JPH0772463B2 - 出窓装置 - Google Patents

出窓装置

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JPH0772463B2
JPH0772463B2 JP4328908A JP32890892A JPH0772463B2 JP H0772463 B2 JPH0772463 B2 JP H0772463B2 JP 4328908 A JP4328908 A JP 4328908A JP 32890892 A JP32890892 A JP 32890892A JP H0772463 B2 JPH0772463 B2 JP H0772463B2
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JP
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bay window
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side wall
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Inventor
哲 横田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の外壁の開口部に
取付けられかつ出窓を形成した基体に、家庭ゴミを受け
る容器を収容することにより、見映えを高めることがで
き、しかも施工性を向上しうる出窓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図3に略示するように、出窓aの
下部に調理機などの厨房装置bを配設した出窓調理装置
が普及しつつある。
【0003】このような出窓調理装置の前記出窓aは、
従来、現場において各部材を家屋の外壁、あるいは基礎
に取付けることにより形成され、又生ゴミなどの家庭ゴ
ミを受ける容器は、出窓aの外壁部cに突設された収容
箱dに収容されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら現場にお
いて前記収容箱dを含む出窓用の各部材を組付ける従来
のものにあっては、現場での工数が増し、施工性に劣る
とともに、外壁部cから突出する収容箱dは、出窓下部
の見映えの低下を招来していた。
【0005】本発明は、外壁の開口部に、家庭ゴミを受
ける容器を収容しうる基体を取付けることを基本とし
て、現場での工数を減じ、施工性を向上しうるととも
に、見映えを高めうる出窓装置の提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、布基礎上の
屋の外壁の開口部に取付けることによって家屋の出窓を
形成する出窓装置であって、前記開口部は、前記布基礎
上方から前記出窓の上方高さの間に亘って外壁を切欠く
ことにより形成されるとともに、前記開口部の周縁に取
付けられる一対の平行な側壁部と、その外端を継ぐ外壁
部と、上方を閉じる屋根部と、これらの下端に配した底
板部とを有し前記布基礎と、この布基礎の屋外側に設け
られる出窓用の基礎とに載置されしかも前記側壁部又は
外壁部上方に出窓を形成した内開放の箱状の基体に、前
出窓下部に位置しかつ前記側壁部、外壁部に固定され
る上板、および外壁部又は側壁部に設けられるとともに
前記上板の下方に収容されかつ上板から投下される家庭
ゴミを受ける容器を出し入れする開き戸をしている。
【0007】
【作用】家屋の外壁の開口部に、内開放の箱状の基体を
取付けることにより出窓を形成できる。従って、前記基
体を予め工場において組立てておくことによって、現場
における工数を削減でき、施工性を向上しうるととも
に、施工の省力化にも役立つ。
【0008】又家庭ゴミを受ける容器は、前記基体の側
壁部、外壁部に固定される上板の下方に収容されるた
め、該容器が外壁部から屋外に突設することはなく、出
窓下部の見映えを高めうるとともに、外壁部又は側壁部
に前記容器を出し入れするための開き戸を設けたため、
容器を屋外から便宜に取出しでき、使い勝手を向上しう
る。
【0009】
【実施例】
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。図1、
図2において本発明の出窓装置1は、布基礎F上の家屋
の外壁Wの開口部Aに取付けることによって家屋の出窓
2を形成でき、かつ開口部Aの周縁に内開放の箱状の基
体3を取付けるとともに、前記出窓2下部に上板4を配
し、この上板4の下方に家庭ゴミを受ける容器5を収容
する。
【0010】前記外壁Wは、図2に示すように、布基礎
F上にボルト止めされる断面L字の長尺な土台金具15
により下端が支持され該布基礎F上方で立設する壁パネ
ル16により形成されるとともに、この壁パネル16に
は下開放の矩形の前記開口部Aが設けられている。
【0011】なお開口部Aは、前記布基礎F上方から前
記出窓2の上方高さの間に亘って外壁Wを切欠くことに
より形成されるとともに、前記土台金具15は、開口部
Aの下端で途切れる。又前記布基礎Fは、その上面に床
板17の下面外端が載置されることにより該床板17の
外端を支持するとともに、前記開口部Aの下方で平面コ
字状の出窓用の基礎F1を屋外側に突設している。
【0012】前記基体3は、本実施例では、前記開口部
Aの側の周縁に取付く平行かつ垂直な縦の枠材19、1
9と、この縦の枠材19、19下端を継ぐとともに前記
布基礎F上面に載置される水平な下の枠材20と、縦の
枠材19、19の上端を継ぎかつ開口部Aの上の周縁に
取付く上の枠材21とからなる矩形の枠組22を具え
る。
【0013】又枠組22の縦の枠材19、19、上の枠
材21外縁には、小長さのフランジ23が連続して前記
外壁Wと平行に突設されるとともに、下の枠材20外面
には、前記出窓用の基礎F1上に載置される底板24
が取付けられている。
【0014】さらに前記縦の枠材19、19外面に
は、下端が前記底板24の上面側端に固定される一対
の平行な側壁部6、6の内端が取付けられるとともに、
この側壁部6、6の外端は底板24の外面外縁から立
上が外壁部7により継がれる。
【0015】又前記上の枠材21の外面からは、前記
壁部6、6、外壁部7の上端で外方にのび上方を閉じる
屋根部9が突設されるとともに、前記外壁部7上方には
前記出窓2が形成され、かつ出窓2下部に位置して前記
側壁部6、6、外壁部7に固定される水平な上板4を
設している。なお出窓2は、側壁部6に形成することも
でき、又側壁部6、外壁部7双方に形成することもでき
る。
【0016】このように前記枠組22、底板24、側
壁部6、6、外壁部7、および屋根部9からなりかつ外
壁部7上方に出窓2を形成した内開放の箱状の基体3に
は、側壁部6、6、外壁部7に固定される前記上板4
配され、出窓装置1を形成する。なお上板4には、図1
に示すように、家庭ゴミ投下用の孔部4Aが設けられ
る。
【0017】なお外壁部7又は側壁部6、本実施例で
は、外壁部7に、前記容器5を出し入れするための開き
戸11を形設している。この開き戸11は、前記側壁部
6に設けてもよい。
【0018】この出窓装置1の基体3は、予め工場にお
いて組立てられ、現場で前記開口部Aに取付けられる。
すなわち前記枠組22の縦の枠材19、19、上の枠材
21、下の枠材20を夫々開口部Aの側の周縁、上の周
縁、前記布基礎Fに当接させて該枠組22を開口部Aに
嵌め込み、かつ前記フランジ23を外から通り外壁Wに
打入される釘などの固着具26を用いて該枠組22を開
口部Aに固定する。
【0019】又枠組22の開口部Aへの取付けにより
体3の前記底板24は前記出窓用の基礎F1上面に載
置されるとともに、前記側壁部6、6は、前記縦の枠材
19、19を介して開口部Aの側の周縁に取付けられ
る。
【0020】さらに前記外壁部7の内方には、厨房装置
29が配設される。厨房装置29は、図1に示すよう
に、上端が前記上板4の上面に揃いかつ前記床板17上
に載置される上開放の箱状の基部30と、この基部30
の上端に取付けられるとともに外端が前記出窓2の下端
まで達することにより外方部が前記上板4上面に載置さ
れる水平な厨房台31とを具える。
【0021】前記厨房台31の外方部には、前記孔部4
Aと位置合わせされる孔部31Aが設けられるととも
に、この孔部31Aは外縁を厨房台31にヒンジ付けさ
れた蓋体32によって開閉される。
【0022】又前記上板4の下方かつ前記側壁部6、
6、外壁部7に囲まれた空間Sに、前記開き戸11から
出し入れされかつ前記底板24上に載置される上開放
の容器5を収容し、この容器5によって前記孔部31
A、上板の孔部4Aから投下される生ゴミなどの家庭
ゴミを受ける。
【0023】このように工場において予め組立てられた
基体3を現場で開口部Aに取付けることによって、ゴミ
投下用の容器5を収容しうる出窓装置1を形成でき、施
工性を向上しうるとともに、容器5の収容による見映え
の低下を防止しうる。
【0024】又前記空間Sを囲む面、すなわち底板
4上面、側壁部6、6の向き合う面、外壁部7の内面、
上板4の下面を金属板などの不燃材料で覆うことによ
り、防火性に優れた出窓装置1を提供できる。
【0025】
【発明の効果】叙上の如く本発明の出窓装置は、内開放
の箱状の基体を具えかつこのユニット化された基体を外
壁の開口部に取付けることにより出窓を形成しうるた
め、現場での工数を削減でき、施工の省力化を達成しう
るとともに、家庭ゴミを受ける容器を上板の下方かつ前
記基体の側壁部及び外壁部に囲まれた空間に配するた
め、見映えの低下を防止でき、又前記容器の開き戸から
の出し入れを便宜とする。又前記基体は、布基礎とその
屋外側に設けられる出窓用の基礎とに載置されるため、
該基体を強度上の問題なく安定して設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】従来の技術を説明する断面図である。
【符号の説明】
2 出窓 3 基体 4 上板 5 容器 6 側壁部 7 外壁部 9 屋根部 11 開き戸24 底板部 A 開口部F 布基礎 F1 出窓用の基礎 W 外壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布基礎上の家屋の外壁の開口部に取付ける
    ことによって家屋の出窓を形成する出窓装置であって、 前記開口部は、前記布基礎上方から前記出窓の上方高さ
    の間に亘って外壁を切欠くことにより形成されるととも
    に、 前記開口部の周縁に取付けられる一対の平行な側壁部
    と、その外端を継ぐ外壁部と、上方を閉じる屋根部と
    これらの下端に配した底板部とを有し前記布基礎と、こ
    の布基礎の屋外側に設けられる出窓用の基礎とに載置さ
    れしかも前記側壁部又は外壁部上方に出窓を形成した
    開放の箱状の基体に、前記出窓下部に位置しかつ前記側
    壁部、外壁部に固定される上板、および外壁部又は側壁
    部に設けられるとともに前記上板の下方に収容されかつ
    上板から投下される家庭ゴミを受ける容器を出し入れす
    る開き戸をしてなる出窓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56160447A (en) * 1980-05-15 1981-12-10 Toyo Seimitsu Zoki Kk Method of coupling output shaft and carrier in planetary gear transmission
JPS59144288A (ja) * 1983-02-07 1984-08-18 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号記録再生装置
JPS6113096A (ja) * 1984-06-26 1986-01-21 株式会社 ミヤワキ 自己調心単一弁芯式温調トラツプ

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