黒の原稿画像成分に対
応した静電潜像が形成される。したがって、帯電チャー
ジャ13及び第1書き込みユニット14は静電潜像形成
手段を構成している。
【0030】次に、感光体ドラム11は、第1現像装置
15による現像で画像部に黒トナーが付着して静電潜像
が黒トナー像となる。第1現像装置15は、現像動作時
には現像ローラ151,152、撹拌ローラ153、撹
拌羽154を駆動手段により回転駆動させて現像容器1
55内の黒トナーとキャリアとからなる現像剤を撹拌ロ
ーラ153及び撹拌羽154により撹拌して搬送する。
【0031】現像スリーブ151は撹拌羽154から搬
送されてきた現像剤を内部の磁石により吸着して回転に
伴って搬送する。現像スリーブ151上の現像剤は、ド
クタ部材156により一部が掻き落とされて一定量に調
整された後に感光体ドラム11と現像スリーブ151,
152との間を通過して現像容器155内に戻り、撹拌
ローラ153及び撹拌羽154により再び撹拌されて搬
送される。また、ドクタ部材156により現像スリーブ
151上から掻き落とされた現像剤はセパレータ157
を経て現像容器155内に落下し、撹拌ローラ153及
び撹拌羽154により再び撹拌されて搬送される。
【0032】このように現像剤が循環しながら、感光体
ドラム11と現像スリーブ151,152との間を通過
する現像剤により感光体ドラム11上の静電潜像が現像
される。また、現像容器155内の現像剤にはトナー補
給部158からトナーが補給される。現像スリーブ15
1,152は電源から−600V前後の現像バイアス電
圧が印加され、感光体ドラム11上の画像部は現像装置
15による現像でトナーが付着するが、感光体ドラム1
1上の非画像部は−850V前後のままであって現像装
置15による現像でもトナーが付着しない。
【0033】このような感光体ドラム11を帯電チャー
ジャ13により帯電させる第1帯電工程、感光体ドラム
11に第1書き込みユニット14による露光を行う第1
露光工程及び第1現像装置15による第1現像工程は、
2色モード、白黒モードが操作部により選択された場合
にのみ行われ、モノカラー(赤/青)単色モードが操作
部で選択された場合には帯電チャージャ13,第1書き
込みユニット14及び第1現像装置15が不動作になっ
て第1帯電工程〜第1現像工程が行われず感光体ドラム
11上の黒トナー像が形成されない。
【0034】次に、感光体ドラム11は帯電チャージャ
からなる第2帯電手段16による第2帯電工程、第2書
き込みユニットからなる露光手段17による第2露光工
程、第2現像装置18による第2現像工程を経るが、こ
の第2帯電工程〜第2現像工程は2色モード、モノカラ
ー(赤/青)単色モードが操作部で選択された場合にの
み行われ、白黒モードでは帯電チャージャ16,第2書
き込みユニット17及び第2現像装置18が不動作にな
って第2帯電工程〜第2現像工程が行われず感光体ドラ
ム11上の黒トナー像がそのまま転写位置へ進む。
【0035】2色モード、モノカラー(赤/青)単色モ
ードにおいては、感光体ドラム11は、帯電チャージャ
16の所を通過する第2帯電工程では帯電チャージャ1
6により電荷が付与されて再び表面電位が−850V前
後となる。感光体ドラム11が第2書き込みユニット1
7の所を通過する第2露光工程では、図示しない装置よ
り送られてきた原稿の黒以外の色、例えば赤又は青のデ
ジタル記録画像情報は、第2書き込みユニット17のラ
インドライバ回路で受信されてレーザドライバ回路で増
幅される。そのデジタル記録画像情報は1画素当り8ビ
ットの多値化信号であり、レーザドライバ回路がライン
ドライバ回路からのデジタル記録画像情報に対応してレ
ーザダイオードを発光付勢する。
【0036】このレーザダイオードから照射されるレー
ザ光は、ポリゴンミラーからなる光偏向器により偏向さ
れてf−θレンズを通過し、ミラーで反射されて感光体
ドラム11に結像照射されることにより赤又は青の原稿
画像成分の露光がなされる。ここで、感光体ドラム11
は、第2書き込みユニット17からのレーザ光が照射さ
れた部分(画像部)の表面電位が0〜−100Vにな
り、赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像が形成
される。したがって、帯電チャージャ16及び第2書き
込みユニット18は静電潜像形成手段を構成している。
【0037】感光体ドラム11が第2現像装置18の所
を通過する第2現像工程では、第2現像装置18による
現像で赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像の画
像部に赤又は青の色トナーが付着して静電潜像が赤又は
青の色トナー像となる。第2現像装置18は、現像動作
時には撹拌ローラ181,182、汲み上げローラ18
3、現像ローラ184が駆動部により回転駆動されて現
像容器185内の赤又は青の色トナーを撹拌して循環さ
せ、現像ローラ184がその色トナーを感光体ドラム1
1に供給して感光体ドラム11上の赤又は青の原稿画像
成分に対応した静電潜像を赤又は青のトナー像に現像す
る。
【0038】現像ローラ184には電源から−750V
前後の現像バイアス電圧が印加され、感光体ドラム11
上の赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像の画像
部は現像装置18による現像で色トナーが付着するが、
感光体ドラム11上の非画像部は現像装置18による現
像でも色トナーが付着しない。感光体ドラム11は、現
像装置18の所を通過してから転写前除電器19により
除電され、転写搬送ベルト装置からなる転写手段20に
よりトナー像が給紙装置からの転写紙からなる転写材へ
転写される。この場合、転写紙は給紙装置からレジスト
ローラ21へ給紙され、レジストローラ21が転写紙を
感光体ドラム11上のトナー像の先端部と転写紙の先端
部とが一致するようなタイミングで転写手段20へ送出
する。
【0039】転写手段20は、転写搬送ベルト201
と、転写搬送ベルト201が張架された駆動ローラ20
2及び従動ローラ203と、転写搬送ベルト201の裏
面に当接されるバイアスローラ204と、クリーニング
装置205とを有し、駆動ローラ202がギヤを介して
メインモータに連結されていてメインモータの回転時に
転写搬送ベルト201を回転させるとともに、転写搬送
ベルト201がベルト接離機構により感光体ドラム11
へ当接される。また、転写搬送ベルト201はベルト接
離機構によりメインモータのオフで感光体ドラム11か
ら離される。
【0040】また、バイアスローラ204は、レジスト
ローラ21から転写手段20へ転写紙が送出される時に
高圧電源206(図1参照)からバイアスローラ204
へ上記黒トナー及び色トナーの帯電極性とは反対極性の
転写バイアスが印加され、転写紙は転写搬送ベルト20
1と感光体ドラム11とのニップ部(転写ニップ部)で
高圧電源206からバイアスローラ204及び転写搬送
ベルト201を介してトナーの帯電極性とは反対極性の
電荷が供給されて感光体ドラム11上のトナー像が転写
される。
【0041】転写搬送ベルト201は、高圧電源206
からバイアスローラ204を介して転写バイアスが印加
されることにより転写紙を静電的に吸着して回転に伴っ
て搬送し、転写紙をトナー像転写後に感光体ドラム11
から静電的に分離させる。感光体ドラム11から分離さ
れなかった転写紙は分離爪22により感光体ドラム11
から分離されて転写搬送ベルト201により搬送され
る。
【0042】転写紙は、転写搬送ベルト201により搬
送されて駆動ローラ202の所で転写紙の腰による曲率
分離で転写搬送ベルト201から分離され、定着装置に
よる加熱及び加圧でトナー像が定着されてコピーとして
外部へ排出される。転写搬送ベルト201は転写紙分離
後にクリーニング装置205にてクリーニングブラシ2
05a及びクリーニングブレード205bにより残留ト
ナーが掻き落とされる。また、感光体ドラム11は転写
紙分離後にクリーニング装置23にてクリーニングブラ
シ231及びクリーニングブレード232により残留ト
ナーが一切除去されて再び次の作像工程に移る。
【0043】次に、上記転写搬送ベルト装置20につい
て詳細に説明する。転写搬送ベルト201の抵抗範囲は
1×106〜1×1012Ω/□であり、転写搬送ベルト
201の抵抗変動,環境変動及び転写紙の厚みによらず
に常に一定の良好なトナー像転写を行うことができる。
バイアスローラ204は、転写搬送ベルト201に対し
て転写ニップ部より転写搬送ベルト201回転方向下流
側にて当接され、メインモータの回転時に転写搬送ベル
ト201に連れ廻りする。
【0044】フィードバック電極は、金属板などではな
く駆動ローラ202及び従動ローラ203が兼ねていて
駆動ローラ202及び従動ローラ203が導電性を有す
る金属ローラからなり、転写搬送ベルト201への摺動
抵抗を限りなく低減でき、かつ、駆動ローラ202及び
従動ローラ203が確実にフィードバック電極としての
機能を果たすことが可能となる。
【0045】しかも、駆動ローラ202及び従動ローラ
203がフィードバック電極を兼ねることにより、装置
の簡素化を計ることができ、且つ、コストの低減にもつ
ながる。駆動ローラ202及び従動ローラ203は高圧
電源206の低圧側(アース側)端子に接続される。高
圧電源206の低圧側端子は電流検出抵抗207を介し
て接地され、また、感光体ドラム11が機械本体を介し
て接地される。電流検出抵抗207はトナー像の転写に
寄与する転写電流を検出するための電流検出手段として
用いられている。
【0046】図4は転写部の等価回路を示す。図4にお
いて、R11は転写搬送ベルト201におけるバイアスロ
ーラ204と転写ニップ部との間の抵抗値、R12は転写
搬送ベルト201における転写ニップ部と従動ローラ2
03との間の抵抗値、R2は転写搬送ベルト201にお
けるバイアスローラ204と駆動ローラ202との間の
抵抗値、RDは感光体ドラム11の抵抗値、RPは転写紙
の抵抗値、RWは電流検出抵抗207の抵抗値を示し、
転写搬送ベルト201におけるバイアスローラ204と
従動ローラ203との間の抵抗値R1はR1=R11+R12
となる。
【0047】また、i1は高圧電源206からバイアス
ローラ204、転写搬送ベルト201、駆動ローラ20
2を介して流れる電流、i2は高圧電源206からバイ
アスローラ204、転写搬送ベルト201、従動ローラ
203を介して流れる電流、i3は高圧電源206から
バイアスローラ204、転写搬送ベルト201、転写
紙、感光体ドラム11を介して流れる電流である。
【0048】高圧電源206はレジストローラ21から
送出された転写紙が転写搬送ベルト201で搬送される
タイミングにてオンされて転写バイアスをバイアスロー
ラ204に印加する。このとき、高圧電源206からバ
イアスローラ204へ出力される転写バイアス電流は、
転写搬送ベルト201、転写紙、感光体ドラム11を介
して流れ、その一部が転写搬送ベルト201、駆動ロー
ラ202、従動ローラ203を介して流れる。
【0049】バイアスローラ204から転写搬送ベルト
201を介して感光体ドラム11側へ流れた電流i3
トナー像の転写に寄与する転写電流であって機械本体を
通してアースへ流れるが、この電流i3は電流検出抵抗
207を通って高圧電源206へ戻る。また、バイアス
ローラ204から転写搬送ベルト201を介して駆動ロ
ーラ202、従動ローラ203を介して流れるフィード
バック電流i1,i2は、電流検出抵抗207を通らずに
高圧電源206へ戻り、電流検出抵抗207の両端の電
位差及び電流検出抵抗207の抵抗値RWから電流検出
抵抗207を流れる転写電流が分かる。
【0050】本実施例では、高圧電源206はバイアス
ローラ204へ転写バイアス電流を出力する転写バイア
ス電源と、この転写バイアス電源から電流検出抵抗20
7に流れる転写電流(バイアスローラ204から流れ出
る電流と,フィードバック電極202,203に流れ込
むフィードバック電流との差分)が一定の設定転写電流
となるように制御する定電流制御部とからなる。この定
電流制御部は、転写バイアス電源の出力電流をPWMパ
ルスにより制御し、電流検出抵抗207の電圧に応じて
そのPWMパルスのデューティ比(もしくは転写バイア
ス電源の出力電流のゲイン)を所定の周波数で更新する
ことによって転写バイアス電流を一定の値に制御する。
このため、転写ニップ部では、感光体ドラム11上のト
ナー層表面電位と転写紙上の表面電位とで作られる転写
電界を一定にすることができ、転写搬送ベルト201の
抵抗変動,環境変動及び転写紙の厚みによらずに常に良
好なトナー像転写を行うことができて良好な複写画像が
得られる。
【0051】また、人間の視覚のMTF(Modulation
Transfer Function)と空間周波数との関係は図5に
示すようになり、複写画像のバンディングと空間周波数
との関係は図6に示すようになる。そこで、本実施例で
は、高圧電源206の定電流制御部は、転写バイアス電
源の出力電流をPWMパルスにより制御してそのPWM
パルスのデューティ比(もしくは転写バイアス電源の出
力電流のゲイン)を電流検出抵抗207の電圧に応じて
所定の周波数で更新するが、この更新周波数(周期)を
人間の視覚特性上の許容レベル下限以上である空間周波
数0.5サイクル/mm以下、もしくは1.5サイクル
/mm以上、あるいは書き込みユニット14,17にお
けるレーザ光による画像書き込みの1ドットライン以下
(1ドットラインの画像書き込みを行う時間以下)毎と
している。このため、転写電流の更新周期にて複写画像
上に現れるバンディングの発生を防ぐことが可能とな
る。
【0052】また、図4に示すように実際にトナー像の
転写に寄与する電流は転写電流i3であり、i1,i2
トナー像の転写には寄与しないフィードバック電流であ
る。本実施例では、転写電流i3を高圧電源206の定
電流制御部により一定に制御しているので、高圧電源2
06からバイアスローラ204へ印加する転写バイアス
電圧は転写電流i3が流れる系の抵抗(R11,RD
P,RW)及び転写電流i3によって決まる。このた
め、仮にR11がR2に比べて大きい場合は、トナー像転
写に寄与しないi1が大きくなり、転写バイアス電源の
容量を大きくしなければならず、とても効率の良い系と
は言えない。そこで、本実施例では、図3に示すように
バイアスローラ204から従動ローラ203までの距離
をL1、バイアスローラ204から駆動ローラ202ま
での距離をL2とすると、R1とR2との関係がR1<R2
となるようにL1<L2に設計している。このため、転
写バイアス電源の容量を小さく抑えることができる。
【0053】バイアスローラ204,駆動ローラ20
2,従動ローラ203の各電位、転写搬送ベルト201
におけるバイアスローラ204,駆動ローラ202,従
動ローラ203の各間の電位は図3に示すようになる。
転写搬送ベルト201におけるバイアスローラ204の
位置での電位は、転写搬送ベルト201の抵抗及び転写
紙の抵抗にもよるが、高圧電源206からバイアスロー
ラ204に印加される転写バイアス電圧V及び転写搬送
ベルト201の抵抗によりある電位となる。一方、駆動
ローラ202、従動ローラ203の各電位、電流検出抵
抗207の抵抗値及び設定転写電流により決まるが、仮
に電流検出抵抗207の抵抗値を100kΩ、設定転写
電流を20μAとした場合には2V程度(略0V)とな
る。
【0054】転写搬送ベルト201における転写ニップ
部より上流側は図3に示すように連続的に変化する直線
的な電位勾配を生ずるので、転写紙が転写ニップ部に搬
送される前に感光体ドラム11上のトナー像が転写紙に
転写されるプレ転写を解消することができ、転写チリや
版画を防止することができる。また、バイアスローラ2
04が転写ニップ部より転写搬送ベルト201回転方向
下流側に配されていることにより、転写紙と転写搬送ベ
ルト201との吸着力は転写ニップ部より転写搬送ベル
ト201回転方向下流側(バイアスローラ204の位
置)にて最大となり、転写紙の感光体ドラム11からの
分離が容易になる。また、バイアスローラ204と駆動
ローラ202との間で図3に示すように電位勾配が生ず
るので、転写搬送ベルト201におけるバイアスローラ
204より下流側では、転写紙が搬送される過程におい
て、転写搬送ベルト201及び転写紙の除電が連続的に
行われて転写搬送ベルト201上の電位が連続的に減少
することにより転写紙と転写搬送ベルト201との吸着
力が徐々に減少し、転写搬送ベルト201における駆動
ローラ202の所での転写紙の分離が容易になる。
【0055】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、ファクシミリ,プリンタ等の静電記録方
式画像形成装置にも同様に適用することもできる。ま
た、上記実施例において、感光体ドラム11は感光体ベ
ルトや感光体シートなどの像担持体であってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、移動させられる像担持体と、この像担持体上に静電
潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の
静電潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前記像
担持体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段とを
具備し、この転写手段が、前記像担持体上のトナー像を
転写材に転写させ且つ転写材を搬送する転写搬送ベルト
と、この転写搬送ベルトにトナーの帯電極性と反対極性
の電荷を与えるバイアス部材と、前記転写搬送ベルトを
駆動する駆動手段とを有する画像形成装置において、前
記転写搬送ベルトからフィードバック電流が流れる第1
のフィードバック電極と、前記バイアス部材から前記転
写搬送ベルトへ流れる電流と,前記転写搬送ベルトから
前記第1のフィードバック電極へ流れるフィードバック
電流との差分が一定となるように定電流制御を行う定電
流制御手段とを備えたので、転写搬送ベルトの抵抗変
動,環境変動及び転写材の厚みによらずに常に良好な画
像転写を行うことができ、かつ、転写バイアスのリーク
を防止することができる。
【0057】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記バイアス部材を前記転
写搬送ベルトの回転方向に対して前記像担持体と前記転
写搬送ベルトとのニップ部の下流側に配したバイアスロ
ーラで構成し、且つ、前記第1のフィードバック電極を
前記ニップ部に対して前記バイアス部材とは反対側に配
したので、プレ転写を解消することができて画像チリ及
び版画を防止することができ、良好な画像転写を行うこ
とができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の画像形成装置において、前記第1のフィー
ドバック電極が金属ローラよりなるので、転写搬送ベル
トへの摺動抵抗を限りなく低減できる。
【0059】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2または3記載の画像形成装置において、前記第1のフ
ィードバック電極が前記転写搬送ベルトを張架するロー
ラを兼ねたので、装置の簡素化を計ることができ、且
つ、コストの低減にもつながる。
【0060】請求項5記載の発明によれば、請求項2,
3または4記載の画像形成装置において、前記転写搬送
ベルトの回転方向に対して前記ニップ部より下流側に設
けられ前記転写搬送ベルトからフィードバック電流が流
れる第2のフィードバック電極を備えたので、転写搬送
ベルトはバイアス部材から第2のフィードバック電極ま
での間に電位勾配ができてバイアス部材より下流側での
転写材搬送過程において転写搬送ベルト及び転写材の除
電が連続的に行われ、転写搬送ベルトからの転写材の分
離を容易に行うことができる。
【0061】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の画像形成装置において、前記第2のフィードバック
電極が前記転写搬送ベルトを張架するローラを兼ねたの
で、装置の簡素化を計ることができ、且つ、コストの低
減にもつながる。
【0062】請求項7記載の発明によれば、請求項5ま
たは6記載の画像形成装置において、前記第1のフィー
ドバック電極から前記バイアス部材までの距離をL1、
前記第2のフィードバック電極から前記バイアス部材ま
での距離をL2とした場合にL1<L2であるので、転
写搬送ベルトへバイアス部材を介して電荷を与えるため
の電源の容量を小さく抑えることが可能となる。
【0063】請求項8記載の発明によれば、請求項1,
2,3,4,5,6または7記載の画像形成装置におい
て、前記転写搬送ベルトの抵抗範囲を1×106〜1×
101 2Ω/□としたので、転写搬送ベルトの抵抗変動,
環境変動及び転写材の厚みによらずに常に良好な画像転
写を行うことができる。
【0064】請求項9記載の発明によれば、請求項1,
2,3,4,5,6,7または8記載の画像形成装置に
おいて、前記定電流制御手段がPWM制御により定電流
制御を行い、PWM制御のPWMデューティ比更新周波
数もしくはゲイン更新周波数をバンディングの許容限界
レベル以上である空間周波数0.5サイクル/mm以下
もしくは1.5サイクル/mm以上としたので、バンデ
ィングを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を示す回路図である。
【図2】同実施例の概略を示す断面図である。
【図3】同実施例の各部の電位を示す図である。
【図4】同実施例の転写部の等価回路を示す回路図であ
る。
【図5】人間の視覚のMTFと空間周波数との関係を示
す図である。
【図6】複写画像のバンディングと空間周波数との関係
を示す図である。
【符号の説明】
11 像担持体 201 転写搬送ベルト 202 駆動ローラ 203 従動ローラ 204 バイアスローラ 206 高圧電源 207 電流検出抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−231274(JP,A) 特開 平2−110586(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動させられる像担持体と、この像担持体
    上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担
    持体上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手段
    と、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写させる転
    写手段とを具備し、この転写手段が、前記像担持体上の
    トナー像を転写材に転写させ且つ転写材を搬送する転写
    搬送ベルトと、この転写搬送ベルトにトナーの帯電極性
    と反対極性の電荷を与えるバイアス部材と、前記転写搬
    送ベルトを駆動する駆動手段とを有する画像形成装置に
    おいて、前記転写搬送ベルトからフィードバック電流が
    流れる第1のフィードバック電極と、前記バイアス部材
    から前記転写搬送ベルトへ流れる電流と,前記転写搬送
    ベルトから前記第1のフィードバック電極へ流れるフィ
    ードバック電流との差分が一定となるように定電流制御
    を行う定電流制御手段とを備え、前記定電流制御手段が
    PWM制御により定電流制御を行い、PWM制御のPW
    Mデューティ比更新周波数もしくはゲイン更新周波数を
    バンディングの許容限界レベル以上である空間周波数
    0.5サイクル/mm以下もしくは1.5サイクル/m
    m以上としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記バイアス部材を前記転写搬送ベルトの回転方向に対し
    て前記像担持体と前記転写搬送ベルトとのニップ部の下
    流側に配したバイアスローラで構成し、且つ、前記第1
    のフィードバック電極を前記ニップ部に対して前記バイ
    アス部材とは反対側に配したことを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、前記第1のフィードバック電極が金属ローラより
    なることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の画像形成装置
    において、前記第1のフィードバック電極が前記転写搬
    送ベルトを張架するローラを兼ねたことを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4記載の画像形成装置
    において、前記転写搬送ベルトの回転方向に対して前記
    ニップ部より下流側に設けられ前記転写搬送ベルトから
    フィードバック電流が流れる第2のフィードバック電極
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像形成装置において、前
    記第2のフィードバック電極が前記転写搬送ベルトを張
    架するローラを兼ねたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の画像形成装置にお
    いて、前記第1のフィードバック電極から前記バイアス
    部材までの距離をL1、前記第2のフィードバック電極
    から前記バイアス部材までの距離をL2とした場合にL
    1<L2であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6または7記
    載の画像形成装置において、前記転写搬送ベルトの抵抗
    範囲を1×10〜1×1012Ω/□としたことを特
    徴とする画像形成装置。
JP15206194A 1992-01-22 1994-07-04 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3373655B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15206194A JP3373655B2 (ja) 1994-03-07 1994-07-04 画像形成装置
US08/398,790 US5659843A (en) 1992-01-22 1995-03-06 Image transferring device for image forming equipment

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3596094 1994-03-07
JP6-35960 1994-03-07
JP15206194A JP3373655B2 (ja) 1994-03-07 1994-07-04 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07302002A JPH07302002A (ja) 1995-11-14
JP3373655B2 true JP3373655B2 (ja) 2003-02-04

Family

ID=26374979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15206194A Expired - Fee Related JP3373655B2 (ja) 1992-01-22 1994-07-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3373655B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226486B1 (en) * 1997-06-04 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with electrically grounded roller
JP3880208B2 (ja) * 1997-07-28 2007-02-14 キヤノン株式会社 加熱加圧定着装置およびシリコーンゴムローラ
US7029810B2 (en) 2002-09-20 2006-04-18 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic image forming apparatus
JP6736928B2 (ja) 2016-03-24 2020-08-05 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および転写装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07302002A (ja) 1995-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5983060A (en) Image forming apparatus which removes a surface potential of an intermediate transfer member
JP3516551B2 (ja) 静電画像形成装置
EP0508355B1 (en) Device for charging a photosensitive body
JP3718045B2 (ja) 画像形成装置
JP2001175092A (ja) 画像形成装置
US5347353A (en) Tandem high productivity color architecture using a photoconductive intermediate belt
JP3828171B2 (ja) 画像形成装置
KR100305164B1 (ko) 중간전사부재를갖춘화상형성장치
US5452063A (en) Intermediate transfer with high relative humidity papers
US5260752A (en) Image forming method including an additional exposing step
JPH04234070A (ja) 複数の像を形成する方法と装置
JP3373655B2 (ja) 画像形成装置
JPH10282759A (ja) イメージ・オン・イメージ・マルチカラー印刷装置及び方法
JP3461215B2 (ja) 画像形成装置
US6816697B2 (en) Image forming apparatus with cleaning unit
US5459563A (en) Method of forming a multicolor toner image on a photoreceptor and transferring the formed image to a recording sheet
JP3519933B2 (ja) カラー画像形成装置
KR19980019715A (ko) 전자사진 현상방식을 채용한 화상형성장치의 역전사 감소방법과 장치
JPH07210011A (ja) 画像形成装置
JP2795048B2 (ja) 電子写真記録装置
JP3261063B2 (ja) 画像形成装置
JP3222448B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3005126B2 (ja) 画像形成装置の転写装置
JP3277721B2 (ja) 画像形成装置
JP3234017B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees